JP6357988B2 - 給電線保持構造及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

給電線保持構造及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、給電線保持構造及びこれを用いた画像形成装置に関する。
従来この種の画像形成装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、電力供給を行う給電線を絶縁性のフレーム部材の溝に設けたフック部に沿わせて配線する際、フレーム部材に給電線を押しつけて配線する構成が開示されている。
特開2008−242070号公報(発明を実施するための最良の形態,図3)
本発明が解決しようとする技術的課題は、高電圧の交流成分が含まれる電力を給電する際、給電線での発生電界による給電線自体の振動を抑えることにある。
請求項1に係る発明は、被給電部材に対し電力供給源からの交流成分が含まれる電力を供給する給電線を保持する構造であって、給電線を絶縁支持する支持部材と、給電線を幅方向から挟むように保持する二以上の要素からなり、前記支持部材上にて給電線の長さ方向に沿って予め決められた複数の位置にて給電線を絶縁保持する複数の保持部材と、前記支持部材上の隣り合う保持部材間の中央位置に比べて保持部材位置を含む保持部材側の位置に設けられ、前記支持部材から前記給電線を離して前記給電線と前記支持部材との絶縁間隙を調整する調整部材と、を備えることを特徴とする給電線保持構造である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る給電線保持構造において、前記調整部材は、前記保持部材の要素より給電線の配設領域内に配置される部分を有することを特徴とする給電線保持構造である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る給電線保持構造において、前記保持部材と前記調整部材は一体的に設けられることを特徴とする給電線保持構造である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る給電線保持構造において、前記保持部材は、前記給電線を幅方向両側から交互に異なる方向に押しつける三以上の要素を備えることを特徴とする給電線保持構造である。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る給電線保持構造において、前記保持部材は給電線を幅方向両側から交互に挟むように保持する三要素を有するものであり、前記複数の保持部材のうち給電線の長さ方向に沿って隣り合う二つの保持部材は、前記三要素の一対二の配置関係が逆になっていることを特徴とする給電線保持構造である。
請求項6に係る発明は、電力供給源及び画像形成のために前記電力供給源からの電力が供給される被給電部材が含まれる画像形成部と、前記電力供給源と前記被給電部材との間に設けられる請求項1乃至5のいずれかに係る給電線保持構造と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、高電圧の交流成分が含まれる電力を給電する際、給電線での発生電界による給電線自体の振動を抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、支持部材との安定した絶縁間隙が保たれる。
請求項3に係る発明によれば、保持部材と調整部材とが異なる位置に配置される場合に比べて、給電線の振動を制御しやすくなる。
請求項4に係る発明によれば、給電線への負荷を軽減しながら給電線の安定した保持が実現できる。
請求項5に係る発明によれば、給電線の長さ方向での負荷も軽減しながら給電線の安定した保持が実現できる。
請求項6に係る発明によれば、高電圧の交流成分が含まれる電力を給電する際、給電線での発生電界による給電線自体の振動を抑えることができる画像形成装置を提供できる。
