JP6347770B2 - スプライン加工用金型 - Google Patents

スプライン加工用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP6347770B2
JP6347770B2 JP2015186337A JP2015186337A JP6347770B2 JP 6347770 B2 JP6347770 B2 JP 6347770B2 JP 2015186337 A JP2015186337 A JP 2015186337A JP 2015186337 A JP2015186337 A JP 2015186337A JP 6347770 B2 JP6347770 B2 JP 6347770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
spline
die
sliding surface
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015186337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017060953A (ja
Inventor
梅林 義弘
義弘 梅林
孝一 金田
孝一 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSG Corp
Original Assignee
OSG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSG Corp filed Critical OSG Corp
Priority to JP2015186337A priority Critical patent/JP6347770B2/ja
Publication of JP2017060953A publication Critical patent/JP2017060953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6347770B2 publication Critical patent/JP6347770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

本発明は、スプライン加工用金型に関し、特に、強度の高いスプラインを得ることができると共に、製造コストを低減できるスプライン加工用金型に関する。
スプラインを加工する場合に、例えば、特許文献1のように、歯切り加工によってスプラインを加工する技術が知られている。
特開平05−337736号公報(例えば、図9)
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、塑性加工により形成されるスプラインのような強度が得られないという問題点があった。また、加工時間が長くなり、製造コストが嵩むという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、強度の高いスプラインを得ることができると共に、製造コストを低減できるスプライン加工用金型を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載のスプライン加工用金型によれば、被加工物を同心状に取り囲む複数のダイス片と、それら複数のダイス片を外周側から保持する環状のガイドとを備え、ダイス片は、被加工物の外周面に対面する側に形成される加工歯と、その加工歯と反対側となる外周側に位置し傾斜して形成される摺動面とを備え、ガイドの内周面がダイス片の摺動面に対応して傾斜されるので、ガイドをダイス片に対してガイドの軸方向に相対変位させることで、ダイス片の摺動面がガイドの内周面に案内され、ダイス片を被加工物へ近接する方向へ変位させることができる。
これにより、被加工物に対して塑性加工によってスプラインを加工することができ、強度の高いスプラインを得ることができるという効果がある。更に、1回の複数のダイス片(加工歯)の押圧によってスプラインを加工することができるため、スプラインの製造コストを低減できるという効果がある。
また、ダイス片の摺動面は、周方向に並設されると共にそれぞれ互いに異なる向きを向く平坦面として形成される第1摺動面および第2摺動面を備え、ガイドの内周面は、ダイス片の第1摺動面および第2摺動面に対応して形成される第1内周面および第2内周面を備え、第1摺動面と第2摺動面とがガイドの軸を含む平面を対称面として面対称に配置されると共に、加工歯がガイドの軸を含む平面を対称面とする面対称の形状に形成されるので、ダイス片の摺動面とガイドの内周面とが摺動する際や、加工歯が被加工物に食い込む際に、ダイス片の向きがずれることを抑制できる。よって、被加工物に形成されるスプラインを精度良く加工することができるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、ダイス片の摺動面をガイドの内周面へ当接させる方向へ付勢する付勢手段を備えるので、ダイス片の摺動面とガイドの内周面とが付勢手段の付勢力によって互いに当接し、ダイス片の摺動面とガイドの内周面とが摺動する際や、加工歯が被加工物に食い込む際にダイス片(加工歯)の向きがずれることをより効果的に抑制することができる。よって、被加工物に形成されるスプラインをより精度良く加工することができるという効果がある。
