JP6352665B2 - 懸架装置 - Google Patents

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Description

本発明は、懸架装置に関する。
例えば特許文献1には、ダンパ脚とスプリング脚を平行配置したフロントフォークであって、スプリング脚が、車体側チューブと車軸側チューブを互いに挿入し、ガイドシリンダを車体側チューブと車軸側チューブの一方の内部の中央に設け、車体側チューブと車軸側チューブの他方の内部の中央に設けたガイドロッドのガイドをガイドシリンダに挿入してなり、ガイドシリンダの内部にガイドロッドのガイドが区画する内側空気ばね室と、車体側チューブと車軸側チューブがガイドシリンダにおける少なくとも上記内側空気ばね室の外側に区画する外側空気ばね室とを有するフロントフォークが開示されている。
さらに、特許文献1には、ガイドシリンダの内部に、ガイドシリンダに設けられてガイドロッドを挿入かつ支持するロッドガイドと、ガイドシリンダに挿入されたガイドロッドのガイドとに挟まれて区画されるリバウンド空気ばね室が形成されることが記載されている。
特開2012−92945号公報
しかしながら、例えば特許文献1に記載のフロントフォーク(懸架装置)にあっては、リバウンド空気ばね室が、ロッドガイドと、ガイドシリンダに挿入されたガイドロッドのガイドとに挟まれて区画される限られた区画から構成されている。このため、リバウンド空気ばね室に十分な容積を確保することが困難である。これを解決するため、フロントフォークにサブタンク部を設け、サブタンク部内部のサブタンク室をリバウンド空気ばね室に接続することでリバウンド空気ばね室の容量をより広く確保することが考えられる。ただしサブタンク部が、飛び石等により破損しやすいという問題があった。
そこで本発明は、サブタンク部の破損がより生じにくい懸架装置等を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明の懸架装置は、車両のハンドルと前輪との間を接続する懸架装置であって、管状に形成され車体側に位置する車体側部材と、管状に形成されて前輪側に位置すると共に車体側部材に接続し、車体側部材の軸方向において車体側部材に対して相対的に移動する車輪側部材と、車体側部材及び車輪側部材の半径方向内側に設けられる筒状のシリンダと、内部に軸方向に形成された第1の空間部を有し、車体側部材及び車輪側部材の半径方向内側に設けられ、車体側部材と車輪側部材との移動に伴ってシリンダの軸方向に相対的に移動するロッド部材と、シリンダの前輪側の端部に固定され、シリンダ内の空間とシリンダ外の空間とを区画する第1の区画部材と、ロッド部材の車両側の端部に固定されると共にシリンダの軸方向に移動可能にシリンダに接触して設けられ、且つ、シリンダ内の空間を区画し、ロッド部材内部の第1の空間部と、第1の区画部材の間の第2の空間部とを連通させる第2の区画部材と、第1の空間部と連通する第3の空間部を有するとともに、車輪側部材よりも前輪側に配置され、且つ、車輪側部材に対し車両の後側になる位置に配されるサブタンク部と、ロッド部材の前輪側の開口部が挿入されるとともに、サブタンク部を装着する接続部材と、を備え、接続部材は、サブタンク部内部の第3の空間部とロッド部材内部の第1の空間部とを接続する第4の空間部を備える接続部を有し、接続部の外面と、軸方向を法線方向とする平面と、の間の角度は、軸方向と、車両が配置される地面に対する垂直方向と、の間の角度と同じであり、地面に対向する接続部の外面が、軸方向の断面視で平面である
サブタンク部の破損がより生じにくい懸架装置等を提供することができる。
(a)は、本実施形態のフロントフォークが適用される自動二輪車について説明した図である。(b)は、本実施形態のフロントフォークについて説明した図である。 第1フロントフォークを説明するための図である。 図2に示す第1フロントフォークのIII部の拡大図である。 図2に示す第1フロントフォークのIV部の拡大図である。 図2に示す第1フロントフォークを矢印Vから見た図である。 (a)および(b)は、第1フロントフォークの圧行程および伸行程における動作を説明するための図である。 (a)〜(b)は、従来のサブタンク部の配置を示した図である。 キャスター角を、軸方向と直交する方向と面がなす角度と同じとした場合について説明した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本実施形態のフロントフォークが適用される自動二輪車について説明した図である。また図1(b)は、本実施形態のフロントフォークについて説明した図である。
図1(a)に示す自動二輪車1は、車両の一例であり、車体2と、車体2の前方に配される車輪である前輪14Aと、車体2の後方に配される車輪である後輪14Bと、車体2と後輪14Bとを接続するリヤサスペンション3と、車体2と前輪14Aとを接続するフロントフォーク4と、自動二輪車1を操舵するためのハンドル5とを備える。
本実施形態のフロントフォーク4は、図1(b)に示すように、倒立型フロントフォークである。フロントフォーク4は、懸架装置の一例である第1フロントフォーク11Aと、第2フロントフォーク11Bと、第1ブラケット12Aと、第2ブラケット12Bと、ステアリングシャフト13とを有している。フロントフォーク4は、例えば二輪車や三輪車等のハンドル5と前輪14Aとの間を接続するように設けられ、衝撃を緩衝するとともにハンドル5の操舵を前輪14Aに伝達する。
第1フロントフォーク11Aと第2フロントフォーク11Bとは、前輪14Aの左右にそれぞれ配置され、車軸14Sを介して前輪14Aと接続する。そして、第1フロントフォーク11Aおよび第2フロントフォーク11Bは、軸方向に伸縮可能に構成される。なお、本実施形態において、以下の説明では、第1フロントフォーク11Aの長手方向を「軸方向」と呼ぶ。
第1フロントフォーク11Aは、例えば減衰機構を内蔵しない。さらに第1フロントフォーク11Aは、金属ばねではなく空気ばねからなる懸架ばねを内蔵する。また、本実施形態では、第2フロントフォーク11Bは、オイルダンパなどの減衰機構を内蔵し、金属ばねを内蔵しない構成からなる。ただし、第2フロントフォーク11Bは、第1フロントフォーク11Aと同様の構成であってもよい。
第1ブラケット12Aおよび第2ブラケット12Bは、第1フロントフォーク11Aおよび第2フロントフォーク11Bを接続する。ステアリングシャフト13は、両端が第1ブラケット12Aおよび第2ブラケット12Bにそれぞれ固定される。そしてステアリングシャフト13が車体2に連結されることで、フロントフォーク4が車体2に操舵(回転)可能に接続される。
図2は、第1フロントフォーク11Aを説明するための図である。
図3は、図2に示す第1フロントフォーク11AのIII部の拡大図である。
図4は、図2に示す第1フロントフォーク11AのIV部の拡大図である。
図5は、図2に示す第1フロントフォーク11Aを矢印Vから見た図である。
第1フロントフォーク11Aは、図2に示すように、外筒部20と、内筒部30と、車軸ブラケット部40と、サブタンク部50とを備えている。
外筒部20は、図2に示すように、車体側部材の一例としてのアウターチューブ部210と、車輪側部材の一例としてのインナーチューブ部220とを備えている。
(アウターチューブ部210)
アウターチューブ部210は、アウターチューブ211と、ブッシュ212と、シール部材213とを有する。
アウターチューブ211は、管状の部材であって、本実施形態では車体側(車両側、他端側)に位置する。アウターチューブ211は、一端側にブッシュ212およびシール部材213を保持するための拡管部211Dが形成される。また、アウターチューブ211は、他端側にシリンダ311との接続箇所である接続部211Jが設けられる。
ブッシュ212は、図3に示すように、環状の部材であって上述の拡管部211Dの内周部に設けられる。ブッシュ212は、インナーチューブ221の外周面に対向してインナーチューブ221との間における摩擦抵抗を低減する。そして、アウターチューブ211とインナーチューブ221とは、ブッシュ212を介して、軸方向にスライド可能に接続する。
シール部材213は、リング状の部材であって、拡管部211Dの内周部に取り付けられる。そして、シール部材213は、アウターチューブ211とインナーチューブ221とによって形成される後述の外側室R3を気密する。
(インナーチューブ部220)
インナーチューブ部220は、図2に示すように、インナーチューブ221と、ブッシュ222と、ボトムピース223とを有する。
インナーチューブ221は、管状の部材であって、本実施形態では車輪側(前輪14A側、一端側)に位置する。インナーチューブ221の外径は、アウターチューブ211の内径よりも小さく形成される。そして、インナーチューブ221は、アウターチューブ211の内側に挿入されてアウターチューブ211と接続する。そして、インナーチューブ221は、アウターチューブ211に対して軸方向に相対的に移動する。アウターチューブ部210及びインナーチューブ部220は、互いに同軸的に配置されて軸方向に相対的に移動する2つのチューブとして機能する。
インナーチューブ221は、一端側に車軸ブラケット部40との接続部位を形成する雄ネジ部221Jが形成される。また、インナーチューブ221は、他端側が開口している。さらに、インナーチューブ221は、他端側において、ブッシュ222を保持するブッシュ保持部221Hが外周に形成される。
