JP6347834B2 - 車載プログラム書込み装置および地図データ書込み装置 - Google Patents
車載プログラム書込み装置および地図データ書込み装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6347834B2 JP6347834B2 JP2016529247A JP2016529247A JP6347834B2 JP 6347834 B2 JP6347834 B2 JP 6347834B2 JP 2016529247 A JP2016529247 A JP 2016529247A JP 2016529247 A JP2016529247 A JP 2016529247A JP 6347834 B2 JP6347834 B2 JP 6347834B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- battery voltage
- update
- program
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 37
- 230000005055 memory storage Effects 0.000 claims description 21
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 103
- 230000008569 process Effects 0.000 description 100
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 63
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 61
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 18
- 230000004044 response Effects 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 238000003491 array Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 208000032368 Device malfunction Diseases 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/60—Software deployment
- G06F8/65—Updates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/04—Large scale networks; Deep hierarchical networks
- H04W84/042—Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Description
また、特許文献2では、イグニッションがオンの状態で書込みを実施する記載はあるがエンジンを起動した状態とは記載されてないので、特許文献1と同様に、書込み実行中にバッテリ容量不足による書込み中断が発生する可能性がある。
本実施例では、車載制御装置は130、140、150の3つで構成しているが起動に係わる回路は同一であり、唯一シフトギア位置信号147だけが車載制御装置140から中継装置120へ出力されている信号である。従って本信号147を除いた回路動作を図2でまとめて説明する。車載制御装置130の入力には、バッテリ電源線173とイグニッション信号線171と車載ネットワーク160がある。リレー回路210がオン状態になるとバッテリ電源線173と電源線220が接続され、バッテリ電源がDC−DCコンバータ230へ供給される。DC−DCコンバータ230はバッテリ電圧をマイコンの電圧へ降圧してマイコンの電源端子240へ供給する。これによりマイコン131はパワーオンリセットして起動できる。ここでリレー回路210をオン状態にする信号が3つあるので下記に説明する。
次に自己保持信号PowerKeep 260を説明する。マイコン131がこの信号をオン状態に設定すると、イグニッション信号IGN 171とウェイクアップ検出信号WakeUp 250がオフ状態になっても回路構成からリレー回路210はオン状態を維持できることがわかる。従って、更新プログラムと更新データをフラッシュメモリROM133へ書込み際には、本信号をオン状態に設定しておけば、マイコンの電源を維持できるので安全を確保できる。
中継装置120の入力には、バッテリ電源線173、時計の信号線181、 書込み開始指令ボタンの信号線183、メモリ蓄積完了表示器の信号線185、書込み完了表示器の信号線187、バッテリ電圧異常表示器の信号線189、 バッテリ電圧正常表示器の信号線191、 イグニッション信号線171、シフトギア位置信号線147と車載ネットワーク160がある。また無縁送受信機121はマイコン122と信号線128を介して接続されている。リレー回路310がオン状態になるとバッテリ電源線173と電源線370が接続され、バッテリ電源がDC−DCコンバータ320へ供給される。DC−DCコンバータ320はバッテリ電圧をマイコンの電圧へ降圧してマイコンの電源端子371へ供給する。これによりマイコン122はパワーオンリセットして起動できる。ここで車載制御装置と同様に、リレー回路310をオン状態にする信号が3つあるので説明する。
次に自己保持信号PowerKeep 350を説明する。マイコン122がこの信号をオン状態にすると、イグニッション信号171やウェイクアップ検知信号WakeUp 340がオフ状態になっても回路構成からリレー回路310はオン状態を維持できることがわかる。従って、更新プログラムデータをフラッシュメモリの更新データROM125へ書込み際には、本信号をオン状態に設定しておけば、マイコン122の電源を維持できるので安全を確保できる。
負荷381は、高耐圧の抵抗で構成された擬似負荷であり、一端は電源線383を介してグランドに接続されている。リレー回路380には、その1つの端子に負荷381が電源線382を介して接続され、またもう1つの端子にはバッテリ電源線173が接続されている。さらにもう1つの端子にはマイコン122と信号線384を介して接続されている。電圧検出回路385には、その1つ端子にマイコン122が出力した基準電圧のアナログ信号線386が接続され、もう1つの端子にはバッテリ電源線173が接続されている。さらにその出力端子はフリップフロップ回路388のD端子へ信号線387を介して接続されている。またフリップフロップ回路388のT端子には、マイコン122が出力した電圧観測パルス信号線389が接続されている。さらにその出力端子Qは、信号線390を介してマイコン122と接続されている。
ここで縦軸は電圧(V)、横軸は時刻tである。2400は無負荷時のバッテリ電圧波形、2410はマイコン122が出力した第1の基準電圧、2420はマイコン122が出力した電圧観測パルスである。無負荷時のバッテリ電圧が第1の基準電圧以上であるか判定するために、マイコン122は、まず最初に信号線385へオフ信号を出力する。この結果バッテリ電圧173は負荷381と切り離されるので電圧検出回路の入力端子へは無負荷時のバッテリ電圧が入力されることになる。次にマイコン122はアナログ信号線386へ第1の基準電圧を出力し、その後電圧観測パルス信号線389をオンし、一定時間後にオフする。この動作により、フリップフロップ回路388は信号線389がオンの時間は、電圧検出回路385の出力信号387を入力し、オフになる立下りのタイミングで信号線387をラッチする動作を行う。結果として、ラッチ結果は信号線390を介してマイコン122ヘ入力することができる。電圧検出回路386は、バッテリ電圧173が第1の基準電圧386より高ければ信号線387へ1を出力し、低ければ信号線387へ0を出力するので、マイコン122は信号線390の値が1または0により第1の基準電圧以上または基準電圧以下であることが容易に判別できる。図24では、このラッチタイミングが点線2430で示した時刻であり、バッテリ電圧2400が第1の基準電圧2410よりも高いので、信号線390には1が出力される。
