JP2014061971A - 乗客コンベア - Google Patents

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明宏 高沼
Yutaka Natabe
豊 名田部
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Abstract

【課題】複数のリモコンから制御指示可能な乗客コンベアを提供する。
【解決手段】複数のリモートコントローラから制御される乗客コンベアであって、複数のリモートコントローラから制御指示を受信する受信部と、複数のリモートコントローラのうちの1つのリモートコントローラから優先モードの制御指示を受けると、優先モードを指示したリモートコントローラを優先リモートコントローラとして優先モードを設定し、優先モードが設定されている間は、優先リモートコントローラからの制御指示のみを実行する制御部とを備える乗客コンベア。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗客コンベアの技術に関する。
乗車階床と降車階床に設置されたリモートコントローラ(以下「リモコン」という)によって、運転を操作される乗客コンベアが開示されている(特許文献1、特許文献2)。
また、乗客コンベアの上側階床付近及び下側階床付近にセンサが設置され、そのセンサが人を検知することによって、上昇運転又は下降運転を自動的に切り換えて運転する乗客コンベアが開示されている(特許文献3)。
特開2003−221180号公報 特開平8−259167号公報 特開平11−349267号公報
しかし、複数のリモコンから制御指示が可能な乗客コンベアは、複数のリモコンから異なる(競合する)制御指示がなされる場合が考えられる。
そこで、本発明の目的は、複数のリモコンから異なる制御指示がなされた場合に、適切に何れかの制御指示を実行する乗客コンベアを提供することにある。
本発明の一つの実施態様に従う乗客コンベアは、複数のリモートコントローラから制御される乗客コンベアであって、複数のリモートコントローラから制御指示を受信する受信部と、複数のリモートコントローラのうちの1つのリモートコントローラから優先モードの制御指示を受けると、優先モードを指示したリモートコントローラを優先リモートコントローラとして優先モードを設定し、優先モードが設定されている間は、優先リモートコントローラからの制御指示のみを実行する制御部とを備える。
本発明に係る乗客コンベアは、複数のリモコンから異なる制御指示がなされた場合であっても、適切に何れかの制御指示を実行することができる。
リモコンから制御指示が可能な乗客コンベアの模式図を示す。 乗客コンベアにおける制御部等の構成例を示す。 優先リモコン10−1の構成例を示す。 通常リモコン10−2の構成例を示す。 「運転方向」の優先モードが設定された場合における乗客コンベアの動作の例を示す。 「運転方向」の優先モードを設定する場合の制御部12の処理のフローチャートを示す。 実施例2に係るリモコンの構成を示す。 4階のイベント会場のフロアと、3階から4階へ上昇運転する乗客コンベアとが混雑している状況を示す模式図である。 3階以上の人の混雑が緩和された状況を示す模式図である。 実施例3に係る単独リモコンの構成を示す。 各社から申請された乗客コンベアの運転希望時間の一覧の例を示す。 実施例3に係る管理リモコンの構成を示す。 強制停止時間設定後の管理リモコンを示す。 実施例1の場合において、優先リモコン10−1から優先モードの解除がなされなかった場合の状況を示す。 実施例4に係る通常リモコン10−2の構成例を示す。 実施例4に係る通常リモコン10−2の構成の変形例を示す。 実施例5に係る「運転速度」の優先モードが設定されてから解除されるまでの処理のフローチャートを示す。 運転禁止時間を一時的に解除可能な管理リモコンの構成を示す。 実施例6に係る運転時間を設定する処理のフローチャートを示す。
以下、複数のリモコンから異なる制御指示がなされた場合に、何れの制御指示を優先すべきかを判断する乗客コンベアの実施例を、図面を参照しながら説明する。制御指示とは、乗客コンベアの動作を制御するための情報、コマンド、信号などであり、例えば、乗客コンベアを上昇運転又は下降運転させる指示、運転速度を変更する指示、運転可能な時間帯を設定する指示等である。
図1は、リモコンから制御指示が可能な乗客コンベア1の模式図を示す。乗客コンベア1は、上側階床付近と下側階床付近に、乗客コンベア1の制御指示が可能なリモコンを備える。
