JP6356570B2 - 非接触充電設備 - Google Patents

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Description

本発明は、非接触充電設備に関する。
下記特許文献1には、電気自動車用の誘導充電システムが開示されている。具体的には、車両のタイヤが車輪止めに入ると当該車輪止めに設けられた1次コイル(非接触送電部)が持ち上がり、当該1次コイルが車両に設けられた2次コイル(非接触受電部)に近づけられることで効率良く送電できる位置に配置される。これにより、効率良く充電が行われる。
特表2013−516949号公報(図6)
しかしながら、上記特許文献1に開示された電気自動車用の誘導充電システムでは、1次コイルを持ち上げるために車輪止めにおけるペダルの構造が複雑となって大掛かりな装置となる。そして、車両のタイヤの位置に合わせてこの車輪止めを設置場所へ設置しなければならない。このため、設置場所への運搬及び設置作業に手間が掛かる可能性がある。
本発明は上記問題を考慮し、容易に運搬及び設置作業を行うことができる非接触充電設備を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る非接触充電設備は、車両の位置決めをする位置決めシートの一部を構成し、前記車両の駐車領域に設けられると共に、位置決め手段によって規定された駐車位置に駐車された前記車両が備える非接触受電部に給電可能となる位置に設けられた非接触送電部が嵌め込み可能な嵌め込み部と、前記位置決めシートの他の部分を構成し、前記嵌め込み部の隣接位置から平面上に並べられた複数の分割マットと、前記分割マット同士又は前記分割マットと前記嵌め込み部とを連結する連結部と、前記位置決めシートにおける前記分割マット及び前記嵌め込み部の対向する端部同士の間に設けられた膨張吸収部と、を有している。
請求項記載の発明に係る非接触充電設備は、請求項に記載の非接触充電設備において、前記膨張吸収部は、前記分割マット及び前記嵌め込み部の対向する端部同士が離間した隙間とされている。
請求項記載の発明に係る非接触充電設備は、請求項1又は請求項に記載の非接触充電設備において、前記連結部は、前記分割マット及び前記嵌め込み部が所定の位置で連結されるよう構成されている。
請求項記載の発明に係る非接触充電設備は、請求項記載の非接触充電設備において、前記連結部は、前記分割マット及び前記嵌め込み部と別体の板状とされると共に、前記位置決めシート及び前記嵌め込み部の裏面に形成された凹部内に配設され、当該凹部の深さと同等寸法の板厚とされている。
請求項記載の発明に係る非接触充電設備は、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の非接触充電設備において、前記位置決めシートには、平面視で矩形状に形成されると共に短手方向の両端部に長手方向に沿ってガイドが設けられている。
請求項記載の発明に係る非接触充電設備は、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の非接触充電設備において、前記位置決めシートの裏面には、前記非接触送電部に接続されたケーブルを内部に収容可能とした配策溝が形成されている。
請求項1記載の本発明によれば、車両の駐車時、位置決め手段によって車両の駐車時における車両の非接触受電部と非接触送電部との相対位置関係を常に非接触送電部が非接触受電部に給電可能な位置関係とすることができる。すなわち、位置決めシートを使用することで車両を容易に充電可能な位置に駐車することができる。この位置決めシートは、複数の分割マットと嵌め込み部とを連結部によって連結して必要な大きさを得る構成とされていることから、分割マット及び嵌め込み部単体の大きさを比較的小さくすることができる。したがって、この比較的小さい分割マット及び嵌め込み部を必要な数だけ運搬して連結部によって連結することで設置場所へ設置することができる。また、分割マット及び嵌め込み部が環境条件によって膨張した場合、膨張吸収部によって膨張による分割マット及び嵌め込み部の端部の変位が吸収される。したがって、分割マット及び嵌め込み部が膨張することで、隣接する他の分割マットと当接して分割マット及び嵌め込み部自体が変形するのを抑制できる。
請求項記載の本発明によれば、対向する位置決めシート及び嵌め込み部の端部同士を隙間によって離間する構成とされているため、膨張による分割マット及び嵌め込み部の端部の変位を吸収するための構造を得るための加工が不要となる。したがって、生産コストを掛けずに分割マット及び嵌め込み部の膨張を吸収することができる。
請求項記載の本発明によれば、複数の分割マットと嵌め込み部とを連結部によって連結することで、それぞれの分割マット及び嵌め込み部は予め設定された所定の位置に容易に配置される。したがって、嵌め込み部を効率良く充電できる所定の位置に容易に配置することができる。
