JP6344136B2 - スクータ型自動二輪車の電装品収納構造 - Google Patents

スクータ型自動二輪車の電装品収納構造 Download PDF

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Description

本発明は、スクータ型自動二輪車の電装品収納構造に関する。
足載部を有するリアレッグシールドと、足載部の下方に突出して電装品を収容する電装品搭載箱と、足載部の一部であり、かつ電装品搭載箱を塞ぐ蓋部と、を備えるスクータ型自動二輪車の電装品収納構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−245900号公報
ところで、足載部には雨水が降り掛かったり、搭乗者の靴に付着した泥、砂、埃が乗り上げたりする。これら泥、砂、埃、および水分が電装品搭載箱内に侵入すると電装品に悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、本発明は、泥、砂、埃、および水分などの異物が電装品搭載箱内へ侵入することを確実に防ぐスクータ型自動二輪車の電装品収納構造を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため本発明に係るスクータ型自動二輪車の電装品収納構造は、ヘッドパイプ、および前記ヘッドパイプに接続されて下方に垂れ下がる前半部および後方へ延びる後半部を含むダウンチューブを有する車体フレームと、前記ダウンチューブの後半部の上方に配置される足載部を有するリアレッグシールドと、前記足載部の下方に突出して電装品を収容する電装品搭載箱と、前記足載部の一部であって少なくとも前記リアレッグシールドの左右いずれかの端部に達して前記リアレッグシールドに被さり、かつ前記電装品搭載箱を塞ぐ蓋部と、を備えている。
本発明によれば、泥、砂、埃、および水分などの異物が電装品搭載箱内へ侵入することを確実に防ぐスクータ型自動二輪車の電装品収納構造を提供できる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の車体フレームの全体を左斜め前から示す斜視図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の車体カバーを左斜め後ろから示す分解斜視図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を示す平面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を左斜め前上方から示す斜視図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を示す横断面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を示す縦断面図。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を左斜め前下方から示す斜視図。
本発明に係る自動二輪車の実施形態について図1から図8を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。
なお、本実施形態において、前後、上下、左右の表現は、自動二輪車1の搭乗者を基準にする。
図1に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1は、両方の足を揃えて乗車できる空間を有するスクータ型の車両である。
自動二輪車1は、車両の前後に延びる車体フレーム3と、車体フレーム3に支持されて車両の上下方向へ揺動自在なパワーユニット5と、車体フレーム3に支持されて車両の左右方向へ操舵自在なステアリング機構6と、ステアリング機構6に支持される回転自在な前輪7と、パワーユニット5に支持される回転自在な後輪8と、車体フレーム3を覆う車体カバー9と、を備えている。
車体フレーム3は所謂アンダーボーン形式であり、一体に組み合わされる複数の鋼鉄製中空管を備えている。具体的には、車体フレーム3は、前部に配置されるヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11の下端後部に接続されるダウンチューブ12と、ダウンチューブ12の後端部に接続されて車幅方向へ伸びるブリッジフレームチューブ13と、ブリッジフレームチューブ13の左右それぞれの端部に接続される左右一対のサイドフレームチューブ15と、ダウンチューブ12からサイドフレームチューブ15に架かる左右一対のフットレストチューブ16と、を備えている。
