JP6351059B2 - 無線通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信端末、送信ノード、受信ノード、無線通信システム、無線通信方法に関し、特にフレーム長を用いて情報を送信する無線通信端末、送信ノード、受信ノード、無線通信システム、無線通信方法に関する。
環境計測や工場における機器監視、電力、ガス、水道の使用量メータなどのデータを無線通信によって収集する無線センサーネットワークシステムが知られている。このようなシステムは、データを収集するセンサーノードとデータを集約するシンクノードとを備えて構成されており、センサーノードが収集したデータをシンクノードへと無線通信にて送信することで、シンクノードにデータを集約することになる。
このような無線センサーネットワークシステムで用いられる無線通信方式としては、例えば、特定小電力無線やIEEE 802.11、IEEE 802.15.4といった無線規格が存在する。これらの無線通信規格では、2.4GHz帯や920MHz帯といった周波数帯域を使用しており、これらの周波数帯域をチャネルといった単位に分割している(例えば、2.4GHz帯を1〜13のチャネルに分割している)。このように周波数帯域を複数のチャネルに分割することで、同一無線通信規格同士であっても異なるチャネルを選択することが出来るようになる。そして、異なるチャネルを使用して無線通信を行うことで、無線信号の干渉や衝突、遅延などが発生することを防ぐことが出来るようになる。
このように、無線通信を用いた通信においては、通信規格が使用する周波数帯域を複数のチャネルに分割することが一般的である。そして、異なるチャネルを使用して無線通信を行うことで、無線信号の干渉や衝突、遅延などが発生することを防いでいる。
ここで、無線通信を用いて通信を行う際のチャネルの選択は、例えば、以下のような方法で行われる。まず、チャネルを変更しながら周辺をスキャンし、他のシステムが送信している無線信号を受信する。そして、受信した無線信号からチャネルごとの受信電力の強さを記録し、もっとも他のシステムによる干渉や衝突が少ないチャネルを選択する。このようなスキャンの方法として、例えば、IEEE 802.15.4のED Scanが知られている(非特許文献1)。
また、関連する技術として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1には、複数の無線通信チャネルを使用して、1つはサービスの継続を実現すると共に、1つはスキャンを実施することで周辺の使用状況を監視するという技術が記載されている。このような構成を備えることで、スキャンを実行するためのサービスの中断を防ぎつつ周辺のチャネルの使用状況を監視することが出来るようになる。
また、関連する技術として、例えば特許文献2が知られている。特許文献2には、受信信号の受信電界強度が閾値以下となる空き時間を計測して空き時間に応じたチャネルの選択を行う、という技術が記載されている。この技術によると、通信のトラフィックの競合が発生しにくい通信チャネルの選択を行うことが可能になる。
特開2013−187748号公報 特開2001−077818号公報
802.15.4−2011−IEEE Standard for Local and metropolitan area networks ――Part 15.4:Low−Rate Wireless Personal Area Networks(LR−WPANs)
しかしながら、上記文献に記載されている技術では、チャネルの使用状況を確認するために、チャネルを変えながらスキャンの実施をすることが必要となる。ここで、上記技術によるチャネルのスキャンは、一定期間該当するチャネルを受信状態にすることで実現されている。そのため、上記技術では、チャネルを受信状態にしている一定期間以外の動向を知ることが出来ない。従って、例えば、その一定期間だけ無線信号がなかった場合や、その一定期間だけ無線信号が多い場合など、実際のチャネルの使用状況とは必ずしも一致しない場合が生じることになる。その結果、スキャンの実施を行う一定期間以外のチャネルの使用状況を取得することが出来ないため、有効なチャネルの選択を行うことが難しい場合があるという問題が生じていた。
このような問題は、例えば、全チャネル分の無線受信機を用意して全てのチャネルで常に受信状態におくことで、解決することが出来る。つまり、複数の無線受信機を用いて全てのチャネルの利用状況をモニタリングすることで問題を解決することも考えられる。しかしながら、このような方法は、コストが非常にかかることとなり現実的ではない。
また、他のシステムだけでなく、自システム内のノードが送信する無線信号により干渉や衝突などが発生することがある。例えば、上記無線センサーネットワークシステムでは、シンクノードがスキャンを行うことで最適なチャネルの選択を行うことが一般的である。そのため、無線センサーネットワークシステムは単一のチャネルで運用されていることが多く、他のノードが送信する無線信号との干渉や衝突、他ノードの無線信号送信完了待ちによる遅延などが発生する場合がある。
このような場合には、各ノードがチャネルの利用状況を即時に認識することが出来れば、最も利用されていないチャネルを選択し無線通信を行い、干渉や衝突、遅延を回避可能であると考えられる。しかしながら、現状のスキャン方法では、チャネルの使用状況を即時に取得することは出来ない。そのため、干渉や衝突、遅延などを避けるために有効なチャネルの選択を行うことは難しいという問題があった。
このように、無線通信を行う場合に適切なチャネルの選択を行うことが難しい場合があるという問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、無線通信を行う場合に適切なチャネルの選択が出来ない場合がある、という問題を解決する無線通信端末を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である無線通信端末は、
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を備える、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である送信ノードは、
無線通信に使用するチャネルと無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部と、
前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
を備える、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である受信ノードは、
無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を備える、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である無線通信システムは、
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
を備える送信ノードと、
無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記無線フレームのフレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を備える受信ノードと、
を備える、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である無線通信方法は、
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御し、
当該フレーム長を制御した無線フレームを前記フレーム長に応じたチャネルで送信し、
前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長と当該フレーム長を検出した時刻とを検出し、
前記無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定し、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出する、
という構成を備える。
本発明は、以上のように構成されることにより、適切なチャネルの選択を行って無線通信を行うことが可能な無線通信端末を提供することが出来る。
本発明の第1の実施形態に係る無線センサーネットワークシステムの全体の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る無線センサーネットワークシステムの論理的な構成を示す図である。 第1の実施形態に係る無線センサーネットワークシステムを構成する無線センサーノードの構成の一例を示すブロック図である。 図3で示す対応表記憶部が記憶する対応表の一例を示す表である。 図3で示す対応表記憶部が記憶する対応表の一例を示す表である。 図3で示すフレーム長検出部の構成の一例を示すブロック図である。 図3で示すフレーム長検出部の構成の一例を示すブロック図である。 図3で示すチャネル利用率算出部の構成の一例を示すブロック図である。 図8で示すチャネル利用状況記憶部が記憶する情報の一例を示す表である。 図8で示すチャネル利用状況記憶部が記憶する情報の一例を示す表である。 第1の実施形態に係る無線センサーネットワークを構成するシンクノードの構成の一例を示すブロック図である。 無線フレームを送信する際の動作の一例を示すフローチャートである。 無線通信部が無線フレームを受信する際の動作の一例を示すフローチャートである。 フレーム長検出部が無線フレームを受信する際の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る無線センサーネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る無線センサーネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る無線センサーネットワークシステムの全体の構成を示す図である。 図17で示すスマートメーターの構成の概略を示す概略ブロック図である。 図17で示すハンディ端末の構成の概略を示す概略ブロック図である。 第3の実施形態に係る車車間通信システムの全体の構成を示す図である。 図20で示す無線通信機の構成の概略を示す概略ブロック図である。 第5の実施形態に係る無線通信装置の構成の概略を示す概略ブロック図である。 第6の実施形態に係る送信ノードの構成の概略を示す概略ブロック図である。 第7の実施形態に係る受信ノードの構成の概略を示す概略ブロック図である。 第8の実施形態に係る無線通信システムの構成の概略を示す概略ブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態に係る無線センサーネットワークシステム1は、複数の無線センサーノード2(2a、2b、…。以下、特に区別しない場合は無線センサーノード2とする)(無線通信端末)とシンクノード3(無線通信端末)とを有している。また、無線センサーノード2とシンクノード3とは、互いに無線通信を行うことが可能なように構成されている。後述するように、本実施形態における無線センサーノード2は当該無線センサーノード2が備えるセンサーを利用して所定のデータを取得する。また、シンクノード3は無線センサーノード2が取得したデータを収集する。つまり、本実施形態における無線センサーネットワークシステム1は、無線センサーノード2がセンシングしたデータをシンクノード3が収集するシステムである。
図2は、本実施形態における無線センサーネットワークシステム1の論理的なネットワークの構成を示している。図2を参照すると、本実施形態における無線センサーノード2は、シンクノード3を中心とするツリートポロジを構成している。センサーノード2は、このツリートポロジに従って、センシングしたデータをシンクノード3までマルチホップにより転送することになる。なお、上記ツリートポロジは、IETF(Internet Engineering Task Force)が策定しているマルチホップ向けのルーティングプロトコルであるRPL(IPv6 Routing Protocol for Low−Power and Lossy Networks)によって構成されている。
上記のように、本実施形態における無線センサーノード2は、シンクノード3を中心とするツリートポロジを構成している。しかしながら、本発明は、RPLといったツリートポロジを構成する場合に限定されず実施可能である。例えば、OLSR(Optimized Link State Routing Protocol)といったメッシュ型のトポロジなどであっても同様の効果を得ることが可能である。スター型のトポロジや複合型のトポロジなどであっても構わない。
無線センサーノード2は、後述するセンサー27を用いて所定のデータを取得する機能と、無線通信にて他の無線センサーノード2やシンクノード3と通信を行う機能と、を有している。つまり、無線センサーノード2は、一般的なセンサーノードとしての機能を有している。また、本実施形態における無線センサーノード2は、後述するように、無線通信に使用するチャネルに応じてフレーム長を制御する機能と、複数のチャネルの無線フレームを受信してフレーム長を検出し、当該検出したフレーム長からチャネルを特定する機能と、を有している。
図3を参照すると、本実施形態における無線センサーノード2は、無線通信部21と、フレーム長制御部22と、対応表記憶部23(チャネルフレーム長対応関係記憶部)と、制御部24と、フレーム長検出部25と、チャネル利用率算出部26(チャネル利用状況検出部)と、センサー27と、を有している。
無線通信部21は、無線通信にて他の無線センサーノード2やシンクノード3と通信を行う機能を有する。つまり、無線通信部21は、特定のチャネルを使用して他のノードと無線通信を行う機能や、チャネルを切り替えて周辺をスキャンする機能などを備えている。無線通信部21はアンテナと接続されており、当該アンテナを介して他の無線センサーノード2やシンクノード3と通信を行うことになる。
具体的には、無線通信部21は、特定小電力無線やIEEE802.11、IEEE802.15.4に対応した無線規格で通信を行う機能を有している。無線通信部21は、例えば、ルーティングプロトコルによる経路構築動作において隣接するノードと経路情報の交換を行う際や、センサー27から得られるセンシングデータ(所定のデータ)をシンクノードに送信する際に無線フレームの送信を行う。また、無線通信部21は、例えば、他の無線センサーノードからセンシングデータを受信し転送する際に無線フレームの送信を行う。一方、無線通信部21は、例えば、ルーティングプロトコルによる経路構築動作において隣接するノードと経路情報の交換を行う際や、他の無線センサーノードからセンシングデータを受信する際に、無線フレームの受信を行う。また、無線通信部21は、例えば、後述するフレーム長検出部25が検出したフレーム長からチャネルを特定できない場合にスキャン機能を用いてチャネルの特定を行う際に、チャネルを変更しながら無線フレームの受信を行う。このような無線通信部21による無線フレームの送受信は、制御部24による指示に基づいて行われることになる。
フレーム長制御部22は、無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて無線フレームのフレーム長を制御する機能を有する。フレーム長制御部22は、まず、後述する制御部24から通信に用いる無線フレームを受信する。また、フレーム長制御部22は、制御部24の指示により無線通信に使用するチャネルを(例えば、無線フレームに含まれる情報を用いて)認識する。続いて、フレーム長制御部22は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従い、無線通信に使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御する。
ここで、フレーム長制御部22による無線フレームのフレーム長の制御は、例えば、無線フレーム内のペイロード部分にパディングを加えることで行われる。つまり、フレーム長制御部22は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従い、無線フレームのうちヘッダ部分を除いたデータ本体に無意味なデータを追加してフレーム長を調整する(例えば、ゼロパディングなど)。これにより、フレーム長制御部22は、無線通信にて使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御することが出来る。または、フレーム長制御部22は、例えば、プリアンブルの長さを長くすることでフレーム長を制御することが出来る。フレーム長制御部22は、上記以外の方法を用いてフレーム長を制御しても構わない。
このように、フレーム長制御部22は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従い、無線通信に使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御する。そして、フレーム長制御部22は、フレーム長を制御した無線フレームを無線通信部21へと送信する。
なお、後述するように、複数のフレーム長が単一のチャネルに対応する対応表を対応表記憶部23が記憶している場合がある。つまり、対応表記憶部23が単一のチャネルに対応して複数のフレーム長を記憶している場合がある。このような場合には、フレーム長制御部22は、例えば、対応表記憶部23が記憶する特定のチャネルに対応する複数のフレーム長のうち、制御可能な最も短いフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御することが出来る。つまり、フレーム長制御部22は、付加するパディング長(付け足すフレーム長)がもっとも少ないフレーム長になるように無線フレームのフレーム長を制御することが出来る。このような制御を行うようフレーム長制御部22を構成することで、フレーム長を制御する際のオーバーヘッド(必要となる処理や増大する負荷の量など)を少なくすることが可能となる。
対応表記憶部23は、例えば、ハードディスクやROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置で構成される。対応表記憶部23は、無線通信に使用するチャネルと無線フレームのフレーム長との対応関係を示す対応表を記憶している。対応表記憶部23が記憶する対応表は、例えば、フレーム長制御部22やチャネル利用率算出部26で使用されることになる。
図4は、対応表記憶部23が記憶するチャネルとフレーム長との対応関係を示す対応表の一例である。図4で示すように、対応表記憶部23は、例えば、フレーム長4.0msecとチャネル33、フレーム長4.4msecとチャネル34、などのように、フレーム長とチャネルとを1対1の関係で記憶している。このような対応表を対応表記憶部23が記憶することで、フレーム長制御部22は、チャネルに応じたフレーム長に無線フレームを制御することが可能になる。また、後述するように、フレーム長検出部25が検出したフレーム長からチャネルを特定することが可能になる。
また、対応表記憶部23が記憶する対応表としては、例えば、図5のようなものが考えられる。図5を参照すると、対応表記憶部23は、例えば、チャネル33に4.0msecと15.6msecとの2つのフレーム長が対応する対応表を記憶している。このように、対応表記憶部23は、複数のフレーム長が単一のチャネルに対応する対応表を記憶することが出来る。このような対応表を対応表記憶部23が記憶することで、フレーム長制御部22がフレーム長の制御を行う際に、無線通信に使用するチャネルに対応する複数のフレーム長の中から一つのフレーム長を選択することが出来るようになる。また、この際にフレーム長制御部22がもとのフレーム長に対して付加するパディング長(付け足すフレーム長)がもっとも少ないフレーム長を選択して制御することで、上述したように、オーバーヘッドを少なくすることが可能となる。
なお、図4、図5では、チャネルが増える毎にフレーム長が増加する形式の対応表について例示した。しかしながら、対応表記憶部23が記憶する対応表の形式は上記場合に限定されない。対応表記憶部23は、例えば、チャネルが増える毎に所定分フレーム長が減少する対応表を記憶していても構わない。また、対応表記憶部23は、チャネルとフレーム長とがランダムな対応をする対応表を記憶していても構わない。
制御部24は、無線センサーノード2の動作を制御する機能を有する。制御部24は、例えば、後述するセンサー27からのセンサーデータの読出し、センサー27から読み出したセンサーデータの送信を行う。具体的には、制御部24は例えば、送信するデータと、データの宛先と、使用するチャネルと、を指定してフレーム長制御部22を介して無線通信部21へと無線通信を行うよう依頼を行う。また、制御部24は、例えば、ルーティングプロトコルの実行によるトポロジ構築や、他の無線センサーノード2から受信したセンサーデータのマルチホップ転送を行う。このように、制御部24は、無線センサーノード自体の制御を行うことになる。
また、制御部24は、後述するチャネル利用率算出部26が算出するチャネルの利用率や、後述するチャネル利用状況記憶部261が記憶する情報に基づいて、無線通信部21による無線通信の制御を行うことが出来る。例えば、制御部24は、利用率の低いチャネルや干渉する可能性が低いと考えられるチャネルで無線通信を行うように、無線通信を行う際のチャネルの指定を行うことが出来る。
フレーム長検出部25は、複数のチャネルの無線フレームの信号を受信し、当該受信した信号から無線フレームのフレーム長を検出する機能を有する。フレーム長検出部25は、アンテナと接続されており、当該アンテナを介して複数のチャネルの無線フレームの信号を受信する。そして、当該受信した無線フレームの信号からフレーム長を検出することになる。
フレーム長検出部25は、例えば、図6のように構成することが出来る。図6を参照すると、フレーム長検出部25は、例えば、フィルタ部251と、検波手段252と、変換手段253と、を有している。
フィルタ部251は、例えば、広帯域RF(Radio Frequency)フィルタである。フィルタ部251は、フレーム長検出部25(のアンテナ)が無線フレームの信号を受信すると、当該受信した信号を複数のチャネルを含む所望の帯域幅で通過させる。また、検波手段252は、例えば、包絡線検波回路や同期検波回路であり、包絡線検波や同期検波を用いて、フィルタ部251を通過した信号の検波を行う。また、変換手段252は、検波手段252による検波結果をサンプリング周期でサンプリングすることで、受信信号の検出間隔、つまり、フレーム長を検出する。例えば上記のような構成により、フレーム長検出部25は、受信した信号(無線フレーム)のフレーム長を検出することが出来る。
また、フレーム長検出部25は、例えば、図7のように構成することが出来る。図7を参照すると、フレーム長検出部25は、例えば、BPF(Band−Pass Filter、バンドパスフィルタ)255と、検波手段256と、ビット判定器257と、フレーム長検出部258と、を有している。
BPF255は、必要な範囲の周波数のみを通し、他の周波数は通さないフィルタ回路である。そのため、フレーム長検出部25(のアンテナ)が受信した信号をBPF255に通すことで、無線フレームの周波数を有する信号を抽出することが出来る。また、検波手段256は、包絡線検波回路や同期検波回路であり、包絡線検波や同期検波を用いて、BPF255が抽出した信号の検波を行う。そして、ビット判定器257により検波手段256が検波した検波信号を0又は1のビット値に変換する。その後、フレーム長検出部258により、ビット判定器257が変換したビット値の列であるビット列からフレーム長を検出する。例えば、このような構成でも、フレーム長検出部25は、受信した信号(無線フレーム)のフレーム長を検出することが出来る。
このように、フレーム長検出部25は、複数のチャネルの信号を受信して、当該受信した信号からフレーム長を検出する。その後、フレーム長検出部25は、検出したフレーム長をチャネル利用率算出部26へと送信する。
上記説明したように、フレーム長検出部25は、様々な構成を用いて受信した信号からフレーム長を検出することが出来る。なお、フレーム長検出部25の構成は、上記説明した場合に限定されない。フレーム長検出部25は、受信した信号からフレーム長を検出することが可能であれば、その具体的な構成に依存しない。
また、フレーム長検出部25は、上記のように、受信した信号を複数のチャネルを含む所望の帯域幅で通過させる構成や、必要な範囲の周波数を通す構成を備えている。そのため、フレーム長検出部25は、受信可能なチャネル範囲内の全ての無線フレームを受信することが出来る。つまり、フレーム長検出部25は、無線通信部21に設定されたチャネル(無線通信を行っているチャネル)によらずに、無線フレームを受信することが出来る。
また、フレーム長検出部25は、受信した信号から無線フレームのフレーム長を検出した時刻を測定するよう構成することが出来る。さらに、フレーム長検出部25は、当該測定した時刻を検出したフレーム長とともにチャネル利用率算出部26へ送信するように構成することが出来る。なお、フレーム長検出部25が測定する時刻は、例えば、無線センサーノード2が備える図示しない時計部を参照することで測定することが出来る。また、フレーム長検出部25は、無線センサーノード2が起動してからカウントしている数などの相対時間をもとに時刻を測定するように構成しても構わない。つまり、フレーム長検出部25は、絶対時間に限られず相対時間を基に時刻を測定するよう構成することが出来る。
このようにフレーム長検出部25を構成することで、例えば無線センサーノード2が時計部を備えていない場合などにおいても時刻を測定することが可能になる。
チャネル利用率算出部26は、フレーム長検出部25が検出したフレーム長から、対応表記憶部23が記憶する対応表をもとに、利用しているチャネルを特定する機能を有する。つまり、チャネル利用率算出部26は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従って、フレーム長検出部25が検出した無線フレームのフレーム長に応じたチャネルを特定する機能を有する。また、チャネル利用率算出部26は、フレーム長や特定したチャネルを記憶する機能を有することが出来る。さらに、チャネル利用率算出部26は、当該特定したチャネルとフレーム長検出部25が検出したフレーム長とから、チャネルごとの利用率を算出する機能を有する。
図8を参照すると、フレーム利用率算出部26は、チャネル利用状況記憶部261を有している。チャネル利用状況記憶部261は、例えば、ハードディスクやROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置で構成される。
フレーム利用率算出部26は、例えば、フレーム長検出部25から、フレーム長を検出した時刻と、フレーム長と、を受信する。また、フレーム利用率算出部26は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従って、受信したフレーム長に応じたチャネルを特定する。そして、フレーム利用率算出部26は、受信した時刻と、フレーム長と、特定したチャネルと、をチャネル利用状況記憶部261に記憶する。
図9は、チャネル利用状況記憶部261に記憶される情報の一例を表に示したものである。図9を参照すると、チャネル利用状況記憶部261には、例えば、フレーム長を検出した時刻と、フレーム長と、チャネルと、が記憶されていることが分かる。フレーム利用率算出部26は、フレーム長を受信する毎に、当該受信した情報をチャネル利用状況記憶部261に記憶することになる。
また、チャネル利用状況記憶部261は、図10で示すように、フレーム長を検出した時刻について秒単位でまとめて表に記憶するように構成することが出来る。チャネル利用状況記憶部261がこのような構成を備えた場合、例えば同一秒に同一チャネルのフレーム長が検出されると、その行のフレーム長に新たなフレーム長が加算されるという処理が行われることになる。例えば、図10の時刻18:24:37のように、同一秒に同一チャネルのフレーム長4.0が2回検出された場合、チャネル利用状況記憶部261は、同時刻に検出したフレーム長を8.0として記憶することになる。
また、チャネル利用率算出部26は、チャネル利用状況記憶部261が記憶する情報を用いて、チャネルの利用率を算出することが出来る。例えば、チャネル利用率算出部26は、1時間ごとのチャネルの利用率を算出する。具体的には、チャネル利用率算出部26は、例えば、過去1時間分のチャネル毎のフレーム長を加算し、1時間で除算することでチャネル利用率を算出する。また、チャネル利用率算出部26は、算出したチャネル利用率を例えば図示しない利用率記憶部やチャネル利用状況記憶部261などに記憶するよう構成することが出来る。
なお、チャネル利用率算出部26がフレーム長からチャネルを特定することが出来ない場合、チャネル利用率算出部26は、その旨を制御部24へと通知するよう構成することが出来る。このような通知が行われると、制御部24は、無線通信部21に対して、スキャン機能を用いてチャネルの特定を行うよう指示を行う。これにより、無線通信部21は、チャネルを変更しながら周辺のスキャンを行い、他のシステムが存在するか否かを走査することになる。この結果、無線通信部21は、他のシステムが使用するチャネルを特定することが出来る。そして、無線通信部21が特定したチャネルは、チャネル利用状況記憶部261にて記憶されることになる。このように、フレーム長検出部25と、無線通信部21のスキャン機能と、を併用することで、無線通信部21が特定したチャネルを加味したチャネルの利用率を算出することが出来る。その結果、チャネル利用率の算出の精度を上げることが可能になる。
このように、チャネル利用率算出部26は、チャネルの利用状況をチャネル利用状況記憶部261に記憶する。また、チャネル利用率算出部26は、チャネルの利用率を算出する。その結果、制御部24は、チャネル毎の利用率を把握し、もっとも利用率の低いチャネルを選択することが出来るようになる。また、チャネル利用状況記憶部261からは、チャネルが利用される周期や通信持続時間を把握することが出来る。そのため、制御部24は、チャネルが利用されている周期や通信持続時間から、例えば、チャネル利用率が高くとも干渉や衝突の可能性が少ないチャネルの選択を行うことが可能となる。
センサー27は、温度や湿度、照度、電力値、CO2濃度、放射線量、人感センサーといったセンサーデバイスである。センサー27は、センサーとしての機能を用いて上記所定の情報(温度や照度など)を取得する。また、センサー27は、制御部24からの指示に従い取得した情報を制御部24へと送信する。
なお、無線センサーノード2は、センサー27の代わりにモーターやスイッチといったアクチュエーターを実装していても構わない。本発明は、センサーの種別やアクチュエーターの種別に依存せず実施可能である。
以上が、無線センサーノード2の構成である。次に、シンクノード3の構成について説明する。
シンクノード3は、無線センサーノード2が取得した情報を集約する機能を有する。また、シンクノード3は、無線センサーノード2から集約した情報をデータベース化する機能や当該シンクノード3に接続された有線のネットワークを介して外部へと集約した情報を送信する機能を有することが出来る。
図11を参照すると、シンクノード3は、例えば、無線通信部21と、フレーム長制御部22と、対応表記憶部23と、制御部24と、フレーム長検出部25と、チャネル利用率算出部26と、データベース37と、を有している。このように、シンクノード3の構成は無線センサーノード2の構成とほぼ同様のものとなる。そのため、以下においては、無線センサーノード2と異なる構成についてのみ説明する。なお、無線センサーノード2とシンクノード3とで同じ構成の部分については、同じ符号を付すこととする。
データベース37は、例えばハードディスクなどの記憶装置で構成される。データベース37は、無線センサーノード2がセンシングしたデータを蓄積するデータベースである。つまり、シンクノード3は、無線センサーノード2が取得するデータを取得すると、データベース37に記憶することになる。
なお、シンクノード3の構成は上記場合に限定されない。例えば、シンクノード3は、外部のネットワークと有線接続にて接続可能なよう構成することが出来る。シンクノード3が上記構成を備えている場合、シンクノード3が集約したデータは、有線接続された外部のネットワークを介して外部へと送信されることになる。また、シンクノード3は、上記構成の他にも、例えば、集約したデータを基に所定の計算を行う計算機能を備えることが出来る。このように、図11で図示したシンクノード3の構成は、あくまでシンクノード3の構成の一例である。
以上がシンクノード3の構成である。次に、本実施形態における無線センサーネットワークシステム1の動作について説明する。まず、無線センサーノード2が無線フレームを送信する際の動作について説明する。
図12を参照すると、まず、無線センサーノード2の制御部24がセンサー27からセンシングしたデータを受信する(S101)。また、制御部24は、データの宛先と、使用するチャネルと、を指定する(S102)。そして、制御部24は、送信するデータと、データの宛先と、無線通信に使用するチャネルを示す情報と、をフレーム長制御部22へと送信する。
なお、制御部24によるチャネルの指定は、例えば、チャネル利用状況記憶部261が記憶する情報やチャネル利用率算出部26が算出した情報に応じて行うことが出来る。具体的には、制御部24は、チャネルの利用率が低いチャネルを指定したり、チャネルが利用されている周期や通信持続時間から干渉や衝突の可能性が少ないチャネルを指定したりすることが出来る。
続いて、フレーム長制御部22が、データと、データの宛先と、チャネルを示す情報と、を受信する。すると、フレーム長制御部22は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従って、無線通信に使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御する(S103)。
フレーム長制御部22によるフレーム長の制御は、例えば、ペイロード部にパディングを付加することで行われる。または、フレーム長制御部22によるフレーム長の制御は、例えば、プリアンブル長を制御することで行われることになる。
このようにして、フレーム長制御部22は、無線フレームのフレーム長を、無線通信に使用するチャネルに応じて制御する。その後、フレーム長制御部22は、フレーム長を制御した無線フレームを、無線通信部21へと送信する。
続いて、無線通信部21が、フレーム長制御部22が送信する無線フレームを受信する。そして、無線通信部21が、フレーム長制御部22が制御したフレーム長に応じたチャネルで(制御部24が指定したチャネルで)、無線フレームを送信する(S104)。
以上が、無線センサーノード2が無線フレームを送信する際の動作である。なお、例えば、無線センサーノード2やシンクノード3がルーティングプロトコルによる経路構築動作において隣接するノードと経路情報の交換を行う際などにおいても、上記説明した場合と同様にチャネルに応じた無線フレームのフレーム長に制御した上で通信が行われることになる。次に、無線センサーノード2が他の無線センサーノード2が送信する無線フレームを受信する際の動作について説明する。
ここで、無線センサーノード2による無線フレームの受信は、無線通信部21と、フレーム長検出部25と、で平行に同時に行われることになる。そこで、まずは、無線通信部21が無線フレームを受信する際の動作の一例について説明する。
図13を参照すると、まず、無線センサーノード2の無線通信部21が無線フレームを受信する。なお、無線通信部21は、受信状態にあるチャネルの無線フレームしか受信することは出来ない。つまり、無線センサーノード2の無線通信部21は、自身が指定するチャネルで送信される無線フレームのみを受信することになる(S201)。
続いて、無線通信部21は、受信した無線フレームの宛先を調べることで、当該無線フレームが自ノード宛てであるか否かの判断を行う(S202)。その結果、受信した無線フレームが自ノード宛てでない場合には(S202、NO)、無線通信部21は、受信した無線フレームを例えば破棄する。その後、無線通信部21は、例えば、再度の無線フレームの受信を待つことになる。
一方、受信した無線フレームが自ノード宛てである場合には(S202、YES)、無線通信部21は、受信した無線フレームを制御部24へと送信する。その後、制御部24で無線フレームの処理が行われることになる(S203)。
以上が、無線通信部21が無線フレームを受信する際の動作である。次に、フレーム長検出部21が無線フレームを受信する際の動作の一例について説明する。
図14を参照すると、まずフィルタ部251(図6参照)が、受信信号から所望の周波数を有する信号を抽出する(S301)。続いて、フィルタ部251が抽出した信号を検波手段252が取得する。そして、検波手段252が、フィルタ部251が抽出した信号を検波する(S302)。
ここで、本発明は、検波手段252による検波の方法には依存せず実施可能である。検波手段252は、包絡線検波を用いても構わないし、同期検波を用いても構わない。
次に、検波手段252による検波結果を変換手段253が取得する。そして、変換手段253が、検波結果をサンプリング周期でサンプリングして、受信信号の検出間隔、つまり、フレーム長を取得する(S303)。その後、変換手段253は、取得したフレーム長を、チャネル利用率算出部26へと送信する。
続いて、チャネル利用率算出部26がフレーム長を受信する。すると、チャネル利用率算出部26は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従って、フレーム長に応じたチャネルを特定する(S304)。その結果、チャネル利用率算出部26がフレーム長からチャネルを特定できた場合には(S305、YES)、チャネル利用率算出部26は、特定したチャネルをチャネル利用状況記憶部261へと記憶する。また、チャネル利用率算出部26は、チャネル利用状況記憶部261に記憶されている情報を用いて、チャネルの利用率を算出する(S307)。
一方、チャネル利用率算出部26がフレーム長からチャネルを特定することが出来なかった場合には(S305、NO)、チャネル利用率算出部26は、制御部24に対してその旨を通知する。すると、制御部24は、無線通信部21に対してスキャンを実行するように指示を行うことになる。
続いて、制御部24からの指示を受けて、無線通信部21はスキャンを行い、他のシステムが存在するか否かを走査する。これにより、無線通信部21は、他のシステムが使用しているチャネルを特定する(S306)。そして、無線通信部21は、例えば、制御部24を介して特定したチャネルをチャネル利用状況記憶部261へと記憶する。その後、チャネル利用率算出部26は、チャネル利用状況記憶部261に記憶されている情報を用いて、チャネルの利用率を算出することになる(S307)。
以上が、フレーム長検出部21が無線フレームを受信する際の動作の一例である。
このように、本実施形態における無線センサーネットワークシステム1の無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、フレーム長制御部22と、対応表記憶部23と、を備えている。このような構成により、無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従い、無線通信に使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御することが出来る。その結果、他のノードが無線フレームを受信した際に、例えば検出したフレーム長と対応表記憶部23が記憶する対応表とをもとすることで、フレーム長から無線通信に使用しているチャネルを特定することが出来るようになる。
また、本実施形態における無線センサーネットワークシステム1の無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、対応表記憶部23と、フレーム長検出部25と、を備えている。このような構成により、無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、対応表記憶部23が記憶する対応表に従い、受信した無線フレームのフレーム長から無線通信に使用したチャネルを特定することが出来る。その結果、チャネルの利用状況を判断することが出来るようになり、チャネルの利用状況に応じて干渉や衝突の可能性の少ないチャネルを選択して無線通信を行うことが可能となる。
また、本実施形態における無線センサーネットワークシステム1の無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、チャネル利用率算出部26を備えている。このような構成により、無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、チャネルの利用率を算出することが出来るようになる。その結果、チャネルの利用率からチャネルの利用状況を判断することが出来るようになり、より干渉や衝突の可能性の少ないチャネルを選択して無線通信を行うことが可能となる。
また、本実施形態における無線センサーノード2(又はシンクノード3)のチャネル利用率算出部26は、フレーム長検出部25がフレーム長を検出した時間を、検出したフレーム長と特定したチャネルと共に記憶することが出来る。このような構成により、無線センサーノード2(又はシンクノード3)は、チャネルごとの利用率だけでなく、チャネルごとの利用周期やチャネルごとの利用持続時間を取得することが出来る。その結果、例えば、チャネルの利用率が高くとも干渉や衝突の可能性の低いチャネルの選択を行うことが出来るようになる。
図15を参照すると、5台の無線センサーノード2(2α、2β、2γ、2δ、2ε)が無線フレームを送信、もしくは受信している。具体的には、無線センサーノード2αが無線センサーノード2βへフレーム長4.0msecの無線フレームを送信している。また、無線センサーノード2δが無線センサーノード2εへフレーム長4.4msecの無線フレームを送信している。このような状況において、無線センサーノード2γのフレーム長検出部25が上記2つの無線フレームを受信するとする。まず、上述したように、無線センサーノード2γのフレーム長検出部25は、自身の無線通信部21のチャネル設定に関わらず、上記2つの無線フレームを受信することが出来る。また、無線センサーノード2γのフレーム長検出部25は、受信した無線フレームのフレーム長を検出することが出来る。そして、無線センサーノード2γのチャネル利用率算出部26は、フレーム長検出部25が検出した無線フレームのフレーム長からチャネルを特定することが出来る。そのため、無線センサーノードγのチャネル利用率算出部26は、例えば、フレーム長4.0msecからチャネル33を、フレーム長4.4msecからチャネル34を、それぞれ特定する。そして、チャネル利用率算出部26は、特定したチャネルからチャネル利用率を算出する。その結果、制御部24は、チャネルの利用率から無線通信に使用されているチャネルの利用状況を判断することが出来るようになり、干渉や衝突の可能性の少ないチャネルを使用して無線通信を行うことで出来るようになる。
また、図16を参照すると、上記説明した5台の無線センサーノード2の他に、本発明のルールに従わない無線センサーノード2ζがフレーム長3.4msecの無線フレームを送信している。つまり、無線センサーノード2ζは、無線通信に使用するチャネルに応じて無線フレームのフレーム長を制御せずに、無線通信を行っている。このような状況において、無線センサーノード2ζが送信する無線フレームも、無線センサーノード2γが受信したとする。この場合、無線センサーノード2γは、受信した無線フレームのフレーム長3.4msecから、チャネルを特定することが出来ない。そこで、無線センサーノード2γは、無線通信部21のスキャン機能を用いて、無線センサーノード2ζが無線通信に使用しているチャネルを特定する。その結果、無線センサーノード2γのチャネル利用率算出部26は、特定した結果(チャネル)を加味してチャネル利用率を算出することが出来るようになる。また、制御部24は、特定した結果を加味したチャネルの利用率から無線通信に使用されているチャネルの利用状況を判断することが出来るようになる。そのため、無線センサーノード2γは、干渉や衝突の可能性のより少ないチャネルを使用して無線通信を行うことが出来るようになる。
このように、フレーム長検出部25が対応表にないフレーム長の無線フレームを受信した場合には、無線通信部21のスキャンの機能を併用することで、他のシステムが存在するか否かを走査し、他のシステムが使用しているチャネルを特定することが出来る。そして、他のシステムが無線フレームを送信したこととして、特定したチャネルに対してフレーム長を追加してチャネル利用状況記憶部261に記憶することが出来る。また、特定したチャネルを加味してチャネルの利用率の算出を行うことが出来る。このようにフレーム長検出部25と無線通信部21のスキャン機能とを併用することで、他のシステムが使用しているチャネルの特定を行うことも可能となり、チャネル利用率の算出の精度を上げることが可能となる。
なお、本実施形態においては、無線センサーノード2及びシンクノード3が対応表記憶部23を備えるとした。しかしながら、本発明は、チャネルを一意に特定出来るフレーム長が設定可能であれば、必ずしも対応表記憶部23を備えていなくても構わない。例えば、フレーム長をチャネルの総数で割算した余りをもとにチャネルを演算するといった、フレーム長を関数によって演算することでチャネルを得る手段を無線センサーノード2及びシンクノード3が備えることも考えられる。このように、送信ノードと受信ノードとで(送信側と受信側とで)、同様にフレーム長とチャネルとの対応付けが可能であれば、その実現方法は対応表記憶部23を備える場合に限定されない。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。第2の実施形態では、家に設置されたスマートメーターから、ハンディ端末を利用して電力使用量データを取得する無線センサーネットワークシステム4について説明する。本実施形態における無線センサーネットワークシステム4は、スマートメーター間ネットワークなどに影響を与えないチャネルを選択して電力使用量データを取得可能なシステムである。
図17を参照すると、本実施形態における無線センサーネットワークシステム4(無線通信システム)は、スマートメーター5(5a、5b、5c。以下、特に区別しない場合は、スマートメーター5とする)(送信ノード)と、ハンディ端末6(受信ノード)と、を有している。また、スマートメーター5と、ハンディ端末6と、は互いに無線通信を行うことが可能なように構成されている。
スマートメーター5は、図示しないセンサーを用いて電力使用量データを取得する機能を有している。また、スマートメーター5は、無線通信にて他のスマートメーター5やハンディ端末6と通信を行う機能を有している。つまり、スマートメーター5は、一般的なセンサーノードとしての機能を有している。また、本実施形態におけるスマートメーター5は、後述するように、無線通信に使用するチャネルに応じてフレーム長を制御する機能を有している。
図18を参照すると、スマートメーター5は、対応表記憶部51と、フレーム長制御部52と、を有している。対応表記憶部51及びフレーム長制御部52の構成は、既に説明したものと同様である。そのため、詳細な説明については省略する。
このような構成により、本実施形態におけるスマートメーター5のフレーム長制御部52は、対応表記憶部51が記憶する対応表に従い、無線通信に使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御することが出来る。そのため、スマートメーター5は、使用するチャネルに応じたフレーム長に無線フレームのフレーム長を制御した上で当該フレーム長を制御した無線フレームを送信していることになる。
ハンディ端末6は、スマートメーター5から当該スマートメーター5が取得した電力使用量データを収集する機能を有している。具体的には、ハンディ端末6はスマートメーター5と無線通信を行う機能を有しており、無線通信を利用してスマートメーター5から電力使用量データを収集する。また、本実施形態におけるハンディ端末6は、複数のチャネルの無線フレームを受信してフレーム長を検出し、当該検出したフレーム長からチャネルを特定する機能を有している。
図19を参照すると、本実施形態におけるハンディ端末6は、対応表記憶部61と、フレーム長検出部62と、チャネル利用率算出部63と、を有している。ここで、対応表記憶部61、フレーム長検出部62、チャネル利用率算出部63、の構成は、既に説明したものと同様である。そのため、詳細な説明については省略する。
このような構成により、本実施形態におけるハンディ端末6のフレーム長検出部62は、無線フレームのフレーム長を検出することが出来る。また、チャネル利用率算出部63は、対応表記憶部61が記憶する対応表に従い、受信した無線フレームのフレーム長から無線通信に使用したチャネルを特定することが出来る。そして、チャネル利用率算出部63は、チャネルの利用率を算出することが出来る。つまり、ハンディ端末6は、スマートメーター5間で行われている無線通信で使用されているチャネルを把握することが出来ることになる。また、その結果として、ハンディ端末6は、スマートメーター5間で行われている無線通信で使用されているチャネルの利用状況(利用率)を把握することが出来るようになる。
このように、本実施形態における無線センサーネットワークシステム4は、対応表記憶部51とフレーム長制御部52とを有するスマートメーター5と、対応表記憶部61とフレーム長検出部62とチャネル利用率算出部63とを有するハンディ端末6と、を有している。このような構成により、無線センサーネットワークシステム4のハンディ端末6は、スマートメーター5間ネットワークで使用しているチャネルを把握することが出来る。また、ハンディ端末6は、スマートメーター5間ネットワークで使用しているチャネルの利用率を算出することが出来る。その結果、ハンディ端末6は、スマートメーター間ネットワーク5間で使用しているチャネルを避けて、もしくは、チャネルが利用されていない期間(空き時間)に、スマートメーター5から電力使用量データを収集することが出来るようになる。つまり、ハンディ端末6は、スマートメーター5間ネットワークに影響を与えずに電力使用量データを収集することが可能になる。
なお、本実施形態においては、スマートメーター5及びハンディ端末6が対応表記憶部51、61を備えるとした。しかしながら、本発明は、チャネルを一意に特定出来るフレーム長が設定可能であれば、必ずしも対応表記憶部51、61を備えていなくても構わない。例えば、フレーム長を関数によって演算することで無線通信に使用するチャネルを得る手段をスマートメーター5及びハンディ端末6が備えていても構わない。このように、送信ノード(スマートメーター5)と受信ノード(ハンディ端末6)とで、同様にフレーム長とチャネルとの対応付けが可能であれば、その実現方法は対応表記憶部51、61を備える場合に限定されない。
また、本実施形態においては、スマートメーター5が電力使用量データを取得する場合について説明した。しかしながら、本発明は、スマートメーター5が取得するデータの種類に依存せず実施可能である。スマートメーター5は、例えばガスや水道の使用量を取得しても構わない。また、各種使用料を取得するセンサーの代わりにアクチュエーターを実装していても構わない。
[第3の実施形態]
次に本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。第3の実施形態では、車同士が直接様々な情報を送受信する車車間通信システム7について説明する。本実施形態における車車間通信システム7は、品質の高いチャネルを選択して無線通信を実施することが可能なシステムである。
図20を参照すると、本実施形態における車車間通信システム7は、無線通信機8a、8b、8c、8d、8e(以下、特に区別しない場合は、無線通信機8とする)を備えている。具体的には、無線通信機8aは信号機に搭載されている。また、無線通信機8b、8c、8d、8e、はそれぞれ、車に搭載されている。なお、車車間通信システム7が有する無線通信機の数は、本実施形態で説明する場合に限定されない。車車間通信システム7は、2つ以上の無線通信機を備えていれば、その数には依存せず実施可能である。
図21を参照すると、無線通信機8は、対応表記憶部81と、フレーム長検出部82と、チャネル利用率算出部83と、フレーム長制御部84と、を有している。なお、各構成は既に説明したものと同様となる。そのため、各構成についての説明は省略する。
このような構成の無線通信機8を信号機と車とが備えることで、無線通信機8は、周辺で使用されているチャネルを把握することが出来るようになる。そのため、例えば信号機に搭載されている無線通信機8aが新たに発生する車車間通信に用いるチャネルを指定することで、干渉や衝突を抑制した無線通信を提供することが可能となる。
なお、本実施形態においても上述した場合と同様に、対応表記憶部81は必ずしも備えていなくても構わない。
本発明は、上述したように、チャネルの利用率を即座に把握することが可能である。そのため、本実施形態における車車間通信システム7のように、その場における無線環境に即時に適応する必要があるシステムに、本発明の特徴は好適であると考えられる。
[第4の実施形態]
本発明は、無線通信の干渉や衝突の回避に利用できる。そのため、本発明は広く無線通信全般に適用可能である。
具体的には、本発明はセンサーネットワークに限らず、無線LANホットスポットにおいて最適なチャネルを選定する場合にも用いることが出来る。例えば、無線LANアクセスポイントに本発明を適用することが考えられる。
例えば、無線LANアクセスポイントがフレーム長検出部とチャネル利用率算出部とを備えているとする。また、無線LANアクセスポイントにアクセスする子機がフレーム長制御部を備えているとする。このように構成することで、無線LANアクセスポイントは、当該無線LANアクセスポイント周辺のチャネルの使用状況を把握することが可能となる。一般に、無線LANアクセスポイントを設置する際には、その場の無線環境を調査し、当該調査を基に無線LANアクセスポイントが利用するチャネルを決定する。しかしながら、本発明の構成を備えることで、他の無線システムの存在の有無だけでなく、通信する時間帯といった時系列の情報を取得することが可能となる。そのため、さらに正確な無線環境の調査を行うことが可能となり、より正確な調査を基にした無線通信に使用するチャネルの決定が可能となる。
[第5の実施形態]
図22を参照すると、第5の実施形態における無線通信端末9は、フレーム長制御部91と、無線通信部92と、フレーム長検出部93と、チャネル利用状況検出部94と、を有している。
フレーム長制御部91は、無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて無線フレームのフレーム長を制御する機能を有している。また、無線通信部92は、フレーム長制御部91が制御したフレーム長の無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する機能を有している。また、フレーム長検出部93は、無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出する機能を有している。また、チャネル利用状況検出部94は、フレーム長検出部93が検出した無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定し、フレーム長検出部93が検出した無線フレームのフレーム長と特定したチャネルとを用いてチャネルの利用状況を検出する機能を有している。
この構成によると、無線通信端末9は、フレーム長制御部91と、無線通信部92と、を有している。このような構成により、無線通信端末9のフレーム長制御部91が制御した無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで、無線フレームを送信することが出来るようになる。その結果、他の無線通信端末9が無線フレームを受信した際に、検出したフレーム長に応じたチャネルを特定することが出来るようになる。
また、この構成によると、無線通信端末9は、フレーム長検出部93と、チャネル利用状況検出部94と、を有している。このような構成により、無線通信端末9のフレーム長検出部93が無線フレームのフレーム長を検出し、チャネル利用状況検出部94が、フレーム長検出部93が検出した無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定することが出来るようになる。そして、チャネル利用状況検出部94が、チャネルの利用状況を検出することが出来るようになる。その結果、無線通信端末9は、チャネルの利用状況を判断することが出来るようになり、チャネルの利用状況に応じて干渉や衝突の可能性の少ないチャネルを選択して無線通信を行うことが可能となる。
また、上述した無線通信端末9は、当該無線通信端末9に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、無線通信端末に、無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、フレーム長制御部が制御したフレーム長の無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するフレーム長検出部と、フレーム長検出部が検出した無線フレームのフレーム長と当該無線フレームのフレーム長に応じて特定したチャネルとを用いて、チャネルの利用状況をチャネル利用状況として検出するチャネル利用状況検出部と、を実現させるためのプログラムである。
また、上述した無線通信端末9が作動することにより実行される無線通信方法は、無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて無線フレームのフレーム長を制御し、当該フレーム長を制御した無線フレームをフレーム長に応じたチャネルで送信し、無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出し、無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定し、フレーム長検出部が検出した無線フレームのフレーム長と特定したチャネルとを用いてチャネルの利用状況を検出する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、無線通信方法、の発明であっても、上記無線通信端末9と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
[第6の実施形態]
図23を参照すると、本実施形態に係る送信ノード10は、チャネルフレーム長対応関係記憶部101と、フレーム長制御部102と、無線通信部103と、を有している。
チャネルフレーム長対応関係記憶部101は、無線通信に使用するチャネルと無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶している。また、フレーム長制御部102は、チャネルフレーム長対応関係記憶部101が記憶する対応関係に従って、無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御する機能を有する。また、無線通信部103は、フレーム長制御部102が制御したフレーム長の無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する機能を有する。
この構成によると、送信ノード10は、チャネルフレーム長対応関係記憶部101と、フレーム長制御部102と、無線通信部103と、を有している。このような構成により、チャネルフレーム長対応関係記憶部101が記憶する対応関係に従って、フレーム長制御部102がチャネルに応じたフレーム長に制御を行い、無線通信部103が、当該制御したフレーム長に応じたチャネルで無線フレームを送信することが出来る。その結果、他のノードが無線フレームを受信した際に、検出したフレーム長に応じたチャネルを特定することが出来るようになる。
[第7の実施形態]
図24を参照すると、本実施形態における受信ノード11は、フレーム長検出部111と、チャネル利用状況検出部112と、を有している。
フレーム長検出部111は、無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出する機能を有する。また、チャネル利用状況検出部112は、フレーム長検出部111が検出した無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定し、フレーム長検出部111が検出した無線フレームのフレーム長と特定したチャネルとを用いてチャネルの利用状況を検出する機能を有する。
この構成によると、受信ノード11は、フレーム長検出部111と、チャネル利用状況検出部112と、を有している。このような構成により、フレーム長検出部111が検出したフレーム長に応じたチャネルの特定をチャネル利用状況検出部112が行い、チャネルの利用状況を検出することが出来るようになる。その結果、受信ノード11は、チャネルの利用状況を判断することが出来るようになり、チャネルの利用状況に応じた干渉や衝突の可能性の少ないチャネルを選択することが可能となる。
[第8の実施形態]
図25を参照すると、本実施形態における無線通信システム12は、送信ノード13と、受信ノード14と、を有している。また、送信ノード13は、フレーム長制御部131と、無線通信部132と、を有している。また、受信ノード14は、フレーム長検出部141と、チャネル利用状況検出部142と、を有している。
フレーム長制御部131は、無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて無線フレームのフレーム長を制御する機能を有する。また、無線通信部132は、フレーム長制御部131が制御したフレーム長の無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する機能を有する。
また、フレーム長検出部141は、無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出する機能を有する。また、チャネル利用状況検出部142は、フレーム長検出部が検出した無線フレームのフレーム長と当該無線フレームのフレーム長に応じて特定したチャネルとを用いて、チャネルの利用状況をチャネル利用状況として検出する機能を有する。
この構成によると、送信ノード13は、フレーム長制御部131と、無線通信部132と、を有している。このような構成により、送信ノード13のフレーム長制御部131が制御した無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで、無線フレームを送信することが出来るようになる。その結果、受信ノード14が無線フレームを受信した際に、検出したフレーム長に応じたチャネルを特定することが出来るようになる。
また、この構成によると、受信ノード14は、フレーム長検出部141と、チャネル利用状況検出部142と、を有している。このような構成により、フレーム長検出部141が無線フレームのフレーム長を検出し、チャネル利用状況検出部142が、フレーム長検出部141が検出した無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定することが出来るようになる。そして、チャネル利用状況検出部142が、チャネルの利用状況を検出することが出来るようになる。その結果、受信ノード14は、チャネルの利用状況を判断することが出来るようになり、チャネルの利用状況に応じて干渉や衝突の可能性の少ないチャネルを選択することが可能となる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における無線通信端末などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を備える、
無線通信端末。
(付記2)
付記1に記載の無線通信端末であって、
無線通信に使用するチャネルと前記無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部を備え、
前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御し、
前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じたチャネルを特定する、
無線通信端末。
(付記3)
付記2に記載の通信無線端末であって、
前記チャネルフレーム長対応関係記憶部は、複数のフレーム長が単一のチャネルに対応する対応関係を記憶しており、
前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する特定のチャネルに対応する複数のフレーム長のうち、制御可能な最も短いフレーム長に前記無線フレームのフレーム長を制御する、
無線通信端末。
(付記4)
付記1乃至3の何れか1項に記載の無線通信端末であって、
前記無線通信部は、前記フレーム長検出部が検出したフレーム長に応じたチャネルを把握できない場合、チャネルの変更を行いながら周辺をスキャンして前記チャネルを把握できないフレーム長の無線フレームが使用しているチャネルを特定するよう構成され、
前記チャネル利用率算出部は前記無線通信部が特定したチャネルを加えて前記チャネルの利用状況を検出する、
無線通信端末。
(付記5)
付記1乃至4の何れかに記載の無線通信端末であって、
前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルの利用状況として、前記フレーム長検出部が検出する前記フレーム長と当該フレーム長に応じて特定されるチャネルとを用いて算出されるチャネルの利用率を検出する、
無線通信端末。
(付記5−1)
付記1乃至5の何れかに記載の無線通信端末であって、
前記チャネル利用状況検出部が検出した前記チャネル利用状況に基づいて、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルを選択する制御部を備える、
無線通信端末。
(付記6)
無線通信に使用するチャネルと無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部と、
前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
を備える、
送信ノード。
(付記6−1)
付記6に記載の送信ノードであって、
前記チャネルフレーム長対応関係記憶部は、複数のフレーム長が単一のチャネルに対応する対応関係を記憶しており、
前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する特定のチャネルに対応する複数のフレーム長のうち、制御可能な最も短いフレーム長に前記無線フレームのフレーム長を制御する、
送信ノード。
(付記7)
無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を備える、
受信ノード。
(付記8)
付記7に記載の受信ノードであって、
無線通信に使用するチャネルと前記無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部を備え、
前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じたチャネルを特定する、
受信ノード。
(付記9)
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
を備える送信ノードと、
無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記無線フレームのフレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を備える受信ノードと、
を備える、
無線通信システム。
(付記9−1)
付記9に記載の無線通信システムであって、
無線通信に使用するチャネルと前記無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部を備え、
前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御し、
前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記フレーム長検出部が検出した前記無線フレームのフレーム長に応じたチャネルを特定する、
無線通信システム。
(付記10)
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御し、
当該フレーム長を制御した無線フレームを前記フレーム長に応じたチャネルで送信し、
前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長と当該フレーム長を検出した時刻とを検出し、
前記無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定し、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出する、
無線通信方法。
(付記11)
無線通信端末に、
無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
を実現させるためのプログラム。
(付記11−1)
付記11に記載のプログラムであって、
無線通信に使用するチャネルと前記無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部としての機能を実現させ、
前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御し、
前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記フレーム長検出部が検出した前記無線フレームのフレーム長に応じたチャネルを特定する、
プログラム。
なお、上記実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1、4 無線センサーネットワークシステム
2 無線センサーノード
21 無線通信部
22 フレーム長制御部
23 対応表記憶部
24 制御部
25 フレーム長検出部
26 チャネル利用率算出部
27 センサー
3 シンクノード
37 データベース
5 スマートメーター
51 対応表記憶部
52 フレーム長制御部
6 ハンディ端末
61 対応表記憶部
62 フレーム長検出部
63 チャネル利用率算出部
7 車車間通信システム
8 無線通信機
81 対応表記憶部
82 フレーム長検出部
83 チャネル利用率算出部
84 フレーム長制御部
9 無線通信端末
91、102、131 フレーム長制御部
92、103、132 無線通信部
93、111、141 フレーム長検出部
94、112、142 チャネル利用状況検出部
10、13 送信ノード
101 チャネルフレーム長対応関係記憶部
11、14 受信ノード
12 無線通信システム

Claims (10)

  1. 無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
    前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
    前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
    前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
    を備える、
    無線通信端末。
  2. 請求項1に記載の無線通信端末であって、
    無線通信に使用するチャネルと前記無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部を備え、
    前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御し、
    前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じたチャネルを特定する、
    無線通信端末。
  3. 請求項2に記載の無線通信端末であって、
    前記チャネルフレーム長対応関係記憶部は、複数のフレーム長が単一のチャネルに対応する対応関係を記憶しており、
    前記フレーム長制御部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する特定のチャネルに対応する複数のフレーム長のうち、制御可能な最も短いフレーム長に前記無線フレームのフレーム長を制御する、
    無線通信端末。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の無線通信端末であって、
    前記無線通信部は、前記フレーム長検出部が検出したフレーム長に応じたチャネルを把握できない場合、チャネルの変更を行いながら周辺をスキャンして前記チャネルを把握できないフレーム長の無線フレームが使用しているチャネルを特定するよう構成され、
    前記チャネル利用率算出部は前記無線通信部が特定したチャネルを加えて前記チャネルの利用状況を検出する、
    無線通信端末。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の無線通信端末であって、
    前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルの利用状況として、前記フレーム長検出部が検出する前記フレーム長と当該フレーム長に応じて特定されるチャネルとを用いて算出されるチャネルの利用率を検出する、
    無線通信端末。
  6. 無線通信に使用するチャネルと無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部と、
    前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じた前記無線フレームのフレーム長に当該無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
    前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
    を備える、
    送信ノード。
  7. 無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
    前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
    を備える、
    受信ノード。
  8. 請求項7に記載の受信ノードであって、
    無線通信に使用するチャネルと前記無線フレームのフレーム長との対応関係を記憶するチャネルフレーム長対応関係記憶部を備え、
    前記チャネル利用状況検出部は、前記チャネルフレーム長対応関係記憶部が記憶する対応関係に従って、前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じたチャネルを特定する、
    受信ノード。
  9. 無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御するフレーム長制御部と、
    前記フレーム長制御部が制御したフレーム長の前記無線フレームを当該無線フレームのフレーム長に応じたチャネルで送信する無線通信部と、
    を備える送信ノードと、
    無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長を検出するとともに当該フレーム長を検出した時刻を検出するフレーム長検出部と、
    前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長に応じて前記無線フレームが使用したチャネルを特定し、前記フレーム長検出部が検出した前記無線フレームのフレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出するチャネル利用状況検出部と、
    を備える受信ノードと、
    を備える、
    無線通信システム。
  10. 無線フレームを通信する際に用いるチャネルに応じて前記無線フレームのフレーム長を制御し、
    当該フレーム長を制御した無線フレームを前記フレーム長に応じたチャネルで送信し、
    前記無線フレームを受信して当該受信した無線フレームのフレーム長と当該フレーム長を検出した時刻とを検出し、
    前記無線フレームのフレーム長に応じて当該無線フレームが使用したチャネルを特定し、
    前記フレーム長検出部が検出した前記フレーム長と前記時刻と前記特定したチャネルとを用いて前記チャネルの利用状況を検出する、
    無線通信方法。


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