JP6352662B2 - 懸架装置 - Google Patents

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Description

本発明は、懸架装置に関する。
例えば特許文献1には、空気ばねからなる懸架スプリングを内蔵する油圧緩衝器において、車体側チューブと車軸側チューブを互いに挿入し、ガイドシリンダを車体側チューブと車軸側チューブの一方の内部の中央に設け、車体側チューブと車軸側チューブの他方の内部の中央に設けたガイドロッドのガイドをガイドシリンダに挿入してなり、ガイドシリンダの内部にガイドロッドのガイドが区画する内側空気ばね室と、車体側チューブと車軸側チューブがガイドシリンダにおける少なくとも上記内側空気ばね室の外側に区画する外側空気ばね室とを有してなり、内側空気ばね室の内圧が所定の値に上昇したときに開くリリーフ弁を設けてなることを特徴とする油圧緩衝器が開示されている。
特開2012−177465号公報
ところで、懸架装置の内部に収容される流体の圧力を調整可能にする調整部を、例えば懸架装置と車軸とを連結する連結部に配置する場合がある。このような場合、調整部が車輪等に近接して設けられることになるため、走行時に例えば飛び石などの衝突物の衝突を受けて調整部が損傷するおそれがあった。
そこで、本発明は、懸架装置の内部に収容される流体の圧力を調整可能にする調整部の損傷を抑制することを目的とする。
本発明に係る懸架装置は、車体と車輪との間を接続する懸架装置であって、車体側に位置する管状の車体側部材と、車輪が配置される車軸側に位置するとともに車体側部材に接続し、車体側部材の軸方向において車体側部材に対して相対的に移動する管状の車軸側部材と、車軸側部材の半径方向内側に設けられる筒状のシリンダと、車軸側部材の半径方向内側に位置し、車体側部材と車軸側部材との移動に伴って軸方向に相対的に移動するとともに、軸方向に形成された空間部を内部に有するロッド部材と、ロッド部材の端部側に固定されるとともにシリンダの軸方向に移動可能にシリンダに接触して設けられ、シリンダ内の空間を、ロッド部材側に位置して流体を収容する第1室とロッド部材側とは反対側に位置して流体を収容する第2室とに区画する区画部材と、シリンダと区画部材とが軸方向に相対的に移動した際に第1室とロッド部材内部の空間部との間の流体の移動を許容する連通路と、車軸側部材と車軸とを連結する連結部と、連結部にて連結部の車軸側部材の反対側の端面よりも内側に設けられ、第1室および空間部に収容される流体の圧力を調整可能にする調整部と、ロッド部材と連結部とを接続する接続部材と、を備え、調整部は、接続部材に保持され接続部材との間で流体を密封し、調整部は、少なくとも一部がロッド部材の軸方向の一方側端部に挿入され、接続部材は、ロッド部材の空間部の内側に挿入される保持部を有し、保持部に、ロッド部材に挿入された調整部の一部が挿入される懸架装置である。
本発明によれば、懸架装置の内部に収容される流体の圧力を調整可能にする調整部の損傷を抑制することが可能になる。
(a)は本実施形態のフロントフォークが適用される自動二輪車を説明するための図であり、(b)は本実施形態のフロントフォークを説明するための図である。 第1フロントフォークを説明するための図である。 図2に示す第1フロントフォークのIII部の拡大図である。 図2に示す第1フロントフォークを矢印IVから見た図である。 図2に示す第1フロントフォークのV部の拡大図である。 接続ボルトおよびバルブシステムを詳細に説明するための図である。 (a)および(b)は第1フロントフォークの動作時における空気の流れを説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本実施形態のフロントフォーク4が適用される自動二輪車1を説明するための図である。また、図1(b)は、本実施形態のフロントフォーク4を説明するための図である。
図1(a)に示すように、自動二輪車1は、車体2と、車体2の前方に配される車輪である前輪14Aと、車体2の後方に配される車輪である後輪14Bと、車体2と後輪14Bとを接続するリヤサスペンション3と、車体2と前輪14Aとを接続する懸架装置の一例としてのフロントフォーク4と、自動二輪車1を操舵するためのハンドル5と、フロントフォーク4と車体2とを接続するためのシャフトハウジング6とを備える。
フロントフォーク4は、図1(b)に示すように、所謂倒立型フロントフォークである。フロントフォーク4は、第1フロントフォーク11Aと、第1フロントフォーク11Aと並列に設けられる第2フロントフォーク11Bと、第1ブラケット12Aと、第2ブラケット12Bと、ステアリングシャフト13とを有している。
そして、フロントフォーク4は、ハンドル5と前輪14Aとの間を接続するように設けられ、衝撃を緩衝するとともにハンドル5の操舵を前輪14Aに伝達する。
