JP6344164B2 - 電気機器の較正装置及び電気機器の較正方法 - Google Patents

電気機器の較正装置及び電気機器の較正方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力に係る物理量の目標値を時系列的に送信する送信部と、目標値に基づいて電気機器が出力した電力に係る物理量を時系列的に計測する計測部を備える電気機器の較正装置及び電気機器の較正方法に関する。
車両における電源系統間では電圧を変換するDC/DCコンバータが必要とされる場面が多い。例えば、オルタネータやモータが発電した電力を二次電池に蓄電する場合、二次電池に対する充電電流及び充電電圧をきめ細かく制御するためのDC/DCコンバータを欠かすことができない。DC/DCコンバータが有する機能には、双方向/単方向、昇圧/降圧等の組み合わせが存在するが、何れのタイプのDC/DCコンバータであっても、目標値に応じた電流又は電圧を精度よく出力することが重要である。
一方、DC/DCコンバータにて検出される出力電流及び/又は出力電圧には、検出回路における素子のばらつき等による誤差が含まれているため、検出精度を高めるには、電源制御装置毎に個別に較正しておく必要がある。このような較正は、一般的には製造時に測定治具を用いて行われる。
例えば、特許文献1には、車載機器からの入力信号を取り込む車載用制御ユニットの入力特性を調整するために、車載用制御ユニットにテスタを接続して基準入力電圧についての入力特性を測定し、測定した入力特性に基づく調整係数を算出して車載用制御ユニット内のメモリ手段に格納する調整方法が開示されている。メモリ手段に格納された調整係数は、車載用制御ユニットが有するCPUが入力特性を補正演算するのに用いられる。
特開2002−14724号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたテスタは、測定項目が変更されたり、測定項目における対象機器の動作範囲が変更されたり、対象機器そのものが変更されたりする場合のために汎用性を持たせる点については何らの開示も示唆もされておらず、しかも入力特性を補正することしか考慮されていなかった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、較正対象の測定項目が変更されたり、電気機器の動作範囲等が変更されたりする場合であっても、柔軟に対応して電気機器における目標追従性を較正することが可能な電気機器の較正装置及び電気機器の較正方法を提供することにある。
本発明に係る電気機器の較正装置は、電力に係る物理量の目標値に基づいて電力を出力する電気機器に前記目標値を時系列的に送信する送信部と、前記電気機器から供給された電力を消費する被供給部と、該被供給部に供給された電力に係る物理量を時系列的に計測する計測部とを備え、該計測部が計測した物理量と前記送信部が送信した目標値とを比較して前記電気機器の目標追従性を較正する電気機器の較正装置であって、前記送信部が送信すべき目標値を時系列的に記述したシナリオ情報と、前記被供給部が消費すべき電流又は電力を含む物理量を時系列的に記述した第2のシナリオ情報とを記憶する記憶部を備え、前記送信部は、前記記憶部に記憶されたシナリオ情報に基づいて前記電気機器に目標値を送信するようにしてあり、前記被供給部は、前記記憶部に記憶された第2のシナリオ情報に基づいて、前記電気機器から供給された電力を消費するようにしてあり、前記送信部が送信した目標値及び前記計測部の計測結果を比較して、前記電気機器における目標値と出力電力に係る物理量との関係を示す追従特性を較正するための較正情報を生成する生成部を更に備え、前記送信部は、前記生成部が生成した較正情報を前記電気機器に送信するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器の較正装置は、前記シナリオ情報に記述された目標値は、電流又は電圧を含み、前記計測部が計測する物理量は、電流及び電圧を含むことを特徴とする。
