JP2011078131A - 警備システムおよび警備方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る警備システムは、PIAFS通信制御手順により無線データを送受信することができるPHSモジュールを少なくとも備え、警備用の対象とする警備情報を収集して通報データとしてPHSモジュールを用いて送受信する警備端末と、各地域に配置した警備端末からの通報データを公衆網を介して収集する監視センタとを有する。PHSモジュールは、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間で無線信号を送受信し、公衆網を介して監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードの通信方式を有する。監視センタは、警備端末からあらかじめ定めた時間間隔で定期的に通報データが定時通報として送信されてくるか否かを検知する検知手段を備える。
【選択図】図1
Description
(2)上記(1)の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度があらかじめ定めた閾値に満たない場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードから前記トランシーバモードに切り替え、前記最新の電界強度が、前記閾値以上になった場合に、前記通信方式を前記トランシーバモードから前記公衆モードに切り替える警備システム。
(3)上記(2)の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末から前記監視センタに送信すべき前記通報データを前記トランシーバモードで転送する警備システム。
(4)上記(3)の警備システムにおいて、前記警備端末は、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備システム。
(5)上記(3)の警備システムにおいて、前記警備端末は、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信する警備システム。
(6)上記(1)の警備システムにおいて、前記監視センタは、前記警備端末からあらかじめ定めた時間間隔で定期的に前記通報データが定時通報として送信されてくるか否かを検知する検知手段を備えている警備システム。
(7)上記(1)の警備システムにおいて、前記監視センタは、任意に指定した前記警備端末から前記通報データの送信を要求する送信要求手段を備えている警備システム。
(8)上記(6)または(7)の警備システムにおいて、基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードとを有するPHSモジュールを備えた転送専用端末を、1ないし複数の基地局の無線セルごとにさらに配置し、前記監視センタは、前記検知手段により前記定時通報がなされなかった前記警備端末を検知した場合、または、前記送信要求手段により要求した前記通報データを返送してこなかった前記警備端末が存在していた場合、当該警備端末が属する無線セルに最も近接する無線セルに属している前記転送専用端末に対して、指定した警備端末の通信方式の変更を指示する通信方式変更データ、または、指定した警備端末からの通報データの送信を要求する通報要求データを送信する警備システム。
(9)上記(8)の警備システムにおいて、前記転送専用端末は、当該転送専用端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する専用端末用近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記監視センタから前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該転送専用端末の通信方式を前記トランシーバモードに変更し、前記専用端末用近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを転送する警備システム。
(10)上記(9)の警備システムにおいて、前記転送専用端末は、受信した前記通信方式変更データまたは前記転送要求データを近傍に位置する前記警備端末へ転送終了した際に、当該転送専用端末の通信方式を自動的に前記トランシーバモードから前記公衆モードに復帰する警備システム。
(11)上記(9)または(10)の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当していない場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備システム。
(12)上記(9)または(10)の警備システムにおいて、前記警備端末は、前記通信方式変更データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、当該警備端末の通信方式を、受信した前記通信方式変更データの指示に応じて、前記公衆モードまたは前記トランシーバモードに切り替える警備システム。
(13)上記(9)または(10)の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末の警備用の対象とする警備情報として収集した前記通報データを前記トランシーバモードで転送する警備システム。
(14)上記(13)の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備システム。
(15)上記(13)の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信する警備システム。
(16)上記(1)ないし(15)のいずれかの警備システムにおいて、前記監視センタは、任意に指定した前記警備端末または前記転送専用端末に内蔵されているプログラムまたはファームウェアの更新を行う更新データを送信する更新データ送信手段を備えている警備システム。
(17)上記(16)の警備システムにおいて、前記警備端末または前記転送専用端末は、前記監視センタあるいは近傍に位置する警備端末または転送専用端末のいずれかから、前記更新データを受信した場合に、当該警備端末または当該転送専用端末が、受信した前記更新データの宛先として指定されている端末に該当していなかった場合、あるいは、該当していた場合であっても、受信した前記更新データの宛先として、当該警備端末または当該転送専用端末以外の他の警備端末または転送専用端末もさらに含まれていた場合、近傍に位置する警備端末または転送専用端末のうち、前記更新データを送信してきた警備端末または転送専用端末以外の警備端末または転送専用端末に対して、受信した前記更新データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備システム。