ヘッドパイプ11は、ステアリング機構6を操舵自在に支持している。ヘッドパイプ11は、ステアリング機構6のキャスター角に応じて後傾されている。
ダウンチューブ12は、側面視において略L字形状に曲げられた鋼管である。ダウンチューブ12の前半部は、ヘッドパイプ11に接続される上端部から下端部へ向かって斜め後ろ下方へ直線状に延びている。ダウンチューブ12の中間部は、前半部の下端に連続して後方へ向かって屈曲している。ダウンチューブ12の後半部は、中間部の後端から連続して略水平方向へ直線状に延びている。
ブリッジフレームチューブ13の中央部には、ダウンチューブ12の後半部が接続されている。ブリッジフレームチューブ13の左右両端部それぞれには、サイドフレームチューブ15の前端部が接続されている。また、ブリッジフレームチューブ13の左右両端部それぞれには、エンジン懸架ブラケット17が設けられている。
サイドフレームチューブ15は、ブリッジフレームチューブ13に接続される前端部から後端部へ向かって斜め後ろ上方へ傾斜して延びている。サイドフレームチューブ15は、搭乗者が着座するシート19を支えている。またサイドフレームチューブ15は、シート19の下方に配置されてヘルメットを収納可能な収納箱20を支えている。シート19は、収納箱20の蓋を兼ねている。
フットレストチューブ16は、ダウンチューブ12の前半部の下端に接合される前端部からサイドフレームチューブ15に接合される後端部へ伸びている。
パワーユニット5は、ダウンチューブ12の後方、かつサイドフレームチューブ15の下方に配置されている。パワーユニット5は、エンジン21および動力伝達装置22を一体に備えている。パワーユニット5は、エンジン21、動力伝達装置22、および後輪8を一体で揺動させるユニットスイング式である。パワーユニット5は、エンジン懸架アーム23を介してエンジン懸架ブラケット17に取り付けられている。パワーユニット5は、エンジン懸架アーム23のピボット軸24まわりに揺動自在に支持されている。
また、パワーユニット5は、リヤクッションユニット25を介してサイドフレームチューブ15に弾性的に支持されている。リヤクッションユニット25は、後輪8から車体フレーム3に伝わる力を緩衝する。
さらに、パワーユニット5の下部には、自動二輪車1を起立状態で支えるセンタースタンド26が設けられている。センタースタンド26は、自動二輪車1を自立させる展開状態と、自動二輪車1の走行の妨げにならない収納状態(図1)との間で揺動する。
他方、車両の左側に配置されるエンジン懸架ブラケット17には、自動二輪車1を左側へ傾けて起立させるサイドスタンド30が設けられている。サイドスタンド30も、自動二輪車1を自立させる展開状態と、自動二輪車1の走行の妨げにならない収納状態(図1)との間で揺動する。
エンジン21は、後輪8の駆動力を発生させる原動機である。また、エンジン21は、車両の各部で消費される電力を発電する。動力伝達装置22は、エンジン21の回転を変速して駆動輪としての後輪8へ伝達する。
ステアリング機構6は、前輪7を挟み込んで回転自在に支持する左右一対のフロントフォーク27と、左右のフロントフォーク27に内装されるサスペンション機構(図示省略)と、前輪7の上方に覆い被さるフロントフェンダ28と、フロントフォーク27の頂部に設けられるハンドルバー29と、を備えている。
前輪7は、左右のフロントフォーク27の下端部に架かる前輪軸(図示省略)によって回転自在に支持されている。
ハンドルバー29は、左右それぞれの端部にグリップ31を備えている。車両の右側にあるグリップ31は、エンジン21のスロットルの機能を担う。また、左右それぞれのグリップ31の前方には、ブレーキレバー32が設けられている。右側のブレーキレバー32は、前輪7のブレーキ33に繋げられている。左側のブレーキレバー32は、後輪8のブレーキ(図示省略)に繋げられている。
車体カバー9は、自動二輪車1の外観を整え、内部機器の保護を図っている。車体カバー9は、ハンドルバー29の中央部を覆うハンドルカバー35と、ヘッドパイプ11およびダウンチューブ12の前半部を覆うフロントレッグシールド36と、フロントレッグシールド36の前面を覆うフロントカバー37と、フットレストチューブ16に支えられて搭乗者の足置きを兼ねるリアレッグシールド38と、リアレッグシールド38の後半部に連接して下方へ延びる左右一対のロアカバー39と、サイドフレームチューブ15の前方を覆うフレームフロントカバー41と、サイドフレームチューブ15の側方を覆う左右一対のフレームロアカバー42と、サイドフレームチューブ15の後方を覆うフレームリアカバー43と、を含んでいる。
