JP5045523B2 - 基地局管理装置、及び、基地局管理システム - Google Patents

基地局管理装置、及び、基地局管理システム Download PDF

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Description

無線端末に無線接続される基地局装置の基地局管理システムに関する。
近年、Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE) 802.
11 Wireless Local Area Network(無線LAN)に代表されるInternet Protocol(IP)無線アクセス技術が大幅に進歩している。通信帯域も100Mbpsに迫る勢いである(IEEE 802.11nなど)。十分な通信帯域の確保、および、無線アクセスによる利便性から、このような無線LANシステムはコンシューマ向けだけでなく、企業内での通信手段としても普及し、今後数年で大幅な市場拡大が予想される分野である。
特に企業内でのシステム導入においては、データ通信だけでなく、構内電話システムもIP通信に置き換える動きが活発であり、無線LAN上での音声通話(VoWLAN: Voice over Wireless LAN)がその主要なアプリケーションとなりつつある。
また、企業における無線LANシステムでは、比較的広いエリアをカバーする必要があることから、多数のアクセスポイント(AP: Access Point)を設置する必要がある。このように面展開されたAPに対して、無線端末は適切なAPに帰属することになるが、無線端末が移動する場合には、帰属するAPを切り替えながら通信を継続するハンドオーバーが行われる。
無線LANシステムでは、APが送信する電波の到達範囲を1つのエリア単位(以下、セルともいう)として定義し、APを複数設置することでセルを面展開することで、広範なエリアをカバーする方法を採ることが一般的である。アクセスポイントは、1つのセルに対して、そのセルの属性を対応させており、これをセル全体へ報知することでセル情報を端末に通知する。セルの属性には、ネットワーク名称、APが対応している機能などが含まれる。
無線端末(以下、単に端末ともいう)は、APからの報知情報を受信後、報知情報の内容を分析し、APに接続する。無線LANシステムでは、端末がAPからの報知情報を獲得する方法として、アクティブスキャンとパッシブスキャンの2通りの方法が定義されている。
アクティブスキャンでは、端末は、あるチャネル(周波数)上でProbe Requestと呼ば
れる管理フレームをブロードキャストし、当該チャネルを使用しているAPに対して、報知情報の送信を要求する。当該チャネルを使用しているAPは、Probe Requestを受信し
たら報知情報をProbe Responseと呼ばれる管理フレームに格納して端末にユニキャスト送信する。
パッシブスキャンでは、端末は、アクセスポイントが定期的にブロードキャストする報知情報を格納したBeaconと呼ばれる管理フレームを受信することで、報知情報を認識する。
通常、Beacon送信間隔は100ms程度とすることが多く、パッシブスキャンの場合には、報知情報の獲得に多少時間がかかるという性質がある。よって、ハンドオーバーなど高速に報知情報を入手し、接続先APを切り替えるような制御に、アクティブスキャンは適している。
特開2006−60322号公報
アクティブスキャンによって、端末が複数のアクセスポイントから報知情報を受信した場合、どのアクセスポイントに接続するかは当該端末が決定する。このとき、次のような問題が発生する。
図1は、1台の無線端末が通信できるアクセスポイントが複数存在する場合の、ネットワーク構成の例を示す図である。ネットワークに接続されたAP#0及びAP#1には、同一のチャネル(Ch: Channel)が、設定されている。無線端末は、AP#0の近傍に位置している。無線端末は、AP#0およびAP#1の無線信号を受信できる。無線端末とAP#0との間の無線条件は、無線端末とAP#1との間の無線条件よりも良い。
ここで、無線端末は、報知情報を得るために、アクティブスキャン動作を開始する。無線端末は、Ch#1上で、Probe Requestをブロードキャストする。Probe Requestは、Ch#1が設定されているAP#0、AP#1で受信され、それぞれのAPがProbe Responseを無線端末に対してユニキャストで送信する。Probe Responseには、報知情報が格納されている。AP#0からのProbe Responseは、瞬間的な外部電波との干渉や、同一セル内の他の端末の通信と競合して無線端末での受信が失敗したとする。この間に、AP#1からのProbe Responseが先に無線端末に受信される。この場合、無線端末はAP#1に接続を行い、AP#1経由の通信経路が確定する。
こうした一連の動作により、本来は無線条件の良いAP#0が存在するにもかかわらず、無線条件の悪いAP#1との間で通信経路が確立してしまい、その後の通信品質に悪影響を与えることとなる。
この例に限らず、他の条件や、無線端末のアクセスポイント選択アルゴリズムの特質などさまざまな要因により、最適ではない通信経路が選択されることがある。
これは、無線端末が接続すべき最良のアクセスポイントを端末側が選択し、ネットワーク側が指定することができないことが原因である。特に無線端末の実装方法に依存することから複数種別の無線端末が混在するようなケースでは、さらに通信品質の均一化が困難となる。
