JP6355478B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
前記燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が前記横行部に設けられ、前記上行部からの空気中への放熱が前記横行部からの空気中への放熱よりも相対的に促進されるよう構成される点にある。
又、上記特徴構成によれば、保温材が横行部に設けられることで上行部からの空気中への放熱が横行部からの空気中への放熱よりも相対的に促進されるから、上行部における凝縮水の凝縮が横行部よりも相対的に促進される。すると、上行部で凝縮がより多く発生し、発生した凝縮水は下方へ落下するので、横行部へ到達する水分が少なくなる。加えて、保温材により横行部での空気中への放熱が抑制されているので、横行部での凝縮水の発生を少なくすることができ、燃料電池発電装置への凝縮水の流入をさらに少なくすることができる。
本発明に係る燃料電池システムの別の特徴構成は、前記改質部が前記燃料電池発電装置の下方に配置され、前記燃料ガス供給路における前記上行部が前記改質部と接続される部位に、前記燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が設けられる点にある。
上記特徴構成によれば、改質部が燃料電池発電装置の下方に配置され、燃料ガス供給路における上行部が改質部と接続される部位に、燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が設けられるから、上行部と改質部との接続部位が比較的高温に保たれる。そうすると、横行部や上行部で発生した凝縮水が上行部を通って上述の接続部位に到達すると、凝縮水が再び気化されて水蒸気となる。これにより、燃料ガスに含まれる水蒸気の量を減らしすぎる事態を回避して、水蒸気を多く含んだ燃料ガスを燃料電池発電装置に供給でき、燃料電池システムを高い効率で運転することができる。
上記目的を達成するための本発明に係る燃料電池システムの特徴構成は、原燃料ガスを水蒸気改質して水素を含む燃料ガスに変化させる改質部と、前記改質部からの燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電する燃料電池発電装置と、前記改質部から前記燃料電池発電装置へ燃料ガスを供給する燃料ガス供給路とを備えた燃料電池システムであって、前記燃料ガス供給路は、燃料ガスを上方向へ送る上行部と、前記上行部の下流側に接続され燃料ガスを横方向へ送る横行部とを有し、前記燃料ガス供給路の前記横行部は、燃料ガスに含まれる水蒸気が凝縮して生じる凝縮水の下流側への流入を抑止する流入抑止部を有し、前記燃料ガス供給路の前記流入抑止部は、燃料ガスが通流する第1通流管と、前記第1通流管の下流に設けられた第2通流管とを有し、前記第2通流管の底面は前記第1通流管の底面より高い位置に配置され、
前記改質部が前記燃料電池発電装置の下方に配置され、前記燃料ガス供給路における前記上行部が前記改質部と接続される部位に、前記燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が設けられる点にある。
上記特徴構成によれば、流入抑止部に設けられる第2通流管の底面は第1通流管の底面より高い位置に配置されているので、凝縮水の下流側への流入を効果的に抑止することができる。すなわち、上流側の第1通流管で凝縮水が発生し、第1通流管の底面に滞留して大きな水滴へ成長したとしても、第1通流管の底面と第2通流管の底面との高低差を水滴高さが超過しない限り、凝縮水が高低差を超えて下流側へ流入する事態は発生し難く、したがって燃料電池発電装置への凝縮水の流入を簡便な構成で効果的に抑制することができる。
また、流入抑止部に第1通流管の底面と第2通流管の底面との高低差が存在することにより、上流側から送られてくる燃料ガスの一部が流入抑止部の上流側に滞留する。燃料ガスに含まれる過剰な水蒸気が滞留の間に凝縮すれば、発生した凝縮水は流入抑止部の上流側に留まることになる。すなわち、下流側に流れる燃料ガスに含まれる過剰な水分を流入抑止部により減少させるので、燃料電池発電装置への凝縮水の流入を簡便な構成で効果的に抑制することができる。
又、上記特徴構成によれば、改質部が燃料電池発電装置の下方に配置され、燃料ガス供給路における上行部が改質部と接続される部位に、燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が設けられるから、上行部と改質部との接続部位が比較的高温に保たれる。そうすると、横行部や上行部で発生した凝縮水が上行部を通って上述の接続部位に到達すると、凝縮水が再び気化されて水蒸気となる。これにより、燃料ガスに含まれる水蒸気の量を減らしすぎる事態を回避して、水蒸気を多く含んだ燃料ガスを燃料電池発電装置に供給でき、燃料電池システムを高い効率で運転することができる。
また、接続部において第1通流管と第2通流管の位置関係を適切な位置関係とすることで、第1通流管の底面と第2通流管の底面とを、高低差をもって配置することが比較的容易に実現できる。
なお、第1通流管の下流側の終端部とは、管の内部空間における燃料ガスの流れ方向の下流側の端の部位を指すものとし、接続のための部材等に管の先端が埋め込まれている場合における、部材としての管の先端を指すものではない。
以下に図面を参照して燃料電池システムについて説明する。図1は、燃料電池システムの構造の概略を示す側面図である。図示するように、燃料電池システムは、原燃料ガス供給路2を介して供給される原燃料ガスを改質して、水素を主成分とする燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置Rと、その燃料ガス生成装置Rで生成された燃料ガスを用いて発電する燃料電池発電装置FCと、運転を制御する運転制御装置Cとを備える。