図1(A)は、リモコンからワイヤードケーブルを通じて乗客コンベア1に制御指示を行う構成を示す。以下、上側階床付近のリモコンを「上側リモコン10a」、下側階床付近のリモコンを「下側リモコン10b」という。図1(A)の場合、上側リモコン10a及び下側リモコン10bが直接ワイヤードケーブル901によって、乗客コンベア1を制御するための制御部12に接続されている。
図1(B)は、リモコンから赤外線信号によって乗客コンベア1に制御指示を行う構成を示す。図1(B)の場合、上側階床付近に上側リモコン10aからの赤外線信号を受信するための上側受信部902aが、下側階床付近に下側リモコン10bからの赤外線信号を受信するための下側受信部902bが備えられている。上側受信部902a及び下側受信部902bは、ワイヤードケーブル901によって制御部12に接続されている。なお、上側階床付近及び下側階床付近の各々に、リモコンを保管するリモコン保管台903が備えられても良い。
図1(C)は、リモコンから無線信号によって乗客コンベア1に制御指示を行う構成を示す。図1(C)の場合、制御部12付近にリモコンからの無線信号を受信するための無線受信部(不図示)が備えられる。制御部12は、無線受信部を介して、上側リモコン10a及び下側リモコン10bから無線信号を直接受信する。本明細書に示す実施例は何れも、上記図1(A)〜(C)の何れの構成であっても良い。
実施例1では、上側リモコン10a及び下側リモコン10bの何れか一方のみが、自己のリモコンの制御指示を優先させる優先モードを実行できる。優先モードが実行されている間は、その優先モードを実行したリモコンからの制御指示のみが実行され、それ以外のリモコンからの制御指示は実行されない。
図2は、乗客コンベア1における制御部12等の構成例を示す。
制御部12は、入力回路24と、マイクロコンピュータ(以下マイコン)29と、出力回路25とを有する。マイコン29は、CPU23及びメモリ22等を含む。出力回路25には、インバータ17を介して、乗客コンベア駆動モータ18が接続されている。入力回路24には、上側リモコン10a及び下側リモコン10bからの制御指示に係る信号を受け付ける受信部13と、人体を検知する人検知センサ16と、時計部15と、が接続されている。
上側リモコン10aは、上述の通り、乗客コンベア1の上側階床付近に設置されたリモコンである。下側リモコン10bは、上述の通り、乗客コンベア1の下側階床付近に設置されたリモコンである。
図3は、優先モードを設定可能なリモコン(以下「優先リモコン」という)10−1の構成例を示す。図4は、優先モードを設定不可能なリモコン(以下「通常リモコン」という)10−2の構成例を示す。
何れのリモコンも、運転の開始を指示する運転ボタン101、運転の停止を指示する停止ボタン102を有する。何れのリモコンも、上昇運転を指示する上りボタン103、下降運転を指示する下りボタン104を有する。何れのリモコンも、運転速度を指示する高速ボタン105、定常ボタン106、及び低速ボタン107を有する。何れのリモコンも、乗客コンベア1の状態を示す表示部110を有する。
さらに、図3に示す優先リモコン10−1は、図4に示す通常リモコン10−2と比較して、優先ボタン108と、設定ボタン109を有する。
例えば、ユーザが、優先リモコン10−1の優先ボタン108を押して「運転方向」の優先モードを選択し、次に上りボタン103を押し、さらに設定ボタン109を押すと、乗客コンベア1の制御部12は、優先モードで上昇運転を実行する。ここで、設定ボタン109は、リモコンに入力された制御指示に関するパラメータ設定情報(以下「制御情報」という)を乗客コンベア1の制御部12に送信して設定するためのボタンである。つまり、この場合、優先ボタン108と上りボタン103の押下によって設定された制御情報が、設定ボタン109が押下されたときに、乗客コンベア1の制御部12に送信される。制御部12は、優先モードが設定されている間、通常リモコン10−2からの制御指示(例えば、下りボタン104又は停止ボタン102の押下による制御指示)を実行しない。優先モード中に、優先リモコン10−1から優先ボタン108が押下され、設定ボタン109が押下された場合、制御部12は、優先モードを解除する。
例えば、優先リモコン10−1は、所定の時間帯を上昇運転とする旨の優先モードを設定できる。この場合、制御部12は、その所定の時間帯に、通常リモコン10−2から下降運転の制御指示を受けたとしても、その制御指示を実行せず、優先リモコン10−1から指示された上昇運転を継続する。そして制御部12は、その所定の時間帯が経過した後、優先モードを自動的に解除する。所定の時間帯は、例えば、現在時刻からの経過時間として設定されても良いし、開始時刻から終了時刻までとして設定されても良い。
なお、優先モードが実行されている間、優先リモコン10−1の表示部110には、その優先モードの種別である運転方向111が表示される。