また、付勢手段は、複数のダイス片の隣接するものどうしの間にそれぞれ配設されると共に隣接するものどうしの間隔を拡大させる方向へ付勢するので、複数のダイス片どうしの間のスペースを有効に利用してダイス片に付勢力を付与することができる。よって、付勢手段を配設するためのスペースを別途設ける必要がないため、スプライン加工用金型を小型化できるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、環状に形成される保持部材を備え、ダイス片は、保持部材の内周面に当接される被保持面を備えるので、付勢手段によってガイドの内周面へ当接される方向に付勢されたダイス片の変位を規制し、保持することができる。よって、付勢手段で付勢された複数のダイス片に対してガイドを嵌合させやすくできるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、ダイス片は、環状を周方向に分断した形状に形成され、複数のダイス片の中心角の合計が360°とされるので、スプライン加工の完了時のダイス片(加工歯)の向きが、隣接するダイス片の側面どうしが当接することによって規定される。即ち、ダイス片の摺動面とガイドの内周面とが摺動する際や、加工歯が被加工物に食い込む際にダイス片の向きがずれた場合であっても、スプライン加工の完了時のダイス片(加工歯)の向きは、常に一定の方向に規定される。よって、被加工物に形成されるスプラインを精度良く加工することができるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、複数のダイス片の中心角がそれぞれ同一の角度に設定されるので、被加工物に対して各ダイス片の加工歯が同じ様態で食い込み、各加工歯の食い込みによる素材の流れを各加工部分で同様とすることができる。よって、被加工物に形成されるスプラインをより精度良く加工することができるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、加工歯は、ガイドの軸方向に対して所定の角度で傾斜して延設されるので、塑性変形による被加工物の素材の流れを円滑にできる。即ち、被加工物に対してガイドの軸方向に全体が平行に延設される加工歯を押圧するのでは、加工歯の延設方向中心付近で素材の流れが阻害され、溝深さにムラが生じ、スプラインを直線的に加工することができない。これに対して、請求項の加工歯によれば、加工歯の延設方向一端(被加工物に近い側の端)を起点に他端にかけて徐々に被加工物に押圧されるので、素材の流れを許容しながら加工することができる。よって、被加工物に形成されるスプラインの溝深さを均一に且つ直線的に加工することができるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、加工歯は、第1歯形と、その第1歯形に連設される第2歯形とを備え、それら第1歯形および第2歯形は、互いの連設部分ほどガイドの軸に近接される向きで傾斜して延設されるので、第1歯形および第2歯形の連設部分を起点に加工歯の一端および他端にかけて徐々に被加工物に押圧されるので、素材の流れを許容しながら加工することができると共に、加工歯の延設方向一端側に偏って素材が流れること抑制することができる。よって、被加工物に形成されるスプラインの溝深さをより均一に且つ直線的に加工することができるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、ダイス片は、加工歯および摺動面を有する加工部材と、その加工部材に締結固定される台座部材とを備えるので、加工部材と台座部材とを異なる材料で形成することができる。これにより、例えば、加工によって摩耗しやすい加工部材のみを耐摩耗性に優れる材料で形成することができるので、ダイス片を製造するための材料コストを低減できる。よって、スプライン加工用金型の製造コストを低減できるという効果がある。
請求項記載のスプライン加工用金型によれば、請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型の奏する効果に加え、加工歯の数が10以下であるので、転造では加工歯と被加工物とがかみ合わずに加工することが不可能であった歯数10以下の少数歯スプラインを加工することができるという効果がある。
(a)は、本発明の一実施形態におけるスプライン加工用金型の正面図であり、(b)は、(a)のIb−Ib線におけるスプライン加工用金型の側面図である。 (a)は、台座部材の正面図であり、(b)は、(a)のIIb−IIb線における台座部材の断面図であり、(c)は、保持部材の正面図であり、(d)は、(c)のIId−IId線における保持部材の断面図である。 (a)は、ダイス片の正面図であり、(b)は、(a)のIIIb−IIIb線におけるダイス片の断面図であり、(c)は、(a)の矢印IIIc方向から見たダイス片の側面図であり、(d)は、ガイドの正面図であり、(e)は、(d)のIIIe−IIIe線におけるガイドの断面図である。 (a)は、スプライン加工前の状態を示す軸状部材およびスプライン加工用金型の断面図であり、(b)は、スプライン加工時の状態を示す軸状部材およびスプライン加工用金型の断面図である。 (a)は、図4(b)における矢印Va方向から見たスプライン加工用金型の正面図であり、(b)は、スプラインを有する部品の正面図であり、(c)は、スプラインを有する部品の側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照し、スプライン加工用金型1の全体構成について説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態におけるスプライン加工用金型1の正面図であり、図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線におけるスプライン加工用金型1の断面図である。尚、図1では、プレス機100、台座部材10、復帰ばね20及び加工部材40の一部が省略して図示される。また、理解を容易にするために、図1(a)では、ガイド50及び棒状部材102は省略して図示される。
