JP6352662B2 - 懸架装置 - Google Patents
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Description
図1(a)は、本実施形態のフロントフォーク4が適用される自動二輪車1を説明するための図である。また、図1(b)は、本実施形態のフロントフォーク4を説明するための図である。
そして、フロントフォーク4は、ハンドル5と前輪14Aとの間を接続するように設けられ、衝撃を緩衝するとともにハンドル5の操舵を前輪14Aに伝達する。
なお、以下の説明において、図1(b)に示す第1フロントフォーク11Aの長手方向を「軸方向」と呼び、軸方向において車軸14Sが位置する側を「一端側」と呼び、車体2が位置する側を「他端側」と呼ぶ。
図3は、図2に示す第1フロントフォーク11AのIII部の拡大図である。
図4は、図2に示す第1フロントフォーク11Aを矢印IVから見た図である。
外筒部20は、図2に示すように、アウターチューブ部210と、インナーチューブ部220とを備えている。
アウターチューブ部210は、車体側部材の一例としてのアウターチューブ211と、ブッシュ212と、シール部材213とを有する。
アウターチューブ211は、管状の部材であって、本実施形態では他端側である車体2側に位置する。アウターチューブ211は、一端側にブッシュ212およびシール部材213を保持するための拡管部211Dが形成される。また、アウターチューブ211は、他端側にシリンダ311との接続箇所である接続部211Jが設けられる。
インナーチューブ部220は、図2に示すように、車軸側部材の一例としてのインナーチューブ221と、ブッシュ222と、ボトムピース223とを有する。
インナーチューブ221には、一端側に車軸ブラケット部40との接続箇所を形成する雄ネジ部221Jが形成される。また、インナーチューブ221は、他端側が開口している。さらに、インナーチューブ221は、他端側において、ブッシュ222を保持するブッシュ保持部221Hが外周に形成される。
また、ボトムピース223は、外周部に第1シール部材223Sを有し、一端側の端面に第2シール部材223Gを有する。そして、ボトムピース223は、第1シール部材223Sおよび第2シール部材223Gによって、インナーチューブ221と車軸ブラケット部40との間の隙間を封止する。
内筒部30は、図2に示すように、シリンダ部310と、ロッド部320とを備えている。
シリンダ部310は、シリンダ311、ロッドガイド312、ブッシュ313、ストッパ314、フォークボルト部315およびバンプラバー316を有する。そして、シリンダ部310は、アウターチューブ211およびインナーチューブ221の間に封入ガスを収容する外側室R3を形成する。
ロッド部320は、図3に示すように、ロッド部材321と、区画部材の一例としてのピストン322と、ピストンリング323と、シール部材324と、拡張室325とを備える。
また、ロッド部材321は、図3に示すように、内側にてロッド内室321Rの他端側においてピストン322の貫通孔322H(後述)に連絡する。そして、ロッド部材321のロッド内室321Rは、貫通孔322Hを介して拡張室325に連絡する。また、ロッド部材321のロッド内室321Rは、後述するように、貫通孔322Hおよび連絡孔322Rを介して内側第1室R1に連絡する。
図6は、接続ボルト500およびバルブシステム600を詳細に説明するための図である。
〔車軸ブラケット部40〕
車軸ブラケット部40は、図5に示すように、連結部の一例としての車軸連結部材400と、接続部材の一例としての接続ボルト500と、調整部の一例としてバルブシステム600とを有する。
車軸連結部材400は、チューブ保持部41と、車軸連結部42と、保持部43とを有する。本実施形態において、これらチューブ保持部41、車軸連結部42および保持部43は一体的に形成される。
接続ボルト500は、図5に示すように、概形が厚肉の略円筒状に形成された部材である。接続ボルト500は、外周に設けられる車軸接続部510と、内周に設けられるロッド接続部520と、一端側にて軸方向に延びて設けられるバルブ保持部530と、他端側に設けられるキャップ保持部540とを有する。そして、接続ボルト500(接続部材)は、ロッド部材321と車軸連結部材400(連結部)とを接続する。
雄ネジ部511Pは、保持部43の雌ネジ部43Nに接続する。
径大部512は、車軸接続部510における他の箇所と比較して、外径が大きく形成されたフランジ状の部分である。そして、径大部512は、車軸接続部510が保持部43に取り付けられた状態にて、保持部43の段差部43Cに掛かる。
シール部材513は、車軸接続部510の外周と保持部43の内周との間をシールする。そして、シール部材513は、接続ボルト500と車軸ブラケット部40との間から流出しようとする封入ガスの流れを阻止する。
雌ネジ部521Nは、一端側雄ネジ部321Pに接続する。また、シール部材522は、ロッド接続部520の内周とロッド部材321の一端側の端部の外周との間をシールする。そして、シール部材522は、接続ボルト500とロッド部材321との間から流出しようとする封入ガスの流れを阻止する。
受部523は、ロッド接続部520において軸方向の他端側の向く面を有する。そして、受部523は、ロッド部材321の一端側の端部を受ける。
雄ネジ部531Pは、後述するバルブキャップ620の雌ネジ部621Nとのネジ止め箇所を形成する。雌ネジ部531Nは、バルブ610の雄ネジ部611Pとのネジ止め箇所を形成する。
