JP6350188B2 - インターポーザ、プリント基板ユニット、及び情報処理装置 - Google Patents

インターポーザ、プリント基板ユニット、及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本願の開示する技術は、インターポーザ、プリント基板ユニット、及び情報処理装置に関する。
従来、電子部品の信号電極とプリント基板の信号電極に接触して電子部品とプリント基板間の信号伝達を行う信号用導電性接触子と、電子部品の給電電極とプリント基板の給電電極に接触して電力伝達する給電用導電性接触子とを有する導電性接触子ユニットがある。これらの信号用導電性接触子と給電用導電性接触子は、2つの針状部材の間に1つの弾性部材が設けられる。
特開2007−178196号公報
導電性接触子ユニットにおいて、電子部品により大きな電源電流を効率よく給電するには、給電用導電性接触子を信号用導電性接触子よりも大きくし、かつ給電用導電性接触子と電子部品やプリント基板の給電電極に強く押しつける必要がある。このため、給電用導電性接触子の弾性部材の弾性力は、信号用導電性接触子の弾性部材よりも大きくなる。しかしながら、信号用導電性接触子の弾性部材を単純に大型化した給電用導電性接触子の弾性部材にすると、信号用導電性接触子と給電用導電性接触子のストロークが大きな差が生じる。その結果、信号用導電性接触子と信号電極が接触しにくくなる。
本願の開示する技術は、大電流を流す電力供給用又は接地用の接触端子の押付圧力及びストロークを、信号用の接触端子の押付圧力及びストロークに近づけることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、第一接触端子と、一対の第二接触端子と、複数のバネ部材と、を有するインターポーザが提供される。第一接触端子は、信号伝達用の第一固定端子に押し付けられる。第二接触端子は、電力供給用又は接地用の第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で第一接触端子よりも大きい断面積とされ、押付方向に間隔をあけて一対設けられ、第二固定端子に押し付けられる。複数のバネ部材は、導電性であり、一対の第二接触端子の間に配置され、第一接触端子よりも弾性が低く、一対の第二接触端子を第二固定端子へ押し付ける。
本願の開示する技術によれば、大電流を流す電力供給用又は接地用の接触端子の押付圧力及びストロークを、信号用の接触端子の押付圧力及びストロークに近づけることができる。
情報処理装置の斜視図である。 サーバ内部の図である。 プリント基板ユニットの分解斜視図である。 プリント基板ユニットの縦断面図(図3のA−A´断面)である。 インターポーザの基板の平面図である。 インターポーザの分解斜視図である。 信号コンタクトの部分拡大断面図である。 インターポーザの電源コンタクトの部分拡大断面図である。 インターポーザの接地コンタクトの部分拡大断面図である。 弾性材の配列状態を示す底面図である。 電源コンタクトの部分拡大断面図である。 変形前の弾性材を示す部分拡大断面図である。 変形後の弾性材を示す部分拡大断面図である。
本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
図1には、電子装置10が示される。電子装置10は、一例として、ラック12と、複数のブレードタイプのサーバ20と、を有する。サーバ20は、情報処理装置の一例である。
図1において、矢印Lは、電子装置10の前後方向、矢印Wは、電子装置10の横幅方向、矢印Hは、電子装置10の高さ方向をそれぞれ示す。また、ラック12及び複数のサーバ20についても、L方向、W方向、H方向が前後方向、横幅方向、高さ方向を示す。以後の説明では、前後方向をL方向、横幅方向をW方向、高さ方向をH方向と称する。なお、これらの方向は、説明の便宜上のものであり、実際の電子装置10の設置状況における方向を限定するものではない。単に「平面視」というときは、電子装置10をH方向に沿って上方から下方に見ることをいう。また、H方向は押付方向の一例である。L方向及びW方向は、押付方向と交差する交差方向の一例である。
ラック12は、一例として、H方向に長く、下フレーム14、上板15、4本の柱16、一対の縦フレーム17、及び一対の横フレーム18を有する。複数のサーバ20は、H方向に積み重ねられた状態で柱16及び縦フレーム17に取り付けられ、ラック12に搭載される。
[サーバ]
図2に示すように、サーバ20は、平面視で長方形の枠状に形成された筐体22を有する。また、サーバ20は、一例として、メインボード24と、電源ユニット26と、信号コネクタ28と、8つのプリント基板ユニット30とを有する。電源ユニット26は、電力供給ユニットの一例である。信号コネクタ28は、信号ユニットの一例である。さらに、サーバ20は、メモリ、ハードディスク、送風ファンを有していても良いが、図示及び説明を省略する。
メインボード24には、複数の配線パターンが形成される。電源ユニット26には、サーバ20の外部の電源から電力が供給される。信号コネクタ28には、サーバ20の外部又は他のサーバ20からの信号が入力される。そして、サーバ20では、信号コネクタ28とプリント基板ユニット30が配線パターンで接続されることで、プリント基板ユニット30に信号が供給される。また、電源ユニット26とプリント基板ユニット30が配線パターンで接続されることで、プリント基板ユニット30に電力が供給される。
〔プリント基板ユニット〕
図3に示すように、プリント基板ユニット30は、一例として、LSI(Large Scale Integrated circuit)を含むパッケージ32と、システムボード34と、インターポーザ50と、を有する。また、プリント基板ユニット30は、一例として、ヒートシンク72と、スティフナ74と、スペーサ76と、4本のネジ78と、4つのコイルバネ82と、を有する。ヒートシンク72は、取付部材の一例である。スペーサ76は、板材の一例である。
ヒートシンク72は、平面視で四角形の板状に形成され、パッケージ32よりも広い面積を有し、パッケージ32を覆う。また、ヒートシンク72のH方向上側には、複数のフィンが形成される。さらに、ヒートシンク72のH方向下側の下面72Aは、プリント基板ユニット30を組み立てることにより、パッケージ32のH方向上側の上面36Bと接触する。加えて、ヒートシンク72は、平面視して、四隅に形成された孔72Bと、対角線上に配置された1組の孔72Bに隣接してそれぞれ1箇所ずつ形成された位置決め孔72Cとを有する。
孔72B、及び位置決め孔72Cは、ヒートシンク72をH方向に貫通する。孔72Bは、ネジ78を挿入可能な大きさを有する。位置決め孔72Cは、スティフナ74の位置決めピン74Bを挿入したときに位置決めピン74Bと接触する大きさを有する。
スティフナ74は、一例として、平面視で四角形状の底板74Aと、底板74A上に直立する2本の位置決めピン74Bと、底板74Aの四隅に形成された締結孔74Cと、を有する。位置決めピン74Bは、H方向を軸方向とする円柱状に形成されており、対角線上に配置された1組の締結孔74Cに隣接してそれぞれ1本ずつ設けられる。締結孔74Cの内壁には、ネジ78の雄ネジ部が締結される雌ネジ部が形成される。