(18)上記(16)または(17)の警備システムにおいて、前記警備端末または前記転送専用端末は、前記監視センタあるいは近傍に位置する警備端末または転送専用端末のいずれかから、前記更新データを受信した場合に、当該警備端末または当該転送専用端末が、受信した前記更新データの宛先として指定されている端末に該当しているか否かを判別して、該当している場合、受信した前記更新データに基づいて、当該警備端末または当該転送専用端末のプログラムまたはファームウェアを更新する警備システム。
(19)PIAFS(Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard)通信制御手順により無線データを送受信することができるPHSモジュールを少なくとも備え、警備用の対象とする警備情報を収集して通報データとして前記PHSモジュールを用いて送受信する警備端末において、前記PHSモジュールは、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間で無線信号を送受信し、公衆網を介して、前記通報データを収集する監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードと、の2つの通信方式を有している警備端末。
(20)上記(19)の警備端末において、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度があらかじめ定めた閾値に満たない場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードから前記トランシーバモードに切り替え、前記最新の電界強度が、前記閾値以上になった場合に、前記通信方式を前記トランシーバモードから前記公衆モードに切り替える警備端末。
(21)上記(20)の警備端末において、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末から前記監視センタに送信すべき前記通報データを前記トランシーバモードで転送する警備端末。
(22)上記(21)の警備端末において、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備端末。
(23)上記(21)の警備端末において、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信する警備端末。
(24)上記(19)の警備端末において、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、1ないし複数の基地局の無線セルごとに配置され、前記基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードとを有するPHSモジュールを備えた転送専用端末のうち、当該警備端末に近接して位置する前記転送専用端末、または、近接して位置する警備端末から、指定した警備端末の通信方式の変更を指示する通信方式変更データ、または、指定した警備端末からの通報データの送信を要求する通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当していない場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備端末。
(25)上記(24)の警備端末において、前記通信方式変更データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、当該警備端末の通信方式を、受信した前記通信方式変更データの指示に応じて、前記公衆モードまたは前記トランシーバモードに切り替える警備端末。
(26)上記(24)の警備端末において、前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末の警備用の対象とする警備情報として収集した前記通報データを前記トランシーバモードで転送する警備端末。
(27)上記(26)の警備端末において、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備端末。
(28)上記(26)の警備端末において、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信する警備端末。
(29)上記(19)ないし(28)のいずれかの警備端末において、前記監視センタあるいは近傍に位置する警備端末または転送専用端末のいずれかから、指定した前記警備端末または前記転送専用端末に内蔵されているプログラムまたはファームウェアの更新を行う更新データを受信した場合に、当該警備端末が、受信した前記更新データの宛先として指定されている端末に該当していなかった場合、あるいは、該当していた場合であっても、受信した前記更新データの宛先として、当該警備端末以外の他の警備端末または転送専用端末もさらに含まれていた場合、近傍に位置する警備端末または転送専用端末のうち、前記更新データを送信してきた警備端末または転送専用端末以外の警備端末または転送専用端末に対して、受信した前記更新データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備端末。
(30)上記(29)の警備端末において、前記監視センタあるいは近傍に位置する警備端末または転送専用端末のいずれかから、前記更新データを受信した場合に、当該警備端末が、受信した前記更新データの宛先として指定されている端末に該当している場合、受信した前記更新データに基づいて、当該警備端末のプログラムまたはファームウェアを更新する警備端末。
(31)PIAFS(Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard)通信制御手順により無線データを送受信することにより、警備用の対象とする警備情報を収集して通報データとして送受信する警備端末と、各地域ごとに配置した前記警備端末からの前記通報データを公衆網を介して収集する監視センタとを少なくとも有して、各地域を警備する情報を収集する警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードと、の2つの通信方式を有している警備方法。
(32)上記(31)の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶ステップを有し、前記電界強度記憶ステップが前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度があらかじめ定めた閾値に満たない場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードから前記トランシーバモードに切り替え、前記最新の電界強度が、前記閾値以上になった場合に、前記通信方式を前記トランシーバモードから前記公衆モードに切り替える警備方法。