上述の第1実施形態では、接続管432の終端部E2が第1横行管431の終端部E1よりも上流側に位置していたが、図4に示すように、接続管432を短くして、接続管432の終端部E2と第1横行管431の終端部E1とが燃料ガスの流れる方向に沿って位置が揃うように配置してもよい。また、第1実施形態に比べて第1横行管431の長さが短く構成されており、終端部E1と底面B3の距離が小さくなっている。これにより凝縮水Wが底面B3によって上流側へ流され易くなり、第1横行管431から接続管432への凝縮水の流入が抑制される。なお、各部材のその他の寸法は第1実施形態と同じであり、接続管432および第2横行管433の内径(直径)は5mm、第1横行管431の内径(直径)は12mmであり、第1横行管431と接続管432と第2横行管433とは同軸の位置関係に配置されている。
上述の第1および第2実施形態では、接続管432が第1横行管431と第2横行管433の間に配置されていたが、図5に示すように、接続管432を用いず、第1横行管431と第2横行管433とを接続部434によって接続するよう構成してもよい。この場合、第1接続部材C1の中央の貫通穴が燃料ガスの流通経路(第2通流管)として機能する。また、第1実施形態に比べて第1横行管431の長さが短く構成されており、終端部E1と底面B3の距離が小さくなっている。これにより凝縮水Wが底面B3によって上流側へ流され易くなり、第1横行管431から貫通穴への凝縮水の流入が抑制される。
上述の第1〜第3実施形態では、燃料ガス生成装置Rを燃料電池発電装置FCの左側に配置し、燃料ガス供給路4に加湿装置Hを備えていた。第4実施形態では、図6に示すように、燃料ガス生成装置Rを燃料電池発電装置FCの下側に配置し、燃料ガス供給路4に保温材47が設けられる。
上述の実施形態では、エルボ管45により上行部41と第1横行管431とを接続したが、エルボ管45を設けずに、上行部41と第1横行管431とを一本のステンレス管を曲げて一体に形成してもよい。
33 :改質部
41 :上行部
42 :横行部
43 :流入抑止部
431 :第1横行管(第1通流管)
B1 :底面
E1 :終端部
432 :接続管(第2通流管)
B2 :底面
E2 :終端部
433 :第2横行管(第2通流管)
434 :接続部
44 :保温材
45 :エルボ管(第1傾斜部)
B3 :底面
47 :保温材
FC :燃料電池発電装置
Claims (9)
- 原燃料ガスを水蒸気改質して水素を含む燃料ガスに変化させる改質部と、前記改質部からの燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電する燃料電池発電装置と、前記改質部から前記燃料電池発電装置へ燃料ガスを供給する燃料ガス供給路とを備えた燃料電池システムであって、
前記燃料ガス供給路は、燃料ガスを上方向へ送る上行部と、前記上行部の下流側に接続され燃料ガスを横方向へ送る横行部とを有し、
前記燃料ガス供給路の前記横行部は、燃料ガスに含まれる水蒸気が凝縮して生じる凝縮水の下流側への流入を抑止する流入抑止部を有し、
前記燃料ガス供給路の前記流入抑止部は、燃料ガスが通流する第1通流管と、前記第1通流管の下流に設けられた第2通流管とを有し、前記第2通流管の底面は前記第1通流管の底面より高い位置に配置され、
前記燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が前記横行部に設けられ、前記上行部からの空気中への放熱が前記横行部からの空気中への放熱よりも相対的に促進されるよう構成される燃料電池システム。 - 前記改質部が前記燃料電池発電装置の下方に配置され、前記燃料ガス供給路における前記上行部が前記改質部と接続される部位に、前記燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が設けられる、請求項1に記載の燃料電池システム。
- 原燃料ガスを水蒸気改質して水素を含む燃料ガスに変化させる改質部と、前記改質部からの燃料ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電する燃料電池発電装置と、前記改質部から前記燃料電池発電装置へ燃料ガスを供給する燃料ガス供給路とを備えた燃料電池システムであって、
前記燃料ガス供給路は、燃料ガスを上方向へ送る上行部と、前記上行部の下流側に接続され燃料ガスを横方向へ送る横行部とを有し、
前記燃料ガス供給路の前記横行部は、燃料ガスに含まれる水蒸気が凝縮して生じる凝縮水の下流側への流入を抑止する流入抑止部を有し、
前記燃料ガス供給路の前記流入抑止部は、燃料ガスが通流する第1通流管と、前記第1通流管の下流に設けられた第2通流管とを有し、前記第2通流管の底面は前記第1通流管の底面より高い位置に配置され、
前記改質部が前記燃料電池発電装置の下方に配置され、前記燃料ガス供給路における前記上行部が前記改質部と接続される部位に、前記燃料ガス供給路からの空気中への放熱を抑制する保温材が設けられる燃料電池システム。 - 前記流入抑止部は、前記第1通流管と前記第2通流管とを着脱自在に接続する接続部を有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記第2通流管の上流側の終端部が、前記第1通流管の下流側の終端部よりも上流側に位置する、請求項4に記載の燃料電池システム。
- 前記燃料ガス供給路の前記横行部は、燃料ガスが流れる方向に向かって上方に傾斜する第1傾斜部を有し、前記第1傾斜部は前記流入抑止部の上流側に配置される、請求項1〜5のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記第2通流管の底面が、前記第1通流管の底面よりも3.5mm以上高く配置されている、請求項1〜6のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記第1通流管の断面形状が円形または楕円形であり、前記第2通流管の断面形状が円形または楕円形であり、前記第1通流管の中心線と前記第2通流管の中心線とが同一直線上となるように配置され、前記第2通流管の断面積が前記第1通流管の断面積よりも小さい、請求項1〜7のいずれか1項記載の燃料電池システム。
- 前記第2通流管の断面積が前記第1通流管の断面積の0.1倍〜0.7倍である、請求項8に記載の燃料電池システム。
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