スペーサ76は、一例として、平面視で四角形の板状に形成される。また、スペーサ76は、平面視して、中央に形成された孔76Aと、四隅に形成された孔76Bと、を有する。さらに、スペーサ76は、対角線上に配置された1組の孔76Bに隣接してそれぞれ1箇所ずつ形成された位置決め孔76Cを有する。
孔76A、76B、及び位置決め孔76Cは、スペーサ76をH方向に貫通する。孔76Aは、パッケージ32を内側に収容可能な大きさを有する。孔76Bは、ネジ78を挿入可能な大きさを有する。位置決め孔76Cは、スティフナ74の位置決めピン74Bを挿入可能で、且つ位置決めピン74Bと接触可能な大きさを有する。
コイルバネ82の内径は、ネジ78の外径よりも大きい。また、コイルバネ82の外径は、孔72Bの内径よりも大きい。さらに、コイルバネ82は、ネジ78がH方向に挿入されると共に、ネジ78の頭部とヒートシンク72とで挟まれ、ヒートシンク72にH方向下向きの外力を付与する。
<パッケージ>
図4に示すように、パッケージ32は、一例として、パッケージ基板36と、複数の第一パッド38と、第二パッド42A、42Bと、複数の電子部品と、を有する。また、パッケージ32は、一例として、サーバ20(図2参照)のCPU(Central Processing Unit)となる半導体パッケージである。パッケージ基板36は、第一回路基板の一例である。第一パッド38は、信号伝達用の第一固定端子の一例である。第二パッド42Aは、電力供給用(電源用)の第二固定端子の一例である。第二パッド42Bは、接地用の第二固定端子の一例である。
パッケージ基板36は、一例として、H方向を厚さ方向とする板状に形成される。パッケージ基板36のH方向下側の下面36Aには、一例として、複数の第一パッド38が、W方向及びL方向に間隔をあけて形成される。また、下面36Aには、一例として、第二パッド42A、42Bが、W方向に間隔をあけて形成される。さらに、パッケージ基板36には、複数の第一パッド38、第二パッド42A、42B、及びこれら以外の複数の電子部品を電気的に接続する回路パターンが形成される。
<システムボード>
図4に示すように、システムボード34は、一例として、基板44と、複数の第一パッド46と、第二パッド48A、48Bと、複数の電子部品と、を有する。基板44は、第二回路基板の一例である。第一パッド46は、信号伝達用の第一固定端子の一例である。第二パッド48Aは、電源用の第二固定端子の一例である。第二パッド48Bは、接地用の第二固定端子の一例である。
図3に示すように、基板44は、一例として、H方向を厚さ方向とする板状に形成される。また、基板44は、インターポーザ50よりもW方向及びL方向に広幅とされる。さらに、基板44には、4箇所の貫通孔44Aと、2箇所の位置決め孔44Bとが形成される。なお、図3では、1箇所の貫通孔44A及び1箇所の位置決め孔44Bの図示を省略する。
4箇所の貫通孔44Aは、基板44をH方向に貫通する。また、4箇所の貫通孔44Aは、平面視で、複数の第一パッド46及び第二パッド48A、48Bを囲む四角形の頂点の位置に1箇所ずつ形成される。2箇所の位置決め孔44Bは、W方向で並ぶ1組の貫通孔44Aの間に1箇所ずつ形成される。なお、図3では、W方向奥側の1箇所の貫通孔44Aと1箇所の位置決め孔44Bの図示を省略する。
図4に示すように、基板44のH方向上側の上面44Cには、一例として、複数の第一パッド46がW方向及びL方向に間隔をあけて形成される。また、上面44Cには、一例として、第二パッド48A、48Bが、W方向に間隔をあけて形成される。さらに、基板44には、複数の第一パッド46、第二パッド48A、48B、及びこれら以外の複数の電子部品を電気的に接続する回路パターンが形成される。
第一パッド46は、平面視で第一パッド38と部分的に重なるように配置される。また、第二パッド48Aは、平面視で第二パッド42Aと部分的に重なるように配置され、第二パッド48Bは、平面視で第二パッド42Bと部分的に重なるように配置される。
<インターポーザ>
次に、インターポーザ50について説明する。
図4に示すように、インターポーザ50は、ハウジング52と、複数の信号コンタクト54と、電源コンタクト56、58と、接地コンタクト62、64と、複数の弾性材57と、複数の弾性材63と、を有する。ハウジング52は、基板の一例である。信号コンタクト54は、第一接触端子の一例である。電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64は、第二接触端子の一例である。弾性材57、63は、導電性を有し、バネ部材の一例である。信号コンタクト54の数は、一例として、80本(80ピン)である。
(ハウジング)
図5に示すように、ハウジング52は、一例として、L方向及びW方向に四角形状に広がり、H方向を厚み方向とする板状に形成される。また、ハウジング52は、絶縁体(一例としてエポキシ樹脂)で形成される。さらに、ハウジング52を平面視して、ハウジング52の中央には、1つの第一貫通孔52Aと、1つの第二貫通孔52Bとが形成される。加えて、ハウジング52における第一貫通孔52A及び第二貫通孔52Bの周囲には、複数の第三貫通孔52Cが形成される。なお、第一貫通孔52A及び第二貫通孔52Bは、貫通口の一例である。
また、ハウジング52を平面視して、ハウジング52の四隅には、それぞれ第四貫通孔52Dが形成される。さらに、ハウジング52には、対角線上に配置された1組の第四貫通孔52Dに隣接して、それぞれ1箇所ずつ位置決め孔52Eが形成される。
第一貫通孔52Aは、一例として、ハウジング52を平面視して四角形状に形成され、ハウジング52をH方向に貫通する。また、第一貫通孔52Aの大きさは、電源コンタクト56、58(図4参照)を収容する大きさである。
第二貫通孔52Bは、一例として、ハウジング52を平面視して四角形状に形成され、ハウジング52をH方向に貫通する。また、第二貫通孔52Bの大きさは、接地コンタクト62、64(図4参照)を収容する大きさである。
第三貫通孔52Cは、一例として、ハウジング52を平面視して円形状に形成され、ハウジング52をH方向に貫通する。また、第三貫通孔52Cの大きさは、信号コンタクト54(図4参照)を収容する大きさで、且つ信号コンタクト54がH方向に変形可能となる大きさである。複数の第三貫通孔52Cには、それぞれ1本ずつ信号コンタクト54が挿入される。さらに、第三貫通孔52Cには、信号コンタクト54の脱落を抑制するフランジ部が形成されるが、図示及び説明は省略する。
第四貫通孔52Dは、ハウジング52をH方向に貫通する。また、第四貫通孔52Dは、ネジ78(図3参照)を挿入可能な大きさを有する。
位置決め孔52Eは、ハウジング52をH方向に貫通する。また、位置決め孔52Eは、スティフナ74(図3参照)の位置決めピン74Bを挿入可能で、且つ位置決めピン74Bと接触可能な大きさを有する。
