JP2018061140A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減し、または、データの通信効率を向上することができる無線通信装置および無線通信方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の無線通信装置は、通信部と、送信先判定部と、制御部とを持つ。前記通信部は、データを無線で受信する。前記送信先判定部は、前記通信部が前記データを全て受信し終える前に、前記データに含まれる送信先アドレスを参照して前記データの送信先が自装置であるか否かを判定する。前記制御部は、前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記通信部に前記データの受信を中止させる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、無線通信装置および無線通信方法に関する。
従来、マルチホップ無線ネットワークを用いて通信を行う無線通信装置が知られている。マルチホップ無線ネットワークにおいて、無線通信装置は、他の無線通信装置を経由することで、直接無線通信することができない遠隔地の無線通信装置と通信することができる。
マルチホップ無線ネットワークにおける無線通信装置では、送信先が自装置以外のデータを破棄する必要があるため、誤り検出符号を用いてデータが正常であること確認した後、データの送信先が自装置か否かを判定することが行われている。
しかしながら、誤り検出符号を用いてデータが正常か否かを確認するためには、データを全て受信する必要があるため、データの送信先が自装置か否かを判定するのに時間がかかり、自装置宛でないデータを受信するための無駄な電力を消費していた。
特開2004−180307号公報
本発明が解決しようとする課題は、消費電力を低減し、または、通信効率を向上することができる無線通信装置および無線通信方法を提供することである。
実施形態の無線通信装置は、通信部と、送信先判定部と、制御部とを持つ。前記通信部は、データを無線で受信する。前記送信先判定部は、前記通信部が前記データを全て受信し終える前に、前記データに含まれる送信先アドレスを参照して前記データの送信先が自装置であるか否かを判定する。前記制御部は、前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記通信部に前記データの受信を中止させる。
実施形態に係る検針システムの全体構成を示す図。 実施形態に係るスマートメータ100の構成を示すブロック図。 実施形態に係るスマートメータ100および集約装置200の親子関係の一例を示す図。 実施形態に係る親子関係データD1の一例を示す図。 実施形態に係る集約装置200の構成を示すブロック図。 実施形態に係る記憶部240に記憶された電力使用量データD2の一例を示す図。 実施形態に係るスマートメータ100および集約装置200間において送信されるパケットの構造の一例を示す図。 実施形態に係るスマートメータ100−3がサーバ400に電力使用量データを送信する場合のパケットの一例を示す図。 実施形態に係るスマートメータ100−1によって送信先アドレスフィールドF1が書き換えられたパケットの一例を示す図。 実施形態に係るスマートメータ100の動作を示すフローチャート。 比較例に係るスマートメータ100の動作を示すフローチャート。 比較例に係るデータの送受信の一例を示す図。 実施形態に係るデータの送受信の一例を示す図。
以下、実施形態の無線通信装置および無線通信方法を、図面を参照して説明する。本実施形態においては、無線通信装置の一例として、スマートメータについて説明する。スマートメータは、電力使用量の検針業務を効率化するために、各需要家や配電系統における所望の箇所に設置される装置である。
図1は、実施形態に係る検針システムの全体構成を示す図である。図1に示されるように、本実施形態の検針システムは、複数のスマートメータ100−1から100−3と、集約装置(コンセントレータ)200と、サーバ400とを備える。
スマートメータ100−1から100−3は、各住居の外壁に取り付けられ、電力使用量を検知する。また、スマートメータ100−1から100−3は、検知した電力使用量データを集約装置200に無線で送信する。
集約装置200は、各住居に電力を供給するための電線を支持する電柱300に設置される。また、集約装置は、スマートメータ100−1から100−3から送信された電力使用量データを受信し、受信した電力使用量データを、ネットワークNWを介してサーバ400に送信する。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などのうちの一部または全部を含む。
サーバ400は、オペレータによって操作され、スマートメータ100−1から100−3から送信された電力使用量データを収集するとともに、スマートメータ100−1から100−3の動作を設定するための設定データを送信するコンピュータである。設定データは、例えば、電力使用量の検針周期を設定するためのデータである。
