JP2908165B2 - エレベータ制御データの編集装置 - Google Patents

エレベータ制御データの編集装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ制御装置の
制御データの設定変更が可能な編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のエレベータ制御装置は、ほとんど
がコンピュータ主にマイクロコンピュータを応用し、プ
ログラムにより制御されている。エレベータ制御装置
は、多種多様な制御条件、すなわち据付けられる建物の
階床数、各階床の高さ、出入口の方向からの制御対象で
あるエレベータの定格速度、定員(積載定格)、各種の
利用者向けサービス機能の有無等の異なる制御条件下で
エレベータを制御するように作られるのが一般的であ
り、これらの制御条件はエレベータ制御装置に組込まれ
るプログラムが利用できる形でコンピュータのメモリに
予め記憶させるように構成されている。
【0003】このように構成されたエレベータ制御装置
は、製造されたとき、客先の仕様に従い、前述した制御
条件データをメモリに書き込んだ状態で出荷される。こ
れらの制御装置は出荷された以後、何等かの理由で仕様
が変更になった場合、新しい仕様に合わせてメモリのデ
ータを書き換えるが、書き換えの作業を行う場合には、
専用のツール、あるいは操作用コンソールが使用され
る。これらのデータの変更作業は、従来利用者、例えば
建物のオーナあるいはテナント等からの要求により、エ
レベータのメーカまたはエレベータ保守会社が行ってい
た。
【0004】しかし、近年のエレベータ制御装置の性能
向上により、サービス機能もそのバリエーションが大き
く広がり、利用者側よりこれらの機能を状況に応じて使
い分けたいとの要求が高まり、一部の制御条件の変更を
利用者(管理者レベル)に開放し、変更する編集装置が
開発されてきている。
【0005】図7はその1例の概略構成を示すブロック
図であり、これは以下のように構成されている。編集用
の入力用キーボード2aから入力される入力データは、
入力データ処理部2bにより処理されて編集処理部2c
に入力される。また、データ編集を行うための操作手
順、データ等は画面制御部2eを介してディスプレイ2
fに表示される。編集処理部2cで編集された制御デー
タは、制御データ記憶部2dに記憶され、これは編集
中、終了時、あるいは定期的に伝送用ドライバ(D)/
レシーバ(R)2hを介して図示しないエレベータ制御
装置に送られる。エレベータ制御装置は、送られて来た
データを自らのメモリに記憶し、このデータに従ってエ
レベータを制御する。
【0006】このような編集装置は、通常建物の管理室
に設置され、管理者がイベントのスケジュール、あるい
はビルテナントの変更等に合わせ、エレベータの制御条
件を変更する際に使用する。
【0007】図8は、図7の編集処理部2cの詳細を示
す図であり、基本構成要素は、各種の制御データを編集
するための各々の編集部c3(図の例では5つのメニュ
ーを持っている)と、これらのメニューをユーザが選択
するためのメニュー選択処理部c2と、編集した結果を
記憶するメインファイル(図7の制御データ記憶部2d
と同一)2d1と、編集した結果をエレベータ制御装置
に伝送するためにデータを整える伝送データ編集部c1
とからなっている。編集部c3は、編集対象のデータの
現在値を画面に表示し(画面データ出力)、ユーザはキ
ーボード2aの操作により画面上で対象データの変更、
設定等の編集操作を行う。そして、編集作業終了がキー
ボード2aより入力されたとき、編集部c3は、結果デ
ータをメインファイル2d1に保存し、このデータを伝
送データ編集部c1に送り、送信用の構成に組換えて出
力する。ユーザは、メニュー選択処理部c2の画面によ
り次の必要とする編集メニューをキー操作により選択
し、前述と同様に対象データの変更、保存、送信を行う
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置に
は以下に述べる不具合があった。一般的には、エレベー
タの制御条件というものは、短時間で頻繁に変更するも
のではなく、建物の利用形態が定状化し、安定した状態
では最適な条件におちついて使用されることが多い。そ
の中で、展示会、重要な来客等のイベントが有る時に、
一定期間だけ制御条件を変更して使用し、イベントが終
了した後は再度通常状態に戻す使い方が大半である。
【0009】この場合、従来の装置では、変更した内容
を、別にメモして置き、通常状態に戻すときは、変更し
た項目を一つ一つ元のデータに直して行く作業が極めて
わずらわしいものとなり、直し忘れ、間違い等のトラブ
ルが発生していた。
【0010】前述した従来の装置では、基本的にデータ
の変更作業は原則として純粋に“変更”作業であり、対
象データを個別に画面上で指定し、キーボード2aより
新しい数値を入力するか、あるいは所定のキー操作で、
データの状態を変更例えばオン/オフ、増減するように
している。この方法は、具体的に次の問題点を有してい
る。
【0011】1)変更した制御データを元に戻す場合、
元の制御データを覚えておくか、又は、元のデータを記
録に残す必要がある。このようにしないと、元のデータ
が無くなってしまうからである。 2)戻す制御データ量が大量になると、記録しておく必
要がある。
【0012】3) 2)項でペーパ等で記録しておいて
も、データ量が多いと、制御データを元に戻す作業に多
大な時間を必要とし、ミスが発生しやすく、やっかいで
ある。 4) 3)項以外にも、記録しておく作業、例えばペー
パに手書きする作業は多大な時間を必要とする。
【0013】5)変更した制御データ、元の制御データ
等、エレベータを制御するデータパターンは、1つある
いは2つとは限らず、例えば日曜日のパターン、土曜日
のパターン、ウイークデーのパターン、祝日のパターン
を記録しておくデータの種類が多くなれば、それだけデ
ータシートの管理に手間がかかる。
【0014】そこで、本発明は一般的にエレベータの制
御条件あるいは制御装置の持つ情報データを変更した場
合でも、元の状態への復帰が極めて容易であり、操作ミ
ス、操作漏れが無く、保存パターン数の制限が無くな
り、操作性が高く、データの管理が容易なエレベータ制
御データの編集装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に対応する発明は、エレベータ制御装置の
制御条件または情報データの少なくとも一方を設定、変
更可能なエレベータ制御データの編集装置において、現
在のエレベータ制御装置の制御条件または情報データの
少なくとも一方をを記憶する第1の記憶手段と、前記エ
レベータ制御装置の制御条件または情報データの少くと
も一方の標準パターン、特殊パターンのいずれかを記憶
する少なくとも1個の第2の記憶手段と、前記第1およ
び第2の記憶手段相互間で制御条件または情報データを
移動可能にする手段とを備えたエレベータ制御データの
編集装置である。
【0016】前記目的を達成するために、請求項2に対
応する発明は、エレベータ制御装置の制御条件または情
報データの少なくとも一方を設定、変更可能なエレベー
タ制御データの編集装置において、制御条件または情報
データの少なくとも一方を入力する入力手段と、制御条
件または情報データの少なくとも一方の設定変更方法等
を表示する表示手段と、現在のエレベータ制御装置の制
御条件または情報データの少くとも一方を記憶する第1
の記憶手段と、前記エレベータ制御装置の制御条件また
は情報データの少くとも一方の標準パターン、特殊パタ
ーンのいずれかを記憶する少なくとも1個の第2の記憶
手段と、前記第1の記憶手段に記憶されている記憶内容
を前記第2の記憶手段に書き込むための第1の指令手段
と、前記第2の記憶手段に記憶されている記憶内容を前
記第1の記憶手段に書き込むための第2の指令手段とを
備えたエレベータ制御データの編集装置である。
【0017】前記目的を達成するために、請求項3に対
応する発明は、請求項1または請求項2記載の第2の記
憶手段は、外部に設置される記憶手段で構成したエレベ
ータ制御データの編集装置である。
【0018】
【作用】請求項1または請求項2に対応する発明によれ
ば、エレベータ制御装置の現在および標準パータンまた
は特殊パターンの制御条件または情報データを、第1お
よび第2の記憶手段で記憶させ、第1および第2の記憶
手段相互間をデータ等を移動可能に構成したので、一般
的にエレベータの制御条件あるいは制御装置の持つ情報
データを変更した場合でも、元の状態への復帰が極めて
容易であり、操作ミス、操作漏れが無いエレベータ制御
データの編集装置が得られる。請求項3に対応する発明
によれば、請求項1または請求項2の効果以外に、保存
パターン数の制限がなくなり、操作性が高く、データ管
理が容易となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のエレベータ制御データの編
集装置の概略構成を示す図であり、エレベータ制御装置
1と、制御データ編集装置2からなり、両者間が制御線
3が接続されている。
【0020】図2は、図1のエレベータ制御装置1の概
略構成を示すブロック図であり、これは伝送ドライバ/
レシーバ1a、データ伝送処理部1b、データ編集部1
c、制御データ記憶部1d、エレベータ制御部1eから
構成されている。
【0021】図3は、図1の制御データ編集装置2の概
略構成を示すブロック図であり、これはデータ編集用キ
ーボード2a、入力データ処理部2b、制御データ編集
処理部2c、メインファイル2d1、サブファイル2d
2,2d3,2d4、画面制御部2e、ディスプレイ2
f、データ伝送処理部2g、ドライバ/レシーバ2hか
ら構成されている。
【0022】キーボード2aは、入力データ処理部2b
に接続され、ここに入力されたデータは制御データ編集
処理部2cに入力される。この制御データ編集処理部2
cにおいて、編集手順、編集状況、データ、説明等の編
集処理が行われ、これらは画面制御部2eを介してディ
スプレイ2fに表示される。
【0023】メインファイル2d1は現在の制御データ
を記憶し、またサブファイル2d2〜2d4は現在の制
御データ以外の制御データ(標準パターンの制御デー
タ)を記憶する。
【0024】編集処理部2cは、必要に応じてメインフ
ァイル2d1のデータを、データ伝送処理部2g、ドラ
イバ/レシーバ2hを介してエレベータ制御装置1に送
信することができる。また、編集処理部2cは、メイン
ファイル2d1とサブファイル2d2〜2d4間のデー
タの移動機能を有し、利用者がキーボード2aにより移
動の要求が入力されたとき、ディスプレイ2fにはデー
タの移動作業を説明し、サポートする画面が表示され
る。利用者は、ディスプレイ2fの画面参照しながら必
要なデータ移動の指令をキーボード2aにより入力す
る。すると、編集処理部2cは、該データ移動の指令に
従って、メインファイル2d1とサブファイル2d2〜
2d4間のデータの移動が行われる。
【0025】データ編集用キーボード2aから入力され
るデータは、入力データ処理部2bを介して編集処理部
2cに入力される。この制御データ編集処理部2cにお
いて、編集手順、編集状況、データ、説明等が編集処理
され、これが画面制御部2eを介してディスプレイ2f
に表示される。
【0026】メインファイル2d1と、サブファイル2
d2〜2d4間のデータ移動機能を有し、これは利用者
がキーボード2aから移動要求が入力されたとき、移動
作業を説明し、サポートする画面をディスプレイ2fに
表示される。従って、利用者はディスプレイ2fの画面
を参照しながら、必要なデータの移動と、その指令をキ
ーボード2aにより入力すればよい。すると、編集処理
部2cは、該指令に従ってメインファイル2d1と、サ
ブファイル2d2〜2d4間のデータ移動が行われる。
【0027】編集処理部2cは必要によりメインファイ
ル2d1のデータをデータ伝送処理部2gおよびドライ
バ/レシーバ2hを介して図1のエレベータ制御装置1
に送信する。編集処理部2cは、メインファイル2d1
と、サブファイル2d2〜2d4間のデータの移動機能
を有し、利用者よりキーボード2aを介して移動の要求
が入力されたとき、移動作業を説明し、サポートする画
面をディスプレイ2fに表示し、利用者はディスプレイ
2fの画面を参照しながら、必要なデータ移動指令をキ
ーボード2aにより入力する。編集処理部2cは、該キ
ーボード2aからの指令に従って、メインファイル2d
1と、サブファイル2d2〜2d4間のデータ移動を行
う。
【0028】図4は、図3の編集処理部2cの詳細を示
すブロック図であり、図8の従来例と異なる点は、編集
処理部2cに接続されるサブファイル2d2〜2d4が
追加され、またメニュー選択処理部c2にデータ保存/
復帰処理部c4が追加された点である。
【0029】図5は、データの保存/復帰の操作時にお
ける画面の一例を示している。これは、メニュー選択処
理部(画面では全メニューが表示され、ユーザがキー操
作により選択を行う)c2で、データの保存/復帰処理
が選択された場合、図5(a)となり、ユーザが保存、
復帰いずれにおいても簡単なキー操作で目的を達成する
ことができる。
【0030】図5(a)は、メニュー選択画面であり、
利用者はデータを保存するのか、又は保存データを復帰
するかを選択し、機能の番号をキーボード2aにより入
力する。
【0031】ここでは、始めに保存する場合の動作につ
いて説明する。あるビルにおいて、オープン後、運営も
安定した後、前述のエレベータ制御条件を基本パターン
として保存しようとして、上位のメニュー画面(図示し
ない)よりデータの保存/復帰を選択したとき、図5
(a)が表示される。ここで、編集処理部2cは、キー
入力による処理選択待ちの状態に入る(図6のS1,S
2,S3,S4)。
【0032】利用者が“保存”を選択し、数字キー
“1”を入力すると、このデータは、入力データ処理部
2bを介して編集処理部2cに入力される。編集処理部
2cは、これを判定し、画面制御部2eを介し、画面の
表示を、図5(b)に変更する(図6のS10,S1
1,S12,S13,S14)。画面には、サブファイ
ル2d2〜2d4に対応し、データ1、データ2、デー
タ3のメニューが表示される。
【0033】利用者がデータ1に保存しようとして数字
キーの“1”をキーボード2aより入力すると、編集処
理部2cは自ら持っているシステムカレンダー(図示し
ない)より現在の年月日データを取り出し、メインファ
イル2d1のデータに付けてサブファイル2d2に記録
する。
【0034】以上の操作で、1992年1月7日の制御
状態(条件)データが保存されたことになる(図6のS
10〜S14)。以後、編集装置によりメインファイル
2d1のデータを変更しても基本データ2d2に残さ
れ、保存される。また、比較的活用頻度の高い、特殊条
件を図5(c)にあるように、別のサブファイル(図で
はデータ2)に記録することが容易に行うことができ
る。
【0035】次にメインファイル2d1が特殊条件に変
更された後、元のパターンに復帰する場合の動作につい
て説明する。利用者は図5(a)の画面において“復
帰”である数字キー“2”を入力する。編集処理部2c
は、これにより画面を図5(c)に切替える(図6のS
5,S6,S7,S8,S9)。
【0036】図5(c)の画面は、データ1,データ2
が保存ファイルを持っており、データ3は空であること
を示している。この状態で、利用者は基本データである
データ1を選択し、数字キー“1”を入力する。ここ
で、編集処理部2cは、データ1、すなわち、サブファ
イル2d2のデータを取り出し、メインファイル2d1
に記録する(図のS5〜S9)。この操作により、19
92年1月7日に保存したそのビルの基本制御条件が復
帰したことになる。
【0037】このとき、メインファイル2d1のデータ
が変化したため、編集処理部2cは、メインファイル2
d1の中の各種のデータのうち変化したデータを判定
し、変化データのみを、データ伝送処理部2g、ドライ
バ/レシーバ2hを介し、エレベータ制御装置に送信す
る。この結果、エレベータは基本制御条件で運行を開始
する。以上述べた実施例によれば、以下のような作用効
果が得られる。
【0038】(1)本実施例では、サブファイル2d2
〜2d4が複数個あることから、一時的に前述したエレ
ベータの制御条件あるいは制御装置の持つ情報データを
変更し、所定期間運用の後、元に復帰させる場合には、
どの条件を変えたか、元のデータは何であったかを、記
憶又はメモに記録する必要がない。情報データとして
は、未応答時間、乗場呼び個数、予約適中率、かご呼び
先着率等がある。
【0039】(2)復帰後も、予め覚えていたデータ、
又は予め記録したデータを見ながら再現する必要がな
く、ただメニューを選ぶ操作のみでよいため、データを
忘れたり操作ミスによるトラブルが無くなり、作業の煩
わしさ、手間を極めて小さくすることができ、従って、
操作性の高いエレベータ制御データの編集装置が得られ
る。 (3)標準パターンの保存のみでなく、特殊パターンの
保存を行うことができ、これにより定例的な行事への対
応も極めて容易になる。
【0040】(4)保存用の記憶手段として、フロッピ
ーディスク等の外部記憶装置を使用することにより、保
存パターン数の制限が無くなり、操作性が高くデータ管
理が容易である。
【0041】(5)メインファイル2d1は、制御有効
ファイルとして使用され、サブファイル2d2〜2d4
は特定パターン保存用として使用し、また有効ファイル
(メインファイル2d1)の保存、保存ファイルのメイ
ンファイル2d1への復帰は、データ保存/復帰処理部
c4により、画面を見ながら簡単なキー操作で行えるよ
うに構成されている。このため、従来装置では、各種の
制御データを全て一括して処理する機能となっているの
で、個別のデータファイルを一つ一つ選びながら、保
存、復帰を行う必要が無く、極めて操作性がよく、誰で
も操作が可能である。
【0042】(6)データ直接変更操作しない(例えば
cのファイルをaのファイルに移す等の指示のみでよ
い)ので、従来装置のようにデータの記録および元に戻
す変更作業のように、ミスが発生することない。
【0043】(7)サブファイル2d2〜2d4をメイ
ンファイル2d1に復帰させたとき、このデータの内、
変化したもののみ、エレベータ制御装置に送信し、制御
形態を変える必要があるが、この変化のチェックと変化
した制御データのみ送信する機能を有しているため、操
作者がこれらの判断と、送信指令操作を行う必要がな
い。
【0044】本発明は、以上述べた実施例に限定される