図6に示すように、ハウジング52には、一例として、第一貫通孔52AのH方向上端の各孔縁から該第一貫通孔52Aの内側へ張り出されたフランジ部53Aが形成される。また、ハウジング52には、第二貫通孔52BのH方向上端の各孔縁から該第二貫通孔52Bの内側へ張り出されたフランジ部53Bが形成される。フランジ部53A、53Bは、規制部の一例である。なお、フランジ部53A、53Bは、ハウジング52のH方向下端にも形成されるが、図6では図示を省略する。
また、フランジ部53Aは、H方向上側が断面逆L字形状、下側が断面L字形状であり、電源コンタクト56、58の後述する段差部56C、58C(図8参照)と接触する大きさを有する。フランジ部53Bは、H方向上側が断面逆L字形状、下側が断面L字形状であり、接地コンタクト62、64の後述する段差部56C、58C(図9参照)と接触する大きさを有する。
なお、ハウジング52は、2枚の基板をH方向で重ねて貼り合わせることにより形成される。電源コンタクト56、58は、第一貫通孔52A内に収容され、接地コンタクト62、64は、第二貫通孔52B内に収容される。
(信号コンタクト)
図7に示すように、信号コンタクト54は、一例として、銅を含んでおり、H方向に変形可能な弾性を有し、第三貫通孔52Cに挿入された円柱状のピンである。信号コンタクト54の軸方向の一端(上端)と他端(下端)は、半球状に形成される。また、信号コンタクト54は、一例として、軸方向の中央に形成された屈曲部54Aを有する。そして、信号コンタクト54は、屈曲部54Aを有することにより、軸方向の一端に対して他端の変位が可能である。
信号コンタクト54の一端は、プリント基板ユニット30を組み立てたとき、第一パッド38と接触する。信号コンタクト54の他端は、プリント基板ユニット30を組み立てたとき、第一パッド46と接触する。なお、隣り合う信号コンタクト54の間隔は、一例として、0.8[mm]である。ここで、信号コンタクト54に外力F1が作用したときの信号コンタクト54のH方向のストロークをd1とする。本実施形態では、信号コンタクト54のストロークを、一例として、第一パッド46の上面から第一パッド38の下面までの距離で表す。
(電源コンタクト)
図8に示すように、電源コンタクト56は、一例として、銅を含んでおり、端子本体56Aと、端子本体56Aに形成された突出部56Bと、端子本体56Aの底部に形成された複数の弾性材57と、を有する。なお、弾性材57の詳細については、後述する。
端子本体56Aは、平面視で四角形状であり、H方向を厚さ方向とする板状に形成される。端子本体56Aは、後述する端子本体58AとH方向で間隔をあけて設けられる。端子本体56Aの大きさは、信号コンタクト54(図7参照)のW方向の幅よりも広幅であり、且つ第一貫通孔52A内でH方向に変位可能に収容される大きさである。即ち、端子本体56Aの断面積(W−L断面)は、信号コンタクト54の断面積(W−L断面)よりも大きい。さらに、端子本体56Aは、W方向及びL方向の端部(縁部)において、断面L字状に切り欠かれた段差部56Cを有する。
段差部56Cの大きさは、上側のフランジ部53Aと接触して端子本体56AのH方向の上側の変位(移動)が規制される大きさである。また、段差部56CのH方向の高さは、一例として、上側のフランジ部53Aと段差部56Cが接触した状態で、フランジ部53A(ハウジング52)の上面52Fの高さと、端子本体56Aの上面56Dの高さとが揃う高さである。なお、フランジ部53Aと段差部56Cが接触するのは、一例として、電源コンタクト56にインターポーザ50の外部から外力が作用する前である。
突出部56Bは、端子本体56Aの上面56Dから第二パッド42A(図4参照)へ向けて、H方向の上側へ突出する。また、突出部56Bは、H方向上側に凸に湾曲する断面を有する。突出部56BのW−H断面の曲率は、W方向の端部に比べて中央部で小さい。さらに、突出部56Bは、平面視で、端子本体56Aの中央に配置される。なお、突出部56Bが第二パッド42Aと接触した状態での接触面積は、一例として、信号コンタクト54(図7参照)が第一パッド38(図7参照)と接触した状態での接触面積の150倍である。
図8に示すように、電源コンタクト58は、一例として、銅を含んでおり、端子本体58Aと、端子本体58Aに形成された突出部58Bと、を有する。
端子本体58Aは、平面視で四角形状であり、H方向を厚さ方向とする板状に形成される。端子本体58Aの大きさは、信号コンタクト54(図7参照)のW方向の幅よりも広幅であり、且つ第一貫通孔52A内でH方向に変位可能に収容される大きさである。即ち、端子本体58Aの断面積(W−L断面)は、信号コンタクト54の断面積(W−L断面)よりも大きい。さらに、端子本体58Aは、W方向及びL方向の端部(縁部)において、断面L字状に切り欠かれた段差部58Cを有する。段差部58Cの大きさは、下側のフランジ部53Aと接触して端子本体58AのH方向下側の変位(移動)が規制される大きさである。
突出部58Bは、端子本体58Aの下面58Dから第二パッド48A(図4参照)へ向けて、H方向の下側へ突出する。また、突出部58Bは、一例として、H方向下側に凸に湾曲する断面を有する。突出部58BのW−H断面の曲率は、W方向の端部に比べて中央部で小さい。さらに、突出部58Bは、平面視で、端子本体58Aの中央に配置される。なお、突出部58Bが第二パッド48Aと接触した状態での接触面積は、一例として、信号コンタクト54(図7参照)が第一パッド46(図7参照)と接触した状態での接触面積の150倍である。
突出部56Bは、プリント基板ユニット30(図4参照)を組み立てたとき、第二パッド42A(図4参照)と接触する。突出部58Bは、プリント基板ユニット30を組み立てたとき、第二パッド48A(図4参照)と接触する。
ここで、図11に示すように、電源コンタクト56に外力F1が作用したときの電源コンタクト56、58のH方向のストロークをd2とする。本実施形態では、電源コンタクト56、58のストロークを、第二パッド48Aの上面から第二パッド42Aの下面までの距離で表す。
(接地コンタクト)
図4に示すように、本実施形態では、一例として、電源コンタクト56と接地コンタクト62が同様に形成され、電源コンタクト58と接地コンタクト64が同様に形成される。このため、接地コンタクト62、64において、電源コンタクト56、58と同様の部位については、電源コンタクト56、58と同じ符号を用いて説明を省略する。
図9に示すように、接地コンタクト62は、一例として、銅を含んでおり、端子本体56Aと、突出部56Bと、端子本体56Aの底部に形成された複数の弾性材63と、を有する。
段差部56Cの大きさは、上側のフランジ部53Bと接触して端子本体56AのH方向の上側の変位(移動)が規制される大きさである。また、段差部56CのH方向の高さは、一例として、上側のフランジ部53Bと段差部56Cが接触した状態で、フランジ部53Bの上面52Fの高さと、端子本体56Aの上面56Dの高さとが揃う高さである。なお、突出部56Bは、上面56Dから第二パッド42B(図4参照)へ向けて、H方向の上側へ突出する。
