JP6342237B2 - プリント回路基板およびカメラモジュール用プリント回路基板 - Google Patents

プリント回路基板およびカメラモジュール用プリント回路基板 Download PDF

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Description

本発明は、プリント回路基板およびカメラモジュール用プリント回路基板に関する。
伝送線路の種類およびそれによる電磁場(Electromagnetic field)は、マイクロストリップライン(microstrip line)とストリップライン(strip line)とに大別することができ、両方とも信号ライン(signal line)がグラウンドと電場を形成する。ここで形成される電場が特性インピーダンスに影響を及ぼす。
かかるマイクロストリップラインとストリップラインにおいて、インピーダンス特性は、信号ラインの線幅と厚さ、信号ラインと接地パターンとの高さ、および絶縁層を構成する媒質の誘電率(εr)によって決定される。
しかし、それぞれの構成要素(component)と回路(Circuit)においてインピーダンスがマッチ(適合)しない場合、反射波によって集積回路(IC)が損傷するかエネルギー損失をもたらしうる。
韓国公開特許第2012−0050175号公報
本発明の一目的は、インピーダンスを調節できるプリント回路基板およびカメラモジュール用プリント回路基板を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、インピーダンスの調節とともに、反り(warpage)防止特性をも両立できるプリント回路基板およびカメラモジュール用プリント回路基板を提供することにある。
本発明の一側面によると、本発明の前記目的は、プリント回路基板であって、絶縁層を挟んで配置された信号伝送部と、接地部と、を含み、前記接地部は、インピーダンス調整部を含むプリント回路基板が提供されることにより達成される。
また、本発明の一側面によると、前記信号伝送部は、少なくとも一つの信号ラインを含み、前記インピーダンス調整部は、前記信号ラインより長い経路を有する導体パターンを含むことができる。
また、本発明の一側面における前記導体パターンは、開曲線(open curve)形状のユニットパターンを複数個含むことができる。
また、本発明の一側面における前記開曲線は、U字状であることができる。
また、本発明の一側面における前記開曲線形状のユニットパターンは、少なくとも一つのサブユニットパターンを含むことができる。
また、本発明の一側面における前記サブユニットパターンは、開曲線形状を有することができる。
また、本発明の一側面における前記サブユニットパターンは、閉曲線形状を有することができる。
また、本発明の一側面における前記開曲線形状のユニットパターンの間に閉曲線形状のユニットパターンが少なくとも一つ含まれることができる。
また、本発明の一側面における前記導体パターンは、複数個の前記ユニットパターンが連結されて一つの経路を形成していることができる。
また、本発明の一側面における前記導体パターンは、閉曲線(closed curve)形状のユニットパターンを複数個含むことができる。
また、本発明の一側面における前記導体パターンは、前記信号伝送部および接地部の対応領域において、各対応領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されていることができる。
また、本発明の一側面における前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されていることができる。
また、本発明の一側面によると、前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンと、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンとの前記接地部における導体パターンの比率が一致する場合、前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスが、前記閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスより大きくなることができる。
一方、本発明の他の側面によると、本発明の前記目的は、制御信号を伝送するための信号伝送部と、前記信号伝送部に接地を提供する接地部と、を含み、前記接地部は、第1インピーダンス調整部を含むカメラモジュール用プリント回路基板が提供されることにより達成される。
また、本発明の他の側面によると、前記信号伝送部は、少なくとも一つの信号ラインを含み、前記第1インピーダンス調整部は、前記信号ラインより長い経路を有する導体パターンを含むことができる。
また、本発明の他の側面における前記導体パターンは、開曲線形状のユニットパターンを複数個含むことができる。
また、本発明の他の側面における前記導体パターンは、複数個の前記ユニットパターンが連結されて一つの経路を形成していることができる。
また、本発明の他の側面における前記導体パターンは、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含むことができる。
また、本発明の他の側面における前記導体パターンは、前記信号伝送部および接地部の対応領域において、各対応領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されていることができる。
また、本発明の他の側面における前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されていることができる。