優先モードは、例えば、大量の荷物を所定の階床に搬入するとき、又は所定の階床で会議が開始されるとき等、大勢の人が一斉に同じ階床に移動する場合等に設定すると効果的である。
図5は、「運転方向」の優先モードが設定された場合における乗客コンベア1の動作の例を示す。図5では、上側階床付近に優先リモコン10−1が設置され、下側階床付近に通常リモコン10−2が設置されている。
図5(a)及び図5(b)は、優先モードが設定されていない場合の動作例である。
優先モードが設定されていない場合、先に操作されたリモコンからの指示が優先される。例えば図5(a)に示すように、下側リモコン10bから先に上昇運転が指示された場合、乗客コンベア1の制御部12は、一定時間(少なくとも、乗客が上側に到着するまでの間)、継続して上昇運転を行う。この一定時間の間は、仮に上側リモコン10aから下降運転の制御指示があったとしても、乗客コンベア1は上昇運転を継続する。
この一定時間経過後、例えば図5(b)に示すように、上側リモコン10aから下降運転が指示された場合、乗客コンベア1は、今度は一定時間、継続して下降運転を行う。
図5(c)は、「運転方向」の優先モードが設定されている場合の動作例である。例えば、優先リモコン10−1である上側リモコン10aから、「運転方向」の優先モードとして、所定時間の下降運転が設定された場合、乗客コンベア1の制御部12は、その所定時間が経過するまで、通常リモコン10−2である下側リモコン10bからの制御指示を実行しない。つまり、その所定時間の間に、通常リモコン10−2である下側リモコン10bから上昇運転の制御指示を受けたとしても、乗客コンベア1の制御部12は、その所定時間が経過するまでは下降運転を継続する。以下、図2の説明に戻る。
人検知センサ16は、乗客コンベア1の上側階床付近及び下側階床付近に設置され、その乗客コンベア1に乗車しようとしている人を検知する。人検知センサ16は、人を検知すると、検知信号を、制御部12に伝える。制御部12は、この人検知センサ16からの検知信号を用いて、乗客コンベア1に搭乗しようとしている人が存在するか否かを判断する。
例えば、下側階床付近の人検知センサ16から検知信号を受信した場合、制御部12は、乗客コンベア1で上側階床に移動したい人がいると判断し、特に問題が無い場合、上昇運転を開始する。反対に、上側階床付近の人検知センサ16から検知信号を受信した場合、制御部12は、乗客コンベア1で下側階床に移動したい人がいると判断し、特に問題が無い場合、下降運転を開始する。上述の通り、人を検知して上昇運転又は下降運転を開始した場合、制御部12は、少なくともその乗客が降車するまでの間、運転方向の変更を禁止する。
時計部15は、例えば、現在時刻等を示す時刻信号を、制御部12に伝える。制御部12は、この時刻信号を用いて、例えば、乗客コンベア1の運転を開始及び停止すべき時刻等を判断する。
制御部12は、CPU23及びメモリ22等を有しており、メモリ22に展開されたコンピュータプログラムをCPU23で実行することにより、乗客コンベア1の駆動を制御する。制御部12において生成された制御信号は、インバータ17を通じて乗客コンベア駆動モータ18に出力される。乗客コンベア駆動モータ18は、この制御信号に基づいて、乗客コンベア1を駆動させる。
図6は、「運転方向」の優先モードを設定する場合の制御部12の処理のフローチャートを示す。優先リモコン10−1から「運転方向」の優先モードの制御指示を受けると(S101)、制御部12は、現在の運転方向が優先リモコン10−1から指示された運転方向(以下「優先運転方向」という)に対して逆方向であるか否かを判定する(S102)。
まず、現在の運転方向が優先運転方向と同じである場合(S102:NO)について説明する。この場合、制御部12は、乗客コンベア1が停止中か否かを判定する(S103)。停止中の場合(S103:YES)、制御部12は、乗客コンベア1の運転を再開し(S104)、ステップS109に進む。運転中の場合(S103:NO)、制御部12は、そのままステップS109に進む。
次に、ステップS102において、現在の運転方向が優先運転方向と逆方向の場合(S102:YES)について説明する。この場合、制御部12は、人検知センサ16を用いて、現在の運転方向の乗車側乗車する人の有無を監視する(S105)。そして、制御部12は、人検知センサ16が人を検知しない状態が所定時間(例えば、乗客が乗車から降車までに要する時間)以上続いたか否かを判定する(S106)。
人検知センサ16が人を検知しない状態が所定時間以上続いていない場合(S106:NO)、制御部12は、ステップS105に戻る。
人検知センサ16が人を検知しない状態が所定時間以上続いた場合(S106:YES)、制御部12は、運転方向を優先運転方向に切り換え、優先モードを開始する(S107)。そして、制御部12は、優先モードを継続する(S108)。