接地コンタクト64は、一例として、銅を含んでおり、端子本体58Aと、端子本体58Aに形成された突出部58Bと、を有する。段差部58Cの大きさは、下側のフランジ部53Bと接触して端子本体58AのH方向下側の変位(移動)が規制される大きさである。突出部58Bは、下面58Dから第二パッド48B(図4参照)へ向けて、H方向の下側へ突出する。
ここで、接地コンタクト62の突出部56Bは、プリント基板ユニット30(図4参照)を組み立てたとき、第二パッド42B(図4参照)と接触する。突出部58Bは、プリント基板ユニット30を組み立てたとき、第二パッド48B(図4参照)と接触する。接地コンタクト62に外力F1(図11参照)が作用したときの接地コンタクト62、64のH方向のストロークはd2(図11参照)である。
(弾性材)
図4に示すプリント基板ユニット30において、弾性材57と弾性材63は、一例として、同様の構成である。このため、弾性材57について説明し、弾性材63の説明を省略する。
各弾性材57の単位面積当たりの本数は、信号コンタクト54(図7参照)の単位面積当たりの本数よりも多い。また、各弾性材57の弾性は、信号コンタクト54の弾性よりも低い。各弾性材57の軸方向に対して直交する方向の断面積は、一例として、信号コンタクト54の軸方向に対して直交する方向の断面積の1/5である。
図12に示すように、複数の弾性材57は、電源コンタクト56の下部に柱状に形成される。一例として、複数の弾性材57は、金型で打ち抜くことで得られる。また、複数の弾性材57の先端(下端)は、電源コンタクト58に接触する。具体的には、複数の弾性材57は、一例として、電源コンタクト58の上面58Eに対して、斜めに接触する。即ち、外力が作用していない状態で、各弾性材57の軸方向は、上面58Eの面内方向に対して角度θ1を成す。角度θ1は、鋭角である。なお、この状態における電源コンタクト56の下面56Eと、電源コンタクト58の上面58EとのH方向の間隔をd3とする。下面56Eと上面58Eは、平面である。
図11に示すように、電源コンタクト56、58にコイルバネ82(図3参照)の付勢による外力F1が作用したとき、電源コンタクト56の下面56Eと電源コンタクト58の上面58EとのH方向の間隔はd4となる。間隔d4は、間隔d3(図12参照)よりも小さい。なお、外力F1は、予め基準として設定した設定外力の一例である。
また、複数の弾性材57が角度θ1(図12参照)の状態からさらに傾倒し、下面56Eと上面58Eとの間隔がd4となる状態では、複数の弾性材57の軸方向が、上面58Eの面内方向に対して角度θ2を成す。角度θ2は、角度θ1(図12参照)よりも小さい。ここで、間隔d3と間隔d4との差が、外力F1が作用したときの電源コンタクト56の変位量Δd2である。即ち、Δd2=d3−d4である。
本実施形態では、ハウジング52に対する電源コンタクト56、58の変位(相対移動)の一例として、電源コンタクト58が変位せず、電源コンタクト56が変位量Δd2で変位する場合について図示及び説明する。ハウジング52と基板44との間隔は、ワッシャを用いて保持されているものとする。なお、電源コンタクト58のみが変位してもよく、あるいは、電源コンタクト56、58の両方が変位してもよい。接地コンタクト62、64(図4参照)についても同様である。
図13に示すように、電源コンタクト56、58に外力F1(図11参照)よりも大きい外力F2が作用したとき、電源コンタクト56の下面56Eと電源コンタクト58の上面58EとのH方向の間隔はd5となる。間隔d5は、間隔d4(図11参照)よりも小さい。また、下面56Eと上面58Eとの間隔がd5となる状態では、複数の弾性材57の軸方向が、上面58Eの面内方向に対して角度θ3を成す。角度θ3は、角度θ2(図11参照)よりも小さい。また、角度θ3は、一例として、複数の隣り合う弾性材57が接触する角度である。なお、外力F2は、一例として、コイルバネ82(図3参照)を交換することで得られる。
図10に示すように、電源コンタクト56の下面56Eでは、複数の弾性材57が、L方向及びW方向に間隔をあけてマトリックス状に配置される。複数の弾性材57のL方向及びW方向の間隔は、一例として、0.2[mm]である。また、電源コンタクト56は、一例として、270本(270ピン)の弾性材57を有する。ここで、単位面積当たりのピンの数(本数)を集積度とする。複数の弾性材57の集積度は、複数の信号コンタクト54(図7参照)の集積度よりも高く、一例として、3倍である。また、複数の弾性材57の集積度は、電源コンタクト56に外力F2(図13参照)が作用したとき、互いに重なって接触するように設定される。
なお、弾性材57の密度、弾性、及び本数は、信号コンタクト54、電源コンタクト56、58(図8参照)、及び接地コンタクト62、64(図9参照)のH方向の押付圧力及びストロークに基づいて設定される。具体的には、電源コンタクト56、58及び接地コンタクト62、64のH方向の押付圧力及びストロークが、複数の信号コンタクト54の全体でのH方向の押付圧力及びストロークに近い大きさとなるように設定される。信号コンタクト54、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64のストロークは、一例として、0.3[mm]である。
複数の弾性材57の設定の一例として、信号コンタクト54のストロークが0.3[mm]のとき、信号コンタクト54の1本当たりに作用する荷重を20[g]とする。信号コンタクト54は、一例として、80本あるので、信号コンタクト54全体の荷重は、20×80=1600[g]となる。
一方、電源コンタクト56、58のストロークが0.3[mm]のときの弾性材57の1本当たりに作用する荷重を6[g]とする。弾性材57は、一例として270本あるので、電源コンタクト56全体の荷重は、270×6=1620[g]となり、信号コンタクト54の荷重とほぼ同じ荷重が得られる。
<プリント基板ユニットの組立>
図3に示すように、スティフナ74の位置決めピン74Bを、H方向上側へ向けて、システムボード34の位置決め孔44B、インターポーザ50の位置決め孔52E、スペーサ76の位置決め孔76Cの順に挿入する。これにより、スティフナ74に対して、システムボード34、インターポーザ50、スペーサ76が位置決めされる。このとき、図4に示すように、信号コンタクト54と第一パッド46が接触し、電源コンタクト58と第二パッド48Aが接触し、接地コンタクト64と第二パッド48Bが接触する。
続いて、図3に示すように、スペーサ76の孔76Aの内側で且つインターポーザ50上にパッケージ32を配置する。スペーサ76は、パッケージ32の周囲に配置される。このとき、図4に示すように、信号コンタクト54と第一パッド38が接触し、電源コンタクト58と第二パッド42Aが接触し、接地コンタクト62と第二パッド42Bが接触する。
続いて、図3に示すように、位置決めピン74Bをヒートシンク72の位置決め孔72Cに挿入する。これにより、スティフナ74に対してヒートシンク72も位置決めされる。なお、予めヒートシンク72をパッケージ32の上面36B(インターポーザ50とは反対側)に取り付けておいてもよい。