ハンドルカバー35の中央には、前照灯45が設けられている。ハンドルカバー35の左右には、前照灯45を挟んで左右一対の方向指示灯46が設けられている。
なお、前照灯45および方向指示灯46は、ハンドルカバー35の他に、フロントレッグシールド36や、フロントカバー37など車体カバー9のうち前方へ光軸を指向させることのできる場所であれば、いずれの箇所に配置されていても良い。
ハンドルカバー35、フロントレッグシールド36、フロントカバー37、リアレッグシールド38、ロアカバー39、フレームフロントカバー41、フレームロアカバー42、およびフレームリアカバー43は、合成樹脂の成形品であり、相互に連接されて車体フレーム3を覆い隠し、自動二輪車1の外観を整えている。
フロントレッグシールド36は、後方にシート19を臨み、走行風を遮って搭乗者の脚部を保護している。フロントレッグシールド36の背面には、ラック47が設けられている。
リアレッグシールド38は、フロントレッグシールド36、ロアカバー39、フレームフロントカバー41およびフレームロアカバー42に連接される大型のカバーであってシート19に跨がるライダーが膝を曲げて足を載せる足載部48を備えている。
フレームロアカバー42は、シート19の下方空間を左右から挟み込む。左右それぞれのフレームロアカバー42の後端部にも方向指示灯49が設けられている。
フレームリアカバー43は、シート19の下方空間を後方から覆っている。フレームリアカバー43には、尾灯50が設けられている。
シート19は、足載部48に足を揃えたまま載せ、膝を曲げて搭乗者を座らせることができる。
次に、車体フレーム3について詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の車体フレームの全体を左斜め前から示す斜視図である。
図2に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ11、ダウンチューブ12、ブリッジフレームチューブ13、サイドフレームチューブ15、フットレストチューブ16およびエンジン懸架ブラケット17の他に、収納箱支持ブラケット51を備えている。
ダウンチューブ12は、矩形断面の鋼管であり、左右に平らな側面を有している。
一対のフットレストチューブ16は、ダウンチューブ12に接合される部分から若干下方へ垂れ下がってから折れ曲がり、ダウンチューブ12の最下面よりは上方を左右それぞれの方向に拡がり、さらに後方へ折れ曲がってサイドフレームチューブ15へ向かって延ばされている。
ブリッジフレームチューブ13は、左右のフットレストチューブ16よりも内側(車両の中心側)に配置されている。
エンジン懸架ブラケット17は、ブリッジフレームチューブ13の端部のうち後ろ側の側面とサイドフレームチューブ15の前端部の側面との間に架け渡されて、それぞれの箇所で接合されている。
収納箱支持ブラケット51は、左右のサイドフレームチューブ15の前端に門形に架けられている。
次に、車体カバー9について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の車体カバーを左斜め後ろから示す分解斜視図である。
なお、図3は、ハンドルカバー35を省略している。
図3に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のフロントレッグシールド36は、自動二輪車1の正面に広がり、走行風を遮ってシート19に着座する搭乗者の脚を保護している。フロントレッグシールド36は、中央にダウンチューブ12を配置し、かつ搭乗者の足元を広く確保するためにM字状の平断面を有している。
ラック47は、シート19の真正面に配置されている。
フロントカバー37は、フロントレッグシールド36に組み合わされて車体フレーム3のヘッドパイプ11を覆い隠している。
リアレッグシールド38は、搭乗者の足載部48として十分な広さの天面53を有している。リアレッグシールド38の側壁55は、天面53の左右それぞれの縁に前側から後ろ側まで略一様な長さで垂れ下がり、かつ垂れ下がり長さを例えば10cm以内に抑えて自動二輪車1の外観に精悍さを与えている。この側壁55の垂れ下がり寸法は、車体フレーム3のフットレストチューブ16を覆い隠すのには足りる一方で、ダウンチューブ12の後半部およびブリッジフレームチューブ13を覆い隠すのには足りない。つまり、側壁55の下縁は、ブリッジフレームチューブ13の最下端よりも上方に配置されている。
リアレッグシールド38の中央には、自動二輪車1の電装品(図示省略)を収容する電装品搭載箱56が設けられている。電装品搭載箱56は、足載部48の一部を担う蓋部57によって閉ざされる。リアレッグシールド38は、足載部48を横断して窪んだ凹部58を有している。凹部58は、電装品搭載箱56の開口周囲を含み、リアレッグシールド38の左右それぞれの側壁55に渡って拡がっている。