端末がアクティブスキャンによって取得した複数のProbe Responseから最適なAPを選択する判定方法は、端末の実装に委ねられている。このために、同じ条件であっても、端末の機種毎に異なるAPを選択することがある。よって、その都度の通信環境や、端末のAP選択アルゴリズムにより、最適なAPが選択されないことがある。
また、同様に複数の基地局を面展開して広域ネットワークを形成するセルラシステム等においては、必ず事前に十分なエリア設計を行っているため、上記のように、無線通信に最低限必要な電波強度を有するチャネルを複数の基地局から受信するということは想定されていない。しかしながら、無線LANシステムでは、使用中のオフィス等でシステム構築をすることが大半である。従って、事前に十分な時間をとってセル設計を行うことが困難であり、緻密な調整作業はコスト面でも問題となる。このことから、無線LANシステムでは、おおまかな条件でアクセスポイントを設置したうえで、不感地帯の発生を回避するために、比較的大きな送信出力値を設定する方法をとるのが一般的である。しかし、これにより、各アクセスポイントがカバーするエリアが激しく重なりあい上記のような同じチャネルで複数のアクセスポイントから電波を受信するケースが多くなるという特徴があ
る。この点がセルラシステムにはない問題を発生させている要因であり、無線LANシステムに特有の問題である。
本件は、複数の基地局装置で構成された無線エリアに存在する無線端末が最適な基地局装置に帰属できるようにすることを目的とする。
開示の基地局装置、基地局管理装置、基地局管理システムは、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、第1の態様は、
基地局管理装置に接続される基地局装置であって、
無線端末から基地局装置に接続を要求する探索要求信号を受信する受信部と、
前記探索要求信号の受信信号レベルを測定する測定部と、
前記探索要求信号及び前記探索要求信号の前記受信信号レベルを、前記基地局管理装置に送信する送信部と、
を備える基地局装置とした。
第1の態様によると、無線端末からの探索要求信号を当該信号の受信信号レベルとともに、基地局管理装置に送信することができる。
第2の態様は、
複数の基地局装置から、同一の無線端末が送信した探索要求信号及び前記探索要求信号の前記基地局装置における受信信号レベルを受信する受信部と、
前記複数の基地局装置の中から、最大の前記受信信号レベルを送信した基地局装置を、前記無線端末と接続する基地局装置として選択する選択部と、
前記選択部が選択した基地局装置に、前記無線端末に接続を許可する旨を示す探索応答信号を送信する送信部と、
を備える基地局管理装置とした。
第2の態様によると、基地局管理装置が、複数の基地局装置から同一の無線端末が送信した探索要求信号を収集し、無線端末が接続すべき基地局装置を選択することができる。
第3の態様は、
複数の基地局装置と、基地局管理装置とを有する基地局管理システムであって、
前記基地局装置は、
無線端末から基地局装置に接続を要求する探索要求信号を受信する受信部と、
前記探索要求信号の受信信号レベルを測定する測定部と、
前記探索要求信号及び前記探索要求信号の前記受信信号レベルを基地局管理装置に送信する送信部と、を備え、
前記基地局装置の前記受信部は、前記基地局管理装置から、前記無線端末に接続を許可する旨を示す探索応答信号を受信し、
前記基地局装置の前記送信部は、前記無線端末に、前記探索応答信号を送信し、
前記基地局管理装置は、
前記複数の基地局装置のうち少なくとも2つの基地局装置から、同一の無線端末が送信した探索要求信号及び前記探索要求信号の前記基地局装置における受信信号レベルを受信する受信部と、
前記少なくとも2つの基地局装置の中から、最大の前記受信信号レベルを送信した基地局装置を、前記無線端末と接続する基地局装置として選択する選択部と、
前記選択部が選択した基地局装置に、前記無線端末に接続を許可する旨を示す探索応
答信号を送信する送信部と、
を備える基地局管理システムとした。
第3の態様によると、基地局装置は、無線端末からの探索要求信号を当該信号の受信信号レベルとともに基地局管理装置に送信することができ、基地局管理装置は複数の基地局装置から同一の無線端末が送信した探索要求信号を収集し、無線端末が接続すべき基地局装置を選択することができ、さらに、選択された基地局装置のみが、無線端末に対し探索応答信号を送信することができる。
第3の態様によれば、無線端末は、最適な基地局装置に接続することができる。
開示の実施形態によれば、複数の基地局装置で構成された無線エリアに存在する無線端末が最適な基地局装置に帰属できるようにすることができる。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、開示の実施形態の構成に限定されない。
以降では、IEEE 802.11規格(いわゆる無線LAN規格)をベースに開示を行うが、同様な無線方式にも展開可能である。
〔実施形態〕
(アクティブスキャン)
一般的なアクティブスキャンの動作の詳細を説明する。
図2は、アクティブスキャン時の動作シーケンスを示す図である。図2は、無線端末とAP#0とAP#1との動作シーケンスを示す。
無線端末は、新たなAPへの接続が必要となった場合に、チャネルのスキャンを開始する(SQ1002)。無線端末は、Ch#1のスキャンを実施し、Ch#1においてProbe Requestをブロードキャスト(Broadcast)で送信する(SQ1004)。Probe Requestは、APに接続することを要求する要求信号である。