(33)上記(32)の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶ステップを有し、前記電界強度記憶ステップが前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、前記近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末から前記監視センタに送信すべき前記通報データを前記トランシーバモードで転送する警備方法。
(34)上記(33)の警備方法において、前記警備端末は、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶ステップが前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備方法。
(35)上記(33)の警備方法において、前記警備端末は、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶ステップが前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信する警備方法。
(36)上記(31)の警備方法において、前記監視センタは、前記警備端末からあらかじめ定めた時間間隔で定期的に前記通報データが定時通報として送信されてくるか否かを検知する検知ステップを有している警備方法。
(37)上記(31)の警備方法において、前記監視センタは、任意に指定した前記警備端末から前記通報データの送信を要求する送信要求ステップを有している警備方法。
(38)上記(36)または(37)の警備方法において、基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードとを有する転送専用端末を、1ないし複数の基地局の無線セルごとにさらに配置し、前記監視センタは、前記検知ステップにより前記定時通報がなされなかった前記警備端末を検知した場合、または、前記送信要求ステップにより要求した前記通報データを返送してこなかった前記警備端末が存在していた場合、当該警備端末が属する無線セルに最も近接する無線セルに属している前記転送専用端末に対して、指定した警備端末の通信方式の変更を指示する通信方式変更データ、または、指定した警備端末からの通報データの送信を要求する通報要求データを送信する警備方法。
(39)上記(38)の警備方法において、前記転送専用端末は、当該転送専用端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する専用端末用近傍警備端末記憶ステップをさらに備え、前記監視センタから前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該転送専用端末の通信方式を前記トランシーバモードに変更し、前記専用端末用近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを転送する警備方法。
(40)上記(39)の警備方法において、前記転送専用端末は、受信した前記通信方式変更データまたは前記転送要求データを近傍に位置する前記警備端末へ転送終了した際に、当該転送専用端末の通信方式を自動的に前記トランシーバモードから前記公衆モードに復帰する警備方法。
(41)上記(39)または(40)の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶ステップを有し、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当していない場合、前記近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備方法。
(42)上記(39)または(40)の警備方法において、前記警備端末は、前記通信方式変更データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、当該警備端末の通信方式を、受信した前記通信方式変更データの指示に応じて、前記公衆モードまたは前記トランシーバモードに切り替える警備方法。
(43)上記(39)または(40)の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶ステップを有し、前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末の警備用の対象とする警備情報として収集した前記通報データを前記トランシーバモードで転送する警備方法。
(44)上記(43)の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶ステップをさらに有し、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶ステップが前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末の前記警備端末IDと前記自局番号とにより指定した警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、近傍に位置する警備端末から受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備方法。
(45)上記(43)の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶ステップをさらに有し、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶ステップにより前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信する警備方法。
(46)上記(31)ないし(45)のいずれかに記載の警備方法において、前記監視センタは、任意に指定した前記警備端末または前記転送専用端末に内蔵されているプログラムまたはファームウェアの更新を行う更新データを送信する警備方法。
(47)上記(46)の警備方法において、前記警備端末または前記転送専用端末は、前記監視センタあるいは近傍に位置する警備端末または転送専用端末のいずれかから、前記更新データを受信した場合に、当該警備端末または当該転送専用端末が、受信した前記更新データの宛先として指定されている端末に該当していなかった場合、あるいは、該当していた場合であっても、受信した前記更新データの宛先として、当該警備端末または当該転送専用端末以外の他の警備端末または転送専用端末もさらに含まれていた場合、近傍に位置する警備端末または転送専用端末のうち、前記更新データを送信してきた警備端末または転送専用端末以外の警備端末または転送専用端末に対して、受信した前記更新データを前記トランシーバモードでさらに転送する警備方法。
(48)上記(46)または(47)の警備方法において、前記警備端末または前記転送専用端末は、前記監視センタあるいは近傍に位置する警備端末または転送専用端末のいずれかから、前記更新データを受信した場合に、当該警備端末または当該転送専用端末が、受信した前記更新データの宛先として指定されている端末に該当しているか否かを判別して、該当している場合、受信した前記更新データに基づいて、当該警備端末または当該転送専用端末のプログラムまたはファームウェアを更新する警備方法。
次に、図1ないし図3に示した警備システムの動作の一例について、前述の場合と同様に、図1の警備端末12が定時通報不可能になった場合を例にとってさらに説明する。ここで、警備端末50(図1の警備端末11,12,21)には、当該警備端末をユニークに特定可能な警備端末IDと自局番号とがCPU51の制御(自警備端末記憶手段)によりメモリ52にあらかじめ登録されているとともに、当該警備端末の近隣に所在する警備端末(例えば、図1における警備端末12の場合、警備端末11であり、警備端末11の場合、警備端末12および警備端末21であり、警備端末21の場合、警備端末11および専用端末25である)を特定する警備端末IDおよび近隣の警備端末の自局番号がCPU51の制御(近傍警備端末記憶手段)によりメモリ52にあらかじめ登録されているものとする。なお、警備端末21の場合、近隣の警備端末の他に、近隣の専用端末25に関する情報も登録されており、この場合、警備端末IDの代わりに、専用端末25を特定可能な専用端末IDと該専用端末の自局番号が登録されている。
本発明による警備システムのシステム構成は、図1に前述した場合に限るものではなく、基地局を配置している地域は、2つに限らず任意の個数の地域であっても良いし、各地域の基地局に属する警備端末の個数も、また、専用端末の個数も、任意の個数に拡張することが可能である。また、専用端末は、各地域ごとに配置せずに、1ないし複数の地域に任意の個数配置するようにしても良い。
11,12,21 警備端末
19,29 基地局
25 専用端末(転送専用端末)
30 公衆網
40 監視センタ
50 警備端末
51 CPU
52 メモリ
53 PHSモジュール
54 タイマIC
55a 232C IC
55b 232Cインターフェース
56a イーサネット(登録商標)コントローラIC
56b イーサネット(登録商標)インターフェース
57 接点出力部
58 センサ入出力部
60 専用端末
61 CPU
62 メモリ
63 PHSモジュール
64 タイマIC
65a 232C IC
65b 232Cインターフェース
66a イーサネット(登録商標)コントローラIC
66b イーサネット(登録商標)インターフェース
100 警備システム
Claims (20)
- PIAFS(Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard)
通信制御手順により無線データを送受信することができるPHSモジュールを少なくとも
備え、警備用の対象とする警備情報を収集して通報データとして前記PHSモジュールを
用いて送受信する警備端末と、各地域ごとに配置した前記警備端末からの前記通報データ
を公衆網を介して収集する監視センタとを少なくとも有する警備システムにおいて、前記
警備端末の前記PHSモジュールは、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間で無
線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近
傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードと、
の2つの通信方式を有し、
前記監視センタは、前記警備端末からあらかじめ定めた時間間隔で定期的に前記通報データが定時通報として送信されてくるか否かを検知する検知手段を備えていることを特徴とする警備システム。 - 請求項1に記載の警備システムにおいて、前記監視センタは、任意に指定した前記警備端末から前記通報データの送信を要求する送信要求手段を備えていることを特徴とする警備システム。
- 請求項1または2に記載の警備システムにおいて、基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードとを有するPHSモジュールを備えた転送専用端末を、1ないし複数の基地局の無線セルごとにさらに配置し、前記監視センタは、前記検知手段により前記定時通報がなされなかった前記警備端末を検知した場合、または、前記送信要求手段により要求した前記通報データを返送してこなかった前記警備端末が存在していた場合、当該警備端末が属する無線セルに最も近接する無線セルに属している前記転送専用端末に対して、指定した警備端末の通信方式の変更を指示する通信方式変更データ、または、指定した警備端末からの通報データの送信を要求する通報要求データを送信することを特徴とする警備システム。
- 請求項3に記載の警備システムにおいて、前記転送専用端末は、当該転送専用端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する専用端末用近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記監視センタから前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該転送専用端末の通信方式を前記トランシーバモードに変更し、前記専用端末用近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを転送することを特徴とする警備システム。
- 請求項4に記載の警備システムにおいて、前記転送専用端末は、受信した前記通信方式変更データまたは前記転送要求データを近傍に位置する前記警備端末へ転送終了した際に、当該転送専用端末の通信方式を自動的に前記トランシーバモードから前記公衆モードに復帰することを特徴とする警備システム。
- 請求項4または5に記載の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当していない場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを前記トランシーバモードでさらに転送することを特徴とする警備システム。
- 請求項4または5に記載の警備システムにおいて、前記警備端末は、前記通信方式変更データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、当該警備端末の通信方式を、受信した前記通信方式変更データの指示に応じて、前記公衆モードまたは前記トランシーバモードに切り替えることを特徴とする警備システム。
- 請求項4または5に記載の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶手段をさらに備え、前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末の警備用の対象とする警備情報として収集した前記通報データを前記トランシーバモードで転送することを特徴とする警備システム。