蓋部57は、足載部48の一部であって左右それぞれの端部に達してリアレッグシールド38に被さる。なお、蓋部57は、少なくともリアレッグシールド38の左右いずれかの端部に達していれば良い。
リアレッグシールド38の後端部には、シート19側へ伸びてフレームフロントカバー41およびフレームロアカバー42に連接される立上壁59が設けられている。立上壁59は、左右のサイドフレームチューブ15を避けて弧状に延ばされている。立上壁59には、エンジン21用の点検窓60が開口されている。点検窓60は、通常時、蓋体61によって塞がれている。
フレームフロントカバー41は、左右のサイドフレームチューブ15および収納箱20の正面に拡がり、収納箱20を覆い隠して、リアレッグシールド38とシート19との間に介在させられている。
左右それぞれのフレームロアカバー42は、左右それぞれのサイドフレームチューブ15および収納箱20のそれぞれの側面に拡がり、収納箱20を覆い隠している。フレームロアカバー42は、リアレッグシールド38の立上壁59の後端部、フレームフロントカバー41の後端部、シート19の下面およびフレームリアカバー43に隣接して前後方向に雫形状に延ばされている。フレームロアカバー42の後端部には、方向指示灯49が配置される開口62が設けられている。
フレームリアカバー43は、サイドフレームチューブ15および収納箱20の背面に拡がり、収納箱20を覆い隠している。フレームリアカバー43は、左右それぞれのフレームロアカバー42の後端に連接して楔状に垂れ下げられている。フレームリアカバー43には、尾灯50を配置する開口63が設けられている。
次に、自動二輪車1の電装品収納構造について詳細に説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を示す平面図である。
図5は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を左斜め前上方から示す斜視図である。
図6は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を示す横断面図である。
図7は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を示す縦断面図である。
図8は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の電装品収納構造を左斜め前下方から示す斜視図である。
図4から図8に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1の電装品収納構造71は、ヘッドパイプ11に接続されて下方に垂れ下がる前半部および後方へ延びる後半部を含むダウンチューブ12を有する車体フレーム3と、ダウンチューブ12の後半部の上方に配置される足載部48を有するリアレッグシールド38と、足載部48から下方に突出(膨出)して形成され、その内部空間に電装品を収容する電装品搭載箱56と、足載部48の一部であり、かつ電装品搭載箱56の上部開口を塞ぐ蓋部57と、を備えている。
また、電装品収納構造71は、ダウンチューブ12よりも左右いずれか一方側に偏倚されて電装品搭載箱56内に収容される二次電池72と、ダウンチューブ12よりも左右いずれか他方側に偏倚されて電装品搭載箱56内に収容されるスタータモータリレー73と、ダウンチューブ12の上方であって電装品搭載箱56内に収容される扁平なエンジンコントロールユニット75と、を備えている。
電装品搭載箱56は、ダウンチューブ12の直上および左右両側方に渡っている。電装品搭載箱56は、平面視において自動二輪車1の幅方向へ長い長方形の空間を仕切る一方で、その底壁は、ダウンチューブ12の直上で浅く、ダウンチューブ12よりも左右両側方で深い空間を切っている。
電装品搭載箱56内の左右いずれか一方、本実施形態においては電装品搭載箱56の右側の端部には、二次電池搭載空間77がダウンチューブ12の近傍まで深く確保されている。二次電池搭載空間77は、ダウンチューブ12の右側方の近傍において、ダウンチューブ12の上端よりも下方、かつダウンチューブ12の下端よりも上方の範囲に突出される、深さの深い空間である。二次電池搭載空間77には、二次電池72を支える複数のリブ78が設けられている。リブ78は、電装品搭載箱56の内周面から突出している。
