JP5210832B2 - 特定小電力無線テレメータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、標準規格RCR_STD−T67に準ずる特定小電力無線テレメータシステムに関し、親機や子機又は中継機のような無線端末間の無線通信を可能とする情報交換作業である縁組作業にあって各無線端末内に生成される縁組情報の保守管理を行うことができる無線テレメータシステムに関する。
無線テレメータシステムにおいては、無線親機からマイコンメータまでの無線通信区間の距離を伸ばすため、通信経路上に複数の中継機を介在させて通信経路を多段化することが行われている。多段化された無線テレメータシステムでは、無線親機は通信経路上の端末情報を管理する機能を担っている。そのため、下流側の無線端末と上流側の無線端末との間で無線通信を可能とする情報交換作業としての縁組作業を当該両無線端末間で繰り返し、下流側の無線端末の端末情報を上流側の無線端末へ順次移行させて、最終的には最上流の無線端末となる無線親機に端末情報を集約させている(特許文献1参照)。
従来の無線テレメータシステムのシステム図が図15に示されている。図15に示すように無線テレメータシステムは、ホストコンピュータ1と、これに接続されたセンタ網制御装置2と、電話回線3を介してセンタ網制御装置2に接続された端末網制御装置4と、端末網制御装置4に接続された無線親機5(以下、「親機5」と略す)と、親機5に接続された中継機7と、中継機7に接続された無線子機6(以下、「子機6」と略す)と、子機6又は中継機7に接続された電気、ガス、水道等のメータ8から構成され、親機5と中継機7の間、及び子機6又は中継機7との間のデータ通信は、無線で行われる。なお、図示している子機6の他に、中継機7を介さずに親機5に直接に接続される子機6を配置してもよい。
図16は、図15に示された無線テレメータシステムにおける親機5と子機6又は中継機7のブッロク図であり、識別符号等のデータ登録用として、親機5では不揮発性メモリー17が、また子機6(中継機7)では不揮発性メモリー27が使用されている。また、CPU12,22は時計やタイマー機能を有している。親機5においては、CPU12には、アンテナ10に接続された無線通信ユニット11、端末網制御装置とのインターフェース13、ROM14、RAM15及び不揮発性メモリー17がそれぞれ接続されている。親機5は、更に電池16、スイッチ18及び表示装置19を備えている。子機6においては、CPU22には、アンテナ20に接続された無線通信ユニット21、メータ・センサとのインターフェース23、ROM24、RAM25及び不揮発性メモリー27がそれぞれ接続されている。子機6は、更に電池26、スイッチ28及び表示装置29を備えている。
まず、当該縁組に関して交換される一般的な二種類の情報について説明する。一方の種類の情報は、無線通信に使用する無線チャンネルやチャンネル数などを定めた基本情報である。二つ目の種類の情報は、目的の相手端末に到達するための情報で、各無線端末固有の識別符号やIDなどを経路ごとに管理した経路情報である。つまり経路情報とは、図17に示す一般的な無線テレメータシステムで使用される電文を受信した無線端末が、電文中のID情報を基にして目的端末までの経路を選択するために用いられる情報である。
ここで、図15に示すシステムにおいて、その縁組作業の詳細手順を図18に示すシーケンス図に基づいて説明する。
まず、最下流の子機6(α)とその上流端末の中継機7(B)間で最初の縁組作業が行われる。次に、中継機7(B)と親機5が縁組されるが、このとき無線通信に必要な基本情報だけでなく経路情報として、中継機7(B)の配下端末である子機6(α)の情報も親機5に伝えられる。よって、親機5は、直下流に中継機7(B)が存在し、中継機7(B)の更に下流には子機6(α)が存在することを知ることになる。同様に中継機7(A)と子機6(a〜n)まで順次縁組作業が行われ、更に中継機7(A)と親機5との縁組作業が行われることで、親機5には、直下流の中継機7(A)の情報だけでなく、中継機7(A)の配下端末の子機6(a〜n)の経路情報が集約されることになる。即ち、親機5は、図17に示す電文で目的端末のIDが子機6(α)である電文を受信しても、子機6(α)が中継機7(B)の配下にあることを知っているため、まず中継機7(B)に図17に示す電文を転送すればよいことを知り、中継機7(B)に受信電文を転送する。中継機7(B)でも同様の理由から目的端末である子機6(α)に電文が送信される。つまり、経路を選択するための情報とは、直下流の端末情報とその配下の端末情報を有することと同等であることから、経路の下流から順に配下情報を上流端末へ伝送することで経路情報が各端末で構築できることになる。
しかしながら、上記のように構築された経路情報であっても、設置時にはなかった建物などの障害物が子機6(α)の通信経路上に作られたりすると、やむを得ず子機6(α)を移設し、新たな通信経路の情報を築くことが必要になる場合がある。
ここで新しい有効な通信経路が中継機7(A)を介する経路であったとすると、まず子機6(α)と中継機7(A)が再縁組され、更に中継機7(A)と親機5とが再縁組されることで、新たな通信経路が構築されることになる。
ここで注意すべきは、中継機7(B)が移設に関した情報を知らなくとも新しい通信経路の構築がされることである。このことから移設の作業性が良いとも言える反面、中継機7(B)には子機6(α)を配下端末とする前の経路情報が残存してしまう面もあった。このような状態にある中継機7(B)に新たな子機6(β)を増設する場合を考えると、中継機7(B)と子機6(β)が縁組され、さらに親機5と中継機7(B)が縁組されることになるが、このとき親機5に通知される経路情報には、中継機7(B)の配下に新たに追加した子機6(β)と子機6(α)の存在が通知される。つまり親機5では、実際には中継機7(A)の配下として設置されている子機6(α)を中継機7(B)配下に再移設されたと誤認識する結果になっていた。
特開2007−199761号公報
このように現状の無線テレメータシステムでは、無線端末の移設時などに要する再縁組作業で発生した無効な縁組情報が残存し、システム拡張に伴う子機や中継機の増設作業時に大きな問題となる可能性があったため、増設作業前にすべての無線端末の縁組情報を再確認するなどの膨大な作業が必要であった。そこで、無線親機、中継機又は無線子機等の無線端末間で縁組作業が行われているテレメータシステムにおいて、残存する無効な縁組情報を見つけ出して対策を取ることができれば、システム拡張の際に縁組情報の保守管理が簡単になり、誤認識のような不都合な事態が生じるのを回避することが可能になる。
上記の目的を達成するため、本発明における無線テレメータシステムは、センタ網制御装置に電話網を介して接続された端末網制御装置と、前記端末網制御装置に有線接続された無線親機と、前記無線親機と直接に又は中継機を介して無線データ通信を行う無線子機と、前記無線子機又は前記中継機に有線接続されたガス、水道等のマイコンメータとを備え、無線端末である、前記無線親機、前記無線子機及び前記中継機の間で無線通信を可能とする縁組作業を行い特定小電力無線方式の無線通信をする無線テレメータシステムにおいて、前記無線子機の移設によって別の前記中継機との間で再縁組作業を行って新無線通信経路を確立する際に、移設された前記無線子機について、当該移設前の前記縁組作業で確立された縁組情報のうち当該移設前の旧無線通信経路では無線通信不能となって残存する無効な縁組情報を検出する機能を前記無線親機が有することを特徴としている。
この無線テレメータシステムによれば、無線端末間の無線通信を可能とするために行われる縁組作業を済ませた無線端末の一つを移設する移設作業を行う際に、別の無線端末と再縁組作業を行ったときには新しい無線通信経路が確立される。しかしながら、その代わりに、移設前の無線通信経路で通信不能となる経路が生じることがあり、移設前の縁組相手であった無線端末には無線通信できなくなった無効な縁組情報が残っている場合には、この無効となった縁組情報が検出されるので、検出された無効な縁組情報を取り除くなどの対策を立てることができる。
