JP6355407B2 - 溶融はんだ供給装置 - Google Patents
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Description
(実施の形態1)
まず本実施の形態の溶融はんだ供給装置の構成について、図1を用いて説明する。図1を参照して、本実施の形態の溶融はんだ供給装置10は、はんだ槽1と、はんだ槽1に含まれるノズル2と、はんだ槽1内に設置されたシャフト3とを主に有している。
本実施の形態においてはノズル開口穴2aからの溶融はんだ4の吐出を制御する際に、ノズル開口穴2aにシャフト3を直接接触させる代わりに、はんだ槽1内の仕切り板開口穴7aにシャフト先端部3aを宛がい仕切り板開口穴7aが開閉される。これにより図2および図3に示すように、第2のはんだ槽1b内の溶融はんだ4に対して上向きに加わる表面張力に対する、第2のはんだ槽1b内の溶融はんだ4に対して下向きに加わる力の大小関係を制御することで、ノズル開口穴2aからの溶融はんだ4の下向きの吐出を行なったり行なわなかったりの制御ができる。
図5を参照して、本実施の形態の溶融はんだ供給装置20は、仕切り板開口穴7aが仕切り板7の主表面に直交する方向(すなわち図5の上下方向)に対して傾いた形状を有している。またシャフト3の図5の下側の端部において、平面視における外縁が面取りされており、シャフト外縁面取り部3bを有している。シャフト外縁面取り部3bは、仕切り板開口穴7aと同様に仕切り板7の主表面に直交する方向(シャフト3の延びる図5の上下方向)に対して傾いた形状を有しており、シャフト3の延びる方向に対して仕切り板開口穴7aとほぼ同じ角度だけ傾いていることが好ましい。
本実施の形態のように仕切り板開口穴7aが図5の上下方向(第1の方向)に対して傾斜した形状を有し、シャフト3がシャフト外縁面取り部3bを有することにより、仕切り板開口穴7aを塞ぐ際にシャフト3を仕切り板開口穴7a内に精度よく挿入することができる。仕切り板開口穴7aが第1の方向に対して傾いていれば、シャフト外縁面取り部3bとの間に隙間を生じる可能性を低減することができ、閉時には第1のはんだ槽1aと第2のはんだ槽1bとを確実に区分させることができる。
図6を参照して、本実施の形態の溶融はんだ供給装置30は、第2のはんだ槽1bの外壁の図の左右方向(第2の方向)に関する寸法a1は、第1のはんだ槽1a(および第3のはんだ槽1c)の外壁の第2の方向に関する寸法a2よりも小さくなっている。第2のはんだ槽1bの図の上下方向(第1の方向)に関する寸法はbとなっている。
図7を参照して、たとえば溶融はんだ供給装置30により溶融はんだ4が供給されるターゲット8としての電子基板の主表面上に部品11などが搭載された場合を考える。ここでは大きさの等しい部品11が2つ、ターゲット8の主表面上に搭載されており、それらの図7の左右方向の間隔はa3であり、a1<a3<a2であるものとする。
図8を参照して、本実施の形態の溶融はんだ供給装置40は、仕切り板7がノズルと一体となるように形成されている。このため仕切り板開口穴7aとノズル開口穴2aとが一体となるように接続されている。ここで一体とは、2つ以上の領域が併せて1つの部材を構成するように合体していることを意味する。
本実施の形態においては仕切り板7とノズルとを一体になるように、または仕切り板7とはんだ槽1とを一体になるように形成することにより、溶融はんだ供給装置40全体の構成部品数を減少させることができる。このため製造工程を簡略化することができ、コストを低減することができる。
図9〜図11を参照して、図9は実施の形態1の図1に、図10は実施の形態1の図2に、図11は実施の形態1の図3に、それぞれ相当する状態を示している。すなわち図10および図11は本実施の形態における動作を示しており、図10は開時を、図11は閉時を、それぞれ示している。
本実施の形態においては、仕切り板開口穴7aを閉じる動作を行なう際にシャフト3を上方に引き上げる。すなわち第2のはんだ槽1b内の、特にノズル開口穴2aの近くの溶融はんだ4は上方に引き上げられる。この溶融はんだ4が上方に引き上げられる力により、第2のはんだ槽1b内の溶融はんだ4には図の上向きの力が大きく加わる。これにより、仕切り板開口穴7aを閉じる動作を行なう際にノズル開口穴2aから溶融はんだ4が漏出する可能性を低減する効果をいっそう高めることができる。このため所望の位置に所望の量の溶融はんだ4を高精度に供給することができる。
図12を参照して、本実施の形態の溶融はんだ供給装置60は、ノズル2が互いに間隔をあけて複数のノズル開口穴2aを有している。なお、これ以外の本実施の形態の構成は、実施の形態1の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
本実施の形態の溶融はんだ供給装置60を用いれば、たとえばターゲット8としてのたとえば電子基板上に互いに間隔をあけて複数形成された電極のそれぞれの上に、同時に溶融はんだ4を供給することができ、製造タクトを短縮することができる。またたとえばターゲット8としての電極の大きさおよび個数に応じて、複数のノズル開口穴2aのそれぞれの平面視における大きさおよび位置を変更すれば、複数のターゲット8のそれぞれの大きさなどが異なる場合においてもそれらに対して同時に最適な量の溶融はんだ4を供給することができる。
Claims (8)
- 溶融はんだを収納可能であり、前記溶融はんだを吐出可能な開口部が形成されたはんだ槽と、
前記はんだ槽内に設けられ、前記はんだ槽を第1のはんだ槽と第2のはんだ槽とに区分する仕切り板と、
前記はんだ槽内に設けられ、前記第1のはんだ槽と前記第2のはんだ槽とを結ぶ第1の方向に延び、前記第1の方向に移動可能なシャフトと、
ガスにより前記はんだ槽内の前記溶融はんだを吐出させる方向の圧力を加える加圧ガス供給口とを備え、
前記仕切り板を貫通するように仕切り板開口穴が形成され、
前記シャフトは、前記仕切り板開口穴を開閉することにより、前記開口部における前記溶融はんだの吐出を制御可能であり、
前記第2のはんだ槽の内壁面は、少なくとも前記第1のはんだ槽と反対側の領域において、前記第1のはんだ槽の内壁面に沿って延びる、溶融はんだ供給装置。 - 前記はんだ槽はノズルを含み、
前記開口部は前記ノズルに形成されており、
前記開口部は前記仕切り板開口穴の開時および閉時の双方において前記シャフト3から離間している、請求項1に記載の溶融はんだ供給装置。 - 前記仕切り板と前記ノズルとは一体として形成される、請求項2に記載の溶融はんだ供給装置。
- 前記ノズルは互いに間隔をあけて複数の前記開口部を有する、請求項2または請求項3に記載の溶融はんだ供給装置。
- 前記はんだ槽には加熱機構が設置されている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の溶融はんだ供給装置。
- 前記仕切り板開口穴は前記仕切り板の主表面に直交する方向に対して傾いた形状を有する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の溶融はんだ供給装置。
- 前記開口部は前記第2のはんだ槽の内部につながるように形成され、
前記第2のはんだ槽の外壁は前記第1のはんだ槽の外壁よりも、前記第1の方向に直交する第2の方向に関する寸法が小さい、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の溶融はんだ供給装置。 - 前記シャフトは前記第1のはんだ槽から前記仕切り板開口穴を貫通して前記第2のはんだ槽に達するように延在し、
前記シャフトは前記仕切り板開口穴を貫通し前記第1の方向に延びる第1のシャフト部分と、前記第1のシャフト部分の前記第2のはんだ槽側の先端部において前記第1のシャフト部分に接続された第2のシャフト部分とを含み、
前記第2のシャフト部分は前記仕切り板開口穴を開閉可能である、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の溶融はんだ供給装置。
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