尚、以下の説明において、スプライン加工用金型1、台座部材10、保持部材30及びガイド50の軸を軸Oと記載する。また、各構成の軸O側を内周側とし、その反対側を外周側と定義する。
図1(a)および図1(b)に示すように、スプライン加工用金型1は、軸Oを同心状に取り囲む台座部材10と、それら複数の台座部材10どうしの間にそれぞれ配設される復帰ばね20と、台座部材10の外周側に台座部材10と当接して配置される環状の保持部材30と、台座部材10に締結固定される加工部材40と、環状に形成されるガイド50とを備える。
スプライン加工用金型1は、円柱状の素材である軸状部材M(図4(a)参照)の外周面を塑性変形させてスプラインを有する部品C(図5(b)および図5(c)参照)を加工するための金型であり、プレス機100に設置される。
プレス機100は、スライド(図示せず)とベッド101とを上下に備える油圧プレス機であり、公知の構成が採用可能であるので、その詳細な説明は省略する。
保持部材30は、ボルトB1によって固定されることでベッド101に設置され、ガイド50は、棒状部材102を介してスライドに固定される。即ち、スライドに連動したガイド50の上下動によってスプライン加工用金型1の開閉動作が行われる。
次いで、図2及び図3を参照し、スプライン加工用金型1を構成する各部の詳細構成について説明する。図2(a)は、台座部材10の正面図であり、図2(b)は、図2(a)のIIb−IIb線における台座部材10の断面図であり、図2(c)は、保持部材30の正面図であり、図2(d)は、図2(c)のIId−IId線における保持部材30の断面図である。
図2(a)及び図2(b)に示すように、台座部材10は、軸O方向視において略三角形状で形成され、本実施形態では、軸Oを同心状に取り囲むように10個の台座部材10が周方向に略一定の間隔で配置される。
台座部材10は、台座部材10の外周側の面に軸Oを中心とする円弧状に湾曲して形成される被保持面11と、ベッド101と当接する側の面から延設されると共に台座部材10の外周方向に突設して形成されるフランジ部12と、加工部材40と当接する側の面に形成されるめねじ部13とを備える。
復帰ばね20は、複数の台座部材10の隣接するものどうしの間にそれぞれ配設されることで、複数の台座部材10の隣接するものどうしの間隔を拡大させる方向に付勢する。これにより、複数の台座部材10をその外周側(軸Oから離間する側)へ付勢することができる。また、複数の加工部材40どうしの間のスペースを有効に利用して加工部材40に付勢力を付与することができる。よって、加工部材40を配設するためのスペースを、例えば、台座部材10の底面側,内周側,軸O側や外周側に別途設ける必要がないため、スプライン加工用金型1を小型化できる。
図2(c)及び図2(d)に示すように、保持部材30は、軸O方向視環状に形成される。保持部材30は、環状の内径部分を形成する内周面31と、ベッド101と当接する側の面に形成される切欠き部32と、軸O方向に貫通して形成される貫通孔33とを備える。
内周面31によって形成される保持部材30の内径は、復帰ばね20によって付勢された状態(図2(a)の状態)における複数の台座部材10(被保持面11)によって形成される外周の直径よりも小さい内径に形成される。
切欠き部32は、保持部材30のベッド101と当接する側の面における内径側の縁を切り欠くことで形成される環状の空洞である。切欠き部32の軸O方向の高さは、台座部材10のフランジ部12の軸O方向における立設高さと略同一か又は若干高い寸法とされる。
貫通孔33は、保持部材30の軸O方向一側の面と他側の面とを貫通するように形成されると共に、保持部材30の外周側の端に周方向に略一定の間隔で形成される。貫通孔33は、ボルトB1が挿通可能に形成され、ボルトB1とベッド101に形成されるめねじとが螺合することで保持部材30をベッド101に固定することが可能とされる。
図3(a)は、加工部材40の正面図であり、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線における加工部材40の断面図であり、図3(c)は、図3(a)の矢印IIIc方向から見た加工部材40の側面図であり、図3(d)は、ガイド50の正面図であり、図3(e)は、図3(d)のIIIe−IIIe線におけるガイド50の断面図である。
図3(a)、図3(b)及び図3(c)に示すように、加工部材40は、軸状部材M(図4(a)参照)の外周面に対面する側(軸O側)に形成される加工歯41と、その加工歯41から加工部材40の外周側に向けて連設される2箇所の側面部42と、その2箇所の側面部42から連設されると共に加工歯41と反対側となる外周側に形成される摺動面43と、軸O方向に貫通して形成される貫通孔44とを備える。