なお、以下の説明において、図1(b)に示す第1フロントフォーク11Aの長手方向を「軸方向」と呼び、軸方向において車軸14Sが位置する側を「一端側」と呼び、車体2が位置する側を「他端側」と呼ぶ。
第1フロントフォーク11Aと第2フロントフォーク11Bとは、前輪14Aの左右にそれぞれ配置される。そして、第1フロントフォーク11Aおよび第2フロントフォーク11Bは、軸方向に伸縮可能に構成される。
第1フロントフォーク11Aは、例えばオイルダンパなどの減衰機構を内蔵しない。そして、第1フロントフォーク11Aは、金属ばねではなく空気ばねからなる懸架ばねを内蔵する。また、本実施形態では、第2フロントフォーク11Bは、オイルダンパなどの減衰機構を内蔵し、金属ばねなどの懸架ばねを内蔵しない構成を有する。ただし、第2フロントフォーク11Bは、第1フロントフォーク11Aと同様の構成であってもよい。
第1ブラケット12Aおよび第2ブラケット12Bは、第1フロントフォーク11Aおよび第2フロントフォーク11Bを接続する。また、ステアリングシャフト13は、両端が第1ブラケット12Aおよび第2ブラケット12Bにそれぞれ固定される。そして、ステアリングシャフト13がシャフトハウジング6に接続されることで、フロントフォーク4が車体2に連結される。また、第1ブラケット12Aやアウターチューブ211(後述)にハンドル5が固定される。
図2は、第1フロントフォーク11Aを説明するための図である。
図3は、図2に示す第1フロントフォーク11AのIII部の拡大図である。
図4は、図2に示す第1フロントフォーク11Aを矢印IVから見た図である。
第1フロントフォーク11Aは、図2に示すように、外筒部20と、内筒部30と、車軸ブラケット部40とを備えている。
〔外筒部20〕
外筒部20は、図2に示すように、アウターチューブ部210と、インナーチューブ部220とを備えている。
(アウターチューブ部210)
アウターチューブ部210は、車体側部材の一例としてのアウターチューブ211と、ブッシュ212と、シール部材213とを有する。
アウターチューブ211は、管状の部材であって、本実施形態では他端側である車体2側に位置する。アウターチューブ211は、一端側にブッシュ212およびシール部材213を保持するための拡管部211Dが形成される。また、アウターチューブ211は、他端側にシリンダ311との接続箇所である接続部211Jが設けられる。
ブッシュ212は、図3に示すように、環状の部材であって上述の拡管部211Dの内周部に設けられる。ブッシュ212は、インナーチューブ221(後述)の外周面に対向してインナーチューブ221との間における摩擦抵抗を低減する。そして、アウターチューブ211とインナーチューブ221とは、ブッシュ212を介して、軸方向にスライド可能に接続する。
シール部材213は、リング状の部材であって、拡管部211Dの内周部に取り付けられる。そして、シール部材213は、アウターチューブ211とインナーチューブ221(後述)とによって形成される外側室R3(後述)を気密する。
(インナーチューブ部220)
インナーチューブ部220は、図2に示すように、車軸側部材の一例としてのインナーチューブ221と、ブッシュ222と、ボトムピース223とを有する。
インナーチューブ221は、管状の部材であって、本実施形態では一端側である車軸14S側に位置する。インナーチューブ221の外径は、アウターチューブ211の内径よりも小さく形成される。そして、インナーチューブ221は、アウターチューブ211の内側に挿入される。そして、インナーチューブ221は、アウターチューブ211に対して軸方向に相対的に移動する。
インナーチューブ221には、一端側に車軸ブラケット部40との接続箇所を形成する雄ネジ部221Jが形成される。また、インナーチューブ221は、他端側が開口している。さらに、インナーチューブ221は、他端側において、ブッシュ222を保持するブッシュ保持部221Hが外周に形成される。
ブッシュ222は、インナーチューブ221のブッシュ保持部221Hに取り付けられる。ブッシュ222は、アウターチューブ211とインナーチューブ221との間の摩擦抵抗を低減する。そして、アウターチューブ211とインナーチューブ221とは、ブッシュ222を介して、軸方向にスライド可能に接続する。なお、本実施形態では、インナーチューブ221とアウターチューブ211とは、軸方向において一定の距離だけ離れて配置される上述のブッシュ212およびブッシュ222によって支持されることで軸方向に安定して移動できるように構成されている。
ボトムピース223は、図2に示すように、インナーチューブ221の一端側に配置される。ボトムピース223は、内側にロッド部材321(後述)が貫通する開口を有する環形状をしている。そして、ボトムピース223は、インナーチューブ221の一端側の端部と車軸ブラケット部40との間に配置される。