ここで縦軸は電圧(V)、横軸は時刻tである。2500は負荷接続時のバッテリ電圧波形、2510はマイコン122が出力した第2の基準電圧、2520はマイコン122が出力した電圧観測パルスである。負荷接続時のバッテリ電圧が第2の基準電圧以上であるか判定するために、マイコン122は、まず最初に信号線385へオン信号を出力する。この結果バッテリ電圧173は負荷381ときりはなれ接続されるので電圧検出回路の入力端子へは負荷接続時のバッテリ電圧が入力されることになる。バッテリには内部抵抗があるので、図25のバッテリ電圧2500に示したように0Vにはならない。次にマイコン122はアナログ信号線386へ第2の基準電圧を出力し、その後電圧観測パルス信号線389をオンし、一定時間後にオフする。この動作により、フリップフロップ回路388は信号線389がオンの時間は、電圧検出回路385の出力信号387を入力し、オフになる立下りのタイミングで信号線387をラッチする動作を行う。結果として、ラッチ結果は信号線390を介してマイコン122ヘ入力することができる。電圧検出回路386は、バッテリ電圧173が第2の基準電圧386より高ければ信号線387へ1を出力し、低ければ信号線387へ0を出力するので、マイコン122は信号線390の値が1または0により第2の基準電圧以上または基準電圧以下であることが容易に判別できる。図25では、このラッチタイミングが点線2530で示した時刻であり、バッテリ電圧2500が第2の基準電圧2510よりも高いので、信号線390には1が出力される。
割り込みテーブル400は、マイコンの外部や内部で発生した割り込みを本テーブルに登録したアドレスへ分岐させるテーブルである。詳細は後述するが、中継装置では、無線送受信機から更新プログラムデータを受信した時に処理を行う無線送受信機受信割り込みプログラムのアドレス410と書込み開始指令ボタンが押されたかチェックするための500ms周期割り込みプログラムのアドレス420が設定されている。また書込み開始指令受信処理プログラムは外部センタからの指令により起動するケース(請求項4、5)と1000ms周期起動するケース(請求項6、7)がある。
割り込みテーブル500は、マイコンの外部や内部で発生した割り込みを本テーブルに登録したアドレスへ分岐させるテーブルである。前述したように車載制御装置では、イグニッションIGNがオンになった場合や、車載ネットワークからウェイクアップパターンを受信するとマイコンの電源がオンとする。510は電源オンの時に実行するプログラムのアドレスを登録してある。520は、中継装置から更新プログラムと更新データを受信した時に実行するプログラムのアドレスが登録してある。
図6は、外部センタの送信データ構成である。外部センタ100が無線で送信する複数の更新プログラムデータ構成600と書込み開始指令構成620の通信フォーマットを説明する。
の第2の時間帯のスタート時刻であり、ET2は第2の時間帯のエンド時刻を示している。Nは送信された更新プログラムデータの数を示している。SIZE[1]は最初に送信する更新プログラムデータのサイズであり、バイト単位で表現している。SIZE[N]は最後に送信する更新プログラムデータのサイズである。
次にECU[1]は最初に送信する更新プログラムデータ情報であり、ECU[N]は最後に送信する更新プログラムデータ情報である。更新プログラムデータ情報の数もNと同じである。EOFは送信データの最後を示す情報である。
受信データコマンドのCMDを更新データROMの変数RECCMDへ書込み、
受信データ第2の時間帯の開始時刻ST2を更新データROMの変数RECST2へ書込み、
受信データ第2の時間帯の終了時刻ET2を更新データROMの変数RECET2へ書込み、
受信データ更新プログラムデータの数Nを更新データROMの変数RECNへ書込み、
受信データ各受信データサイズSIZE[1]〜SIZE[RECN]を更新データROMの配列RECSIZE[1]〜RECSIZE[RECN]へ書込み、
受信データ車載制御装置番号ECUID[1]〜ECUID[RECN]を更新データROMの配列RECECUID[1]〜RECECUID[RECN]へ書込み、
受信データの更新プログラムと更新データのバージョンVNO[1]〜VNO[RECN]を更新データROMの配列RECECUVNO[1]〜RECECUVNO[RECN]へ書込み、
受信データの更新プログラムと更新データの書込み先頭アドレスPADR[1]〜PADR[RECN]を更新データROMの配列RECECUPADR[1]〜RECECUPADR[RECN]へ書込み、
受信データの更新プログラムと更新データサイズPSIZE[1]〜PSIZE[RECN]を更新データROMの配列RECECUPSIZE[1]〜RECECUPSIZE[RECN]へ書込み、
受信データの更新プログラムと更新データ本体PROGDATA[1]〜PROGDATA[RECN]を更新データROMの配列RECECUPROGDATA[1]〜RECECUPROGDATA[RECN]へ書込む。
されることである。
、通知データを無線送受信機への送信処理プログラム823へ渡して実行される。
次に、予め決められた時間帯に外部センタから送信される書込み開始指令コマンドの送信データ構成を図6の620を用いて説明する。620の先頭のヘッダは送信開始を指示する情報であり、VINは車両を一意に特定する車両番号である。CMDは書込み開始指令コマンドである。EOFは送信終了を指示する情報でる。ここでCMDが” SNDPROG”であれば受信データは更新プログラムデータを意味し、” WRITE “であれば受信データは書込み開始指令を意味する。ここでは書込み開始指令であるため、”WRITE”コマンドとなる。このように、”SNDPROG”コマンドと”WRITE”コマンドではCMD以降のデータが大きく異なる。
。
中継装置は、最初に全ての車載制御装置を起動するため、1501の車載ネットワークのCANバスへウェイクアップパターンを送信する。次に1502の変数WKMAXTIMEへ定数ウェイクアップ最大待ち時間をセットし、1503の判定文WKMAXTIME > 経過時間 の判定を行う。この判定文は、ウェイクアップパターンを受信した車載制御装置の電源がオンとなって立ち上がるまで一定時間待つためである。もし1503でYESであれば最大待ち時間以内であり、まだ立ち上がらずにいる車載制御装置が存在するかもしれないことを意味する。従って、NOになるまで待ってから1504の処理を実行する。すなわち全ての車載制御装置が立ち上がっている状態で1504を実行している。図15の処理の途中ではあるが、ウェイクアップパターンを受信した車載制御装置の動作を図16の車載制御装置のウェイクアップ受信処理を用いて説明する。まずウェイクアップパターンを受信すると、前述したように、1600の全ての車載制御装置の電源がオンとなる。次に1601のPowerKeep信号をオンし、1602のCANバスからウェイクアップ受信確認をWakeUp信号によって確認する。次に1603により中継装置専用のCANIDを送信バッファのCANIDフィールドへ設定し、”WAKEUP_RESPONSE”を送信バッファのCMDフィールドへ設定し、自分自身の車載制御装置ECUIDを送信バッファのDATAフィールドへ設定する。次に1604で送信バッファの内容をCANバスへ送信し、終了する。このように、車載制御装置は、自身の立上げ完了を中継装置へCANバスを介して通知している。次に図15の1504へ戻って説明を行う。すなわち全ての車載制御装置が立ち上がった後に車載制御装置をリプロモードにしなけらばならない。このため、まずRECECUID[1]の車載制御装置をリプロモードして書込みを行う処理を行う。最初に1504で変数nへ1をセットし、1505で送信バッファのCANIDフィールドへRECECUID[n]専用CANIDの設定と、送信バファのCMDフィールドへリプロモードコマンドを意味する”REPRO_MODE”の設定と、送信バッファのDATAフィールドへ中継装置専用のECUIDを設定し、送信バッファをCANバスへ送信する。次に1506では変数REPROMAXTIMEへモード変更最大待ち時間を設定し、次の1507では車載制御装置番号RECECUID[n]からの応答を待つため、経過時間が最大時間を越えるまで待つ。超えた場合はNOとなるので、1508のRECECU[n]からの受信データを調べる処理を行う。ここで図15の処理の説明の途中ではあるが、リプロモードを受信した車載制御装置番号RECECUID[n]の車載制御装置の動作を図17のRECECUID[n]のリプロモード受信処理を説明する。