また、本発明の他の側面によると、前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンと、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンとの前記接地部における導体パターンの比率が一致する場合、前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスが、前記閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスより大きくなることができる。
また、本発明の他の側面によると、前記カメラモジュール用プリント回路基板は、前記制御信号が提供されるセンサーを実装するためのセンサー実装部をさらに含み、前記センサー実装部は、第2インピーダンス調整部を含むことができる。
また、本発明の他の側面における前記第2インピーダンス調整部は、前記信号ラインより長い経路を有する導体パターンを含むことができる。
また、本発明の他の側面によると、前記第2インピーダンス調整部の導体パターンは、開曲線形状のユニットパターンを複数個含むことができる。
また、本発明の他の側面によると、前記第2インピーダンス調整部の導体パターンは、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含むことができる。
前記のような本発明によると、基板に具現された接地パターンの形状を用いてインピーダンスを調節できるという利点がある。
また、前記のような本発明によると、基板に具現された接地パターンの比率偏差が、信号パターンとの関係または隣接した接地パターンとの関係において最小となるようにすることで、インピーダンスの調節とともに、反り(warpage)防止特性をも両立できるという利点がある。
本発明の第1実施形態によるプリント回路基板の断面図である。 本発明の第1実施形態によるプリント回路基板の断面図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態によるインピーダンス調整部の導体パターンの例示図である。 本発明の第1実施形態による信号伝送部の例示平面図である。 本発明の第1実施形態による接地部の例示平面図である。 図10Bの接地部において各領域ごとに導体パターンの比率を調整したことを示す図である。 本発明の第2実施形態によるプリント回路基板の断面図である。 本発明の第2実施形態によるプリント回路基板の断面図である。 本実施形態によるプリント回路基板を用いたカメラモジュール用プリント回路基板の分解斜視図である。 図13の接地部に対する詳細構成図である。 通常の構造の接地部における信号帰還経路を示す図である。 図2の導体パターンを含む接地部における信号帰還経路を示す図である。 図9の導体パターンを含む接地部における信号帰還経路を示す図である。 通常の構造のプリント回路基板によるインピーダンス特性を時間経過に応じてシミュレートした結果を示す図である。 本実施形態のプリント回路基板によるインピーダンス特性を時間経過に応じてシミュレートした結果を示す図である。 通常の構造の接地部を適用したプリント回路基板のインピーダンス特性と、図2から図8に例示された導体パターンを接地部に含むプリント回路基板のインピーダンス特性と、図9に例示された導体パターンを接地部に含むプリント回路基板のインピーダンス特性とを、時間経過に応じてシミュレートした結果を示す図である。 通常の構造のプリント回路基板の反り防止特性に対するシミュレーション結果を示す図である。 図10Bの接地部を適用したプリント回路基板の反り防止特性に対するシミュレーション結果を示す図である。 図11の接地部を適用したプリント回路基板の反り防止特性に対するシミュレーション結果を示す図である。
本発明によるプリント回路基板およびカメラモジュール用プリント回路基板の前記目的に対する技術的構成をはじめ作用効果に関する事項は、本発明の好ましい実施形態が示された図面を参照した以下の詳細な説明によって確実に理解することができる。
また、本発明を説明するにあたり、係る公知技術に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にする可能性があると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。本明細書において、第1、第2などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用されるものであって、構成要素が前記用語によって制限されることはない。
[プリント回路基板]
<第1実施形態>
図1Aおよび図1Bは本実施形態によるプリント回路基板の断面図である。
本実施形態によるプリント回路基板100は、絶縁層110を挟んで信号伝送部120と接地部130が配置されることができるが、例えば、図1Aに示すように、絶縁層110の上部に信号伝送部120が配置されるとともに絶縁層110の下部に接地部130が配置されてもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、絶縁層110を挟んで信号伝送部120と接地部130が配置されることができる構造であれば、いかなる構造であってもよい。
本実施形態の絶縁層110は、誘電定数εrを有する媒質からなることができ、適用される製品のサイズに応じて所定の高さhを有することができる。
このときの絶縁層110としては樹脂絶縁層が使用されてもよく、前記樹脂絶縁層としては、エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂、ポリイミドのような熱可塑性樹脂、またはこれらにガラス繊維または無機フィラーのような補強材が含浸された樹脂、例えば、プリプレグが使用されてもよく、また熱硬化性樹脂および/または光硬化性樹脂などが使用されてもよい。しかし、本発明は、特にこれに限定されるものではない。