本発明に係る電気機器の較正装置は、前記生成部は、前記送信部が送信した目標値と前記計測部の計測結果との関係を二次曲線で近似して前記較正情報を生成するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器の較正方法は、電力に係る物理量の目標値に基づいて電力を出力する電気機器に前記目標値を時系列的に送信する送信部と、前記電気機器から供給された電力を消費する被供給部と、該被供給部に供給された電力に係る物理量を時系列的に計測する計測部とを備える電気機器の較正装置を用いて前記電気機器の目標追従性を較正する方法であって、前記送信部が送信すべき目標値を時系列的に記述したシナリオ情報と、前記被供給部が消費すべき電流又は電力を含む物理量を時系列的に記述した第2のシナリオ情報とを記憶する記憶部を用意し、前記記憶部に記憶されたシナリオ情報に基づいて前記送信部から前記電気機器に目標値を送信し、前記記憶部に記憶された第2のシナリオ情報に基づいて、前記被供給部にて前記電気機器から供給された電力を消費し、前記送信部が送信した目標値及び前記計測部の計測結果を比較して、前記電気機器における目標値と出力電力に係る物理量との関係を示す追従特性を較正するための較正情報を生成し、生成した較正情報を前記送信部によって送信することを特徴とする。
本発明にあっては、電気機器が出力すべき電力に係る物理量の目標値が時系列的に記述されたシナリオ情報に基づいて、較正対象の電気機器に目標値を時系列的に送信し、電気機器から被供給部に供給された電力に係る物理量を時系列的に計測し、送信した目標値と計測した物理量とを比較することによって、電気機器における目標値に対する出力の追従特性を較正するための較正情報を生成して電気機器に送信する。
これにより、シナリオ情報を読み出して目標値を送信する時系列と、電気機器からの電力に係る物理量を計測する時系列とを整合させた場合は、シナリオ情報に記述された目標値が変化する範囲内で、電気機器における目標値に対する出力の追従誤差が小さくなるように較正される。
本発明にあっては、シナリオ情報に記述された物理量の目標値に電流又は電圧が含まれているため、シナリオ情報に基づいて、電気機器が目標とすべき電流又は電圧が設定される。
また、計測部が計測する物理量に電流及び電圧が含まれているため、電気機器が目標値に応じて出力する電流又は電圧の追従特性が較正される。
本発明にあっては、電気機器に送信した目標値と、電気機器から被供給部に供給された電力に係る物理量との関係を二次曲線で近似して較正情報を生成する。
これにより、目標値の変化に対して湾曲する電気機器の出力の追従特性が、放物線、楕円、双曲線等の二次曲線で近似され、近似された追従特性が直線的になるように較正される。
本発明にあっては、消費すべき電力に係る物理量が時系列的に記述された第2のシナリオ情報に基づいて、被供給部が較正対象の電気機器から供給された電力を消費する。
これにより、電気機器から見た負荷側の電力の消費状態が時系列的に模擬される。
本発明にあっては、第2のシナリオ情報に記述された物理量に抵抗又は電流が含まれているため、第2のシナリオ情報に基づいて、電気機器の出力側に接続されるべき負荷の抵抗、又は電気機器の出力側から取り出すべき電流が時系列的に設定される。
本発明によれば、シナリオ情報に記述された目標値が変化する範囲内で、電気機器における目標値に対する出力の追従誤差が小さくなるように較正される。
従って、較正対象の測定項目が変更されたり、電気機器の動作範囲等が変更されたりする場合であっても、柔軟に対応して電気機器における目標追従性を較正することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る較正装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る較正装置で用いられる第1シナリオ情報の内容を示す図表である。 コンバータにおけるフィードバック制御系の構成例を示すブロック図である。 目標PWM信号に対するコンバータの出力電流の追従特性を計測して座標面上にプロットしたグラフである。 本発明の実施の形態1に係る較正装置で較正情報を生成するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の変形例に係る較正装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る較正装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る較正装置で用いられる第2シナリオ情報の内容を示す図表である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る較正装置の構成例を示すブロック図である。図中1aは較正装置であり、較正装置1aは、CPU11、ディスプレイ12、キーボード13及びマウス14を有するパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)10を含んでなる。較正装置1aは、較正対象のDC/DCコンバータ(電気機器に相当:以下、単にコンバータという)5に電力を供給する電源装置20と、コンバータ5から供給された電力を消費する抵抗負荷(被供給部に相当)4と、該抵抗負荷4に供給された電力に係る電流及び電圧(物理量に相当)を計測する計測装置30(計測部に相当)とを備える。
パソコン10は、コンバータ5との間でCAN(Controller Area Network )による通信を行うためのCAN通信部(送信部に相当)15と、電源装置20及び計測装置30との間でGPIB(General Purpose Interface Bus )による通信を行うためのGPIB通信部16と、コンバータ5が出力すべき電力に係る物理量の目標値を記述した第1シナリオ情報(シナリオ情報に相当)を記憶する内部記憶装置(記憶部に相当)17とを有する。CAN通信部15及びGPIB通信部16は、例えばPCIスロットに実装される拡張カードである。
電源装置20は、計測装置30と共にGPIB通信部16とバス接続されており、GPIB通信におけるコマンド(指令)によってパソコン10からリモート制御される。本実施の形態1では、コンバータ5が稼働中に必要とする入力電力が、電源装置20から余裕をもって供給されるようにする。
計測装置30は、電流プローブ31及び電圧プローブ32を有しており、夫々のプローブによって、コンバータ5から抵抗負荷4に供給された電流及び電圧をリアルタイムに計測し、GPIB通信によるパソコン10からのクエリ(問い合わせ)に応じて計測結果をパソコン10に送信する。ここでの計測結果は、電流値(単位はA)及び電圧値(単位はV)である。
コンバータ5は、電源装置20から供給された電圧を片方向に変換する変換部51と、該変換部51による変換を制御する制御部50と、変換部51から出力された電力に係る電流及び/又は電圧(物理量に相当)を検出して制御部50にフィードバックする検出部52と、パソコン10との間でCANによる通信を行うためのCAN通信部53とを備える。各部の動作電源は、例えば電源装置20から供給される。なお、コンバータが双方向に電圧を変換するものである場合は、コンバータの変換方向に応じて較正装置1aに対する変換部51及び検出部52の接続を切り替えればよい。
制御部50は、パソコン10とのCAN通信により受信した物理量の目標値に応じて、変換部51が出力する電力に係る物理量を制御する。制御部50は、また、CAN通信によりパソコン10から受信した後述の較正情報を不図示のメモリに記憶する。このような較正情報を記憶しておくことにより、制御部50は、与えられた目標値に対する出力の関係が直線的になるように補正することができる。
次に、内部記憶装置17に記憶される第1シナリオ情報について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る較正装置1aで用いられる第1シナリオ情報の内容を示す図表である。第1シナリオ情報は、時刻と、電流又は電圧の目標値と、較正イベントとを1組の情報要素とする構造化情報である。第1シナリオ情報の先頭領域には、各組の情報要素が読み出されるべき周期(単位はms)と、電源装置20に対する制御内容とが記憶されている。
各組の情報要素に含まれる時刻は、先頭の情報要素が読み出されるべき時刻を0msとする相対的な時刻を記述したものである。電源装置20に対する制御内容は、較正に先立つて電源装置20に指示すべき制御内容を記述したものである。ここでは、例として電源装置20の電圧を12Vに設定する旨の制御内容が記憶されている。各組の情報要素に含まれる電流又は電圧の目標値は、コンバータ5が外部に出力すべき電力に係る電流又は電圧(物理量に相当)を示すデータである。図2では、各組の情報要素に含まれるデータが有意ではないことを示すヌル(NULL)を「−」で示す。
本実施の形態1では、パソコン10が有するCPU11が、図2の図表に記憶された周期(1000ms)で各組の情報要素を順次読み出し、夫々の情報要素に含まれるデータがヌルではない場合に、読み出した電流(又は電圧)のデータをコンバータ5に送信する。また、各組の情報要素に含まれる較正イベントがヌルではない場合、CPU11は、コンバータ5を較正するためのデータを取得する処理を実行する。
具体的には、CPU11は、コンバータ5に対して、時刻0ms,1000ms,2000msで目標値が1.0Aのデータを送信し、時刻3000ms,4000ms,5000msで目標値が2.0Aのデータを送信し、時刻6000ms,7000ms,8000msで目標値が3.0Aのデータを送信し、時刻9000ms,10000ms,11000msで目標値が4.0Aのデータを送信し、時刻12000ms,13000ms,14000ms,15000msで目標値が5.0Aのデータを送信する。これにより、時間の経過と共に変化する電流がコンバータ5から出力される。
CPU11は、また、時刻2000ms,5000ms,8000ms,11000ms,14000msで計測装置30が計測した電流(又は電圧)の計測結果を取得して内部記憶装置17に記憶する。そして、CPU11は、送信した目標値のデータ及び記憶した検出結果に基づいて、電流(又は電圧)の目標値に対する出力の追従特性を較正するための較正情報を生成し、生成した較正情報をコンバータ5に送信する。
なお、図2に示す第1シナリオ情報には、コンバータ5が出力すべき電流の目標値が記憶されており、電圧の目標値が全てヌルであったが、逆に電流の目標値を全てヌルとし、電圧の目標値を時系列的に並べて記憶するようにしてもよい。このような目標値のデータを受信した場合、コンバータ5は定電圧源として動作し、時間の経過と共に変化する電圧がコンバータ5から出力される。
第1シナリオ情報には、また、コンバータ5が出力すべき目標の電力のデータを、時系列的に並べて記憶するようにしてもよい。このような目標値のデータを受信した場合、コンバータ5は定電力源として動作し、時間の経過と共に変化する電力がコンバータ5から出力される。
以下では、電流の目標値に対する出力電流の追従特性がコンバータ5で劣化する場合の例を挙げ、このように劣化した追従特性を較正するための較正情報を生成する方法について説明する。電圧の目標値に対する出力電圧の追従特性を較正する場合についても同様である。
図3は、コンバータ5におけるフィードバック制御系の構成例を示すブロック図である。このフィードバック制御系は、制御部50がCAN通信によって取得したデジタルの電流の目標値に反比例するデューティを有するPWM信号(以下、目標PWM信号という)が入力されるようになっている。
図3において、フィードバック制御系は、上記の目標PWM信号がベースに入力されるエミッタ接地のNPN型のトランジスタ501と、該トランジスタ501のコレクタが分圧点に接続されており、Vcc及び接地電位間に接続された抵抗器502,503からなる分圧回路と、該分圧回路の分圧点の電圧を積分する抵抗器504及びコンデンサ505からなる積分回路とを含んでなる。
トランジスタ501のコレクタの電圧信号は、目標PWM信号が反転された信号であるから、そのデューティがデジタルの電流の目標値に比例することとなる。従って、上記の積分回路で積分された電圧は、電流の目標値を示すレベル信号となる。つまり、デジタルの電流の目標値を目標PWM信号に変換する回路(不図示)から、抵抗器504及びコンデンサ505による積分回路までが、一種のD/Aコンバータとなっている。
フィードバック制御系は、また、上記の目標値を示すレベル信号が非反転入力端子に入力される誤差増幅器506と、鋸歯状波が反転入力端子に入力されており、誤差増幅器506から出力される誤差信号が非反転入力端子に入力される比較器507と、比較器507から出力されるPWM信号を遅延させる遅延回路508とを含む。トランジスタ501、抵抗器502,503,504、コンデンサ505、誤差増幅器506、比較器507及び遅延回路508が、図1に示す制御部50に含まれる。また、遅延回路503から出力されるPWM信号が、このフィードバック制御系の操作量となる。
フィードバック制御系は、更に、遅延回路503から出力されるPWM信号が入力される駆動回路511と、駆動回路511によってオン/オフに駆動されるHブリッジ(即ちフルブリッジ)回路512とを含む。Hブリッジ回路512の下アームは接地電位に接続されており、上アームの一方には電源電圧が供給されている。
駆動回路511及びHブリッジ回路512が、図1に示す変換部51に相当する。Hブリッジ回路512からの出力電流が、このフィードバック制御系の制御量となる。制御量としての出力電流のフィードバック信号は、誤差増幅器501の反転入力端子に入力される。なお図3では、出力電流を検出する検出部52の図示を省略してある。
以上に例示したフィードバック制御系を用いた場合、目標PWM信号が電流の目標値を示すレベル信号に変換されるときの変換特性は、トランジスタ501を含む回路の非直線性により劣化する。一方、トランジスタ501を含む上記のD/A変換回路は、フィードバック制御系の外側にあるため、劣化した変換特性がフィードバックによって改善されることはない。
図4は、目標PWM信号に対するコンバータ5の出力電流の追従特性を計測して座標面上にプロットしたグラフである。図の横軸は目標PWM信号のデューティを表し、縦軸は出力電流の計測値を表す。実線は計測した出力電流を示しており、波線で示される直線は、理想的な追従特性を示している。図に示されるように、目標PWM信号に対する出力電流の追従特性は下に凸に湾曲した滑らかな曲線を描いており、この曲線が放物線、楕円、双曲線等の二次曲線で近似されると考えられる。そこで、本実施の形態1では、図4の横方向にX軸を、縦方向にY軸を取り、図4に示す曲線を、以下の式(1)で示される放物線で近似する。なお、近似されるべき曲線に変曲点がある場合は、例えば三次以上の曲線で近似するようにしてもよい。
Y=a・(X−X0)2 +Y0・・・・・・・・・(1)
但し、
a :正の実数
X0:放物線の頂点のX座標
Y0:放物線の頂点のY座標
一方、波線で示される直線は、以下の式(2)で表される。
Y=−b・X+Y1・・・・・・・・・(2)
但し、
−b:直線の傾き(bは正の実数)
Y1:Y切片
例えば、図4で(Xm、Ym)が波線上の点であり、(Xm、Yj)及び(Xk、Ym)が実線上の点であるとする。デューティがXmである目標PWM信号が与えられた場合、理想的にはYmで示される電流が出力されるが、実際にはYjで示される電流が出力される。この場合、Ymで示される電流が出力されるようにするには、デューティがXkである目標PWM信号を与えればよい。これを式(1)及び(2)を用いて導出するには、以下の式(3)が成立するXkを算出すればよい。
a・(Xk−X0)2 +Y0=−b・Xm+Y1・・・・・・・・・(3)
パソコン10のCPU11からコンバータ5に送信する較正情報は、式(3)を示すデータそのものであってもよいし、式(3)を用いて予め生成した変換テーブルのデータであってもよい。
以下では、上述したパソコン10の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。以下に示す処理は、内部記憶装置17に予め格納された制御プログラムに従って、CPU11により実行される。
図5は、本発明の実施の形態1に係る較正装置1aで較正情報を生成するCPU11の処理手順を示すフローチャートである。図5の処理は、例えば使用者がキーボード13及び/又はマウス14を用いて較正の開始を選択した場合、内部記憶装置17から不図示のRAMにロードされて起動される。その際、第1シナリオ情報も内部記憶装置17からRAMにロードされるものとする。
図5の処理が起動された場合、CPU11は、第1シナリオ情報から、各組の情報要素が読み出されるべき周期と、電源装置20に対する制御内容とを読み出し(S11)、読み出した制御内容に応じた制御を実行する(S12)。ここでは、図2に示す制御内容に従って電源装置20が出力する電圧が12Vに制御される。そして、CPU11は、先頭の情報要素にポインタを設定する(S13)。
その後、CPU11は、読み出した周期に合わせて1周期の計時を開始し(S14)、ポインタによって示される1組の情報要素を読み出す(S15)。ここでの計時に用いられるタイマは、パソコン10が標準的に備えているものである(図示せず)。
次いで、CPU11は、読み出した情報要素に含まれる目標値のデータを、CAN通信部15によりコンバータ5に送信する(S16)。図2を用いて説明したように、情報要素には電流の目標値又は電圧の目標値の何れか一方を示す有意なデータが含まれているが、ここでは電流の目標値を示すデータが送信される。
次いで、CPU11は、読み出した情報要素に較正イベントが有るか否か、即ち較正イベントを示すデータがヌル以外の値であるか否かを判定し(S17)、較正イベントが無い場合(S17:NO)、後述するステップS20に処理を移す。較正イベントが有る場合(S17:YES)、CPU11は、そのイベントが終了を示すものであるか否かを判定する(S18)。
較正イベントが終了を示すものではない場合(S18:NO)、CPU11は、較正イベントに示された内容に従って、計測装置30が計測した電流(又は電圧)の計測結果を取得して内部記憶装置17に記憶する(S19)。
次いで、CPU11は、ポインタを1つ進めた(S20)後に、1周期の計時が終了したか否かを判定し(S21)、終了していない場合(S21:NO)、計時が終了するまで待機する。計時が終了した場合(S21:YES)、CPU11は、次の情報要素に基づく制御を実行するために、ステップS14に処理を移す。
ステップS18で、較正イベントが終了を示すものである場合(S18:YES)、CPU11は、ステップS16で送信した目標値のデータとステップS19で記憶した計測結果とを比較して較正情報を生成し(S22:生成部に相当)、生成した較正情報をCAN通信によってコンバータ5に送信して(S23)図5の処理を終了する。ここで生成する較正情報は、制御部50で電流の目標値から目標PWM信号に変換するときの変換特性を較正するためのものである。
以上のように本実施の形態1によれば、コンバータ5が出力すべき電力に係る物理量の目標値が時系列的に記述された第1シナリオ情報に基づいて、較正対象のコンバータ5に目標値を時系列的に送信し、コンバータ5から抵抗負荷4に供給された電力に係る物理量を計測装置30により時系列的に計測し、送信した目標値と計測した物理量とを比較することによって、コンバータ5における目標値に対する出力の追従特性を較正するための較正情報を生成してコンバータ5に送信する。
この場合、第1シナリオ情報を読み出して目標値を送信する時系列と、電気機器からの電力に係る物理量を計測する時系列とを整合させているため、第1シナリオ情報に記述された目標値が変化する範囲内で、コンバータ5における目標値に対する出力の追従誤差が小さくなるように較正される。
従って、較正対象の測定項目が変更されたり、電気機器(コンバータ5)の動作範囲等が変更されたりする場合であっても、柔軟に対応して電気機器における目標追従性を較正することが可能となる。
また、実施の形態1によれば、第1シナリオ情報に記述された物理量に電流又は電圧が含まれているため、第1シナリオ情報に基づいて、コンバータ5が目標とすべき電流又は電圧を設定することが可能である。
また、計測装置30が計測する物理量に電流及び電圧が含まれているため、コンバータ5が目標値に応じて出力する電流又は電圧の追従特性を較正することが可能である。
また、実施の形態1によれば、コンバータ5に送信した目標値と、コンバータ5から抵抗負荷4に供給された電力に係る物理量との関係を放物線等の二次曲線で近似して較正情報を生成する。
従って、目標値の変化に対して湾曲するコンバータ5の出力の追従特性を、放物線、楕円、双曲線等の二次曲線で近似することにより、追従特性が直線的になるように較正することが可能となる。
(変形例)
実施の形態1が、パーソナルコンピュータ10を用いて較正装置1aを構成する形態であるのに対し、実施の形態1の変形例は、マイクロコンピュータを用いて較正装置を構成する形態である。
図6は、本発明の実施の形態1の変形例に係る較正装置の構成例を示すブロック図である。図中1bは較正装置であり、較正装置1bは、CPU91を有するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)90と、コンバータ5に電力を供給する電源部21と、コンバータ5から供給された電力を消費する抵抗負荷4と、該抵抗負荷4に供給された電力に係る電流及び電圧(物理量に相当)を計測するためのシャント抵抗33とを備える。
マイコン90は、CPU91に、プログラム等の情報を記憶するROM92、一時的に発生した情報を記憶するRAM93、経過時間を計時するためのタイマ94、及びコンバータ5との間でCANによる通信を行うためのCAN通信部95がバス接続されている。CPU91には、また、電源部21の動作を調整するための調整部96と、シャント抵抗33の両端に接続された計測部97と、可搬型の記録媒体7を接続するための媒体接続部98とがバス接続されている。
計測部97は、シャント抵抗33に流れる電流による電圧降下、及びシャント抵抗33の一端における電圧を計測することにより、コンバータ5が抵抗負荷4に供給する電流及び電圧を計測する。
調整部96は、電源部21がコンバータ5に供給すべき電流及び電圧を調整するための信号を電源部21に与える。
記録媒体7は、予め他のパソコン等にて生成された第1シナリオ情報が記録されており、媒体接続部98に装着された場合に記録媒体7から第1シナリオ情報が読み出されてRAM93にロードされるようになっている。ここでの第1シナリオ情報は、実施の形態1の図2に示すものと同様である
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その説明を省略する。
較正装置1bが実行する処理は、ROM92に予め格納された制御プログラムに従って、CPU91により実行される。この処理は、例えば不図示のマンマシンインタフェースを介してユーザが実行を指示した場合に起動される。較正装置1bで較正情報を生成するCPU91の処理手順を示すフローチャートは、実施の形態1の図5に示すものと同様であるため、その説明を省略する。
以上のように本実施の形態1の変形例によれば、実施の形態1の図2に示す第1シナリオ情報を用いて、図5に示すフローチャートを実行することにより、実施の形態1と全く同様の効果を奏する。
(実施の形態2)
実施の形態1が、コンバータ5の出力側の負荷抵抗を一定にして、コンバータ5における目標値に対する出力の追従特性を較正する形態であるのに対し、実施の形態2は、コンバータ5の出力側の負荷抵抗又は負荷電流を時系列的に変化させて、コンバータ5における目標値に対する出力の追従特性を較正する形態である。
図7は、本発明の実施の形態2に係る較正装置の構成例を示すブロック図である。図中1cは較正装置であり、較正装置1cは、実施の形態1に係る較正装置1aに対して、抵抗負荷4を電子負荷(被供給部に相当)40に置き換えたものである。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その説明を省略する。
次に、内部記憶装置17に記憶される第2シナリオ情報(シナリオ情報及び第2のシナリオ情報に相当)について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る較正装置1cで用いられる第2シナリオ情報の内容を示す図表である。第2シナリオ情報は、時刻と、電流又は電圧の目標値と、電子負荷40の抵抗又は電流と、較正イベントとを1組の情報要素とする構造化情報である。第2シナリオ情報の先頭領域には、各組の情報要素が読み出されるべき周期(単位はms)と、電源装置20に対する制御内容とが記憶されている。つまり、第2シナリオ情報は、実施の形態1における第1シナリオ情報を拡張したものである。
電源装置20に対する制御内容は、較正に先立つて電源装置20に指示すべき制御内容を記述したものである。各組の情報要素に含まれる電流又は電圧の目標値は、第1シナリオ情報の場合と同様である。各組の情報要素に含まれる電子負荷40の抵抗又は電流は、電子負荷40が消費すべき電力に係る抵抗又は電流を記述したものである。
本実施の形態2では、パソコン10が有するCPU11が、図8の図表に記憶された周期(1000ms)で各組の情報要素を順次読み出し、夫々の情報要素に含まれるデータがヌルではない場合に、読み出した電流(又は電圧)のデータをコンバータ5に送信すると共に、読み出した抵抗(又は電流)のデータに応じた制御を電子負荷40に対して実行する。また、各組の情報要素に含まれる較正イベントがヌルではない場合、CPU11は、コンバータ5を較正するためのデータを収集する処理を実行する。
具体的には、CPU11は、時刻0ms,1000ms,2000msでコンバータ5に目標値が1.0Aのデータを送信すると共に電子負荷40の抵抗を、12.0Ωに制御し、時刻3000ms,4000ms,5000msでコンバータ5に目標値が2.0Aのデータを送信すると共に電子負荷40の抵抗を6.0Ωに制御し、時刻6000ms,7000ms,8000msでコンバータ5に目標値が3.0Aのデータを送信すると共に電子負荷40の抵抗を4.0Ωに制御し、時刻9000ms,10000ms,11000msでコンバータ5に目標値が4.0Aのデータを送信すると共に電子負荷40の抵抗を3.0Ωに制御し、時刻12000ms,13000ms,14000ms,15000msでコンバータ5に目標値が5.0Aのデータを送信すると共に電子負荷40の抵抗を2.4Ωに制御する。
これにより、時間の経過と共に変化する電流がコンバータ5から出力され、それに応じて電子負荷40の抵抗値が変化する。本実施の形態2では、電子負荷40に印加される電圧が12.0Vに保持されるため、コンバータ5がバッテリを充電する状態が模擬される。
CPU11は、また、時刻2000ms,5000ms,8000ms,11000ms,14000msで計測装置30が計測した電流(又は電圧)の計測結果を取得して内部記憶装置17に記憶する。そして、CPU11は、送信した目標値のデータ及び記憶した検出結果に基づいて、電流(又は電圧)の目標値に対する出力の追従特性を較正するための較正情報を生成し、生成した較正情報をコンバータ5に送信する。
なお、図8に示す第2シナリオ情報には、コンバータ5が出力すべき電流の目標値と電子負荷40の抵抗とが記憶されており、電圧の目標値と電子負荷40の電流とが全てヌルであったが、逆に電流の目標値と電子負荷40の抵抗とを全てヌルとし、電圧の目標値と電子負荷40の電流とを時系列的に並べて記憶するようにしてもよい。この場合、コンバータ5は一定の電圧又は時間の経過と共に変化する電圧を出力し、電子負荷40は時間の経過と共に変化する電流又は一定の電流を消費するようにできる。これにより、例えばコンバータ5がバッテリを定電圧又は定電流で充電する状態が模擬される。
第2シナリオ情報には、また、電子負荷40が消費すべき電力のデータを、時系列的に並べて記憶するようにしてもよい。この場合は、時間の経過と共に変化する電力又は一定の電力が電子負荷40で消費されるようになる。
以上のように本実施の形態2によれば、消費すべき電力に係る物理量が時系列的に記述された第2シナリオ情報に基づいて、電子負荷40が較正対象のコンバータ5から供給された電力を消費する。
従って、コンバータ5から見た負荷側の電力の消費状態を時系列的に模擬することが可能となる。
また、実施の形態2によれば、第2シナリオ情報に記述された物理量に電流又は抵抗が含まれているため、第2シナリオ情報に基づいて、コンバータ5の出力側から取り出すべき電流、又はコンバータ5の出力側に接続されるべき負荷の抵抗を時系列的に設定することが可能となる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
1a、1b、1c 較正装置
10 パーソナルコンピュータ(パソコン)
11 CPU
15 CAN通信部
17 内部記憶装置
20 電源装置
21 電源部
30 計測装置
31 電流プローブ
32 電圧プローブ
33 シャント抵抗
4 抵抗負荷
40 電子負荷
90 マイクロコンピュータ(マイコン)
91 CPU
92 ROM
95 CAN通信部
5 DC/DCコンバータ(コンバータ)
52 検出部
7 記録媒体

Claims (4)

  1. 電力に係る物理量の目標値に基づいて電力を出力する電気機器に前記目標値を時系列的に送信する送信部と、前記電気機器から供給された電力を消費する被供給部と、該被供給部に供給された電力に係る物理量を時系列的に計測する計測部とを備え、該計測部が計測した物理量と前記送信部が送信した目標値とを比較して前記電気機器の目標追従性を較正する電気機器の較正装置であって、
    前記送信部が送信すべき目標値を時系列的に記述したシナリオ情報と、前記被供給部が消費すべき電流又は電力を含む物理量を時系列的に記述した第2のシナリオ情報とを記憶する記憶部を備え、
    前記送信部は、前記記憶部に記憶されたシナリオ情報に基づいて前記電気機器に目標値を送信するようにしてあり、
    前記被供給部は、前記記憶部に記憶された第2のシナリオ情報に基づいて、前記電気機器から供給された電力を消費するようにしてあり、
    前記送信部が送信した目標値及び前記計測部の計測結果を比較して、前記電気機器における目標値と出力電力に係る物理量との関係を示す追従特性を較正するための較正情報を生成する生成部を更に備え、
    前記送信部は、前記生成部が生成した較正情報を前記電気機器に送信するようにしてあること
    を特徴とする電気機器の較正装置。
  2. 前記シナリオ情報に記述された目標値は、電流又は電圧を含み、
    前記計測部が計測する物理量は、電流及び電圧を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の電気機器の較正装置。
  3. 前記生成部は、前記送信部が送信した目標値と前記計測部の計測結果との関係を二次曲線で近似して前記較正情報を生成するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器の較正装置。
  4. 電力に係る物理量の目標値に基づいて電力を出力する電気機器に前記目標値を時系列的に送信する送信部と、前記電気機器から供給された電力を消費する被供給部と、該被供給部に供給された電力に係る物理量を時系列的に計測する計測部とを備える電気機器の較正装置を用いて前記電気機器の目標追従性を較正する方法であって、
    前記送信部が送信すべき目標値を時系列的に記述したシナリオ情報と、前記被供給部が消費すべき電流又は電力を含む物理量を時系列的に記述した第2のシナリオ情報とを記憶する記憶部を用意し、
    前記記憶部に記憶されたシナリオ情報に基づいて前記送信部から前記電気機器に目標値を送信し、
    前記記憶部に記憶された第2のシナリオ情報に基づいて、前記被供給部にて前記電気機器から供給された電力を消費し、
    前記送信部が送信した目標値及び前記計測部の計測結果を比較して、前記電気機器における目標値と出力電力に係る物理量との関係を示す追従特性を較正するための較正情報を生成し、
    生成した較正情報を前記送信部によって送信すること
    を特徴とする電気機器の較正方法。
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