また、電装品搭載箱56内の左右いずれか他方の端部、本実施形態においては電装品搭載箱56の左側の端部には、リレー搭載空間79が確保されている。リレー搭載空間79は、ダウンチューブ12の左側方の遠方において、ダウンチューブ12の上端よりも下方、かつダウンチューブ12の下端よりも上方の範囲に突出される、深さの深い空間である。リレー搭載空間79は、二次電池搭載空間77と同程度に突出している。
また、電装品搭載箱56内の中央部を跨いで二次電池搭載空間77とリレー搭載空間79との間には、エンジンコントロールユニット搭載空間81が確保されている。エンジンコントロールユニット搭載空間81は、ダウンチューブ12の直上に配置され、ダウンチューブ12の上端よりも上方まで窪んだ、深さの浅い空間である。
電装品搭載箱56は、エンジンコントロールユニット75の後方に配置されて二次電池72、スタータモータリレー73、およびエンジンコントロールユニット75に電気的に接続される電線束82を電装品搭載箱56の内外に通す開口83を有している。開口83は、電装品搭載箱56の背面壁のうち、エンジンコントロールユニット搭載空間81を仕切る部分に配置されている。エンジンコントロールユニット搭載空間81の後部には、開口83から電装品搭載箱56内の電線束82を二次電池72、スタータモータリレー73、およびエンジンコントロールユニット75へ分岐させる電線束配索空間84が確保されている。電線束82は、分岐手前の集合部分であって、開口83の近傍で電装品搭載箱56にクランプ85で固定されている。クランプ85は、電線束82を位置決めするとともに、開口83の縁と電線束82との接触を防止して電線束82の健全性を確保する。電線束82のうちエンジンコントロールユニット75へ接続される分岐86は最も太い。分岐86が開口83の正面に配置されるエンジンコントロールユニット75へ大きく屈曲されることなく、ほぼ直線的に到達するため、電線束82は容易に取り回すことができる。
二次電池72、スタータモータリレー73、およびエンジンコントロールユニット75は、いずれも自動二輪車1の電装品である。
ほぼ直方体形状の二次電池72は、電装品搭載箱56に収容される電装品の中では比較的大型である。二次電池72は、端子87、88を電装品搭載箱56の中央側に向けて配置されている。
スタータモータリレー73は、リレー搭載空間79の前端部に配置されている。リレー搭載空間79には、スタータモータリレー73以外にも、前側から順番にヒューズボックス89、サービスカプラ91、およびバッテリーレスリレー92が配置されている。
エンジンコントロールユニット75は、上下方向へ薄く、前後左右方向へ拡がる扁平な箱形状の電装品であり、二次電池72に比べて小さい。エンジンコントロールユニット75は、高さ寸法に段階的な高低差を有する面をダウンチューブ12がある下方へ向けている。つまり、エンジンコントロールユニット75は、平らな天板93に対して段差のある面を底板として下方へ向けている。電装品搭載箱56のエンジンコントロールユニット搭載空間81には、エンジンコントロールユニット75の形状に倣う段差部95が設けられている。段差部95は、深い部分であってもダウンチューブ12に達することなく、隙間96を隔てている。段差部95よりも前側の部分は、エンジンコントロールユニット搭載空間81内で深さのより浅い領域であり、屈曲しているダウンチューブ12の中間部を回避している。
電装品搭載箱56は、段差部95の側方から後方に渡って、エンジンコントロールユニット75の左右両側面および背面を支える土手状の突出壁97を備えている。突出壁97は、電装品搭載箱56に一体成形されている。突出壁97の後部には、エンジンコントロールユニット75のコネクタ部98を配置する切欠凹部99が設けられている。エンジンコントロールユニット75のコネクタ部98は、切欠凹部99に嵌まり込んでいる。
そして、凹部58は、蓋部57の厚みと同程度の深さに窪んでいるため、蓋部57がリアレッグシールド38に組み合わされた際にリアレッグシールド38の搭乗者の足載部48となる天面53と面一に揃った平坦な天面53、および足載部48を顕在させる。また、凹部58は、リアレッグシールド38の側壁55についても、蓋部57の厚みと同程度の深さに窪んでいるため、蓋部57がリアレッグシールド38に組み合わされた際にリアレッグシールド38の側壁55と面一に揃った平坦な側壁55を顕在させて外観を整えている。
左右それぞれの端部が下方へ垂れ下がる門形状の蓋部57は、凹部58に嵌め込まれて、電装品搭載箱56を閉ざす。蓋部57は、停車中の車両を左側へ傾けて起立させるサイドスタンド30の配置される左側の端部に達してリアレッグシールド38に被さっている。なお、蓋部57の右端は、リアレッグシールド38の右側の端部に達することなく足載部48の天面53で途切れていても良い。