また、ボトムピース223は、外周部に第1シール部材223Sを有し、一端側の端面に第2シール部材223Gを有する。そして、ボトムピース223は、第1シール部材223Sおよび第2シール部材223Gによって、インナーチューブ221と車軸ブラケット部40との間の隙間を封止する。
〔内筒部30〕
内筒部30は、図2に示すように、シリンダ部310と、ロッド部320とを備えている。
(シリンダ部310)
シリンダ部310は、シリンダ311、ロッドガイド312、ブッシュ313、ストッパ314、フォークボルト部315およびバンプラバー316を有する。そして、シリンダ部310は、アウターチューブ211およびインナーチューブ221の間に封入ガスを収容する外側室R3を形成する。
シリンダ311は、上シリンダ311Uと下シリンダ311Lとによって構成されている。上シリンダ311Uの内径は、下シリンダ311Lの外径とほぼ同じに設定される。そして、上シリンダ311Uの内側に下シリンダ311Lが嵌め込まれて一体的に構成される。上シリンダ311Uに内周と下シリンダ311Lの外周との間には、シール部材311Sが介在する。
ロッドガイド312は、図3に示すように、シリンダ311(下シリンダ311L)の一端側の端部に位置する。ロッドガイド312は、下シリンダ311Lの端部にネジ留め等によって固定される。また、ロッドガイド312は、ロッド部材321(後述)の外径よりも大きい内径の貫通孔312Hを有する。そして、ロッドガイド312は、貫通孔312Hにロッド部材321(後述)が貫通して設けられ、軸方向にスライド可能に支持する。また、ロッドガイド312は、ロッドガイド312の外周に設けられる外側シール部材312Sと内周に設けられる内側シール部材312Gを有する。そして、ロッドガイド312と下シリンダ311Lとの間の隙間は、外側シール部材312Sによって封止される。ロッドガイド312とロッド部材321との間の隙間は、内側シール部材312Gによって封止される。
ブッシュ313は、ロッド部材321に対向するように、貫通孔312Hに取り付けられる。そして、ブッシュ313は、ロッド部材321とロッドガイド312との間の摩擦抵抗を低減する。
ストッパ314は、ロッドガイド312の他端側の端部に設けられる。ストッパ314は、ゴムなどの弾性部材によって構成することができる。そして、ストッパ314は、後述するようにシリンダ311に対してロッド部材321およびピストン322が軸方向に離れる方向に相対的に移動する伸張行程において、ピストン322に接触して伸び切りストローク端を規制する。
フォークボルト部315は、図2に示すように、ボルト315Bと、第1シール部材315Sと、第2シール部材315Gとを有する。また、図4に示すように、フォークボルト部315は、内側ガス圧調整部315A1と外側ガス圧調整部315A2とを有する。
ボルト315Bは、図2に示すように、シリンダ311(上シリンダ311U)の他端側の端部において、上シリンダ311Uの内側に嵌め込まれるようにして固定される。そして、ボルト315Bは、シリンダ311の他端側の開口を塞ぐ。
第1シール部材315Sおよび第2シール部材315Gは、上シリンダ311Uとボルト315Bとの間に位置し、ボルト315Bと上シリンダ311Uとの隙間を封止する。そして、第1シール部材315Sおよび第2シール部材315Gは、後述の内側第2室R2を密封する。
内側ガス圧調整部315A1は、図4に示すように、ボルト315Bの外部に臨む位置に設けられる。そして、内側ガス圧調整部315A1は、内側第2室R2(後述)に連通する。内側ガス圧調整部315A1は、基本的には内側から第1フロントフォーク11Aの外側への封入ガスの流出を阻止するとともに、調整時においては内側第2室R2(後述)の封入ガス圧を調整可能にする。なお、内側ガス圧調整部315A1には、例えばガス圧注入器の注入針が刺通できるゴム膜などを用いることができる。
外側ガス圧調整部315A2は、図4に示すように、内側ガス圧調整部315A1に並列配置されるとともに、ボルト315Bの外部に臨む位置に設けられる。そして、外側ガス圧調整部315A2は、外側室R3に連通する。外側ガス圧調整部315A2は、基本的には内側から第1フロントフォーク11Aの外側への封入ガスの流出を阻止するとともに、調整時においては外側室R3の封入ガス圧を調整可能にする。なお、外側ガス圧調整部315A2には、例えばガス圧注入器の注入針が刺通できるゴム膜などを用いることができる。
バンプラバー316は、例えば高硬度の樹脂材料によって構成され、略環状に形成された部材である。バンプラバー316は、図2に示すように、上シリンダ311Uおよびアウターチューブ211の他端側の端部にて、上シリンダ311Uとアウターチューブ211との間に設けられる。そして、バンプラバー316は、後述する圧縮行程において第1フロントフォーク11Aが最も圧縮した際に、インナーチューブ221の他端側の端部が接触した際の衝撃を吸収し、インナーチューブ221等の損傷を防止する。
(ロッド部320)
ロッド部320は、図3に示すように、ロッド部材321と、区画部材の一例としてのピストン322と、ピストンリング323と、シール部材324と、拡張室325とを備える。
ロッド部材321は、図2に示すように、軸方向に沿って延びる棒状の部材である。また、ロッド部材321は、軸方向に形成される空間部の一例としてのロッド内室321Rと、一端側に形成される一端側雄ネジ部321P(後述の図5参照)と、他端側に形成される他端側雄ネジ部321J(図3参照)とを有する。
ロッド内室321Rは、ロッド部材321の内側に形成される貫通孔である。すなわち、本実施形態のロッド部材321は、中空状に形成されている。一端側雄ネジ部321Pは、後述する図5に示すように、接続ボルト500の後述する雌ネジ部521Nとのネジ留め箇所を形成する。他端側雄ネジ部321Jは、図3に示すように、ピストン322のネジ留め箇所を形成する。
また、ロッド部材321は、図3に示すように、内側にてロッド内室321Rの他端側においてピストン322の貫通孔322H(後述)に連絡する。そして、ロッド部材321のロッド内室321Rは、貫通孔322Hを介して拡張室325に連絡する。また、ロッド部材321のロッド内室321Rは、後述するように、貫通孔322Hおよび連絡孔322Rを介して内側第1室R1に連絡する。
ピストン322は、ロッド部材321の他端側雄ネジ部321Jによって保持される。そして、ピストン322は、内側に連通路の一例としての貫通孔322Hおよび連絡孔322Rを有している。
貫通孔322Hは、ピストン322の一端側の端部から他端側の端部にかけて形成される。そして、ピストン322においては、貫通孔322Hの他端側が拡張室325に連絡し、貫通孔322Hの一端側がロッド内室321Rに連絡する。
連絡孔322Rは、一方の開口がロッド内室321Rに接続し、他方の開口がピストン322の他端側にてピストン322の外周部まで延びて形成される。そして、連絡孔322Rは、ロッド内室321Rと後述の内側第1室R1とを連絡する。
ピストンリング323は、略環状の部材であって、ピストン322の外周部に取り付けられる。ピストンリング323の外径は、下シリンダ311Lの内径と略等しく設定される。
シール部材324は、環状の部材であって、ピストン322の外周部に取り付けられる。また、シール部材324は、ピストンリング323に対して他端側に位置する。そして、シール部材324は、本実施形態では複数(図3においては軸方向に3箇所)設けている。
本実施形態では、ピストン322、ピストンリング323およびシール部材324によって、シリンダ311内の気室を区画する。具体的には、ピストン322の一端側であるロッド部材321側に内側第1室R1(第1室)を形成し、ピストン322の他端側に内側第2室R2(第2室)を形成する。
拡張室325は、図2に示すように、内部に一定量のガスを収容可能に構成される。本実施形態の拡張室325には、例えば樹脂製等の有底円筒状の部材を用いることができる。また、拡張室325は、ピストン322の他端側の端部においてネジ等によって固定される。なお、拡張室325は、図3に示すように、上述したピストン322の貫通孔322Hに連絡している。
内筒部30では、図2に示すように、シリンダ311においてピストン322とロッドガイド312とによって形成される内側第1室R1に対して、連絡孔322Rおよび貫通孔322Hを介して、ロッド内室321Rと拡張室325とが連通する。すなわち、内筒部30においては、内側第1室R1、ロッド内室321Rおよび拡張室325は全て封入ガスが相互に流通可能に接続している。
また、内側第1室R1はピストン322のシール部材324やロッドガイド312の外側シール部材312Sおよび内側シール部材312Gなどによって密封される。さらに、拡張室325は有底円筒状に形成され、ロッド内室321Rの一端側の端部にて後述のバルブシステム600により閉じられる。従って、後述のバルブシステム600によって、内側第1室R1、ロッド内室321Rおよび拡張室325によって形成される空間の封入ガスは密封された状態が保たれる。
図5は、図2に示す第1フロントフォーク11AのV部の拡大図である。
図6は、接続ボルト500およびバルブシステム600を詳細に説明するための図である。
〔車軸ブラケット部40〕
車軸ブラケット部40は、図5に示すように、連結部の一例としての車軸連結部材400と、接続部材の一例としての接続ボルト500と、調整部の一例としてバルブシステム600とを有する。