すなわち受信した全ての更新プログラムと更新データを該当する車載制御装置へ送信完了したかチェックし、1800における送信処理が完了した場合に2100の書込み完了処理を実行して終了する。
中継装置がRECECUID[n]の車載制御装置へ更新プログラムと更新データを4バイト単位で送信し、送信完了後に書込み完了結果を車載制御装置から受信してその結果を記憶する処理を行っている。
まず1801では変数CMMANDへコマンド”WRITE”を設定し、次の1802では変数ECUIDへRECECUID[n]を設定し、変数SNDPADRへERCECUPADR[n]を設定し、変数PSIZEへRECECUPSIZE[n]を設定し、変数PROGDATAADRへRECECUPROGDATA[n]の先頭アドレスを設定し、変数SNDPDATAへPROGDATAADRから4バイトデータを設定し、変数SNDSIZEへ0を設定している。次に1803では変数CANIDへ送信先の車載制御装置ECUID専用CANIDを設定し、1804では送信バッファのCANIDフィールドへ変数CANIDを設定し、送信バッファのCMDフィールドへ変数CMMANDを設定し、送信バッファのPADRフィールドへ変数SNDPADRを設定し、送信バッファのDATAフィールドへ変数SNDPDATAを設定している。次の1805では送信バッファの内容をCANバスへ送信している。以上の処理で更新プログラムと更新データの最初の書込みアドレスと更新プログラムと更新データの最初の4バイトデータを車載制御措置へ送信できた。次に1806では、更新プログラムと更新データの次の4バイトデータを送信するための準備を行っている。すなわち変数PROGDATAADRを4インクリメントし、変数SNDPDATAへ変数PROGDATAADRで示すアドレスから4バイトデータをセットし、変数SNDPADRを4インクリメントし、変数SNDSIZEも4インクリメントしている。これにより、更新プログラムと更新データの次の4バイトデータと、書込みアドレスをそれぞれ設定できたことになる。次の1807では、更新プログラムと更新データを当該車載制御装置へ送信したかチェックするため、変数SNDSIZEと変数PSIZEが一致したかチェックしている。NOであれば1804へ戻り送信処理を繰り返す。YESであれば1808を実行し、変数CMMANDへ送信完了を意味する”END”を設定し、送信バッファのCANIDフィールドへECUID専用のCANIDを設定し、送信バッファのCMDフィールドへ変数CMMANDを設定し、送信バッファの内容をCANバスへ送信する。以上でRECECUID[n]の車載制御装置へ更新プログラムと更新データを全て送信したことになるので、2000のRECECUID[n]の書込み完了処理を実行して終了する。図18の処理は、図15の1800から実行されているので、図15の1511からわかるように、全ての更新プログラムと更新データを送信している。
本プログラムは、図8Aの車載制御装置の制御プログラム、データ格納エリア8A03領域へ更新プログラムと更新データを書込む処理を行うが、本領域はフラッシュメモリであるため、本来ならば最初に本領域に既に書込まれているプログラムとデータを消去してから書込む必要がある。しかし消去処理は本実施例では発明の本質とは無関係であることと簡単化のため、省略して説明する。1901では受信バッファのCANIDフィールドのデータを変数CANIDへ設定し、受信バッファのCMDフィールドのデータを変数CMANDへ設定している。次に、1902では変数CANIDと自車載制御装置のCANIDの一致チェックを行い、NOならば他車載制御装置への送信データと判断し終了する。YESなら1903において変数CMANDが”WRITE”であるかチェックし、YESなら書込みコマンドと判定し、1904において変数SNDPADRへ受信バッファのPADRフィールドのデータSNDPADRをセットし、変数SNDPDATAへ受信バッファのDATAフィールドのデータSNDPDATAをセットする。次の1905〜1907は、図8Aの8A03の制御プログラム、データを書き換える処理である。まず1905において書込みアドレス設定レジスタMADRへ変数SNDPADRを設定し、1906にて書込みデータ設定レジスタMDATAへ変数SNDPDATAを設定し、1907においてコマンドレジスタMCOMヘ書込みコマンドWRITEを設定している。書込みの実行はMCOMレジスタへWRITEコマンドが設定された時点で開始されるので、更新プログラムと更新データの4バイトを保持する変数SNDPDATAが8A03の領域のアドレスSNDPADRへ書込まれたことになる。次に1908において書込みが成功したかチェックするため状態レジスタROMStatusにエラーERRORを検出したかを判定している。YESであれば4バイトの書込みは失敗したことを意味するので、1909で変数ERRStatusへ”NG”をセットして終了する。もしNOならば4バイトの書込みは成功したので終了する。以上述べた処理は4バイトの書込み処理であるが、本処理は図18の1805において送信されたデータに基づいて行われた処理である。図18では1807で更新プログラムと更新データの全てを送信する処理を繰り返すので、本処理も同様に受信する度に繰返すことになる。一方、1903においてNOである場合は、更新プログラムと更新データ全てを書込み完了した後に中継装置から送信されるコマンド”END”であるかチェックし、当該制御装置の書込み完了を中継装置へ通知する処理である。まず1910において変数CMANDが”END”であるかチェックし、NOならば終了とする。YESならば1911にて変数CANIDへ中継装置専用CANIDをセットし、1912にて変数CMMANDへ”END”の応答を意味する”RESPONSE”をセットし、1913では変数SNDPDATAへ変数ERRStatusをセットし、1914において送信バッファのCANIDフィールドへ変数CANIDをセットし、送信バッファのCMDフィールドへ変数CMMANDをセットし、送信バッファのDATAフィールドへ変数SNDPDATAをセットし、次の1915において送信バッファの内容をCANバスへ送信している。以上で、4バイトの書込み処理とその結果を中継装置へ通知を終了したので、次の1916では車載制御装置の動作モードをリプロモードから通常動作モードへ変更し、1917でPowerKeep信号をオフして終了している。
次に負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行う。2607でリレー回路制御信号384をオンする。これによりバッテリ電源線173と負荷381は接続された。次に2608で基準電圧Ref信号386へ第2の基準電圧をセットし、2609で電圧観測パルス信号389をオンする。次の2610で経過時間が第2の規定時間以上かチェックし、NOならば2609を繰返す。YESならば、2611で電圧観測パルス信号389をオフし、2612で変数RESULTVOL_2へプリップフロップ回路出力信号390をセットする。