また、蓋部57は、リアレッグシールド38との縁に下方へ垂れ下がるフランジ部102を備えている。
他方、リアレッグシールド38は、蓋部57のフランジ部102を配置させる溝部103を有している。溝部103の底は、フランジ部102の下端に接している。
溝部103は、凹部58の前側の辺103aと、後ろ側の辺103bと、に設けられ、車両の左右方向に足載部48の天面53と平行に略水平に延び、左右の端部では凹部58に沿って側壁55に上下方向に形成されている。なお、蓋部57の右端がリアレッグシールド38の右側の端部に達していない形態においては、溝部103は、凹部58の右側の辺(図示省略)にも設けられていることが好ましい。足載部48の左(あるいは左右)の端部にまで達する溝部103によって、足載部48の上に降り掛かった雨水や搭乗者の靴に付着して足載部48の上に持ち込まれた泥、砂、水が、蓋部57とリアレッグシールド38の隙間から足載部48の左(あるいは左右)の端部(詳細には、側壁55の下端)に排出される。つまり、足載部48の上の水は、蓋部57とリアレッグシールド38の隙間に流れ込み、溝部103内を側方に流れ、リアレッグシールド38の側方外部に排出されて、電装品搭載箱56の内部空間に流れ込むことが抑制される。この効果は、溝部103がサイドスタンド30の配置される左側の端部に達し、サイドスタンド30を使用して停車中の車両(左側へ傾けて起立した状態)で足載部48が傾いた状態で特に有効となる。
さらに、溝部103は、フランジ部102よりも外側部分の溝幅Woに比べてフランジ部102よりも内側であって電装品搭載箱56内に通じる部分の溝幅Wiの方が広い。つまり、泥、砂が入り込んでつまりやすいフランジ部102の外側よりも内側を広くすることで、溝部103と蓋部57とで形成される水の流路を確保して確実な排水を可能として、電装品搭載箱56の内部空間に流れ込むことが抑制することができる。
溝部103の外周縁は凹部58の稜線である一方、溝部103の内周縁には蓋部57へ向かって延びるフランジ部105が設けられている。フランジ部105は、溝部103の内側の壁を構成し、溝部103に侵入する水分が電装品搭載箱56内へ流入することを防いでいる。また、溝部103、フランジ部102、およびフランジ部105によってラビリンス構造が構成されて、電装品搭載箱56内へ埃が侵入することを抑制している。さらに、リアレッグシールド38の左右の下方に配置されるフットレストチューブ16の上方部分、および側壁部では、蓋部57とリアレッグシールド38が重ねられるので、蓋部57の側方から電装品搭載箱56内へ埃が侵入することを抑制している。
リアレッグシールド38の凹部58のうち、右側の側壁には荷掛ベルト107が設けられている。荷掛ベルト107は、凹部58の右側の側壁に締結部材108によって固定されている。荷掛ベルト107の締結部材108は、蓋部57によって覆い隠されており、外観には晒されず、車両の美観が保たれている。
また、凹部58のうち蓋部57によって覆い隠される部分には、リアレッグシールド38を車体フレーム3に固定する締結部材(図示省略)を配置しても良い。これらの締結部材も、蓋部57によって覆い隠されることによって、外観には晒されず、車両の美観が保たれる。
足載部48には、雨水が降り掛かったり、搭乗者の靴に付着した泥、砂、埃が乗り上げたりする。そこで、本実施形態に係る自動二輪車1の電装品収納構造71は、蓋部57とリアレッグシールド38との継ぎ目109を、少なくともリアレッグシールド38の左右いずれかの端部に到達させることによって、溝部103における水捌け性を高めている。
また、蓋部57には、搭乗者に踏み付けられることによる荷重が天面側から負荷される。この荷重によって蓋部57は微小に撓み、フランジ部102と溝部103との間に微小な隙間を生じてしまい、溝部103においてフランジ部102よりも内側であって電装品搭載箱56内に通じる部分(溝幅Wiの部分)に水分の侵入を許してしまう。このとき侵入する水分は、溝部103においてフランジ部102よりも外側部分(溝幅Wo)に入り込んだ泥、砂、埃など粒状の異物によって堰き止められる場合があるため、本実施形態の電装品収納構造71は、溝幅Wo<溝幅Wiにすることによって、水分が溝部103から溢れてフランジ部105を超え、電装品搭載箱56内へ流れ込むことを防いでいる。
なお、溝部103においてフランジ部102よりも外側部分(溝幅Wo)に、排水孔110を適宜の間隔で配置してもよい。排水孔110は、溝部103の排水性を高める。