本実施形態において、スマートメータ100−1から100−3および集約装置200によって、マルチホップ無線ネットワークが形成されている。マルチホップ無線ネットワークにおいて、スマートメータは、他のスマートメータを経由することで、直接無線通信することができない遠隔地の無線通信装置と通信することができる。例えば、スマートメータ100−2は集約装置200と直接無線通信することができないが、スマートメータ100−1を経由して集約装置200と通信することができる。
なお、図1においては、説明を容易にするために3つのスマートメータを示したが、4つ以上のスマートメータが設けられてよい。また、集約装置200は電柱300に設置されることとしたが、これに限られない。例えば、集約装置200は、スマートメータと通信できる位置であれば、マンションの屋上や地中などに設置されてもよい。
図2は、実施形態に係るスマートメータ100の構成を示すブロック図である。以下、いずれのスマートメータであるかを区別しない場合は、単にスマートメータ100と称す。
スマートメータ100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、電力使用量検知部140と、送信先判定部150と、正常性判定部160とを備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、プロセッサが実行するプログラムを格納するプログラムメモリとを備える。なお、制御部110は、プロセッサがプログラムを実行するのと同様の機能を有するLSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、およびFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよい。
記憶部120は、制御部110によって読出しが可能なメモリであり、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等で実現される。
通信部130は、他のスマートメータまたは集約装置200から無線で送信されたデータを受信するとともに、他のスマートメータまたは集約装置200に対してデータを無線で送信する装置である。
電力使用量検知部140、送信先判定部150、および正常性判定部160は、例えば、制御部110のプロセッサが、プログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。電力使用量検知部140は、スマートメータ100が取り付けられた住居の電力使用量を検知する。送信先判定部150は、データの送信先を判定する。正常性判定部160は、受信したデータが正常か否かを判定する。電力使用量検知部140、送信先判定部150、および正常性判定部160の詳細については後述する。
なお、記憶部120は親子関係データD1を記憶している。親子関係データD1は、マルチホップ無線ネットワークにおける無線通信の親子関係を表すデータである。スマートメータ100および集約装置200は、親子関係データD1を参照してデータの送信先を判別する。
図3は、実施形態に係るスマートメータ100および集約装置200の親子関係の一例を示す図である。図3に示される例において、集約装置200は親であり、集約装置200の子はスマートメータ100−1および100−4である。一方、スマートメータ100−1の子はスマートメータ100−2および100−3であり、スマートメータ100−4の子はスマートメータ100−5および100−6である。
例えば、スマートメータ100−3が集約装置200に電力使用量データを送信する場合、スマートメータ100−3は、スマートメータ100−3の親であるスマートメータ100−1に電力使用量データを無線で送信する。また、スマートメータ100−1は、スマートメータ100−3の親である集約装置200に電力使用量データを無線で送信する。
このように、スマートメータ100が電力使用量データを送信する場合、子から親に順次電力使用量データが送信される。なお、スマートメータ100は、親子関係データD1を参照して送信先を判別する。
図4は、実施形態に係る親子関係データD1の一例を示す図である。図4において、00001から00006は、それぞれスマートメータ100−1から100−6を識別するためのIDデータを示す。アドレスA0は集約装置200のアドレスを示し、アドレスA1からA6はそれぞれスマートメータ100−1から100−6のアドレスを示す。
図4に示されるように、親子関係データD1は、各スマートメータ100のIDに対して親アドレスおよび子アドレスが関連付けられたデータである。スマートメータ100が集約装置200に電力使用量データを送信する場合、スマートメータ100は、親子関係データD1を参照して送信先を判別する。
