JP6354006B2 - 家具転倒防止器具 - Google Patents

Description

本発明は、家具転倒防止伸縮棒に関するものである。

従来の家具転倒防止伸縮棒は、２本の独立した転倒防止伸縮棒の上下２ケ所の先に設置面を設け、天井と家具の天板の間に入れ高さを調節して固定している。

「ジャパネット倶楽部２０１５年カタログ第５５号」 Ｐ．９５ アイリス オーヤマ株式会社製造

以上に述べた従来の家具転倒防止伸縮棒は、２本の独立した転倒防止伸縮棒の上下２ケ所の先に設置面を設け、天井と家具の天板の間に入れ高さを調節して、固定しているため天井の設置面の固定強度（天井骨材）がない場合、地震の揺れで外れたり、天井に穴を開けてしまったりと、うまく機能しない事が多かった。

本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、立体的で設置面を広くする事により家具の転倒防止効果を飛躍的に高めた家具転倒防止伸縮棒である。

問題を解決するための手段

家具転倒防止伸縮棒の上下２ケ所の設置面はボルト用穴上４ケ所、下４ケ所開けてある構造である。
左右の家具転倒防止伸縮棒の上下設置面を板で立体的にボルトとナットで、各４ケ所、計１６カ所を固定してから天井と家具の天板の間に入れ高さを調節して取り付ける構造である。
天井の設置面の固定強度（天井骨材）がある場所に、取り付けられるように転倒防止伸縮棒は２ケ所以上取り付けられる構造である。
また、天井の設置面の固定強度（天井骨材）がある場所に、取り付けられるように板は、家具の間口よりも左右に長い物を使用できるように数種類から選択できるようにする。
板のボルト用穴は転倒防止伸縮棒を２本以上取り付けられるように同ピッチ左右均一に開けてある。
また、ボルトは皿頭ボルトを使用し、板には皿頭ボルト用穴を開け、天井と家具の天板に接触させない。
従来の独立した家具転倒防止伸縮棒より立体的で設置面を広くする事により家具の転倒防止効果は飛躍的に高まる。

また、冷蔵庫の転倒防止をする場合は、冷蔵庫天板の突起した部分に板が接触しないように緩衝材をひいてから取り付ける。

発明の効果

上述したように本発明の固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒は、転倒防止効果を飛躍的に高めた家具転倒防止伸縮棒を提供できる。

固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒用板の平面図、正面図側面図 固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒の正面図、側面図 固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒の板を長い物にして、転倒防止伸縮棒を４本にした正面図 固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒（図２）を天井と家具の天板の間に入れ、高さを調整して固定した時の正面図 固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒（図３）を天井の設置面の固定強度（天井骨材）がある場所に、取り付けられるように板を長い物にし、転倒防止伸縮棒を４本にして天井と家具の天板の間に入れ、高さを調整して固定した時の正面図

図面を参照して説明する。

図１の固定強化のための立体的家具転倒防止伸縮棒用の板２には、皿頭ボルト用穴１を開けてある。
板２には、固定強度（天井骨材６）がある場所に、取り付けられるように家具転倒防止伸縮棒４の設置面との固定ボルト用穴１は同ピッチ左右均一に開けてある。

左右の家具転倒防止伸縮棒４の上下設置面を板２で立体的にボルトとナット３で、各４ケ所、計１６カ所を固定して図２の形態にする。

天井５の設置面の固定強度（天井骨材６）がある場所に、取り付けられるように板２は、家具７の間口よりも長い物が使用できるように、数種類から選択し、使用する。
家具転倒防止伸縮棒４は、天井５の設置面の固定強度（天井骨材６）がある場所に、取り付けられるように本数を４本にし固定して図３の形態にする。

図４の説明をします。
家具７の天板の両端の真上にある天井５の上に天井骨材６が有る場合の家具転倒防止器具を天井５と家具７の天板の間に配置した例である。
家具転倒防止伸縮棒４の両端を板２にボルトとナット３で、固定する家具転倒防止器具であり、板２は家具７の間口と同じ長さの物を選択し、家具転倒防止伸縮棒４を少なくとも家具７の天板の両端近傍（天井骨材６が有る天井５の下部近傍）に配置し、高さを調節して固定した図４の形態にする事により、家具７の転倒防止効果は飛躍的に高まる。

図５の説明をします。
家具７の天板の両端の真上にある天井５の上に天井骨材６がない場合の家具転倒防止器具を天井５と家具７の天板の間に配置した例である。
家具転倒防止伸縮棒４の両端を板２にボルトとナット３で、固定する家具転倒防止器具であり、板２は、家具７の間口よりも長い物を選択し、家具転倒防止伸縮棒４の配置は、家具７の天板の両端近傍、及び、天井骨材６が有る天井５の下部近傍に４か所配置し、高さを調節して固定した図５の形態にする事により、家具７の転倒防止効果は飛躍的に高まる。

また、冷蔵庫の転倒防止をする場合は、冷蔵庫天板の突起した部分に板１が接触しないように緩衝材をひいてから取り付ける。

１ ボルト用穴
２ 板
３ ボルト、ナット
４ 家具転倒防止伸縮棒
５ 天井
６ 天井骨材
７ 家具

Claims (1)

1. 家具転倒防止伸縮棒と板とからなり、家具転倒防止伸縮棒の両端を板にボルトと
   ナットで、固定する家具転倒防止器具であり、板は家具の間口よりも左右に
   長い物を数種類から選択し、
   家具転倒防止器具を天井骨材が有る天井と、家具の天板との間に配置し、
   家具転倒防止伸縮棒の配置は、少なくとも家具の天板の両端近傍、及び、
   天井骨材が有る天井の下部近傍に配置する事を特徴とする家具転倒防止器具。

Images