本実施形態に係る自動二輪車1の電装品収納構造71は、足載部48の一部であって少なくともリアレッグシールド38の左右いずれかの端部に達してリアレッグシールド38に被さり、かつ電装品搭載箱56を塞ぐ蓋部57を備えることによって、足載部48に降り掛かる水分を少なくともリアレッグシールド38の左右いずれかの側方へと排出して、電装品搭載箱56内への水分の侵入を防ぐことができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1の電装品収納構造71は、溝幅Wo<溝幅Wiであるため、溝部103においてフランジ部102よりも外側部分(溝幅Wo)が泥、砂、埃など粒状の異物によって仮に詰まっても、溝部103においてフランジ部102よりも内側部分(溝幅Wi)を通じて足載部48に降り掛かる水分を少なくともリアレッグシールド38の左右いずれかの側方へと排出して、電装品搭載箱56内への水分の侵入を防ぐことができる。
さらに、本実施形態に係る自動二輪車1の電装品収納構造71は、停車中の車両を左側へ傾けて起立させるサイドスタンド26の配置される左側の端部に被さり、かつ電装品搭載箱56を塞ぐ蓋部57を備えることによって、停車中であっても足載部48に降り掛かる水分を少なくともリアレッグシールド38の左右いずれかの側方へと排出して、電装品搭載箱56内への水分の侵入を防ぐことができる。
したがって、本実施形態に係る自動二輪車1の電装品収納構造71によれば、泥、砂、埃、および水分などの異物が電装品搭載箱56内への侵入を確実に防ぐことができる。
1 自動二輪車
3 車体フレーム
5 パワーユニット
6 ステアリング機構
7 前輪
8 後輪
9 車体カバー
11 ヘッドパイプ
12 ダウンチューブ
13 ブリッジフレームチューブ
15 サイドフレームチューブ
16 フットレストチューブ
17 エンジン懸架ブラケット
19 シート
20 収納箱
21 エンジン
22 動力伝達装置
23 エンジン懸架アーム
24 ピボット軸
25 リヤクッションユニット
26 センタースタンド
27 フロントフォーク
28 フロントフェンダ
29 ハンドルバー
30 サイドスタンド
31 グリップ
32 ブレーキレバー
33 ブレーキ
35 ハンドルカバー
36 フロントレッグシールド
37 フロントカバー
38 リアレッグシールド
39 ロアカバー
41 フレームフロントカバー
42 フレームロアカバー
43 フレームリアカバー
45 前照灯
46 方向指示灯
47 ラック
48 足載部
49 方向指示灯
50 尾灯
51 収納箱支持ブラケット
53 天面
55 側壁
56 電装品搭載箱
57 蓋部
58 凹部
59 立上壁
60 点検窓
61 蓋体
62 開口
63 開口
71 電装品収納構造
72 二次電池
73 スタータモータリレー
75 エンジンコントロールユニット
77 二次電池搭載空間
78 リブ
79 リレー搭載空間
81 エンジンコントロールユニット搭載空間
82 電線束
83 開口
84 電線束配索空間
85 クランプ
86 分岐
87、88 端子
89 ヒューズボックス
91 サービスカプラ
92 バッテリーレスリレー
93 天板
95 段差部
96 隙間
97 突出壁
98 コネクタ部
99 切欠凹部
102 フランジ部
103 溝部
103a 凹部の前側の辺
103b 凹部の後ろ側の辺
105 フランジ部
107 荷掛ベルト
108 締結部材
109 継ぎ目
110 排水孔

Claims (3)

  1. ヘッドパイプ、および前記ヘッドパイプに接続されて下方に垂れ下がる前半部および後方へ延びる後半部を含むダウンチューブを有する車体フレームと、
    前記ダウンチューブの後半部の上方に配置される足載部を有するリアレッグシールドと、
    前記足載部の下方に突出して電装品を収容する電装品搭載箱と、
    前記足載部の一部であって少なくとも前記リアレッグシールドの左右いずれかの端部に達して前記リアレッグシールドに被さり、かつ前記電装品搭載箱を塞ぐ蓋部と、を備えるスクータ型自動二輪車の電装品収納構造。
  2. 前記蓋部は、停車中の車両を左側へ傾けて起立させるサイドスタンドの配置される左側の端部に達して前記リアレッグシールドに被さる請求項1に記載のスクータ型自動二輪車の電装品収納構造。
  3. 前記蓋部は、前記リアレッグシールドとの縁に下方へ垂れ下がるフランジ部を有し、
    前記リアレッグシールドは、前記フランジ部を配置させる溝部を有し、
    前記溝部は、前記フランジ部よりも外側部分の溝幅に比べて前記フランジ部よりも内側であって前記電装品搭載箱内に通じる部分の溝幅の方が広い請求項1または2に記載のスクータ型自動二輪車の電装品収納構造。
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