スマートメータ100は、集約装置200に電力使用量データを送信する場合、親子関係データD1を参照し、自装置のIDに関連付けられた親アドレスを送信先として電力使用量データを送信する。例えば、スマートメータ100−3が集約装置200に電力使用量データを送信する場合、スマートメータ100−3は、自装置のID(00003)に関連付けられた親アドレスA1を送信先として電力使用量データを送信する。スマートメータ100−3の親であるスマートメータ100−1は、スマートメータ100−3から受信した電力使用量データを受信すると、自装置のID(00001)に関連付けられた親アドレスA0を送信先として電力使用量データを送信する。これによって、電力使用量データがスマートメータ100−3から集約装置200に送信される。
図5は、実施形態に係る集約装置200の構成を示すブロック図である。集約装置200は、制御部210と、無線通信部220と、有線通信部230と、記憶部240とを備える。
制御部210は、CPU等のプロセッサと、プロセッサが実行するプログラムを格納するプログラムメモリとを備える。なお、制御部210は、プロセッサがプログラムを実行するのと同様の機能を有するLSI、ASIC、およびFPGA等のハードウェアにより実現されてもよい。
無線通信部220は、スマートメータ100から無線で送信されたデータを受信するとともに、スマートメータ100に対してデータを無線で送信する装置である。有線通信部230は、サーバ400からネットワークNWを介して送信されたデータを受信するとともに、ネットワークNWを介してサーバ400に対してデータを送信する装置である。
記憶部240は、制御部210によって読出しが可能なメモリであり、例えばROM、RAM、HDD、フラッシュメモリ等で実現される。記憶部240は、スマートメータ100−1から100−6から収集された電力使用量データD2を記憶している。
図6は、実施形態に係る記憶部240に記憶された電力使用量データD2の一例を示す図である。図6に示されるように、電力使用量データD2には、スマートメータ100を識別するためのIDデータと、電力使用量が測定された日時を示す日時データと、電力使用量データとが含まれる。
スマートメータ100は、例えば、15分、30分、60分のいずれかの検針周期で、集約装置200に電力使用量データを送信する。検針周期は、サーバ400から送信される設定データに基づいて設定される。集約装置200は、スマートメータ100から受信した電力使用量データに基づいて、記憶部240に記憶された電力使用量データD2を更新する。
また、集約装置200は、記憶部240から電力使用量データD2を読み出し、電力使用量データD2をサーバ400に送信する。集約装置200は、サーバ400からの要求に応じて電力使用量データD2をサーバ400に送信してもよいし、一定の周期で電力使用量データD2をサーバ400に送信してもよい。サーバ400は、集約装置200から受信した電力使用量データD2に基づいて、各家庭に請求する電気料金を算出する。
図7は、実施形態に係るスマートメータ100および集約装置200間において送信されるパケットの構造の一例を示す図である。図7に示されるように、スマートメータ100および集約装置200間において送信されるパケットは、送信先アドレスフィールドF1と、送信元アドレスフィールドF2と、経由アドレスフィールドF3と、最終送信先アドレスフィールドF4と、データフィールドF5と、CRC(Cyclic Redundancy Check)フィールドF6とを含む。
送信先アドレスフィールドF1は、パケットの送信先のアドレスを示すフィールドである。送信元アドレスフィールドF2は、パケットの送信元のアドレスを示すフィールドである。経由アドレスフィールドF3は、パケットを経由させるアドレスを示すフィールドである。最終送信先アドレスフィールドF4は、パケットの最終送信先のアドレスを示すフィールドである。データフィールドF5は、最終送信先に送信すべきデータの内容を示すデータである。CRCフィールドF6は、パケットのデータが正常か否かを判定するために用いられる誤り検出符号を示すデータである。以下、例を挙げてパケットの構造について具体的に説明する。
図8は、実施形態に係るスマートメータ100−3がサーバ400に電力使用量データを送信する場合のパケットの一例を示す図である。スマートメータ100−3の電力使用量検知部140が電力使用量を検知すると、制御部110は、電力使用量データを含むパケットを通信部130から送信する。
前述したように、各スマートメータ100がサーバ400にデータを送信する場合、集約装置200を経由してデータを送信する必要がある。また、各スマートメータ100が集約装置200にデータを送信する場合、自装置の親のアドレスにデータを送信する。このため、スマートメータ100−3の制御部110は、記憶部120に記憶された親子関係データD1(図4)を参照して、スマートメータ100−3の親であるスマートメータ100−1のアドレスA1を取得する。その後、制御部110は、スマートメータ100−1のアドレスA1を、パケットの送信先アドレスフィールドF1に設定する。
次に、制御部110は、スマートメータ100−3のアドレスであるアドレスA3を、送信元アドレスフィールドF2に設定する。また、制御部110は、集約装置200のアドレスA0を経由アドレスフィールドF3に設定する。