続いて、コイルバネ82にネジ78を挿入すると共に、ネジ78を孔72B、孔76B、第四貫通孔52D、貫通孔44Aの順に挿入する。そして、ネジ78の雄ネジ部をスティフナ74の締結孔74Cに締結する。これにより、プリント基板ユニット30が出来上がる。スペーサ76は、インターポーザ50とヒートシンク72とで挟まれる。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図7に示すように、プリント基板ユニット30を組み立てた状態で、信号コンタクト54にH方向に沿った下向きの外力F1が作用すると、信号コンタクト54が弾性変形する。なお、外力F1は、コイルバネ82(図3参照)の付勢により作用する外力である。また、信号コンタクト54に外力F1が作用したときの信号コンタクト54のH方向の変位量をΔd1とする。即ち、信号コンタクト54の上端は、外力F1が作用する前の位置に対して、変位量Δd1でH方向の下側に変位する。そして、第一パッド38には、H方向に沿った上向きの押付力F3が作用する。また、このとき、信号コンタクト54のストロークはd1となる。
図11に示すように、プリント基板ユニット30を組み立てた状態で、パッケージ基板36にH方向に沿った下向きの外力F1が作用すると、複数の弾性材57が弾性変形する。これにより、電源コンタクト56は、外力F1が作用する前の位置に対して、変位量Δd2でH方向の下側に変位する。そして、第二パッド42Aには、H方向に沿った上向きの押付力F4が作用する。このとき、接地コンタクト62(図4参照)も同様に変位量Δd2で変位し、第二パッド42B(図4参照)に押付力F4が作用する。また、このとき、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64(図4参照)のストロークはd2となる。
ここで、本実施形態に対する比較例として、信号ピンと、該信号ピンよりも弾性が高い電源ピンと、を有するプリント基板ユニットについて説明する。比較例のプリント基板ユニットでは、信号ピンよりも弾性が高い電源ピンの数が、信号ピンの数よりも多いので、電源ピンの押付圧力及びストロークが、信号ピンの押付圧力及びストロークよりも大きくなることがある。このため、比較例のプリント基板ユニットでは、信号ピン及び固定パッドの接触状態と、電源ピン及び固定パッドの接触状態とが異なり、これらの接触状態が安定しない(信号ピンの追従性が低くなる)可能性がある。
一方、図4に示すプリント基板ユニット30では、既述のように、複数の弾性材57、63の密度、弾性、及び本数が設定される。即ち、複数の弾性材57の密度、弾性、及び本数は、電源コンタクト56、58、接地コンタクト62、64、及び複数の信号コンタクト54について、H方向の押付圧力及びストロークが近い大きさとなるように設定される。このため、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64のストロークd2は、信号コンタクト54のストロークd1(図7参照)に近い値となる。また、押付力F4は、押付力F3(図7参照)に近い値となる。これにより、プリント基板ユニット30では、信号コンタクト54と第一パッド38、46との接触状態、電源コンタクト56と第二パッド42A、48Aとの接触状態、及び接地コンタクト62と第二パッド42B、48Bとの接触状態を安定させることができる。
また、プリント基板ユニット30では、一対の電源コンタクト56、58、及び一対の接地コンタクト62、64について、それぞれ信号コンタクト54よりも断面積が大きい。さらに、電源コンタクト56、58及び接地コンタクト62、64は、金属製のブロック体であるため、間隔をあけて配置された複数の信号コンタクト54に比べて、第二パッド42A、48A、42B、48Bとの接触面積が増加する。加えて、プリント基板ユニット30では、弾性材57、63が複数設けられる。これらの理由により、プリント基板ユニット30では、電源コンタクト56及び接地コンタクト62に流す電流を、信号コンタクト54に流す電流に比べて大きくすることができる。即ち、プリント基板ユニット30では、最大許容電流値の絶対値を上昇させることができる。
さらに、プリント基板ユニット30では、複数の弾性材57が、1つの電源コンタクト56に設けられることで同電位となる。また、複数の弾性材63が、1つの接地コンタクト62に設けられることで同電位となる。これらの理由により、複数の弾性材57同士、または、複数の弾性材63同士が接触しても、短絡(ショート)は生じない。このため、複数の弾性材57及び複数の弾性材63の間隔(ピッチ)の設定に制約が無くなるので、複数の弾性材57及び複数の弾性材63の集積度を、信号コンタクト54の集積度よりも上げることができる。
加えて、プリント基板ユニット30では、一例として、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64に銅を用いているので、他の金属に比べて、放熱効果(冷却効果)が高い。このため、プリント基板ユニット30では、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64の温度上昇が抑制されるので、温度上昇に伴う導体の抵抗値及び接触抵抗値が大きくなるのを抑制することができる。そして、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64に流すことができる電流量の低下を抑制することができる。
比較例として、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64について、信号コンタクト54と同じものを用いた場合は、一例として、電流を流したときの温度上昇が約30[℃]となり、許容電流値が最大許容電流値の70%程度となる可能性がある。
一方、本実施形態では、比較例と同じ電流量を流した場合、電源コンタクト56、58、及び接地コンタクト62、64の温度上昇が10[℃]程度に抑えられるため、許容電流値が最大許容電流値の90%程度となる。つまり、本実施形態の方が比較例に比べて、温度上昇しにくく、且つ許容電流値が大きくなる。
図11に示すように、電源コンタクト56、58は、端子本体56A、58Aから突出した突出部56B、58Bが、第二パッド42A、48Aと接触する。このため、端子本体56A、58A全体を第二パッド42A、48Aに接触させなくて済み、突出部56B、58Bの形状を変えることで接触面積を変えられる。これにより、プリント基板ユニット30では、電源コンタクト56、58と第二パッド42A、48Aとの接触面積を、信号コンタクト54(図7参照)と第一パッド38、46(図7参照)との接触面積よりも広くすることができる。なお、接地コンタクト62、64(図9参照)についても同様である。
また、突出部56B、58Bは、凸に湾曲する断面を有する。これにより、電源コンタクト56、58が変位途中で傾くことがあっても、突出部56B、58Bの曲面のいずれかの部位が第二パッド42A、48Aと接触するので、電源コンタクト56、58と第二パッド42A、48Aとの接触面積を確保できる。即ち、電源コンタクト56、58の第二パッド42A、48Aへの追従性が上がる。