制御部12は、優先リモコン10−1から、優先モードを解除する信号(以下「優先解除信号」という)を受信したか否かを判定する(S109)。
優先解除信号を受信していない場合(S109:NO)、制御部12は、ステップS108に戻る。
優先解除信号を受信した場合(S109:YES)、制御部12は、優先モードを解除する(S110)。このとき、制御部12は、運転方向を、優先モードが設定される以前に戻しても良い。また、制御部12は、ステップS109において、優先リモコン10−1から明示的に解除信号を受信しない場合であっても、例えば、所定時間以上が経過した場合には、優先モードを解除しても良い。これにより、乗客コンベア1を一時的に優先モードで運転させることができる。
本実施例では、上述の通り、複数のリモコンのうち何れを優先するかを決定するため、矛盾した制御指令が競合した場合でも、優先モードに設定されているリモコンからの指示のみを実行する。従って、乗客コンベア1の信頼性を向上できる。
例えば、ビル内でイベントが開催された場合又は或るテナントがオープンする場合等には、短時間に多くの人が訪れる。この場合、乗客コンベア1上に多くの人が滞留する虞がある。本実施例は、このような場合に乗客コンベア1上の人を効率良く輸送することを目的とする。
上述の実施例1では、上側リモコン10aと下側リモコン10bとで形態が異なる。なぜなら、優先モードの設定可能なリモコンが、予め決められているからである。これに対して、実施例2では、上側リモコン10aと下側リモコン10bは同じ形態を有する。
図7は、実施例2に係るリモコンの構成を示す。図7に示すリモコンの構成は、図3に示す優先リモコン10−1とほぼ同じである。
実施例2では、混雑を緩和するために、優先モードの種別として「運転速度」を選択する。優先ボタン108を操作して「運転速度」の優先モードが選択された場合、上側リモコン10a及び下側リモコン10bの両方の表示部110に、例えば、「運転速度」112と表示される。なお、表示部110には、「運転速度」(112)に代えて、より判りやすいように、「混雑緩和」と表示されても良い。優先モードの種別として「運転速度」が指定された場合は、降車側のリモコンの制御指示が優先される。つまり、降車側のリモコンが、優先リモコン10−1となる。以下、その理由を説明する。
図8及び図9は、ビル内において、所定の階床へ短時間に多くの人が移動しようとしている状況を示す模式図である。図8及び図9は、イベントが開催されるホールが4階にあり、そのイベントの開始時間が迫ってきた時に、多数の人が1階から4階へ上るために乗客コンベア1を利用している状況を示す。
この場合、各階床の乗客コンベア1の乗降口付近が大変混雑し、乗客コンベア1上に人が滞留する虞がある。そこで、ビルの管理者は、リモコンを使用して各階床の乗客コンベア1の速度を調節し、人がなるべく所定の箇所に集中しないようにする。つまり、管理者が各階床においてリモコンを使用し、その階床を降車階床とする乗客コンベア1と、その階床を乗車階床とする乗客コンベア1との運転速度を調節する。例えば、2階から3階へ上昇運転する乗客コンベア1202は、2階にいる管理者と3階にいる管理者の双方のリモコン10−3、10−4から制御指示される。
図8は、4階のイベント会場のフロアと、3階から4階へ上昇運転する乗客コンベア203とが混雑している状況を示す模式図である。この場合、3階にいる管理者は、4階のフロア及び3階から4階へ上昇運転する乗客コンベア203が混雑していることが見えるので、4階にあまり人を上げないようにしたい。そこで、3階にいる管理者は、リモコン10−4を用いて、2階から3階へ上昇運転する乗客コンベア202の運転速度を遅くしようとする。
一方、2階にいる管理者は、1階のフロア、1階から2階へ上昇運転する乗客コンベア201、2階のフロア、及び2階から3階へ上昇運転する乗客コンベア202の状況は見えるが、3階以上の状況は見えない。1階のフロア、1階から2階へ上昇運転する乗客コンベア201、及び2階のフロアが混雑していることを知ると、2階にいる管理者は、リモコン10−3を用いて、2階から3階へ上昇運転する乗客コンベア202の運転速度を上げようとする。なぜなら、1階から2階にいる乗客をできるだけ早く上の階床へ移動させたいからである。
この場合、2階から3階へ上昇運転する乗客コンベア202の運転速度の制御指示が、2階にいる管理者のリモコン10−3と、3階にいる管理者のリモコン10−4との間で相反する。
