JP6342692B2 - くり抜き調理器具 - Google Patents

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本発明は、野菜などの食材の一部をくり抜くことのできる調理器具に関するものである。
従来より、スプーンの頭部周縁に刃を設けた調理器具である刃付きスプーンがあった(例えば特許文献1)。特許文献1は刃により魚を開腹しスプーン頭部で内臓をかき出すことを主とした機能としている。また、スプーン頭部周縁に鋸刃状の刃を設けた果物調理器具があった(例えば特許文献2)。
特開2000−116551 特開2007−75747
南瓜を調理する際大きな南瓜のまま食べるわけではないので、通常まずは半分にするために包丁を入れてカットするが、へたや底の部分が硬くカットすることが難しい。へたが硬すぎるためにへたの部分を避けてカットしなくてはならない場合が多く、真半分にすることはできない。カット後の形状バランスを求める料理の場合は無理やりへたをカットしなくてはならない。へたを切る場合、かなりの力を要するために、包丁への力入れおよび南瓜の保持に力がかかりバランスが崩れた場合に非常に危険を伴う。
南瓜を真半分に切る場合、予めへたと底の硬い部分を包丁でくり抜き、くり抜いたへたの部分に包丁を入れることで容易に南瓜を切ることができる調理方法がある。へたをくり抜いた後、この切り方は力が要らず非常に安全である。
へたと硬い底部分をくり抜く際、通常包丁を用いるが、包丁の先を立てて突き刺しながら曲切り(円を描くように切る)してへたをくり抜くことは難しい。これは包丁という大きな平面を持つ調理器具を曲切りという細かなコントロールをすることのむずかしさであるが、包丁の先を南瓜に突き刺した際に、包丁の平面が南瓜の硬くて肉厚な実に突き刺さった状態になるために、包丁の面が南瓜の実に挟まれた状態になり、包丁の刃の方向を曲切りという円を描く方向に向けることができない。特に肉厚の南瓜の場合は包丁の面を挟む実の面積も多くなるために曲切りすることはできない。この場合はへたの周縁から包丁の先を立てて突き刺す方向を何度も変え、直線の切り口をつなぎ合わせることでへたをくり抜く。
包丁の刃先を何度も南瓜に突き刺すという動作を繰り返すことは、包丁の突き刺す角度によって南瓜を何度も適切な角度にずらしながら調整しなくてはならないために煩わしく、また南瓜内部に刺さっていない刃の部分が調理者の方向に向かって多く露出しており危険である。
特許文献1にある刃付きスプーンでは柄が細く力が入りにくいため硬い南瓜の外皮を突き破ってスプーン部分を南瓜内部に入れることが難しく、更に硬い外皮を周回しながらカットするという細かな操作を行うことはできない。また、使用中に手が柄から滑って、指をスプーンの周りに設けられている刃で切傷する危険性が高い。
本発明は、硬い南京の皮に容易に刃を刺し込むことができ、南京のへたや底の硬い部分をくり抜く際に簡単かつ安全に行うことを課題としている。
本発明は、スプーン頭部の周縁に刃を設けており、また刃の進行方向に対して力を加えやすくするための押圧部となる部位を柄に設けている。スプーンに刃を設けただけでは、南瓜の硬い皮に刃先を突き刺し、そして刃先を操ることは極めて困難である。したがって、柄にいくつかの押圧用の部位を設けることで硬い南瓜の内部でスプーン頭部に設けられた刃を操ることができる。
スプーン頭部の先端を南瓜のへたの周縁部に突き刺し(スプーン頭部の内面側がへたの中心に向かうように突き刺す)、横方向に力を入れるとスプーン頭部の曲面形状にしたがって円を描き南瓜の周縁部をカットしてへたをくり抜く。南瓜の底面の硬い部分についても同様の手順でくり抜くことができる。へたと底の硬い部分を失った南瓜に対し、くり抜かれた場所に包丁を入れて真半分にすることは容易である。
