JP5170310B2 - 無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム - Google Patents
無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5170310B2 JP5170310B2 JP2011518224A JP2011518224A JP5170310B2 JP 5170310 B2 JP5170310 B2 JP 5170310B2 JP 2011518224 A JP2011518224 A JP 2011518224A JP 2011518224 A JP2011518224 A JP 2011518224A JP 5170310 B2 JP5170310 B2 JP 5170310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- network
- mobile communication
- mobile terminal
- wireless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 101
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 65
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 title claims description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 65
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 43
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 35
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 22
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 27
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/08—Access point devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
本発明は、無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラムに関し、特にフェムト基地局等の無線基地局を移動体通信網へ編入させる技術に関する。
近年、屋内へ設置可能な無線基地局の開発が進められている。この無線基地局により形成されるセルは、そのカバーエリアが屋外に設置される無線基地局と比較して極めて小さいことから、一般にフェムトセルと呼ばれる。そこで、以降の説明においては、フェムトセルを形成する無線基地局をフェムト基地局と呼称する。これに対して、フェムトセルより大規模なセル(一般にマクロセルと呼ばれる)を形成する無線基地局をマクロ基地局と呼称する。
また、フェムト基地局は、インターネット等の公衆網を経由して移動体通信網に接続される。すなわち、フェムト基地局は、マクロ基地局とは異なり、基地局制御装置により制御されること無く動作する。従って、フェムト基地局の提供事業者又はユーザは、その運用に際し、各種の動作設定を事前に行う必要がある。
しかしながら、上記の動作設定には、その手順が煩雑であるという問題があった。
この問題に対処する網編入システムが、例えば特許文献1に記載されている。このシステムにおいては、フェムト基地局に対して、使用するチャネルや符号化方式等の無線リソースが公衆網を介して自動的に設定される。
しかしながら、上記の特許文献1には、設定作業の簡易化が不十分であるという課題があった。これは、上記の特許文献1が、フェムト基地局と公衆網との接続が正常に確立されていることを前提条件としているためである。
すなわち、提供事業者又はユーザは、依然として、公衆網を経由するフェムト基地局−移動体通信網間の煩雑な接続設定を行う必要がある。この接続設定に際して、提供事業者には、フェムト基地局の設置場所での作業が要求される。一方、ユーザには、接続設定に係る専門的な知識が要求される。なお、上記の課題は、フェムト基地局に限らず、公衆網を経由して移動体通信網へ接続する無線基地局であれば同様に生じる。
従って、本発明は、公衆網へ接続可能な無線基地局を、より簡易に移動体通信網へ編入させることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る無線基地局は、移動体通信網に在圏する移動端末に、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続する接続部と、前記移動端末を介して前記移動体通信網から、自局が公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を受信する受信部とを備える。
また、本発明の第2の態様に係る管理サーバは、移動体通信網内に設置される。この管理サーバは、前記移動体通信網に在圏する移動端末を介して、当該移動端末に有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続された、公衆網へ接続可能な無線基地局を検知する検知部と、前記移動端末を介して前記無線基地局へ、当該無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を通知する通知部とを備える。
また、本発明の第3の態様に係る移動端末は、公衆網へ接続可能な無線基地局に、有線通信方式、又は自端末が在圏する移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続する接続部と、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を、前記移動体通信網から前記無線基地局へ中継する中継部とを備える。