さらに、突出部56B、58Bは、端子本体56A、58Aの中央に配置される。このため、突出部56B、58Bが端子本体56A、58Aの端部に形成された場合に比べて、外力F1の作用点が、端子本体56A、58AのW方向の中央に近づく。これにより、電源コンタクト56と電源コンタクト58との間隔d4について、W方向の一端と他端の差が広がるのを抑制することができる。
図8に示すように、電源コンタクト56、58は、段差部56C、58Cがフランジ部53Aと接触することでH方向の変位が規制されるので、第一貫通孔52Aから外側へ外れるのを抑制することができる。図9に示すように、接地コンタクト62、64は、段差部56C、58Cがフランジ部53Bと接触することで変位が規制されるので、第二貫通孔52Bから外側へ外れるのを抑制することができる。
図8及び図9に示すように、段差部56C、58Cの断面形状はL字状となっている。また、フランジ部53A、53Bの断面形状は逆L字状となっている。このため、段差部56Cとフランジ部53Aが係合するように接触し、段差部58Cとフランジ部53Bが係合するように接触する。このため、フランジ部53Aと段差部56Cとの間、及びフランジ部53Bと段差部58Cとの間を狭くすることができる。
図8及び図9に示すように、複数の弾性材57は、電源コンタクト56に形成され、電源コンタクト58と接触する。また、複数の弾性材63は、接地コンタクト62に形成され、接地コンタクト64と接触する。このように、弾性材57が電源コンタクト56と一体化され、弾性材63が接地コンタクト64と一体化されているので、部品点数を減らすことができ、プリント基板ユニット30の組み立てが簡単になる。
さらに、複数の弾性材57、63は、電源コンタクト56、接地コンタクト62に第二パッド42A、48Aから外力F1(図11参照)が作用する前の状態で、上面58Eに対して斜め方向に接触し、傾きが揃う。ここで、電源コンタクト56、接地コンタクト62に外力F1が作用したとき、各弾性材57、63の変形方向が揃うので、電源コンタクト56及び接地コンタクト62の変位方向を安定させることができる。
図13に示すように、複数の弾性材57は、電源コンタクト56に外力F2が作用したとき、互いに重なって接触する。これにより、接触した複数の弾性材57が塊となって一つの導電材を形成するので、複数の弾性材57に大電流を流すことができる。さらに、塊となって一つの導電材を形成した複数の弾性材57は、1本ずつ独立したものに比べて、体積及び熱容量が大きくなるので、大電流を流しても温度上昇しにくい。このため、複数の弾性材57の耐熱性を上げることができる。
また、図13に示すように、複数の弾性材57が重なって接触することにより、間隔d5を小さくすることができる。これにより、外力が作用したときのインターポーザ50のH方向の高さを低くした状態で、電源コンタクト56、接地コンタクト62、信号コンタクト54が電気的に接続されるので、信号コンタクト54の通電経路が短くなり、信号を高速で伝送することができる。
図10に示すように、複数の弾性材57の集積度は、複数の信号コンタクト54(図7参照)の集積度よりも高い。これにより、図4に示すインターポーザ50を小型化し、弾性材57の断面積が減少した場合でも、複数の弾性材57の集積度を上げることで、電源コンタクト56及び接地コンタクト62の押付圧力を確保することができる。
図4に示すように、パッケージ32の周囲にはスペーサ76が配置され、スペーサ76は、ヒートシンク72とインターポーザ50とで挟まれる。これにより、ヒートシンク72とインターポーザ50との間隔が、スペーサ76により保持されるので、パッケージ基板36にヒートシンク72を取り付けたときにパッケージ基板36及びヒートシンク72が傾くのを抑制することができる。
上記のように、インターポーザ50を用いることで大電流を流すことができるので、プリント基板ユニット30及びサーバ20(図1参照)では、電源ユニット26(図2参照)からパッケージ32へ大電流を流すことができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報処理装置の一例として、サーバ20について記載した。しかし、情報処理装置は、サーバ20に限らず、例えば、大型コンピュータであってもよい。
サーバ20は、プリント基板ユニット30を8つ有するものに限らず、プリント基板ユニット30を1つ有するものでもよく、あるいは、プリント基板ユニット30を2つ以上(8つを除く)の複数有するものであってもよい。また、サーバ20は、電源ユニット26を複数有するものであってもよい。
プリント基板ユニット30は、パッケージ32の傾きが小さいものであれば、スペーサ76を有していなくてもよい。また、プリント基板ユニット30は、システムボード34の下側にスティフナ74を有するものに限らず、スティフナ74とシステムボード34との間に他のボードを挟んでもよい。
インターポーザ50は、システムボード34とパッケージ32を電気的に接続するものに限らず、他の2つの回路基板を電気的に接続するものであってもよい。即ち、第一回路基板は、パッケージ基板36に限らず、他の回路基板であってもよい。第二回路基板は、基板44に限らず、他の回路基板であってもよい。
また、インターポーザ50は、電源コンタクト56、58を1組、接地コンタクト62、64を1組有するものに限らず、これらを他の組数で有するものであってもよい。さらに、インターポーザ50は、他の接地部材を有するものであれば、電源コンタクト56、58を有し、且つ接地コンタクト62、64を有さないものであってもよい。
第一パッド38と第一パッド46は、同じ大きさである必要はなく、異なる大きさであってもよい。また、第二パッド42Aと第二パッド48Aは、同じ大きさである必要はなく、異なる大きさであってもよい。さらに、第二パッド42Bと第二パッド48Bは、同じ大きさである必要はなく、異なる大きさであってもよい。
電源コンタクト56及び電源コンタクト58は、いずれか一方がハウジング52に固定され、他方が変位するものであってもよい。また、電源コンタクト56及び電源コンタクト58は、ハウジング52の孔に沿ってH方向に変位可能であれば、異なる大きさであってもよい。さらに、電源コンタクト56及び電源コンタクト58は、平面視で四角形状のものに限らず、他の多角形状、円形状、楕円形状であってもよい。
接地コンタクト62及び接地コンタクト64は、いずれか一方がハウジング52に固定され、他方が変位するものであってもよい。また、接地コンタクト62及び接地コンタクト64は、ハウジング52の孔に沿ってH方向に変位可能であれば、異なる大きさであってもよい。さらに、接地コンタクト62及び接地コンタクト64は、平面視で四角形状のものに限らず、他の多角形状、円形状、楕円形状であってもよい。
信号コンタクト54は、一例として、軸方向中央を屈曲させたもので説明したが、これに限らず、2本のピン部材の間に弾性部材を設けたものでもよい。また、信号コンタクト54は、80本に限らず、他の本数であってもよい。さらに、複数の信号コンタクト54の間隔(ピッチ)は、0.8[mm]に限らず、他の長さでもよい。加えて、信号コンタクト54は、湾曲するものやジグザグ形状のものであってもよい。