(車軸連結部材400)
車軸連結部材400は、チューブ保持部41と、車軸連結部42と、保持部43とを有する。本実施形態において、これらチューブ保持部41、車軸連結部42および保持部43は一体的に形成される。
チューブ保持部41は、略円筒形状に形成された部分であって、インナーチューブ221の外径と略同じ内径を有している。そして、チューブ保持部41には、インナーチューブ221の一端側の端部が挿入される。また、チューブ保持部41には、雌ネジ部41Nが形成される。雌ネジ部41Nは、インナーチューブ221の雄ネジ部221Jに接続する。
車軸連結部42は、前輪14Aの車軸14S(図1参照)が挿入される車軸孔42Hを有する。そして、車軸連結部42は、車軸ボルト42Bによって車軸孔42Hの内径が変更可能であって、前輪14Aの車軸14Sを締め付け可能に構成される。
保持部43は、本実施形態では、略円筒状に形成される。そして、保持部43は、他端側であって内周に形成される雌ネジ部43Nと、一端側に設けられる段差部43Cとを有する。雌ネジ部43Nは、接続ボルト500の後述する雄ネジ部511Pとのネジ留め箇所を形成する。段差部43Cは、接続ボルト500の後述する径大部512を受ける箇所を形成する。
そして、保持部43は、図5に示すように、車軸連結部材400の軸方向における一端側の端部(以下、端面400T)から突出しないように接続ボルト500およびバルブシステム600を収容する。すなわち、保持部43は、軸方向および半径方向において、接続ボルト500およびバルブシステム600を端面400T(図5に示す破線)よりも内側(軸方向の他端側)に収容する。
(接続ボルト500)
接続ボルト500は、図5に示すように、概形が厚肉の略円筒状に形成された部材である。接続ボルト500は、外周に設けられる車軸接続部510と、内周に設けられるロッド接続部520と、一端側にて軸方向に延びて設けられるバルブ保持部530と、他端側に設けられるキャップ保持部540とを有する。そして、接続ボルト500(接続部材)は、ロッド部材321と車軸連結部材400(連結部)とを接続する。
車軸接続部510は、他端側に形成される雄ネジ部511Pと、一端側に形成される径大部512と、一端側に設けられるシール部材513とを有する。
雄ネジ部511Pは、保持部43の雌ネジ部43Nに接続する。
径大部512は、車軸接続部510における他の箇所と比較して、外径が大きく形成されたフランジ状の部分である。そして、径大部512は、車軸接続部510が保持部43に取り付けられた状態にて、保持部43の段差部43Cに掛かる。
シール部材513は、車軸接続部510の外周と保持部43の内周との間をシールする。そして、シール部材513は、接続ボルト500と車軸ブラケット部40との間から流出しようとする封入ガスの流れを阻止する。
ロッド接続部520は、略円筒状に形成される。そして、ロッド接続部520は、他端側に形成される雌ネジ部521Nと、一端側に設けられるシール部材522と、一端側の端部に設けられる受部523とを有する。
雌ネジ部521Nは、一端側雄ネジ部321Pに接続する。また、シール部材522は、ロッド接続部520の内周とロッド部材321の一端側の端部の外周との間をシールする。そして、シール部材522は、接続ボルト500とロッド部材321との間から流出しようとする封入ガスの流れを阻止する。
受部523は、ロッド接続部520において軸方向の他端側の向く面を有する。そして、受部523は、ロッド部材321の一端側の端部を受ける。
バルブ保持部530は、図6に示すように、一端側に設けられる一端側保持部531と、他端側に設けられる他端側保持部532とを有する。そして、バルブ保持部530は、軸方向に延びる略円筒状の空間を形成し、バルブシステム600の後述するバルブ610を内側に収容する。また、バルブ保持部530は、バルブシステム600の後述するバルブ610を直接保持する。
一端側保持部531(突出部)は、軸方向の一端側に向けて突出するように形成される。本実施形態では、一端側保持部531は、後述するバルブ610を周方向に囲うように、略円筒状に形成される。また、一端側保持部531は、外周に雄ネジ部531Pを有し、内周に雌ネジ部531Nを有する。
雄ネジ部531Pは、後述するバルブキャップ620の雌ネジ部621Nとのネジ止め箇所を形成する。雌ネジ部531Nは、バルブ610の雄ネジ部611Pとのネジ止め箇所を形成する。
そして、接続ボルト500(接続部材)は、バルブ610(調整部)のロッド部材321の反対側のボルト端面500T(端面)よりも軸方向に突出する一端側保持部531(突出部)を有する。そして、バルブ610は、一端側保持部531の半径方向内側に配置される。
なお、本実施形態では、ボルト端面500Tは、後述するバルブキャップ620の他端側の接触を受ける部分である。