請求項記載の本発明によれば、連結部が外観上露見しない構成となる。また、連結部は位置決めシートに形成された凹部の深さ寸法と同等の板厚に設定されるため、位置決めシートにおける連結部が設けられた箇所は他の部分と同等の面上に位置する。つまり、位置決めシートにおける連結部が設けられた箇所は凹凸にならない。したがって、連結部及び連結部周辺が目立たない。
請求項記載の本発明によれば、位置決めシートの長手方向に沿って車両を後進させて駐車する場合、目視や車載カメラ等によってガイドを検出し、車両の位置決めシートに対する車両幅方向の位置を位置決めすることができる。したがって、車両幅方向における非接触送電部と非接触受電部との位置決めの正確性を向上させることができる。このため、より効率良く充電することが可能となる。
請求項記載の本発明によれば、電源元から非接触送電部へのケーブルは、位置決めシートの裏面側に配策されるため、ケーブルが外観上露見しない。また、配策溝の内部にケーブルが収容されることから、ケーブルが配策された部位の位置決めシートは他の部分に対して凸形状とならず、外観上目立たなくすることができる。
請求項1記載の非接触充電設備は、容易に運搬及び設置作業を行うことができるという優れた効果を有する。また、膨張吸収部により膨張による分割マット及び嵌め込み部の端部の変位が吸収されるため、嵌め込み部の変形による見栄えの悪化を抑制できるという優れた効果を有する。
請求項記載の非接触充電設備は、生産コストを抑制できるという優れた効果を有する。
請求項記載の非接触充電設備は、より容易に設置作業を行うことができるという優れた効果を有する。
請求項記載の非接触充電設備は、見栄えを向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の非接触充電設備は、充電効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の非接触充電設備は、より見栄えを向上させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る非接触充電システムを示す全体図である。 第1実施形態に係る非接触充電設備を示す斜視図である。 第1実施形態に係る非接触充電設備における位置決めシート同士の連結部を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係る非接触充電設備を示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図1、2を用いて、本発明に係る非接触充電設備の第1実施形態について説明する。
図1を用いて本実施形態に係る非接触充電システム10の全体構成について説明する。図1に示されるように、非接触充電システム10は、一例としてガレージ12内に設置された充電装置14と、当該ガレージ12内に車両後方側を充電装置14に向けて駐車された車両16とを含んで構成されている。充電装置14は、高周波電源18、ケーブル20及び後述する非接触送電部としての送電部22とを含んで構成されており、車両16は、図示しない蓄電池と、後述する非接触受電部としての受電部24とを備えた電気自動車やハイブリッド自動車とされている。なお、ガレージ12は屋外に独立して設置されたものでもよいし、インナガレージとして屋内に設置されたものでもよい。
高周波電源18は、その外形が円柱状に設定されると共に、設置面としてのガレージ12の床面26に垂直に立設されている。この高周波電源18は、図示しない電力供給部から供給される商用交流電力を高周波の電力に変換し、当該電力をケーブル20を介して送電部22に出力するように設定されている。
送電部22は、平面視で正方形状、側面視で長方形状とされた箱状の筐体28と、当該筐体28の中に収容された図示しない一次自己共振コイルとを含んで構成されている。この一次自己共振コイルは、一例として、当該一次自己共振コイル自身のインダクタンスと浮遊容量とによるLC共振器とされている。
一方、受電部24は、車両16の下面部における後方側でかつ車両幅方向中央部に設けられており、平面視で正方形状、側面視で長方形状とされた箱状の筐体28と、当該筐体28の中に収容された図示しない二次自己共振コイルとを含んで構成されている。この二次自己共振コイルは、一例として、当該二次自己共振コイル自身のインダクタンスと浮遊容量とによるLC共振器とされると共に、その共振周波数が一次共振コイルの共振周波数と同じ周波数に設定されている。このように構成された非接触充電システム10では、共鳴方式を用いて送電部22から受電部24への電力供給を行うことが可能である。具体的には、送電部22に高周波電流が供給されると、一次自己共振コイルの共振周波数と同じ周波数の電磁場(電磁界)が発生する。そして、送電部22と受電部24とが所定の間隔をあけられた状態であっても、電磁場を介して一次自己共振コイルと二次自己共振コイルとが共鳴し、当該二次自己共振コイルに電流が流されるように設定されている。なお、非接触充電システム10には、共鳴方式に限らず、電磁誘電方式等を用いてもよい。