(a)、(b)は本発明が適用された実施の形態の給電線保持構造の概要を示す説明図である。 給電線保持構造の作用を示す説明図で、(a)が本例、(b)が比較例を示す。 (a)、(b)は保持部材の二つの構成について示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態を示す説明図である。 実施の形態の給電線保持構造の一部を示す説明図である。 図5のA部を示す説明図で、(a)は平面から、(b)は(a)のB方向から見た図である。 フレーム部材の斜視図である。 フレーム部材と主要部材との位置関係を示す斜視図である。 (a)及び(c)は実施の形態と異なる変形の形態としての給電線保持構造を示す説明図であり、(b)は(a)をB方向から見た図、(d)は(c)をB方向から見た図である。
◎実施の形態の概要
図1(a)、(b)は本発明が適用された給電線保持構造の実施の形態の概要を示す。ここで、(a)は給電線保持構造を示す説明図であり、(b)は(a)の給電線に沿った断面を示すものである。
同図において、給電線保持構造は、被給電部材1に対し電力供給源2からの交流成分が含まれる電力を供給する給電線3を保持する構造であって、給電線3を絶縁支持する支持部材4と、給電線3を幅方向から挟むように保持する二以上の要素からなり、支持部材4上にて給電線3の長さ方向に沿って予め決められた複数の位置にて給電線3を絶縁保持する複数の保持部材5と、支持部材4上の隣り合う保持部材5間の中央位置に比べて保持部材5位置を含む保持部材5側の位置に設けられ、支持部材4から給電線3を離して給電線3と支持部材4との絶縁間隙を調整する調整部材6と、を備えている。
このような技術的手段において、給電線3と被給電部材1及び電力供給源2との接続方法は特に限定されず、周知の方式が採用できる。また、給電線3と被給電部材1との接続に対しては、被給電部材1の装着性を改善するため、例えば給電線3の一端側をコイルばね状に加工して行うようにしてもよい。更に、給電線3は被給電部材1及び電力供給源2との電気的接続がなされていればよく、接続部以外の部分には、はだか線を適用してもよいし、被覆線を適用してもよい。更には、給電線3の断面形状も円形、角型等含む。尚、給電線3の幅方向とは、長さ方向に交差する方向を意味する。
このような給電線保持構造では、給電線3は保持部材5によって保持されると共に、給電線3と支持部材4との間では調整部材6によって絶縁間隙が確保される。ここで、「絶縁支持する支持部材4、絶縁保持する保持部材5、絶縁間隙を調整する調整部材6」という表現を用いたのは、支持部材4、保持部材5、調整部材6がいずれも給電線3に対する絶縁性能、すなわち、給電線3に対して電気的な絶縁性を有する点を明確にしようとする趣旨である。このような絶縁性としては、例えば体積抵抗率が10Ω・cm以上のものが挙げられ、支持部材4、保持部材5、調整部材6の適用材料としては例えば熱可塑性樹脂材料が用いられる。そして、これらの部材は、通常射出成形によって作製される。
このような支持部材4、保持部材5及び調整部材6は、同一材料を用いるようにすれば作製が容易になるが、夫々異なる樹脂材料を用いるようにしてもよい。また、樹脂材料に限られず、体積抵抗率が大きい材料を用いるようにしても差し支えない。
ここで、保持部材5としては、給電線3を幅方向から挟む二以上の要素を有するものであればよく、三以上の要素を用いるようにしても差し支えない。また、調整部材6は、保持部材5の近くに配置してもよいし、例えば保持部材5と同じ位置に設けるようにしてもよい。更に、調整部材6は保持部材5に対して一箇所に設けるようにしてもよいし、複数箇所に設けるようにしてもよい。そして、調整部材6による給電線3と支持部材4との絶縁間隙は、広い方がよいが、通常1mm以上あればよい。
このような給電線保持構造での作用について、図2(a)及び(b)の断面図を基に説明する。尚、(a)が本例(分かり易くするために、調整部材6を分割した形で示している)を示し、(b)が比較例を示す。
先ず、(b)に示す比較例について説明する。この態様では支持部材4’に保持部材5’を形成し(通常、支持部材4’と同時に突起を形成することで実現される)、この保持部材5’によって、給電線3’を挟み込んで保持している。この場合、給電線3’は支持部材4’の表面に押しつけられて接触する形で保持される。そのため、給電線3’には、高電圧の交流成分(例えば2kVpp)が含まれる電力が給電され、かつ、給電線3’と支持部材4’の距離が小さいため、給電線3’と支持部材4’との間に作用する電界強度が極めて大きくなる。したがって、支持部材4’で生じる誘導電荷が大きくなり、結果的に給電線3’に強い振動が生じ、高周波音の発生に繋がる。尚、高電圧の交流成分としては、例えば1kVpp以上が想定される。