他端側保持部532は、軸方向の他端側に向けて突出する。他端側保持部532の外径は、ロッド内室321Rの内径よりも小さく形成される。そして、他端側保持部532(挿入部)は、ロッド内室321Rの内側にて軸方向に挿入された状態で取り付けられる。そして、他端側保持部532には、後述のバルブ610の他端側の少なくとも一部が挿入される。
なお、本実施形態では、バルブ610によってロッド内室321Rを密封するにあたって、ロッド部材321にバルブ610を直接接触させるのではなく、接続ボルト500に形成された他端側保持部532との間で密封するようにした。後述するように、第1フロントフォーク11Aが動作する際、ロッド部材321には、ピストン322を介して軸方向に移動するシリンダ部310からの荷重がかかる。それに伴って軸方向に長く伸びるロッド部材321が多少なりとも変形したり移動したりする可能性がある。従って、本実施形態では、ロッド部材321ではなく、接続ボルト500(バルブ保持部530)にバルブ610を保持させるようにして、気密性が安定するようにしている。
キャップ保持部540は、略円筒状に形成されるとともに、半径方向の中央側に設けられる後述のバルブ610および一端側保持部531を囲うように設けられる。また、キャップ保持部540は、バルブ保持部530の一端側の端部から軸方向においてさらに一端側に向けて突出するように形成される。そして、キャップ保持部540は、内側にバルブキャップ620を収容する。
そして、キャップ保持部540(第2の突出部)は、一端側保持部531(突出部)よりも半径方向外側に配置されるとともに接続ボルト500(接続部材)のバルブ610(調整部)のロッド部材321の反対側のボルト端面500T(端面)よりも軸方向に突出する。そして、バルブ610は、キャップ保持部540および一端側保持部531の半径方向内側に配置される。
(バルブシステム600)
バルブシステム600は、図6に示すように、バルブ610と、バルブ610の一端側に設けられるバルブキャップ620とを有する。
バルブ610は、接続ボルト500のバルブ保持部530において軸方向に移動可能に設けられ、外部からの操作に基づいてロッド部材321に対して軸方向に進退可能に構成される。そして、バルブ610は、本実施形態では、ロッド内室321R、内側第1室および拡張室325(図2参照)に収容される封入ガスの圧力を調整可能にする。すなわち、バルブ610(調整部)は、接続ボルト500(接続部材)に直接保持され接続ボルト500との間で封入ガス(流体)を密封する。
また、バルブ610は、一端側に雄ネジ部611Pを有する。そして、バルブ610の雄ネジ部611Pは、バルブ保持部530の一端側保持部531の雌ネジ部531Nに接続する。この状態で、バルブ610(調整部)は、少なくとも一部(本実施形態では他端側の一部)がロッド部材321の軸方向の一方側端部に挿入される。そして、バルブ610は、雄ネジ部611Pが雌ネジ部531Nに固定された状態で、ロッド内室321Rの一端側における密封性を保つとともに封入ガスの圧力を調整可能にする。
また、バルブ610は、図6に示すように、接続ボルト500の軸方向における一端側の端部から突出しないように設けられる。さらに、バルブ610は、端面400Tから突出しないように設けられる。
すなわち、バルブ610は、車軸連結部材400(連結部)にて車軸連結部材400のインナーチューブ221(車軸側部材)の反対側の端面400Tよりも内側に設けられ、内側第1室R1(第1室)およびロッド内室321R(空間部)に収容される封入ガス(流体)の圧力を調整可能にする。
バルブキャップ620は、略有底円筒状に形成された部材である。バルブキャップ620は、雌ネジ部621Nと、外周に設けられるシール部材622とを有する。
雌ネジ部621Nは、接続ボルト500の一端側保持部531の雄ネジ部531Pとのネジ留め箇所を形成する。シール部材622は、キャップ保持部540の内周とバルブキャップ620の外周との間をシールする。そして、シール部材622は、接続ボルト500とバルブキャップ620との間から流出しようとする封入ガスの流れを阻止する。
そして、バルブキャップ620は、バルブ610の一端側にてバルブ610を覆う。また、バルブキャップ620は、接続ボルト500の軸方向における一端側の端部よりも突出しないように設けられる。さらに、バルブキャップ620は、軸方向において端面400Tよりも内側(他端側)にて車軸連結部材400に設けられ、シール部材622によって内側第1室R1およびロッド内室321Rに収容される封入ガスを密封するとともに、走行時にはバルブ610を保護し、封入ガスの圧力の調整を行う際には取り外される。
以上のように構成されるバルブ610は、走行時や停車時などの通常の際には内側から第1フロントフォーク11Aの外側への封入ガスの流出を阻止するとともに、製造時やメンテナンス時などの調整の際にはロッド内室321Rを介して内側第1室R1の封入ガス圧を調整可能にする。本実施形態では、バルブ610によって内側第1室R1の封入ガスの圧力を設定することで、例えば乗車時におけるフロントフォーク4の全長や乗車高さ姿勢を変更することができる。
図7は、第1フロントフォーク11Aの動作時における空気の流れを説明するための図である。なお、図7(a)は圧縮行程を説明するための図であり、図7(b)は伸張行程を説明するための図である。
(圧縮行程時)
第1フロントフォーク11Aの圧縮行程においては、図7(a)に示すように、アウターチューブ211とインナーチューブ221とが軸方向において相対的に近づく方向に移動する。また、シリンダ311の他端側に向けてピストン322およびロッド部材321が軸方向に相対的に近づく方向に移動する。
アウターチューブ211とインナーチューブ221とが近づくことで、外側室R3の容積が狭まって外側室R3における空気が圧縮される。このとき、外側室R3は、密封されているため空気バネとして作用する。そして、外側室R3において、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを伸張させる方向の反力が発生する。
同様に、シリンダ311の他端側に向けてピストン322が挿入されることで、内側第2室R2の容積が狭まって内側第2室R2における空気が圧縮される。このとき、内側第2室R2は、密封されているため空気バネとして作用する。そして、内側第2室R2においてもアウターチューブ211とインナーチューブ221とを伸張させる方向の反力が発生する。
(伸張行程時)
第1フロントフォーク11Aの伸張行程においては、図7(b)に示すように、アウターチューブ211とインナーチューブ221とが軸方向において相対的に遠ざかる方向に移動する。また、シリンダ311の一端側に向けてピストン322およびロッド部材321の他端側が軸方向に相対的に近づく方向に移動する。
シリンダ311の一端側に向けてピストン322が近づく方向に移動することにより、ピストン322とロッドガイド312とが相対的に近づく。これによって、内側第1室R1の容積が狭まって内側第1室R1における空気が圧縮される。また、内側第1室R1は、ピストン322の連絡孔322Rおよび貫通孔322Hを介して、ロッド内室321Rや拡張室325が接続している。そのため、これら内側第1室R1、ロッド内室321Rおよび拡張室325が空気バネとして作用する。そして、内側第1室R1、ロッド内室321Rおよび拡張室325において、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを収縮させる方向の反力が発生する。
本実施形態では、内側第1室R1に加えてロッド内室321Rや拡張室325を設けることによって、内側第1室R1の容積が従来の構成と比較して拡大されるため、より安定した反力を確保することができる。
以上のように、本実施形態が適用されるフロントフォーク4においては、第1フロントフォーク11Aの伸縮ストロークに対し、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを伸長させる方向に付勢する外側室R3および内側第2室R2により形成される空気バネのバネ力と、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを収縮させる方向に付勢する内側第1室R1等により形成される空気バネのバネ力が発生する。
続いて、本実施形態の第1フロントフォーク11Aにおけるバルブシステム600の損傷の抑制について説明する。
走行時においては、前輪14Aに近接して設けられる車軸ブラケット部40は、前輪14Aによって飛び石などの衝突物の衝突を受ける可能性が高い。
これに対して、本実施形態では、バルブシステム600が車軸連結部材400の端面400Tよりも内側に配置されるため、バルブシステム600が衝突物の衝突を受けにくくなっている。また、仮に、バルブシステム600が衝突物の衝突を受けた場合であっても、例えば端面400Tから突出して設けられる場合と比較して、バルブシステム600単独で衝突物の衝突を受けにくくなるため、バルブシステム600が受ける衝撃が緩和される。その結果として、バルブシステム600の損傷が抑制される。
また、本実施形態では、バルブシステム600は、軸方向の一端側に突出するキャップ保持部540の半径方向内側に設けられる。これによって、本実施形態では、半径方向においても、バルブシステム600が衝突物の衝突を受ける可能性が低減する。