端子本体56A、58Aと突出部56B、58Bとは、一体のものに限らず、別々に製作して一体化させたものでもよい。
突出部56B、58Bは、接触面積が確保されれば、断面が半円形状のものや台形状のものであってもよい。なお、突出部56B、58Bの断面を台形状とする場合は、台形の上底又は下底に相当する表面を鏡面状態とすることが好ましい。さらに、突出部56B、58Bの位置は、電源コンタクト56、58の中央に限らず、中央からずれた位置にあってもよい。加えて、突出部56B、58Bと第二パッド42A、42B、48A、48Bとの接触面積は、信号コンタクト54が第一パッド38と接触した状態での接触面積の150倍に限らず、他の倍率の接触面積でもよい。
フランジ部53A、53Bは、電源コンタクト56、58、接地コンタクト62、64が傾く可能性が低い場合は、貫通孔の孔縁全体に形成されるものに限らず、該孔縁の一部に形成されてもよい。また、電源コンタクト56、58、接地コンタクト62、64が、ハウジング52から抜けにくい場合は、フランジ部53A、53Bがなくてもよい。
段差部56C、58Cは、断面がL字状のものに限らず、他の形状でもよい。また、段差部56C、58Cは、なくてもよい。さらに、上面52Fと上面56Dの高さは、揃っていなくてもよい。
弾性材57、63は、柱状のものに限らず、幅の狭い板状のものであってもよい。弾性材57、63を板状とすることで、複数の弾性材57又は複数の弾性材63が接触したときの接触面積を増やすことができる。また、弾性材57、63は、270本に限らず、他の本数でもよい。さらに、複数の弾性材57、63の間隔は、0.2[mm]に限らず、他の長さでもよい。
また、弾性材57、63の断面積と信号コンタクト54の断面積との比率は、1:5に限らず、他の比率であってもよい。さらに、弾性材57、63の密度は、信号コンタクト54の密度の70[%]に限らず、異なる比率の密度でもよい。加えて、複数の弾性材57、63は、外力が作用したときに一方向に揃って変位可能であれば、上面58Eに対して直立した状態で接触するものであってもよい。
電源コンタクト56、58、接地コンタクト62、64、及び弾性材57、63の材質は、銅に限らず、金やその他の金属であってもよい。
取付部材は、ヒートシンク72に限らず、他の板状の部材でもよい。
なお、上記複数の変形例のうち、組み合わせ可能な変形例は、適宜、組み合わされて実施されても良い。
以上、本願の開示する技術の一実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
次に、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
信号伝達用の第一固定端子に押し付けられる第一接触端子と、
電力供給用又は接地用の第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で前記第一接触端子よりも大きい断面積とされ、前記押付方向に間隔をあけて一対設けられ、前記第二固定端子に押し付けられる第二接触端子と、
一対の前記第二接触端子の間に配置され、前記第一接触端子よりも弾性が低く、一対の前記第二接触端子を前記第二固定端子へ押し付ける複数の導電性のバネ部材と、
を有するインターポーザ。
(付記2)
前記バネ部材の単位面積当たりの本数は、前記第一接触端子の単位面積当たりの本数よりも多い、
付記1に記載のインターポーザ。
(付記3)
前記第二接触端子は、前記第一接触端子よりも大きい断面積の端子本体と、該端子本体から前記第二固定端子へ向けて突出する突出部とを有する、
付記1又は付記2に記載のインターポーザ。
(付記4)
前記突出部は、凸に湾曲する断面を有する、
付記3に記載のインターポーザ。
(付記5)
前記突出部は、前記押付方向に見て、前記端子本体の中央に配置される、
付記3又は付記4に記載のインターポーザ。
(付記6)
前記第二接触端子及び前記バネ部材が収容される貫通口が形成された基板が設けられ、
前記基板は、前記貫通口の内側へ張り出され前記第二接触端子との接触で前記第二接触端子の前記押付方向の変位を規制する規制部を有する、
付記1から付記5のいずれか1つに記載のインターポーザ。
(付記7)
前記第二接触端子は、前記第二接触端子に前記第二固定端子から外力が作用する前の状態で前記規制部と接触する段差部を有する、
付記6に記載のインターポーザ。
(付記8)
複数の前記バネ部材は、一方の前記第二接触端子に形成され、他方の前記第二接触端子に接触する、
付記1から付記7のいずれか1つに記載のインターポーザ。
(付記9)
複数の前記バネ部材は、それぞれ柱状に形成され、他方の前記第二接触端子に対して斜めに接触する、
付記8に記載のインターポーザ。
(付記10)
複数の前記バネ部材は、前記第二接触端子に設定外力よりも大きい外力が作用したとき、傾倒して互いに接触する、
付記1から付記9のいずれか1つに記載のインターポーザ。
(付記11)
前記第一接触端子が複数設けられ、
複数の前記バネ部材の単位面積当たりの数である集積度は、複数の前記第一接触端子の前記集積度よりも高い、
付記1から付記10のいずれか1つに記載のインターポーザ。
(付記12)
信号伝達用の第一固定端子と、電力供給用又は接地用の第二固定端子とを備えた第一回路基板と、
信号伝達用の前記第一固定端子と、電力供給用又は接地用の前記第二固定端子とを備えた第二回路基板と、
前記第一固定端子に押し付けられる第一接触端子と、前記第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で前記第一接触端子よりも大きい断面積とされ、前記押付方向に間隔をあけて一対設けられ、前記第二固定端子に押し付けられる第二接触端子と、一対の前記第二接触端子の間に配置され、前記第一接触端子よりも弾性が低く、一対の前記第二接触端子を前記第二固定端子へ押し付ける複数の導電性のバネ部材と、を備えたインターポーザと、
を有するプリント基板ユニット。
(付記13)
前記バネ部材の単位面積当たりの本数は、前記第一接触端子の単位面積当たりの本数よりも多い、
付記12に記載のプリント基板ユニット。
(付記14)
前記第二接触端子は、前記第一接触端子よりも大きい断面積の端子本体と、該端子本体から前記第二固定端子へ向けて突出する突出部とを有する、
付記12又は付記13に記載のプリント基板ユニット。
(付記15)
前記突出部は、凸に湾曲する断面を有する、
付記14に記載のプリント基板ユニット。
(付記16)
前記突出部は、前記押付方向に見て、前記端子本体の中央に配置される、
付記14又は付記15に記載のプリント基板ユニット。
(付記17)
前記第二接触端子及び前記バネ部材が収容される貫通口が形成された基板が設けられ、
前記基板は、前記貫通口の内側へ張り出され前記第二接触端子との接触で前記第二接触端子の前記押付方向の変位を規制する規制部を有する、
付記12から付記16のいずれか1つに記載のプリント基板ユニット。
(付記18)
前記第二接触端子は、前記第二接触端子に前記第二固定端子から外力が作用する前の状態で前記規制部と接触する段差部を有する、
付記17に記載のプリント基板ユニット。
(付記19)