そして、接続ボルト500(接続部材)は、バルブ610(調整部)のロッド部材321の反対側のボルト端面500T(端面)よりも軸方向に突出する一端側保持部531(突出部)を有する。そして、バルブ610は、一端側保持部531の半径方向内側に配置される。
なお、本実施形態では、ボルト端面500Tは、後述するバルブキャップ620の他端側の接触を受ける部分である。
そして、キャップ保持部540(第2の突出部)は、一端側保持部531(突出部)よりも半径方向外側に配置されるとともに接続ボルト500(接続部材)のバルブ610(調整部)のロッド部材321の反対側のボルト端面500T(端面)よりも軸方向に突出する。そして、バルブ610は、キャップ保持部540および一端側保持部531の半径方向内側に配置される。
バルブシステム600は、図6に示すように、バルブ610と、バルブ610の一端側に設けられるバルブキャップ620とを有する。
すなわち、バルブ610は、車軸連結部材400(連結部)にて車軸連結部材400のインナーチューブ221(車軸側部材)の反対側の端面400Tよりも内側に設けられ、内側第1室R1(第1室)およびロッド内室321R(空間部)に収容される封入ガス(流体)の圧力を調整可能にする。
雌ネジ部621Nは、接続ボルト500の一端側保持部531の雄ネジ部531Pとのネジ留め箇所を形成する。シール部材622は、キャップ保持部540の内周とバルブキャップ620の外周との間をシールする。そして、シール部材622は、接続ボルト500とバルブキャップ620との間から流出しようとする封入ガスの流れを阻止する。
第1フロントフォーク11Aの圧縮行程においては、図7(a)に示すように、アウターチューブ211とインナーチューブ221とが軸方向において相対的に近づく方向に移動する。また、シリンダ311の他端側に向けてピストン322およびロッド部材321が軸方向に相対的に近づく方向に移動する。
第1フロントフォーク11Aの伸張行程においては、図7(b)に示すように、アウターチューブ211とインナーチューブ221とが軸方向において相対的に遠ざかる方向に移動する。また、シリンダ311の一端側に向けてピストン322およびロッド部材321の他端側が軸方向に相対的に近づく方向に移動する。
走行時においては、前輪14Aに近接して設けられる車軸ブラケット部40は、前輪14Aによって飛び石などの衝突物の衝突を受ける可能性が高い。
これに対して、本実施形態では、バルブシステム600が車軸連結部材400の端面400Tよりも内側に配置されるため、バルブシステム600が衝突物の衝突を受けにくくなっている。また、仮に、バルブシステム600が衝突物の衝突を受けた場合であっても、例えば端面400Tから突出して設けられる場合と比較して、バルブシステム600単独で衝突物の衝突を受けにくくなるため、バルブシステム600が受ける衝撃が緩和される。その結果として、バルブシステム600の損傷が抑制される。
さらに、バルブシステム600のバルブ610は、軸方向の一端側に突出する一端側保持部531の半径方向内側にも設けられる。すなわち、バルブ610は、半径方向において、キャップ保持部540および一端側保持部531の二重の壁の内側に配置される。従って、本実施形態では、特にバルブ610の損傷を抑制することができる。
また、本実施形態では倒立型のフロントフォークを例に説明したが、倒立型のフロントフォークに限定するものではない。正立型のフロントフォークにおいても、本実施形態の車軸ブラケット部40に相当する部材の端部の内側にバルブシステム600を設けることによって、バルブシステム600の損傷を抑制することができる。
Claims (2)
- 車体と車輪との間を接続する懸架装置であって、
前記車体側に位置する管状の車体側部材と、
前記車輪が配置される車軸側に位置するとともに前記車体側部材に接続し、前記車体側部材の軸方向において前記車体側部材に対して相対的に移動する管状の車軸側部材と、
前記車軸側部材の半径方向内側に設けられる筒状のシリンダと、
前記車軸側部材の半径方向内側に位置し、前記車体側部材と前記車軸側部材との移動に伴って前記軸方向に相対的に移動するとともに、前記軸方向に形成された空間部を内部に有するロッド部材と、
前記ロッド部材の端部側に固定されるとともに前記シリンダの軸方向に移動可能に前記シリンダに接触して設けられ、前記シリンダ内の空間を、前記ロッド部材側に位置して流体を収容する第1室と前記ロッド部材側とは反対側に位置して前記流体を収容する第2室とに区画する区画部材と、
前記シリンダと前記区画部材とが前記軸方向に相対的に移動した際に前記第1室と前記ロッド部材内部の前記空間部との間の前記流体の移動を許容する連通路と、
前記車軸側部材と前記車軸とを連結する連結部と、
前記連結部にて前記連結部の前記車軸側部材の反対側の端面よりも内側に設けられ、前記第1室および前記空間部に収容される前記流体の圧力を調整可能にする調整部と、
前記ロッド部材と前記連結部とを接続する接続部材と、
を備え、
前記調整部は、前記接続部材に保持され前記接続部材との間で前記流体を密封し、
前記調整部は、少なくとも一部が前記ロッド部材の前記軸方向の一方側端部に挿入され、
前記接続部材は、前記ロッド部材の前記空間部の内側に挿入される保持部を有し、
前記保持部に、前記ロッド部材に挿入された前記調整部の前記一部が挿入される懸架装置。 - 前記接続部材は、前記調整部の前記ロッド部材の反対側の端面よりも前記軸方向に突出する突出部を有し、
前記調整部は、前記突出部の半径方向内側に配置される請求項1に記載の懸架装置。
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