これに対し、(a)の本例の場合には、給電線3と支持部材4の表面との絶縁間隙を調整する調整部材6を設けているため、給電線3と支持部材4との間に間隙gが確保され、給電線3と支持部材4との間に作用する電界強度が(b)に比べて小さく抑えられる。そのため、支持部材4での誘導電荷が小さくなり、結果的に給電線3での振動の発生も抑えられる。その結果、高周波音の発生が抑えられる。
次に、本実施の形態の代表的態様又は好ましい態様について、図1(a)、(b)を用いて更に説明する。
保持部材5の要素は給電線3側に突出する部分を有してもよいが、調整部材6による安定した絶縁間隙を確保する観点から、調整部材6は、保持部材5の要素より給電線3の配設領域内に配置される部分を有することが好ましい。
また、保持部材5及び調整部材6の作製を容易にすると共に給電線3での振動を制御し易くする観点からは、保持部材5と調整部材6とは一体的に設けられることが好ましい。
また、給電線3への負荷を軽減しながら給電線3の安定した保持を実現する観点から、保持部材5は、給電線3を幅方向両側から交互に異なる方向に押しつける三以上の要素を備えることが好ましい。ここで、保持部材5の各要素の配置間隔は特に限定されないが、給電線3の保持性能並びに作業性の点では、各要素を5〜20mm間隔で配置する方がよい。そして、給電線3を容易に保持するには、保持部材5の要素は三つで構成されることが好ましい。
ここで、保持部材5の要素の数について説明する。図3は、保持部材5の要素について説明するもので、(a)は保持部材5が三つの要素5a〜5cの例、(b)は保持部材5が二つの要素5d、5eの例である。
(b)に示すように、保持部材5が二つの要素5d、5eで構成され、互いに給電線3を挟んで対向配置される場合、給電線3は通常二つの要素5d、5eの間に押し付けられながら要素間に挿入される。そのため、二つの要素5d、5eは押し込まれる給電線3によって座屈しやすく、結果的に給電線3は図の表面側、つまり、挿入方向とは逆向きの力が働き易く、給電線3に対する保持力が逃げてしまい、給電線3は保持位置から外れ易くなる。
一方、(a)のように、保持部材5が三つの要素5a〜5cで構成された場合、給電線3を保持部材5に装着するには給電線3が略くの字状になればよく、給電線3に対しては三つの要素5a〜5cによって給電線3を交互に異なる方向に押す力が作用する。そのため、給電線3には(b)で示したような力(図の表面側に向かう力)は作用し難く、給電線3は安定して保持されるようになる。
ここで、三つの要素5a〜5cの相互の距離は特に限定されないが、給電線3の保持性能や給電線3を装着し易くする点では、三つの要素5a〜5cは互いに5〜20mm間隔で配置される方がよい。また、給電線3の長さ方向での負荷も軽減する観点から、保持部材5は、給電線3を幅方向両側から交互に挟むように保持する三要素を有するものであり、複数の保持部材5のうち給電線3の長さ方向に沿って隣り合う二つの保持部材5は、一対二の配置関係が逆になっていることが好ましい。つまり、図3(a)に示すように、隣り合う保持部材5の三要素の数を給電線3の同じ側では、一方を二個、他方を一個にすればよい。
そして、このような給電線保持構造を用いる画像形成装置としては、図1(a)に示すように、電力供給源2及び画像形成のために電力供給源2からの電力が供給される被給電部材1が含まれる画像形成部(図示せず)と、電力供給源2と被給電部材1との間に設けられる上述した給電線保持構造を備えるようにすればよい。ここで、被給電部材1としては、高電圧の交流成分が含まれる電力を、画像形成部のいずれかの箇所に適用するものであればよく、具体的には帯電部材、現像部材、転写部材、クリーニング部材、除電部材等が挙げられる。また、給電線3と被給電部材1との間は、コイルばね接続、板ばね接続等を問わず、電気的な接続がなされていればよい。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
◎実施の形態
<画像形成装置の全体構成>
図4は、本発明が適用された実施の形態の画像形成装置の概要を示す説明図である。
同図において、画像形成装置は、四つの色(例えばブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)の画像形成部11(具体的には11a〜11d)を横方向に配列し、その上方には各画像形成部11の配列方向に沿って図中矢印方向に回転する中間転写ベルト20を設けたものである。