複数の前記バネ部材は、一方の前記第二接触端子に形成され、他方の前記第二接触端子に接触する、
付記12から付記18のいずれか1つに記載のプリント基板ユニット。
(付記20)
複数の前記バネ部材は、それぞれ柱状に形成され、他方の前記第二接触端子に対して斜めに接触する、
付記19に記載のプリント基板ユニット。
(付記21)
複数の前記バネ部材は、前記第二接触端子に設定外力よりも大きい外力が作用したとき、傾倒して互いに接触する、
付記12から付記20のいずれか1つに記載のプリント基板ユニット。
(付記22)
前記第一接触端子が複数設けられ、
複数の前記バネ部材の単位面積当たりの数である集積度は、複数の前記第一接触端子の前記集積度よりも高い、
付記12から付記21のいずれか1つに記載のプリント基板ユニット。
(付記23)
前記第一回路基板よりも面積が大きく、前記第一回路基板の前記インターポーザとは反対側に取り付けられる取付部材と、
前記第一回路基板の周囲に配置され、前記取付部材と前記インターポーザとで挟まれる板材と、
が設けられた、
付記12から付記22のいずれか1つに記載のプリント基板ユニット。
(付記24)
信号伝達用の第一固定端子と、電力供給用又は接地用の第二固定端子とを備えた第一回路基板と、信号伝達用の前記第一固定端子と、電力供給用又は接地用の前記第二固定端子とを備えた第二回路基板と、前記第一固定端子に押し付けられる第一接触端子と、前記第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で前記第一接触端子よりも大きい断面積とされ、前記押付方向に間隔をあけて一対設けられ、前記第二固定端子に押し付けられる第二接触端子と、一対の前記第二接触端子の間に配置され、前記第一接触端子よりも弾性が低く、一対の前記第二接触端子を前記第二固定端子へ押し付ける複数の導電性のバネ部材と、を備えたインターポーザと、を有するプリント基板ユニットと、
前記第一固定端子に供給される信号が入力される信号ユニットと、
前記第二固定端子に電力を供給する電力供給ユニットと、
を有する情報処理装置。
20 サーバ(情報処理装置の一例)
26 電源ユニット(電力供給ユニットの一例)
28 信号コネクタ(信号ユニットの一例)
30 プリント基板ユニット
36 パッケージ基板(第一回路基板の一例)
38 第一パッド(第一固定端子の一例)
42A 第二パッド(第二固定端子の一例)
42B 第二パッド(第二固定端子の一例)
44 基板(第二回路基板の一例)
46 第一パッド(第一固定端子の一例)
48A 第二パッド(第二固定端子の一例)
48B 第二パッド(第二固定端子の一例)
50 インターポーザ
52 ハウジング(基板の一例)
52A 第一貫通孔(貫通口の一例)
52B 第二貫通孔(貫通口の一例)
52F 上面
53A フランジ部(規制部の一例)
53B フランジ部(規制部の一例)
54 信号コンタクト(第一接触端子の一例)
56 電源コンタクト(第二接触端子の一例)
56A 端子本体
56B 突出部
56C 段差部
56D 上面
57 弾性材(バネ部材の一例)
58 電源コンタクト(第二接触端子の一例)
58A 端子本体
58B 突出部
58C 段差部
62 接地コンタクト(第二接触端子の一例)
63 弾性材(バネ部材の一例)
64 接地コンタクト(第二接触端子の一例)
72 ヒートシンク(取付部材の一例)
76 スペーサ(板材の一例)

Claims (10)

  1. 信号伝達用の第一固定端子に押し付けられる第一接触端子と、
    電力供給用又は接地用の第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で前記第一接触端子よりも大きい断面積とされ、前記押付方向に間隔をあけて一対設けられ、前記第二固定端子に押し付けられる第二接触端子と、
    一対の前記第二接触端子の間に配置され、前記第一接触端子よりも弾性が低く、一対の前記第二接触端子を前記第二固定端子へ押し付ける複数の導電性のバネ部材と、
    を有するインターポーザ。
  2. 前記バネ部材の単位面積当たりの本数は、前記第一接触端子の単位面積当たりの本数よりも多い、
    請求項1に記載のインターポーザ。
  3. 前記第二接触端子は、前記第一接触端子よりも大きい断面積の端子本体と、該端子本体から前記第二固定端子へ向けて突出する突出部とを有する、
    請求項1又は請求項2に記載のインターポーザ。
  4. 前記突出部は、凸に湾曲する断面を有する、
    請求項3に記載のインターポーザ。
  5. 前記突出部は、前記押付方向に見て、前記端子本体の中央に配置される、
    請求項3又は請求項4に記載のインターポーザ。
  6. 複数の前記バネ部材は、一方の前記第二接触端子に形成され、他方の前記第二接触端子に接触する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のインターポーザ。
  7. 複数の前記バネ部材は、それぞれ柱状に形成され、他方の前記第二接触端子に対して斜めに接触する、
    請求項6に記載のインターポーザ。
  8. 信号伝達用の第一固定端子と、電力供給用又は接地用の第二固定端子とを備えた第一回路基板と、
    信号伝達用の前記第一固定端子と、電力供給用又は接地用の前記第二固定端子とを備えた第二回路基板と、
    前記第一固定端子に押し付けられる第一接触端子と、前記第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で前記第一接触端子よりも大きい断面積とされ、前記押付方向に間隔をあけて一対設けられ、前記第二固定端子に押し付けられる第二接触端子と、一対の前記第二接触端子の間に配置され、前記第一接触端子よりも弾性が低く、一対の前記第二接触端子を前記第二固定端子へ押し付ける複数の導電性のバネ部材と、を備えたインターポーザと、
    を有するプリント基板ユニット。
  9. 前記バネ部材の単位面積当たりの本数は、前記第一接触端子の単位面積当たりの本数よりも多い、
    請求項8に記載のプリント基板ユニット。
  10. 信号伝達用の第一固定端子と、電力供給用又は接地用の第二固定端子とを備えた第一回路基板と、信号伝達用の前記第一固定端子と、電力供給用又は接地用の前記第二固定端子とを備えた第二回路基板と、前記第一固定端子に押し付けられる第一接触端子と、前記第二固定端子への押付方向に対して交差する交差方向で前記第一接触端子よりも大きい断面積とされ、前記押付方向に間隔をあけて一対設けられ、前記第二固定端子に押し付けられる第二接触端子と、一対の前記第二接触端子の間に配置され、前記第一接触端子よりも弾性が低く、一対の前記第二接触端子を前記第二固定端子へ押し付ける複数の導電性のバネ部材と、を備えたインターポーザと、を有するプリント基板ユニットと、
    前記第一固定端子に供給される信号が入力される信号ユニットと、
    前記第二固定端子に電力を供給する電力供給ユニットと、
    を有する情報処理装置。
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