そこで、2階から3階へ上昇運転している乗客コンベア202の制御部12は、3階にいる管理者のリモコン10−4(つまり、降車側リモコン)の制御指示を優先する。人の流れは、下流側(降車側)から調整する方が、より安全性が高いからである。上流側(乗車側)が混雑したときの問題点は、乗車口付近での待ち時間が長くなることである。しかし、下流側(降車側)が混雑したときの問題点は、降車口付近の人を整理しきれなくなり、乗客コンベアに乗車している人が降車できなくなる虞が発生することである。ゆえに、降車側リモコンの制御指示を優先する。
つまり、リモコンの優先モードの種別として「運転速度」が設定された場合は、何れのリモコンから設定された場合であっても、降車側リモコンを優先リモコン10−1とする。
図9は、3階以上の人の混雑が緩和された状況を示す模式図である。このように、4階の人の混雑が緩和された場合、3階にいる管理者は、なるべく早く人を上の階床に移動させたい。そこで、3階にいる管理者は、リモコン10−4を用いて、乗客コンベア1202の速度を速くしようとする。この場合、2階から3階へ上昇運転している乗客コンベア1から見て、3階にいる管理者のリモコンは下流側(降車側)にあり、優先リモコン10−1であるので、その速度を速くしようとする制御指示は実行される。つまり、2階から3階へ上昇運転している乗客コンベア202の運転速度は速くなる。
これにより、ビルの管理者は、リモコンから乗客コンベア1の運転速度を調節することによって、一時的な混雑を安全に解消することができる。
電力の需給調整、改正省エネルギー法、及び環境税等の法規制等への対応として、乗客コンベア1の一日当りの消費電力量が制限される可能性が考えられる。例えば、ビル内の2階から3階への乗客コンベア1に対して、一日当りに使用可能な電力量の上限値(以下「電力量上限値」という)が割り当てられるとする。この場合、乗客コンベア1は、その電力量上限値を超えて運転することはできない。
そこで、実施例3では、この一日当たりの電力量上限値を超えないように、乗客コンベア1の運転可能時間を調整する。つまり、乗客コンベア1は、予め設定された運転可能時間以外の時間は運転を実行しない。
ここで、電力量上限値から算出された乗客コンベア1の一日当たりの運転可能時間が、4時間であったとする。そして、ビル内で2階から3階へ上昇運転する乗客コンベア1を比較的利用する会社が、A社〜D社の4社であったとする。
そこで、乗客コンベア1の制御部12は、このA社〜D社の各々から、この乗客コンベア1の運転を希望する時間(以下「運転希望時間」という)の申請を受け付けて、運転可能時間以内(4時間以内)となるように調整する。以下、詳細に説明する。
図10は、実施例3に係る単独リモコン10−5の構成を示す。A社〜D社の各々は、図10に示す単独リモコン10−5から、乗客コンベア1の運転希望時間の申請を行う。例えば、単独リモコン10−5の時刻設定針131を左右に移動させて、まずは開始時刻に合わせてから開始ボタン132を押下し、次に終了時刻に合わせてから終了ボタン133を押下することで、開始時刻から終了時刻までを運転希望時間として申請することができる。
図11は、各社から申請された乗客コンベア1の運転希望時間の一覧の例を示す。図11(A)は、各社が申請した運転希望時間を示す。図11(B)は、各社の運転希望時間を集計した運転時間を示す。
図11(B)には、乗客コンベア1の1日の運転時間の合計が8時間であることが示されている。運転時間の合計は、各時間帯において、4社のうちの1社でもその時間帯に申請があった場合、その時間帯を運転時間として算出される。
ここで、一日当たりの運転可能時間は4時間であった。したがって、図11(B)に示す運転時間の合計である「8時間」は、運転可能時間である「4時間」よりも長いため、運転時間の再調整を必要とする。以下、この再調整について説明する。
図12(A)及び図13(A)は、実施例3に係る管理リモコンの模式図である。管理リモコン10−6は、複数の単独リモコン10−5から申請された運転希望時間を調整するときに用いられる。管理リモコン10−6の表示部141には、例えば、適用率142と、強制停止143と、申請時間144と、調整時間145とが表示される。
適用率142には、運転時間の集計対象とすべき条件を設定することができる。例えば、適用率142に「2社以上」が設定されると、2社以上から申請された時間帯のみが、運転時間の集計対象となる。
申請時間144には、各社の運転希望時間を全て集計した時間帯が表示される。調整時間には、適用率に適合する集計対象のみを集計した時間帯が表示される。図12(A)の調整時間145には、2社以上が申請した時間帯のみを集計対象とした時間帯が表示されている。この詳細を図12(B)に示す。図12(B)は、適用率によって集計対象に条件を設定したことで、運転時間の合計が、運転可能時間である「4時間」以内の「3.5時間」になったことを示している。