また、本発明の第4の態様に係る移動体通信システムは、公衆網へ接続可能な無線基地局と、移動体通信網内に設置され、前記公衆網と通信可能な管理サーバと、前記移動体通信網に在圏する移動端末とを備える。前記無線基地局は、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて、前記移動端末に接続する。一方、前記管理サーバは、前記移動端末を介して前記無線基地局を検知すると共に、前記移動端末を介して前記無線基地局に、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定を行う。
また、本発明の第5の態様に係る網編入方法は、公衆網へ接続可能な無線基地局における移動体通信網への網編入方法を提供する。この網編入方法は、前記移動体通信網に在圏する移動端末に、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続し、前記移動端末を介して前記移動体通信網から、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を受信する。
また、本発明の第6の態様に係る網編入方法は、移動体通信網において、自網に公衆網へ接続可能な無線基地局を編入させる網編入方法を提供する。この網編入方法は、前記移動体通信網に在圏する移動端末を介して、当該移動端末に有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続された無線基地局を検知し、前記移動端末を介して前記無線基地局へ、当該無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を通知する。
また、本発明の第7の態様に係る網編入プログラムは、公衆網へ接続可能な無線基地局に、移動体通信網に在圏する移動端末に、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続する処理と、前記移動端末を介して前記移動体通信網から、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を受信する処理とを実行させる。
また、本発明の第8の態様に係る網編入プログラムは、移動体通信網内に設置される管理サーバに、前記移動体通信網に在圏する移動端末を介して、当該移動端末に有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続された、公衆網へ接続可能な無線基地局を検知する処理と、前記移動端末を介して前記無線基地局へ、当該無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を通知する処理とを実行させる。
さらに、本発明の第9の態様に係る網編入プログラムは、移動端末に、公衆網へ接続可能な無線基地局に、有線通信方式、又は前記移動端末が在圏する移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続する処理と、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を、前記移動体通信網から前記無線基地局へ中継する処理とを実行させる。
本発明では、移動端末を介して、公衆網を経由する無線基地局−移動体通信網間の接続を自動的に設定する。このため、フェムト基地局等の無線基地局を、上述した煩雑な設定作業を伴うこと無く、簡易に移動体通信網へ編入させることが可能である。
以下、本発明に係る無線基地局、管理サーバ、及び移動端末、並びにこれらを適用する移動体通信システムの実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1に示す本実施の形態に係る移動体通信システム1は、公衆網2へ接続可能なフェムト基地局等の無線基地局10と、移動体通信網3内に設置され、公衆網2と通信可能な管理サーバ20と、移動体通信網3に在圏する携帯電話機等の移動端末30とで構成される。
ここで、管理サーバ20は、移動体通信網3内に設置されるゲートウェイ40を介して、公衆網2に接続される。また、移動体通信網3内には、ゲートウェイ40に接続される、交換局やサービス局等から成るコアネットワーク装置50と、1以上の基地局制御装置60と、各制御装置60により制御される1以上のマクロ基地局70とが設置されている。すなわち、管理サーバ20は、マクロ基地局70により形成されるマクロセル4を介して、移動端末30との通信を行うことができる。
なお、移動端末30は、マクロセル4に限らず、例えば、既に運用が開始されている他のフェムト基地局により形成されるフェムトセルに在圏していても良い。この場合も、管理サーバ20は当該フェムトセルを介して移動端末30と通信でき、以降の説明が同様に適用される。
動作において、無線基地局10は、有線通信方式、又は移動体通信網3に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式(例えば、IEEE802.11に規定される各種方式)を用いて、移動端末30に接続する。以下、この接続を、ローカル接続と呼称する。
この時、管理サーバ20は、移動端末30を介して、無線基地局10を検知する。そして、管理サーバ20は、移動端末30を介して無線基地局10へ、無線基地局10が公衆網2を経由して移動体通信網3へ接続するために必要な設定情報(例えば、ゲートウェイ40のアドレス情報)を通知する。以下、この設定情報を、公衆網側設定情報と呼称する。なお、公衆網側設定情報には、無線基地局10への接続が許可された移動端末の識別情報等を含めても良い。
このように、本実施の形態においては、公衆網2を経由する無線基地局10−移動体通信網3間の接続を自動的に設定し、以て無線基地局10を、その提供事業者又はユーザによる煩雑な設定作業を伴うこと無く、簡易に移動体通信網3へ編入させることができる。
以下、無線基地局10、管理サーバ20、及び移動端末30の具体的な構成例、並びに動作例を、図2〜図6を参照して詳細に説明する。なお、ゲートウェイ40、コアネットワーク装置50、基地局制御装置60、及びマクロ基地局70には、一般的な移動体通信網と同様のものを用いることができるため、その説明を省略する。