制御部110は、最終送信先であるサーバ400のアドレスBを、最終送信先アドレスフィールドF4に設定する。また、制御部110は、電力使用量データ(ID、日時、および電力使用量)を、データフィールドF5に設定する。さらに、制御部110は、誤り検出符号をCRCフィールドF6に設定する。
パケットのフィールドF1からF6に対する設定が完了すると、制御部110は、設定が完了したパケットを通信部130から送信する。スマートメータ100−3の親であるスマートメータ100−1が図8に示されるパケットを受信すると、送信先アドレスフィールドF1を書き換えてパケットを送信する。
図9は、実施形態に係るスマートメータ100−1によって送信先アドレスフィールドF1が書き換えられたパケットの一例を示す図である。スマートメータ100−1の制御部110は、記憶部120に記憶された親子関係データD1(図4)を参照して、スマートメータ100−1の親である集約装置200のアドレスA0を取得する。その後、制御部110は、集約装置200のアドレスA0を、パケットの送信先アドレスフィールドF1に書き換える。その後、スマートメータ100−1は、送信先アドレスフィールドF1を書き換えられたパケットを送信する。これによって、電力使用量データを含むパケットが、スマートメータ100−3から集約装置200に送信される。
仮に、図8に示されるパケットを、送信先ではないスマートメータ100−2が受信した場合、スマートメータ100−2は受信したパケットを破棄する。これによって、同じパケットが、スマートメータ100−2およびスマートメータ100−3の両方からスマートメータ100−1に送信されることを防止することができる。
図10は、実施形態に係るスマートメータ100の動作を示すフローチャートである。本フローチャートを実行するためのプログラムは、制御部110のプログラムメモリに格納されている。スマートメータ100がパケットの受信を開始すると、本フローチャートの処理が開始される。
まず、通信部130は、パケットの送信先アドレスフィールドF1に含まれる送信先アドレスを受信する(S10)。次に、送信先判定部150は、通信部130によって受信された送信先アドレスに基づき、受信したパケットの送信先が自装置か否かを判定する(S11)。受信したパケットが自装置宛のパケットではないと送信先判定部150によって判定された場合、制御部110は受信したパケットのデータを破棄する(S12)。
その後、制御部110は、通信部130に対し、通信チャネルを切り替えてデータを受信可能な状態に遷移させ、前述のS10に処理を戻す。なお、制御部110は、送信すべきデータ(受信を中止されたデータとは異なるデータ)が存在する場合には、通信部130に対し、通信チャネルを切り替えてデータを送信させてもよい。
一方、S11において、受信したパケットが自装置宛のパケットであると送信先判定部150によって判定された場合、通信部130は、パケットの送信元アドレスフィールドF2に含まれる送信元アドレスを受信する(S13)。また、通信部130は、パケットの経由アドレスフィールドF3に含まれる経由アドレスを受信する(S14)。また、通信部130は、パケットの最終送信先アドレスフィールドF4に含まれる最終送信先アドレスを受信する(S15)。また、通信部130は、パケットのデータフィールドF5に含まれる電力使用量データを受信する(S16)。さらに、通信部130は、パケットのCRCフィールドF6に含まれる誤り訂正符号(例えば、CRC)を受信する(S17)。
次に、正常性判定部160は、通信部130によって受信された誤り訂正符号を用いて、パケットに含まれるデータが正常か否かを判定する(S18)。パケットに含まれるデータが正常でないと正常性判定部160によって判定された場合、制御部110はS12に処理を移行させ、受信したパケットのデータを破棄する。
一方、S18において、パケットに含まれるデータが正常であると正常性判定部160によって判定された場合、制御部110は、パケットに含まれる電気使用量データを正常に受信したと判定する(S19)。このとき、制御部110は、親子関係データD1を参照してパケットの送信先アドレスフィールドF1を書き換える。その後、制御部110は、送信先アドレスフィールドF1を書き換えられたパケットを通信部130から送信し、前述のS10に処理を戻す。
なお、S18においてパケットに含まれるデータが正常であると正常性判定部160によって判定された場合、送信先判定部150は、受信したパケットの送信先が自装置か否かを再度判定してもよい。これによって、送信先判定部150は、受信したパケットの送信先が自装置か否かをより正確に判定することができる。
以上説明したように、送信先判定部150は、通信部130がパケットを全て受信し終える前に、受信したパケットの送信先が自装置か否かを判定する。パケットの送信先が自装置ではない場合、制御部110は、正常性判定部160にパケットが正常か否かを判定させることなく、通信部130にパケットの受信を中止させる。これによって、パケットの送信先が自装置ではない場合にパケットの受信を継続してしまうことを防止でき、スマートメータ100の消費電力を低減することができる。