次に2613で変数RESULVOL_1または変数RESULVOL_2をORしてその結果が1であるかチェックしている。NOならば2615で変数RESULTVOLへ”NG”をセットし、2616でバッテリ電圧異常表示器188を点灯して終了する。もしYESならば2614で変数RESULTVOLへ”OK”をセットし、2617でバッテリ電圧正常表示器190を点灯して終了する。
2301において変数nへ1をセットし、2302において送信バッファのCANIDフィールドへRECECUID[n]専用のCANIDをセットし、送信バッファのCMDフィールドへリプロモードコマンド”REPRO_MODE”をセット、送信バッファのDATAフィールドへ中継装置のECUIDをセットし、送信バッファの内容をCANバスへ送信している。以上の処理は、イグニッションがオンであるため車載制御装置の電源はオンであるので、中継装置はウェイクアップパターンを送信せずに、リプロモード遷移要求コマンド”REPRO_MODE”を送信している。次に2303において変数REPROMAXTIMEへモード変更最大待ち時間をセットし、2304にてREPROMAXTIME時間が経過するまで待つ処理を行っている。経過した場合はNOとなり、2305において変数CANIDへ受信バッファのCANIDフィールドのデータCANIDをセットし、変数CMDへ受信バッファのCMDフィールドのデータCMDをセットし、変数DATAへ受信バッファのDATAフィールドのデータDATAをセットしている。次に、2306において変数CMDが”REPRO_RESPONSE”と一致するかチェックし、NOならば異常と判定して2307のRESULTECU[n]へ”NG”を設定する。もしYESならば1800の“RECECUID[n]へ更新プログラム送信処理”を実行し、2308の変数nがRECNと一致したかチェックする。NOであれば、全ての更新プログラムと更新データを送信していないので、2309において変数nをインクリメントして2302を繰返し実行する。もし2308においてYESであれば2100の書込み完了処理を実行して終了する。以上述べた処理2301〜2310は、図15の1504〜1513と全く同一である。従って1800の“RECECUID[n]へ更新プログラム送信処理”と2100の書込み完了処理は、再度説明する必要は無いので省略する。
130,140,150・・・車載制御装置
129・・・電圧チェック回路
160・・・車載ネットワーク
2700・・・バッテリ電圧チェック装置
Claims (15)
- 車両に搭載された機器の動作を制御プログラムで制御する複数の車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新プログラムと更新データなどを含む更新プログラムデータを受信してメモリへ蓄積する中継装置と、を備え、前記車載制御装置と前記中継装置は車載ネットワークで接続された車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、バッテリ電圧チェック回路を備え、
前記車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データを書込む前に前記バッテリ電圧チェック回路による無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、
バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に第2の基準電圧以上である場合は書込みを実行し、その他の場合には書込みを実行しないことを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項1に記載の車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、バッテリ電圧異常表示器を備え、
前記バッテリ電圧チェック回路による前記無負荷時と前記負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、前記バッテリ電圧が前記第1の基準電圧以下かつ前記第2の基準電圧以下である場合に前記バッテリ電圧異常表示器を点灯することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項1に記載の車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、バッテリ電圧正常表示器を備え、
前記バッテリ電圧チェック回路による前記無負荷時と前記負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、前記バッテリ電圧が前記第1の基準電圧以上または前記第2の基準電圧以上である場合に前記バッテリ電圧正常表示器を点灯することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 車両に搭載された機器の動作を制御プログラムで制御する複数の車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新プログラムと更新データなどを含む更新プログラムデータを受信してメモリへ蓄積する中継装置と、を備え、前記車載制御装置は前記制御プログラムを実行する通常動作モードと前記制御プログラムを前記更新プログラムへ書き換えるリプロモードを有し、前記車載制御装置と前記中継装置は車載ネットワークで接続された車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、バッテリ電圧チェック回路を備え、
予め決められた第1の時間帯以前に前記外部センタから送信された前記複数の車載制御装置の前記更新プログラムデータをイグニッションがオン状態の場合に受信する手段と、
前記外部センタから前記第1の時間帯に送信された書込み開始指令を受信した場合に、前記バッテリ電圧チェック回路による無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、
バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に第2の基準電圧以上であれば前記車載制御装置をウェイクアップ起動し前記リプロモードへ遷移させる手段と、
前記車載制御装置は、前記中継装置へリプロモード遷移を通知し、
前記中継装置は、前記車載制御装置からの前記リプロモード遷移通知と前記メモリへ蓄積された当該車載制御装置の前記更新プログラムデータの有無に基づき当該車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを前記第1の時間帯に実行することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項4に記載の車載プログラム書込み装置おいて、
前記外部センタから前記第1の時間帯の範囲内に送信された前記書込み開始指令を受信し、かつ、前記イグニッションがオフ状態の場合に、前記バッテリ電圧チェック回路による前記無負荷時と前記負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、
前記バッテリ電圧が前記無負荷時に前記第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に前記第2の基準電圧以上であれば前記車載制御装置をウェイクアップ起動し、前記リプロモードへ遷移させる手段を有し、
前記車載制御装置は、前記中継装置へリプロモード遷移を通知し、