図2に示すように、無線基地局10は、一般的なフェムト基地局と同様、公衆網3とのインタフェースとして機能する公衆網I/F11と、移動体通信網3に適用される無線通信方式に則して動作する、移動端末30との無線I/F12と、これらのI/F11及び12を制御する通信制御回路13と、この制御回路13により作業領域として使用される、メモリ等の記憶媒体14とを備えている。
加えて、無線基地局10は、ローカル接続部15と、設定情報受信部16と、検査応答部17とを備えている。
この内、ローカル接続部15は、上述したローカル接続を行う。また、ローカル接続部15は、無線基地局10を管理サーバ20に認証させるため、無線基地局10の識別情報(以下、基地局識別情報と呼称する)を移動端末30へ通知する。
設定情報受信部16は、ローカル接続部15を介して移動端末30から、上述した公衆網側設定情報101を受信すると共に記憶媒体14へ格納し、以てこの設定情報101を、上記の通信制御回路13に利用させる。また、設定情報受信部16は、公衆網I/F11を介して管理サーバ20から、無線I/F12の動作に必要な設定情報(以下、無線側設定情報と呼称する)102を受信すると共に記憶媒体14へ格納し、以てこの無線側設定情報102を通信制御回路13に利用させる。ここで、無線側設定情報102には、使用するチャネルや符号化方式等の無線リソースに関する情報が含まれる。
検査応答部17は、下記(A)〜(C)に示す処理を実行する。
(A)公衆網I/F11を介して管理サーバ20から、公衆網2を経由する無線基地局10−移動通信網3間の導通検査用メッセージ103_1を受信すると共に、このメッセージ103_1に対する応答メッセージ104_1を、公衆網I/F11を介して管理サーバ20へ返信する処理。
(B)無線I/F12が形成する無線基地局10と移動端末30の間の無線伝送路に送出された、当該無線伝送路における上り方向についての管理サーバ20からの導通検査用メッセージ103_2を受信すると共に、このメッセージ103_2に対する応答メッセージ104_2を、公衆網I/F11を介して管理サーバ20へ返信する処理。
(C)公衆網I/F11を介して管理サーバ20から、上記無線伝送路の下り方向についての導通検査用メッセージ103_3を受信すると共に、このメッセージ103_3に対する応答メッセージ104_3を、無線I/F12を介して上記無線伝送路へ送出する処理。
なお、上記のローカル接続部15、設定情報受信部16、及び検査応答部17は、ソフトウェアにより実現することもできる。この場合、これらのローカル接続部15、設定情報受信部16、及び検査応答部17と同等の処理を記述したプログラムを記憶媒体14に格納し、以て無線基地局10内のプロセッサ(図示せず)等に実行させれば良い。また、当該プログラムは、上記の通信制御回路13に組み込まれたファームウェアへのプラグインとして提供しても良い。
また、図3に示すように、管理サーバ20は、図1に示したゲートウェイ40とのインタフェースとして機能するゲートウェイI/F21と、メモリ等の記憶媒体22と、基地局検知部23と、基地局認証部24と、設定情報通知部25と、導通検査/品質測定部26とを備えている。
この内、基地局検知部23は、移動端末30からの接続要求201の受信をトリガとして、移動端末30にローカル接続された無線基地局10(すなわち、移動体通信網3への編入対象となる無線基地局)が存在することを検知し、その旨を示す通知(以下、検知通知と呼称する)202を発行する。
基地局認証部24は、下記(D)〜(H)に示す処理を実行する。
(D)検知通知202の受信をトリガとして、移動端末30に識別情報要求203を与え、以て上述した基地局識別情報105を取得する処理。
(E)取得した基地局識別情報105と、記憶媒体22に予め登録された、移動体通信網3への接続を許可する無線基地局の識別情報(以下、登録基地局識別情報と呼称する)204とが一致するか否かを判定する処理。
(E)取得した基地局識別情報105と、記憶媒体22に予め登録された、移動体通信網3への接続を許可する無線基地局の識別情報(以下、登録基地局識別情報と呼称する)204とが一致するか否かを判定する処理。
(F)上記の処理(E)にて両識別情報が一致した場合に、移動端末30に位置情報要求205を与え、以て移動端末30の位置情報(以下、移動端末位置情報と呼称する)301をさらに取得する処理。
(G)取得した移動端末位置情報301と、記憶媒体22に予め記憶された、移動体通信網3によるサービス提供が可能なエリアに関する情報(以下、サービスエリア情報と呼称する)206とを比較し、以て無線基地局10がサービス提供可能エリア内に設置されているか否かを判定する処理。
(G)取得した移動端末位置情報301と、記憶媒体22に予め記憶された、移動体通信網3によるサービス提供が可能なエリアに関する情報(以下、サービスエリア情報と呼称する)206とを比較し、以て無線基地局10がサービス提供可能エリア内に設置されているか否かを判定する処理。
(H)上記の処理(G)にてサービス提供可能エリア内への設置と判定した場合に、無線基地局10を正規の基地局として認証し、その旨を示す通知(以下、認証通知と呼称する)207を発行する処理。
設定情報通知部25は、下記(I)〜(L)に示す処理を実行する。
(I)認証通知207の受信をトリガとして、記憶媒体22に予め記憶された公衆網側設定情報101を、ゲートウェイI/F21を介して移動端末30へ通知する処理。
(J)上記の処理(I)の後、導通検査/品質測定部26に対して検査指示208_1を与え、以て上述した、公衆網2を経由する無線基地局10−移動通信網3間の導通検査用メッセージ103_1を送信させる処理。
(K)上記の処理(J)に対応して導通検査/品質測定部26から発行される検査結果209が、公衆網2を経由する無線基地局10−移動通信網3間の正常な導通を示す場合に、記憶媒体22に予め記憶された無線側設定情報102を、ゲートウェイI/F21を介し、公衆網2を経由して無線基地局10へ通知する処理。
(L)上記の処理(K)の後、導通検査/品質測定部26に対して検査指示208_2を与え、以て上述した、無線基地局10と移動端末30の間の無線伝送路における上り方向及び下り方向についての導通検査用メッセージ103_2及び103_3をそれぞれ送信させる処理。