ここで、本実施形態では、位置決めシート30と位置決め手段としての輪止め部材32とを含んで、非接触充電設備が構成されており、車両16の駐車時において、位置決めシート30が車両16のタイヤ34の下側に配置されると共に輪止め部材32が後方側のタイヤ34に当接されている。以下、本発明の要部である非接触充電設備の一例について詳細に説明する。
図2に示されるように、位置決めシート30は、シート一般部38と、このシート一般部38の長手方向の一方の端部側に配置されかつシート一般部38と隣接するシート後端部36とで、平面視で矩形状に形成されている。
シート一般部38は、平面視で矩形状かつ平板状の黒色のゴム板とされた分割マット40、42を複数平面上に並べて構成されている。具体的には、2枚の分割マット40と4枚の分割マット42とが並べられている。なお、分割マット40、42のそれぞれの枚数は、車両16の大きさに合わせて変更したり、車両16に設けられた駐車時の運転操作を支援する駐車支援システムの車載カメラが認識できる程度の大きさを得るために適宜変更してもよい。
分割マット40は、それぞれの分割マット40の長手方向が位置決めシート30の短手方向となる向きに並べられていると共に、一方の分割マット40における長手方向の一方の端部44と、他方の分割マット40における長手方向の一方の端部46とが対向するように平面上に並べられている。また、それぞれの分割マット40の短手方向における一方の端部48には、端部48に向かうにつれて裏面側へと傾斜された傾斜部50が形成されている。
分割マット42は、一方の分割マット40における端部48の反対側の端部54側に短手方向を分割マット40の短手方向とした向きで連続して2つ平面上に並べられている。同様に、他方の分割マット40における端部48の反対側の端部54側にも、短手方向を分割マット40の短手方向とした向きで連続して2つ平面上に並べられている。
シート後端部36は、平面視で矩形状かつ平板状の黒色のゴム板とされた2枚の分割マット64と、分割マット64と同様に平面視で矩形状かつ平板状の黒色のゴム板とされると共に後述する嵌め込み凹部68が形成された嵌め込み部66とで構成されている。分割マット64は、短手方向が位置決めシート30の短手方向とされた向きでシート後端部36の長手方向両端部にそれぞれ設けられており、一方の分割マット64と他方の分割マット64との間に嵌め込み部66が平面上に並べられている。なお、嵌め込み部66は、短手方向が位置決めシート30の短手方向とされた向きで設けられている。すなわち、シート後端部36は、長手方向が位置決めシート30の短手方向となる向きで配置されている。
嵌め込み部66の中央部には、嵌め込み凹部68が設けられている。この嵌め込み凹部68は、底面部70と、嵌め込み部66の長手方向に平行とされた側面部72と、短手方向に平行とされた側面部74と、によって構成されると共に、平面視で送電部22の筐体28の平面視形状と同形状(方形状)に設定されている。なお、嵌め込み凹部68の深さ寸法は、送電部22の筐体28の厚さ寸法よりも所定長さ長く設定されている。さらに、嵌め込み部66には、当該嵌め込み部66の長手方向の一方の端部76から嵌め込み凹部68にかけて溝部78が設けられており、当該溝部78にケーブル20が嵌合可能とされている。そして、溝部78が高周波電源18側となるように、嵌め込み部66がガレージ12の床面26に配置され、嵌め込み凹部68に送電部22が装着されると共に、溝部78にケーブル20が嵌合される。
分割マット64には、それぞれ輪止め部材32が設けられている。この輪止め部材32は、分割マット64の短手方向ひいては位置決めシート30の短手方向に延在する直方体状のコンクリートによって形成されている。この輪止め部材32は、分割マット64の上面に当該分割マット64の中央部より高周波電源18側でかつシート後端部36の長手方向の中心に対して対称となる位置にそれぞれ1つずつ配置されている。より具体的に説明すると、これらの輪止め部材32は、その長手方向の長さが車両16のタイヤ34の幅よりも長くなるように設定されると共に、その中央部同士の間隔Wが車両16のトレッドベースと等しくなるように設定されている。また、図1に示されるように、側面視における輪止め部材32の車両16側の端部82と送電部22(嵌め込み凹部68)の中央部との間隔Sは、タイヤ34における輪止め部材32との当接位置から受電部24の中央部までの間隔Tと等しくなるように設定されている。換言すれば、平面視で送電部22の一次自己共振コイルの軸心と受電部24の二次自己共振コイルとの軸心が重なった状態とされている。なお、必ずしも2つの輪止め部材32を設ける必要は無く、当該輪止め部材32を延長し、長手方向の長さが車両16のトレッドベースの長さにタイヤ34の幅を加えた長さよりも長くなるように設定された輪止め部材を1つだけ設ける構成としてもよい。