前記中継装置は、前記車載制御装置からの前記リプロモード遷移通知と前記メモリへ蓄積された当該車載制御装置の前記更新プログラムデータの有無に基づき当該車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを前記第1の時間帯に実行することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 車両に搭載された機器の動作を制御プログラムで制御する複数の車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新プログラムと更新データと書込み開始指令を実行する第2の時間帯を含む更新プログラムデータを受信してメモリへ蓄積する中継装置と、を備え、前記車載制御装置は前記制御プログラムを実行する通常動作モードと前記制御プログラムを前記更新プログラムへ書き換えるリプロモードを有し、前記車載制御装置と前記中継装置は車載ネットワークで接続された車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、バッテリ電圧チェック回路と、
前記第2の時間帯以前に前記外部センタから送信された前記複数の車載制御装置の前記更新プログラムデータをイグニッションがオン状態の場合に受信する手段を有し、前記車両に搭載された時計に基づいて前記第2の時間帯に前記バッテリ電圧チェック回路による無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に第2の基準電圧以上であれば前記車載制御装置をウェイクアップ起動し、前記リプロモードへ遷移させる手段とを有し、
前記車載制御装置は、前記中継装置へリプロモード遷移を通知し、
前記中継装置は、前記車載制御装置からの前記リプロモード遷移通知と前記メモリへ蓄積された当該車載制御装置の前記更新プログラムデータの有無に基づき当該車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを前記第2の時間帯に実行することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項6に記載の車載プログラム書込み装置おいて、
前記イグニッションがオフ状態の場合に前記車両に搭載された前記時計に基づいて前記第2の時間帯に前記バッテリ電圧チェック回路による前記無負荷時と前記負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、
前記バッテリ電圧が前記無負荷時に前記第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に前記第2の基準電圧以上であれば前記車載制御装置をウェイクアップ起動し、前記リプロモードへ遷移させる手段を有し、
前記車載制御装置は、前記中継装置へ前記リプロモード遷移を通知し、
前記中継装置は、前記車載制御装置からの前記リプロモード遷移通知と前記メモリへ蓄積された当該車載制御装置の前記更新プログラムデータの有無に基づき当該車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを前記第2の時間帯に実行することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、前記外部センタから前記複数の車載制御装置の前記更新プログラムデータの受信を完了すると前記車両内のメモリ蓄積完了表示器を点灯し、かつ、前記外部センタへメモリ蓄積完了通知を行うことを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車載プログラム書込み装置において、
前記複数の車載制御装置は、前記更新プログラムと前記更新データの書込み完了後に前記中継装置へ書込み完了を通知する手段を有し、
前記中継装置は、全ての前記複数の車載制御装置からの書込み完了通知を受信した後に、前記車両内の前記書込み完了表示器を点灯し、かつ、前記外部センタへ更新完了通知を実行することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 車両に搭載された機器の動作を制御プログラムで制御する複数の車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新プログラムと更新データを含む更新プログラムデータを受信しメモリへ蓄積する中継装置と、を備え、前記車載制御装置は前記制御プログラムを実行する通常動作モードと前記制御プログラムを前記更新プログラムへ書き換えるリプロモードを有し、前記車載制御装置と前記中継装置は車載ネットワークで接続された車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、メモリ蓄積完了表示器と書込み開始指令ボタンと書込み完了表示器とバッテリ電圧チェック回路と、前記外部センタから送信された前記複数の車載制御装置の前記更新プログラムデータをイグニッションがオン状態の場合に受信する手段と、を有し、
受信完了した場合に前記メモリ蓄積完了表示器を点灯し、
前記メモリ蓄積完了表示器が点灯しかつ前記書込み開始指令ボタンがオンである場合に、前記バッテリ電圧チェック回路による無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に第2の基準電圧以上であれば前記車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを開始し、
書込みを完了した後に前記書込み完了表示器を点灯し、
前記メモリ蓄積完了表示器が消灯または前記バッテリ電圧が前記第1の基準電圧以下かつ前記第2の基準電圧以下であれば、前記書込み開始指令ボタンをオンにしても前記更新プログラムと前記更新データの書込みを実行しないことを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項10に記載の車載プログラム書込み装置において、
前記メモリ蓄積完了表示器が点灯しかつ前記イグニッションがオン状態でかつ前記車両のシフトギア位置がパーキングでかつ前記書込み開始指令ボタンがオンである場合に、前記バッテリ電圧チェック回路による前記無負荷時と前記負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、前記バッテリ電圧が前記無負荷時に前記第1の基準電圧以上、または前記負荷接続時に前記第2の基準電圧以上であれば前記車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを開始し、書込みを完了した後に前記書込み完了表示器を点灯し、
前記メモリ蓄積完了表示器が消灯または前記イグニッションがオフ状態または前記車両の前記シフトギアが前記パーキング以外の位置または前記バッテリ電圧が前記第1の基準電圧以下かつ前記第2の基準電圧以下であれば、前記書込み開始指令ボタンをオンにしても前記更新プログラムと前記更新データの書込みを実行しないことを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 車両に搭載された機器の動作を制御プログラムで制御する複数の車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新プログラムと更新データと第2の時間帯を含む更新プログラムデータを受信しメモリへ蓄積する中継装置と、を備え、前記車載制御装置は前記制御プログラムを実行する通常動作モードと前記制御プログラムを前記更新プログラムへ書き換えるリプロモードを有し、前記車載制御装置と前記中継装置は車載ネットワークで接続された車載プログラム書込み装置において、
前記中継装置は、メモリ蓄積完了表示器と書込み開始指令ボタンと書込み完了表示器とバッテリ電圧チェック回路と、を有し、
前記中継装置は、前記外部センタから送信された前記複数の車載制御装置の前記更新プログラムデータをイグニッションがオンの場合に受信する手段と、
受信完了した場合に前記メモリ蓄積完了表示器を点灯する手段と、