- 請求項8に記載の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送することを特徴とする警備システム。
- 請求項8に記載の警備システムにおいて、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶手段をさらに備え、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶手段が前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信することを特徴とする警備システム。
- PIAFS(Personal Handyphone System Internet Access Forum Standard)通信制御手順により無線データを送受信することにより、警備用の対象とする警備情報を収集して通報データとして送受信する警備端末と、各地域ごとに配置した前記警備端末からの前記通報データを公衆網を介して収集する監視センタとを少なくとも有して、各地域を警備する情報を収集する警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードと、の2つの通信方式を有し、
前記監視センタは、前記警備端末からあらかじめ定めた時間間隔で定期的に前記通報データが定時通報として送信されてくるか否かを検知する検知ステップを有していることを特徴とする警備方法。 - 請求項11に記載の警備方法において、前記監視センタは、任意に指定した前記警備端末から前記通報データの送信を要求する送信要求ステップを有していることを特徴とする警備方法。
- 請求項11または12に記載の警備方法において、基地局との間で無線信号を送受信し、前記公衆網を介して前記監視センタとの通信を行う公衆モードと、近傍に位置する警備端末との間で無線信号による端末間通信を行うトランシーバモードとを有する転送専用端末を、1ないし複数の基地局の無線セルごとにさらに配置し、前記監視センタは、前記検知ステップにより前記定時通報がなされなかった前記警備端末を検知した場合、または、前記送信要求ステップにより要求した前記通報データを返送してこなかった前記警備端末が存在していた場合、当該警備端末が属する無線セルに最も近接する無線セルに属している前記転送専用端末に対して、指定した警備端末の通信方式の変更を指示する通信方式変更データ、または、指定した警備端末からの通報データの送信を要求する通報要求データを送信することを特徴とする警備方法。
- 請求項13に記載の警備方法において、前記転送専用端末は、当該転送専用端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する専用端末用近傍警備端末記憶ステップをさらに備え、前記監視センタから前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該転送専用端末の通信方式を前記トランシーバモードに変更し、前記専用端末用近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを転送することを特徴とする警備方法。
- 請求項14に記載の警備方法において、前記転送専用端末は、受信した前記通信方式変更データまたは前記転送要求データを近傍に位置する前記警備端末へ転送終了した際に、当該転送専用端末の通信方式を自動的に前記トランシーバモードから前記公衆モードに復帰することを特徴とする警備方法。
- 請求項14または15に記載の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶ステップを有し、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当していない場合、前記近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末のうち、前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、受信した前記通信方式変更データまたは前記通報要求データを前記トランシーバモードでさらに転送することを特徴とする警備方法。
- 請求項14または15に記載の警備方法において、前記警備端末は、前記通信方式変更データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通信方式変更データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、当該警備端末の通信方式を、受信した前記通信方式変更データの指示に応じて、前記公衆モードまたは前記トランシーバモードに切り替えることを特徴とする警備方法。
- 請求項14または15に記載の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末の近傍に位置する警備端末をあらかじめ登録する近傍警備端末記憶ステップを有し、前記通報要求データを受信した際に、当該警備端末が、受信した前記通報要求データにおいて指定されている警備端末に該当している場合、前記近傍警備端末記憶手段にあらかじめ登録されている近傍の警備端末に対して、当該警備端末の警備用の対象とする警備情報として収集した前記通報データを前記トランシーバモードで転送することを特徴とする警備方法。
- 請求項18に記載の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶ステップをさらに有し、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶ステップが前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値に満たない場合、当該警備端末の前記近傍警備端末記憶ステップによりあらかじめ登録されている近傍の警備端末の前記警備端末IDと前記自局番号とにより指定した警備端末のうち、前記通報データを送信してきた警備端末以外の警備端末に対して、近傍に位置する警備端末から受信した前記通報データを前記トランシーバモードでさらに転送することを特徴とする警備方法。
- 請求項18に記載の警備方法において、前記警備端末は、当該警備端末が属する無線セルの基地局との間の無線信号の電界強度を計測して電界強度履歴として記憶する電界強度記憶ステップをさらに有し、近傍に位置する警備端末から前記通報データを受信した際に、当該警備端末の前記電界強度記憶ステップにより前記電界強度履歴として記憶した最新の電界強度を読み出し、該最新の電界強度が前記閾値以上であった場合、当該警備端末の通信方式を前記公衆モードに設定して、当該警備端末が属する無線セルの基地局に対して、受信した前記通報データを前記監視センタ宛の送信データとして送信することを特徴とする警備方法。
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