硬い南瓜の外皮にスプーン頭部を突き刺しまた南瓜の内部で刃先を操るために設ける押圧用の部位は柄に設けられており、柄の前方から側方に伸びている側方枝部、柄の前方より上方に突き出している上方突起部、柄の後端が大きく膨らんでいる後方押圧部がある。
本発明はスプーン頭部の周縁に刃を設けており、柄には刃の進行方向に対し力を入れやすい押圧部を有している。包丁に比べて刃の部分が小さく、カットの際には南瓜の内部に刃が殆ど入っているために、曲切りの際にきわめて安全である。また、スプーン頭部を南瓜に刺し込み、柄の左右いずれかの方向に力を入れればスプーン曲面の延長方向に沿って自然に円を描いてカットすることができる。このように本体の形状を変えず一部分を深く切除することを「くり抜く」というが、本発明は「くり抜く」という操作を効率的に行うことのできる調理器具である。
南京に限らず瓜類の調理の際にへたや底の部分を予めくり抜くことができる。例えば西瓜の場合でもへたの部分は固くて切りにくいので予めへたを本発明で取り除いておくと調理が楽である。また西瓜の場合は包丁を入れると皮が不規則に割れることがある。予めへたをくり抜いておくと皮の割れを軽減する効果がある。
瓜類に限らず、別の食材についてもくり抜くことで調理や下処理に有効な場合がある。例えばキャベツを保存する方法としてキャベツの硬い芯をくり抜き、くり抜いた部分に濡らしたキッチンペーパーで埋めるという方法があるが、本発明はキャベツの芯のくり抜きにも使うことができる。白菜やキャベツといった葉物野菜の硬い芯を予めくり抜いて葉を取りやすくするという調理方法もある。
また、くり抜くという作業が調理方法に含まれるものもたくさんある。例えばトマトの中をくり抜いて、その空間に詰め物をする調理方法、かんきつ類の果実をくり抜いて外皮をデザートの入れ物として用いる調理方法、蕪の内部をくり抜きひき肉などの詰め物をする調理方法などである。これらの調理におけるくり抜き作業は小さな包丁や通常のスプーンを用いて行われるのが一般的であるが、手間がかかったり仕上げがきれいになりにくい作業であった。
くり抜くという操作のしやすい調理用具である本発明により既存のくり抜き作業を容易にするとともに、新しい調理が創作される可能性を高めることができる。
本発明第一の実施形態の平面図 本発明第一の実施形態の正面図 本発明第一の実施形態の右側面図 本発明第一の実施形態の底面図 本発明第一の実施形態の背面図 本発明第一の実施形態の斜視図 本発明第一の実施形態のスプーン頭部の拡大右側面図 本発明第一の実施形態の南瓜への使用状態を表す斜視図 本発明第一の実施形態を用いて南瓜のへたをくりぬいた状態を表す斜視図 南瓜のへたをくりぬいた後、包丁を入れる状態を表す斜視図 本発明第一の実施形態において前方突起への力の入れ具合を表す図 本発明第一の実施形態において側方突起への力の入れ具合を表す図 本発明第一の実施形態において側方突起への力の入れ具合を表す図2 本発明第一の実施形態において後方押圧部への力の入れ具合を表す図 本発明第二の実施形態の斜視図 本発明第二の実施形態のスプーン頭部の拡大右側面図 本発明第三の実施形態の平面図 本発明第四の実施形態の平面図 本発明第四の実施形態の斜視図 本発明第五の実施形態の平面図 本発明第五の実施形態の右側面図
(基本構成)
図6に示すとおり、本発明であるくり抜き調理器具1は大きく2つの部品で構成されている。1つ目は南瓜等の具材に切れ込みを入れてくりぬくスプーン頭部20であり、2つ目はスプーン頭部20に力を入れて任意の方向にくり抜く操作をするための柄10である。
スプーン頭部20と連続している首部22を介してスプーン頭部20は柄10に固着している。
(スプーン頭部)
図1乃至図6に示すとおり、スプーン頭部20はいわゆる曲面を形成しつつ凹んでいるスプーン形状をしており、図7に示すとおりスプーン頭部20の周縁に刃21を有している。刃21は首部22との概ね境部分までついていることが望ましい。
(柄:側方枝部)
図1乃至図6に示すとおり、本発明であるくり抜き調理器具1の柄10は単純な棒状体ではなく力を加えやすくしたり操作し易くする為の特徴的形状を備えている。
南瓜のように硬い食材を切るためには力が必要となる。そのために柄10の握り部14の前部から左右それぞれの方向に側方枝部11が設けられている。
図12に示すとおり手のひらで握り部14を握りつつ、指(図12の場合は人差し指)の背側あるいは側部を側方枝部11にあてることにより、スプーン頭部20の先端を食材に突き刺すための支えとすることができ突き刺すという行為に対して力がいれやすくなる。また、食材をくり抜く際にスプーン頭部20の横側の刃で食材を切る必要があるが、側方枝部11と握り部14の境に指(図12の場合は人差し指)の掌側あるいは側部をあてることにより、横方向に力を入れることが容易になる。
南瓜のへたをくり抜く際にもし側方枝部11が無ければ握り部14をしっかり握った状態で前方或は側方に力を入れなければならず、力の弱い高齢者や女性にとってはくり抜くという操作ができなくなってしまう。
本発明の極めて特徴的な部位である側方枝部11はスプーン頭部20をさまざまな方向に力の強弱をつけて操作するに際してきわめて有効な部位である、特に側方枝部11の付け根の部分は指の力を伝えやすく操作の要となる部位である。
また、側方枝部11は力を入れやすく操作しやすくすると同時に、柄10を握って前方に押す際に柄10から指が滑ってスプーン頭部20に指が接触することを防止する。南瓜のように硬い素材の場合どうしても力が必要となる。指が滑って強い力でスプーン頭部20に指が接触すると刃21により指を切傷するという重大な危険性があり、側方枝部11はその危険性を回避する上でも重要な部位である。
側方枝部11の機能を有効にするためには側方枝部11にある程度の長さが必要であり、握り部14の最も細い部分から側方枝部11の先端までの長さは使用者の概ね人差し指第二関節の太さが最低限必要である。
(柄:側方枝部2)
図18・図19に示すとおり本発明の第4の実施形態であるくり抜き調理器具1dは側方枝部11を一つだけ有している。くり抜き調理器具1dは右利き仕様である。利き手側の人差し指が側方枝部11にあたることによりその操作性を増すことができるため、側方枝部は1つであっても良い。但し、親指側があたる側方枝部11が無いため、側方枝部11に親指を当てて行う操作はできなくなる。
尚、くり抜き調理器具1dの左利き仕様は逆側に側方枝部11を一つ有する。
(柄:前方突起部)
図3に示すとおり本発明であるくり抜き調理器具1は硬い南瓜50にスプーン頭部20を最初に刺し込む際に力が入るよう、柄10の前方上部に親指の掌側指先があたる突起である前方突起部12を設けている。図11に示すとおり親指の掌側で前方突起部12を押し支えることで、スプーン頭部20の先端を刺し入れやすくなる。力の少ない高齢者や女性でも容易に南瓜の奥深くまでスプーン頭部20を刺し込むことができる。
前方突起部12の機能を有効にするためには前方突起部11にある程度の高さが必要であるが、握り部14の最も低い部分から前方突起部12の頂点までの高さは使用者の概ね親指先の厚みが最低限必要である。
(柄)
柄10の長さはスプーン頭部20を細かく操作する際に重要である。握り部14を手で握った際に柄10が手首から出るほど長ければ指先でスプーン頭部20の方向を細かく操作することが難しくなる。握り部14を手で握った際に柄10の後端が手のひらに収まる長さであれば手のひら上で柄10の後端を軸にして回転させることができスプーン頭部20を細かく操作しやすくなる。スプーン頭部20を細かく操作できることで[0012]に例示したような調理のバリエーションが増える。
(柄:後方押圧部)