図11は、比較例に係るスマートメータ100の動作を示すフローチャートである。図10と図11とを比較することにより、本実施形態の利点を説明する。
まず、通信部130は、パケットの送信先アドレスフィールドF1に含まれる送信先アドレスを受信する(S20)。また、通信部130は、パケットの送信元アドレスフィールドF2に含まれる送信元アドレスを受信する(S21)。また、通信部130は、パケットの経由アドレスフィールドF3に含まれる経由アドレスを受信する(S22)。また、通信部130は、パケットの最終送信先アドレスフィールドF4に含まれる最終送信先アドレスを受信する(S23)。また、通信部130は、パケットのデータフィールドF5に含まれる電力使用量データを受信する(S24)。さらに、通信部130は、パケットのCRCフィールドF6に含まれる誤り訂正符号(例えば、CRC)を受信する(S25)。
次に、正常性判定部160は、通信部130によって受信された誤り訂正符号を用いて、パケットに含まれるデータが正常か否かを判定する(S26)。パケットに含まれるデータが正常でないと正常性判定部160によって判定された場合、制御部110は受信したパケットのデータを破棄する(S28)。その後、制御部110は、通信チャネルを切り替えてスマートメータ100を受信待ち受け状態に遷移させ、前述のS20に処理を戻す。
一方、S26において、パケットに含まれるデータが正常であると正常性判定部160によって判定された場合、送信先判定部150は、通信部130によって受信された送信先アドレスに基づき、受信したパケットの送信先が自装置か否かを判定する(S27)。受信したパケットが自装置宛のパケットではないと送信先判定部150によって判定された場合、制御部110はS28に処理を移行させ、受信したパケットのデータを破棄する。
一方、S27において、受信したパケットが自装置宛のパケットであると送信先判定部150によって判定された場合、制御部110は、パケットに含まれる電気使用量データを正常に受信したと判定する(S29)。このとき、制御部110は、親子関係データD1を参照してパケットの送信先アドレスフィールドF1を書き換える。その後、制御部110は、送信先アドレスフィールドF1を書き換えられたパケットを通信部130から送信し、前述のS20に処理を戻す。
図10に示される本実施形態のフローチャートにおいては、通信部130が送信先アドレスを受信した直後に(S10)、送信先判定部150がパケットの送信先が自装置か否かを判定する(S11)。これによって、スマートメータ100は、受信したパケットが自装置宛のパケットではない場合に、短時間でパケットのデータを破棄して次の処理に移行できる。したがって、データの通信効率を向上することができる。
一方、図11に示される比較例のフローチャートにおいては、通信部130が全てのパケットのデータを受信し(S25)、正常性判定部260がパケットに含まれるデータが正常であると判定した後で(S26)、送信先判定部150がパケットの送信先が自装置か否かを判定する(S27)。この場合、スマートメータ100は、受信したパケットが自装置宛のパケットではない場合に、パケットのデータを破棄して次の処理に移行するまでに長時間を要するため、データの通信効率が悪化してしまう。
図12は、比較例に係るデータの送受信の一例を示す図である。図12に示される例においては、スマートメータ#1がスマートメータ#2からのデータを受信している。スマートメータ#1は、スマートメータ#2から送信されたデータをすべて受信し、CRCを用いて正常なデータか否かを判定する。スマートメータ#1は、受信したデータが自装置宛でないと判定した場合には、データを破棄する。データをすべて受信する間、受信機はONになっており、また、次の送信処理なども起動できない。
一方、図13は、実施形態に係るデータの送受信の一例を示す図である。図13に示される例において、スマートメータ#1は、スマートメータ#2から送信されたデータのすべてを受信する前に、データが自装置宛か否かを判定する。スマートメータ#1は、受信したデータが自装置宛でないと判定した場合には、データを破棄し、受信機をOFFにし、受信動作を終了する。
なお、本実施形態において、無線通信装置はスマートメータ100であることとしたが、これに限られない。例えば、無線通信装置は、プラントに設置されたフィールド機器であってもよい。この場合、フィールド機器は、測定データを他のフィールド機器を介して制御装置に送信してもよい。
また、本実施形態において、送信先判定部150によってパケットの送信先は自装置ではないと判定された場合、制御部110は、通信する無線チャネルを切り替えて次の受信ないしは送信動作を行ってもよい。これにより、通信効率を向上することができる。
また、本実施形態において、正常性判定部160は誤り検出符号としてCRCを用いることとしたが、これに限られない。例えば、正常性判定部160は、パリティ符号やチェックサムを誤り検出符号として用いてもよい。