ものではなく、例えば以下のようにしてもよい。例え
ば、実施例ではメインファイル2d1、サブファイル2
d2〜2d4を用いたが、これは単一のハードウエアで
備えている複数のファイルを用いてもよく、又別々のハ
ードウェア例えばハードディスクとフロッピディスクで
あってもよい。この場合、両者のファイル構成が同一と
なっていることが条件である。すなわち、要素が同じ
で、データの内容がそれぞれ目的によって異なっている
ものであり、何でも記録するファイルではない。
【0045】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、一般的
にエレベータの制御条件あるいは制御装置の持つ情報デ
ータを変更した場合でも、元の状態への復帰が極めて容
易であり、操作ミス、操作漏れが無く、保存パターン数
の制限が無くなり、操作性が高く、データの管理が容易
なエレベータ制御データの編集装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ制御データの編集装置の第
1の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1のエレベータ制御装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図3】図1の制御データ編集装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】図3の制御データ編集処理部の構成を示すブロ
ック図。
【図5】図3のディスプレイの表示画面の一例を示す
図。
【図6】図3,図4の制御データ編集処理部の動作を説
明するためのフローチャート。
【図7】従来のエレベータ制御データの編集装置の第1
の例の構成を示すブロック図。
【図8】図7の編集処理部の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…エレベータ制御装置、2…制御データ編集装置、1
a…ドライバ/レシーバ、1b…データ伝送処理部、1
c…データ編集部、1d…制御データ記憶部、1e…エ
レータ制御部、2a…キーボード、2b…入力データ処
理部、2c…制御データ編集処理部、2d1…メインフ
ァイル、2d2〜2d4…サブファイル、2e…画面制
御部、2f…ディスプレイ、2g…データ伝送処理部、
2h…ドライバ/レシーバ、c1…伝送データ編集部、
c2…メニュー選択処理部、c3…制御データ編集部、
c4…データ保存/復帰処理部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ制御装置の制御条件または情
    報データの少なくとも一方を設定、変更可能なエレベー
    タ制御データの編集装置において、 現在のエレベータ制御装置の制御条件または情報データ
    の少なくとも一方をを記憶する第1の記憶手段と、 前記エレベータ制御装置の制御条件または情報データの
    少くとも一方の標準パターン、特殊パターンのいずれか
    を記憶する少なくとも1個の第2の記憶手段と、 前記第1および第2の記憶手段相互間で制御条件または
    情報データを移動可能にする手段と、 を備えたエレベータ制御データの編集装置。
  2. 【請求項2】 エレベータ制御装置の制御条件または情
    報データの少なくとも一方を設定、変更可能なエレベー
    タ制御データの編集装置において、 制御条件または情報データの少なくとも一方を入力する
    入力手段と、 制御条件または情報データの少なくとも一方の設定変更
    方法等を表示する表示手段と、 現在のエレベータ制御装置の制御条件または情報データ
    の少くとも一方を記憶する第1の記憶手段と、 前記エレベータ制御装置の制御条件または情報データの
    少くとも一方の標準パターン、特殊パターンのいずれか
    を記憶する少なくとも1個の第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている記憶内容を前記第
    2の記憶手段に書き込むための第1の指令手段と、 前記第2の記憶手段に記憶されている記憶内容を前記第
    1の記憶手段に書き込むための第2の指令手段と、 を備えたエレベータ制御データの編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の第2の記
    憶手段は、外部に設置される記憶手段で構成したエレベ
    ータ制御データの編集装置。
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