さらに、バルブシステム600のバルブ610は、軸方向の一端側に突出する一端側保持部531の半径方向内側にも設けられる。すなわち、バルブ610は、半径方向において、キャップ保持部540および一端側保持部531の二重の壁の内側に配置される。従って、本実施形態では、特にバルブ610の損傷を抑制することができる。
また、接続ボルト500は、図5に示すように、ロッド部材321に直接接続するとともに、バルブシステム600とも直接接続するように設けられる。これによって、この接続箇所を、複数の部品で構成する場合と比較して、部品点数が減少するとともに、取り付け時の工程数の増加も抑えることができる。
さらに、本実施形態では、上述したとおり、接続ボルト500においてバルブシステム600が軸方向に突出して設けられない。従って、接続ボルト500を車軸ブラケット部40の保持部43に接続する際に、特定の工具を用いる必要がなくなるため、工具の汎用性がより高まる。例えば、接続ボルト500においてバルブシステム600が軸方向に突出している場合、例えば軸方向に突出するバルブシステム600を内包しながら接続ボルト500の締め付けを行うことが可能な比較的長いソケットレンチを用いるなど特定の工具が必要となる。これに対して、本実施形態では、接続ボルト500を締め付けるのに、一般的な工具を用いることが可能となり、メンテナンスや製造の際の作業が容易になる。
なお、本実施形態では拡張室325を設けて内側第1室R1を介した封入ガスの容積を拡張しているが、これに限定するものではない。例えば、内側第1室R1およびロッド内室321Rによって十分な空気バネによる反力が得られる場合には、必ずしも拡張室325を設ける必要はない。
また、本実施形態では、ロッド部材321が車軸ブラケット部40を介してインナーチューブ221に接続しているが、この構成に限定するものではない。例えば、ロッド部材321がアウターチューブ211に接続される構成であっても良い。
また、本実施形態では倒立型のフロントフォークを例に説明したが、倒立型のフロントフォークに限定するものではない。正立型のフロントフォークにおいても、本実施形態の車軸ブラケット部40に相当する部材の端部の内側にバルブシステム600を設けることによって、バルブシステム600の損傷を抑制することができる。
11A…第1フロントフォーク、20…外筒部、30…内筒部、40…車軸ブラケット部、211…アウターチューブ、221…インナーチューブ、311…シリンダ、321…ロッド部材、321R…ロッド内室、322…ピストン、400…車軸連結部材、500…接続ボルト、530…バルブ保持部、540…キャップ保持部、600…バルブシステム、610…バルブ、620…バルブキャップ、R1…内側第1室、R2…内側第2室、R3…外側室

Claims (2)

  1. 車体と車輪との間を接続する懸架装置であって、
    前記車体側に位置する管状の車体側部材と、
    前記車輪が配置される車軸側に位置するとともに前記車体側部材に接続し、前記車体側部材の軸方向において前記車体側部材に対して相対的に移動する管状の車軸側部材と、
    前記車軸側部材の半径方向内側に設けられる筒状のシリンダと、
    前記車軸側部材の半径方向内側に位置し、前記車体側部材と前記車軸側部材との移動に伴って前記軸方向に相対的に移動するとともに、前記軸方向に形成された空間部を内部に有するロッド部材と、
    前記ロッド部材の端部側に固定されるとともに前記シリンダの軸方向に移動可能に前記シリンダに接触して設けられ、前記シリンダ内の空間を、前記ロッド部材側に位置して流体を収容する第1室と前記ロッド部材側とは反対側に位置して前記流体を収容する第2室とに区画する区画部材と、
    前記シリンダと前記区画部材とが前記軸方向に相対的に移動した際に前記第1室と前記ロッド部材内部の前記空間部との間の前記流体の移動を許容する連通路と、
    前記車軸側部材と前記車軸とを連結する連結部と、
    前記連結部にて前記連結部の前記車軸側部材の反対側の端面よりも内側に設けられ、前記第1室および前記空間部に収容される前記流体の圧力を調整可能にする調整部と
    前記ロッド部材と前記連結部とを接続する接続部材と、
    を備え、
    前記調整部は、前記接続部材に保持され前記接続部材との間で前記流体を密封し、
    前記調整部は、少なくとも一部が前記ロッド部材の前記軸方向の一方側端部に挿入され、
    前記接続部材は、前記ロッド部材の前記空間部の内側に挿入される保持部を有し、
    前記保持部に、前記ロッド部材に挿入された前記調整部の前記一部が挿入される懸架装置。
  2. 前記接続部材は、前記調整部の前記ロッド部材の反対側の端面よりも前記軸方向に突出する突出部を有し、
    前記調整部は、前記突出部の半径方向内側に配置される請求項に記載の懸架装置。
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