導通検査/品質測定部26は、導通検査用メッセージ103_1に対する応答メッセージ104_1の受信を待機する。応答メッセージ104_1を受信した場合、導通検査/品質測定部26は、応答メッセージ104_1のエラー率(所定パターンに対する誤り率)に基づき、公衆網2を経由する無線基地局10−移動通信網3間の伝送品質を推定する。当該伝送品質が良好である場合、導通検査/品質測定部26は、正常導通を示す検査結果209を、設定情報通知部25に与える。
また、導通検査/品質測定部26は、導通検査用メッセージ103_2及び103_3に対する応答メッセージ104_2及び104_2の受信をそれぞれ待機する。応答メッセージ104_2を受信した場合、導通検査/品質測定部26は、応答メッセージ104_2のエラー率に基づき、無線基地局10と移動端末30の間の無線伝送路における上り方向の伝送品質を推定する。一方、応答メッセージ104_3を受信した場合には、導通検査/品質測定部26は、応答メッセージ104_3のエラー率に基づき、当該無線伝送路における下り方向の伝送品質を推定する。
なお、上記の基地局検知部23、基地局認証部24、設定情報通知部25、及び導通検査/品質測定部26は、ソフトウェアにより実現することもできる。この場合、これらの基地局検知部23、基地局認証部24、設定情報通知部25、及び導通検査/品質測定部26と同等の処理を記述したプログラムを記憶媒体24に格納し、以て管理サーバ20内のプロセッサ(図示せず)等に実行させれば良い。
さらに、図4に示すように、移動端末30は、一般的な移動端末と同様、移動体通信網3に適用される無線通信方式に則して動作する無線I/F31と、このI/F31を制御する通信制御回路32と、この制御回路32により作業領域として使用される、メモリ等の記憶媒体33とを備えている。
加えて、移動端末30は、図2に示した無線基地局10内のローカル接続部15に対応するローカル接続部34と、中継部35とを備えている。
この内、ローカル接続部34は、無線基地局10とのローカル接続開始をトリガとして、上記の接続要求201を、無線I/F31を介して管理サーバ20へ送信する。また、ローカル接続部34は、上記の識別情報要求203に応じて、無線基地局10から基地局識別情報105を取得し、無線I/F31を介して管理サーバ20へ送信する。さらに、ローカル接続部34は、上記の位置情報要求205に応じて、移動端末位置情報301を無線I/F31を介して管理サーバ20へ送信する。
ここで、移動端末位置情報301は、各種の電波航法(例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からの無線信号)を用いて測位しても良いし、図1に示したマクロ基地局70から報知されるエリア情報等をそのまま用いても良い。
一方、中継部35は、管理サーバ20から無線I/F31を介して受信した公衆網側設定情報101を、ローカル接続部34を介して無線基地局10へ転送する。
また、中継部35は、上記の導通検査用メッセージ103_2を、無線I/F31を介して管理サーバ20(マクロ基地局70)から無線基地局10へ無線中継する。さらに、中継部35は、上記の応答メッセージ104_3を、無線I/F31を介して無線基地局10から管理サーバ20(マクロ基地局70)へ無線中継する。
なお、上記のローカル接続部34及び中継部35は、ソフトウェアにより実現することもできる。この場合、これらのローカル接続部34及び中継部35と同等の処理を記述したプログラムを記憶媒体33に格納し、以て移動端末30内のプロセッサ(図示せず)等に実行させれば良い。また、当該プログラムは、上記の通信制御回路32に組み込まれたファームウェアへのプラグインとして提供しても良い。
次に、無線基地局10、管理サーバ20、及び移動端末30の動作を、図5及び図6を参照して説明する。
今、移動端末30は、図1に示したマクロセル4に在圏しているものとする。この時、図5に示す如く無線基地局10と移動端末30とのローカル接続が開始されると(ステップS1)、まず移動端末30内のローカル接続部34が、無線基地局10からそのサービス状態106を取得し(ステップS2)、無線基地局10によるサービスが開始されているか否かを判定する(ステップS3)。この結果、無線基地局10が未サービス状態に在ると判定した場合、ローカル接続部34は、接続要求201を、無線I/F31を介してセル4へ無線送出する。接続要求201は、図1に示したマクロ基地局70、基地局制御装置60、コアネットワーク装置50、及びゲートウェイ40を順に経由して、管理サーバ20に到達する(ステップS4)。
管理サーバ20内の基地局検知部23は、移動体通信網3への編入対象となる無線基地局が存在することを検知し、検知通知202を基地局認証部24に与える。基地局認証部24は、識別情報要求203を、ゲートウェイI/F21を介して送出する。識別情報要求203は、ゲートウェイ40、コアネットワーク装置50、基地局制御装置60、及びマクロ基地局70を順に経由してセル4へ無線送出され、以て移動端末30に到達する(ステップS5)。
移動端末30内のローカル接続部34は、無線基地局10から基地局識別情報105を取得し、無線I/F31を介してセル4へ無線送出する。基地局識別情報105は、マクロ基地局70、基地局制御装置60、コアネットワーク装置50、及びゲートウェイ40を順に経由して、管理サーバ20に到達する(ステップS6)。
管理サーバ20内の基地局認証部24は、受信した基地局識別情報105と、記憶媒体22から読み出した登録基地局識別情報204とが一致するか否か(すなわち、無線基地局10が、移動体通信網3への接続を許可された登録済み基地局であるか否か)を判定する(ステップS7)。無線基地局10が登録済み基地局である場合、基地局認証部24は、位置情報要求205を、ゲートウェイI/F21を介して送出する。位置情報要求205は、ゲートウェイ40、コアネットワーク装置50、基地局制御装置60、及びマクロ基地局70を順に経由してセル4へ無線送出され、以て移動端末30に到達する(ステップS8)。
移動端末30内のローカル接続部34は、移動端末位置情報301を、無線I/F31を介してマクロセル4へ無線送出する。移動端末位置情報301は、マクロ基地局70、基地局制御装置60、コアネットワーク装置50、及びゲートウェイ40を順に経由して、管理サーバ20に到達する(ステップS9)。
管理サーバ20内の基地局認証部24は、受信した移動端末位置情報301と、記憶媒体22から読み出したサービスエリア情報206とを比較し、以て無線基地局10がサービス提供可能エリア内に設置されているか否かを判定する(ステップS10)。無線基地局10がサービス提供可能エリア内に設置されている場合、基地局認証部24は、認証通知207を設定情報通知部25に与える。設定情報通知部25は、記憶媒体22から読み出した公衆網側設定情報101を、ゲートウェイI/F21を介して送出する。公衆網側設定情報101は、ゲートウェイ40、コアネットワーク装置50、基地局制御装置60、及びマクロ基地局70を順に経由してマクロセル4へ無線送出され、以て移動端末30に到達する。移動端末30内の中継部35は、公衆網側設定情報101を、ローカル接続部34を介して無線基地局10へ転送する(ステップS11)。
無線基地局10内の設定情報受信部16は、ローカル接続部15を介して受信した公衆網側設定情報101を、記憶媒体14に格納する。通信制御回路13は、記憶媒体14から読み出した公衆網側設定情報101を用いて、公衆網I/F11の動作設定を行う。これにより、無線基地局10と公衆網2との接続が開始される(ステップS12)。
このように、公衆網2を経由する無線基地局10−移動体通信網3間の接続設定が自動的に行われる。また、当該接続設定は無線基地局10が正規の基地局である場合に限り行われるため、移動体通信網3への不正な無線基地局の編入を防止できる。
上記のステップS12の後、ローカル接続部15は、公衆網2への接続完了通知107を、移動端末30へ送信する。接続完了通知107は、マクロセル4へ無線送出された後、マクロ基地局70、基地局制御装置60、コアネットワーク装置50、及びゲートウェイ40を順に経由して、管理サーバ20に到達する(ステップS13)。
管理サーバ20内の設定情報通知部25は、接続完了通知107の受信をトリガとして、導通検査/品質測定部26に対して検査指示208_1を与える。なお、設定情報通知部25は、検査指示208_1を、公衆網側設定情報101の通知から一定時間が経過したタイミングで自律的に発生しても良い。この場合、無線基地局10−管理サーバ20間における接続完了通知107の送受信は不要である。
検査指示208_1を受けた導通検査/品質測定部26は、導通検査用メッセージ103_1をゲートウェイI/F21を介して公衆網2へ送出すると共に、無線基地局10からの応答メッセージ104_1の受信を待機する。導通検査用メッセージ103_1は、公衆網2を経由して無線基地局10に到達する(ステップS14)。
無線基地局10内の検査応答部17は、導通検査用メッセージ103_1を受信すると、応答メッセージ104_1を公衆網I/F11を介して公衆網2へ送出する。応答メッセージ104_1は、公衆網2を経由して管理サーバ20に到達する(ステップS15)。
管理サーバ20内の導通検査/品質測定部26は、受信した応答メッセージ104_1のエラー率が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS16)。当該エラー率が閾値以下である場合、導通検査/品質測定部26は、公衆網2を経由する無線基地局10−移動通信網3間の伝送品質が良好であると判断し、その旨を示す検査結果209を設定情報通知部25に与える(ステップS17)。
このように、本実施の形態においては、公衆網2を経由する無線基地局10−移動通信網3間の導通検査及び伝送品質測定も自動的に行うことができる。
一方、図6に示すように、検査結果209を受けた設定情報通知部25は、記憶媒体22から読み出した無線側設定情報102を、ゲートウェイI/F21を介して送出する。無線側設定情報102は、公衆網2を経由して無線基地局10に到達する(ステップS21)。
無線基地局10内の設定情報受信部16は、公衆網I/F11を介して受信した無線側設定情報102を、記憶媒体14に格納する。通信制御回路13は、記憶媒体14から読み出した無線側設定情報102を用いて、無線I/F12の動作設定を行う。これにより、無線基地局10によるサービスが開始される(ステップS22)。
この後、無線側設定情報102の通知から一定時間が経過すると、管理サーバ20内の設定情報通知部25は、導通検査/品質測定部26に対して検査指示208_2を与える。導通検査/品質測定部26は、導通検査用メッセージ103_2をゲートウェイI/F21を介して送出すると共に、無線基地局10からの応答メッセージ104_2の受信を待機する。導通検査用メッセージ103_2は、ゲートウェイ40、コアネットワーク装置50、基地局制御装置60、及びマクロ基地局70を順に経由してマクロセル4へ無線送出され、以て移動端末30に到達する。
この時、移動端末30内の中継部35は、無線I/F31を制御して周辺セルをサーチする。この結果、無線基地局10が検出されるため、中継部35は、無線I/F31をさらに制御して、移動端末30を無線基地局10へハンドオーバさせる。そして、中継部35は、管理サーバ20から受信した導通検査用メッセージ103_2を、無線I/F31を介して無線基地局10へ転送する(ステップS23)。
無線基地局10内の検査応答部17は、導通検査用メッセージ103_2を受信すると、応答メッセージ104_2を公衆網I/F11を介して公衆網2へ送出する。応答メッセージ104_2は、公衆網2を経由して管理サーバ20に到達する(ステップS24)。
管理サーバ20内の導通検査/品質測定部26は、受信した応答メッセージ104_2のエラー率が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS25)。当該エラー率が閾値以下である場合、導通検査/品質測定部26は、無線基地局10−移動端末30間の無線伝送路における上り方向の伝送品質が良好であると判断する(ステップS26)。
そして、導通検査/品質測定部26は、導通検査用メッセージ103_3をゲートウェイI/F21を介して送出すると共に、無線基地局10からの応答メッセージ104_3の受信を待機する。導通検査用メッセージ103_3は、公衆網2を経由して無線基地局10に到達する(ステップS27)。
無線基地局10内の検査応答部17は、導通検査用メッセージ103_3を受信すると、応答メッセージ104_3を、無線I/F12を介して移動端末30へ無線送出する。この時、移動端末30内の中継部35は、無線I/F31を制御して、移動端末30をマクロ基地局70へハンドオーバさせる。そして、中継部35は、無線基地局10から受信した応答メッセージ104_3を、無線I/F31を介してマクロセル4へ無線送出する。応答メッセージ104_3は、マクロ基地局70、基地局制御装置60、コアネットワーク装置50、及びゲートウェイ40を順に経由して、管理サーバ20に到達する(ステップS28)。
管理サーバ20内の導通検査/品質測定部26は、受信した応答メッセージ104_3のエラー率が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS29)。当該エラー率が閾値以下である場合、導通検査/品質測定部26は、無線基地局10−移動端末30間の無線伝送路における下り方向の伝送品質が良好であると判断する(ステップS30)。
このように、本実施の形態においては、無線基地局に対する無線リソース設定も自動的に行うことができる。加えて、無線伝送路の導通検査及び伝送品質測定も自動的に行うことができる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
上記のプログラム(ローカル接続部15、設定情報受信部16、及び検査応答部17と同等の処理を記述したプログラム、基地局検知部23、基地局認証部24、設定情報通知部25、及び導通検査/品質測定部26と同等の処理を記述したプログラム、並びにローカル接続部34及び中継部35と同等の処理を記述したプログラム)は、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、上記のプログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
この出願は、2009年6月8日に出願された日本出願特願2009−137131を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラムに適用され、特にフェムト基地局等の無線基地局を移動体通信網へ編入させる用途に適用される。
1 移動体通信システム
2 公衆網
3 移動体通信網
4 マクロセル
10 無線基地局
11 公衆網I/F
12, 31 無線I/F
13, 32 通信制御回路
14, 22, 33 記憶媒体
15, 34 ローカル接続部
16 設定情報受信部
17 検査応答部
20 管理サーバ
21 ゲートウェイI/F
23 基地局検知部
24 基地局認証部
25 設定情報通知部
26 導通検査/品質測定部
30 移動端末
35 中継部
40 ゲートウェイ
50 コアネットワーク装置
60 基地局制御装置
70 マクロ基地局
101 公衆網側設定情報
102 無線側設定情報
103_1〜103_3 導通検査メッセージ
104_1〜104_3 応答メッセージ
105 基地局識別情報
106 サービス状態
107 接続完了通知
201 接続要求
202 検知通知
203 識別情報要求
204 登録基地局識別情報
205 位置情報要求
206 サービスエリア情報
207 認証通知
208_1, 208_2 検査指示
209 検査結果
301 移動端末位置情報
2 公衆網
3 移動体通信網
4 マクロセル
10 無線基地局
11 公衆網I/F
12, 31 無線I/F
13, 32 通信制御回路
14, 22, 33 記憶媒体
15, 34 ローカル接続部
16 設定情報受信部
17 検査応答部
20 管理サーバ
21 ゲートウェイI/F
23 基地局検知部
24 基地局認証部
25 設定情報通知部
26 導通検査/品質測定部
30 移動端末
35 中継部
40 ゲートウェイ
50 コアネットワーク装置
60 基地局制御装置
70 マクロ基地局
101 公衆網側設定情報
102 無線側設定情報
103_1〜103_3 導通検査メッセージ
104_1〜104_3 応答メッセージ
105 基地局識別情報
106 サービス状態
107 接続完了通知
201 接続要求
202 検知通知
203 識別情報要求
204 登録基地局識別情報
205 位置情報要求
206 サービスエリア情報
207 認証通知
208_1, 208_2 検査指示
209 検査結果
301 移動端末位置情報
Claims (10)
- 移動体通信網に在圏する移動端末に、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて接続する接続手段と、
前記移動端末を介して前記移動体通信網から、自局が公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な第1の設定情報を受信する受信手段と、
を備えた無線基地局。 - 移動体通信網内に設置される管理サーバであって、
前記移動体通信網に在圏する移動端末を介して、当該移動端末に有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて接続された、公衆網へ接続可能な無線基地局を検知する検知手段と、
前記移動端末を介して前記無線基地局へ、当該無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な第1の設定情報を通知する通知手段と、
を備えた管理サーバ。 - 請求項2において、
前記公衆網を経由して前記無線基地局へ、導通検査用メッセージを送信すると共に、前記導通検査用メッセージに対する応答メッセージの、前記公衆網を経由した受信を待機する検査手段をさらに備えたことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項3において、
前記検査手段が、前記応答メッセージのエラー率に基づき、前記公衆網を経由する前記移動体通信網と前記無線基地局の間の伝送品質を推定することを特徴とした管理サーバ。 - 請求項2において、
前記通知手段が、前記公衆網を経由して前記無線基地局へ、前記第1の無線通信方式に則して前記無線基地局と前記移動端末とが無線通信を行うために必要な第2の設定情報をさらに通知することを特徴とした管理サーバ。 - 請求項5において、
前記移動端末を介して、前記第1の無線通信方式に則して形成される前記無線基地局と前記移動端末の間の無線伝送路へ、導通検査用メッセージを送出すると共に、前記導通検査用メッセージに対する前記無線基地局からの応答メッセージの、前記公衆網を経由した受信を待機する検査手段をさらに備えたことを特徴とする管理サーバ。 - 公衆網へ接続可能な無線基地局に、有線通信方式、又は自端末が在圏する移動体通信網に適用される第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式を用いて接続する接続手段と、
前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を、前記移動体通信網から前記無線基地局へ中継する中継手段と、
を備えた移動端末。 - 公衆網へ接続可能な無線基地局と、
移動体通信網内に設置され、前記公衆網と通信可能な管理サーバと、
前記移動体通信網に在圏する移動端末と、を備え、
前記無線基地局は、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて、前記移動端末に接続し、
前記管理サーバは、前記移動端末を介して前記無線基地局を検知すると共に、前記移動端末を介して前記無線基地局に、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定を行う、
移動体通信システム。 - 公衆網へ接続可能な無線基地局における移動体通信網への網編入方法であって、
前記移動体通信網に在圏する移動端末に、有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続し、
前記移動端末を介して前記移動体通信網から、前記無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を受信する、網編入方法。 - 移動体通信網において、自網に公衆網へ接続可能な無線基地局を編入させる網編入方法であって、
前記移動体通信網に在圏する移動端末を介して、当該移動端末に有線通信方式、又は前記移動体通信網に適用される無線通信方式とは異なる無線通信方式を用いて接続された無線基地局を検知し、
前記移動端末を介して前記無線基地局へ、当該無線基地局が前記公衆網を経由して前記移動体通信網へ接続するために必要な設定情報を通知する、網編入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011518224A JP5170310B2 (ja) | 2009-06-08 | 2010-04-22 | 無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009137131 | 2009-06-08 | ||
JP2009137131 | 2009-06-08 | ||
JP2011518224A JP5170310B2 (ja) | 2009-06-08 | 2010-04-22 | 無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム |
PCT/JP2010/002909 WO2010143350A1 (ja) | 2009-06-08 | 2010-04-22 | 無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2010143350A1 JPWO2010143350A1 (ja) | 2012-11-22 |
JP5170310B2 true JP5170310B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=43308613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011518224A Expired - Fee Related JP5170310B2 (ja) | 2009-06-08 | 2010-04-22 | 無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5170310B2 (ja) |
WO (1) | WO2010143350A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8750835B2 (en) * | 2011-07-26 | 2014-06-10 | Qualcomm Incorporated | Presence-based communication |
JP2014023125A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Toshiba Corp | 無線通信システム、管理装置及び基地局管理方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006324831A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Nec Corp | 家庭用無線基地局の網編入システム、その方法、それに用いる基地局管理装置、移動通信端末 |
JP2008005431A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 無線通信システムおよびそのサービス・ソフトウェアのアップロード方法 |
JP2009516454A (ja) * | 2005-11-15 | 2009-04-16 | アルカテル−ルーセント | 携帯電話無線通信システム用のアクセス網、ゲートウェイ、および管理サーバ |
-
2010
- 2010-04-22 WO PCT/JP2010/002909 patent/WO2010143350A1/ja active Application Filing
- 2010-04-22 JP JP2011518224A patent/JP5170310B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006324831A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Nec Corp | 家庭用無線基地局の網編入システム、その方法、それに用いる基地局管理装置、移動通信端末 |
JP2009516454A (ja) * | 2005-11-15 | 2009-04-16 | アルカテル−ルーセント | 携帯電話無線通信システム用のアクセス網、ゲートウェイ、および管理サーバ |
JP2008005431A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 無線通信システムおよびそのサービス・ソフトウェアのアップロード方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2010143350A1 (ja) | 2012-11-22 |
WO2010143350A1 (ja) | 2010-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10959145B2 (en) | Vehicle communication system, base station, server apparatus, message transmitting method, vehicle related service providing method, and readable medium | |
CA2851517C (en) | Reporting and use of user equipment measurement event confidence level | |
JP5170105B2 (ja) | 移動体通信システムの位置・経路登録更新手順 | |
JP5660141B2 (ja) | 無線通信システム、中継局、基地局および無線通信方法 | |
US10299170B2 (en) | Gateway apparatus, communication control method, and non-transitory computer readable medium storing communication control program | |
KR101083573B1 (ko) | 매크로 기지국을 이용해서 소형 기지국을 비활성화하는 장치 및 방법 | |
EP2820878A1 (en) | Method and apparatus in a network node for establishing neighbor cell relations in a wireless network | |
WO2018068536A1 (zh) | 网络切换方法及终端 | |
KR20120081180A (ko) | 기지국, 게이트웨이, 이동 통신 시스템, 및 이들에 이용되는 핸드오버 타겟 특정 방법 및 프로그램 | |
JP4938132B2 (ja) | 移動通信システムにおけるホームセル測定方法 | |
JP5170310B2 (ja) | 無線基地局、管理サーバ、移動端末、移動体通信システム、並びに網編入方法及びプログラム | |
US8699463B2 (en) | Base station apparatus and management server | |
CN112822791B (zh) | 信息上报、处理方法、终端、网络侧设备及核心网设备 | |
KR101990915B1 (ko) | 다중모드 장치 및 그 통신 방법 | |
JP2010233184A (ja) | 無線基地局、ゲートウェイ装置、並びに呼接続方法及びプログラム | |
US10349429B1 (en) | System and method for frequency redirection in a communication system | |
JP6062701B2 (ja) | ゲートウェイ装置 | |
US10873874B2 (en) | Base station, radio relay station, and communication method for cancelling a connection to a base station during an overload condition | |
JP6169830B2 (ja) | 通信装置の通信処理の制限方法、通信装置及び補助装置 | |
WO2024082490A1 (en) | Methods and apparatuses for positioning in partial coverage scenario | |
JP5659296B2 (ja) | 無線通信システム、無線基地局及び通信制御方法 | |
KR101509135B1 (ko) | 안심단말기에서 측위시간을 단축하는 방법 | |
KR20130063656A (ko) | 펨토 기지국 설치 방법, 펨토 기지국 및 펨토 기지국 설치 제어 장치 | |
US10873890B2 (en) | Base station, radio relay station, communication method for cancelling a connection to a base station during an overload condition | |
US20140044001A1 (en) | Method of establishing communication and base station |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5170310 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |