JP6342661B2 - 無線テレメータシステム - Google Patents

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本発明は、複数の子機がメッシュ状に接続された無線テレメータシステムに関する。
無線テレメータシステムは、電話回線網などの通信回線を介してセンタ側網制御装置に接続されている端末側網制御装置と、端末側網制御装置に有線接続されている親機と、親機に無線接続される複数の子機とから構成される。親機および子機に、マイコンメータ、センサなどの端末機器が接続されている。
親機と子機とは、特定小電力無線による通信を行う。子機は、メータの検針値などの端末情報を取得して、親機に端末情報を送信する。親機は、各子機から収集した端末情報を通信回線を通じてセンタ装置に送信する。
ここで、子機に故障などの異常が発生したとき、子機と親機との間で無線通信ができず、親機は端末情報を収集できなくなる。そこで、子機の異常を診断するために、特許文献1では、親機が子機と無線通信を開始したとき、無線応答があった子機については子機のIDを不揮発メモリに記憶し、応答しなかった子機についても不応答回数が4回になれば、その旨を記憶し、応答した子機のID、応答しなかった子機のIDなどの情報をセンタ装置に通知する。
特開2009−38660号公報
ところで、複数の子機がメッシュ状に接続されている場合、通信経路が一意に確定されない。そのため、子機からの応答が返ってこないとき、診断対象の子機が不応答となっているのか、通信経路途中の子機が不応答となっているのかが分からない。また、全ての子機宛に無線通信を行って異常診断を行うと、複数の子機を経由して診断対象の子機に無線信号が到達するため、通信時間が長くなる。そのため、診断に要する時間がかかってしまい、親機の消費電力が多くなってしまう。
本発明は、上記に鑑み、複数の子機がメッシュ状に接続されていても、子機の異常診断を効率よく確実に行うことができる無線テレメータシステムの提供を目的とする。
本発明は、端末機器が接続された複数の子機と、各子機と無線通信可能とされ、センタ装置に通信回線を介して接続された親機とを備え、子機同士が無線通信可能とされた無線テレメータシステムであって、各子機がメッシュ状に接続され、子機は、親機宛の無線信号に自己の識別情報を付加し、親機は、受信した無線信号に付加されている子機の識別情報に基づいてシステムの異常診断を行う。
正常な子機は、親機宛の無線信号に自己の識別情報を付加する。異常のある子機は、無線通信できないので、識別情報を付加することができない。親機は、付加されている識別情報に基づいて、正常な子機を判断する。
親機は、親機宛の無線信号を送信した子機と登録されている配下の子機との対比により、異常のある子機を判断する。親機宛の無線信号を送信した子機は、自己の識別情報を付加する。この子機と登録されている配下の子機とに基づいて、識別情報を付加していない子機が明らかになる。この子機は、異常があって、無線通信できない子機である。
子機から受け取った識別情報に有効期限が設定され、親機は、有効期限内の識別情報に基づいて異常診断を行う。有効期限が過ぎた識別情報の子機は、無線通信後に異常になっているおそれがある。そのため、親機はこの子機と再度無線通信を行って、正常に無線通信できることを確認する必要がある。
親機は、配下の子機宛に無線信号を送信して異常診断を行っているとき、全ての子機に対する異常の有無を確認した時点で異常診断を終了する。各子機宛に無線信号を送信することなく、異常診断を終了でき、通信時間が短くなり、診断に要する時間を短縮できる。
親機は、最小の通信回数で全ての子機の異常判断を行えるように、子機間の通信経路に基づいて無線信号を送信する子機を決める。少ない通信回数で全ての子機の診断を終えることができ、診断に要する時間の短縮を図れる。
本発明によると、一度に複数の子機の異常診断を行うことができ、通信時間の短縮により、診断に要する時間が短くなる。これにより、親機を駆動する電池の消費電力を低減でき、電池の寿命を延ばすことができる。
本発明の無線テレメータシステムの概略構成を示す図 親機および子機のブロック構成図 子機に異常があるときの通信シーケンスを示す図 全ての子機を順に診断するときの通信シーケンスを示す図 通常の無線通信を利用して子機の診断を行うときの通信シーケンスを示す図 最小の通信回数で全ての子機を診断するときの通信シーケンスを示す図
(第1の実施形態)
第1の実施形態の無線テレメータシステムを図1に示す。無線テレメータシステムは、ホストコンピュータ11とセンタ側網制御装置(センタNCU)12とからなるセンタ装置と、センタNCU12に通信回線13を介して接続された端末側網制御装置(T−NCU)14と、T−NCU14に有線接続された親機15と、親機15と無線接続される複数の子機16とによって構成される。親機15および子機16に、それぞれガス、水道等のマイコンメータ、センサなどの端末機器17が接続されている。
親機15と子機16および子機16同士は、特定小電力無線による無線通信可能とされる。親機15の配下には、複数の子機16がメッシュ状に接続される。これにより、メッシュ型の通信経路が形成される。
図2に示すように、親機15は、アンテナ20、無線通信部21、CPU22、ROM23、RAM24、不揮発性メモリ25、端末網制御装置(T−NCU)インターフェース26、電池27を備えている。無線通信部21は、特定小電力無線による通信を行う。端末網制御装置インターフェース26にT−NCU14が接続される。電池27は、CPU22などに電源を供給する。
CPU22、ROM23、RAM24から制御部が構成され、制御部は、無線通信部21を通じて子機16と通信を行うとともに、T−NCUインターフェース26を通じてセンタ装置と通信を行う。制御部は、子機16から検針値などの端末情報を収集して、メモリ25に記憶する。そして、制御部は、端末情報をセンタ装置に出力する。
子機16は、アンテナ30、無線通信部31、CPU32、ROM33、RAM34、不揮発性メモリ35、メータ・センサインターフェース36、電池37を備えている。無線通信部31は、特定小電力無線による通信を行う。メータ・センサインターフェース36に、メータなどの端末機器17が接続される。電池は、CPUなどに電源を供給する。
CPU32、ROM33、RAM34から制御部が構成され、制御部は、無線通信部31を通じて親機15および他の子機16と通信を行うとともに、メータ・センサインターフェース36を通じて端末機器17と通信を行う。制御部は、端末機器17から検針値などの端末情報を取得して、メモリ35に記憶する。そして、制御部は、端末情報を親機15に出力する。
無線通信では、識別情報によって送信元や送信先の機器が特定される。無線信号に識別情報が含まれる。親機15に、自己を識別するための識別情報が設定される。識別情報は、ID、MACアドレスなどのユニークな情報とされ、メモリ25に記憶される。子機16にも同様に識別情報 が設定され、識別情報はメモリ35に記憶される。親機15は、配下の全ての子機16の識別情報をメモリ25に記憶している。
親機15および子機16の各無線機は、ブロードキャストを行って、無線通信可能な無線機を探す。すなわち、無線機は、周囲の無線機との無線通信時の電波強度を測定する。電波強度が強い無線機との間に通信経路が形成される。このようにして作成された通信経路が、各無線機のメモリ25,35に記憶される。親機15は、各子機16から経路情報を収集して、全体の通信経路を作成し、メモリ25に記憶する。この通信経路により、子機16同士の無線接続の状態を認識することができる。子機16は、記憶している通信経路により、無線通信可能な子機16を認識できる。
無線通信が正常に行えるようにするために、親機15は、子機16に異常がないかを調べる異常診断モードを行う。異常診断モードでは、配下の全ての子機16に対して無線通信が行われる。
親機15は、各子機16宛に診断用の無線信号を送信し、応答の有無に基づいて異常の有無を判断する。親機15と直接通信可能な子機a、子機bについては、無線通信の通信結果が診断結果となる。しかし、子機c、子機d、子機eについては、他の子機16を経由して無線通信が行われる。通信不可となった場合、どの子機16において通信不可となったかは分からなかった。
そこで、子機16は、親機15宛の無線信号に自己の識別情報を付加して、無線信号を送信する。親機15は、受信した無線信号に付加されている子機16の識別情報に基づいて異常診断を行う。子機16によって付加される識別情報は、子機16が正常であることを示す情報となる。子機16が異常であるとき、識別情報を付加することができない。
無線通信が正常な場合、子機16は、転送先の子機16から親機15宛の無線信号を受信すると、自己の識別情報を無線信号に付加する。そして、子機16は、この無線信号を親機15宛に送信する。親機15は、親機15宛に送信した子機16の識別情報を含んだ無線信号を受信する。
一方、親機15からの無線信号を受信した子機16が転送先の子機16に無線信号を送信したが、その子機16から応答がない場合、通信不可となる。この場合、子機16は、親機15宛の応答信号を作成し、応答信号に自己の識別情報を付加して親機15宛に送信する。
図3に示すように、例えば親機15から子機aを経由した子機c宛の無線通信において、子機cへの無線通信が失敗した場合、子機aは、自己の識別情報を付加して応答を返す。親機15は、付加された識別情報の子機16に関しては無線通信が正常の子機であると判断する。
親機15は、定期的に異常診断モードを実行する。図4に示すように、親機15は、子機aから子機eまで順に診断を行う。まず、親機15は、子機a宛に無線信号を送信する。子機aは、親機15からの無線信号を受信すると、自己の識別情報を付加した応答信号を作成して、親機15宛に送信する。親機15は、応答信号を受信すると、付加されている識別情報をチェックする。親機15は、子機aの識別情報を確認すると、子機aとの通信は正常であると判断して、子機aの登録情報をメモリ25に記憶する。
子機bにおいて、親機15からの無線信号に対する子機bの応答信号が返ってくると、親機15は、子機bの識別情報に基づいて子機bとの無線通信は正常であると判断して、子機bの登録情報をメモリ25に記憶する。
子機cにおいて、親機15は、子機c宛に無線信号を送信する。無線信号は、まず子機aに送信され、子機aから子機cに転送される。しかし、子機cは故障などにより異常であるので、子機cは応答しない。子機aは、所定時間経過しても子機cから応答がないとき、自己の識別情報を付加した応答信号を作成して、親機15宛に送信する。親機15は、応答信号に付加された識別情報をチェックし、子機aの識別情報を確認する。親機15は、子機cとの無線通信に異常があると判断する。
子機dにおいて、親機15からの無線信号は、子機bを経由して、子機dに送られる。子機dは、自己の識別情報を付加した応答信号を子機bに送信する。子機bは、この応答信号を受信すると、応答信号に自己の識別情報を付加して、親機15宛に送信する。親機15は、応答信号に付加された識別情報をチェックし、子機bおよび子機dの識別情報を確認する。親機15は、子機bおよび子機dとの無線通信は正常であると判断して、子機bおよび子機dの登録情報をメモリ25に記憶する。
子機eにおいて、親機25からの無線信号は、子機b、子機dを経由して、子機eに送られる。子機eは、自己の識別情報を付加した応答信号を子機dに送信する。子機dは、受信した応答信号に自己の識別情報を付加して、子機bに送信する。子機bは、受信した応答信号に自己の識別情報を付加して、親機15宛に送信する。親機15は、応答信号に付加された識別情報をチェックし、子機b、子機dおよび子機eの識別情報を確認する。親機15は、子機b、子機dおよび子機eとの無線通信は正常であると判断して、子機b、子機dおよび子機eの登録情報をメモリ25に記憶する。
親機15は、配下の全ての子機16との無線通信を終えると、親機15宛の無線信号を送信した子機16と登録されている配下の子機16との対比により、異常のある子機16を判断する。すなわち、登録されている配下の子機a〜eに対して、親機15宛ての無線信号を送信した子機16は、登録情報のある子機a,子機b、子機d、子機eである。子機cの登録情報がないので、親機15は、子機cが異常であると判断する。
このように、1回の無線通信により、親機15から通信相手の子機16までの通信経路上にある複数の子機16が正常であることを判断することができる。これにより、異常診断時の無線通信の回数を減らすことができ、診断に要する時間が短くなって、親機15の電池27の消費電力を減らすことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の無線テレメータシステムでは、異常診断を通常の無線通信時に行う。例えば、親機15が定期検針を行うとき、子機16は、応答信号に自己の識別情報を付加して、親機15宛に応答信号を送信する。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
図5に示すように、親機15は、子機e宛に検針のための無線信号を送信する。無線信号は、子機b、子機dを経由して、子機eに送られる。子機eは、親機15からの検針の要求を受けると、端末機器17から取得した端末情報を含む応答信号を作成し、自己の識別情報を付加して、親機15宛に送信する。応答信号は、子機d、子機bを経由して親機15に送られる。各子機16は、応答信号を転送するとき、自己の識別情報を付加する。
親機15が受け取った応答信号には、子機b、子機d、子機eのそれぞれの識別情報が付加されている。親機15は、子機b、子機dおよび子機eとの無線通信は正常であると判断して、子機b、子機dおよび子機eの登録情報をメモリ25に記憶する。
その後、親機15が異常診断モードを実行するとき、親機15は、登録情報を確認する。登録情報を確認することにより、子機b、子機dおよび子機eが正常であることが分かる。そこで、親機15は、配下の子機のうち残りの子機、すなわち子機a、子機cに対して故障診断を行う。
親機15は、子機a宛に診断用の無線信号を送信する。子機aは、自己の識別情報を付加した応答信号を親機15に送信する。親機15は、子機aからの応答信号を受けて、子機aとの無線通信は正常であると判断して、子機aの登録情報をメモリ25に記憶する。
次に、親機15は、子機c宛に無線信号を送信する。無線信号は、子機aを経由して子機cに送られる。しかし、子機cの異常により、子機cは、子機aに応答信号を送信できない。子機aは、自己の識別情報を付加した応答信号を親機に送信する。親機は、子機aからの応答信号を受けて、子機aとの無線通信は正常であるが、子機cとの無線通信に異常があると判断して、子機aの登録情報をメモリ25に記憶する。
このように、通常の無線通信時に異常診断を行って、その結果をメモリ25に記憶しておくことにより、異常診断モードを行う対象の子機が少なくなる。その分、通信時間が減って、診断に要する時間を短縮できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の無線テレメータシステムでは、子機16から受け取った識別情報に有効期限が設定され、親機15は、有効期限内の識別情報に基づいて異常診断を行う。その他の構成は第1、第2の実施形態と同じである。
親機15が作成した登録情報に有効期限、例えば24時間が設定される。有効期限内であれば、登録情報は有効とされ、親機15は、登録情報を用いて、該当する子機16との無線通信が正常であることを認識する。登録情報の有効期限が過ぎているとき、登録情報は無効とされる。親機15は、該当する子機16に対して、再度異常診断のための無線通信を行う。
親機15が無線通信を行って、子機16が正常であることを確認した後、子機16に異常が発生した場合、この子機16とは無線通信が行えないにもかかわらず、正常に無線通信できると誤った判断がされる。登録情報に有効期限を設定することにより、このような事態を避けることができ、診断結果の信頼性を高めることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の無線テレメータシステムでは、異常診断の際に無線通信を行う子機16を減らすことにより、異常診断の時間を短縮する。すなわち、親機15は、異常診断モードの実行時、最小の通信回数で全ての子機16の異常判断を行えるように、子機16間の通信経路に基づいて無線信号を送信する子機16を決める。その他の構成は第1〜第3の実施形態と同じである。
親機15は、作成された通信経路を参照して、最も多くの子機16を経由した無線信号を受信できる子機16を検索する。図1に示すような通信経路の場合、子機e宛の無線信号は2つの子機b、子機dを経由して子機eに届く。親機15は、無線信号の送信先を子機eに決める。そして、親機15は、残りの子機16についても同様に検索する。子機cは子機aを経由した無線信号を受信する。親機15は、無線信号の送信先を子機cに決める。
図6に示すように、親機15は、子機e宛に診断用の無線信号を送信する。無線信号は、子機b、子機dを経由して、子機eに送られる。これにより、子機eからの応答信号には、子機b、子機d、子機eのそれぞれの識別情報が付加される。
次に、親機15は、子機c宛に診断用の無線信号を送信する。無線信号は、子機aを経由して、子機cに送られる。子機cからの応答信号には、子機a、子機cのそれぞれの識別情報が付加される。しかし、子機cに異常がある場合、子機cは応答信号を送信しない。このとき、子機aは、自己の識別情報を付加して応答信号を親機15に送信する。親機15は、全ての子機16の診断結果を得たとき、異常診断モードを終了する。
このように、最小の通信回数で配下の全ての子機16の異常診断を行うことができる。したがって、診断に要する時間を短くでき、診断時の無線通信により他の無線通信がキャンセルされるといった事態を少なくすることができる。しかも、診断時の通信時間が短くなるので、親機の電池の消耗を低減できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の無線テレメータシステムでは、センタ装置が、子機16からの応答信号から得られる情報を管理する。その他の構成は第1〜第4の実施形態と同じである。
親機15は、子機16からの応答信号に付加された識別情報に基づいて、正常な子機16に関する登録情報を作成する。そして、親機15は、登録情報をセンタ装置に送信する。センタ装置は、登録情報を記憶して、管理する。子機16に異常があることが分かると、センタ装置は、その子機16に対して、交換あるいは修理を行うように指示する。異常のあった子機16が正常なものとなり、親機15や他の子機16と無線通信を行える。
