JP6351850B2 - パラメータ設定システム - Google Patents

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Description

この発明は、例えばエスカレータ又は動く歩道等の乗客コンベヤを制御する制御盤に制御パラメータを設定するパラメータ設定システム、及びパラメータ設定方法に関するものである。
従来の乗客コンベヤでは、例えば踏段の速度、乗り込み運転時間等のパラメータを変更するために、変更後のパラメータをポータブル表示装置に手操作で入力し、入力した変更後のパラメータをポータブル表示装置で制御盤に設定する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−169023号公報
しかし、特許文献1に示されているポータブル表示装置では、多数のパラメータの値を1つずつ手操作で入力する必要があるので、制御盤のパラメータの変更作業に手間がかかってしまう。
また、例えば複数台の乗客コンベヤが同一物件に設置されている場合には、パラメータの変更のために複数の制御盤に対して同じ入力操作を何度も行わなければならず、手間が非常にかかってしまうだけでなく、パラメータの入力間違いが生じたり一部のパラメータを変更し忘れたりするおそれもある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、乗客コンベヤを制御する制御盤に制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができるとともに、制御盤に制御パラメータをより正確に設定することができるパラメータ設定システムを得ることを目的とする。
この発明によるパラメータ設定システムは、乗客コンベヤを制御する制御盤、及び乗客コンベヤの制御に関する制御パラメータを制御盤に設定する設定装置を備え、制御盤は、制御盤記憶部を有し、設定装置は、制御盤記憶部に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として読み込む読み込み機能部と、制御盤情報に含まれる過去の制御パラメータが、制御盤に設定する設定用パラメータとして保存される設定装置記憶部とを有している。
また、この発明によるパラメータ設定システムは、複数の乗客コンベヤを個別に制御する複数の制御盤、及び乗客コンベヤの制御に関する制御パラメータを各制御盤に設定する設定装置を備え、各制御盤は、制御盤記憶部を有し、設定装置は、各制御盤記憶部のいずれかに保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報として読み込む読み込み機能部と、制御盤情報に含まれる制御パラメータが、各制御盤に設定する共通の設定用パラメータとして保存される設定装置記憶部とを有している。
また、この発明によるパラメータ設定方法は、乗客コンベヤの制御に関する制御パラメータを制御盤に設定するパラメータ設定方法であって、制御盤の制御盤記憶部に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として制御盤から設定装置に読み込んだ後、制御盤情報に含まれる過去の制御パラメータを、制御盤に設定する設定用パラメータとして設定装置の設定装置記憶部に保存する。
また、この発明によるパラメータ設定方法は、乗客コンベヤの制御に関する制御パラメータを複数の制御盤に設定するパラメータ設定方法であって、各制御盤の制御盤記憶部のいずれかに保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報として制御盤から設定装置に読み込んだ後、制御盤情報に含まれる制御パラメータを、各制御盤に設定する共通の設定用パラメータとして設定装置の設定装置記憶部に保存する。
この発明によるパラメータ設定システム、及びパラメータ設定方法によれば、乗客コンベヤを制御する制御盤に制御パラメータを設定するときに、制御盤の制御盤記憶部に保存されている制御パラメータ又は制御パラメータの変更履歴を利用することができる。これにより、制御盤に対する手操作の入力作業が少なくなり、制御盤に制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができるとともに、制御盤に制御パラメータをより正確に設定することができる。
この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す構成図である。 図1の制御盤に設定装置が接続されている状態を示す構成図である。 図2の制御基板及び設定装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるパラメータ設定システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるパラメータ設定システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるパラメータ設定システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるパラメータ設定システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるパラメータ設定システムを示す構成図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す構成図である。図において、下階建築部1と上階建築部2との間には、トラス3が支持されている。トラス3には、無端状に連結された図示しない複数の踏段が支持されている。また、トラス3上には、トラス3の幅方向について対向する一対の欄干4が設けられている。各欄干4には、無端状の移動手摺5がそれぞれ支持されている。