また、この無線テレメータシステムにおいて、前記無線親機は、前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、再縁組の相手となる前記別の中継機に再縁組情報に合わせて前記無効な縁組情報の残存を通知する機能を有し、更に、当該通知を受信した前記別の中継機は、前記無効な縁組情報の残存を作業者に知らせ得る表示を行うことができる。こうした通知と表示により、作業者が無効な縁組情報に起因してシステムが抱え得る問題の発生を早期にかつ、容易に知ることができるようになる。
また、この無線テレメータシステムにおいて、前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、移設された前記無線子機のID情報が前記無線親機に記憶することができる。こうした移設された無線端末の情報や、無効となった縁組情報を保有する他の無線端末の情報を記憶することで、無効な縁組情報の管理を容易に行うことが可能となる。
また、この無線テレメータシステムにおいて、無効な縁組情報が検出されることに応答して、無線親機を通じて前記センタ網制御装置に前記無効な縁組情報の残存を知らせる発呼を行うことができる。こうした発呼処理を行うので、センタにおいても無効な縁組情報の発生を知ることができる。
加えて、この無線テレメータシステムにおいて、前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、前記無線親機は、前記無効な縁組情報を削除する旨の電文を受信するとともに、前記無線親機の配下の下流端末である前記中継機又は前記無線子機に前記下流端末の縁組情報を当該受信電文に付加して転送し、当該転送電文を受信した前記下流端末は、自身の前記縁組情報と前記転送電文に付加されている前記下流端末についての前記縁組情報とを比較し、前記転送電文に付加されている前記縁組情報以外の前記縁組情報を前記無効な縁組情報であると判断し、削除することができる。このように、親機から下流端末への有効な縁組情報の転送と、下流端末において、当該転送された有効な縁組情報と当該下流端末が保有する縁組情報とを比較し、無効な縁組情報の特定とその削除処理とによって、無効な縁組情報の削除を容易に行うことができる。なお、無効な縁組情報を削除する旨の電文は、無効な縁組情報を知らせる発呼を受けたセンタ網制御装置が発信し無線親機が受信した電文であることもあれば、定期的にあるいは縁組作業毎に無線親機が受信する電文であってもよい。
この発明による無線テレメータシステムによれば、再縁組作業において発生し残存する無効な縁組情報の検出が容易に行え、更に削除も簡単に行えるため、信頼性のある多段化された無線テレメータシステムの運用管理を行うことができる。
図面を参照して、この発明による無線テレメータシステムの実施形態を説明する。なお、この発明である無線テレメータシステムのハード構成については、図15及び図16に示す従来の無線テレメータシステムの構成と同等であってよく、ここでは再度の説明を省略する。
まず、本発明による無線テレメータシステムの実施形態を説明するにあたって、上記した図18のシーケンス図に従った縁組作業がされていたとする。このときの中継機7(A)のIDと識別符号を「101と00000000101」、その配下端末である子機6(a)、子機6(b)、子機6(c)のIDと識別符号をそれぞれ「111と00000000111」, 「112と00000000112」, 「113と00000000113」とし、中継機7(B)のIDと識別符号を「201と00000000201」、その配下端末である子機6(α)のIDと識別符号を「211と00000000211」であったとき、縁組作業がすべて終了すると、親機5,中継機7(A)及び中継機7(B)には図1,図2及び図3の経路情報が登録されることになる。図1,図2及び図3においては、左側に直下流端末のIDと識別符号が示されており、その右側には、その直下流端末の配下端末のIDと識別符号が示されている。
例えば、親機5が、センタ網制御装置2からの図4に示す処理種別「TEST」の電文を受信すると、ID部のデータ値から親機自身への電文ではなく、IDが「211」である端末への電文であることを知る。ここで親機5は、図1の経路情報からID「211」は、直下流端末のID「201」である中継機7(B)の配下にあることを導き、まず中継機7(B)に受信電文を転送する。次に中継機7(B)は、この転送された電文を受信するとやはり電文のID部のデータ値から中継機7(B)自身への電文でなく、IDが「211」である端末への電文であることを知り、図3に示す経路情報からID「211」が直下流端末の子機6(α)であることを知るため、受信電文を子機6(α)に更に転送する。これによって、センタ網制御装置2が目的としていたID「211」の端末へ指示電文を到達させることが可能となっている。
しかし、このように縁組作業を済ました各無線端末の無線環境が良好のままであり続けることは珍しく、移設を余儀なくされることも少なくない。そこで子機6(α)の無線環境が悪化し、中継機7(B)の配下から中継機7(A)の配下への移設が必要となったと仮定した場合、新しい経路情報を確立するための再縁組作業が実施されることになる。
まず、子機6(α)と中継機7(A)とが再縁組され、中継機7(A)の経路情報が図5に示す内容に更新される。具体的には、中継機7(A)の直下流端末として、ID「211」、識別符号「211と00000000211」の子機6(α)が加えられる。
次に、中継機7(A)と親機5とが再縁組されるが、このときの親機5の処理動作を図6のフロー図に従い説明する。最初に親機5は、縁組情報の電文を待つ受信状態になる(ステップ1)。そこに中継機7(A)からの縁組情報(再縁組情報)を受信すると、直下に中継機7(A)の存在を、中継器7(A)の配下に子機6(a)、子機6(b)、子機(c)と新たに追加された子機6(α)の存在を知り、現在保有する経路情報(再縁組前;図1)に対して同じ情報があるかの重複確認を行う(ステップ2)。本例では中継機7(A)、子機6(a)、子機6(b)、子機6(c)、子機6(α)が重複と確認されるが、その中の子機6(α)だけが現在の経路情報(図1)と経路状態が変更(即ち、中継機7(B)経由から中継器7(A)経由に変更)されていること(ステップ3)、現在の経路情報(図1)において中継機7(B)を経由した直下流端末の配下端末として割りつけられていた情報であることが確認される(ステップ4)。この確認によって、中継機7(B)と子機6(α)との縁組情報は無効な縁組情報となるので、無効な縁組情報の発生があったと判断する(ステップ5)。なお、このときの中継機7(B)の経路情報を確認すると、図3の状態から変化していないことは明らかである。つまり、中継機7(B)と子機6(α)との縁組情報が無効な縁組情報となっていることから、上記の判断は正しいことが確認された。次に、現在の縁組情報(図1)から重複したデータが削除(ステップ6)され、親機5の経路情報としては、中継機7(A)の配下に子機6(α)の存在が確認できる新しい経路情報が図7の通り登録される(ステップ7)。更に、親機5は、自身の縁組情報と縁組成功を示す情報だけで構成された従来の応答電文を返信するのではなく、無効な縁組情報が発生していることを示す情報も加えて返信する(ステップ8)。
ここで親機5が、受信電文の経路情報と現保有の経路情報(図1)に重複する情報がなかった場合(即ち、無線端末の移設がなかった場合;ステップ2)、重複情報があっても経路状態の変化がない場合(即ち、無線端末の移設はあったが中継機を変更するというような経路変化がない場合;ステップ3)、重複情報があり更に経路状態の変化もあるが現保有の縁組情報(図1)で直下流の配下端末として割りつけられていない情報であった場合(ステップ4)には、無効な縁組の発生なしと判断し(ステップ9)、重複事象の削除が必要な場合は削除(ステップ10)してから、新しい縁組情報を登録する(ステップ11)。ここでも親機5は、従来通りの自身の縁組情報や縁組成功の情報に加えて、無効な縁組情報なかったことを示す情報を返信することになる(ステップ12)。
このように、親機5からの縁組作業の返信電文において、無効な縁組情報の発生を示す新たに付加情報で、受信側の端末は、無効な縁組情報が発生していること示す表示を行うことが可能となり、このことから作業者に無効な縁組情報の発生通知を容易に行えることとなる。
ここで、図6のフロー図のステップ5にて無効な縁組情報が発生したと判断し、重複データの削除(ステップ6)をする前に、削除予定データを無効な縁組情報の詳細情報として、図8に示すように経路情報とは別管理されたメモリー領域にコピーするとすれば、無効な縁組情報を保有する端末情報と、当該無効な縁組情報を保有する端末から見れば当該無効な縁組の元になる無効な縁組端末の情報とについて、データ管理を容易に行うことができる。
更に、再縁組よる無効な縁組情報の発生を検出した端末(本例では親機5に該当)は、センタ網制御装置2へ発呼処理を行うとすれば、システム管理者側でも無効な縁組情報の発生を知ることが可能となる。例えば、このとき親機5のIDを「001」、予め定めたシステムエラーを示した処理種別「CALL」、システムエラー内容が無効な縁組情報の発生を示したコード「0A」とすると、図13の電文でセンタ網制御装置2に通知することになる。
次に、本発明による無線テレメータシステムにおいて、無効な縁組情報を削除する方法を図13のシーケンス図に基づいて説明する。センタ網制御装置2から無効な縁組情報の削除を示した処理種別「ERASE」でID「201」の中継機7(B)に対する図10の電文が親機5に送信されると、親機5は図7の経路情報からID201の中継機(B)が直下流にあることを導き、受信電文を転送する。その際、自身が有するID201の配下端末情報を付加できる図11の電文形式に変換してから転送する。なお、図11の電文の配下数とは、親機5が有する経路情報(図7)からID201の配下として登録されている端末数であり、本例では「0」になる。また配下端末情報は、配下端末の情報が登録されていた場合、その情報が付加されるが、本例では配下端末がないことを示す「???‥?」で埋められることになる。
図11の電文を受信したID201の中継機7(B)は配下数又は配下端末情報から自身には配下端末がないことが正しいことを知り、自身の経路情報(図3)からID211であり識別符号が000000000211の端末は無効な縁組情報であることが導かれることになるため削除をし、削除した端末数を「1」、削除端末情報のIDと識別符号を「211、000000000211」とする図12の電文で応答することで無効な縁組情報が確実に削除されたことをセンタ網制御装置2で知ることができるようになる。
更に本発明では、無効な縁組情報が発生していることを確認した端末が図14の電文で発呼処理を行とすることで、更に容易に無効な縁組情報の検出と削除とを行うことができる。例えば前記の例を用いた場合、発呼端末が親機5となるため図14の発呼電文は、目的端末のIDを001(親機)、処理種別としてシステムエラーを示すCALLとし、無効な縁組情報のデータ付き発呼であることを示す要因を0Bとした時、無効な縁組情報の発生件数は01、図8の無効な縁組情報の発生情報が削除端末情報として付加されたものがセンタ網制御装置2に通知される。センタ網制御装置2は、この発呼電文から無効な縁組情報を有する端末として通知されたID201の端末に対して図10の電文を発信すれば、無効な縁組情報を容易に削除することが可能となる。
また、一般的な無線テレメータシステムでは無線環境の変化を考慮し、定期的に親機5と各無線端末とが通信する診断機能を有していることに着目し、本発明による無線テレメータシステムでは、親機5が、この機能を利用して各無線端末と通信するときに、無効な縁組情報の発生情報を示すメモリー(図12)を読み出すとすれば、無効な縁組情報の発生を発生端末からの発呼処理にだけ頼ることがなくなるため、無効な縁組情報について更に信頼性が高い検知と削除とを行うことができる。