本発明であるくり抜き調理器具1の握り部14の後方に、手のひらの手首側で柄10を押すことが出来るよう柄10の長さが握り部14を握った際に手のひらの手首側の部分に柄10の後端があたる長さであり、柄10の後端は丸みをもった概ね半球形状をした後方押圧部13となっている。図14に示すとおり、手のひらの手首側部分にある母指小球32と小指小球31が柄10の後端にある半球形状をした後方押圧部13に被さり、柄10を軽く握った状態でも後方押圧部13を手のひらの手首側で押すことができ容易に南瓜の奥深くまでスプーン頭部20を刺し込むことができる。
スプーン頭部20を前方に差込む際に、側方枝部11や前方突起部12を使用するとともに後方押圧部13を併用することで力が弱い高齢者や女性や、手首を痛めている者でも操作することができる。
(基本的な動き)
さて、南瓜を半分に切る場合の基本的な使用方法を以下に解説する。
まず、図8に示すとおり、くり抜き調理器具1のスプーン頭部20を南瓜のへた51の周辺のいずれかの部分にスプーン頭部20の凹側がへた51の中心に向かう方向に刺し入れる。柄10に側方の力を加えればスプーン頭部20はスプーン曲面形状の延長方向に向かって刃21が進んでへた51を中心にして周回運動をしながらカットしていく。スプーン頭部10がその丸みにそって一周するとへた51はくりぬかれ南瓜は図9に表す状態となる。スプーン頭部20の曲面がゆったりとしていれば(曲面半径が大きければ)くりぬいた部分の径は大きくなり、スプーン頭部20の曲面がきつければ(曲面半径が小さければ)くりぬいた部分の径は小さくなる。
南瓜を裏返してへた51と対象の位置にある底側の硬い部分も前記要領でくり抜く。
図10に示すとおり、へた51と底側の硬い部分をくり抜いた南瓜50に対し、へた51をくり抜いた部分に包丁60の先を入れながらカットする。硬い部分を取り除かれた南瓜はスムーズに包丁を入れることが出来る。
(穴つきスプーン頭部)
図15に示す第二実施形態のくり抜き調理器具1bはスプーン頭部20bに穴23を設けている。穴23を設けることにより南瓜をくり抜く際に、南瓜の切り面とスプーン頭部20bの間の表面張力が軽減し、より少ない力でくり抜くことができる。また、スプーン頭部に穴21が空いていることにより通常のスプーンとの見分けがつきやすくなり、子供が口に入れるなどの危険性が軽減する。穴23はスプーン頭部に複数設けても良い。また、図17に示す第三実施形態のくり抜き調理器具1cは穴を組み合わせてデザイン性をだしている。
スプーン頭部20に刃21を設けているため誤って通常のスプーンのように口に入れる
と危険である。本発明は柄10に側方枝部11を設けているため、通常のスプーンとの大きな違いから口に入れるという誤使用を防止することができる。更に穴23を設けることで液体を溜めることができないため通常のスプーンの使途を満たさないことから口に入れるという誤使用を防止することができる。
本発明であるくり抜き調理器具1についてサイズ:側方枝部11の両端の長さ約6cm、柄10の全長約9cm、スプーン頭部20の長さ約6cm、後方押圧部13の最大外周約10cm、握り部14の最少外周6cm、前方突起部12の最高点の高さは柄10の最も細い部分から約1cm、スプーン頭部20の最大幅約3.5cm、首部22の長さ約0.5cm、スプーン頭部20周縁には先端から約4.5cmの範囲に刃を設けた。
南瓜のへたの中心から約3cm離れた位置に南瓜の外皮に対し柄10の角度約60度でスプーン頭部20の刃先あて、手で握り部14をにぎりつつ親指で前方突起部12に力をいれ刃先を約4cm刺し込み、側方枝部11の付け根に人差し指を当てて側方に力を入れると、スプーン頭部20がへたを中心に円を描きながらカットしてへたを簡単にくり抜くことができ、南瓜は図9の状態となった。