以上の通り、本発明の無線テレメータシステムは、端末機器17が接続された複数の子機16と、各子機16と無線通信可能とされ、センタ装置に通信回線13を介して接続された親機15とを備え、子機16同士が無線通信可能とされる。各子機16がメッシュ状に接続され、子機16は、親機15宛の無線信号に自己の識別情報を付加し、親機15は、受信した無線信号に付加されている子機16の識別情報に基づいてシステムの異常診断を行う。
親機15宛の無線信号に子機16が正常であることを示す情報が付加されるので、親機15は子機16からの無線信号を受信することにより、正常な子機16を確認することができる。親機15は、子機16からの無線信号に子機16の識別情報が含まれていないとき、この子機16が異常であると判断する。
親機15は、親機15宛の無線信号を送信した子機16と登録されている配下の子機16との対比により、異常のある子機16を判断する。この対比により、異常のある子機16を見つけることができる。
子機16から受け取った識別情報に有効期限が設定され、親機15は、有効期限内の識別情報に基づいて異常診断を行う。付加された識別情報により子機16の正常が確認された後に、子機16に異常が発生する場合がある。有効期限が過ぎたときは、再度子機16の異常診断を行うことにより、異常のある子機16を正常とする誤った判断をなくすことができる。
親機15は、配下の子機16宛に無線信号を送信して異常診断を行っているとき、全ての子機16に対する異常の有無を確認した時点で異常診断を終了する。全ての子機16宛に診断用の無線信号を送信する必要がなくなり、通信時間を短くできる。
親機15は、最小の通信回数で全ての子機16の異常判断を行えるように、子機16間の通信経路に基づいて無線信号を送信する子機16を決める。診断に要する時間を短縮でき、省エネを図れる。
子機16が識別情報を付加するケースとして、自己宛に無線信号が送られてきたときである。すなわち、子機16は、親機15からの要求に応じて応答するときの応答信号に自己の識別情報を付加する。また、親機15宛の無線信号を転送するときである。すなわち、子機16は、他の子機16から受け取った親機15宛の無線信号に自己の識別情報を付加する。また、子機16は、他の子機16に送信した無線信号に対する応答がないとき、作成した親機15宛の応答信号に自己の識別情報を付加する。
親機15は、定期検針時に異常診断を行う。また、子機16が端末発呼するときに、子機16は自発的に自己の識別情報を付加する。子機16から発せられた無線信号を転送する子機16も、転送するときに自己の識別情報を付加する。これにより、異常診断に要する時間を節約できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。親機15と子機16および子機16同士の無線通信として、ZigBee(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)といった近距離無線通信であってもよい。
15 親機
16 子機
17 端末機器
21 無線通信部
25 不揮発性メモリ
27 電池
31 無線通信部
35 不揮発性メモリ

Claims (5)

  1. 端末機器が接続された複数の子機と、各子機と無線通信可能とされ、センタ装置に通信回線を介して接続された親機とを備え、子機同士が無線通信可能とされた無線テレメータシステムであって、各子機がメッシュ状に接続され、子機は、親機からの無線信号を転送した子機から応答がないとき、親機宛ての無線信号を作成し、自己の識別情報を付加して無線信号を送信し、親機は、受信した無線信号に付加されている子機の識別情報に基づいて、識別情報のない子機が異常であると判断することを特徴とする無線テレメータシステム。
  2. 親機は、親機宛の無線信号を送信した子機と登録されている配下の子機との対比により、異常のある子機を判断することを特徴とする請求項1記載の無線テレメータシステム。
  3. 子機から受け取った識別情報に有効期限が設定され、親機は、有効期限内の識別情報に基づいて異常診断を行うことを特徴とする請求項1または2記載の無線テレメータシステム。
  4. 親機は、配下の子機宛に無線信号を送信して異常診断を行っているとき、全ての子機に対する異常の有無を確認した時点で異常診断を終了することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線テレメータシステム。
  5. 親機は、最小の通信回数で全ての子機の異常判断を行えるように、子機間の通信経路に基づいて無線信号を送信する子機を決めることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線テレメータシステム。
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