上述の分割マット40、42、64及び嵌め込み部66は、板状に形成された連結部としての連結部材84、86を介して連結されている。具体的には、図3に示されるように、分割マット40と分割マット42との裏面には、それぞれ凹部88が形成されている。この凹部88は、分割マット40の端部54と、この端部54と対向する分割マット42の端部90との中央部にそれぞれ形成されており、底面部92と、この底面部92の一方の端部94から床面26側へ延設された側面部96と、で断面略L字状かつ断面開口が床面26側へ向けられて配置されている。連結部材84は、一例として合板で構成されており、平面視で分割マット40の端部54と分割マット42の端部90とに形成されたそれぞれの凹部88が連続した形状(略方形状)と略同一に形成されると共に、板厚が凹部88の深さ寸法と同等とされている(なお、図2では後述する結合部材98をわかり易く図示するため連結部材84の板厚を凹部88の深さ寸法より小さく図示している)。この連結部材84と、凹部88の底面部92との間には、一例として面ファスナで構成された結合部材98が設けられている。具体的には、凹部88の底面部92と連結部材84とのそれぞれに結合部材98が取り付けられており、それぞれの結合部材98同士が結合することで、底面部92ひいては分割マット40、42と連結部材84とが接続される。これによって、分割マット40と分割マット42とが連結される。なお、本実施形態では、結合部材98が凹部88の底面部92に取り付けられた構成とされているが、これに限らず、ゴムと面ファスナとの線膨張係数の差を吸収できる緩衝材を介して結合部材98が凹部88の底面部92に取り付けられた構成としてもよい。
この連結部材84は、分割マット40と分割マット42との凹部88同士が対向する状態で取り付け可能とされていることから、図2に示されるように、分割マット40と分割マット42とが所定の位置で配置された状態でそれぞれの凹部88が対向するように凹部88を設定することで、連結と同時に所定の位置に配置できる。同様に、その他の分割マット40、42、64及び嵌め込み部66もそれぞれ所定の位置で連結されている。なお、連結部材86は、連結部材84と同一の構成かつ連結部材84に対して平面視で略半分の大きさに設定されており、位置決めシート30の短手方向端部における分割マット40、42、64のそれぞれの連結箇所に使用されている。
また、位置決めシート30には、分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の対向するそれぞれの端部同士の間に膨張吸収部としての隙間100が設けられている。この隙間100の幅寸法は、分割マット40、42、64及び嵌め込み部66が熱膨張したとき、一方の分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の端部と対向する他方の分割マット40、42、64の端部とが当接しない程度の寸法に設定されており、本実施形態では5mm程度に設定されている。なお、本実施形態では、隙間100が設けられた構成とされているが、これに限らず、1枚又は複数の位置決めシート30に切れ込みを入れておき、小さく折りたたみできる構成としてもよい。
位置決めシート30における短手方向両端部には、白色の塗料やシール部材等によって位置決めシート30の長手方向に沿ってかつ当該位置決めシート30の短手方向の中心に対して対称となるようにガイドとしての白線104が引かれている。本実施形態では、一例として、白線104同士の間隔Lが車両16の幅方向の長さよりも長くなるように当該白線104同士の間隔L及び位置決めシート30の短手方向の長さが設定されている。なお、この白線104の位置及び位置決めシート30の長手方向の長さは、上記に限らず、車両16の駐車時において運転者が直接的に又はサイドミラー等によって間接的に白線104を目視できるように設定されていればよい。若しくは、駐車支援システムの車載カメラが検知できる程度に設定されていてもよい。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