また、本実施形態において、通信部130によって受信されたパケットにおいて送信先アドレスが省略されている場合、制御部110は、パケットに含まれる送信元アドレス、経由アドレス、または最終送信先アドレスを参照してパケットの送信先が自装置か否かを判定してもよい。例えば、図3に示されるスマートメータ100−2が図8に示されるパケットを受信し、送信先アドレスフィールドF1に送信先アドレスが含まれていない場合、スマートメータ100−2は、このパケットの送信元アドレスA3は自装置の親でも子でもないことから、このパケットの送信先は自装置ではないと判定してもよい。一方、スマートメータ100−1がこのパケットを受信した場合、スマートメータ100−1は、このパケットの送信元アドレスA3は自装置の子のアドレスであり、このパケットの経由アドレスは自装置の親のアドレスであるため、このパケットの送信先は自装置であると判定してもよい。これによって、最終送信先にパケットが到達しないことを防止することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、スマートメータ100は、通信部130と、送信先判定部150と、制御部110とを持つ。通信部130は、パケット(データ)を無線で受信する。送信先判定部150は、通信部130がパケットを全て受信し終える前に、パケットに含まれる送信先アドレスを参照してパケットの送信先が自装置であるか否かを判定する。制御部110は、送信先判定部150によって、パケットの送信先が自装置ではないと判定された場合、通信部130にパケットの受信を中止させる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…スマートメータ、110…制御部、120…記憶部、130…通信部、140…電力使用量検知部、150…送信先判定部、160…正常性判定部、200…集約装置、210…制御部、220…無線通信部、230…有線通信部、240…記憶部、260…正常性判定部、400…サーバ、NW…ネットワーク

Claims (8)

  1. データを無線で受信する通信部と、
    前記通信部が前記データを全て受信し終える前に、前記データに含まれる送信先アドレスを参照して前記データの送信先が自装置であるか否かを判定する送信先判定部と、
    前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記通信部に前記データの受信を中止させる制御部と、
    を備える無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記通信部に対し、通信チャネルを切り替えてデータを受信可能な状態に遷移させる
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記通信部に対し、通信チャネルを切り替えて前記受信を中止されたデータとは異なるデータを送信させる
    請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、次の通信タイミングまで少なくとも前記通信部を省電力状態に遷移させる
    請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記通信部によって受信された前記データにおいて送信先アドレスが省略されている場合、前記送信先判定部は、前記データに含まれる送信元アドレス、経由アドレス、または最終送信先アドレスを参照して、前記データの送信先が自装置か否かを判定する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記通信部によって受信された前記データが正常か否かを判定する正常性判定部を更に備え、
    前記送信先判定部によって、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記制御部は、前記正常性判定部に前記データが正常か否かを判定させることなく、前記通信部に前記データの受信を中止させる
    請求項1から5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 前記無線通信装置は、スマートメータであり、
    前記データは、前記スマートメータが取り付けられた住居の電力使用量を示すデータである
    請求項1から6のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  8. データを無線で受信する受信工程と、
    前記受信工程において前記データを全て受信し終える前に、前記データに含まれる送信先アドレスを参照して前記データの送信先が自装置であるか否かを判定する送信先判定工程と、
    前記送信先判定工程において、前記データの送信先が自装置ではないと判定された場合、前記データの受信を中止する中止工程と、
    を備える無線通信方法。
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