本発明の実施形態における親機の経路情報例である。 本発明の実施形態における中継機の経路情報例である。 本発明の実施形態における中継機の経路情報例である。 本発明の実施形態における電文例である。 本発明の実施形態における再縁組後の中継機の経路情報例である。 本発明の実施形態における無効な縁組情報の発生の検出方法を示すフロー図である。 本発明の実施形態における再縁組後の親機の経路情報例である。 本発明の実施形態における無効な縁組情報の発生情報例である。 本発明の実施形態における発呼電文例である。 本発明の実施形態における無効な縁組情報の削除電文例である。 本発明の実施形態における無効な縁組情報の削除電文例である。 本発明の実施形態における無効な縁組情報の削除に対する応答電文例である。 本発明の実施形態における無効な縁組情報の削除に対するシーケンスである。 本発明の実施形態における発呼電文例である。 従来の無線テレメータシステムのシステム図である。 従来の無線テレメータシステムにおける親機と子機及び中継機のブロック図である。 一般的なセンタからの電文フォーマット図である。 従来の縁組作業の手順を示したシーケンス図である。
符号の説明
1 ホストコンピュータ 2 センタ網制御装置
3 電話回線 4 端末網制御装置
5 親機 6 子機
7 中継機 8 メータ
10 アンテナ 11 無線通信ユニット
12 CPU 13 端末網制御装置と接続のためのI/F
14 ROM 15 RAM
16 電池 17 データ登録用の不揮発性メモリー
18 スイッチ 19 表示装置
20 アンテナ 21 無線通信ユニット
22 CPU 23 メ−タやセンサーと接続のためのI/F
24 ROM 25 RAM
26 電池 27 データ登録用不揮発メモリー
28 スイッチ 29 表示装置

Claims (5)

  1. センタ網制御装置に電話網を介して接続された端末網制御装置と、前記端末網制御装置に有線接続された無線親機と、前記無線親機と直接に又は中継機を介して無線データ通信を行う無線子機と、前記無線子機又は前記中継機に有線接続されたガス、水道等のマイコンメータとを備え、無線端末である、前記無線親機、前記無線子機及び前記中継機の間で無線通信を可能とする縁組作業を行い特定小電力無線方式の無線通信をする無線テレメータシステムにおいて、
    前記無線子機の移設によって別の前記中継機との間で再縁組作業を行って新無線通信経路を確立する際に、移設された前記無線子機について、当該移設前の前記縁組作業で確立された縁組情報のうち当該移設前の旧無線通信経路では無線通信不能となって残存する無効な縁組情報を検出する機能を前記無線親機が有することを特徴とする無線テレメータシステム。
  2. 前記無線親機は、前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、再縁組の相手となる前記別の中継機に再縁組情報に合わせて前記無効な縁組情報の残存を通知する機能を有し、更に、当該通知を受信した前記別の中継機は、前記無効な縁組情報の残存を作業者に知らせ得る表示を行うことを特徴とする請求項1記載の無線テレメータシステム。
  3. 前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、移設された前記無線子機のID情報が前記無線親機に記憶されることを特徴とする請求項1又は2記載の無線テレメータシステム。
  4. 前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、前記無線親機を通じて前記センタ網制御装置に前記無効な縁組情報の残存を知らせる発呼が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の無線テレメータシステム。
  5. 前記無効な縁組情報が検出されることに応答して、前記無線親機は、前記無効な縁組情報を削除する旨の電文を受信するとともに、前記無線親機の配下の下流端末である前記中継機又は前記無線子機に前記下流端末の縁組情報を当該受信電文に付加して転送し、当該転送電文を受信した前記下流端末は、自身の前記縁組情報と前記転送電文に付加されている前記下流端末についての前記縁組情報とを比較し、前記転送電文に付加されている前記縁組情報以外の前記縁組情報を前記無効な縁組情報であると判断し、削除することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の無線テレメータシステム。
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