各画像形成部11は、中間転写ベルト20上に各色のトナー像を形成するもので、感光層を有する感光体12(具体的には12a〜12d)を備え、この感光体12の周囲にはトナー像を形成するための各種部材が配置されている。まず、感光体12を予め決められた電位に帯電させる帯電器13(具体的には13a〜13d)、帯電された感光体12に潜像形成のための露光を行う露光器14(具体的には14a〜14d)、潜像が形成された感光体12をトナーで現像する現像器15(具体的には15a〜15d)が配置されている。更に、感光体12と中間転写ベルト20を挟んで対向する位置には、現像されて感光体12上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20側に転写する転写器16(具体的には16a〜16d)が設けられている。尚、符号17(具体的には17a〜17d)は、転写後の感光体12を清掃する清掃器である。
一方、中間転写ベルト20は、三つの張架ロール21〜23に張り渡されて回転するもので、例えば張架ロール21を駆動ロールとして回転できるようになっている。また、張架ロール22と中間転写ベルト20を挟んで対向する位置には、張架ロール22をバックアップロールとして、各画像形成部11(11a〜11d)から順次転写されて中間転写ベルト20上で多重化されたトナー像を記録材27に一括転写する二次転写器24が設けられている。更に、中間転写ベルト20の周囲には、二次転写器24で一括転写された後の中間転写ベルト20を清掃するベルト清掃器25が設けられ、その中間転写ベルト20を挟んで対向する位置には清掃性能を確保するための対向ロール26が設けられている。記録材27上に転写されたトナー像は、図示外の定着器によって定着された後、画像形成装置から排出される。
そして、本実施の形態では、画像形成部11の各帯電器13(13a〜13d)及び現像器15(15a〜15d)に接続される帯電用の高圧電源基板31と現像用の高圧電源基板32が配置され、帯電器13及び現像器15と二つの高圧電源基板31、32との間で電気的接続を行うために、それぞれの給電線が配線されている。つまり、本実施の形態では、二つの高圧電源基板31、32が電力供給源に相当し、帯電器13及び現像器15が被給電部材に相当する。そのため、二つの高圧電源基板31、32と帯電器13や現像器15の間には、給電線を保持するための給電線保持構造40が設けられている。本実施の形態における帯電用の高圧電源基板31は例えば直流が重畳された2kVppの高電圧が用いられ、現像用の高圧電源基板32は例えば直流が重畳された1.5kVppの高電圧が用いられている。尚、これらの高電圧は一例であって、高電圧の交流成分が含まれるものであれば、これに限られるものではない。
<給電線保持構造の構成>
本実施の形態の給電線保持構造40は、各帯電器13(具体的には13a〜13d)及び各現像器15(具体的には15a〜15d)と、二つの高圧電源基板31、32との間の給電線を保持する構造であり、給電線は支持部材としての樹脂成形されたフレーム部材(図示せず)に保持される。
図5は、本実施の形態での給電線保持構造40の一部を示すもので、各帯電器13a〜13d(図中破線矢印で示す部位に適用される)と帯電用の高圧電源基板31(プリント基板として実装されている)との間の給電線保持構造40を示している。支持部材としてのフレーム部材41(後述する帯電用のフレーム部材であるがここでは単にフレーム部材として説明する)は、本例では難燃性ABS樹脂を射出成形することで作製したものであるが、絶縁性(10Ω・cm以上の体積抵抗率を有する材料)を有し、給電性能を損なわないものであればこれに限られず、例えばガラス強化された樹脂を用いてもよいし、例えば変性PPE樹脂を用いてもよい。このようなフレーム部材41に対し、帯電用の高圧電源基板31がねじ締め等で実装され、この高圧電源基板31と各帯電器13a〜13dの間で給電線50(具体的には50a〜50d)を用いて電気的な接続がなされる。
フレーム部材41には、高圧電源基板31を実装するためのボス加工等が施されているが、その他、フレーム部材41には給電線50の配線に沿って突出するリブ41aが設けられ、リブ41aに挟まれた部位が溝42(具体的には42a〜42d)を形成している。そのため、これらの溝42に、高圧電源基板31からの電力を各帯電器13a〜13dに給電するための給電線50が保持される。このようなリブ41aを設けることで、給電線50の配線がし易くなると共に、フレーム部材41自体の強度も向上する。また、本実施の形態でのフレーム部材41は、帯電器13側で立ち上がって構成されており(例えば他の成形品を組み合わせることで実現)、給電線50はその部位を介して繋がっている。
本実施の形態の各給電線50a〜50dは、ばね用ステンレス鋼線(例えばSUS304WPA)が用いられ、高圧電源基板31と帯電器13a〜13dの間の電気的接続を図るために、フレーム部材41の溝42に沿って必要回数曲げられている。また、本実施の形態では、各給電線50a〜50dの帯電器13側の端部にはコイル状の巻き加工が施されており(図中50a’〜50d’で示す部位)、その一部がスリーブ46の先端から突出する形となっている。つまり、給電線50の一端側はコイルばね状になっており、ここで給電線50が帯電器(具体的には帯電ロール)13と電気的な接続が図られる。
一方、各給電線50a〜50dの他方側端部には、高圧電源基板31と電気的接続を行うために高圧電源基板31側を押すようにフレーム部材41に取り付けられた接点ばね51(具体的には51a〜51d)が設けられ、これらの接点ばね51と給電線50との間は、かしめによる接続がなされている。接点ばね51がフレーム部材41に対してねじ締めによって締め付けられることで、高圧電源基板31の接続部位に対して電気的接続がなされる。尚、フレーム部材41の溝42側に向かう接点ばね51の部分は、溝42の底部から1mm程度浮いた状態で保持されるようになっており、この部位での給電線50と溝42の底部との間隙は確保されるようになっている。
次に、本実施の形態での給電線50の具体的な保持について説明する。図5のAで示す部分(以降A部と称す)が本実施の形態での保持部材に相当する部位であり、給電線50が安定して保持されるものとなっている。本実施の形態では、フレーム部材41の溝42における給電線50の保持部位は略同様の構成のため、以降、このA部について詳細に説明する。
図6(a)、(b)はA部を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のB方向から見た図である。本実施の形態では、フレーム部材41(図示せず)の一部にリブ41aを形成することで溝42aが形成される。また、溝42aには対向するリブ41aに向かって張り出す三つの張出部431〜433が形成され、この張出部431〜433が本実施の形態での給電線50aを絶縁保持する保持部材の三要素に相当する。本実施の形態の給電線50aの保持部位であるA部では、三つの張出部431〜433がおよそ5mm間隔で形成されており、実装される給電線50aはこれら三つの張出部431〜433によって挟まれて、互いに対向するリブ41aに向かって押された状態で保持される。これにより、給電線50a自体の剛性も手伝って、給電線50aには隣り合う張出部431〜433相互間で互いに溝42aの中央方向に向かう逆向きの力が作用することとなる。そのため、給電線50aは保持部材である三つの張出部431〜433によって一層安定した状態で保持される。
このような張出部431〜433に対して給電線50aを実装するには、給電線50aを溝42aの底部に向かって押し込むようにすればよく、このような動作は容易になされる。また、張出部431〜433に保持された給電線50aは、これに加わる力の方向がリブ41aに向かう方向(溝42aの底部に略平行な方向)となり、一旦保持された給電線50aは保持部位から抜け難いものとなる。仮に、給電線50aを挟んで相対する位置に二つの張出部(図示せず)を設けた場合を想定すると、給電線を二つの張出部の間に押し込む必要があり、張出部自体の変形を招き易くなると共に、実装された給電線に対しては保持状態から抜ける方向の力(給電線を押し込む際の力の方向とは逆向きの力)が生じ易くなる。
更に、本実施の形態では、三つの張出部431〜433の先端部分(対向するリブ41aに向かう方向)には、張出部431〜433の高さより背が低く且つ張出部431〜433より給電線50aの配設領域内に配置されるように調整部441〜443が形成されている。これらの調整部441〜443は、張出部431〜433によって保持される給電線50aが溝42aの底部に直接接触することを避けるためのもので、溝42aの底部からの高さはおよそ1mmとなっている。つまり、本実施の形態では、この調整部441〜443が給電線50aと溝42aの底部との絶縁間隙を調整する調整部材に相当する。
本実施の形態では、この調整部441〜443を設けることにより、給電線50aに高電圧の交流成分が重畳された電力が給電されても、給電線50aと溝42aの底部との間には空隙(調整部441〜443の高さに相当)が確保されるため、溝42aにおける給電線50aからの誘導電荷も小さく、給電線50aと溝42aとの間に作用する電界強度が小さくなる。その結果、給電線50aでの発生電界による給電線50a自体の振動が抑えられ、高周波音の発生が抑えられる。仮に、給電線50aが直接溝42aの底部に接触する場合を想定すると、両者間に作用する電界強度が大きくなり、給電線50a自体の振動が大きくなる結果、高周波音の発生を招くことにもなる。尚、本実施の形態では、保持部材に相当する三つの張出部431〜433と、隣り合う保持部材としての三つの張出部の間の距離は、給電線50aに給電される電力の周波数に対して共振を避ける距離が保たれていることは言うまでもない。
本実施の形態の張出部431〜433や調整部441〜443は、リブ41aも含めてフレーム部材41の射出成形時に同時に形成されるため、その作製も容易である。また、ここでは、三つの張出部431〜433の間隔を互いに5mmピッチで設けたが、この間隔は給電線50aが保持される距離であれば特に限定されないが、給電線50aの実装を容易にし、給電線50aの保持を安定させるには、5〜20mmの間隔が好適である。尚、三つの張出部431〜433の間隔は、フレーム部材41の中で全て同一に設定する必要もなく、異ならせても差し支えない。また、三つの張出部431〜433で構成される保持部材が、隣り合う保持部材との間の距離を異ならせるようにしても差し支えない。給電線50aが保持できる位置に設定すればよい。
更に、本実施の形態では、調整部441〜443の高さ、すなわち、給電線50aと溝42aの底部との絶縁間隙を約1mmとしたが、これに限られず、大きく取る方が電界の影響を軽減できる点で好ましい。しかしながら、樹脂材料の成形寸法、フレーム部材41の薄型化や安定した間隙を確保する点を考慮すると、絶縁間隙は1mm以上で通常最大4mmあればよい。また、本実施の形態では三つの張出部431〜433のすべてに調整部441〜443を設ける構成を示したが、給電線50aが溝42aの底部に接触しないようであれば、例えば中央の張出部432にのみ調整部442を設けるようにしてもよく、調整部の配置はこれに限定されるものではない。
そして、本実施の形態では、図5に示すように、A部と隣り合わせの保持部材では、三つの張出部の一対二の配置関係が逆になるように構成されている。このため給電線50aの長さ方向に対しても加わる力が均等になり、給電線50aはより一層安定して保持される。
次に、本実施の形態のフレーム部材41について説明する。図7は、フレーム部材41の斜視図であるが、ここでは、帯電用フレーム部材41αの一部に、現像用フレーム部材41βが重なって実装されている。帯電用フレーム部材41αの溝42aに給電線50が保持されているように、現像用フレーム部材41βにも帯電用フレーム部材41αと同様に溝に給電線が保持されている。また、各給電線の一端側は、現像用フレーム部材41β内を通って現像器15(本例では現像ロール)の回転軸との間で電気的な接続がなされるように、コイルばね60a’〜60d’となっている。また、残りの一端側は、図中C部のモジュールに繋がり、現像用の高圧電源基板32(図示せず)に接続されている。
図8は、フレーム部材41と主要部材との位置関係を示す斜視図で、画像形成装置のリア側から見た図となっている。同図において、主要部材としては感光体12(12a〜12d)、帯電器(帯電ロール)13(13a〜13d)、現像器(現像ロール)15(15a〜15d)が表されている。ここで、符号52(具体的には52a〜52d)は、給電線50の一端側に形成されたコイルばね50a’〜50d’(図7参照)と各帯電器13(13a〜13d)とを電気的に接続するための接続部材を示しており、帯電器13が装着されると、コイルばね50a’〜50d’の圧力で安定した接続がなされるようになる(具体的には感光体12、帯電器13、現像器15等がモジュール化された状態で挿抜される)。
本実施の形態では、帯電器13及び現像器15に対する給電に対して給電線50を保持する給電線保持構造を示したが、給電線保持構造の適用箇所はこれに限られず、高電圧の交流成分を含む電力が給電される部位に対して同様な構造を用いるようにしてもよい。また、給電線50としてその一端側にコイルばねが形成された態様を示したが、コイルばねに限られず、他のばね部材を設けるようにしてもよいし、給電線50にコイルばねを適用せずに帯電器13や現像器15側にばね構造を持たせるようにしてもよい。そして、給電線50としては、ばね用ステンレス鋼線を用いる態様を示したが、ばね用の他の材料、例えばリン青銅、ベリ銅等を用いてもよいし、ばね性を不要とする場合はそれに合ったものを適用してもよい。要は、ある程度の剛性が確保できるものであれば差し支えない。
◎変形の形態
図9は、実施の形態(図6参照)と異なる変形の形態としての給電線保持構造を示すもので、(a)及び(c)が二例の保持部材を示している。尚、(b)は(a)をB方向から見た図であり、(d)は(c)をB方向から見た図である。
(a)は、フレーム部材41(省略している)のリブ41aから延びる三つの張出部431〜433に対して、その各々にこれより面積の大きい調整部441〜443が形成されている。このような構成を採用することで、給電線50の長さ方向に対する調整部441〜443の実効的な長さが長くなり、給電線50と溝42aの底部との絶縁間隙がより一層安定して確保されるようになる。そのため、給電線50での振動が一層抑えられる。
また、(c)は、フレーム部材41のリブ41aから延びる三つの張出部431〜433のうち、中央の張出部432にのみ調整部442が形成され、他の張出部431、433には調整部を設けていない。このような構成であっても、給電線50と溝42aの底部との絶縁間隙は十分確保されるようになる。このような構成においても給電線50での振動は抑えられる。尚、調整部は三つの張出部431〜433のいずれに設けても同様の効果が期待される。また、調整部は二箇所に設けるようにしてもよい。
1…被給電部材,2…電力供給源,3…給電線,4…支持部材,5…保持部材,6…調整部材

Claims (6)

  1. 被給電部材に対し電力供給源からの交流成分が含まれる電力を供給する給電線を保持する構造であって、
    給電線を絶縁支持する支持部材と、
    給電線を幅方向から挟むように保持する二以上の要素からなり、前記支持部材上にて給電線の長さ方向に沿って予め決められた複数の位置にて給電線を絶縁保持する複数の保持部材と、
    前記支持部材上の隣り合う保持部材間の中央位置に比べて保持部材位置を含む保持部材側の位置に設けられ、前記支持部材から前記給電線を離して前記給電線と前記支持部材との絶縁間隙を調整する調整部材と、
    を備えることを特徴とする給電線保持構造。
  2. 請求項1に記載の給電線保持構造において、
    前記調整部材は、前記保持部材の要素より給電線の配設領域内に配置される部分を有することを特徴とする給電線保持構造。
  3. 請求項1又は2に記載の給電線保持構造において、
    前記保持部材と前記調整部材は一体的に設けられることを特徴とする給電線保持構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の給電線保持構造において、
    前記保持部材は、前記給電線を幅方向両側から交互に異なる方向に押しつける三以上の要素を備えることを特徴とする給電線保持構造。
  5. 請求項4に記載の給電線保持構造において、
    前記保持部材は給電線を幅方向両側から交互に挟むように保持する三要素を有するものであり、前記複数の保持部材のうち給電線の長さ方向に沿って隣り合う二つの保持部材は、前記三要素の一対二の配置関係が逆になっていることを特徴とする給電線保持構造。
  6. 電力供給源及び画像形成のために前記電力供給源からの電力が供給される被給電部材が含まれる画像形成部と、
    前記電力供給源と前記被給電部材との間に設けられる請求項1乃至5のいずれかに記載の給電線保持構造と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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