また、図12及び図13に示すように、管理リモコン10−6は、強制停止ボタン147を有する。この強制停止ボタン147は、適用率の設定だけでは目標とする運転時間に絞り切れなかった場合、又は計画停電等によって強制的に停電を余儀なくされる場合に、ビルの管理者が、所定の時間帯を強制的に運転停止とするときに用いられる。
例えば、計画停電が12時から15時であるとする。この場合、管理者は、管理リモコン10−6から、12時から15時までを強制的に運転停止に設定する(図13(A)参照)。
例えば、管理者は、図13(A)に示す管理リモコンにおいて、強制停止ボタン147を押し、まず時刻設定針148を開始時刻の12時に合わせて開始ボタン149を押し、次に時刻設定針を終了時刻の15時に合わせて終了ボタン150を押す。これにより、13時から15時までを強制的に運転停止とすることができる。
これにより、図13(A)の調整時間に示すように、12時から15時までの運転時間がキャンセルされ、図13(B)に示すように、乗客コンベア1の1日当りの運転時間の合計が「2時間」となる。なお、全ての会社からの運転希望時間の合計が、運転可能時間以下であった場合は、管理リモコンで調整しなくても良い。
図14は、実施例1の場合において、優先リモコン10−1から優先モードの解除がなされなかった場合の状況を示す。図14においても、図5と同様、上側リモコン10aが優先リモコン10−1であり、下側リモコン10bが通常リモコン10−2であるとする。
図14(A)では、既に優先モードを実行する必要が無くなっているにもかかわらず、優先モードが解除されていないため、優先モードとして下降運転が継続している。
この場合、上階に移動したい人が下側階床に来て、通常リモコン10−2である下側リモコン10bから乗客コンベア1の運転方向を上昇運転に切り換えようとしても、優先モードが解除されていないので、運転方向を切り換えることができない。そこで、実施例4では、通常リモコン10−2から優先モードを解除できるようにする。
図15は、実施例4に係る通常リモコン10−7の構成例を示す。図4に示した通常リモコン10−2と比較して、図15に示す通常リモコン10−7は、優先ボタン162と、設定ボタン163を有する。この通常リモコン10−7の優先ボタン162は、優先モードを一定時間だけ解除することができる。
例えば、「運転方向」が下降運転の優先モードの場合に、この通常リモコン10−7の優先ボタン162が押され、設定ボタン163が押されると、乗客コンベア1の制御部12は、一定時間だけ上昇運転を行う。その後、乗客コンベア1の制御部12は、優先モードの「運転方向」である下降運転に戻す(図14(C)参照)。一定時間だけとしているのは、優先リモコン10−1から設定された優先モードが、通常リモコン10−7から簡単に解除されてしまうことを防止するためである。
図16は、実施例4に係る通常リモコン10−7の構成の変形例を示す。図15の通常リモコン10−7では、表示部110に優先解除161と表示している。しかし、優先リモコン10−1からの正式な優先解除と区別しやすいように、図16に示すように一時優先解除167と表示しても良い。
これにより、実施例1において優先リモコン10−1から優先モードの解除を忘れた場合でも、通常リモコン10−7から一定期間だけ優先モードの運転方向を変更し、乗客コンベア1に乗車して優先リモコン10−1のある階床に移動することができる。
実施例2では、「運転速度」の優先モードが設定された場合に、降車階側のリモコンを優先リモコン10−1とする。混雑緩和を行う場合、実施例2で述べたように、混雑時には、乗客コンベア1の制御部12は、降車側リモコンから、運転速度を遅くする旨の指示がなされる。そして、混雑が緩和されるに従って、制御部12は、降車側リモコンから、運転速度を速くする旨の指示がなされるはずである。
しかし、降車側リモコンから「運転速度」の優先モードの解除がなされない場合、又は運転速度を速くする旨の指示がされない場合は、乗客コンベア1は遅い運転速度のままで運転されることになってしまう。
そこで実施例5では、実施例2において、乗車側リモコンと降車側リモコンとの運転速度の差分が所定時間以上継続した場合、一時的に乗車側リモコンから指示された運転速度で乗客コンベア1を運転する。
例えば、乗車側リモコンと降車側リモコンとの速度の差分Dが所定の閾値Dh(例えば、Dh=10m/min)よりも大きい状態の時間T1が、一つの踏段が乗車階床から降車階床まで移動する時間Thよりも長く(例えば、T1がThの2倍以上)継続した場合、制御部12は、時間Thと同じ時間分、乗車側リモコンから指示された速い運転速度で運転する。ここで、時間Thは、乗車側及び降車側のリモコンから指示された速度のうちの遅い速度を基にして計算される時間とする。
乗車側リモコンの速い速度設定で運転する時間を一時的(例えば、時間Th)とするのは、速い運転速度で長時間運転すると、下流側において次第に混雑してくる虞があるためである。
図17は、実施例5に係る「運転速度」の優先モードが設定されてから解除されるまでの処理のフローチャートを示す。
乗車側リモコン又は降車側リモコンから「運転速度」の優先モードが指示されると(S201)、制御部12は、降車側リモコン及び乗車側リモコンの各々から指示された運転速度を取得する(S202)。
制御部12は、降車側リモコンと乗車側リモコンの各々から指示された運転速度を比較し、「運転速度の差分D>Dh(例えば10m/min)」であるか否かを判定する(S203)。
「運転速度の差分D≦Dh」の場合(S203:NO)、制御部12は、そのまま降車側リモコンの運転速度を継続し(S204)、ステップS209に進む。
「運転速度の差分D>Dh」の場合(S203:YES)、制御部12は、「運転速度」の優先モードの時間の積算を開始する(S205)。
そして、制御部12は、優先モードの積算時間T1が、踏段が乗車階床から降車階床まで移動する時間Thの2倍以上継続しているか否かを判定する(S206)。
優先モードの積算時間T1が、踏段が乗車階床から降車階床まで移動する時間Thの2倍以上継続している場合(S206:YES)、制御部12は、所定時間、乗車側リモコンの運転速度で乗客コンベア1を運転する(S207)。所定時間は、例えば、踏段が乗車階床から降車階床まで移動する時間Thである。そして、制御部12は、優先モードの積算時間をリセットし(S208)、ステップS209に進む。
優先モードの積算時間T1が、踏段が乗車階床から降車階床まで移動する時間Thの2倍以上継続してない場合(S206:NO)、制御部12は、ステップS202に戻る。
ステップS209において制御部12は、優先モードの解除の制御指示を受けているか否かを判定する(S209)。
優先モードの解除の制御指示を受けていない場合(S209:NO)、制御部12は、ステップS202に戻る。優先モードの解除の制御指示を受けている場合(S209:YES)、制御部12は、優先モードを解除する(S210)。
これにより、降車側リモコンと乗車側リモコンから指示された運転速度が、適宜切り換えられる。よって、遅い運転速度が不要に長時間続くことを防止することができる。
実施例3によって自動的に運転時間の合計を調整した場合、運転時間の合計が運転可能時間を大幅に下回ってしまうことが考えられる。このような場合、管理者は、簡単にその調整を変更できることが望ましい。実施例6では、実施例3で自動的に調整された運転時間を、管理者が簡単に変更できるようにする。
図18は、運転禁止時間を一時的に解除可能な管理リモコン10−8の構成を示す。図18(A)に示す管理リモコン10−8は、図12及び図13に示す管理リモコン10−6と比較して、管理解除ボタン184を有し、表示部141に管理解除に関する情報が表示される。表示部141には、1日当りの運転制限時間に対して管理解除が可能な状態となっているかどうかを示す管理解除可能ランプ182と、管理解除の有無181の設定が表示される。また、図18(B)は、調整時間145の詳細を示す。
図19は、実施例6に係る運転時間を設定する処理のフローチャートを示す。図19において、一点鎖線で囲われているボックスは人が操作する処理であり、実線で囲われているボックスは、リモコン内のソフトが自動的に実行する処理である。
運転時間の設定が開始されると(S301)、管理者は、1日当りの最大運転時間を設定する(S302)。そして、管理者は、各社の単独リモコン10−5による運転申請時間をタイマー設定し(S303)、適用率を設定する(S304)。
管理リモコン10−8は、2社以上とする適用率が設定された場合、それに適合する運転時間をピックアップする(S305)。管理者は、計画停電で指定された時間帯を、強制的に運転時間から外す(S306)。
管理リモコン10−8は、適用率設定と計画停電による1日当りの総運転時間を算出し(S307)、その設定後の総運転時間と1日当りの運転可能時間とを比較する(S308)。
「設定後の総運転時間>1日当りの運転可能時間」の場合(S308:NO)、管理リモコン10−8は、再度適用率の設定を見直すため、ステップS304に戻る。
「設定後の算出時間≦1日当りの運転可能時間」の場合(S308:YES)、管理リモコン10−8は、制限時間を解除する時間に余裕があることを示すために、管理解除可能ランプ182を点灯する(S309)。そこで、管理者は、管理時間の一時解除を設定する(S310)。
管理リモコン10−8は、その管理時間の一時解除後の1日当りの総運転時間を算出する(S311)。