前記メモリ蓄積完了表示器が点灯しかつ前記書込み開始指令ボタンのオンを検出したとき、前記検出時刻が前記第2の時間帯の範囲内であれば、前記バッテリ電圧チェック回路による無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上または前記負荷接続時に第2の基準電圧以上の場合に前記車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを前記第2の時間帯に実行し、前記複数の車載制御装置への書込みが完了後に前記書込み完了表示器を点灯し、前記メモリ蓄積完了表示が消灯または前記検出時刻が前記第2の時間帯の範囲外または前記バッテリ電圧が前記第1の基準電圧以下でかつ前記第2の基準電圧以下であれば書込みを実行しない手段と、を有することを特徴とする車載プログラム書込み装置。 - 請求項12に記載の車載プログラム書込み装置において、
前記メモリ蓄積完了表示器が点灯しかつ前記イグニッションがオン状態でかつ前記車両のシフトギア位置がパーキングでかつ前記書込み開始指令ボタンのオンを検出したとき、前記検出時刻が前記第2の時間帯の範囲内であれば、前記バッテリ電圧チェック回路による前記無負荷時と前記負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、前記バッテリ電圧が前記無負荷時に前記第1の基準電圧以上、または前記負荷接続時に前記第2の基準電圧以上の場合に前記車載制御装置へ前記更新プログラムと前記更新データの書き込みを前記第2の時間帯に実行し、前記複数の車載制御装置への書込みが完了後に前記書込み完了表示器を点灯し、前記メモリ蓄積完了表示が消灯または前記イグニッションがオフ状態または前記車両の前記シフトギアが前記パーキング以外の位置または前記書込み開始指令ボタンのオンを検出した時刻が前記第2の時間帯の範囲外または前記バッテリ電圧が前記第1の基準電圧以下でかつ前記第2の基準電圧以下であれば、書込みを実行しない手段を有することを特徴とする車載プログラム書換え装置。 - 車両に搭載された機器の動作を地図データに基づき制御する車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新地図データを受信してメモリへ蓄積する中継装置と、を備え、前記車載制御装置と前記中継装置は車載ネットワークで接続された地図データ書込み装置において、
前記中継装置は、バッテリ電圧チェック回路を備え、
前記車載制御装置へ前記更新地図データを書込む前に前記バッテリ電圧チェック回路による無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、
バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に第2の基準電圧以上である場合に書込みを実行し、その他の場合には書込みを実行しないことを特徴とする地図データ書込み装置。 - 車両に搭載された機器の動作を制御プログラムで制御する複数の車載制御装置と、外部センタから送信された前記車載制御装置の更新プログラムと更新データなどを含む更新プログラムデータを受信してメモリへ蓄積する中継装置と、バッテリ電圧チェック装置と、を備え、前記車載制御装置と前記中継装置と前記バッテリ電圧チェック装置とは車載ネットワークで接続された車載プログラム書込み装置において、
前記バッテリ電圧チェック装置は、バッテリ電圧チェック回路を備え、
前記バッテリ電圧チェック回路は、無負荷時と負荷接続時のバッテリ電圧チェックを行い、バッテリ電圧が前記無負荷時に第1の基準電圧以上、または、前記負荷接続時に第2の基準電圧以上であるかを示すバッテリ状態信号を前記車載ネットワークへ送信し、
前記中継装置は、受信した前記バッテリ状態信号に基づき書込みを実行または書込みを実行しないことを特徴とする車載プログラム書込み装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014124891 | 2014-06-18 | ||
JP2014124891 | 2014-06-18 | ||
PCT/JP2015/066432 WO2015194406A1 (ja) | 2014-06-18 | 2015-06-08 | 車載プログラム書込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015194406A1 JPWO2015194406A1 (ja) | 2017-04-20 |
JP6347834B2 true JP6347834B2 (ja) | 2018-06-27 |
Family
ID=54935393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016529247A Active JP6347834B2 (ja) | 2014-06-18 | 2015-06-08 | 車載プログラム書込み装置および地図データ書込み装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10310838B2 (ja) |
EP (1) | EP3159221B1 (ja) |
JP (1) | JP6347834B2 (ja) |
CN (1) | CN106458113B (ja) |
WO (1) | WO2015194406A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210141629A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Program update system and vehicle management server |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6369332B2 (ja) * | 2015-01-05 | 2018-08-08 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載中継装置 |
JP6281535B2 (ja) * | 2015-07-23 | 2018-02-21 | 株式会社デンソー | 中継装置、ecu、及び、車載システム |
JP6135723B2 (ja) * | 2015-08-20 | 2017-05-31 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械及びこれを備えたプログラム書き換えシステム |
JP6384733B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2018-09-05 | 本田技研工業株式会社 | 通信システム、及び制御装置 |
JP6658409B2 (ja) * | 2016-09-02 | 2020-03-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載更新システム、車載更新装置及び通信装置の更新方法 |
JP6756225B2 (ja) * | 2016-10-04 | 2020-09-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載更新システム、車載更新装置及び更新方法 |
JP6696417B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2020-05-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載更新装置、更新システム及び可搬型通信器 |
US10387139B2 (en) | 2017-07-25 | 2019-08-20 | Aurora Labs Ltd. | Opportunistic software updates during select operational modes |
JP6881150B2 (ja) * | 2017-08-16 | 2021-06-02 | 住友電気工業株式会社 | 制御装置、制御方法、およびコンピュータプログラム |
JP7091630B2 (ja) * | 2017-10-13 | 2022-06-28 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
DE102017125172A1 (de) * | 2017-10-26 | 2019-05-02 | Schréder S.A. | Verfahren zur Aktualisierung eines Bootloaders eines Controllers einer Leuchte |
JP6922667B2 (ja) * | 2017-11-06 | 2021-08-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | プログラム更新装置、プログラム更新システム及びプログラム更新方法 |
JP6958308B2 (ja) * | 2017-12-11 | 2021-11-02 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載更新装置、プログラム及び、プログラム又はデータの更新方法 |
KR102053272B1 (ko) * | 2017-12-29 | 2019-12-06 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 소프트웨어 업데이트 장치 및 이를 이용한 소프트웨어 업데이트 방법 |
US11449327B2 (en) | 2018-11-30 | 2022-09-20 | Paccar Inc | Error-resilient over-the-air software updates for vehicles |
US11356425B2 (en) | 2018-11-30 | 2022-06-07 | Paccar Inc | Techniques for improving security of encrypted vehicle software updates |
CN109885342B (zh) * | 2019-02-25 | 2022-11-08 | 深圳警翼智能科技股份有限公司 | 一种执法记录仪的系统程序修复方法 |
JP6973465B2 (ja) * | 2019-11-28 | 2021-12-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載中継装置、プログラム及び中継方法 |
JP7519195B2 (ja) * | 2020-03-19 | 2024-07-19 | 本田技研工業株式会社 | ソフトウェア書換装置 |
JP2021149700A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 本田技研工業株式会社 | ソフトウェア書換装置 |
CN111475187B (zh) * | 2020-03-25 | 2023-09-08 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种可单电控刷写与obd刷写的软件刷写设备 |
JP7287361B2 (ja) * | 2020-07-30 | 2023-06-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車載システム |
JP2022037805A (ja) * | 2020-08-25 | 2022-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車載システム |
JP7447768B2 (ja) * | 2020-11-12 | 2024-03-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車載中継装置 |
JP7323569B2 (ja) * | 2021-04-07 | 2023-08-08 | 矢崎総業株式会社 | 車載ソフトウェア更新方法および車載システム |
CN113238777B (zh) * | 2021-05-20 | 2023-08-22 | 网易(杭州)网络有限公司 | 应用程序更新方法、装置、设备及存储介质 |
US11681518B2 (en) * | 2021-09-29 | 2023-06-20 | Geotab Inc. | Systems and methods for safe over-the-air update of electronic control units in vehicles |
US11829748B1 (en) | 2021-09-29 | 2023-11-28 | Geotab Inc. | Systems and methods for safe over-the-air update of electronic control units in vehicles |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3375499B2 (ja) | 1996-10-08 | 2003-02-10 | 松下電器産業株式会社 | ガス遮断装置 |
JP3956694B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2007-08-08 | 株式会社デンソー | 車両内情報通信システム及び車載電源制御ユニット |
JP2004028000A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 通信による車載ecuのメモリ書き換え装置 |
JP4593095B2 (ja) | 2003-08-29 | 2010-12-08 | 株式会社デンソー | プログラム書込装置,プログラム書込システム,送信装置およびプログラム |
US8290659B2 (en) | 2003-12-15 | 2012-10-16 | Hitachi, Ltd. | Information updating method of vehicle-mounted control apparatus, update information communication system, vehicle-mounted control apparatus, and information management base station apparatus |
JP2007011734A (ja) | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Denso Corp | 車載制御装置 |
US8417442B2 (en) * | 2006-09-19 | 2013-04-09 | Intuitive Control Systems, Llc | Collection, monitoring, analyzing and reporting of traffic data via vehicle sensor devices placed at multiple remote locations |
JP5078857B2 (ja) * | 2008-12-01 | 2012-11-21 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | リアルタイム制御ネットワークシステム |
CN102378966B (zh) | 2009-03-31 | 2014-02-19 | 丰田自动车株式会社 | 车载软件更新装置 |
JP5229740B2 (ja) | 2009-05-29 | 2013-07-03 | Necインフロンティア株式会社 | 通信システム、送信装置、受信装置、ファームウェアの更新方法、及びプログラム |
WO2012017719A1 (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両用プログラム書換えシステム |
KR101360705B1 (ko) * | 2011-09-22 | 2014-02-07 | 기아자동차주식회사 | 차량 업그레이드 시스템 및 그 방법 |
JP6056424B2 (ja) * | 2012-11-29 | 2017-01-11 | 株式会社デンソー | 車載プログラム更新装置 |
US9008907B2 (en) * | 2013-05-31 | 2015-04-14 | Hugh D Copeland | Intelligent vehicle power control system and method |
-
2015
- 2015-06-08 WO PCT/JP2015/066432 patent/WO2015194406A1/ja active Application Filing
- 2015-06-08 CN CN201580028638.9A patent/CN106458113B/zh active Active
- 2015-06-08 JP JP2016529247A patent/JP6347834B2/ja active Active
- 2015-06-08 US US15/310,633 patent/US10310838B2/en active Active
- 2015-06-08 EP EP15810231.9A patent/EP3159221B1/en active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210141629A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Program update system and vehicle management server |
US11704106B2 (en) * | 2019-11-08 | 2023-07-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Program update system and vehicle management server |
US20230305835A1 (en) * | 2019-11-08 | 2023-09-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Program update system and vehicle management server |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20170075678A1 (en) | 2017-03-16 |
CN106458113A (zh) | 2017-02-22 |
EP3159221B1 (en) | 2023-08-09 |
EP3159221A1 (en) | 2017-04-26 |
CN106458113B (zh) | 2019-09-10 |
WO2015194406A1 (ja) | 2015-12-23 |
EP3159221A4 (en) | 2018-02-21 |
JPWO2015194406A1 (ja) | 2017-04-20 |
US10310838B2 (en) | 2019-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6347834B2 (ja) | 車載プログラム書込み装置および地図データ書込み装置 | |
JP6500147B2 (ja) | 車載プログラム書込み装置 | |
JP4722194B2 (ja) | 車両のための書き換えシステム | |
WO2017212772A1 (ja) | 車両用装置 | |
WO2019181496A1 (ja) | プログラム更新システム、プログラム更新方法及びコンピュータプログラム | |
US20180341476A1 (en) | Software updating device, software updating system, and software updating method | |
WO2018096755A1 (ja) | 並行処理装置及び並行処理プログラム | |
JP2017220091A (ja) | 車両用装置 | |
US11157262B2 (en) | Program updating device, program updating system and program updating method | |
US10911252B2 (en) | Communication system for vehicle and method for controlling the same | |
US9446635B2 (en) | Universal tire pressure sensor | |
US9446634B2 (en) | Universal tire pressure sensor | |
US20130249279A1 (en) | In-vehicle electronic device | |
KR101316970B1 (ko) | 자동차 전자제어유닛의 프로그램에 대한 자동 업데이트 시스템 및 방법 | |
US20220342653A1 (en) | Ota master, center, system, update method, non-transitory storage medium, and vehicle | |
US11861347B2 (en) | Server, update managing method, non-transitory storage medium, software updating device, center, and OTA master | |
US20220342651A1 (en) | Center, ota master, system, distribution method, non-transitory storage medium, and vehicle | |
JP2015098311A (ja) | 電子制御装置、ソフトウェア書き換えシステム | |
US10664291B2 (en) | Tire pressure monitoring unit with expandable program library and method for supplementing a program library of a tire pressure monitoring unit | |
JP2019057324A (ja) | リプログシステム、リプログマスタ及びリプログシステムの報知方法 | |
JP2020062981A (ja) | 通信システム | |
US20240311131A1 (en) | Vehicle information processing device and storage medium | |
US20240086174A1 (en) | Vehicular electronic control device and update program | |
JP2023045278A (ja) | 車載システム | |
CN118426381A (zh) | 车辆管理方法、装置、设备及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6347834 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |