JP6344375B2 - 空気調和装置の室内ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内ユニットに関するものである。
従来より、天井に設けられて室内空間の空気調和を行う空気調和装置の室内ユニットが知られている(例えば、特許文献1)。室内ユニットは、その底部に設けられかつ細長い吹出し開口が形成された化粧パネルと、吹出し開口に設けられ、この吹出し開口の長手方向に沿うように延びる風向調節羽根とを備えている。
この特許文献1の室内ユニットでは、吹出し開口の長手方向端部の開口幅が、吹出し開口の長手方向中間部の開口幅よりも狭くなっている。また、この室内ユニットにおいて、風向調節羽根は、長手方向端部の幅が次第に狭くなる形状となっている。
特開2011−099612号公報
上述したように、特許文献1の室内ユニットの吹出し開口は、それぞれの長手方向端部の形状と長手方向中間部の形状とが異なっている。また、この室内ユニットの風向調節羽根も、それぞれの長手方向端部の形状と長手方向中間部の形状とが異なっている。吹出し開口の形状と風向調節羽根の形状は、どちらも室内ユニットから吹き出される空気の流れに影響を及ぼす。ところが、従来は、吹出し開口の形状と風向調節羽根の形状との関係が充分に検討されているとは必ずしも言えず、改善の余地があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、空気調和装置の室内ユニットにおいて、吹出し開口の形状と風向調節羽根の形状との関係を最適化することにある。
第1の発明は、天井(501)に設置されて室内空間(500)へ調和空気を吹き出す空気調和装置の室内ユニット(10)を対象とする。空気調和装置の室内ユニット(10)は、上記室内ユニット(10)の底部に設けられ、細長い吹出し開口(24a〜24d)が形成された化粧パネル(22)と、上記吹出し開口(24a〜24d)に設けられ、該吹出し開口(24a〜24d)の長手方向に沿うように延びて調和空気の吹出し方向を調節する風向調節羽根(51)とを備え、上記吹出し開口(24a〜24d)は、全長にわたって開口幅が一定となるように形成された長手方向中間部(27a)と、該長手方向中間部(27a)の各端部に連続して一つずつ形成されかつ上記吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端に向かうにつれて開口幅が狭くなる長手方向端部(27b)とを有し、上記風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)は、上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部に沿って延びる中間部(51b)と、該中間部(51b)の各端部に連続して一つずつ形成されかつ上記風向調節羽根(51)の長手方向端に向かうにつれて上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部から遠ざかる離間部(51c)とを有し、上記中間部(51b)と上記離間部(51c)との境界(B21,B22)は、上記長手方向中間部(27a)と上記長手方向端部(27b)との境界(B11,B12)よりも上記吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置していることを特徴とする。
ここで、室内ユニット(10)では、冷房運転中に風向調節羽根(51)の表面に結露が生じ、当該風向調節羽根(51)から水滴が落下するおそれがある。この問題について説明する。冷房運転中は、比較的低温の調和空気が風向調節羽根(51)によって案内される。風向調節羽根(51)の上側では、風向調節羽根(51)の上面のほぼ全体が低温の調和空気と接する。このため、風向調節羽根(51)の温度も、比較的低温となる。一方、風向調節羽根(51)の下側では、風向調節羽根(51)の下面に沿う調和空気の流れが、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)に到達する前に、風向調節羽根(51)の下面から剥離する場合がある。このため、風向調節羽根(51)の下面のうち風下側の縁部(51a)寄りの領域に湿気を含んだ室内の空気が接触し、当該領域で結露が生じるおそれがある。特に、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)では、調和空気の流速が遅くなりがちとなるため、結露が生じる可能性が高くなる。
第1の発明の室内ユニット(10)において、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)の開口幅は、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端に向かうにつれて狭くなっている。このため、吹出し開口(24a〜24d)の開口幅が一定である場合に比べると、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)における調和空気の流速の低下が抑えられ、風向調節羽根(51)の表面において結露が生じる可能性は低くなる。
また、第1の発明において、風向調節羽根(51)の離間部(51c)は、吹出し開口(24a〜24d)の縁部から遠ざかる形状となっている。風向調節羽根(51)のうち風下側の縁部(51a)が離間部(51c)となっている部分では、調和空気が風向調節羽根(51)に沿って流れる距離が短くなり、調和空気が風向調節羽根(51)の上面と下面の両方に沿って風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)に到達する可能性が高くなる。このため、冷房運転中に風向調節羽根(51)の表面全体が低温の調和空気と接触する可能性が高くなり、風向調節羽根(51)の表面において結露が生じる可能性が低くなる。
上述したように、第1の発明では、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)の開口幅を狭くすることで、当該長手方向端部(27b)における調和空気の流速の低下を抑えている。ところが、室内ユニット(10)が吹き出す調和空気の流量が少ないときは、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)の開口幅を狭めることによる調和空気の流速の増大効果が小さくなり、風向調節羽根(51)の長手方向端部(27b)において結露が生じる可能性がやや高まってしまう。
これに対し、第1の発明の室内ユニット(10)では、風向調節羽根(51)における中間部(51b)と離間部(51c)との境界(B21,B22)が、吹出し開口(24a〜24d)における長手方向中間部(27a)と長手方向端部(27b)との境界(B11,B12)よりも、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置している。つまり、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)を通過した調和空気の実質的に全てが、風向調節羽根(51)のうち風下側の縁部(51a)が離間部(51c)となっている部分によって案内される。このため、室内ユニット(10)が吹き出す調和空気の流量が少なく、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)における調和空気の流速が充分に高まらない状況であっても、冷房運転中に風向調節羽根(51)の表面全体が低温の調和空気と接触する可能性が高くなり、その結果、風向調節羽根(51)における結露の発生が確実に抑制される。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記風向調節羽根(51)は、該風向調節羽根(51)の長手方向に延びる中心軸(53)まわりに回動自在であり、上記中間部(51b)の上記中心軸(53)と直交する断面視において、上記中心軸(53)から上記風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)までの距離は、上記中心軸(53)から上記風向調節羽根(51)の風上側の縁部までの距離よりも長いことを特徴とする。
上記第2の発明では、中心軸(53)から風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)までの距離を、中心軸(53)から風向調節羽根(51)の風上側の縁部までの距離よりも長くすることにより、そのような長さ関係を選択しない場合に比べて、風向調節羽根(51)が回動する際にその風下側の縁部(51a)を吹出し開口(24a〜24d)からより離間させることが可能になり、したがって調和空気の吹出し方向の調整がより容易になる。
の発明は、上記第1または第2の発明において、上記化粧パネル(22)には、終端が上記吹出し開口(24a〜24d)を構成して上記化粧パネル(22)の外方へ向かって調和空気を送り出すための通路が形成され、上記風向調節羽根(51)よりも内側に位置する上記通路の壁面(22c)の下端の接線と水平方向とのなす角度は、上記長手方向中間部(27a)における値よりも上記長手方向端部(27b)における値の方が大きいことを特徴とする。
上記第の発明では、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)において、長手方向中間部(27a)よりも下向きに調和空気が吹き出されやすい。このため、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)では、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)に調和空気が届きにくい。これに対し、本発明では風向調節羽根(51)が上述した離間部(51c)を有している。そのため、下向きに調和空気が吹き出されやすい吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)においても、調和空気が風向調節羽根(51)の両面に沿って流れて風下側の縁部(51a)にまで到達する。したがって、風向調節羽根(51)における結露の発生が確実に抑制される。
の発明は、上記第1〜第3の発明のいずれか1つにおいて、上記離間部(51c)は、上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部からの距離が次第に広がるように傾斜していることを特徴とする。
上記第の発明では、風向調節羽根(51)の縁部(51a)の離間部(51c)が、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端に向かうにつれて当該吹出し開口(24a〜24d)の縁部からの距離が次第に広がるように傾斜している。一方で、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)の中でも、調和空気の吹出し速度は長手方向端に向かうにつれて遅くなる。本発明では、この速度勾配に対応するように、すなわち調和空気の吹出し速度が遅くなる部分ほど、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)が風上側に位置している。よって、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)の全長にわたって、調和空気が風向調節羽根(51)の両面に沿って流れて風下側の縁部(51a)にまでより到達しやすい。したがって、風向調節羽根(51)における結露の発生がより確実に抑制される。
の発明は、上記第1〜第の発明のいずれか1つにおいて、上記中間部(51b)は、上記風向調節羽根(51)が上記吹出し開口(24a〜24d)を閉じた状態において上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部に重なるように構成されていることを特徴とする。
上記第の発明では、風向調節羽根(51)の中間部(51b)が幅広に形成されている。これにより、室内空間(500)へ調和空気を水平吹きする場合に(すなわち、実質的に水平方向に調和空気を吹き出す場合に)、気流の向きを水平方向に近づけることができ、室内ユニット(10)から離れた場所まで調和空気を届かせることが容易となる。また、このように風向調節羽根(51)を幅広に形成した場合であっても、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)が上述の離間部(51c)を有しているので、風向調節羽根(51)における結露の発生を確実に抑制することができる。
本発明によれば、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)の中間部(51b)と離間部(51c)との境界(B21,B22)が、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部(27a)と長手方向端部(27b)との境界(B11,B12)よりも吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置している。これにより、例えば冷房運転を行う場合に、風量の大小によらず、比較的低温の調和空気が風向調節羽根(51)の両面に沿って流れて風下側の縁部(51a)にまで到達する。したがって、風量の大小によらず、風向調節羽根(51)における結露の発生を確実に抑制することができる。
また、上記第2の発明によれば、風向調節羽根(51)が回動する際にその風下側の縁部(51a)を吹出し開口(24a〜24d)から比較的大きく離間させることができ、したがって調和空気の吹出し方向を比較的容易に調整することができる。
また、上記第の発明によれば、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)の離間部(51c)を、吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端に向かうにつれて当該吹出し開口(24a〜24d)の縁部からの距離が次第に広がるように傾斜させているので、風向調節羽根(51)における結露の発生をより確実に抑制できる。
また、上記第の発明によれば、室内空間(500)へ調和空気を水平吹きする場合に、室内ユニット(10)から離れた場所まで調和空気を容易に届かせることができるのと同時に、風向調節羽根(51)における結露の発生を確実に抑制することができる。
図1は、実施形態1の室内ユニットを斜め下方から見た斜視図である。 図2は、ケーシング本体の天板を省略した室内ユニットの概略の平面図である。 図3は、図2のIII−O−III断面を示す室内ユニットの概略の断面図である。 図4は、室内ユニットの概略の下面図である。 図5は、主吹出し開口近傍における室内ユニットの拡大下面図である。 図6は、図5のVI−VI断面を示す室内ユニットの概略の断面図である。 図7は、図5のVII−VII断面を示す室内ユニットの概略の断面図である。 図8は、図5のVIII−VIII断面を示す室内ユニットの概略の断面図である。 図9は、風向調節羽根の端部近傍を拡大して示す図である。 図10は、風向調節羽根が閉じた状態を示す図6相当図である。 図11は、実施形態2の室内ユニットの図8相当図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施形態および変形例は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
本発明の実施形態1について説明する。
−室内ユニットの構成−
図1に示すように、本実施形態の室内ユニット(10)は、いわゆる天井埋込型に構成されている。この室内ユニット(10)は、図外の室外ユニットと共に空気調和装置を構成する。空気調和装置では、室内ユニット(10)と室外ユニットを連絡配管で接続することによって、冷媒が循環して冷凍サイクルを行う冷媒回路が形成されている。
図2および図3に示すように、室内ユニット(10)は、ケーシング(20)と、室内ファン(31)と、室内熱交換器(32)と、ドレンパン(33)と、ベルマウス(36)とを備えている。
〈ケーシング〉
ケーシング(20)は、室内空間(500)の天井(501)に設置されている。ケーシング(20)は、ケーシング本体(21)と化粧パネル(22)とによって構成されている。このケーシング(20)には、室内ファン(31)と、室内熱交換器(32)と、ドレンパン(33)と、ベルマウス(36)とが収容されている。
ケーシング本体(21)は、室内空間(500)の天井(501)に形成された開口に挿入されて配置されている。ケーシング本体(21)は、下面が開口する概ね直方体状の箱形に形成されている。このケーシング本体(21)は、概ね平板状の天板(21a)と、天板(21a)の周縁部から下方に延びる側板(21b)とを有している。
〈室内ファン〉
図3に示すように、室内ファン(31)は、下方から吸い込んだ空気を径方向の外側に向けて吹き出す遠心送風機である。室内ファン(31)は、ケーシング本体(21)の内部中央に配置されている。室内ファン(31)は、室内ファンモータ(31a)によって駆動される。室内ファンモータ(31a)は、天板(21a)の中央部に固定されている。
〈ベルマウス〉
ベルマウス(36)は、室内ファン(31)の下方に配置されている。このベルマウス(36)は、ケーシング(20)へ流入した空気を室内ファン(31)へ案内するための部材である。ベルマウス(36)は、ドレンパン(33)と共に、ケーシング(20)の内部空間を、室内ファン(31)の吸い込み側に位置する一次空間(21c)と、室内ファン(31)の吹き出し側に位置する二次空間(21d)とに仕切っている。
〈室内熱交換器〉
室内熱交換器(32)は、いわゆるクロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器である。図2に示すように、室内熱交換器(32)は、平面視でロ字状に形成され、室内ファン(31)の周囲を囲むように配置されている。つまり、室内熱交換器(32)は、二次空間(21d)に配置されている。室内熱交換器(32)は、その内側から外側へ向かって通過する空気を、冷媒回路の冷媒と熱交換させる。
〈ドレンパン〉
ドレンパン(33)は、いわゆる発泡スチロール製の部材である。図3に示すように、ドレンパン(33)は、ケーシング本体(21)の下端を塞ぐように配置されている。ドレンパン(33)の上面には、室内熱交換器(32)の下端に沿った水受溝(33b)が形成されている。水受溝(33b)には、室内熱交換器(32)の下端部が入り込んでいる。水受溝(33b)は、室内熱交換器(32)において生成したドレン水を受け止める。
図2に示すように、ドレンパン(33)には、主吹出し通路(34a〜34d)と副吹出し通路(35a〜35d)とが四つずつ形成されている。主吹出し通路(34a〜34d)および副吹出し通路(35a〜35d)は、室内熱交換器(32)を通過した空気が流れる通路であって、ドレンパン(33)を上下方向に貫通している。主吹出し通路(34a〜34d)は、断面が細長い長方形状の貫通孔である。主吹出し通路(34a〜34d)は、ケーシング本体(21)の四つの辺のそれぞれに沿って一つずつ配置されている。副吹出し通路(35a〜35d)は、断面がやや湾曲した矩形状の貫通孔である。副吹出し通路(35a〜35d)は、ケーシング本体(21)の四つの角部のそれぞれに一つずつ配置されている。つまり、ドレンパン(33)では、その周縁に沿って、主吹出し通路(34a〜34d)と副吹出し通路(35a〜35d)とが交互に配置されている。
〈化粧パネル〉
化粧パネル(22)は、四角い厚板状に形成された樹脂製の部材であって、外パネル部(22a)と、この外パネル部(22a)の内側に配置された内パネル部(22b)とを有している。外パネル部(22a)の下部は、ケーシング本体(21)の天板(21a)よりも一回り大きな正方形状に形成されている。化粧パネル(22)は、ケーシング本体(21)の下面を覆うように配置されている。また、化粧パネル(22)の下面は、ケーシング(20)の下面を構成し、室内空間(500)に露出している。
図3および図4に示すように、内パネル部(22b)の中央部には、正方形状の一つの吸込口(23)が形成されている。吸込口(23)は、内パネル部(22b)を上下に貫通し、ケーシング(20)内部の一次空間(21c)に連通する。ケーシング(20)へ吸い込まれる空気は、吸込口(23)を通って一次空間(21c)へ流入する。吸込口(23)には、格子状の吸込グリル(41)が設けられている。また、吸込グリル(41)の上方には、吸込フィルタ(42)が配置されている。
外パネル部(22a)と内パネル部(22b)との間には、概ね四角い輪状の吹出口(26)が、吸込口(23)を囲むように形成されている。図4に示すように、吹出口(26)は、四つの主吹出し開口(24a〜24d)と、四つの副吹出し開口(25a〜25d)とに区分されている。また、図6〜図8に示すように、外パネル部(22a)と内パネル部(22b)との間には、終端が主吹出し開口(24a〜24d)を構成して化粧パネル(22)の外方へ向かって調和空気を送り出すための通路が形成されている。
主吹出し開口(24a〜24d)は、主吹出し通路(34a〜34d)の断面形状に対応した細長い開口である。主吹出し開口(24a〜24d)は、外パネル部(22a)の四つの辺のそれぞれに沿って一つずつ配置されている。
図5および図6に示すように、主吹出し開口(24a〜24d)は、全長にわたって開口幅が一定となるように形成された長手方向中間部(27a)を有している。なお、ここで言う「一定」とは、厳密に一定であることを意味するものではなく、一見して開口幅が一定であることを意味する。したがって、本実施形態は、開口幅が長手方向にわたって僅かに変化している主吹出し開口(24a〜24d)をも含む。また、図5、図7および図8に示すように、主吹出し開口(24a〜24d)は、長手方向中間部(27a)の各端部に連続して一つずつ形成されかつ主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端に向かうにつれて開口幅が狭くなる長手方向端部(27b)を有している。つまり、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部(27a)の開口幅(W1)は、長手方向端部(27b)のうち図7に示す部分の開口幅(W2)よりも広く、長手方向端部(27b)のうち図7に示す部分の開口幅(W2)は、長手方向端部(27b)のうち図8に示す部分の開口幅(W3)よりも広い(W1>W2>W3)。
長手方向中間部(27a)の一方の端部(図5で左側の端部)と一方の長手方向端部(27b)との境界は第1開口境界(B11)を構成している。長手方向中間部(27a)の他方の端部(図5で右側の端部)と他方の長手方向端部(27b)との境界は第2開口境界(B12)を構成している。主吹出し開口(24a〜24d)は、吹出し開口を構成している。
化粧パネル(22)の主吹出し開口(24a〜24d)は、ドレンパン(33)の主吹出し通路(34a〜34d)と一対一に対応している。各主吹出し開口(24a〜24d)は、対応する主吹出し通路(34a〜34d)と連通する。つまり、第1主吹出し開口(24a)は第1主吹出し通路(34a)と、第2主吹出し開口(24b)は第2主吹出し通路(34b)と、第3主吹出し開口(24c)は第3主吹出し通路(34c)と、第4主吹出し開口(24d)は第4主吹出し通路(34d)と、それぞれ連通する。
副吹出し開口(25a〜25d)は、1/4円弧状の開口である。副吹出し開口(25a〜25d)は、化粧パネル(22)の四つの角部のそれぞれに一つずつ配置されている。化粧パネル(22)の副吹出し開口(25a〜25d)は、ドレンパン(33)の副吹出し通路(35a〜35d)と一対一に対応している。各副吹出し開口(25a〜25d)は、対応する副吹出し通路(35a〜35d)と連通する。つまり、第1副吹出し開口(25a)は第1副吹出し通路(35a)と、第2副吹出し開口(25b)は第2副吹出し通路(35b)と、第3副吹出し開口(25c)は第3副吹出し通路(35c)と、第4副吹出し開口(25d)は第4副吹出し通路(35d)と、それぞれ連通する。
〈風向調節羽根〉
図4に示すように各主吹出し開口(24a〜24d)には、風向調節羽根(51)が設けられている。風向調節羽根(51)は、吹出し気流の方向(即ち、主吹出し開口(24a〜24d)から吹き出される調和空気の流れの方向)を調節するための部材である。
風向調節羽根(51)は、吹出し気流の方向を上下方向に変更する。つまり、風向調節羽根(51)は、吹出し気流の方向と水平方向のなす角度が変化するように、吹出し気流の方向を変化させる。
風向調節羽根(51)は、化粧パネル(22)の主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向の一端から他端に亘って延びる板状に形成されている。つまり、風向調節羽根(51)は、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向に沿うように延びている。図3に示すように、風向調節羽根(51)は、その長手方向に延びる中心軸(53)まわりに回動自在となるように、支持部材(52)に支持されている。風向調節羽根(51)は、その横断面(長手方向と直交する断面)の形状が揺動運動の中心軸(53)から遠ざかる方向に凸となるように湾曲している。
図5〜図9に示すように、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)は、中間部(51b)と離間部(51c)とを有している。中間部(51b)は、主吹出し開口(24a〜24d)の外側の縁部に沿って延びている。中間部(51b)は、外方に向かって凸となる曲率半径の大きな(例えば、1900mm程度)円弧状に形成されている。なお、中間部(51b)は直線状に形成されていてもよい。離間部(51c)は、中間部(51b)の各端部に連続して一つずつ形成されかつ風向調節羽根(51)の長手方向端に向かうにつれて主吹出し開口(24a〜24d)の縁部から遠ざかるように形成されている。また、離間部(51c)は、風向調節羽根(51)の長手方向端に向かうにつれて主吹出し開口(24a〜24d)の外側の縁部からの距離が次第に広がるように傾斜している。すなわち、風向調節羽根(51)のうち離間部(51c)に対応する部分は、当該風向調節羽根(51)の長手方向端に向かうにつれて幅狭になっている。
ここで、図5および図9に示すように、中間部(51b)の一方の端部(図5で右側の端部)と一方の離間部(51c)との境界は第1羽根境界(B21)を構成している。また、中間部(51b)の他方の端部(図5で右側の端部)と他方の離間部(51c)との境界は第2羽根境界(B22)を構成している。そして、図5に示すように、第1羽根境界(B21)は、第1開口境界(B11)よりも主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置している。また、第2羽根境界(B22)は、第2開口境界(B12)よりも主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置している。
図10に示すように、中間部(51b)は、風向調節羽根(51)が主吹出し開口(24a〜24d)を閉じた状態において主吹出し開口(24a〜24d)の外側の縁部に重なるように構成されている。このように風向調節羽根(51)を幅広の形状とすることにより、室内空間(500)へ調和空気を水平吹きする場合に(すなわち、実質的に水平方向に調和空気を吹き出す場合に)、気流の向きを水平方向に近づけることができ、室内ユニット(10)から離れた場所まで調和空気を届かせることが容易となる。
図4に示すように、各風向調節羽根(51)には、駆動モータ(54)が連結されている。風向調節羽根(51)は、駆動モータ(54)によって駆動され、中心軸(53)まわりに所定の角度範囲で回転移動する。駆動モータ(54)の動作は、図示しない制御部によって制御され、これにより風向調節羽根(51)の位置が制御される。制御部は、四つの風向調節羽根(51)の位置を個別に制御しかつ室内ファン(31)の回転速度の制御等も行うように構成されている。
−運転動作−
次に、室内ユニット(10)の運転動作について説明する。室内ユニット(10)の運転中には、室内ファン(31)が回転する。室内ファン(31)が回転すると、室内空間(500)の室内空気が、吸込口(23)を通ってケーシング(20)内の一次空間(21c)へ流入する。一次空間(21c)へ流入した空気は、室内ファン(31)に吸い込まれ、二次空間(21d)へ吹き出される。
二次空間(21d)へ流入した空気は、室内熱交換器(32)を通過する間に冷却されまたは加熱され、その後に四つの主吹出し通路(34a〜34d)と四つの副吹出し通路(35a〜35d)へ分かれて流入する。主吹出し通路(34a〜34d)へ流入した空気は、主吹出し開口(24a〜24d)を通って室内空間(500)へ吹き出される。副吹出し通路(35a〜35d)へ流入した空気は、副吹出し開口(25a〜25d)を通って室内空間(500)へ吹き出される。
冷房運転中の室内ユニット(10)では、室内熱交換器(32)が蒸発器として機能し、空気が室内熱交換器(32)を通過する間に冷却される。一方、暖房運転中の室内ユニット(10)では、室内熱交換器(32)が凝縮器として機能し、空気が室内熱交換器(32)を通過する間に加熱される。
室内ユニット(10)は、室内空間(500)の温度が所定の目標温度となるように調和空気を室内空間(500)へと吹き出す。このとき、制御部は、上述したように、駆動モータ(54)を制御することにより四つの風向調節羽根(51)の位置を個別に制御することによって、調和空気の吹出し方向を制御する。
暖房運転では、暖かい調和空気を実質的に下方向へ吹き出す下吹き動作や、暖かい調和空気を実質的に水平方向に吹き出す水平吹き動作等が行われる。一方、冷房運転では、比較的低温の調和空気を実質的に水平方向と下方向との間でスイングさせながら吹き出すスイング動作や、比較的低温の調和空気を実質的に水平方向に吹き出す水平吹き動作等が行われる。なお、水平吹き動作における風向調節羽根(51)の位置は、図6に示すものである。
−実施形態1の効果−
本実施形態の空気調和装置の室内ユニット(10)では、風向調節羽根(51)の中間部(51b)と離間部(51c)との境界(B21,B22)が、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部(27a)と長手方向端部(27b)との境界(B11,B12)よりも主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置している。これにより、例えば冷房運転を行う場合において、調和空気の吹出し速度が比較的速い長手方向中間部(27a)のみでなく、調和空気の吹出し速度が比較的遅い長手方向端部(27b)でも、風量の大小によらず、比較的低温の調和空気が風向調節羽根(51)の両面に沿って流れて風下側の縁部(51a)にまで到達する。したがって、風量の大小によらず、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)の近傍に湿気を含んだ室内空気が流れ込むことを確実に抑制し、ひいては風向調節羽根(51)における結露の発生を確実に抑制することができる。
また、風向調節羽根(51)の離間部(51c)が長手方向端に向かうにつれて主吹出し開口(24a〜24d)の縁部から遠ざかるように傾斜している。つまり、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)が、主吹出し開口(24a〜24d)における調和空気の吹出し速度の速度勾配に対応するように形成されている。よって、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)の全長にわたって、調和空気が風向調節羽根(51)の両面に沿って流れて風下側の縁部(51a)にまでより到達しやすい。したがって、風向調節羽根(51)における結露の発生をより確実に抑制できる。
また、風向調節羽根(51)の中間部(51b)が幅広に形成されている。これにより、室内空間(500)へ調和空気を水平吹きする場合に、気流の向きを水平方向に近づけることができ、室内ユニット(10)から離れた場所まで調和空気を容易に届かせることができる。一方で、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)が離間部(51c)を有しているので、風向調節羽根(51)における結露の発生を確実に抑制できる。
《発明の実施形態2》
本発明の実施形態2について説明する。本実施形態の室内ユニット(10)は、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)において当該主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部(27a)よりも下向きに調和空気が吹き出すように構成されている。
実施形態1と同様に、内パネル部(22b)のうち主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部に対応する部分は、下方に向かうにつれて径方向外側に突き出るように湾曲している(図6を参照)。これにより、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部(27a)では、調和空気が水平方向に比較的近い角度で吹き出されやすい。一方、図11に示すように、内パネル部(22b)のうち主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)に対応する部分は、下方に向かうにつれて径方向外側に突き出るように直線状に傾斜している。
ここで、風向調節羽根(51)よりも内側に位置する内パネル部(22b)の壁面(22c)の下端の接線と水平面とのなす角度は、長手方向中間部(27a)における値(図6中のθ1)よりも長手方向端部(27b)における値(図11中のθ2)の方が大きい(θ1<θ2)。これにより、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)では、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部(27a)に比べて、風向調節羽根(51)と内パネル部(22b)との間を流れる調和空気の流れ方向が鉛直下方に近くなる。
ここで、冷房運転において水平吹き動作を行う場合、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端部(27b)では、上述したように、主吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中間部に比べて調和空気が下方向に吹き出される。したがって、風向調節羽根(51)の裏面(図6で上側の面)には比較的低温の調和空気が当たって当該裏面に沿って流れる一方、風向調節羽根(51)の表面(図6で下側の面)には比較的低温の調和空気が沿って流れにくい。しかしながら、風向調節羽根(51)が離間部(51c)を有しているので、この空気流れ方向の長さが短い離間部(51c)には全幅にわたって比較的低温の調和空気が沿って流れる。よって、風向調節羽根(51)の表面近傍に湿った室内空気が流れ込んで当該表面で結露が生じることが抑制される。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)の離間部(51c)は傾斜しているが、当該離間部(51c)は、長手方向端に向かうにつれて主吹出し開口(24a〜24d)の縁部から遠ざかる形状であれば他の任意の形状に形成されていてもよい。
また、離間部(51c)は、互いに異なる傾斜角を有する複数の傾斜部から構成されていてもよい。また、離間部(51c)は、直線状に傾斜していてもよいし、丸みを帯びて傾斜していてもよい。
また、上記各実施形態では、風向調節羽根(51)の中間部(51b)は、当該風向調節羽根(51)が主吹出し開口(24a〜24d)を閉じた状態において当該主吹出し開口(24a〜24d)の縁部に重なるように構成されているが、風向調節羽根(51)の中間部(51b)は、当該風向調節羽根(51)が主吹出し開口(24a〜24d)を閉じた状態において当該主吹出し開口(24a〜24d)の縁部に重ならないように構成されていてもよい。
また、上記各実施形態では、主吹出し開口(24a〜24d)および主吹出し通路(34a〜34d)の他に副吹出し開口(25a〜25d)および副吹出し通路(35a〜35d)が設けられているが、副吹出し開口(25a〜25d)および副吹出し通路(35a〜35d)が設けられていなくてもよい。
また、上記各実施形態では、室内ユニット(10)は4方向に調和空気を吹き出すように構成されているが、例えば、2方向に調和空気を吹き出すように構成されていてもよいし、1方向に調和空気を吹き出すように構成されていてもよい。
また、室内ユニット(10)は、天井(501)の開口部に嵌め込まれる天井埋込型ではなく、ケーシング(20)が天井(501)に吊り下げられた状態で設置される天井吊下型であってもよい。
以上説明したように、本発明は、空気調和装置の室内ユニットについて有用である。
10 室内ユニット
22 化粧パネル
22c 壁面
24a 第1主吹出し開口(吹出し開口)
24b 第2主吹出し開口(吹出し開口)
24c 第3主吹出し開口(吹出し開口)
24d 第4主吹出し開口(吹出し開口)
27a 長手方向中間部
27b 長手方向端部
51 風向調節羽根
51a 縁部
51b 中間部
51c 離間部
500 室内空間
501 天井
B11 第1開口境界(境界)
B12 第2開口境界(境界)
B21 第1羽根境界(境界)
B22 第2羽根境界(境界)

Claims (5)

  1. 天井(501)に設置されて室内空間(500)へ調和空気を吹き出す空気調和装置の室内ユニット(10)であって、
    上記室内ユニット(10)の底部に設けられ、細長い吹出し開口(24a〜24d)が形成された化粧パネル(22)と、
    上記吹出し開口(24a〜24d)に設けられ、該吹出し開口(24a〜24d)の長手方向に沿うように延びて調和空気の吹出し方向を調節する風向調節羽根(51)とを備え、
    上記吹出し開口(24a〜24d)は、全長にわたって開口幅が一定となるように形成された長手方向中間部(27a)と、該長手方向中間部(27a)の各端部に連続して一つずつ形成されかつ上記吹出し開口(24a〜24d)の長手方向端に向かうにつれて開口幅が狭くなる長手方向端部(27b)とを有し、
    上記風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)は、上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部に沿って延びる中間部(51b)と、該中間部(51b)の各端部に連続して一つずつ形成されかつ上記風向調節羽根(51)の長手方向端に向かうにつれて上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部から遠ざかる離間部(51c)とを有し、
    上記中間部(51b)と上記離間部(51c)との境界(B21,B22)は、上記長手方向中間部(27a)と上記長手方向端部(27b)との境界(B11,B12)よりも上記吹出し開口(24a〜24d)の長手方向中央寄りに位置している
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  2. 請求項1において、
    上記風向調節羽根(51)は、該風向調節羽根(51)の長手方向に延びる中心軸(53)まわりに回動自在であり、
    上記中間部(51b)の上記中心軸(53)と直交する断面視において、上記中心軸(53)から上記風向調節羽根(51)の風下側の縁部(51a)までの距離は、上記中心軸(53)から上記風向調節羽根(51)の風上側の縁部までの距離よりも長い
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  3. 請求項1または2において、
    上記化粧パネル(22)には、終端が上記吹出し開口(24a〜24d)を構成して上記化粧パネル(22)の外方へ向かって調和空気を送り出すための通路が形成され、
    上記風向調節羽根(51)よりも内側に位置する上記通路の壁面(22c)の下端の接線と水平方向とのなす角度は、上記長手方向中間部(27a)における値よりも上記長手方向端部(27b)における値の方が大きい
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    上記離間部(51c)は、上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部からの距離が次第に広がるように傾斜している
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  5. 請求項1〜のいずれか1項において、
    上記中間部(51b)は、上記風向調節羽根(51)が上記吹出し開口(24a〜24d)を閉じた状態において上記吹出し開口(24a〜24d)の縁部に重なるように構成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
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