JP6356872B2 - 収納トレイ - Google Patents

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本発明は、医療装置に取り付けられて流体を流通させ得る複数の可撓性チューブを収納する収納トレイに関するものである。
患者の体内から血液を採取しつつ所定の希釈液でその血液を希釈し、グルコースセンサ等の血糖値検出装置にて血糖値をリアルタイムで検出するとともに、検出された血糖値が過度に高い場合は、インスリンを患者に注入して血糖値を下げ、検出された血糖値が過度に低い場合は、ブドウ糖(グルコース)を患者に注入して血糖値を上げることが可能な人工膵臓装置が提案されている。
かかる人工膵臓装置は、例えば特許文献1にて開示されているように、血糖値検出装置に供給する血液を希釈するための希釈装置(サンプリング装置)を有している。従来の希釈装置は、血液や希釈液等の種々液体を流通させ得る複数の可撓性チューブが取り付けられるものであった。これら可撓性チューブは、通常、複数をまとめて樹脂製の収容袋に収容されて提供されており、かかる袋を破って内部に収容された可撓性チューブを希釈装置の所定位置に取り付ける必要があった。
特開2013−245664号公報
しかしながら、上記従来技術においては、複数の可撓性チューブを収容袋から取り出して医療装置に取り付けた後、それら可撓性チューブにプライミング液(生理食塩液等)を流通させて洗浄する場合、当該プライミング液を別個の容器で受ける必要があったので、プライミングが終了した後、可撓性チューブが収容されていた収容袋及びプライミング液を収容した別個の容器をそれぞれ廃棄する必要があり、作業性に悪影響を及ぼしていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、可撓性チューブを収納するとともに、プライミング終了後の作業性を向上させることができる収納トレイを提供することにある。
請求項1記載の発明は、医療装置に取り付けられて流体を流通させ得る可撓性チューブを収納する収納トレイにおいて、前記医療装置の所定部位に固定されるとともに、前記可撓性チューブを収納し得るトレイ本体と、該トレイ本体の一部を折り曲げて形成され、前記医療装置に取り付けられた前記可撓性チューブを洗浄するためのプライミング液を受けて所定容量収容し得る受け部とを備え、前記トレイ本体は、前記可撓性チューブ毎に巻いた状態で収納し得る収納部が一体形成されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の収納トレイにおいて、前記収納部は、前記可撓性チューブを巻いた状態で収納し得る巻き部と、該巻き部に収納された可撓性チューブの先端部を嵌合して固定し得る嵌合部と、前記巻き部に収納された可撓性チューブを覆って当該巻き部から外れてしまうのを規制する蓋部とを有することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の収納トレイにおいて、前記収納部には、その巻き部に収納された前記可撓性チューブの前記医療装置に対する接続位置又は接続順序が表示されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、医療装置の所定部位に固定されるとともに、可撓性チューブを収納し得るトレイ本体と、該トレイ本体の一部を折り曲げて形成され、医療装置に取り付けられた可撓性チューブを洗浄するためのプライミング液を受けて所定容量収容し得る受け部とを備えたので、可撓性チューブを収納するとともに、プライミング終了後の作業性を向上させることができる。
また、トレイ本体は、可撓性チューブ毎に巻いた状態で収納し得る収納部が形成されたので、巻いた状態を解すことにより可撓性チューブを収納部から外して医療装置に取り付けることができ、別個の結束テープ等を不要とすることができる。
請求項の発明によれば、収納部は、可撓性チューブを巻いた状態で収納し得る巻き部と、該巻き部に収納された可撓性チューブの先端部を嵌合して固定し得る嵌合部と、巻き部に収納された可撓性チューブを覆って当該巻き部から外れてしまうのを規制する蓋部とを有するので、可撓性チューブを確実且つコンパクトに収納することができる。
請求項の発明によれば、収納部には、その巻き部に収納された可撓性チューブの医療装置に対する接続位置又は接続順序が表示されたので、可撓性チューブの医療装置に対する取付け作業をより円滑且つ確実に行わせることができる。
本発明の実施形態に係る収納トレイが適用される希釈装置及び血糖値検出装置を示す模式図 同希釈装置における穿刺針を示す模式図 同収納トレイを示す正面図及び底面図 同収納トレイ(蓋部を全て閉じた状態)を示す斜視図 同収納トレイ(蓋部を全て閉じた状態)を示す斜視図 同収納トレイ(特定の蓋部を開いた状態)を示す斜視図 同収納トレイ(特定の蓋部を開いた状態)を示す斜視図 同収納トレイの組立前の状態を示す正面図及び底面図 同収納トレイが適用される希釈装置及び血糖値検出装置(収納トレイが固定されていない状態)の外観を示す正面図 同収納トレイが適用される希釈装置及び血糖値検出装置(収納トレイが固定された状態)の外観を示す正面図 同収納トレイが適用される希釈装置及び血糖値検出装置(収納トレイが固定された状態)の背面側の外観を示す斜視図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に適用される希釈装置Aは、図1、2に示すように、血液の血糖値を検出し得る血糖値検出装置Sに接続された医療装置から成り、しごき型ポンプから成るマルチポンプPを具備するとともに、複数の可撓性チューブ(L1〜L4)が取り付けられて構成されている。かかる希釈装置Aは、患者の血液を希釈して血糖値検出装置SのグルコースセンサTにて血糖値を検出させるためのもので、図9〜11に示すような外観の医療装置Kを構成している。
可撓性チューブL1は、一端に生理食塩液にヘパリン(抗凝固剤)を含有させたヘパリン加生理食塩液を収容した収容バッグB1が接続されるとともに、他端が穿刺針Hに接続される液体の流路から成る。可撓性チューブL2は、一端が穿刺針Hに接続されるとともに、他端が血糖値検出装置Sに配設されたチャンバ等から成る混合部Mに接続される液体の流路から成る。可撓性チューブL3は、一端に生理食塩液を収容した収容バッグB2が接続されるとともに、他端が可撓性チューブL2の所定位置に接続される液体の流路から成る。可撓性チューブL4は、一端にグルコース標準液を収容した収容バッグB3が接続されるとともに、他端が可撓性チューブL1及び可撓性チューブL2の所定位置に接続される液体の流路から成る。
穿刺針Hは、可撓性チューブL1の先端及び可撓性チューブL2の先端にそれぞれ接続され、患者に穿刺可能とされたもので、収容バッグB1内の希釈液を内部に導きつつ患者の血液を採取し、その血液を希釈液と混合した状態にて血糖値検出装置Sの混合部Mに供給可能とされている。この混合部Mは、血糖値検出装置SのグルコースセンサTと接続されており、混合部Mにて略均一に混合された希釈液が可撓性チューブL7、L8を介してグルコースセンサTに供給されるようになっている。
また、収容バッグB2の生理食塩液を供給することにより、希釈装置A及び血糖値検出装置Sに取り付けられた可撓性チューブL1〜L10及び接続部品を洗浄(プライミング)可能とされているとともに、収容バッグB3のグルコース標準液を供給しつつグルコースセンサTにて血糖値を検出することにより、当該グルコースセンサTの校正を行うことが可能とされている。
マルチポンプPは、可撓性チューブL1、L2が取り付けられ、希釈液及び血液を所定の比率で同時に流動させ得るもので、モータにて回転駆動可能な複数のロータと、各ロータに取り付けられて可撓性チューブL1、L2をしごいて液体を流動させ得るローラとを具備している。なお、マルチポンプPには、血糖値検出装置S側の可撓性チューブL5、L6、L9も取り付けられており、可撓性チューブL1、L2、L5、L6及びL9を同時にしごいて液体を流動し得るようになっている。
一方、血糖値検出装置Sは、一端が希釈液を収容した収容バッグB4に接続されるとともに、他端が混合部Mに接続された可撓性チューブL5と、一端が大気開放されるとともに、他端が混合部Mに接続された可撓性チューブL6と、一端が混合部Mに接続されるとともに、他端がチャンバNに接続された可撓性チューブL7と、一端がチャンバNに接続されるとともに、他端がグルコースセンサTに接続された可撓性チューブL8と、一端がグルコースセンサTに接続されるとともに、他端が排液を収容するための収容バッグB5に接続された可撓性チューブL9と、一端がチャンバNに接続されるとともに、他端が収容バッグB5に接続された可撓性チューブL10とを有して構成されている。
グルコースセンサTは、希釈装置Aから供給された希釈された患者の血液を酵素の膜上に連続的に導いてブドウ糖を分解し、その分解時に生じた電流値から血糖値を検出可能とされたもので、可撓性チューブL9を介して排液バッグB5に接続されている。しかして、可撓性チューブL2にて混合部Mに供給された患者の血液(ヘパリン加生理食塩液で希釈された血液)は、可撓性チューブL5にて供給された希釈液にて更に希釈された後、グルコースセンサTにて血糖値が検出され、可撓性チューブL9を介して排液バッグB5に排出されるようになっている。なお、混合部Mには、可撓性チューブL6を介して空気が供給されており、血液と希釈液との混合を良好に行わせるよう構成されている。
ここで、医療装置(本実施形態においては希釈装置A及び血糖値検出装置Sを具備した医療装置K)に取り付けられる複数の可撓性チューブL1〜L4は、図3〜7に示すように、収納トレイ1に収納されている。なお、本実施形態に適用される医療装置Kは、図9〜11に示すように、設定状況等を表示可能なモニタJや収容バッグ(B1〜B5)を吊るし得るフックF等を具備したもので、所定位置に被係止部Kaが形成されている。
本実施形態に係る収納トレイ1は、医療装置Kの所定部位(被係止部Ka)に固定可能とされるとともに、図3〜7に示すように、複数の可撓性チューブ(L1〜L4)を収納し得るトレイ本体2と、トレイ本体2の下縁部に形成された受け部3と、トレイ本体2の所定位置にそれぞれ形成された収納部4〜7とを有して構成されている。なお、図3〜7中、収納部7のみ可撓性チューブL1を収納した状態(他の可撓性チューブは、医療装置Kに取り付けられた状態)を示しているが、収納状態においては、収納部4〜6にも可撓性チューブ(L2〜L4)が収納されている。
また、本実施形態に係る収納トレイ1は、図8に示すように、各部位が一体形成された樹脂成形品から成り、これを組み立てて受け部3や係止部11等を形成するようになっている。具体的には、トレイ本体2の側縁部をL字状に折り曲げることにより折曲げ部2aが形成されるとともに、トレイ本体2の下縁部を折り曲げつつ延設部2bをスリットaに挿入させることにより、受け部3が形成される。さらに、カバー部3aを折り曲げることにより、受け部3の上部を当該カバー部3aにて覆うようになっている。
トレイ本体2は、医療装置Kの所定部位に係止可能な係止部11が形成され、当該医療装置に対して脱着自在とされている。すなわち、係止部11は、図8に示すように、トレイ本体2の側縁部をL字状に折り曲げて形成された折曲げ部2aの切欠きから成り、当該係止部11を医療装置の被係止部Kaに引っ掛けることにより、医療装置Kに収納トレイ1を固定(図10、11参照)し得るとともに、被係止部Kaから外すことにより医療装置Kから収納トレイ1を取り外し可能(取り外された状態について図9参照)とされている。
収納部4〜7は、図3〜8に示すように、可撓性チューブ(L1〜L4)毎に巻いた状態で収納し得る部位から成り、収納部4に可撓性チューブL3(フラッシングライン)、収納部5に可撓性チューブL1(ヘパリン加生理食塩液ライン)、収納部6に可撓性チューブL4(校正ライン)及び収納部7に可撓性チューブL2(患者ライン)がそれぞれ収納されている。また、本実施形態に係る収納部4〜7は、巻き部8と、嵌合部9と、蓋部10とをそれぞれ有して構成されている。
より具体的には、巻き部8は、可撓性チューブ(L1〜L4)を巻いた状態で収納し得る突出した部位から成り、その上面には、当該巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)の先端部を嵌合して固定し得る嵌合部9が形成されている。すなわち、嵌合部9は、可撓性チューブ(L1〜L4)の先端部と略同一形状及び寸法の溝形状から成り、巻き部8にて巻かれた可撓性チューブ(L1〜L4)の先端部を嵌合させて固定するよう構成されている。
さらに、本実施形態に係る収納部(4〜7)には、その巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)の医療装置Kに対する接続位置(「フラッシングライン、ヘパリン加生理食塩液ライン、校正ライン、患者ライン」なる文字)及び接続順序(「(1)〜(4)」なる数字)が表示されている。なお、本実施形態においては、接続位置及び接続順序が蓋部10に表示されているが、他の位置(収納部4〜7に対応する部位)に表示してもよく、或いは接続位置及び接続順序の何れか一方のみ表示してもよい。
蓋部10は、図8に示すように、トレイ本体2の側縁から延設された延設部10cの先端部に形成された平面状の部位から成り、図3〜7に示すように、巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)を覆って当該巻き部から外れてしまうのを規制するものである。すなわち、蓋部10は、それぞれの巻き部8に対応した位置に形成され、当該蓋部10の凸部10aが巻き部8の凹部8aに嵌合して固定することにより、巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)を覆って巻き状態を保持し得るようになっている。
受け部3は、図3〜8に示すように、トレイ本体2に形成され、医療装置Kに取り付けられた可撓性チューブ(L1〜L4)を洗浄するためのプライミング液を受けて所定容量収容し得る容器状の部位から成る。なお、かかる所定容量は、例えば可撓性チューブ(L1〜L4)を洗浄した際に吐出部から吐出されるプライミング液の量に基づき適宜定めることができる。また、本実施形態においては、可撓性チューブL1におけるプライミング液を吐出し得る吐出部(穿刺針Hが取り付けられる先端部)は、当該可撓性チューブL1がトレイ本体2に収納された状態において、受け部3にプライミング液を吐出可能な状態とされている。
具体的には、可撓性チューブL1の吐出部を覆って保護するためのキャップ12が取り付けられるとともに、可撓性チューブL1がトレイ本体2に収納された状態(すなわち、可撓性チューブL1が収納部7に収納された状態)において、当該キャップ12が受け部3に挿通されている。さらに、本実施形態に係る受け部3は、プライミング液を収容する収容空間を覆うカバー部3aを有するとともに、当該カバー部3aにキャップ12を挿通する挿通孔3aaが形成されている。これにより、プライミング時に供給されたプライミング液(本実施形態においては、収容バッグB2から供給された生理食塩液)は、各可撓性チューブ(L1〜L4)を流通した後、キャップ12を介して受け部3に収容されることとなる。
本実施形態によれば、医療装置Kの所定部位に固定可能とされるとともに、可撓性チューブ(L1〜L4)を収納し得るトレイ本体2と、該トレイ本体2に形成され、医療装置Kに取り付けられた可撓性チューブ(L1〜L4)を洗浄するためのプライミング液を受けて所定容量収容し得る受け部3とを備えたので、可撓性チューブ(L1〜L4)を収納するとともに、プライミング終了後の作業性を向上させることができる。すなわち、プライミング時に受け部3にてプライミング液を収容することができるので、プライミング終了後、可撓性チューブ(L1〜L4)が収納部(4〜7)から全て取り外された状態のトレイ本体2を廃棄すれば、プライミング液も同時に廃棄することができ、作業性を向上させることができるのである。
また、本実施形態によれば、可撓性チューブL1におけるプライミング液を吐出し得る吐出部は、当該可撓性チューブ(L1〜L4)がトレイ本体2に収納された状態において、受け部3にプライミング液を吐出可能な状態とされているので、プライミング時、プライミング液を確実且つ円滑に受け部に吐出させて収容することができる。特に、本実施形態においては、可撓性チューブL1の吐出部を覆って保護するためのキャップ12が取り付けられるとともに、可撓性チューブ(L1〜L4)がトレイ本体2に収納された状態において、当該キャップ12が受け部3に挿通されているので、キャップ12にて吐出部を保護することができるとともに、プライミング時、プライミング液を確実且つ円滑に受け部3に吐出させて収容することができる。
さらに、本実施形態に係る受け部3は、プライミング液を収容する収容空間を覆うカバー部3aを有するとともに、当該カバー部3aにキャップ12を挿通する挿通孔3aaが形成されたので、受け部3に吐出されたプライミング液が周囲に飛散してしまうのを防止することができるとともに、トレイ本体2を廃棄する際、受け部3内のプライミング液が溢れてしまうのを抑制することができる。
またさらに、本実施形態に係るトレイ本体2は、医療装置Kの所定部位(被係止部Ka)に係止可能な係止部11が形成され、当該医療装置Kに対して脱着自在とされたので、可撓性チューブ(L1〜L4)を医療装置Kに取り付けた後、容易に収納トレイ1を取り外して廃棄することができる。また、トレイ本体2は、可撓性チューブ(L1〜L4)毎に巻いた状態で収納し得る収納部(4〜7)が形成されたので、巻いた状態を解すことにより可撓性チューブを収納部から外して医療装置に取り付けることができ、別個の結束テープ等を不要とすることができる。
さらに、収納部(4〜7)は、可撓性チューブ(L1〜L4)を巻いた状態で収納し得る巻き部8と、該巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)の先端部を嵌合して固定し得る嵌合部9と、巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)を覆って当該巻き部8から外れてしまうのを規制する蓋部10とを有するので、可撓性チューブ(L1〜L4)を確実且つコンパクトに収納することができる。また、収納部(4〜7)には、その巻き部8に収納された可撓性チューブ(L1〜L4)の医療装置Kに対する接続位置又は接続順序が表示されたので、可撓性チューブ(L1〜L4)の医療装置Kに対する取付け作業をより円滑且つ確実に行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば4本以外の複数本の可撓性チューブを収納するものであってもよく、或いは1本の可撓性チューブを収納するものであってもよい。また、本実施形態においては、収納された可撓性チューブ(L1〜L4)を医療装置Kに取り付け、プライミングが終了した後にトレイ本体2を医療Kから取り外して廃棄しているが、医療装置Kに取り付けた状態を維持するようにしてもよい。なお、可撓性チューブ(L1〜L4)が取り付けられる医療装置Kは、何れの形態のものであってもよい。
本発明の収納トレイは、医療装置の所定部位に固定されるとともに、可撓性チューブを収納し得るトレイ本体と、該トレイ本体の一部を折り曲げて形成され、医療装置に取り付けられた可撓性チューブを洗浄するためのプライミング液を受けて所定容量収容し得る受け部とを備え、トレイ本体は、可撓性チューブ毎に巻いた状態で収納し得る収納部が一体形成されていれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものであってもよい。
1 収納トレイ
2 トレイ本体
3 受け部
4〜7 収納部
8 巻き部
9 嵌合部
10 蓋部
11 係止部
K 医療装置

Claims (3)

  1. 医療装置に取り付けられて流体を流通させ得る可撓性チューブを収納する収納トレイにおいて、
    前記医療装置の所定部位に固定されるとともに、前記可撓性チューブを収納し得るトレイ本体と、
    該トレイ本体の一部を折り曲げて形成され、前記医療装置に取り付けられた前記可撓性チューブを洗浄するためのプライミング液を受けて所定容量収容し得る受け部と、
    を備え、前記トレイ本体は、前記可撓性チューブ毎に巻いた状態で収納し得る収納部が一体形成されたことを特徴とする収納トレイ。
  2. 前記収納部は、前記可撓性チューブを巻いた状態で収納し得る巻き部と、該巻き部に収納された可撓性チューブの先端部を嵌合して固定し得る嵌合部と、前記巻き部に収納された可撓性チューブを覆って当該巻き部から外れてしまうのを規制する蓋部とを有することを特徴とする請求項1記載の収納トレイ。
  3. 前記収納部には、その巻き部に収納された前記可撓性チューブの前記医療装置に対する接続位置又は接続順序が表示されたことを特徴とする請求項2記載の収納トレイ。
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