AP#0及びAP#1にはCh#1が設定されているため、AP#0及びAP#1は、Ch#1上でブロードキャストされたProbe Requestを受信する。Probe Requestを受信したAP#0及びAP#1は、報知情報を格納したProbe Responseを無線端末宛にユニキャスト(Unicast)で送信する(SQ1006、SQ1008)。Probe Responseは、AP
に接続することを許可する旨を示す応答信号である。
無線端末は、AP#0及びAP#1から受信したProbe Responseのパラメタ内容や、受信電力レベルなど、種々の情報を基に最適なAPを選択する(SQ1010)。ここでは、無線端末は、AP#1が最適であると判定し、AP#1に接続要求を行う(SQ1012)。無線端末は、AP#1から接続応答を受信後、データ通信を行う(SQ1014、SQ1016)。
(概要)
本実施形態では、無線端末がアクティブスキャンを行った際に、ネットワーク側が、当該無線端末が接続すべき最適なAPを判断し、その最適なAPからのみProbe Responseを返送することで、無線端末側にAP選択の余地を与えないようにする。こうすることで、
無線端末側のAP選択アルゴリズムによらず、一義的に接続APが確定するため、すべての無線端末に対して、ネットワーク側の判断で最適APへの接続を促すことができる。
また、ネットワーク側が最適APの判断を行う方式とすることにより、複数のAPの状態(負荷状態など)をすべて鑑みたうえで、最適なAP選択が可能であるため、無線端末側でAPを選択する場合に比べて、ネットワーク全体の最適化が可能となる。
図3は、Wireless LAN Switch(WLS)とAPによる集中監視制御システムの例を示
す図である。複数のAP300が、WLS200に接続されている。
複数のAPを配置するような比較的大きなシステムでは、複数のAPを統合的に監視制御する目的でAPの上位装置として、WLS(Wireless LAN Switch)と呼ばれる集中監
視制御装置を導入する手法が一般的である。本実施形態では、ネットワーク側で無線端末が接続すべき最適なAPを決定する方法として、WLSを導入したシステムを前提として考える。
図4は、WLSと複数のAPによる集中監視制御システムにおける最適AP決定の処理シーケンスの例を示す図である。図4では、AP#0(300A)、AP#1(300B)の2つのAPと1つのWLS200から構成されているとする。また、無線端末400
とAP#0(300A)、AP#1(300B)とは、Ch#1を使用しているものとする。
無線端末400は、Ch#1のスキャンを実施し、Ch#1においてProbe Request(
探索要求信号)をブロードキャスト(Broadcast)する(SQ2004)。AP#0(3
00A)及びAP#1(300B)は、無線端末400からProbe Requestを受信した際
に、それぞれ、当該Probe RequestをWLS200に転送する(SQ2006、SQ20
08)。こうすることで、すべてのAP(この場合、AP#0、AP#1)からWLS200へProbe Requestが集約される。
WLS200が複数のAPからProbe Requestを受信すると、WLS200は、最適な
APを1つのみ選択する。ここでは、WLS200は、最適APとしてAP#0(300A)を選択する(SQ2010)。WLS200は、選択したAP#0(300A)に対して、Probe Response(探索応答信号)を送信する(SQ2012)。WLS200は、選択しなかったAP#1(300B)には、Probe Responseを送信しない。最適なAPの選択方法については後述する。
WLS200からProbe Responseを受信したAP#0(300A)は、UnicastでProbe
Responseを無線端末400に送信する(SQ2014)。こうすることで、無線端末に
対して、1つのAPからのみProbe Responseが返送されることになり、無線端末が接続すべきAPをネットワーク側が選択することが可能となる。
無線端末400は、AP#0のみからProbe Responseを受信するので、AP#0に接続要求を行う(SQ2016)。無線端末400は、AP#0から接続応答を受信後(SQ2018)、データ通信を行う(SQ2020)。
(システム構成)
〈全体〉
図5は、本実施形態のシステムの構成例を示す図である。本実施形態のシステムは、ネットワーク100に接続されたWLS200と、それぞれWLS200に接続されたAP#0(300A)及びAP#1(300B)と、AP#0(300A)及びAP#1(3
00B)の通信エリアに存在する無線端末400を含む。図5の例では、2台のAPがWLS200に接続されるが、2台に限定されるものではない。また、無線端末は、1台に限定されるものではない。APからネットワークへの接続は、必ず、WLS200を経由するとする構成でもよい。
ここで、AP#0(300A)、AP#1(300B)、及び、無線端末400は、同一のチャネルを使用して通信している。
WLS200は、複数のAP(300A、300B)を管理し、ネットワークとAP(300A、300B)との通信を中継する。AP(300A、300B)は、無線端末400とWLS200を経由したネットワークとの通信を中継する。
〈AP〉
本実施形態におけるAPの構成例について説明する。