図1に示されるように、本発明によれば、車両16の駐車時、位置決め手段によって車両16の駐車時における車両16の受電部24と送電部22との相対位置関係を常に送電部22が受電部24に給電可能な位置関係とすることができる。すなわち、位置決めシート30を使用することで車両16を容易に充電可能な位置に駐車することができる。この位置決めシート30は、複数の分割マット40、42、64及び嵌め込み部66を連結部材84、86によって連結して必要な大きさを得る構成とされていることから、分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の単体の大きさを比較的小さくすることができる。したがって、この比較的小さい分割マット40、42、64及び嵌め込み部66を必要な数だけ運搬して連結部材84、86によって連結することで設置場所へ設置することができる。これにより、容易に運搬及び設置作業を行うことができる。
また、分割マット40、42、64及び嵌め込み部66が環境条件によって膨張した場合、隙間100によって膨張による分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の端部の変位が吸収される。したがって、分割マット40、42、64及び嵌め込み部66が膨張することで、隣接する他の分割マット40、42、64と当接して分割マット40、42、64及び嵌め込み部66自体が変形するのを抑制できる。これにより、見栄えの悪化を抑制できる。
さらに、対向する分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の端部同士を隙間によって離間する構成とされているため、膨張による分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の端部の変位を吸収するための構造を得るための加工が不要となる。したがって、生産コストを掛けずに分割マット40、42、64及び嵌め込み部66の膨張を吸収することができる。これにより、生産コストを抑制できる。
さらにまた、複数の分割マット40、42、64及び嵌め込み部66を連結部材84、86によって連結することで、それぞれの分割マット40、42、64及び嵌め込み部66は予め設定された所定の位置に配置される。したがって、嵌め込み凹部68を効率良く充電できる所定の位置に容易に配置することができる。これにより、より容易に設置作業を行うことができる。
また、連結部材84、86が外観上露見しない構成となる。そして、連結部材84、86は位置決めシート30に形成された凹部88の深さ寸法と同等の板厚に設定されるため、位置決めシート30における連結部材84、86が設けられた箇所は他の部分と同等の面上に位置する。つまり、位置決めシート30における連結部材84、86部が設けられた箇所は凹凸にならない。したがって、連結部材84、86及び連結部材84、86周辺が目立たない。これにより、見栄えを向上させることができる。
さらに、位置決めシート30の長手方向に沿って車両16を後進させて駐車する場合、目視や車載カメラ等によって白線104を検出し、車両16の位置決めシート30に対する車両幅方向の位置を位置決めすることができる。したがって、車両幅方向における送電部22と受電部24との位置決めの正確性を向上させることができる。このため、より効率良く充電することが可能となる。これにより、充電効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、図4を用いて、本発明の第2実施形態に係る建物ユニットの断熱構造について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係る非接触充電設備は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、ケーブル111を内部に収容可能とした配策溝128が位置決めシート110の裏面に形成されており、位置決めシート110の近傍にある建物108から位置決めシート110の裏面側を通ってケーブル111が配策されている点に特徴がある。
すなわち、図4に示されるように、位置決めシート110は、シート一般部38とシート後端部112とで構成されている。シート後端部112は、平面視で矩形状かつ平板状の黒色のゴム板とされた2枚の分割マット114と、分割マット114と同様に平面視で矩形状かつ平板状の黒色のゴム板とされると共に後述する嵌め込み凹部122が形成された嵌め込み部116とで構成されている。嵌め込み部116は、短手方向が位置決めシート110の短手方向とされた向きで設けられている。すなわち、シート後端部112は、長手方向が位置決めシート110の短手方向となる向きで配置されている。
シート後端部112の長手方向の一方の端部と、建物108の外壁118との間には、分割マット120が平面上に並べられている。この分割マット120は、平面視で矩形状かつ平板状の黒色のゴム板とされている。そして、シート後端部112の長手方向の一方の端部を構成する分割マット114と、分割マット120とは、連結部材84によって連結されている。また、この分割マット114と、分割マット120との間には、隙間100が設けられている。同様に、建物108の外壁118と、この分割マット120との間にも、隙間100が設けられている。