加工歯41は、軸Oを含む平面(図3(a)のIIIb−IIIb線を含む平面)を対称面とする面対称の形状で加工部材40の軸O側に形成される。加工歯41は、第1歯形41aと、その第1歯形41aに連設される第2歯形41bとを備え、それら第1歯形41a及び第2歯形41bは、互いの連設部分ほど軸Oに近接される向きで傾斜して延設される。即ち、加工歯41は、上述した対称面により切断された断面視(図3(b)参照)において軸Oに向けて凸の形状で延設される(加工歯41の略中央部分に頂点を持つテーパが形成される)。本実施形態では、第1歯形41aと第2歯形41bとが成す角度は179°45′(179度45分)に設定される(第1歯形41a及び第2歯形41bの軸Oに対する角度がそれぞれ0°07′30″(0度7分30秒)に設定される)。
側面部42は、加工歯41の幅方向(図3(a)の上下方向)一端および他端から加工部材40の外周方向に向けて連設されると共に、軸O方向に立設されることで加工部材40の2箇所の側面を形成し、本実施形態では、それら2箇所の側面部42がなす角度が36°とされる。即ち、加工部材40の中心角θが36°に設定される。
摺動面43は、軸Oの周方向に並設されると共にそれぞれ互いに異なる向きを向く平坦面として形成される第1摺動面43a及び第2摺動面摺動面43bを備える。
第1摺動面43aは、側面部42の加工歯41が連設される辺とは反対側の辺から連設されることで加工部材40の外周側に平坦面として形成される。第1摺動面43aは、側面部42から直角に連設されると共に、軸O方向に対して15°の角度で軸O側に向けて傾斜して形成される。
第2摺動面43bは、上述した軸Oを含む平面(図3(a)のIIIb−IIIb線を含む平面)を対称面として第1摺動面43aと対称に形成される。この場合、上述の通り、2箇所の側面部42が成す角度が36°であり、第1摺動面43a(第2摺動面43b)と側面部42とが成す角度が90°であるため、第1摺動面43aと第2摺動面43bとが成す角度は144°となる。
また、第1摺動面43a(第2摺動面43b)と側面部42とが成す角度が90°であるので、2個の加工部材40の側面部42どうしを当接させた場合、一方の加工部材40の第1摺動面43aと他方の加工部材40の第2摺動面43bとが面一となる。
貫通孔44は、加工部材40の軸O方向一側の面と他側の面とを貫通して形成される孔であり、ボルトB2が挿通可能に形成され、ボルトB2と台座部材10のめねじ部13とが螺合することで加工部材40を台座部材10に固定することが可能とされる。
図3(d)及び図3(e)に示すように、ガイド50は、軸O方向視環状に形成されると共に、その内周部分に内周面51が形成される。
内周面51は、ガイド50の軸O方向一端側の面から他端側の面にかけて15°の角度で傾斜して加工部材40に向けて拡径して形成される。内周面51は、第1摺動面43a及び第2摺動面43bに対応して形成される第1内周面51a及び第2内周面51bを備え、それら第1内周面51a及び第2内周面51bが交互に周方向に併設されることで、第1内周面51aと第2内周面51bとを対とする5組が内周面に形成される。
第1内周面51a及び第2内周面51bは、加工部材40の第1摺動面43a及び第2摺動面43bの傾斜角と同一の角度である15°の角度で傾斜して形成されると共に、第1内周面51aと第2内周面51bとが成す角度が144°となるように形成される。
次いで、図1に戻り、スプライン加工用金型1の組み立て方法について説明する。
図1に示すように、まず、プレス機100のベッド101上に台座部材10を配置させる。上述の通り、保持部材30の内径は、復帰ばね20によって付勢された状態(図2(a)の状態)における複数の台座部材10(被保持面11)によって形成される外周の直径よりも小さい内径に形成されるため、台座部材10を軸O側に寄せつつ台座部材10のフランジ部12の上に保持部材30を配置させる。
次に、保持部材30の貫通孔33にボルトB1を挿通させ、ベッド101の図示しないめねじに螺合させることで保持部材30をベッド101に固定する。これにより、台座部材10の被保持面11と保持部材30の内周面31とが当接し、復帰ばね20によってガイド50の内周面へ当接される方向(軸Oから離間する方向)に付勢された台座部材10の変位を規制し、保持することができる。よって、復帰ばね20で付勢された複数の加工部材40に対して、ガイド50を嵌合させやすくできる。
次に、加工部材40を台座部材10のベッド101側とは反対側の面に加工歯41を軸Oに向けた状態で配置し、加工部材40の貫通孔44にボルトB2を挿通させ、台座部材10のめねじ部13に螺合させることで加工部材40を固定する。
次に、ガイド50を棒状部材102を介してスライド(図示せず)に固定することで、スプライン加工用金型1の設置が完了する。
ここで、加工部材40を取り換える場合、台座部材10と加工部材40とが一体に形成される構成では、保持部材30を取り外し、さらに復帰ばね20を外さなければ加工部材40を取り替えることができない。
これに対して、本実施形態では、台座部材10と加工部材40とが別体で形成されてボルトB2により締結固定される構成であるため、加工部材40の取り換えが容易であり、作業性が向上する。
また、台座部材10と加工部材40とが別体で形成されるため、台座部材10と加工部材40とを異なる材料で形成することができる。これにより、例えば、加工によって摩耗しやすい加工部材40のみを耐摩耗性に優れる材料で形成することができるので、台座部材10と加工部材40とを耐摩耗性に優れる材料で形成するのに比べ、材料コストを低減できる。よって、スプライン加工用金型1の製造コストを低減できる。
次いで、図4及び図5を参照し、スプライン加工用金型1の使用方法について説明する。図4(a)は、スプライン加工前の状態を示す軸状部材Mおよびスプライン加工用金型1の断面図であり、図4(b)は、スプライン加工時の状態を示す軸状部材Mスプライン加工用金型1の断面図である。図5(a)は、図4(b)における矢印Va方向から見た加工部材40の正面図であり、図5(b)は、スプラインを有する部品Cの正面図であり、図5(c)は、スプラインを有する部品Cの側面図である。