トラス3の長手方向上端部には、上部機械室6が設けられている。上部機械室6には、乗客コンベヤであるエスカレータの運転を制御する制御盤7と、制御盤7の制御により駆動される図示しない駆動機とが設けられている。各踏段は、駆動機の駆動力により下階建築部1と上階建築部2との間で循環移動する。各移動手摺5は、駆動機の駆動力により、欄干4を囲む経路を踏段と同期して周回移動する。
この例では、乗客の有無を検知する人感センサが取り付けられた図示しない乗降口ポールが下階建築部1及び上階建築部2のそれぞれに設置されている。エスカレータの運転モードは、下階建築部1に設置された人感センサが乗客を検知することにより踏段の上昇移動を開始させる自動運転が行われる上昇自動運転モードと、上階建築部2に設置された人感センサが乗客を検知することにより踏段の下降移動を開始させる自動運転が行われる下降自動運転モードとの間で切り替え可能になっている。上昇自動運転モード及び下降自動運転モードのいずれの運転モードでも、人感センサの検知がない状態での自動運転の継続時間が設定時間を超えると、踏段の移動が制御盤7の制御により停止されてエスカレータが待機状態になる。即ち、この例でのエスカレータは、人感センサで乗客を検知すると自動運転を開始し、人感センサが乗客を検知してからの自動運転の継続時間が設定時間を超えると自動で待機状態になるエスカレータになっている。
制御盤7には、エスカレータの制御に関する複数の制御パラメータが設定されている。複数の制御パラメータとしては、例えば踏段の速度、人感センサが乗客を検知してから待機状態になるまでの自動運転の継続時間に対する設定時間、各踏段を連結する踏段チェーンへの給油を行う時間間隔に対する設定時間等のパラメータが挙げられる。制御盤7への各制御パラメータの設定は、設定装置によって実行可能になっている。
図2は、図1の制御盤7に設定装置21が接続されている状態を示す構成図である。また、図3は、図2の制御基板8及び設定装置21を示す構成図である。制御盤7は、エスカレータの制御に関する処理を行う制御基板8を有している。制御基板8は、図3に示すように、制御盤記憶部9と、制御盤処理部10とを有している。
制御盤記憶部9は、エスカレータの運転に用いる現在の複数の制御パラメータが保存されるパラメータ保存部11と、過去の複数の制御パラメータが制御パラメータの変更履歴として保存される履歴保存部12とを有している。エスカレータの運転は、パラメータ保存部11に保存されている制御パラメータの情報に基づいて制御盤7によって制御される。
制御盤処理部10は、パラメータ保存部11及び履歴保存部12に各制御パラメータを保存する書き込み機能部13と、パラメータ保存部11及び履歴保存部12から情報を読み込む読み込み機能部14とを有している。
パラメータ保存部11では、新たな制御パラメータがパラメータ保存部11に保存されることにより、変更前の制御パラメータから新たな制御パラメータに書き換えられる。これにより、制御盤7に設定されている変更前の制御パラメータが新たな制御パラメータに更新される。また、履歴保存部12では、変更前の制御パラメータが過去の制御パラメータとして残されたまま、新たな制御パラメータが履歴保存部12に保存される。履歴保存部12には、過去の制御パラメータが過去の設定日に対応させて制御パラメータの変更履歴として保存される。
読み込み機能部14は、パラメータ保存部11に保存されている制御パラメータの情報及び履歴保存部12に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤記憶部9から選択的に読み込み可能になっている。
制御盤7には図示しない制御盤コネクタが設けられ、設定装置21には図示しない設定装置コネクタが設けられている。設定装置コネクタが制御盤コネクタに接続されたり外れたりすることにより、設定装置21が制御盤7に着脱される。
設定装置21は、設定装置コネクタを制御盤コネクタに接続した状態で、新たな制御パラメータをパラメータ保存部11に書き込むことにより、新たな制御パラメータを制御盤7に設定する。また、設定装置21は、設定装置記憶部22と、設定装置処理部23と、操作部24と、表示部25とを有している。
設定装置記憶部22は、制御盤7に設定する複数の制御パラメータが設定用パラメータとして保存されるパラメータ保存部26と、制御パラメータの変更履歴が保存される履歴保存部27とを有している。
設定装置処理部23は、制御盤記憶部9に保存されている情報を、制御基板8の読み込み機能部14を通して制御盤情報として設定装置21に読み込む読み込み機能部29と、パラメータ保存部26に保存されている設定用パラメータを、制御基板8の書き込み機能部13を通して制御盤記憶部9に書き込む書き込み機能部30とを有している。
読み込み機能部29は、制御基板8のパラメータ保存部11に保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報として設定装置21に読み込むパラメータ読み込み機能部31と、制御基板8の履歴保存部12に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として設定装置21に読み込む履歴読み込み機能部32とを有している。
履歴保存部27には、制御基板8の履歴保存部12から設定装置21に読み込まれた制御パラメータの変更履歴の情報が制御盤情報として保存される。従って、履歴保存部27には、過去の制御パラメータと過去の設定日とを関係付けた制御パラメータの変更履歴の情報が保存される。
操作部24は、図2に示すように、複数の操作キー33を有している。操作キー33としては、数値を入力するためのテンキー、表示部25で表示されるカーソルを移動させるための方向キー、入力内容を解除するためのキャンセルキー、及び入力内容を確定するためのエンタキー等が用いられている。設定装置処理部23は、操作部24が操作されることにより操作部24の操作に応じた処理を行う。
パラメータ保存部26には、制御基板8のパラメータ保存部11から設定装置21に読み込まれた制御盤情報である制御パラメータの情報が設定用パラメータとして保存される。パラメータ保存部26に設定用パラメータとして保存されている制御パラメータの情報は、操作部24の操作により変更可能になっている。即ち、パラメータ保存部26では、新たな制御パラメータが操作部24の操作によってパラメータ保存部26に保存されることにより、変更前の制御パラメータから新たな制御パラメータに書き換えられ、変更後の新たな制御パラメータが設定用パラメータとして保存される。パラメータ保存部26には、履歴保存部27に制御盤情報として保存されている制御パラメータの変更履歴に含まれる過去の制御パラメータが設定用パラメータとして保存されたり、パラメータ保存部26に保存されている制御パラメータの情報を変更した変更後の新たな制御パラメータが設定用パラメータとして保存されたりする。
表示部25は、操作部24の操作に応じた情報を表示する。従って、表示部25には、例えば、パラメータ保存部26に保存されている情報、履歴保存部27に保存されている情報、及び操作部24の操作で入力した値の情報等が表示可能になっている。なお、パラメータ設定システムは、制御盤7及び設定装置21を有している。
次に、設定装置21によって制御パラメータを制御盤7に設定するときのパラメータ設定方法について説明する。パラメータ設定方法としては、履歴保存部12に保存されている制御パラメータの変更履歴に基づいて新たな制御パラメータを制御盤7に設定する方法と、パラメータ保存部11に保存されている各制御パラメータに基づいて新たな制御パラメータを設定する方法とが用いられる。
まず、履歴保存部12に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報に基づいて新たな制御パラメータを制御盤7に設定する方法について説明する。エスカレータでは、例えば混雑期に自動運転の継続時間を長くし、閑散期になると無駄な運転を少なくするために自動運転の継続時間を元に戻して短くすることがある。また、エスカレータでは、油の蒸発量の変化を考慮して夏に給油間隔の設定時間を短くし、冬になると給油間隔の設定時間を元に戻して長くすることもある。このように、エスカレータの利用状況及びエスカレータの周囲の環境等の変化によって、制御盤7の制御パラメータを過去の制御パラメータに戻す場合がある。この場合には、履歴保存部12に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報に基づいて新たな制御パラメータを制御盤7に設定することにより、制御盤7の制御パラメータを更新する。
履歴保存部12に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報に基づいて新たな制御パラメータを制御盤7に設定するときには、まず、設定装置コネクタを制御盤コネクタに接続して設定装置21を制御盤7に取り付けた後、制御盤7の電源を入れる。この後、表示部25に表示された「パラメータ履歴の読み込み」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、読み込み機能部14を通して制御基板8の履歴保存部12から設定装置21に制御パラメータの変更履歴の情報が読み込まれ、設定装置21の履歴保存部27に制御パラメータの変更履歴の情報が制御盤情報として保存される。なお、制御盤7の電源を入れたときに、操作部24の操作をしなくても、制御パラメータの変更履歴の情報が制御盤情報として制御基板8から設定装置21に自動的に読み込まれるようにしてもよい。
この後、表示部25に表示された「パラメータ履歴からの設定」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、履歴保存部27に保存されている制御盤情報に含まれている過去の設定日が表示部25に表示される。