ブッシュ222は、インナーチューブ221のブッシュ保持部221Hに取り付けられる。ブッシュ222は、アウターチューブ211とインナーチューブ221との間の摩擦抵抗を低減する。そして、アウターチューブ211とインナーチューブ221とは、ブッシュ222を介して、軸方向にスライド可能に接続する。なお、本実施形態では、インナーチューブ221とアウターチューブ211とは、軸方向において一定の距離だけ離れて配置される上述のブッシュ212およびブッシュ222によって支持されることで軸方向に安定して移動できるように構成されている。
ボトムピース223は、図4に示すように、インナーチューブ221の一端側に配置される。ボトムピース223は、内側にロッド部材321(後述)が貫通する開口を有する環形状をしている。そして、ボトムピース223は、インナーチューブ221の一端側の端部と車軸ブラケット部40との間に配置される。
また、ボトムピース223は、外周部に第1シール部材223Sを有し、軸方向の一端側の端面に第2シール部材223Gを有する。そして、ボトムピース223は、第1シール部材223Sおよび第2シール部材223Gを介して、インナーチューブ221と車軸ブラケット部40との間の隙間を封止する。
内筒部30は、図2に示すように、シリンダ部310と、ロッド部320とを備えている。
(シリンダ部310)
シリンダ部310は、シリンダ311、ロッドガイド312、ブッシュ313、ストッパ314、フォークボルト部315、およびバンプラバー316を有する。そして、シリンダ部310は、アウターチューブ211およびインナーチューブ221の間にガスを収容する外側室R3(第3室)を形成する。
シリンダ311は、アウターチューブ211及びインナーチューブ221の半径方向内側に設けられ、筒状の形状をとる。本実施形態では、シリンダ311は、アウターチューブ211側に固定される。シリンダ311は、上シリンダ311Uと下シリンダ311Lとによって構成されている。上シリンダ311Uの内径は、下シリンダ311Lの外径とほぼ同じに設定される。そして、上シリンダ311Uの内側に下シリンダ311Lが嵌め込まれて一体的に構成される。上シリンダ311Uに内周と下シリンダ311Lの外周との間には、シール部材311Sが介在する。
ロッドガイド312は、図3に示すように、シリンダ311(下シリンダ311L)の一端側の端部に位置する。ロッドガイド312は、下シリンダ311Lの端部にネジ留め等によって固定される。また、ロッドガイド312は、ロッド部材321(後述)の外径よりも大きい内径の貫通孔312Hを有する。そして、ロッドガイド312は、貫通孔312Hにロッド部材321(後述)が貫通して設けられ、軸方向にスライド可能に支持する。また、ロッドガイド312は、ロッドガイド312の外周に設けられる外側シール部材312Sと内周に設けられる内側シール部材312Gを有する。内側シール部材312Gは、本実施形態では合計3つ設けている。そして、ロッドガイド312と下シリンダ311Lとの間の隙間は、外側シール部材312Sによって封止される。ロッドガイド312とロッド部材321との間の隙間は、内側シール部材312Gによって封止される。
よってロッドガイド312、内側シール部材312Gは、シリンダ311の車輪側(前輪14A側、一端側)の端部に固定され、シリンダ311内の空間とシリンダ311外の空間とを区画する第1の区画部材として機能する。
ブッシュ313は、ロッド部材321に対向するように、貫通孔312Hに取り付けられる。そして、ブッシュ313は、ロッド部材321とロッドガイド312との間の摩擦抵抗を低減する。
ストッパ314は、ロッドガイド312の他端側の端部に設けられる。ストッパ314は、ゴムなどの弾性部材によって構成することができる。そして、ストッパ314は、後述するようにシリンダ311に対してロッド部材321およびピストン322が軸方向に相対的に移動し伸張ストロークした際に、ピストン322に接触して伸び切りストローク端を規制する。
フォークボルト部315は、図2に示すように、ボルト315Bと、第1シール部材315Sと、第2シール部材315Gとを有する。また、図5に示すように、フォークボルト部315は、内側ガス圧調整部315A1と外側ガス圧調整部315A2とを有する。
ボルト315Bは、シリンダ311(上シリンダ311U)の他端側の端部において、上シリンダ311Uの内側に嵌め込まれるようにして固定される。そして、ボルト315Bは、シリンダ311の他端側の開口を塞ぐ。
第1シール部材315Sおよび第2シール部材315Gは、上シリンダ311Uとボルト315Bとの間に位置し、ボルト315Bと上シリンダ311Uとの隙間を封止する。そして、第1シール部材315Sおよび第2シール部材315Gは、後述の内側第2室R2を密封する。
内側ガス圧調整部315A1は、図5に示すように、ボルト315Bの外部に臨む位置に設けられる。そして、内側ガス圧調整部315A1は、内側第2室R2(後述)に連通する。内側ガス圧調整部315A1は、基本的には内側から第1フロントフォーク11Aの外側へのガスの流出を阻止するとともに、調整時においては内側第2室R2(後述)の封入ガス圧を調整可能にする。なお、内側ガス圧調整部315A1には、例えばガス圧注入器の注入針が刺通できるゴム膜などを用いることができる。
外側ガス圧調整部315A2は、図5に示すように内側ガス圧調整部315A1に並列配置されるとともに、ボルト315Bの外部に臨む位置に設けられる。そして、外側ガス圧調整部315A2は、外側室R3に連通する。外側ガス圧調整部315A2は、基本的には内側から第1フロントフォーク11Aの外側へのガスの流出を阻止するとともに、調整時においては外側室R3の封入ガス圧を調整可能にする。なお、外側ガス圧調整部315A2には、例えばガス圧注入器の注入針が刺通できるゴム膜などを用いることができる。
バンプラバー316は、例えば高硬度の樹脂材料によって構成され、略環状に形成された部材である。バンプラバー316は、図2に示すように、上シリンダ311Uおよびアウターチューブ211の他端側の端部にて、上シリンダ311Uとアウターチューブ211との間に設けられる。そして、バンプラバー316は、後述する圧側行程において第1フロントフォーク11Aが最も圧縮した際に、インナーチューブ221の他端側の端部が接触した際の衝撃を吸収し、インナーチューブ221等の損傷を防止する。
(ロッド部320)
ロッド部320は、図3に示すように、ロッド部材321と、ピストン322と、ピストンリング323と、シール部材324とを備える。
ロッド部材321は、軸方向に沿って延びる棒状の部材である。本実施形態では、ロッド部材321は、インナーチューブ221側に固定される。また、ロッド部材321は、内側に、軸方向の一端から他端まで延びた貫通孔であるロッド内室321R(第1の空間部)が形成される。すなわち、本実施形態のロッド部材321は、中空状に形成されている。
ロッド部材321は、図4に示すように、一端側にロッド保持部43のボトムボルト431(後述)と接続する一端側雄ネジ部321Pが形成されている。そして、ロッド部材321は、一端側雄ネジ部321Pにボトムボルト431が接続され、ボトムボルト431を介して車軸ブラケット部40に固定される。つまりロッド部材321の車輪側(前輪14A側、一端側)の開口部が挿入され固定される。
ロッド部材321は、図3に示すように、他端側にピストン322と接続するための他端側雄ネジ部321Jが形成されている。そして、ロッド部材321は、他端側雄ネジ部321Jにてピストン322を保持する。さらに、ロッド部材321は、内側にてロッド内室321Rの他端側においてピストン322の孔部322H(後述)に接続する。また、ロッド部材321のロッド内室321Rは、後述するように、孔部322Hおよび連絡孔322Rを介して内側第1室R1に連通する。この内側第1室R1は、シリンダ311、ロッド部材321、ピストン322およびロッドガイド312の間の空間であり、第2の空間部として機能する。
ロッド部材321は、アウターチューブ211及びインナーチューブ221の半径方向内側に位置し、アウターチューブ211とインナーチューブ221との移動に伴ってシリンダ311の軸方向に相対的に移動する。
ピストン322は、図3に示すように、ロッド部材321の他端側雄ネジ部321Jによって保持される。そして、ピストン322は、内側に孔部322Hおよび連絡孔322Rを有している。
連絡孔322Rは、一方の開口がロッド内室321Rに接続し、他方の開口がピストン322の他端側にてピストン322の外周部まで延びて形成される。そして、連絡孔322Rは、ロッド内室321Rと後述の内側第1室R1とを連通する。
ピストンリング323は、環状の部材であって、ピストン322の外周部に取り付けられる。ピストンリング323の外径は、下シリンダ311Lの内径と略等しく設定される。
シール部材324は、環状の部材であって、ピストン322の外周部に取り付けられる。また、シール部材324は、ピストンリング323に対して他端側に位置する。そして、シール部材324は、本実施形態では合計2つ設けている。
本実施形態では、ピストン322、ピストンリング323およびシール部材324によって、シリンダ311内の気室を区画する。具体的には、ピストン322の一端側であるロッド部材321側に内側第1室R1(第1室)を形成し、ピストン322の他端側に内側第2室R2(第2室)を形成する。
ピストン322、ピストンリング323およびシール部材324は、ロッド部材321の車両側(他端側、車体側)の端部に固定されると共にシリンダ311の軸方向に移動可能にシリンダ311に接触して設けられ、シリンダ311内の空間を区画する第2の区画部材として機能する。
車軸ブラケット部40(接続部材)は、図4に示すように、チューブ保持部41と、車軸連結部42と、ロッド保持部43と、サブタンク装着部44とを有する。本実施形態において、これらチューブ保持部41、車軸連結部42、ロッド保持部43およびサブタンク装着部44は一体的に形成される。
チューブ保持部41は、略円筒形状に形成された部分であって、インナーチューブ221の外径と略同じ内径を有している。そして、チューブ保持部41には、インナーチューブ221の一端側の端部が挿入される。そしてチューブ保持部41は、インナーチューブ221の車輪側(前輪14A側、一端側)の開口部を覆う。
車軸連結部42は、前輪14Aの車軸14S(図1参照)が挿入される車軸孔42Hを有する。そして、車軸連結部42は、車軸ボルト42Bによって車軸孔42Hの内径が変更可能であって、前輪14Aの車軸14Sを締め付け可能に構成される。
ロッド保持部43は、ボトムボルト431、ボトムボルト孔432およびカバー433を有する。
ボトムボルト431は、肉厚の円筒形状を有している。そして、内周部にロッド部材321との接続部位を形成する雌ネジ431Nと、外周部にボトムボルト孔432との接続部位を形成する雄ネジ431Pとを有する。
ボトムボルト孔432は、円筒状の部分であって、内周部にボトムボルト431の雄ネジ431Pと接続する雌ネジ432Nを有する。
カバー433は、ロッド保持部43の一端側の端部に位置して、ボトムボルト431を覆う。カバー433は、ボトムボルト孔432の内側に嵌め込まれるようにして固定される。またカバー433には、連絡孔433Hが形成されており、この連絡孔433Hによりロッド部材321の一端側と後述する下部タンク室SLとが接続される。即ち、連絡孔433Hによりロッド内室321Rと下部タンク室SLとが連通する。
サブタンク装着部44は、円筒状部441と、接続部442とを有する。
円筒状部441は、略円筒形状に形成されており、チューブ保持部41の外周よりも外側に設けられる。また円筒状部441は、他端側においてサブタンク部50を装着し保持する。円筒状部441は、図4に示すように、内周部にサブタンク部50の後述する円筒部材51と接続するための雌ネジ部441Nが形成されている。
接続部442は、後述するサブタンク部50内部の空間部をロッド保持部43の連絡孔433Hに接続する。つまり接続部442の内部は、中空となっており、接続部442の内部の空間である下部タンク室SLを形成している。下部タンク室SLは、円筒状部441側において、内径がサブタンク部50の後述する円筒部材51の内径と略等しくなっている。そして下部タンク室SLは、ロッド保持部43側に行くに従い、その内径が小さくなり、連絡孔433Hと接続する。即ち、下部タンク室SLは、ロッド保持部43側に行くに従い、その形状が絞り形状となっている。
また接続部442を外部から見た場合の形状も下部タンク室SLに従って、絞り形状となっており、これにより接続部442は、車輪側(前輪14A側、一端側)において軸方向および軸方向と直交する方向の何れとも交差する方向の外面部(外面)Pを有する。例えば、図4では、外面部Pは、図中上下方向である軸方向、および図中左右方向である軸方向と直交する方向の双方に対し交差する方向であって、紙面と直交する方向に形成されている。
サブタンク部50は、アウターチューブ211およびインナーチューブ221の外部に設けられる。サブタンク部50は、図4に示すように、円筒部材51とバルブ部52とを有する。
円筒部材51は、円筒形状を有し、サブタンク装着部44の内側に保持される。また、円筒部材51は、外周部の一端側に一端側雄ネジ部51Jが形成され、内周部の他端側に他端側雌ネジ部51Pとが形成される。一端側雄ネジ部51Jは、円筒状部441の雌ネジ部441Nとのネジ留め箇所を構成する。他端側雌ネジ部51Pは、バルブ部52の後述するボルト522の雄ネジ522Pとのネジ留め箇所を構成する。これらのネジ留めを行なうことで、サブタンク部50内部の空間を気密に保持する。
バルブ部52は、円筒部材51の内側に配置される。
バルブ部52は、バルブ521と、ボルト522と、キャップ523とを有する。
バルブ521は、一端側の外周部に雄ねじ521Pが形成されており、後述するボルト522の雌ネジ部522Nとのネジ留め箇所を構成する。さらにバルブ521は、他端側の外周部に雄ねじ521Jが形成されており、キャップ523の後述する雌ネジ部523Nとのネジ留め箇所を構成する。
ボルト522は、円筒形状を有し、内周部に形成される雌ネジ部522Nによりバルブ521と接続する。さらにボルト522は、外周部に雄ネジ522Pが形成されており、円筒部材51と他端側雌ネジ部51Pを介して接続する。
キャップ523は、バルブ521の他端側の端部に位置して、バルブ521を覆い、バルブ521を保護する。キャップ523は、バルブ521と接触する箇所に雌ネジ部523Nが形成されており、バルブ521と雄ねじ521Jを介して接続する。
以上のように構成されるサブタンク部50は、円筒部材51およびバルブ部52の内部の空間である上部タンク室SU(第3の空間部)を形成する。そして接続部442の内部の空間である下部タンク室SL(第4の空間部)とともにサブタンク室Sを形成する。
下部タンク室SLは、上述のように連絡孔433Hによりロッド内室321Rと連通する。さらにロッド内室321Rは、連絡孔322Rおよび孔部322Hを介して、内側第1室R1と連通する。すなわち、内側第1室R1、ロッド内室321Rおよびサブタンク室Sとは全てガスが相互に流通可能に接続している。
このように本実施形態では、アウターチューブ211およびインナーチューブ221の外部に設けられ、内部に空間部としての上部タンク室SUを有するサブタンク部50を設ける。上部タンク室SUと車軸ブラケット部40の接続部442内部の空間(下部タンク室SL)は、一体となり、サブタンク室Sを形成する。そして下部タンク室SLを介し、上部タンク室SUとロッド部材321内部の空間部であるロッド内室321Rとを接続している。また下部タンク室SLは、ロッド部材321に向かうに従い狭くなる絞り形状となっている。
また、内側第1室R1はピストン322のシール部材324やロッドガイド312の外側シール部材312Sおよび内側シール部材312Gなどによって密封される。従って、内側第1室R1、ロッド内室321Rおよびサブタンク室Sによって形成される空間のガスは密封された状態が保たれる。
バルブ部52は、基本的には内側から第1フロントフォーク11Aの外側へのガスの流出を阻止するとともに、調整時においてはロッド内室321Rを介して内側第1室R1の封入ガス圧を調整可能にする。
本実施形態では、バルブ部52によって内側第1室R1のガスの圧力を設定することで、例えば乗車時における第1フロントフォーク11Aの全長や乗車高さ姿勢を変更することができる。
図6は、第1フロントフォーク11Aの圧側行程および伸側行程における動作を説明するための図である。
(圧側行程)
第1フロントフォーク11Aの圧側行程においては、図6(a)に示すように、アウターチューブ211とインナーチューブ221とが軸方向において相対的に近づく方向に移動する。また、シリンダ311の他端側に向けてピストン322およびロッド部材321が軸方向に相対的に近づく方向に移動する。
アウターチューブ211とインナーチューブ221とが近づくことで、外側室R3の容積が狭まって外側室R3における空気が圧縮される。このとき、外側室R3は、密封されているため空気バネとして作用する。そして、外側室R3において、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを伸張させる方向の反力が発生する。
同様に、シリンダ311の他端側に向けてピストン322が挿入されることで、内側第2室R2の容積が狭まって内側第2室R2における空気が圧縮される。このとき、内側第2室R2は、密封されているため空気バネとして作用する。そして、内側第2室R2においてもアウターチューブ211とインナーチューブ221とを伸張させる方向の反力が発生する。
(伸側行程)
第1フロントフォーク11Aの伸側行程においては、図6(b)に示すように、アウターチューブ211とインナーチューブ221とが軸方向において相対的に遠ざかる方向に移動する。また、シリンダ311の一端側に向けてピストン322およびロッド部材321の他端側が軸方向に相対的に近づく方向に移動する。
シリンダ311の一端側に向けてピストン322が近づく方向に移動することにより、ピストン322とロッドガイド312とが相対的に近づく。これによって、内側第1室R1の容積が狭まって内側第1室R1における空気が圧縮される。また、内側第1室R1は、ピストン322の連絡孔322Rおよび孔部322Hを介してロッド内室321Rと接続し、ロッド内室321Rは、連絡孔433Hを介して、サブタンク室Sと接続している。そのため、これら内側第1室R1、ロッド内室321Rおよびサブタンク室Sが空気バネとして作用する。そして、内側第1室R1、ロッド内室321Rおよびサブタンク室Sにおいて、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを収縮させる方向の反力が発生する。
本実施形態では、内側第1室R1に加えてロッド内室321Rやサブタンク室Sを設けることによって、内側第1室R1の容積を従来の構成と比較して拡大されるため、より安定した反力を確保することができる。
以上のように、本実施形態が適用されるフロントフォーク4においては、第1フロントフォーク11Aの伸縮ストロークに対し、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを伸長させる方向に付勢する外側室R3および内側第2室R2により形成される空気バネのバネ力と、アウターチューブ211とインナーチューブ221とを収縮させる方向に付勢する内側第1室R1等により形成される空気バネのバネ力が発生する。
次にサブタンク部50の設置される位置について説明を行なう。
本実施形態では、図5に示すように、サブタンク部50は、インナーチューブ221に対し自動二輪車1の後側になる位置に配されるとともに、軸方向断面視、つまりインナーチューブ221の軸方向から見たときに自動二輪車1の左右方向について想定されるサブタンク部50の中心線(第1の軸心)が、インナーチューブ221の左右方向について想定される中心線(第2の軸心)よりも、車輪(前輪14A)側になるように配される。これは、サブタンク部50を外筒部20に対し、より車輪側(前輪14A側)に寄せて(ずらして)配置する、と言い換えることもできる。なお図5では、上方向が自動二輪車1の前方向、下方向が自動二輪車1の後方向、左方向が自動二輪車1の左方向、右方向が自動二輪車1のに右方向に対応する。
また比較のため図7(a)〜(b)に従来のサブタンク部50の配置を示す。ここで図7(a)は、サブタンク部50およびサブタンク部50の周辺を図5と同様の角度から見た図である。また図7(b)は、サブタンク部50およびサブタンク部50の周辺についてのVIIB−VIIB断面図であり、本実施形態では、図2の場合と同様の角度から見た図となる。
図7(a)に図示するように、従来のサブタンク部50では、サブタンク部50の自動二輪車1の左右方向について想定される中心線と、インナーチューブ221の自動二輪車1の左右方向について想定される中心線とは一致する。このようにサブタンク部50を図7(a)のような配置とすることで、第1フロントフォーク11Aの製造が行ないやすくなるメリットがある。
また図7(b)に示すように従来のサブタンク部50は、車軸ブラケット部40の側面に取り付けられる構成となっており、サブタンク部50は、車軸ブラケット部40のサブタンク装着部44に装着されるのではなく、サブタンク部50の円筒部材51に相当する部分の車輪側の端部が露出している。
しかしながらサブタンク部50を図7(a)のような配置とした場合、自動二輪車1の走行中に飛び石等に当たりやすく、サブタンク部50の破損が生じやすい問題がある。またサブタンク部50を図7(b)のような配置とした場合、自動二輪車1の転倒等の際に、サブタンク部50の車輪側が露出しているため、この箇所が地面と接触して破損しやすい。そのためサブタンク部50の円筒部材51の板厚を厚くして頑丈にする必要がある。さらに角部Kの箇所が特に地面と接触しやすいため、この箇所において特にサブタンク部50の破損が生じやすい問題もある。
そこで本実施形態では、図5に示すように、まずサブタンク部50をできるだけ前輪14A側に配置するようにしている。これによりサブタンク部50に飛び石等がより当たりにくくなり、サブタンク部50の破損がより生じにくくなる。
さらに本実施形態では、図4に示すように、図7(b)に示す場合より、サブタンク部50を他端側にずらした配置とし、そして車軸ブラケット部40にサブタンク装着部44を設け、サブタンク部50と接続している。これにより自動二輪車1の転倒等の際でも地面に接触しやすいのは、サブタンク装着部44の接続部442の部分となる。車軸ブラケット部40は、車軸を取り付ける等の理由からもともとの強度が高い。よって車軸ブラケット部40については、破損がもともと生じにくい。よって車軸ブラケット部40について、強度を向上させる必要性は少ない。そのため転倒等の際でもサブタンク部50が破損しにくくなる。さらにサブタンク部50の円筒部材51の板厚をより薄くでき、さらに材質もスチール等からアルミニウム等に変更することも可能となるため、サブタンク部50をより軽量にすることができる。
また本実施形態の場合、接続部442内部の空間を利用して下部タンク室SLを設け、ロッド内室321Rと接続している。下部タンク室SLを設けることで、図7に示した従来のサブタンク部50に比較して、サブタンク室S全体の容量をより大きくしやすい。本実施の形態では、サブタンク室S全体の容量を図7と同様とした場合は、上部タンク室SUの容積は小さくてもよい。そのため円筒状部441の長さを短くすることができる。これによりサブタンク部50の破損がさらに生じにくくなり、サブタンク部50をさらに軽量にすることができる。
また本実施形態では、下部タンク室SLをロッド部材321に向かうに従い狭くなる絞り形状とし、下部タンク室SLのこの絞り形状に従い、接続部442も絞り形状としている。その結果、接続部442外側の一端側において、軸方向および軸方向に直交する方向の双方に交差する方向の外面部Pを形成している。そのため図7(b)に示したような角部Kがなく、自動二輪車1の転倒等の際でもサブタンク部50の破損がさらに生じにくくなる。そのためサブタンク部50の円筒状部441の板厚をより薄くでき、サブタンク部50をより軽量にすることができる。
なお外面部Pと軸方向と直交する方向とがなす角度である角度θは、キャスター角と同じであることが好ましい。これは、接続部442の外面部(外面)Pと、軸方向と直交する方向と、の間の角度は、軸方向と、自動二輪車1が配置される地面に対する垂直方向と、の間の角度と同じである、と言い換えることもできる。
図8は、角度θをキャスター角と同じとした場合について説明した図である。
なおここで「角度θをキャスター角と同じ」とは、完全に角度が一致する場合に限られず、ほぼ同一である場合や近い場合も含まれるものとする。
図示するように角度θとキャスター角と同じとすることで、第1フロントフォーク11Aを自動二輪車1に取り付けたときに、外面部Pが水平に近くなる。これは、外面部Pが地面とほぼ平行となることを意味する。そのため、自動二輪車1の転倒等の際に、外面部Pと地面がより広い面積で接触しやすくなり、車軸ブラケット部40の破損が生じにくくなる。
また以上詳述した例では、サブタンク室Sと内側第1室R1とが連通していたが、これに限られるものではなく、他の内側第2室R2や外側室R3と連通する形態を妨げるものではない。つまりサブタンク室Sは、内側第1室R1、内側第2室R2および外側室R3の何れかと連通する形態であればよい。
1…自動二輪車、11A…第1フロントフォーク、20…外筒部、30…内筒部、40…車軸ブラケット部、50…サブタンク部、211…アウターチューブ、221…インナーチューブ、311…シリンダ、321…ロッド部材、321R…ロッド内室、322…ピストン、R1…内側第1室、R2…内側第2室、R3…外側室、S…サブタンク室

Claims (3)

  1. 車両のハンドルと前輪との間を接続する懸架装置であって、
    管状に形成され車体側に位置する車体側部材と、
    管状に形成されて前輪側に位置すると共に前記車体側部材に接続し、前記車体側部材の軸方向において前記車体側部材に対して相対的に移動する車輪側部材と、
    前記車体側部材及び前記車輪側部材の半径方向内側に設けられる筒状のシリンダと、
    内部に前記軸方向に形成された第1の空間部を有し、前記車体側部材及び前記車輪側部材の半径方向内側に設けられ、前記車体側部材と前記車輪側部材との移動に伴って前記シリンダの前記軸方向に相対的に移動するロッド部材と、
    前記シリンダの前記前輪側の端部に固定され、前記シリンダ内の空間と前記シリンダ外の空間とを区画する第1の区画部材と、
    前記ロッド部材の前記車両側の端部に固定されると共に前記シリンダの前記軸方向に移動可能に前記シリンダに接触して設けられ、且つ、前記シリンダ内の空間を区画し、前記ロッド部材内部の前記第1の空間部と、前記第1の区画部材の間の第2の空間部とを連通させる第2の区画部材と、
    前記第1の空間部と連通する第3の空間部を有するとともに、前記車輪側部材よりも前記前輪側に配置され、且つ、前記車輪側部材に対し前記車両の後側になる位置に配されるサブタンク部と、
    前記ロッド部材の前輪側の開口部が挿入されるとともに、前記サブタンク部を装着する接続部材と、
    を備え
    前記接続部材は、前記サブタンク部内部の第3の空間部と前記ロッド部材内部の第1の空間部とを接続する第4の空間部を備える接続部を有し、
    前記接続部の外面と、前記軸方向を法線方向とする平面と、の間の角度は、
    前記軸方向と、前記車両が配置される地面に対する垂直方向と、の間の角度と同じであり、
    地面に対向する前記接続部の前記外面が、前記軸方向の断面視で平面である懸架装置。
  2. 前記車輪側部材の軸方向断面視において、前記サブタンク部の第1の軸心は、前記車輪側部材の第2の軸心より前記前輪側に配置される請求項1に記載の懸架装置。
  3. 前記第4の空間部は、前記ロッド部材に向かうに従い狭くなる絞り形状をなす請求項1に記載の懸架装置。
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