嵌め込み部116の中央部には、嵌め込み凹部122が設けられている。この嵌め込み凹部122は、底面部124と、嵌め込み部116の短手方向に平行とされた側面部126と、嵌め込み部116の長手方向に平行とされた側面部127と、によって構成されると共に、平面視で送電部22の筐体28の平面視形状と同形状(方形状)に設定されている(図2参照)。なお、嵌め込み凹部122の深さ寸法は、送電部22の筐体28の厚さ寸法よりも所定長さ長く設定されている。
嵌め込み部116と、この嵌め込み部116と隣接する一方の分割マット114と、分割マット114と隣接する分割マット120とには、配策溝128が形成されている。配策溝128は、嵌め込み凹部122の側面部126の中央部から建物108の外壁118に向けて直線状に連通されていると共に、長手方向に直交する断面が略U字状に形成されかつ断面開口が床面26側へと開口されている。つまり、配策溝128は嵌め込み部116の裏面側に形成されている。また、配策溝128の深さ寸法は、ケーブル111の径寸法よりも大きく設定されている。そして、嵌め込み凹部122に送電部22が装着されると共に、配策溝128内にケーブル111を連通させて建物108の外壁118に設けられたコンセント130に接続される。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によれば、第1実施形態と同様、本発明によれば、車両16の駐車時、位置決め手段によって車両16の駐車時における車両16の受電部24と送電部22との相対位置関係を常に送電部22が受電部24に給電可能な位置関係とすることができる。すなわち、位置決めシート110を使用することで車両16を容易に充電可能な位置に駐車することができる。この位置決めシート110は、複数の分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116を連結部材84、86によって連結して必要な大きさを得る構成とされていることから、分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116の単体の大きさを比較的小さくすることができる。したがって、この比較的小さい分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116を必要な数だけ運搬して連結部材84、86によって連結することで設置場所へ設置することができる。これにより、容易に運搬及び設置作業を行うことができる。
また、分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116が環境条件によって膨張した場合、隙間100によって膨張による分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116の端部の変位が吸収される。したがって、分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116が膨張することで、隣接する他の分割マット40、42、114と当接して分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116自体が変形するのを抑制できる。これにより、見栄えの悪化を抑制できる。
さらに、対向する分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116の端部同士を隙間100によって離間する構成とされているため、膨張による分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116の端部の変位を吸収するための構造を得るための加工が不要となる。したがって、生産コストを掛けずに分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116の膨張を吸収することができる。これにより、生産コストを抑制できる。
さらにまた、複数の分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116を連結部材84、86によって連結することで、それぞれの分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116は予め設定された所定の位置に配置される。したがって、嵌め込み凹部122を効率良く充電できる所定の位置に容易に配置することができる。これにより、より容易に設置作業を行うことができる。