この後、表示部25に表示されている過去の設定日のうち、元に戻したい過去の制御パラメータの設定日を、操作部24を操作して選択する。これにより、履歴保存部27に保存されている制御盤情報に含まれる過去の制御パラメータのうち、選択した過去の設定日に対応する過去の制御パラメータが表示部25に表示される。
この後、表示部25に表示されている過去の制御パラメータを、操作部24を操作して設定用パラメータとして確定する。このとき、設定用パラメータとして確定する前に、過去の複数の制御パラメータの一部の値を操作部24の操作により変更した後、変更後の新たな制御パラメータを設定用パラメータとして確定してもよい。これにより、設定装置21で確定した過去の制御パラメータが、パラメータ保存部26に設定用パラメータとして書き込まれるとともに、設定装置21の書き込み機能部30及び制御基板8の書き込み機能部13を通して制御基板8のパラメータ保存部11に書き込まれる。これにより、過去の制御パラメータが新たな制御パラメータとして制御盤7に設定される。
次に、パラメータ保存部11に保存されている制御パラメータに基づいて新たな制御パラメータを設定する方法について説明する。パラメータ保存部11に保存されている制御パラメータに基づいて新たな制御パラメータを制御盤7に設定するときには、まず、制御パラメータの変更履歴からの設定と同様に、設定装置コネクタを制御盤コネクタに接続して設定装置21を制御盤7に取り付けた後、制御盤7の電源を入れる。この後、表示部25に表示された「制御パラメータの読み込み」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、制御基板8の読み込み機能部14を通して制御基板8のパラメータ保存部11から設定装置21に現在の各制御パラメータが制御盤情報として読み込まれ、制御盤情報である現在の制御パラメータの情報が設定装置21のパラメータ保存部26に設定用パラメータとして保存される。なお、制御盤7の電源を入れたときに、操作部24の操作をしなくても、現在の制御パラメータの情報が制御盤情報として制御基板8から設定装置21に自動的に読み込まれるようにしてもよい。
この後、表示部25に表示された「制御パラメータの変更」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、複数の制御パラメータが、互いに異なる番号に対応した状態で表示部25に表示される。
この後、複数の制御パラメータのうち、変更する制御パラメータを操作部24の操作によって選択し、変更後の値を操作部24の操作によって入力する。このとき、2つ以上の制御パラメータの値を変更する場合には、制御パラメータの選択操作及び変更後の値の入力操作を制御パラメータごとに繰り返す。
この後、制御パラメータの変更の入力が完了すると、操作部24を操作して、変更後の新たな制御パラメータを設定用パラメータとして確定する。これにより、設定装置21で確定した変更後の新たな制御パラメータが、パラメータ保存部26に設定用パラメータとして保存されるとともに、設定装置21の書き込み機能部30及び制御基板8の書き込み機能部13を通してパラメータ保存部11に書き込まれる。これにより、各制御パラメータの一部の値を変更した変更後の新たな制御パラメータが制御盤7に設定される。
このようなパラメータ設定システムでは、制御パラメータの変更履歴の情報が制御盤記憶部9に保存可能になっており、設定装置21が、制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として制御盤記憶部9から読み込む読み込み機能部29と、制御盤情報に含まれる過去の制御パラメータが、制御盤7に設定する設定用パラメータとして保存される設定装置記憶部22とを有しているので、例えば制御盤7に設定されている現在の制御パラメータを過去の制御パラメータに戻す変更をする場合に、制御パラメータの変更履歴の情報を利用することができる。これにより、設定装置21に制御パラメータの値を手操作で入力する作業をなくすことができ、制御盤7に制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができる。また、設定装置21に制御パラメータの値を手操作で入力する必要がなくなるので、例えば制御パラメータの入力間違いが生じたり、複数の制御パラメータの一部を変更し忘れたりすることを防止することができ、制御盤7に新たな制御パラメータをより正確に設定することができる。
また、制御盤記憶部9のパラメータ保存部11に保存されている各制御パラメータが読み込み機能部29によって制御盤情報として設定装置21に読み込まれ、設定装置記憶部22のパラメータ保存部26に設定用パラメータとして保存されている制御盤情報である各制御パラメータの一部の値が操作部24の操作により変更可能になっているので、制御盤7に設定されている現在の制御パラメータの一部を変更する場合に、制御盤記憶部9に保存されている制御盤情報を利用することができる。これにより、制御盤7に制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができるとともに、制御盤7に変更後の新たな制御パラメータをより正確に設定することができる。
また、このようなパラメータ設定方法では、制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として制御盤7から設定装置21へ読み込んだ後、制御盤情報に含まれる過去の制御パラメータを、制御盤7に設定する設定用パラメータとして設定装置記憶部22に保存するので、例えば制御盤7に設定されている現在の制御パラメータを過去の制御パラメータに戻す変更をする場合に、制御パラメータの変更履歴の情報を利用することができる。これにより、制御盤7に制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができる。また、例えば制御パラメータの入力間違いが生じたり、複数の制御パラメータの一部を変更し忘れたりすることも防止することができるので、制御盤7に新たな制御パラメータをより正確に設定することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるパラメータ設定システムを示す構成図である。制御盤7には、送受信部41が設けられている。設定装置21には、送受信部42が設けられている。制御盤7から設定装置21へ送られる制御盤情報(即ち、制御パラメータの情報及び制御パラメータの変更履歴の情報)と、設定装置21から制御盤7へ送られる設定用パラメータの情報とは、送受信部41と送受信部42との間で無線通信可能になっている。これにより、制御盤7及び設定装置21は、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報を無線通信により互いに送受信可能になっている。他の構成及び制御盤7への制御パラメータの設定の手順は、実施の形態1と同様である。
このように、制御盤7及び設定装置21は、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報を無線通信により互いに送受信可能になっているので、制御盤7から離れた場所で設定装置21を操作しながら、制御盤7に新たな制御パラメータを設定することができる。これにより、設定装置21をわざわざ制御盤7に取り付ける手間をなくすことができ、制御盤7に制御パラメータを設定する作業の手間をさらに軽減させることができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるパラメータ設定システムを示す構成図である。制御盤7には、送受信部43が設けられている。設定装置21には、送受信部44が設けられている。送受信部43及び送受信部44は、通信ケーブル45を介して接続されている。通信ケーブル45としては、例えばLANケーブル等が用いられている。制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報は、送受信部43と送受信部44との間で通信ケーブル45を介して通信可能になっている。これにより、制御盤7及び設定装置21は、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報を通信ケーブル45により互いに送受信可能になっている。他の構成及び制御盤7への制御パラメータの設定の手順は、実施の形態1と同様である。
このように、制御盤7及び設定装置21は、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報を通信ケーブル45により互いに送受信可能になっているので、制御盤7から離れた場所で設定装置21を操作することができ、制御盤7に制御パラメータを設定する作業の手間をさらに軽減させることができる。また、制御盤7と設定装置21との間での情報の送受信をより確実に行うことができる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4によるパラメータ設定システムを示す構成図である。本実施の形態では、複数のエスカレータの運転を個別に制御する複数の制御盤7がパラメータ設定システムに含まれている。この例では、2台のエスカレータが建物に設置されており、2台のエスカレータの運転を個別に制御する2個の制御盤7がパラメータ設定システムに含まれている。各制御盤7及び設定装置21の構成は、実施の形態1と同様である。
この例では、各制御盤7のいずれか一方が基準制御盤とされ、基準制御盤以外の他方の制御盤7が非基準制御盤とされている。基準制御盤である一方の制御盤7の制御盤記憶部9には、制御パラメータの情報と、制御パラメータの変更履歴の情報とが保存されている。
設定装置21は、基準制御盤である一方の制御盤7の制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報としてパラメータ読み込み機能部31によって読み込み可能になっており、一方の制御盤7の制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として履歴読み込み機能部32によって読み込み可能になっている。また、設定装置21の履歴保存部27には、一方の制御盤7から読み込んだ制御パラメータの変更履歴の情報が保存される。さらに、設定装置21のパラメータ保存部26には、一方の制御盤7から制御盤情報として読み込んだ制御パラメータ、又は実施の形態1と同様にして得られた新たな制御パラメータが、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして保存される。
非基準制御盤である他方の制御盤7のパラメータ保存部11には、設定装置21のパラメータ保存部26に共通の設定用パラメータとして保存されている制御パラメータが、設定装置21によって書き込まれている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、設定装置21によって制御パラメータを各制御盤7に設定するときのパラメータ設定方法について説明する。基準制御盤である一方の制御盤7の制御盤記憶部9には、制御パラメータの情報及び制御パラメータの変更履歴の情報が保存されている。一方の制御盤7に設定されている制御パラメータは、実施の形態1と同様にして設定装置21によって変更してもよいし、設定装置21による変更を行わなくてもよい。
一方の制御盤7に設定されている制御パラメータを設定装置21によって変更する場合には、制御パラメータの情報又は制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として一方の制御盤7から設定装置21に読み込んで、実施の形態1と同様にして制御盤情報から得られた新たな制御パラメータを、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして設定装置21のパラメータ保存部26に保存する。この後、共通の設定用パラメータとしてパラメータ保存部26に保存されている制御パラメータを制御基板8のパラメータ保存部11に書き込む。これにより、共通の設定用パラメータである新たな制御パラメータが一方の制御盤7に設定される。
一方の制御盤7に設定されている制御パラメータを変更しない場合には、一方の制御盤7に設定されている制御パラメータの情報を制御盤情報として一方の制御盤7から設定装置21に読み込んで、読み込んだ制御盤情報に含まれる各制御パラメータをそのまま、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして設定装置21のパラメータ保存部26に保存する。
この後、設定装置21によって非基準制御盤である他方の制御盤7に制御パラメータを設定する。他方の制御盤7に制御パラメータを設定するときには、設定装置21を一方の制御盤7から外して他方の制御盤7に繋ぎかえた後、他方の制御盤7の電源を入れる。
この後、設定装置21の表示部25に表示された「パラメータの全書き込み」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、設定装置21のパラメータ保存部26に共通の設定用パラメータとして保存されている制御パラメータが他方の制御盤7の制御盤記憶部9のパラメータ保存部11に書き込まれる。これにより、各制御盤7に共通の制御パラメータが他方の制御盤7に設定される。
このようなパラメータ設定システムでは、複数の制御盤7のいずれかの制御盤記憶部9から制御盤情報として読み込んだ制御パラメータの情報又は制御パラメータの変更履歴の情報から得られた新たな制御パラメータ、又は複数の制御盤7のいずれかの制御盤記憶部9から読み込んだ制御盤情報に含まれる制御パラメータが、各制御盤7に共通の設定用パラメータとして設定装置21の設定装置記憶部22に保存されるので、各制御盤7のいずれかに設定されている制御パラメータの情報又は制御パラメータの変更履歴の情報を利用して、各制御盤7のそれぞれに制御パラメータを設定することができる。これにより、例えば同じ建物に複数台のエスカレータを設置し、複数の制御盤7に同じ制御パラメータを設定する場合、設定装置記憶部22に保存されている共通の設定用パラメータをコピーして各制御盤7に書き込むことができる。これにより、制御パラメータを制御盤7ごとに手操作で設定する作業をなくすことができ、各制御盤7のそれぞれに制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができる。また、設定装置21に制御パラメータの値を手操作で入力する必要がなくなるので、各制御盤7に制御パラメータをより正確に設定することができる。
また、このようなパラメータ設定方法では、複数の制御盤7のいずれかの制御盤記憶部9から制御パラメータの情報又は制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として設定装置21に読み込んだ後、設定装置21に読み込んだ制御盤情報から得られた新たな制御パラメータ、又は複数の制御盤7のいずれかの制御盤記憶部9から読み込んだ制御盤情報に含まれる制御パラメータを、各制御盤7に共通の設定用パラメータとして設定装置21の設定装置記憶部22に保存するので、各制御盤7のいずれかに設定されている複数の制御パラメータの情報又は制御パラメータの変更履歴の情報を利用して、各制御盤7のそれぞれに制御パラメータを設定することができる。これにより、複数の制御盤7に同じ制御パラメータを設定する場合、設定装置記憶部22に保存されている共通の設定用パラメータをコピーして各制御盤7に書き込むことができ、各制御盤7のそれぞれに制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化を図ることができる。また、設定装置21に制御パラメータの値を手操作で入力する必要がなくなるので、各制御盤7に制御パラメータをより正確に設定することができる。
実施の形態5.
図7は、この発明の実施の形態5によるパラメータ設定システムを示す構成図である。本実施の形態では、実施の形態4と同様に、複数のエスカレータの運転を個別に制御する複数の制御盤7がパラメータ設定システムに含まれている。この例では、2個の制御盤7がパラメータ設定システムに含まれている。
また、この例では、各制御盤7のいずれか一方が基準制御盤とされ、基準制御盤以外の他方の制御盤7が非基準制御盤とされている。基準制御盤である一方の制御盤7の制御盤記憶部9には、制御パラメータの情報と、制御パラメータの変更履歴の情報とが保存されている。
設定装置21は、基準制御盤である一方の制御盤7の制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報としてパラメータ読み込み機能部31によって読み込み可能になっており、一方の制御盤7の制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として履歴読み込み機能部32によって読み込み可能になっている。また、設定装置21の履歴保存部27には、一方の制御盤7から読み込んだ制御パラメータの変更履歴の情報が保存される。さらに、設定装置21のパラメータ保存部26には、一方の制御盤7から読み込んだ制御パラメータの情報に含まれる制御パラメータ、又は実施の形態1と同様にして得られた新たな制御パラメータが、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして保存される。
複数の制御盤7のそれぞれには、送受信部46が設けられている。各送受信部46は、通信ケーブル47を介して互いに接続されている。通信ケーブル47としては、例えばLANケーブル等が用いられている。設定装置記憶部22に共通の設定用パラメータとして保存されている制御パラメータの情報は、各送受信部46間で通信ケーブル47を介して通信可能になっている。これにより、複数の制御盤7は、設定用パラメータの情報を通信ケーブル47により互いに送受信可能になっている。
非基準制御盤である他方の制御盤7のパラメータ保存部11には、設定装置21のパラメータ保存部26に共通の設定用パラメータとして保存されている制御パラメータが、設定装置21によって書き込まれている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、設定装置21によって制御パラメータを各制御盤7に設定するときのパラメータ設定方法について説明する。まず、基準制御盤である一方の制御盤7に設定されている制御パラメータの情報を設定装置21に読み込んで、実施の形態4と同様にして得られた制御パラメータを、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして設定装置21のパラメータ保存部26に保存する。
この後、設定装置21の表示部25に表示された「パラメータの全書き込み」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、設定装置21のパラメータ保存部26に設定用パラメータとして保存されている制御パラメータが、一方の制御盤7のパラメータ保存部11に書き込まれる。このとき、共通の設定用パラメータの情報が、一方の制御盤7から他方の制御盤7へ通信ケーブル47を介して送られ、他方の制御盤7のパラメータ保存部11にも、一方の制御盤7の制御パラメータと同じ制御パラメータが書き込まれる。これにより、共通の設定用パラメータが各制御盤7に設定される。
このようなパラメータ設定システムでは、複数の制御盤7が、共通の設定用パラメータの情報を互いに送受信可能になっているので、複数の制御盤7のいずれかに設定装置21から設定用パラメータの情報を送るだけで、設定用パラメータの情報を他の制御盤7にも送ることができ、共通の設定用パラメータをすべての制御盤7に設定することができる。これにより、各制御盤7のそれぞれに制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化をさらに図ることができるとともに、各制御盤7に制御パラメータをより正確に設定することができる。
実施の形態6.
図8は、この発明の実施の形態6によるパラメータ設定システムを示す構成図である。本実施の形態では、複数のエスカレータの運転を個別に制御する複数の制御盤7と、各制御盤7に個別に取り付けられた複数の設定装置21とがパラメータ設定システムに含まれている。この例では、2個の制御盤7と、各制御盤7に個別に取り付けられた2個の設定装置21とがパラメータ設定システムに含まれている。
また、この例では、各制御盤7のいずれか一方が基準制御盤とされ、基準制御盤以外の他方の制御盤7が非基準制御盤とされている。基準制御盤である一方の制御盤7の制御盤記憶部9には、制御パラメータの情報と、制御パラメータの変更履歴の情報とが保存されている。
各設定装置21のうち、基準制御盤である一方の制御盤7に取り付けられている一方の設定装置21は、一方の制御盤7の制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報としてパラメータ読み込み機能部31によって読み込み可能になっており、一方の制御盤7の制御盤記憶部9に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として履歴読み込み機能部32によって読み込み可能になっている。また、一方の設定装置21の履歴保存部27には、一方の制御盤7から読み込んだ制御パラメータの変更履歴の情報が保存される。さらに、一方の設定装置21のパラメータ保存部26には、一方の制御盤7から読み込んだ制御パラメータの情報に含まれる制御パラメータ、又は実施の形態1と同様にして得られた新たな制御パラメータが、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして保存される。
各設定装置21のそれぞれには、送受信部48が設けられている。各送受信部48は、通信ケーブル49を介して互いに接続されている。通信ケーブル49としては、例えばLANケーブル等が用いられている。設定装置記憶部22に共通の設定用パラメータとして保存されている制御パラメータの情報は、各送受信部48間で通信ケーブル49を介して通信可能になっている。これにより、複数の制御盤7は、設定用パラメータの情報を通信ケーブル49により互いに送受信可能になっている。
非基準制御盤である他方の制御盤7のパラメータ保存部11には、一方の設定装置21のパラメータ保存部26に共通の設定用パラメータとして保存されている制御パラメータが、設定装置21によって書き込まれている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、設定装置21によって制御パラメータを各制御盤7に設定するときのパラメータ設定方法について説明する。まず、基準制御盤である一方の制御盤7に設定されている制御パラメータの情報を制御盤情報として設定装置21に読み込んで、実施の形態4と同様にして制御盤情報から得られた制御パラメータを、各制御盤7に設定する共通の設定用パラメータとして設定装置21のパラメータ保存部26に保存する。
この後、設定装置21の表示部25に表示された「パラメータの全書き込み」の選択肢を、操作部24を操作して選択する。これにより、一方の設定装置21のパラメータ保存部26に保存されている共通の設定用パラメータが、一方の制御盤7へ送られるとともに、通信ケーブル49及び他方の設定装置21を介して他方の制御盤7へも送られる。これにより、共通の設定用パラメータが各制御盤7に設定される。
このようなパラメータ設定システムでは、複数の制御盤7に個別に取り付けられている複数の設定装置21が、設定用パラメータの情報を互いに送受信可能になっているので、設定装置21を制御盤7に対して繋ぎ変えずに、複数の設定装置21のいずれかからすべての制御盤7へ設定用パラメータの情報を送ることができ、共通の設定用パラメータをすべての制御盤7に設定することができる。これにより、各制御盤7のそれぞれに制御パラメータを設定する作業の手間の軽減化をさらに図ることができるとともに、各制御盤7に制御パラメータをより正確に設定することができる。
なお、実施の形態4〜6では、2個の制御盤7がパラメータ設定システムに含まれているが、3個以上の制御盤7がパラメータ設定システムに含まれていてもよい。この場合、各制御盤7のいずれか1つから、制御パラメータの情報又は制御パラメータの変更履歴の情報が設定装置21によって読み込まれ、設定装置21に保存されている共通の設定用パラメータが各制御盤7に書き込まれる。
また、実施の形態4〜6では、設定装置21を制御盤7に取り付けることにより、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報及び設定用パラメータの情報を制御盤7と設定装置21との間で送受信するようになっているが、実施の形態2と同様に、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報を制御盤7と設定装置21との間で無線通信により送受信可能にしてもよいし、実施の形態3と同様に、制御パラメータの情報、制御パラメータの変更履歴の情報、及び設定用パラメータの情報を制御盤7と設定装置21との間で通信ケーブルにより送受信可能にしてもよい。
また、実施の形態3、5及び6では、情報の通信が通信ケーブルによって行われているが、通信ケーブルに代えて情報の通信を無線通信によって行ってもよい。
また、各上記実施の形態では、操作部24の操作に応じて設定装置処理部23の各機能部30〜32の機能を実行するようになっているが、通信による遠隔操作によって設定装置処理部23の各機能部30〜32の機能を実行するようにしてもよい。
また、各上記実施の形態では、エスカレータにこの発明が適用されているが、乗客コンベヤである動く歩道にこの発明を適用してもよい。

Claims (2)

  1. 乗客コンベヤを制御する制御盤、及び
    乗客コンベヤの制御に関する制御パラメータを前記制御盤に設定する設定装置
    を備え、
    前記制御盤は、制御盤記憶部を有し、
    前記設定装置は、前記制御盤記憶部に保存されている制御パラメータの変更履歴の情報を制御盤情報として読み込む読み込み機能部と、前記制御盤情報に含まれる過去の制御パラメータが、前記制御盤に設定する設定用パラメータとして保存される設定装置記憶部とを有し
    複数の前記制御盤
    を備え、
    前記読み込み機能部は、各前記制御盤記憶部のいずれかに保存されている前記制御盤情報を前記設定装置に読み込み、
    前記設定装置記憶部には、前記過去の制御パラメータが、各前記制御盤に設定する共通の前記設定用パラメータとして保存され、
    前記複数の制御盤には、前記設定装置がそれぞれ取り付けられ、
    各前記設定装置は、前記設定用パラメータの情報を互いに送受信可能になっているパラメータ設定システム。
  2. 複数の乗客コンベヤを個別に制御する複数の制御盤、及び
    乗客コンベヤの制御に関する制御パラメータを各前記制御盤に設定する設定装置
    を備え、
    各前記制御盤は、制御盤記憶部を有し、
    前記設定装置は、各前記制御盤記憶部のいずれかに保存されている制御パラメータの情報を制御盤情報として読み込む読み込み機能部と、前記制御盤情報に含まれる制御パラメータが、各前記制御盤に設定する共通の設定用パラメータとして保存される設定装置記憶部とを有し
    前記複数の制御盤には、前記設定装置がそれぞれ取り付けられ、
    各前記設定装置は、前記設定用パラメータの情報を互いに送受信可能になっているパラメータ設定システム。
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