尚、図4では、プレス機100、台座部材10、復帰ばね20及び加工部材40の一部が省略して図示される。また、図5(a)では、理解を容易にするために、加工部材40以外の構成が省略して図示される。
図4(a)に示すように、まず、軸状部材Mを支持部材(図示せず)に支持させるために、図1(b)の状態からガイド50を軸O方向のベッド101側に下降させる。
ここで、上述の通り、加工部材40は、その外周側に摺動面43が傾斜して形成され、ガイド50の内周面51が摺動面43に対応して傾斜されるので、ガイド50を加工部材40に対して軸O方向に相対変位させる(ガイド50を軸O方向のベッド101側に下降させる)ことで、摺動面43が内周面51に案内され、加工部材40は、軸状部材Mへ近接する方向(軸Oへ向けた方向)へ変位する。
この場合、第1摺動面43aと第2摺動面43bとが成す角度およびガイド50の第1内周面51aと第2内周面51bとが成す角度がそれぞれ同一の角度で形成されているので、第1摺動面43a及び第2摺動面43bの連設部分の凸と、第1内周面51a及び第2内周面51bの凹とが嵌合しながら摺動する。よって、摺動面43と内周面51とが摺動する際に加工部材40がボルトB2を軸に回転することや、軸Oの周方向にずれることを抑制できる。
更に、復帰ばね20の作用によって、台座部材10に固定される加工部材40がガイド50の内周面51へ当接される方向へ付勢されているため、摺動面43と内周面51とが摺動する際に加工部材40がボルトB2を軸に回転することや、軸Oの周方向にずれることより効果的に抑制できる。よって、スプライン加工前の初期状態における加工部材40の向きのずれを抑制することにより、後のスプライン加工において、精度良くスプラインを形成することができる。
図4(a)に示すスプライン加工前の初期状態では、軸状部材Mは、支持部材(図示せず)により軸O方向一端側を支持されると共に、軸Oを同心状に取り囲む加工部材40の中心に配置される。
この状態からさらにガイド50を加工部材40に対して軸O方向に相対変位させる(ガイド50を軸O方向のベッド101側に下降させる)ことで、加工部材40が軸Oに向けて変位する。かかるガイド50の変位が下降端に達すると、図4(b)及び図5(a)に示すように、軸状部材Mには、同心状に取り囲まれる10個の加工部材40の加工歯41が押圧される。
図5(a)に示すように、ガイド50が下降端に達した状態の各加工歯41は、軸O方向視において、軸Oに向けた凹凸が連続するように形成される。これにより、各加工歯41の凹凸に対応したスプラインの溝が軸状部材Mの外周に形成され、部品Cが加工される(図5(b)及び図5(c)参照)。
本実施形態では、各加工歯41が軸Oにむけて凸の形状で形成される。これにより、軸状部材Mに形成される溝に向けて加工部材40(加工歯41)の押圧力が効率よく伝達されるため、軸状部材Mに形成されるスプラインの精度が向上する。
また、軸状部材Mに対して塑性加工によってスプラインを加工することができるので、強度の高いスプラインを得ることができる。更に、10個の加工部材40(加工歯41)を同時に押圧することによる1回のプレス(加工部材40(加工歯41)の押圧)によってスプラインを加工することができるため、スプラインの製造コストを低減できる。
また、同心状に取り囲まれる加工部材40によって加工歯41が押圧されて軸状部材Mにスプラインが形成されるため、歯数10以下の少数歯スプラインであっても、加工歯41と軸状部材Mとのかみ合いを考慮する必要が無い。よって、転造では加工歯と軸状部材Mとがかみ合わずに加工することが不可能であった歯数10以下の少数歯スプラインを加工することができる。
また、上述の通り、第1摺動面43a及び第2摺動面43bの連設部分の凸と、第1内周面51a及び第2内周面51bの凹とが嵌合しながら摺動面43及び内周面51が摺動しつつスプラインが加工されるため、加工歯41が軸状部材Mに食い込む際に加工部材40の向きがずれることを抑制できる。更に、復帰ばね20の作用によって、台座部材10に固定される加工部材40がガイド50の内周面51へ当接される方向へ付勢されているため、加工時の加工部材40の向きのずれをより効果的に抑制することができる。よって、軸状部材Mに形成されるスプラインを精度良く加工することができる。
また、10個の加工部材40の中心角θの合計が360°とされるので、スプライン加工の完了時(ガイド50が下降端に達した状態)の加工部材40の向きが、隣接する加工部材40の側面部42どうしが当接することによって規定される。よって、例えば、加工前の初期状態で加工部材40の向きが軸Oに向けた方向からずれている場合や、加工歯41が軸状部材Mに食い込む際に加工部材40の向きがずれた場合であっても、スプライン加工の完了時の加工部材40(加工歯41)の向きは、常に一定の方向に規定される(図5(a)参照)。よって、軸状部材Mに形成されるスプラインを精度良く加工することができる。
更に、複数の加工部材40の中心角θがそれぞれ同一の角度に設定されるので、軸状部材Mに対して各加工部材40の各加工歯41が同じ様態で食い込み、各加工歯41の食い込みによる素材の流れを各加工部分で同様とすることができる。よって、軸状部材Mに形成されるスプラインを精度良く加工することができる。
本実施形態では、加工歯41(第1歯形41a及び第2歯形41b)が軸Oに対して所定の角度で傾斜して延設されるので(図3(b)参照)、塑性変形による軸状部材Mの素材の流れを円滑にできる。即ち、軸状部材Mに対して、軸O方向に全体が平行に延設される加工歯を押圧するのでは、加工歯の延設方向中心付近で素材の流れが阻害されやすくなる。これに対して、加工歯41を軸Oに対して傾斜させた場合、加工歯41の延設方向一端(軸状部材Mに近い側の端)を起点に他端にかけて徐々に軸状部材Mに押圧されるので、素材の流れを許容しながら加工することができる。よって、軸状部材Mに形成されるスプラインの溝深さを均一に且つ直線的に加工することができる。
更に、本実施形態では、上述した対称面により切断された断面視(図3(c)参照)において軸Oに向けて凸の形状に形成される(加工歯41の略中央部分に頂点を持つテーパが形成される)ので、第1歯形41aおよび第2歯形41bの連設部分を起点に加工歯41の一端および他端にかけて徐々に軸状部材Mに押圧されるので、素材の流れを許容しながら加工することができると共に、加工歯41の延設方向一端側に偏って素材が流れること抑制することができる。よって、軸状部材Mに形成されるスプラインの溝深さをより均一に且つ直線的に加工することができる。
また、復帰ばね20の作用により、スプライン加工完了後にガイド50を初期状態に復帰させた場合、それと同時に加工部材40も初期状態に復帰させることができる。よって、スプラインを加工する作業性が向上する。
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、第1歯形41aと第2歯形41bとが成す角度、第1摺動面43aと第2摺動面43bとが成す角度、第1内周面51aと第2内周面51bとが成す角度および摺動面43(内周面51)の傾斜の角度の数値は例示であり、適宜設定できる。
上記実施形態では、加工部材40が10個である場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、9個以下でも良く、11個以上の数でも良い。但し、各加工歯41の食い込みによる軸状部材Mの素材の流れを各加工部分で同様とするために、スプラインの歯数に対応させることが好ましい。
また、上記実施形態では、加工部材40全てが同一形状の加工歯41を備えてスプラインを形成する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、一部の加工歯41がスプラインとは異なる機能を有する加工歯であっても良い。その一例としてキー溝を形成する加工歯があげられる。
また、上記実施形態では、加工歯41が軸O方向視において軸Oに向けて凸の形状である場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、軸Oに向けて凹の形状であっても良い。即ち、スプラインの凹凸に対応して形成される加工歯41の凹凸は、連続するスプラインの凹凸のどの部分であっても良いが、スプラインを精度良く加工するためには、上述した軸Oを含む平面(図3(a)のIIIb−IIIb線を含む平面)を対称面とした面対称の形状であることが好ましい。
また、上記実施形態では、第1歯形41aと第2歯形41bとが成す角度が179°45′(179度45分)に設定される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、179°40′〜180°(179度40分〜180度)に設定されても良い。この場合、第1歯形41aと第2歯形41bとが成す角度を179°40′〜179°50′(179度40分〜179度50分)の範囲内に設定することが好ましく、これにより、軸状部材Mに形成されるスプラインの溝深さを均一に且つ直線的に加工することができる。
また、第1歯形41aと第2歯形41bとが成す角度が180°に設定される場合、即ち、加工歯41が直線状に形成される場合は、加工歯41の軸Oに対する角度を0°〜0°20′(0度〜0度20分)の範囲内に設定すれば良い。この場合、加工歯41の軸Oに対する角度を0°05′〜0°10′(0度5分〜0度10分)の範囲内に設定することが好ましく、これにより、軸状部材Mに形成されるスプラインの溝深さを均一に且つ直線的に加工することができる。
また、上記実施形態では、10個の加工部材40の中心角θが全て同一に設定される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、一部または全ての中心角θが相違する構成でも良い。
また、上記実施形態では、復帰ばね20が各台座部材10の間に配設される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、ベッド101に、軸Oに向けて凹設された溝に復帰ばね20を配設し、その復帰ばね20により台座部材10を軸Oから離れる方向へ付勢させる構成でも良い。
また、上記実施形態では、摺動面43が2箇所の摺動面(第1摺動面43a及び第2摺動面43b)を備える場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、1箇所又は3箇所以上の摺動面を形成しても良い。この場合には、ガイド50をそれに対応させた形状に形成すれば良い。
また、上記実施形態では、第1摺動面43a及び第2摺動面43bがそれぞれ平坦面で形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、曲面であっても良い。この場合には、ガイド50をそれに対応させた形状に形成すれば良い。
また、上記実施形態では、加工部材40を軸Oに向けて直線的に変位させる場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、台座部材10の底面の外周側の縁をベッド101に対して回転可能に軸支して加工部材40を軸Oに向けて円弧を描くように変位させる構成でも良い。この場合、加工歯41が、その延設方向の一端から他端にかけて徐々に軸状部材Mに食い込むため、加工歯41が軸Oに対して平行に延設される場合であっても、塑性変形による軸状部材Mの素材の流れを円滑にでき、軸状部材Mに形成されるスプラインの溝深さを均一に且つ直線的に加工することができる。
また、上記実施形態では、軸状部材Mを支持部材で支持する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、支持部材を省略し、例えば、作業者が軸状部材Mを保持し目視で位置決めをして加工しても良い。一方、本実施形態のように支持部材を設ける場合は、支持部材を軸O方向に可動である構成にすることが好ましい。軸状部材Mは、スプライン加工によって軸O方向両方向に伸びるため、上下に支持するものが無い状態の方が材料の伸びを許容でき、軸状部材Mに加工されるスプラインをより精度良く加工できるからである。
1 スプライン加工用金型
10 台座部材(ダイス片)
11 被保持面
20 復帰ばね(付勢手段)
30 保持部材
31 内周面
40 加工部材(ダイス片)
41 加工歯
41a 第1歯形
41b 第2歯形
43 摺動面
43a 第1摺動面
43b 第2摺動面
50 ガイド
51 内周面
51a 第1内周面
51b 第2内周面
M 軸状部材(被加工物)
O 軸
θ 中心角

Claims (9)

  1. 丸棒状の被加工物の外周面を塑性変形させてスプラインを形成するスプライン加工用金型であって、
    被加工物を同心状に取り囲む複数のダイス片と、それら複数のダイス片を外周側から保持する環状のガイドとを備え、
    前記ダイス片は、前記被加工物の外周面に対面する側に形成されると共に前記ガイドの軸を含む平面を対称面とする面対称の形状に形成される加工歯と、その加工歯と反対側となる外周側に位置し傾斜して形成される摺動面とを備え、
    前記ダイス片の摺動面は、周方向に並設されると共にそれぞれ互いに異なる向きを向く平坦面として形成される第1摺動面および第2摺動面を備え、
    前記第1摺動面と前記第2摺動面とが前記ガイドの軸を含む平面を対称面として面対称に配置され、
    前記ガイドの内周面は、前記ダイス片の前記第1摺動面および前記第2摺動面に対応した傾斜面として形成される第1内周面および第2内周面を備え、
    前記ガイドが前記ダイス片に対して前記ガイドの軸方向に相対変位され、前記第1摺動面および前記第2摺動面が前記第1内周面および前記第2内周面に案内されることで、前記ダイス片が前記被加工物へ近接する方向へ変位され
    複数の前記ダイス片の側面どうしが当接した場合に、隣接する前記ダイス片どうしの前記第1摺動面と前記第2摺動面とが面一となることを特徴とするスプライン加工用金型。
  2. 前記ダイス片の摺動面を前記ガイドの内周面へ当接させる方向へ付勢する付勢手段を備え
    前記付勢手段は、前記複数のダイス片の隣接するものどうしの間にそれぞれ配設されると共に前記隣接するものどうしの間隔を拡大させる方向へ付勢することを特徴とする請求項記載のスプライン加工用金型。
  3. 環状に形成される保持部材を備え、
    前記ダイス片は、前記保持部材の内周面に当接される被保持面を備えることを特徴とする請求項記載のスプライン加工用金型。
  4. 前記ダイス片は、環状を周方向に分断した形状に形成され、前記複数のダイス片の中心角の合計が360°とされることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型。
  5. 前記複数のダイス片の中心角がそれぞれ同一の角度に設定されることを特徴とする請求項記載のスプライン加工用金型。
  6. 前記加工歯は、前記ガイドの軸方向に対して所定の角度で傾斜して延設されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型。
  7. 前記加工歯は、第1歯形と、その第1歯形に連設される第2歯形とを備え、
    前記第1歯形および第2歯形は、互いの連設部分ほど前記ガイドの軸に近接される向きで傾斜して延設されることを特徴とする請求項記載のスプライン加工用金型。
  8. 前記ダイス片は、前記加工歯および摺動面を有する加工部材と、その加工部材に締結固定される台座部材とを備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型。
  9. 前記加工歯の数が10以下であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のスプライン加工用金型。
JP2015186337A 2015-09-24 2015-09-24 スプライン加工用金型 Active JP6347770B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186337A JP6347770B2 (ja) 2015-09-24 2015-09-24 スプライン加工用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186337A JP6347770B2 (ja) 2015-09-24 2015-09-24 スプライン加工用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017060953A JP2017060953A (ja) 2017-03-30
JP6347770B2 true JP6347770B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=58428633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015186337A Active JP6347770B2 (ja) 2015-09-24 2015-09-24 スプライン加工用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6347770B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109175185A (zh) * 2018-08-21 2019-01-11 湖南铂固标准件制造有限公司 一种内六角圆柱头花齿螺栓倒角加工用成型模具及加工螺栓的方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647476A (ja) * 1992-07-30 1994-02-22 Koyo Seiko Co Ltd プレス成形装置
JP3520620B2 (ja) * 1995-09-27 2004-04-19 日本精工株式会社 トロイダル型無段変速機の入力軸の外周面にボールスプライン溝を形成する方法
JP3400689B2 (ja) * 1997-10-01 2003-04-28 株式会社クリアテック 逆勾配付きドッグクラッチ穴の鍛造成形装置
JP3583614B2 (ja) * 1998-04-20 2004-11-04 大岡技研株式会社 歯車の製造方法
JP3862429B2 (ja) * 1998-11-02 2006-12-27 Ntn株式会社 等速ジョイント用内輪の製造方法および装置
JP2001219241A (ja) * 2000-02-07 2001-08-14 Toyota Motor Corp 歯形製品の成形方法およびその装置
JP4814118B2 (ja) * 2007-02-08 2011-11-16 本田技研工業株式会社 歯車成形方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017060953A (ja) 2017-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61278467A (ja) 弁スリ−ブおよびその製造方法
KR101704932B1 (ko) 코터핀 샤프트 제조 방법
JP6347770B2 (ja) スプライン加工用金型
JP2008194703A (ja) 歯車成形方法及び装置
JP2017087234A (ja) 鍛造装置
JP2014136229A (ja) プレス装置、これに用いるプレス金型及びプレス方法
KR20120052720A (ko) 홀 성형용 단조 펀치
KR101203427B1 (ko) 변형된 형태의 스톤 고정방법과 그를 통해 생산된 장신구
WO2016013405A1 (ja) 長円かしめカラーの製造方法
JP6252371B2 (ja) 鍛造金型および鍛造方法
US11141776B2 (en) Method of manufacturing washers
JP2017056466A (ja) 一方向クラッチ用の端面クラッチ歯を鍛造するための鍛造成形装置
JP2008161925A (ja) 歯車
RU2652331C1 (ru) Способ изготовления шаровых пальцев
RU2703075C1 (ru) Пуансон для закрытой матрицы горячего штампа
RU165055U1 (ru) Пуансон для многопереходной отбортовки отверстия некруглой формы в листовой детали с формированием патрубка
SU1324832A1 (ru) Способ обработки шлицевых отверстий
RU2563062C2 (ru) Инструмент для изготовления изделий прессованием с обратным истечением металла
US11925972B2 (en) Precision forging method, precision forging device, and precision forging product
JP2019098351A (ja) 鍛造用金型、パーツフォーマ、および、鍛造方法
JP5369167B2 (ja) 配管端末構造及び配管端末構造の製造方法
JP2016097414A (ja) 回転電機のシャフト製造方法、回転電機のシャフト
RU2471582C1 (ru) Волока
JP6586373B2 (ja) 凹所加工製品の製造方法
RU2612857C1 (ru) Инструмент для планетарного накатывания резьбы с осевым колебанием формообразующей поверхности

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6347770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250