また、連結部材84、86が外観上露見しない構成となる。そして、連結部材84、86は位置決めシート110に形成された凹部88の深さ寸法と同等の板厚に設定されるため、位置決めシート110における連結部材84、86が設けられた箇所は他の部分と同等の面上に位置する。つまり、位置決めシート110における連結部材84、86部が設けられた箇所は凹凸にならない。したがって、連結部材84、86及び連結部材84、86周辺が目立たない。これにより、見栄えを向上させることができる。
さらに、位置決めシート110の長手方向に沿って車両16を後進させて駐車する場合、目視や車載カメラ等によって白線104を検出し、車両16の位置決めシート110に対する車両幅方向の位置を位置決めすることができる。したがって、車両幅方向における送電部22と受電部24との位置決めの正確性を向上させることができる。これにより、充電効率を向上させることができる。
さらにまた、電源元から送電部22へのケーブル111は、位置決めシート110の裏面側を配策されるため、ケーブル111が外観上露見しない。また、配策溝128の内部にケーブル111が収容されることから、ケーブル111が配策された部位の位置決めシートは他の部分に対して凸形状とならず、外観上目立たなくすることができる。これにより、見栄えをより向上させることができる。
なお、本実施形態では、配策溝128は、位置決めシート110における嵌め込み凹部122の側面部126の中央部から建物108の外壁118に向けて直線状に連通された形状とされているが、これに限らず、平面視で十字形状や円弧形状又はそれらを組み合わせた形状としてもよい。こうすることで、分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116を現地で加工することなくケーブル111の配策を変更することができる。
また、上述の第1、2実施形態では、連結部材84、86は別体で構成されているが、これに限らず、分割マット40、42、64、114、120及び嵌め込み部66、116と一体とされてもよい。すなわち、一方の分割マット40、42、64、114、120及び嵌め込み部66、116の端部に連結部として平面視で端部外側に突出された連結凸部を形成し、この一方の分割マット40、42、64、114、120及び嵌め込み部66、116と隣接する他方の分割マット40、42、64、114の端部に当該連結凸部が嵌合される連結凹部を形成させることで、分割マット40、42、114、120及び嵌め込み部116同士を連結する構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
22 送電部(非接触送電部)
24 受電部(非接触受電部)
30 位置決めシート
32 輪止め部材(位置決め手段)
40 分割マット
42 分割マット
64 分割マット
66 分割マット
68 嵌め込み部
84 連結部材(連結部)
86 連結部材(連結部)
88 凹部
100 隙間
104 白線(ガイド)
110 位置決めシート
111 ケーブル
114 分割マット
116 分割マット
120 分割マット
128 配策溝

Claims (6)

  1. 車両の位置決めをする位置決めシートの一部を構成し、前記車両の駐車領域に設けられると共に、位置決め手段によって規定された駐車位置に駐車された前記車両が備える非接触受電部に給電可能となる位置に設けられた非接触送電部が嵌め込み可能な嵌め込み部と、
    前記位置決めシートの他の部分を構成し、前記嵌め込み部の隣接位置から平面上に並べられた複数の分割マットと、
    前記分割マット同士又は前記分割マットと前記嵌め込み部とを連結する連結部と、
    前記位置決めシートにおける前記分割マット及び前記嵌め込み部の対向する端部同士の間に設けられた膨張吸収部と、
    を有する非接触充電設備。
  2. 前記膨張吸収部は、前記分割マット及び前記嵌め込み部の対向する端部同士が離間した隙間とされた、
    請求項記載の非接触充電設備。
  3. 前記連結部は、前記分割マット及び前記嵌め込み部が所定の位置で連結されるよう構成された、
    請求項1又は請求項2に記載の非接触充電設備。
  4. 前記連結部は、前記分割マット及び前記嵌め込み部と別体の板状とされると共に、前記位置決めシート及び前記嵌め込み部の裏面に形成された凹部内に配設され、当該凹部の深さと同等寸法の板厚とされた、
    請求項記載の非接触充電設備。
  5. 前記位置決めシートには、平面視で矩形状に形成されると共に短手方向の両端部に長手方向に沿ってガイドが設けられた、
    請求項1〜請求項の何れか1項に記載の非接触充電設備。
  6. 前記位置決めシートの裏面には、前記非接触送電部に接続されたケーブルを内部に収容可能とした配策溝が形成された、
    請求項1〜請求項の何れか1項に記載の非接触充電設備。
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