図6は、APの構成例を示す図である。図6に示すように、AP300は、アンテナ部302、無線処理部310を有する無線側の送受信処理を行う部位と、有線ネットワーク側の送受信処理を行う有線送受信部320と、これら無線側処理と有線側処理とを総合的に制御するアプリケーション部330を有する。無線処理部310は、無線PHY処理部312、無線MAC処理部314を含む。
無線PHY処理部312は、無線フレーム(Probe Requestなど)を受信する度に、そ
の際の受信信号レベルを一時的に格納する受信信号レベル格納レジスタ313を有する。
無線MAC処理部314は、端末管理テーブル344、若しくは、チャネルビジー率格納レジスタ346に、情報の格納をする。
無線処理部310は、無線端末と、アンテナ302を経由して通信する機能を有する。無線処理部310は、無線端末400からProbe Requestを受信する。無線処理部310
は、WLS200から受信したProbe Responseを、無線端末400に送信する。
アプリケーション部330は、主要な処理を実施する。アプリケーション部330は、プロセッサ負荷格納レジスタ342、端末管理テーブル344に、情報の格納をする。アプリケーション部330は、プロセッサ負荷格納レジスタ342、端末管理テーブル344、または、チャネルビジー率格納レジスタ346から、情報の読み出しを行う。
プロセッサ負荷格納レジスタ342は、アプリケーション部330で測定したプロセッサ負荷率を格納するレジスタ手段である。
端末管理テーブル344は、AP300に接続している各無線端末の情報を管理する。
チャネルビジー率格納レジスタ346は、チャネルが占有されている割合(チャネルビジー率)を格納する。
WLS200からAP情報の読み出し要求があった場合には、アプリケーション部330が、当該要求を処理し、必要な情報を、プロセッサ負荷格納レジスタ342、端末管理テーブル344、チャネルビジー率格納レジスタ346等から読み出し、WLS200に返送する読み出し結果を作成する。AP情報としては、端末収容数、残り伝送帯域、チャネルビジー率、プロセッサ負荷、無線通信品質(エラー率、再送率)、および、WLS−AP間のネットワーク遅延などが挙げられる。また、アプリケーション部330は、定期
的に、AP情報を、プロセッサ負荷格納レジスタ342、端末管理テーブル344、チャネルビジー率格納レジスタ346等から読み出し、WLS200に送信する情報を生成してもよい。
図7は、APが有する端末管理テーブルの構成の例を示す図である。端末管理テーブル344は、WLS200における最適AP決定の際に必要となる情報を無線端末単位に記憶している。
図7の例では、端末管理テーブル344は、無線端末毎に、占有帯域、送信フレーム数、再送フレーム数、受信フレーム数、受信エラーフレーム数の情報を有する。
ここで、アプリケーション処理部330は、端末管理テーブル344に、無線端末400との接続処理制御の過程で、無線端末400から通知される要求帯域に基づいて、占有帯域を格納する。また、無線MAC処理部314は、端末管理テーブル344に、送受信処理の結果に基づいて、送信フレーム数、再送フレーム数、受信フレーム数、受信エラーフレーム数を、随時格納する。
アプリケーション処理部330は、端末管理テーブル344の情報を利用して、WLS200からの要求時に値を合計したり、比率を計算したりすることにより、AP全体としての値を、AP情報読み出し要求に対する応答として、WLS200に返送することが可能である。
有線送受信部320は、WLS200や他の装置と通信する機能を有する。有線送受信部320は、無線処理部310が無線端末400から受信したProbe RequestをWLS2
00に送信する。有線送受信部320は、Probe Requestとともに、Probe Requestの受信信号レベルをWLS200に送信することができる。有線送受信部320は、WLS200からAP情報の読み出し要求を受信し、アプリケーション部330が処理した読み出し要求に対する応答をWLS200に送信する。当該読み出し要求に対する応答は、AP情報を含む。有線送受信部320は、WLS200から無線端末400宛のProbe Responseを受信する。
APは、基地局装置として機能し得る。
〈WLS〉
本実施形態におけるWLSの構成例について説明する。
図8は、WLSの構成例を示す図である。図8に示すように、WLS200は、外部IF処理部210、アプリケーション部220、AP情報管理テーブル232、判定情報定義テーブル234、Probe Request管理テーブル236、マン・マシンIF240を有す
る。アプリケーション部220は、フレームの送受信を行うフレーム処理部222、最適AP判定部224、AP情報収集処理部226を有する。
外部IF処理部210は、WLS200と外部ネットワークとの接続をインタフェースする。
アプリケーション部220は、主要な処理を実施する。
AP情報収集処理部226は、周期的に、接続されているAPに対しAP情報の読み出し要求を行い、その応答をAP情報管理テーブル232に保持する。AP情報収集処理部226は、接続されているAPに対して、AP情報の提供の要求を送信し、接続されてい
るAPから受信したAP情報をAP情報管理テーブル232に保持する。また、AP情報収集処理部226は、AP300から定期的に送信されるAP情報をAP情報管理テーブル232に保持することもできる。
WLS200がProbe Requestを受信すると、フレーム処理部222は、受信したProbe
Requestを受信信号レベルとともに最適AP判定部224に転送する。
最適AP判定部224は、Probe Request管理テーブル236に、Probe Requestを発行した無線端末400の情報と受信したProbe Requestの受信信号レベルとを登録するとと
もに待ち受けタイマを起動する。待ち受けタイマ起動中にProbe Requestが受信されると
、最適AP判定部224は、Probe Request管理テーブル236に、Probe Requestを発行した無線端末400の情報と受信したProbe Requestの受信信号レベルとを、登録する。
所定時間経過し待ち受けタイマが満了すると、最適AP判定部224は、AP情報収集処理部226によって収集および保持されているAP情報管理テーブル232内の情報、および、Probe Request管理テーブル236内の情報を読み出し、最適APを選択する。
この際、最適AP判定処理アルゴリズムを確定するために、マン・マシンIF240経由で、あらかじめ管理者から設定されている判定情報定義テーブル234の情報に従って、最適AP判定処理を行うことができる。WLS200は、最適APが確定した後、当該APに対して、フレーム処理部222及び外部IF処理部210を経由してProbe Responseを送信する。
AP情報管理テーブル232内に格納される情報のうち、WLS−AP間遅延は、例えば、定期的に、WLS200から各APに対してPING(ICMP Echo)を送信し、応答
信号を受信するまでの時間を計測することによって得られる。
図9は、Probe Request管理テーブルの構成例を示す図である。Probe Request管理テーブル236は、無線端末毎に、タイマ残り時間、ガードタイマ残り時間、Probe Request
転送元AP、受信レベルの情報を有する。
図10は、AP情報管理テーブルの構成例を示す図である。AP情報管理テーブル232は、AP毎に、端末収容数、残り伝送帯域、プロセッサ負荷、チャネルビジー率、受信エラー率、再送率、WLP−AP間ネットワーク遅延の情報を有する。
図11は、判定情報定義テーブルの構成例を示す図である。判定情報定義テーブル234は、判定項目、有効・無効の別、判定の優先順位の情報を有する。
これらの各テーブルの各情報は、本実施形態における必須の構成要素ではなく、最適AP判定処理に使用しない情報については、保持しなくてもよい。また、WLS200は、最適AP判定処理に使用しない情報を、各APに要求しなくてもよい。
WLSは、APを管理する基地局管理装置として機能し得る。
(最適APの決定)
WLS200における最適APの決定方法について説明する。
WLS200は、複数のAPからProbe Requestを受信した際に、ネットワーク全体を
考慮したうえで最適なAPを選択することが重要となる。この際、集中監視制御ノードであるWLSは各APから様々な状態情報を収集可能であることから、こうした様々な情報
を多角的に分析し、最適なAPを決定できる点もネットワーク側で最適APを決定することの大きな利点である。
WLS200が最適APを決定するうえで考慮するべき情報として、例えば、Probe Requestの受信信号レベル、各APにおける端末収容数、各APにおける残り伝送帯域、チ
ャネルビジー率、各APにおけるプロセッサ負荷、無線通信品質(エラー率、再送率)、および、WLS−AP間のネットワーク遅延が、挙げられる。これらのすべてを使用する必要はなく、これらの情報のうち1つ又は複数を選択して使用してもよい。また、これらの情報に限らず、他の情報を使用することもできる。
図12及び図13は、WLSにおける最適AP決定の処理シーケンスの例を示す図である。図12の最下部のA乃至Dは、それぞれ図13の最上部のA乃至Dと接続する。
WLS200は、Probe Request受信時のAP決定処理のための各種情報(上記の端末
収容数、残り伝送帯域など)をあらかじめ収集しておく必要がある。このために、WLS200は、周期的に、各APから各種情報の読み出しを行い(図12:SQ3002、SQ3006)、結果を保持しておく(SQ3004、SQ3008)。あるいは、APが、能動的に、周期的に、WLS200に各種情報の通知を行ってもよい。
無線端末400がProbe Requestを送信した場合(SQ3022)、Probe Requestを受信したAP#0(300A)は、受信信号レベルを測定し(SQ3024)、当該受信信号レベルを含むProbe Requestを、WLS200に、転送する(SQ3026)。無線端
末400は、受信信号レベルを、Probe Requestと一緒に送信してもよい。
WLS200は、最初のProbe Requestを受信した際に、Probe Request及びProbe Requestの受信信号レベルを保持する(SQ3030)とともに、待ち受けタイマを起動する
(SQ3032)。WLS200は、待ち受けタイマが満了するまで、同一の無線端末400が発行したProbe Requestを待ち受ける。
一方、無線端末400からのProbe Requestを受信したAP#1(300B)は、受信
信号レベルを測定し(SQ3044)、当該受信信号レベルを含むProbe RequestをWL
S200に転送する(SQ3046)。
WLS200は、さらに、同一の無線端末400が発行したProbe Requestを受信した
際には、Probe Requestに含まれる受信信号レベルを保持する。つまり、WLS200は
、AP#1(300B)からProbe Requestを受信すると、当該Probe Request及び当該Probe Requestの受信信号レベルを保持する(SQ3050)。その後、所定時間経過して
待ち受けタイマが満了すると(SQ3052)、WLS200は、それまでに受信したProbe Requestの送信元APの中から、最適なAPを決定し(図13:SQ3062)、当
該決定したAP(AP#0)だけにProbe Responseを返送する(SQ3064)。最適なAPを判定する処理(最適AP判定処理)については、後述する。AP#0(300A)は、無線端末400に、WLS200から受信したProbe Responseを、送信する(SQ3066)。
無線端末400は、AP#0(300A)のみからProbe Responseを受信するので、AP#0(300A)に接続要求を行う(SQ3068)。無線端末400は、AP#0(300A)から接続応答を受信後(SQ3070)、データ通信を行う(SQ3072)。
無線端末400が発行して送信したProbe Requestについて、あるAPとの無線通信で
再送が多発すると、結果としてWLS200へ到達するタイミングが遅延することが想定される。この場合、短期間のうちに最適AP判定処理が複数起動されることになり、通信瞬断時間が多くなる。あるいは、無線端末の実装方式によっては、セル間ハンドオーバーの際に多数のProbe Requestが送信されるようなものも想定され、そうした場合にも最適
AP判定処理が多数起動し、通信品質が劣化する恐れがある。
こうした最適AP判定処理が頻繁に発生することを防止するために、WLS200は、Probe Responseを返送した後に、一定時間、最適AP判定処理を行わないようガードタイマを起動する(SQ3080)。当該ガードタイマは、Probe Requestの送信元無線端末
毎に管理を行う。WLS200は、当該ガードタイマが満了する(SQ3090)まで、同一の無線端末からのProbe Requestを受信しても(SQ3082)、すべて廃棄する(
SQ3084)。これにより、選択経路が頻繁に変更されることを防止し、通信の安定化を図ることができる。
なお、ガードタイマ起動中にWLS200で受信したProbe Responseは廃棄されるが、無線端末への最適APの通知(Probe Response送信)は直前に実施済みであり、通信継続に対しては問題にならない。また、必要であれば、一定期間後に再度無線端末からProbe Requestが送信されると想定される。
(最適AP判定処理の例1)
最適AP判定処理の方法について説明する。
WLS200は、無線端末400が発行したProbe Requestを受信してWLS200に
転送したAPの中から、無線端末400が通信するのに最適なAPを判定する。
WLS200は、最適APの決定に際して、Probe Requestの受信信号レベルを使用す
る。WLS200は、APから受信したProbe Requestの中で、最も高い受信信号レベル
を有するProbe Requestを送信したAPを最適APとして、決定する。このとき、WLS
200は、AP情報の収集(図12:SQ3002、SQ3006)、及び、AP情報保持(SQ3004、SQ3008)を、しなくてもよい。
また、WLS200は、受信信号レベル以外の最適APを決定するうえで考慮するべき情報を使用することもできる。最適APを決定するうえで考慮するべき情報として、例えば、Probe Requestの受信信号レベル、各APにおける端末収容数、各APにおける残り
伝送帯域、チャネルビジー率、各APにおけるプロセッサ負荷、無線通信品質(エラー率、再送率)、および、WLS−AP間のネットワーク遅延が、挙げられる。WLS200は、これらの情報のうち、いずれか1つの情報を抽出し、その情報の値が最良値を有するProbe Requestを送信したAPを、最適APとして決定することができる。
(最適AP判定処理の例2)
最適AP判定処理の別の方法について説明する。
WLS200は、最適APの決定に際して、最適APを決定するうえで考慮するべき情報を使用する。最適APを決定するうえで考慮するべき情報として、例えば、Probe Requestの受信信号レベル、各APにおける端末収容数、各APにおける残り伝送帯域、チャ
ネルビジー率、各APにおけるプロセッサ負荷、無線通信品質(エラー率、再送率)、および、WLS−AP間のネットワーク遅延が、挙げられる。これらの情報は、各情報の判定の際に、単純に優劣比較を行うだけでなく、ある一定の範囲内にある複数のAPについては、優劣をつけずにセットとして扱い、その次の判定条件にて、さらに最適APを判定するような方法が考えられる。また、こうした判定アルゴリズムは、システム設定する環
境や運用ポリシー等によってことなることが想定されるため、運用管理者側で任意に設定可能とすることが望ましい。すなわち、最適AP判定処理に使用する情報の取捨選択、および、それら情報の優先度を運用管理者が任意に設定することを可能とする。
図14及び図15は、WLSによる最適AP判定処理のフローの例を示す図である。図14の最下部のE及びFは、それぞれ図15の最上部のE及びFと接続する。
図14及び図15では、判定に用いる情報として、受信信号レベル、端末収容数、残り伝送帯域、プロセッサ負荷の4つの情報を、この順番に判定するような場合の判定処理フローを示している。WLS200は、これら情報の選択と優先順の設定を、運用管理者等により事前に設定されて、WLS200内に保持することができる(図11)。WLS200は、この保持した設定を使用して、判定に使用する情報の選択及び選択された情報の優先順の決定の設定を行うことができる。
WLS200の最適AP判定部224は、受信したProbe Requestを送信した複数のA
Pの中から、Probe Requestの受信信号レベルが最大(Pmax)であるAPを決定する(図
14:S102)。最適AP判定部224は、この最大受信信号レベル(Pmax)との差が所定値P#diff以内であるAPが存在するか否かを確認する(S104)。
最大受信信号レベル(Pmax)との差が所定値P#diff以内のAPが存在しない場合(S104;NO)、最適AP判定部224は、ステップS102で選択された受信信号レベルがPmaxであるAPが最適であるとして、当該APを最適APとして決定し、当該APにProbe Responseを返送する(S116)。
最大受信信号レベル(Pmax)との差が所定値P#diff以内のAPが1つ以上存在する場合(S104;YES)、最適AP判定部224は、受信信号レベルがPmaxであるAPを含めた、最大受信信号レベル(Pmax)との差が所定値P#diff以内のすべてのAPについて、次の判断を行う。最適AP判定部224は、これらの抽出されたAPの中から端末収容数が最小(Nmin)のものを選択する(S106)。最適AP判定部224は、この最小端末収容数(Nmin)との差がN#diff以内であるAPが、抽出されたAP内に存在するか否かを確認する(S108)。
最小端末収容数(Nmin)との差がN#diff以内のAPが存在しない場合(S108;NO)、最適AP判定部224は、ステップS106で選択された端末収容数がNminであるAPが最適であるとして、当該APを最適APとして決定し、当該APにProbe Responseを返送する(S116)。
最小端末収容数(Nmin)との差がN#diff以内のAPが存在する場合(S108;YES)、最適AP判定部224は、最小端末収容数がNminであるAPを含めた、最小端末収容数(Nmin)との差がN#diff以内のすべてのAPについて、次の判断を行う。最適AP判定部224は、これらの抽出されたAPの中から残り伝送帯域が最大(Bmax)のものを選択する(S110)。最適AP判定部224は、この最大残り伝送帯域(Bmax)との差がB#diff以内であるAPが、抽出されたAP内に存在するか否かを確認する(図15:S112)。
最大残り伝送帯域(Bmax)との差がB#diff以内のAPが存在しない場合(S112;NO)、最適AP判定部224は、ステップS110で選択された残り伝送帯域がBmaxであるAPが最適であるとして、当該APを最適APとして決定し、当該APにProbe Responseを返送する(S116)。
最大残り伝送帯域(Bmax)との差がB#diff以内のAPが存在する場合(S112;YES)、最適AP判定部は、最大残り伝送帯域がBmaxであるAPを含めた、最大残り伝送帯域(Bmax)との差がB#diff以内のすべてのAPについて、次の判断を行う。最適AP判定部224は、これらの抽出されたAPの中からプロセッサ負荷が最小(λmin)のものを
選択する(S114)。最適AP判定部224は、ステップS114で選択されたAPを最適APとして決定し、当該APにProbe Responseを返送する(S116)。
上記のように、判断すべき情報の値がある範囲にあるものについては、次の判断処理にAPの決定権を委ねるような処理とすることで、一時的な環境変動等に依存せず、最適なAPを決定することが可能となる。また、処理判断の方法を各情報要素で同様とすることで、任意の情報要素と優先順で容易に処理ロジックを組み替えることが可能となり、柔軟な運用形態に対応できる。
(最適AP判定処理の例3)
さらに、最適AP判定処理の別の方法として、上述の最適APを決定するうえで考慮するべき情報のそれぞれに対して一定の重み情報を付加し、これらの加算値にて最適APを判定する方法も考えられる。
図16は、最適APを決定するうえで考慮するべき情報のそれぞれに対する測定値と重み情報の例を示す図である。重み情報は、予め運用者が手動で設定すること等により決められる。図16に示すテーブルは、判定情報定義テーブル234として保持してもよい。
WLS200の最適AP判定部224は、各APからProbe Requestを受信した際に、Probe Requestとともに受信した受信信号レベルや、あらかじめ取得しておいた各種情報に対して、受信したProbe Requestを送信したAP毎に総合値を次の計算式により算出する
。総合値は、各種情報の測定値にそれぞれ固有の重み情報(係数)を乗算したものの和として算出される。なお、APの選択において、より小さい値をとることがより良い値とされる測定項目(例えば、端末収容数)の測定値については、実際の測定値に「−1」を乗算する、若しくは、実際の測定値の逆数をとる等の処理をした値を、ここでの計算に使用する測定値とする。最大値が、最良値となるようにするためである。
Figure 0005045523
最適AP判定部224は、AP毎に計算した総合値の中で最大値をとるAPを最適APと判定し、WLS200は当該APにProbe Responseを返送する。
(本実施形態の作用、効果)
従来の無線LANシステムでは、接続経路の決定権は無線端末側にあったため、無線端末の実装仕様によって、必ずしも最適な通信経路が選択されるとは限らず、通信品質の安定化が困難なケースが多々存在した。
本実施形態の構成は、ネットワーク側が最適な接続経路を一義的に決定する方法を提供する。本実施形態の構成によれば、無線端末の実装方法によらず、安定した通信品質を確保することができる。また、最適APの決定をWLSで実施することにより、端末側では認識困難であった様々な情報を判定材料とすることが可能であり、ネットワーク全体の状況を加味したうえで、より精度の高い選択が可能となる。
本実施形態によると、無線端末が発行したProbe Requestを送信した後、選択されたA
PのみからProbe Responseが当該無線端末に送信される。よって、当該無線端末は、当該Probe Responseを送信したAPと接続することになる。
また、今後多数のAPを配置するような大規模システム、および、端末増加による高端末密度といった過酷な無線環境において、今後普及が見込まれるVoWLAN(Voice over Wireless LAN)などに対して、どのような端末であっても安定した高い通信品質を実
現可能である。
本実施形態によれば、無線LANシステムに代表されるエリア重複度の高い無線ネットワークシステムにおいて、端末依存となりうる通信経路の選択方法を、端末種別や、そのときの通信環境に依存することなく均一化し、良好な通信経路を確保し、安定したサービスを提供するができる。
図1は、1台の無線端末が通信できるアクセスポイントが複数存在する場合の、ネットワーク構成の例を示す図である。 図2は、アクティブスキャン時の動作シーケンスを示す図である。 図3は、WLSとAPによる集中監視制御システムの例を示す図である。 図4は、WLSと複数のAPによる集中監視制御システムにおける最適AP決定の処理シーケンスの例を示す図である。 図5は、システムの構成例を示す図である。 図6は、APの構成例を示す図である。 図7は、APが有する端末管理テーブルの構成例を示す図である。 図8は、WLSの構成例を示す図である。 図9は、Probe Request管理テーブルの構成例を示す図である。 図10は、AP情報管理テーブルの構成例を示す図である。 図11は、判定情報定義テーブルの構成例を示す図である。 図12は、WLSにおける最適AP決定の処理シーケンスの例(1)を示す図である。 図13は、WLSにおける最適AP決定の処理シーケンスの例(2)を示す図である。 図14は、WLSによる最適AP判定処理のフローの例(1)を示す図である。 図15は、WLSによる最適AP判定処理のフローの例(2)を示す図である。 図16は、最適APを決定するうえで考慮するべき情報のそれぞれに対する測定値と重み情報の例を示す図である。
符号の説明
100 ネットワーク
200 WLS(Wireless LAN Switch)
210 外部IF処理部
220 アプリケーション部
222 フレーム処理部
224 最適AP判定部
226 AP情報収集処理部
232 AP情報管理テーブル
234 判定情報定義テーブル
236 Probe Request管理テーブル
240 マン・マシンIF
300 AP(Access Point)
300A AP#0(Access Point #0)
300B AP#1(Access Point #1)
302 アンテナ部
310 無線処理部
312 無線PHY処理部
313 受信信号レベル格納レジスタ
314 無線MAC処理部
320 有線送受信部
330 アプリケーション部
342 プロセッサ負荷格納レジスタ
344 端末管理テーブル
346 チャネルビジー率格納レジスタ
400 無線端末

Claims (2)

  1. 複数の基地局装置から、同一の無線端末が送信した探索要求信号及び前記探索要求信号の前記基地局装置における受信信号レベルを受信する受信部と、
    前記複数の基地局装置の中から、最大の前記受信信号レベルを送信した基地局装置を、前記無線端末と接続する基地局装置として選択する選択部と、
    前記選択部が選択した基地局装置に、前記無線端末に接続を許可する旨を示す探索応答信号を送信する送信部と、を備え、
    前記選択部は、前記送信部が前記探索応答信号を送信した後、所定時間の中では、前記無線端末から受信した前記探索要求信号を破棄する、
    基地局管理装置。
  2. 複数の基地局装置と、基地局管理装置とを有する基地局管理システムであって、
    前記基地局装置は、
    無線端末から基地局装置に接続を要求する探索要求信号を受信する受信部と、
    前記探索要求信号の受信信号レベルを測定する測定部と、
    前記探索要求信号及び前記探索要求信号の前記受信信号レベルを基地局管理装置に送信する送信部と、を備え、
    前記基地局装置の前記受信部は、前記基地局管理装置から、前記無線端末に接続を許可する旨を示す探索応答信号を受信し、
    前記基地局装置の前記送信部は、前記無線端末に、前記探索応答信号を送信し、
    前記基地局管理装置は、
    前記複数の基地局装置のうち少なくとも2つの基地局装置から、同一の無線端末が送信した探索要求信号及び前記探索要求信号の前記基地局装置における受信信号レベルを受信する受信部と、
    前記少なくとも2つの基地局装置の中から、最大の前記受信信号レベルを送信した基地局装置を、前記無線端末と接続する基地局装置として選択する選択部と、
    前記選択部が選択した基地局装置に、前記無線端末に接続を許可する旨を示す探索応答信号を送信する送信部と、を備え
    前記基地局管理装置の前記選択部は、前記基地局管理装置の前記送信部が前記探索応答信号を送信した後、所定時間の中では、前記無線端末から受信した前記探索要求信号を
    破棄する、
    基地局管理システム。
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