[0024]記載のくり抜き調理器具1でへたおよび硬い底部分を取り除いた南瓜に対し、へたをくり抜いた部分に包丁の先を入れると南瓜は容易にカットすることができた。同要領で南瓜を半分にした。南瓜内部にある種を取り出す際、手で掻き出すと種に繊維がからみついており果肉に近い部分の種は非常に掻き出すことが難しいが、くり抜き調理器具1のスプーン頭部20によって種を掻き出すと、スプーン頭部20に設けられた刃21により種に付着している繊維をカットするため、簡単に南瓜の種を取り出すことができた。
図20および図21は本発明第五実施形態のくり抜き調理器具1eである。くり抜き調理器具1eは本発明であるくり抜き調理器具の「くり抜く」という有効機能をもちつつコンパクトにした形状の例である。くり抜き調理器具1eはスプーン頭部20が首部を介さず柄10eと固着している。また、側方枝部11eは短くしつつも握り部14eを手で握った際に人差し指および親指が有効に支持でき、指でスプーン頭部20を操作できる長さである。側方枝部11eを短くしたことのより外観上上方突起部12eとの境界が分かりにくくなるが、側方枝部の機能および上方突起部の機能に変わりはない。
本発明は、食材をくり抜くという調理工程を簡単に行える器具であり、指による押圧部位があるため力がいれやすく更に細かな操作が行いやすい器具である。南瓜のような外皮の硬い食材はもとよりその他の食材についても食材の硬軟を問わず簡単にくり抜くことができる。くり抜くという作業が容易にできることにより、料理の下処理としてイモ類の芽をくり抜いたり、凹凸の多い食材の凹部分に溜まった泥などを掻き出すこともできる。
食材の傷んだ部分(部分的に腐ってしまった部分)をくり抜いて使える部分を多く残すこともできる。特に野菜や果物の傷みは表面上の傷みは小さくても奥深くまで傷んでいる場合も多い。包丁では傷んだ表面部分を真っ直ぐに切って取り除くことはできるが、包丁の広くまっすぐな刃で奥深く傷んだ部分まで取り除くことは非常に難しい。本発明はスプーン頭部20を刺し込んで横方向に力を加えると自然に円を描いてくり抜くことができるため奥まで傷んだ部分を容易にくり抜くことができる。
本発明は食材の硬軟を問わずくり抜くことができるため、さまざまな食材をくり抜いてその中に詰め物をすることができる。野菜をくり抜いて詰め物をするオカズ類のレパートリー・創作性が広がるとともに、果物をくり抜いて詰め物をするスイーツ類のレパートリー・創作性も広がる。
1 くり抜き調理器具
1b くり抜き調理器具
1c くり抜き調理器具
1d くり抜き調理器具
1e くり抜き調理器具
10 柄
10d 柄
10e 柄
11 側方枝部
11e 側方枝部
12 前方突起部
12e 前方突起部
13 後方押圧部
14 握り部
14d 握り部
14e 握り部
20 スプーン頭部
20b スプーン頭部
21 刃
22 首部
23 穴
23b 穴
30 母指球
31 小指球
50 南瓜
51 へた
60 包丁

Claims (3)

  1. スプーン頭部が直接或は首部を介して柄に固着している調理器具であって、
    前記スプーン頭部の周縁には刃が設けられており、前記柄には前記柄前方の左側或は右側の少なくとも一方向に伸びる側方枝部を有しており、前記柄の握り部の最も細い部分から前記側方枝部の先端までの長さが使用者の概ね人差し指第二関節の太さ以上あることを特徴とするくり抜き調理器具。
  2. 前記柄の前方上部に親指の掌側指先があたる突起である前方突起部を有することを特徴とする請求項1に記載のくり抜き調理器具。
  3. 前記柄の後端は柄の中央部よりも太くかつ丸みを帯びている後方押圧部を有しており、前記柄を手で握った際に手のひらの親指小球と小指小球が前記後方押圧部に被さることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のくり抜き調理器具。

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