管理リモコン10−8は、その一時解除後の総運転時間と1日当りの運転可能時間を比較する(S312)。「一時解除後の総運転時間≦1日当りの運転可能時間」の場合(S312:YES)、それを最終調整の設定時間として運転時間設定を終了する(S315)。
「一時解除後の総運転時間>1日当りの運転可能時間」の場合(S312:NO)、管理リモコン10−8は、制限時間の解除は不可能であることを示すために、管理解除可能ランプ182を点滅する(S313)。管理者は、管理時間の一時解除を取り消し(S314)、一時解除前の運転設定を最終調整の運転時間として運転時間設定を終了する(S315)。
これにより、管理者は、適用率に基づいて排除された運転申請時間であっても、1日の運転可能時間に余裕がある場合には、運転時間に変更することを簡単に行うことができる。
なお、実施例6に係る発明は、次の様に表現されても良い。
複数のリモートコントローラから制御される乗客コンベアであって、
前記複数のリモコンから制御指示を受信する受信部と、
前記複数のリモコンからの制御指示に基づいて、前記乗客コンベアの運転を制御する制御部と、を備え、
前記制御指示は、前記乗客コンベアを使用する希望時間を申請する指示であって、
前記制御部は、
前記複数のリモコンの各々から申請された希望時間の合計が、所定の上限時間以下の場合、その申請された希望時間の全ての時間に前記乗客コンベアを稼働させ、
前記複数のリモコンの各々から申請された希望時間の合計が、所定の上限時間よりも大きい場合、申請したリモコンの数が所定以上である希望時間のみ前記乗客コンベアを稼働させる
乗客コンベア。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1、201、202、203…乗客コンベア 12…制御部 13…受信部


Claims (6)

  1. 複数のリモートコントローラから制御される乗客コンベアであって、
    前記複数のリモートコントローラから制御指示を受信する受信部と、
    前記複数のリモートコントローラのうちの1つのリモートコントローラから優先モードの制御指示を受けると、前記優先モードを指示したリモートコントローラを優先リモートコントローラとして前記優先モードを設定し、前記優先モードが設定されている間は、前記優先リモートコントローラからの制御指示のみを実行する制御部と
    を備える乗客コンベア。
  2. 前記複数のリモートコントローラは、前記乗客コンベアの下階側及び上階側の各々に存在し、
    前記優先モードの制御指示は、前記乗客コンベアの上昇又は下降の運転方向に係る指示であって、
    前記制御部は、所定の運転方向による運転を実行中に、或るリモートコントローラから前記所定の運転方向とは逆の運転方向の優先モードの制御指示を受けた場合、前記所定の運転方向による運転を所定時間実行した後、前記優先モードで指示された逆の運転方向に切り替える
    請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 前記複数のリモートコントローラの各々は、前記乗客コンベアの乗車側及び降車側に存在し、
    前記優先モードの制御指示が前記乗客コンベアの運転速度に係る指示であった場合、
    前記制御部は、前記降車側のリモートコントローラを前記優先リモートコントローラとする
    請求項1記載の乗客コンベア。
  4. 前記制御部は、前記乗車側のリモートコントローラから指示された乗車側運転速度が前記降車側のリモートコントローラから指示された降車側運転速度よりも速く、前記乗車側運転速度と前記降車側運転速度との差分が所定以上であり、且つ、その状態が第1の時間以上続いた場合、第2の時間、前記乗客コンベアを前記乗車側運転速度で運転する
    請求項3記載の乗客コンベア。
  5. 前記第2の時間は、前記乗客コンベアの備える1つの踏段が、前記乗車側から前記降車側まで移動する時間であり、
    前記第1の時間は、前記第2の時間よりも長い時間である
    請求項4記載の乗客コンベア。
  6. 前記制御指示は、前記乗客コンベアを使用する希望時間を申請する指示であって、
    前記制御部は、
    前記複数のリモートコントローラの各々から申請された希望時間の合計が、所定の上限時間以下の場合、その申請された希望時間の全ての時間に前記乗客コンベアを稼働させ、
    前記複数のリモートコントローラの各々から申請された希望時間の合計が、所定の上限時間よりも大きい場合、申請したリモートコントローラの数が所定以上である希望時間のみ前記乗客コンベアを稼働させる
    請求項1記載の乗客コンベア。


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