JP6942625B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

本発明は警報器に関し、特に、外部機器との間で通信を行う警報器に関する。
近年、周囲環境を監視して異常を報せる警報器には、外部の機器、たとえば他の警報器などとの間で情報交換を可能にする通信機能が備えられている。警報器が通信機能を有することによって、異常を検知した警報器と離れた場所にいる人に異常を報せたり、たとえばガス警報器がガス管の閉栓を制御し得るガスメータと通信可能である場合には異常状態の拡大を防止したり、もしくは災害を未然に防止したりすることができる。特許文献1には、無線信号を送受信する複数の火災警報器によって構成された警報器システムが開示されている。
特許第5149684号公報
特許文献1の警報器システムでは、親局となる警報器において、子局となる警報器の識別番号を記録する登録処理が実行され、その後、その登録に基づく機器番号を用いて送信先の警報器を特定した通信が各警報器において行われる。このように、相手方の機器の登録のような準備処理を行ったうえで特定の機器との間で通信を行う警報器では、相手方の機器に変動があった場合に正常に通信ができなかったり、警報器自身の通信機能は正常であるにも拘わらず、通信エラーが報知されたりすることがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、通信のための準備処理を特定の外部機器との間で行った後にその外部機器に変動があった場合でも、正常な動作を容易に継続させることができる警報器を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の警報器は、周囲環境の異常を報せる警報器であって、前記警報器は、外部機器との間で縁組の実行を伴う通信を行う通信部と、外部から操作され得るように設けられた被操作部と、前記被操作部に対する所定の第1操作に基づいて、前記縁組を制御する縁組制御モードに前記警報器を移行させ、前記縁組制御モードにおいて前記通信部によって縁組パケットが受信された場合に前記縁組を実行させるように構成された制御部と、を備え、前記制御部は、前記縁組が成立している状態で前記警報器を前記縁組制御モードに移行させた再縁組制御モードでは、前記通信部によって第2の縁組パケットが受信された場合に、前記第2の縁組パケットを送信した外部機器との間で再度または新たに前記縁組を実行させ、前記通信部によって前記第2の縁組パケットが受信されずに、前記被操作部に対して所定の第2操作が行われた場合には、成立している前記縁組を解消させるように構成されている。
前記制御部は、前記再縁組制御モードへの移行後の所定の時間の経過後に前記再縁組制御モードを終了させるように構成されると共に、前記再縁組制御モードにおいて、前記第2の縁組パケットが前記通信部によって受信されず、かつ、前記被操作部に対して前記第2操作が行われない場合は、成立している前記縁組を維持させるように構成されていてもよい。
前記制御部は、前記警報器への給電の開始時に所定の初期動作を実行するように構成されると共に、成立している前記縁組を維持させたまま前記再縁組制御モードを終了させるときに前記初期動作を実行するように構成されていてもよい。
前記制御部は、前記再縁組制御モードへの移行後の所定の第1期間の間に前記通信部によって前記第2の縁組パケットが受信されずに、前記第1期間の経過後の所定の第2期間内に前記被操作部に対して前記第2操作が行われた場合に、成立している前記縁組を解消させるように構成されていてもよい。
一実施形態の警報器は、前記第2期間の経過中であることを少なくとも報知する報知部をさらに備えていてもよい。
前記被操作部は、少なくとも二つの状態を有するスイッチによって構成されており、前記第1操作は、前記警報器への給電を停止または開始させる操作と前記スイッチの状態を遷移させる操作とを含む一連の操作であり、前記第2操作は、前記スイッチの状態を所定の時間以上維持する操作であってもよい。
本発明によれば、通信のための準備処理を特定の外部機器との間で行った後にその外部機器に変動が生じても、容易に、警報器に正常な動作を継続させることができる。
本発明の一実施形態の警報器の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の警報器の外観の一例を示す正面図である。 図2に示される警報器を、縁組が行われた外部機器と共に示す図である。 本発明の一実施形態の警報器の縁組制御を例示するフローチャートである。 図3に示される外部機器が他の外部機器と置き換えられて新たに縁組が行われた例を示す図である。 図3に示される警報器において縁組が解消された例を示す図である。 図3に示される警報器において縁組が維持された例を示す図である。 本発明の一実施形態の警報器の他の縁組制御の一部を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態の警報器を詳細に説明する。図1には、一実施形態の警報器1の主要な構成要素がブロック図で示されている。
図1に示されるように、警報器1は、周囲環境の変化を検知する検知部5と、外部から操作され得るように設けられた被操作部4と、音または光などを発する報知部6と、図示されない外部機器との間で通信を行う通信部2と、検知部5、報知部6および通信部2を含む警報器1の動作を全体的に制御する制御部3と、を備えている。警報器1は、検知部5を用いて周囲環境の変化を監視して、報知部6を用いて警報器1のユーザーなどに周囲環境の異常を報せる。
通信部2は、図示されない外部機器との間で縁組の実行を伴う通信を実行する。ここで「縁組」は、伝送すべき情報の送受信の前に通信規格に応じて警報器と特定の外部機器との間で実施される、通信のための準備処理である。たとえば「縁組」として実施される処理は、伝送すべき情報の送受信の前に必要となる、相手方の機器の選択、その機器との回線の接続、信頼性の高い無線通信を行うために必要な相手方の機器に対する認証処理や各機器内での相手方の機器の登録などによる互いの関連付け、および/または、相手方の機器の仕様などに応じた各機器内の状態設定などである。「縁組」において、互いのID番号や暗号化キーの交換が行われてもよい。たとえば、警報器1がBluetooth(登録商標)を用いて通信を行う場合には、縁組は、所謂ペアリングであってもよい。「縁組」の実行によって、たとえば相手方の機器のID番号および暗号化キーなどの相手方の固有の情報、または、警報器1と相手方の機器とを関連付けに関するデータなどの縁組に関する情報が、通信部2もしくは制御部3に備えられる記憶領域、または通信部2および制御部3とは別に備えられる図示されない記憶部に記憶されてもよい。そして後述する縁組の解消時には、このように制御部3または図示されない記憶部に記憶された縁組関連の情報が消去されてもよく、縁組関連の情報が記憶された記憶領域などに縁組未了であることを示す所定のデータが上書きされてもよい。
制御部3は、被操作部4に対する所定の操作に基づいて、通信部2による外部機器との縁組を制御する縁組制御モードに警報器1を移行させ、その縁組制御モードにおいて通信部2によって縁組パケットが受信された場合に、通信部2に縁組を実行させるように構成されている。「縁組パケット」は、各通信規格において規定された、または、警報器1と外部機器との間で独自に定められた、縁組に必要な情報を含むひと塊の伝送データである。縁組パケットは、たとえば、プリアンブルおよび同期信号などを含むヘッダ部と、外部機器のID番号および警報器1のID番号などを含むペイロード部とで構成される。なお、以下の説明において、警報器1を縁組制御モードに移行させるべく被操作部4に対して為されるべき所定の操作は「第1操作」と称される。
制御部3は、好ましくは、演算機能、比較機能、計時機能、記憶機能などを有する。制御部3は、たとえば、市販のマイコンやASICなどの半導体装置などを含み、マイコンなどに内蔵されたプログラムに沿って動作してもよい。その場合、内蔵されたプログラムには、被操作部4に対する所定の操作に基づいて警報器1を縁組制御モードに移行させ、その縁組制御モードにおいて通信部2によって縁組パケットが受信された場合に、通信部2に縁組を実行させることが記述されている。たとえば制御部3は、このように制御部3に含まれるマイコンなどに内蔵されたプログラムに従って動作するように構成され、プログラムに従って動作することによって、通信部2などに対する前述または後述の各種の制御を実行し得る。
制御部3は、さらに、通信部2と外部機器との間で縁組が実行された後の状態、すなわち特定の外部の機器との間で縁組が成立している状態であっても、被操作部4に対して第1操作が実行されると、警報器1を縁組制御モードに移行させる。以下の説明において、既に特定の外部機器との間で縁組が成立している状態で被操作部4に対する第1操作によって警報器1が移行する縁組制御モードは「再縁組制御モード」とも称される。また、特定の外部機器との間で縁組が成立していない状態で第1操作によって警報器1が移行する縁組制御モードは「新縁組制御モード」とも称される。なお、便宜上「再縁組制御モード」という用語が用いられるが、後述するように「再縁組制御モード」において、必ずしも再度の縁組が行われる訳ではない。また「新縁組制御モード」は、既に成立している縁組が「再縁組制御モード」において解消された後に警報器1が移行する縁組制御モードであってもよい。
制御部3は、さらに、再縁組制御モードでは、通信部2によって第2の縁組パケットが受信された場合に、通信部2に、第2の縁組パケットを送信した外部機器との間で縁組を実行させ、通信部2によって第2の縁組パケットが受信されずに被操作部4に対して所定の操作が行われた場合には、既に特定の外部機器との間で成立している縁組を解消させる。なお「第2の縁組パケット」は、再縁組制御モードにおいて受信される縁組パケットを意味している。また、以下の説明では、「第2の縁組パケット」との区別が必要な場合に、新縁組制御モードにおいて受信される縁組パケットは「第1の縁組パケット」とも称される。第1の縁組パケットおよび第2の縁組パケットは、単に「縁組パケット」と総称されることもある。また、既に成立している縁組を解消させるべく被操作部4に対して為されるべき所定の操作は、以下の説明において「第2操作」と称される。前述した第1操作および第2操作は、好ましくは、被操作部4に対する互いに異なる操作である。
第1の縁組パケットに含まれる情報は、第2の縁組パケットに含まれる情報と同じであってもよく、異なっていてもよい。従って、第1の縁組パケットを送信した外部機器と第2の縁組パケットを送信した外部機器とが同じであってもよく、異なっていてもよい。従って、制御部3は、再縁組制御モードにおいて通信部4に、新縁組制御モードにおいて縁組を実行した外部機器との間で再度縁組を実行させてもよく、新縁組制御モードにおいて縁組を実行した外部機器と異なる外部機器との間で新たに縁組を実行させてもよい。
このように、本実施形態では、一旦、特定の外部機器(第1外部機器)との間で縁組が成立している状態であっても、容易に、第1外部機器と異なる所望の外部機器(第2外部機器)との間で縁組を実行させることができる。さらに、本実施形態では、第1外部機器を含めて縁組パケットを送信する外部機器が通信可能圏内に存在しない場合には、既に成立している縁組を、第2操作を行うことによって容易に解消することもできる。
特定の外部機器との間で縁組を行って通信を行う警報器においては、たとえば外部機器の故障などに伴って、通信すべき相手方の機器が交換されたり、単に通信可能圏内から撤去されたりすることがある。そのように相手方の機器に変動があった場合には、新たに通信相手となる機器との間で縁組を実行したり、通信圏内から撤去された機器との縁組を単に解消したりする必要がある。特に警報器においては、主に異常の検知時に他の警報器などとの間で通信が行われるため、異常時に確実に通信可能であることが求められる。さらに、そのような異常時の確実な通信を担保するために、平常時においても、既に縁組を行った機器との間で定期的に交信を行うことによって点検が行われることが好ましい。そのように定期的に点検が行われる状況の下で外部機器に変動が生じると、警報器は、縁組した相手方の機器からの点検用の信号を受信できないために通信不能と認識し、外部機器との間の通信が不能である旨の報知を行うことがある。警報器の実質的な故障でもないのに定期的に通信不能が報知され、そのたびに警報の停止操作を求められることは、ユーザーにとって極めて煩雑なことである。
本実施形態の警報器1では、前述したように、第1外部機器との間で縁組が成立していても、容易に新たに第2外部機器との間で縁組を実行することができ、さらに、如何なる外部機器との間でも交信不能な状況下では、成立している縁組を容易に解消することができる。すなわち、たとえば第1外部機器が通信可能圏外に移動された後に、まず被操作部4に対して第1操作を行うことによって再縁組制御モードに警報器1を移行させる。そして、第2外部機器を警報器1との通信可能圏内に持ち込んで、縁組パケット(第2の縁組パケット)を送信させるだけで、第2外部機器と縁組を行って、その後、第2外部機器との間で所望の通信を行うことができる。また、たとえば第1外部機器が撤去されるだけの場合には、警報器1を再縁組制御モードに移行させたうえで所定の第2操作を行うことによって、第1外部機器との縁組を解消することができる。従って、既に縁組が行われた外部機器に変動があっても、新たな外部機器との間で適切に通信を行うことができると共に、定期点検などにおいて本来の故障では無いのに通信不能が報知されることを少なくすることができる。
通信部2は、制御部3の制御に従って「縁組」として実施する処理や設定を行い、さらに、警報器1内の信号と通信可能な信号との間の相互変換を実施して外部機器との間で信号を送受信する。通信部2は、集積回路装置や個々の電気部品からなる電気回路などのハードウェアにより構成され得る。通信部2は、制御部3との間でハードウェアを共用してもよく、制御部3に組み込まれていてもよい。また、通信部2は、自身で実行する処理が記述されたプログラムなどのソフトウェアを含んでいてもよい。
被操作部4は、警報器1の外部からユーザーなどに操作され得るように設けられる。たとえば、被操作部4は、押しボタン式やトグル式またはスライド式などの任意の回路開閉器(スイッチ)で構成され得る。その場合、被操作部4は、回路を閉じている状態(たとえば第1状態)と、回路を開放している状態(たとえば第2状態)との二つの状態を有し得る。たとえば、被操作部4の一端である第1端子が制御部3に接続され、他端である第2端子が、グランドラインに接続される。その場合、被操作部4が第1状態にあるときには、制御部3にグランド電位が入力される。そして、被操作部4が第2状態にある場合は、制御部3における被操作部4に接続されている端子は開放状態となり得る。被操作部4は、このように、少なくとも二つの状態を有するスイッチなどによって構成され得る。
また、被操作部4は、ユーザーなどに操作されることによって状態を遷移させ、その状態に応じた所定の信号(たとえば第1状態としてのハイレベル信号および第2状態としてのロウレベル信号)を制御部3に対して出力する任意の入力手段によって構成されていてもよい。たとえば、被操作部4は、キーボードまたはタッチパネルなどであってもよく、マイクロフォンと、音声に応じた信号を出力する音声認識手段とによって構成されていてもよい。被操作部4は、警報器1に自己点検の実施を指示するためにユーザーなどに操作される点検スイッチと兼用されてもよい。すなわち、制御部3が、被操作部4の状態の変化に応じて、所定の点検手順が規定された点検プログラムを実行するように構成されていてもよい。
検知部5は、主に、警報器1の周囲の監視対象領域の物理現象を監視してその結果を出力する各種のセンサから構成される。各種のセンサは、たとえば、一酸化炭素(CO)ガス、メタンガス(CH4)またはプロパンガス(C38)を検知する各種ガスセンサ、サーミスタなどからなる温度センサ、湿度センサ、または煙センサ、臭気センサなどであってよく、1つまたは複数個のセンサで検知部5が構成されていてもよい。
報知部6は、たとえば、発光ダイオード(LED)、ブザーおよび/またはスピーカーなどの、ユーザーなどへの報知手段により構成され、主に、光および/または音を発することにより警報を発する。また、報知部6は、警報を発する以外にも、警報器1の状態や、警報を発するに至らない監視領域の変化をユーザーなどに知らせるために動作してもよい。
図2には、本実施形態の警報器1の外観の一例が示されている。図2に示される例では、警報器1は、略直方体状に形成されている筐体11を含んでおり、筐体11内に、図1に示される制御部3および通信部2などが収められている。筐体11には、警報器1が通電状態であること、および、外部環境が異常状態にあることを視覚的に報知する表示部61、および、筐体11内で発せられた警報音などを放出する放音部62が設けられている。表示部61や放音部62は、前述した報知部6(図1参照)による報知機能を担っている。警報器1が含み得る筐体11の形状は、図2に示される形状に限定されるものではなく、警報器1は、全体として略直方体以外の形状であってもよい。
筐体11には、さらに、被操作部4が備えられている。被操作部4は、筐体11において表示部61などが設けられる正面F側から押下され得るように、筐体11に備えられている。本実施形態の警報器1が図2に示される筐体11を有する場合、被操作部4が押されることによって制御部3に所定の信号が入力されてもよく、その信号に基づいて制御部3が通信部2および報知部6の動作を制御してもよい。なお、被操作部4が警報器1に点検の実施を指示するために操作される点検スイッチでもある場合は、ユーザーは、被操作部4を押すことによって警報器1に点検を実施させることができる。
図2において、筐体11の下側から延びる電源コードに電源プラグ1aが接続されている。警報器1では、制御部3、通信部2、報知部6および検知部5などの構成要素への電力の給電と停止とが、商用電源のコンセントへの電源プラグ1aの挿抜により行われてもよい。また、別途電源スイッチなどが設けられて、各構成要素への電力の供給および停止が、その電源スイッチの操作によって切り替えられてもよい。また、警報器1は電池式の警報器であってもよく、電池の装着によって電力供給が開始され、電池の取り外しによって電力供給が停止されてもよい。
図3には、図2に示される本実施形態の警報器1が、縁組の実行を伴う通信を行う相手方の機器である外部機器200と共に示されている。外部機器200としては、警報器1によって検知され得る都市ガスまたはLPGの使用量を計量するガスメータに配される無線通信機、警報器1が備えていない検知対象を検知する機能を有する外部の検知器、または、警報器1が設置される部屋と別の部屋に設置される同種の警報器などが例示される。外部機器200から送信される縁組パケットP11が警報器1に受信されると、外部機器200との縁組が実行される。警報器1と外部機器200との縁組によって、たとえば、外部機器200のID番号および暗号化キーのような固有の情報などの縁組関連情報が、通信部2もしくは制御部3に備えられる記憶領域、またはこれらとは別に警報器1に備えられる記憶部に記憶されてもよい。図3の例では、破線の矩形枠で概念的に示されている、縁組関連情報の記憶領域7に、外部機器200に対する縁組関連情報の一例である「0001」が記憶されている。そして、縁組の成立後、伝送されるべき情報が、警報器1と外部機器200との間で送受信される。たとえば、外部機器200がガス管の閉栓が可能なガスメータに配される無線通信機である場合、警報器1は、ガス漏れを検知したときに、ガス管の閉栓を外部機器200に指示してもよい。また、外部機器200が外部の検知器である場合、警報器1は、外部機器200から検知結果を受信し、必要に応じて警報を発してもよい。
つぎに、本実施形態の警報器1における縁組動作を、図3に加えて図4および図5A〜図5Cを参照しながら説明する。図4は、本実施形態の警報器1における縁組制御の一例をフローチャートの形式で示している。また、図5A〜図5Cは、外部機器200の変動の種別、および被操作部4に対する操作の有無に応じた、再縁組制御モードにおける縁組制御の例をそれぞれ示している。なお、前述したように「再縁組制御モード」と「新縁組制御モード」との違いは、縁組制御モードに移行する前に特定の外部機器との間で縁組が成立していたか否かである。また、いずれの縁組制御モードに移行する時も、被操作部4に対して為されるべき操作(第1操作)は同じであってもよい。従って、既に縁組が成立しているか否かを参照するステップが無ければ、新縁組制御モードにおける縁組制御および再縁組制御モードにおける縁組制御は、同じフローチャートで表すことができる。以下の説明では、特に必要な場合を除いて「新縁組制御モード」および「再縁組制御モード」を単に「縁組制御モード」と総称して、両方の縁組制御モードに適合し得る制御が、図4を参照しながら説明される。
図4に示されるように、通常モード(縁組制御モード以外の全ての動作モードを含む)において、被操作部4に対して第1操作が行われたかどうかが常時モニタされ(ステップS1)、第1操作が実行されると(ステップS1で「Y」)、制御部3(図1参照)は、警報器1を縁組制御モードへ移行させる(ステップS2)。第1操作が実行されない限り(ステップS1で「N」)、通常モードが継続される。警報器1が縁組制御モードに移行すると、制御部3は、縁組制御モードへの移行からの時間をカウントするタイマ(図示せず)をスタートさせる(ステップS3)。図示されないタイマは、制御部3が備える計時機能であってもよく、制御部3以外に警報器1に備えられる計時用の集積回路装置などであってもよい。
警報器1を縁組制御モードに移行させるべく行われる第1操作は、警報器1に対して縁組制御モードへの移行以外の動作を指示するために行われる操作と異なる操作であれば、どのような操作であってもよい。被操作部4が、図2に示されるように、押しボタン式のスイッチであれば、第1操作は、たとえば、縁組制御モードへの移行以外の動作を指示するために被操作部4が押されるべき時間もしくは回数よりも長い時間もしくは多くの回数、被操作部4を押すことであってもよい。また、警報器1が被操作部4以外にも第2スイッチ(図示せず)などを備えている場合は、第1操作は、そのような第2スイッチに対する操作と被操作部4に対する操作との複合的な操作であってもよい。さらに、第1操作は、被操作部4に対する操作と、警報器1への給電に関する操作との複合的な操作であってもよく、警報器1への給電を停止または開始させる操作と、被操作部4を構成するスイッチの状態を遷移させる操作とを含む一連の操作であってもよい。たとえば、第1操作は、被操作部4を構成するスイッチを所定の第1状態にした状態で電源プラグ1a(図2参照)をコンセントに挿入することであってもよく、電源スイッチ(図示せず)が設けられている場合には、電源プラグ1aの挿入に代えて電源スイッチを電源オンの状態へと操作することであってもよい。また、第1操作は、被操作部4を構成するスイッチを所定の第1状態にした状態で電源プラグ1aをコンセントから抜き取り、その後所定の時間内に被操作部4を第2状態に遷移させたうえで電源プラグ1aをコンセントに挿入することであってもよい。
一方、警報器1との間で縁組を行い得る外部機器200は、図4には示されていないが、ユーザーなどによって、自身のID番号などの縁組関連情報を含む縁組パケット(第1の縁組パケットまたは第2の縁組パケット)を繰り返し送信する状態に設定される。そして、警報器1が縁組制御モードにあるときに外部機器200が警報器1との通信可能圏内にある場合は、外部機器200から送信された縁組パケットが、警報器1の通信部2(図1参照)によって受信される。
縁組制御モードにおいて縁組パケットが通信部2で受信されると(ステップS4で「Y」)、縁組パケットを送信した外部機器200と通信部2との間の縁組が実行される。たとえば、制御部3は、前述したように、外部機器200に対する縁組関連情報(図3の例では「0001」)を、縁組関連情報の記憶領域7に記憶させ、縁組が成立する(ステップS5)。縁組の成立後、制御部3は、縁組制御モードを終了させ(ステップS11)、その後、警報器1は通常モードに復帰する。
一方、縁組パケットが受信されない場合(ステップS4で「N」)は、前述したタイマの計時状態などが参照され、縁組制御モードへの移行から所定の第1期間が経過するまで、縁組パケットの受信待ちの状態が継続される(ステップS6の「N」に続くループR1)。そして、縁組パケットが受信されないまま第1期間が経過すると(ステップS6で「Y」)、警報器1は、前述した第2操作を待つ状態に移行する。
第1期間は、警報器1の設置環境や使用状況、または外部機器200の仕様などに応じて設定される任意の長さの期間である。たとえば、第1期間の長さとしては、第1操作を行ったユーザーなどが、縁組の成否を確認するまで警報器1の前で待機できる程度の、30秒、60秒、または120秒程度の比較的短い時間が例示される。
なお、縁組パケットが受信されないまま第1期間が経過した場合、好ましくは、制御部3は、第1期間において縁組ができなかった旨を、報知部6に報知させる(ステップS7)。たとえば、表示部61から、断続的もしくは連続的に光が発せられてもよく、ブザー音もしくはスピーカーによって発せられた音声が放音部62から放出されてもよい。たとえば「登録できません」などのメッセージが発せられてもよい。
前述したように、ステップS1で第1操作が実行されたときに、既に外部機器200との間で縁組が成立している場合は、その後移行する縁組制御モードは「再縁組制御モード」である。しかし、外部機器200が再縁組制御モードにおいても警報器1との通信可能圏内に配置されていて縁組パケット(第2の縁組パケット)を送信しているのであれば、図4のステップS3〜S7に示されるフローと同様のフローで制御が実行される。すなわち、外部機器200からの縁組パケットが受信され、たとえば、記憶領域7に、再度、外部機器200に対する縁組関連情報(たとえば「0001」)が記憶(上書き)される。
また、再縁組制御モードにおいて、図5Aに示されるように、外部機器200(第1外部機器)に代えて、第2外部機器201と縁組が行われる場合も、制御フローそのものは、図3のステップS3〜S7に示されるフローと同じである。すなわち、第1外部機器200が警報器1との通信可能圏外に移動するか、または、縁組パケットを送信しない状態にあり、かつ、新たに通信可能圏内に持ち込まれるか従前から存在していた第2外部機器201が縁組パケット(第2の縁組パケット)P21を送信すると、第2の縁組パケットP21が警報器1に受信されて、第2外部機器201との縁組が成立する。たとえば、図5Aに示されるように、警報器1内の縁組関連情報の記憶領域7に第2外部機器201に対する縁組関連情報(図5Aの例では「0002」)が記憶される。第1外部機器201に対する縁組関連情報が記憶されている記憶領域7に第2外部機器201に対する縁組関連情報が上書きされてもよい。
再度図4を参照して、第1期間で縁組パケットが受信されなかったときのその後の動作について説明する。なお、新縁組制御モードにおいて第1期間中に縁組パケット(第1の縁組パケット)が受信されなかった場合には、前述したステップS7での報知後、通常モードに復帰してもよい。従って、以下の説明では、再縁組制御モードにおける動作を前提に、第1期間で縁組パケットが受信されなかったときのその後の動作が説明される。しかし、新縁組制御モードにおいても、以下に説明される処理が実行されてもよい。そもそも新縁組制御モードへの移行時には、いずれの外部機器とも縁組が成立していないので、以下に説明される縁組解消などの処理が実行されても特に問題は生じない。
制御部3は、再縁組制御モードへの移行後の所定の第1期間の間に通信部2によって縁組パケット(第2の縁組パケット)が受信されず(ステップS6で「Y」)、かつ、第1期間の経過後の所定の第2期間内に被操作部4に対して第2操作が行われた場合に(ステップS9で「Y」)、成立している縁組を解消させる(ステップS10)。たとえば、図5Bに示されるように、外部機器200が警報器1との通信可能圏外へ移されるか、縁組パケットを送信しない状態にあり、縁組パケットを送信する機器が警報器1との通信可能圏内に存在しない場合、第1期間の間に第2の縁組パケットが受信されることはない。この場合、制御部3は、まず、第2期間の計時を開始する。第2期間の計時の開始は図4中に示されていないが、これは、前述したタイマを継続して動作させることによって計時が可能だからである。すなわち、前述したタイマによって計時される時間から第1期間の長さを差し引くことによって第1期間経過時点からの経過時間が計時され得る。しかし、第1期間経過時点からの経過時間を計時するために別個のタイマが用いられてもよい。
第2期間の計時開始後、制御部3は、好ましくは、図4に示されるように、第2期間の経過中であることを報知部6(図1参照)に報知させてもよい(ステップS8)。すなわち、警報器1には、第2期間の経過中であることを少なくとも報知する報知手段が報知部6として備えられていてもよい。図5Bの例では、報知部6を構成するLEDなどが発光することによって表示部61が光を放っている。この場合、表示部61は、連続的に点灯してもよく、断続的に点灯(点滅)してもよい。また、第2期間であることの報知として、放音部62からブザー音や音声が発せられてもよい。第2期間であることを報知することによって、第2操作をユーザーに促すことができる。
そして、被操作部4に対して第2操作が実行されると(図4のステップS9で「Y」)、制御部3は、再縁組制御モードに移行する前に既に成立していた縁組を解消させる(ステップS10)。たとえば、図5Bに示されるように、警報器1内の縁組関連情報の記憶領域7に記憶されていた縁組関連の情報(たとえば図3に例示される「0001」)が消去され、縁組未了であることを示す所定のデータ(図5Bの例では「0000」)が記録もしくは上書きされてもよい。既に成立していた縁組の解消後、警報器1は、縁組制御モードを終了し(図4のステップS11)、通常モードに復帰する。
既に成立している縁組を解消させるべく為される第2操作は、前述した第1操作と同様に、警報器1に対して縁組解消以外の動作を指示するために行われる操作と異なる操作であれば、どのような操作であってもよい。被操作部4が、図5Bに示されるように、押しボタン式のスイッチであれば、第2操作は、たとえば、縁組制御モードへの移行以外の動作を指示するために被操作部4が押されるべき時間もしくは回数よりも長い時間もしくは多くの回数、被操作部4を押すことであってもよい。たとえば、被操作部4が外部から押されている間だけ所定の状態を維持し得るスイッチによって構成される場合、第2操作は、たとえば3秒以上、5秒以上、または10秒以上などの比較的短い時間だけ被操作部4を押し続けることによってスイッチの状態を所定の時間以上維持する操作であってもよい。また、被操作部4以外にも第2スイッチ(図示せず)などが備えられている場合は、第2操作は、そのような第2スイッチに対する操作と被操作部4に対する操作との複合的な操作であってもよい。
一方、第2操作が実行されない場合(図4のステップS9で「N」)は、前述したタイマの計時状態などが参照され、第2期間が経過するまで第2操作の待機状態が継続される(ステップS12の「N」に続くループR2)。そして、図5Cに示されるように、被操作部4に対して第2操作が実行されないまま第2期間が経過すると(図4のステップS12で「Y」)、制御部3は、新たな縁組も、既に成立している縁組の解消も通信部2に2行わせることなく縁組制御モードを終了させる(ステップS13)。なお、図5Cは、既に警報器1との間で縁組が行われた外部機器200は警報器1との通信可能圏内に置かれているが、再縁組制御モード中に外部機器200が第2の縁組パケットを送信し得ない状態であった場合の例である。図5Cの例では、再縁組制御モードへの移行時に既に縁組関連情報の記憶領域7に記憶されていた縁組関連の情報(図5Cの例では「0001」)が、消去も上書きもされずに維持されている。
すなわち、制御部3は、再縁組制御モードへの移行後の所定の時間(図4の例では第1期間と第2期間との合計時間)の経過後に再縁組制御モードを終了させる。そして、制御部3は、再縁組制御モードにおいて、第2の縁組パケットが通信部2によって受信されず、かつ、被操作部4に対して第2操作が行われない場合は、成立している縁組を維持させる。そのように縁組を制御することで、図5Cの例のように既に縁組が成立している外部機器200が縁組パケットを送信できない状態にあるときに誤って警報器1が再縁組制御モードに移行された場合でも、成立済みの縁組がユーザーなどの意図に反して解消されることを防ぐことができる。
なお、制御部3は、既に成立している縁組を維持させたまま再縁組制御モードを終了させるときに、所定の処理を実行するように構成されていてもよい。たとえば、制御部3は、検知部5(図1参照)に各種センサの自己調整をさせてもよく、検知部5の検知機能および/または報知部6の報知機能の点検やテスト報知を実行してもよく、また、制御部3に含まれるマイコンなどにリセット動作を実行させてもよい。制御部3は、これらの一部または全部、および、必要に応じてこれら以外の任意の処理を含む一連の処理を、警報器1への給電の開始時に初期動作として実行してもよい。そして、制御部3は、前述した、既に成立している縁組を維持させたまま再縁組制御モードを終了させるときに、そのような初期動作を実行してもよい(図4のステップS14)。そのように初期動作を実行することで、ユーザーなどの手を煩わせることなく、縁組制御モードにおいて変更されたマイコンなどの内部状態および/または表示部61(図2参照)における表示状態などを通常モードにおける状態に戻すことができる。好ましくはそのような初期動作の実行後、警報器1は通常モードに復帰する。なお、図4の例と異なり、縁組の解消(図4のステップS10)後、および縁組の成立(図4のステップS5)後の縁組制御モード終了(図4のステップS11)時に、初期動作が実行されてもよい。
前述したように、新縁組制御モードでは、図4におけるステップS8以降の処理が実行されても特に問題は生じないが、第1期間の経過後にこれらの処理が省略されて警報器1が通常モードに復帰してもよい。従って、図4に示されるフローチャートの変形例の抜粋が図6に示されるように、第1期間の経過後、好ましくはステップS7で縁組不能の旨が報知された後に、現在の縁組制御モードが新縁組制御モードであるか再縁組制御モードであるかが判断されてもよい(ステップS7a)。具体的には、たとえば警報器1内の記憶領域7が参照され、縁組関連情報が記憶されている場合(ステップS7aで「Y」)は、現在の縁組制御モードは再縁組制御モードであるとの判断の下に、第2操作の待機状態へと制御が進められてもよい。また、縁組関連情報が記憶されていない場合は(ステップS7aで「N」)、制御部3は、現在の縁組制御モードは新縁組制御モードであるとの判断の下に、そのまま縁組制御モードを終了させ(ステップS11)、警報器1を通常モードに復帰させてもよい。また、図6のステップS7aの判断は、ステップS9で第2操作が行われた後、縁組の解消(図4のステップS10)の前に行われてもよい。そして、制御部3は、たとえば警報器1内の記憶領域7に縁組関連情報が記憶されている場合だけステップS10で縁組を解消させ、縁組関連情報が記憶されてない、すなわち未だ縁組が行われていない場合は、縁組解消をせずに警報器1を通常モードに復帰させてもよい。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、実施形態の警報器の処理動作を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、警報器の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 警報器
1a 電源プラグ
2 通信部
3 制御部
4 被操作部
5 検知部
6 報知部
61 表示部
62 放音部
7 記憶領域
11 筐体
200 外部機器(第1外部機器)
201 第2外部機器

Claims (6)

  1. 周囲環境の異常を報せる警報器であって、前記警報器は、
    外部機器との間で縁組の実行を伴う通信を行う通信部と、
    外部から操作され得るように設けられた被操作部と、
    前記被操作部に対する所定の第1操作に基づいて、前記縁組を制御する縁組制御モードに前記警報器を移行させ、前記縁組制御モードにおいて前記通信部によって縁組パケットが受信された場合に前記縁組を実行させるように構成された制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記縁組が成立している状態で前記警報器を前記縁組制御モードに移行させた再縁組制御モードでは、
    前記通信部によって第2の縁組パケットが受信された場合に、前記第2の縁組パケットを送信した外部機器との間で再度または新たに前記縁組を実行させ、
    前記通信部によって前記第2の縁組パケットが受信されずに、前記被操作部に対して所定の第2操作が行われた場合には、成立している前記縁組を解消させるように構成されている、警報器。
  2. 前記制御部は、前記再縁組制御モードへの移行後の所定の時間の経過後に前記再縁組制御モードを終了させるように構成されると共に、前記再縁組制御モードにおいて、前記第2の縁組パケットが前記通信部によって受信されず、かつ、前記被操作部に対して前記第2操作が行われない場合は、成立している前記縁組を維持させるように構成されている、請求項1記載の警報器。
  3. 前記制御部は、前記警報器への給電の開始時に所定の初期動作を実行するように構成されると共に、成立している前記縁組を維持させたまま前記再縁組制御モードを終了させるときに前記初期動作を実行するように構成されている、請求項2記載の警報器。
  4. 前記制御部は、前記再縁組制御モードへの移行後の所定の第1期間の間に前記通信部によって前記第2の縁組パケットが受信されずに、前記第1期間の経過後の所定の第2期間内に前記被操作部に対して前記第2操作が行われた場合に、成立している前記縁組を解消させるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の警報器。
  5. 前記第2期間の経過中であることを少なくとも報知する報知部をさらに備える、請求項4記載の警報器。
  6. 前記被操作部は、少なくとも二つの状態を有するスイッチによって構成されており、
    前記第1操作は、前記警報器への給電を停止または開始させる操作と前記スイッチの状態を遷移させる操作とを含む一連の操作であり、
    前記第2操作は、前記スイッチの状態を所定の時間以上維持する操作である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の警報器。
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