なお、前記のような絶縁層110が適用される本実施形態におけるプリント回路基板100は、絶縁層からなる単層基板であってもよく、多数の絶縁層と多数の回路層が交互に積層された多層基板であってもよい。
一方、本実施形態の信号伝送部120は、少なくとも一つの信号ライン121、122を含むことができるが、例えば、図1Aに示すように、所定の幅Wを有するとともに所定の間隔Sに配置されて長さ方向に沿って延長する一対の信号ライン121、122を含むことができる。かかる一対の信号ライン121、122は、MIPIインターフェース(MIPI;Mobile Industry Processor Interface)を支援する2レーン(lane)であってもよい。
ここで、MIPIインターフェースは、モバイルデバイスにおいてプロセッサと周辺装置との間に制御信号を連結するシリアルインターフェースの新たな規格を意味し、本実施形態では、モバイル用カメラモジュールとメインプロセッサとのデータ送受信のために使用されることができる。
特に、カメラモジュールのMIPIインターフェースに使用される信号ラインは、差動ペアライン(Differential pair line)であって、インピーダンスがマッチしない場合に信号伝送特性が低下して映像ノイズなどの問題が生じうる。
しかし、本発明は、図1Aに示す信号ライン(すなわち、一対の信号ライン)構成にのみ限定されるものではなく、少なくとも一つの信号ラインを含む信号伝送部120であれば、いかなる構成であってもよい。したがって、本実施形態による信号伝送部120は、一対以上の信号ラインを含んでもよく、図1Bに示すように一つの信号ライン121のみを含んでもよい。
また、前記信号ライン121、122は、制御信号などを伝送するためのものであって、電気伝導性に優れた銀(Ag)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、銅(Cu)または白金(Pt)から選択される少なくとも一つの物質または少なくとも二つの物質の混合物からなる導体パターンで形成されることができる。
一方、本実施形態のプリント回路基板100において、信号ライン121、122と接地部130との間に絶縁層110のみが存在するようになり高周波における交流エネルギーの集中により発生する電磁場から信号の干渉を防止することができる。
本実施形態のような信号ライン121、122の構造におけるインピーダンス特性は、信号ライン121、122の線幅W、信号ライン121、122と接地部130との高さhおよび絶縁層110を構成する媒質の誘電率εrから影響を受けるが、高周波になれば信号ライン121、122と接地部130との間で信号のほぼすべてのエネルギー成分が交流電流場の形態をなして進む。
したがって、絶縁層110の高さh/誘電率εr条件に応じて前記信号ライン121、122は所定の線幅Wを有して絶縁層110の上面に配置されて回路を構成する。
また、前記信号ライン121、122は、フォトエッチング法などにより形成されることができ、周波数が高くなれば信号ライン121、122の線幅による影響を無視できなくなるため、インピーダンスが低い場合、前記信号ライン121、122の線幅Wが細く具現されるように形成することが有利である。
一方、本実施形態の接地部130は、前記信号ライン121、122に接地を提供できるものであって、前記信号ライン121、122と同様に電気伝導性に優れた銀(Ag)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、銅(Cu)または白金(Pt)から選択される少なくとも一つの物質または少なくとも二つの物質の混合物からなる導体パターンを含むことができる。
このときの前記接地部130は、前記プリント回路基板100のインピーダンスを調節できるインピーダンス調整部130−1を含むことができるが、かかるインピーダンス調整部130−1は、前記信号ライン121、122より長い経路を有する導体パターンを含むことができる。
前記のようにインピーダンス調整部130−1として接地部130に含まれる導体パターンの一例は、図2から図9に示されている。
そのうち、図2から図8は開曲線(open curve)形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンの一例を示すものであって、先ず、図2に示す導体パターン131の一例について説明すると、前記導体パターン131は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができる。
このときのユニットパターンA、B、C...は、開曲線形状を有してもよく、例えば、前記導体パターン131のユニットパターンA、B、C...は、図2に示すように、U字の開曲線形状を有してもよい。しかし、本発明のユニットパターンA、B、C...の形状が、図2のような形態に限定されるものではなく、開曲線形状を有するものであればいかなる形態のユニットパターンであってもよい。
なお、前記導体パターン131は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより、図2に示すように、折曲状の導体パターン131を形成することができる。
一方、インピーダンス調整部130−1として前記接地部130に含まれる導体パターンは、図3から図7に示すように、開曲線形状の複数個ユニットパターンそれぞれが、少なくとも一つのサブユニットパターンを含む形態に具現されてもよい。
そのうち、図3から図6は、前記サブユニットパターンが開曲線形状を有する導体パターンの一例を示すものであって、先ず、図3に示す導体パターン132の一例について説明すると、前記導体パターン132の基本的な構造は、図2の導体パターン131と類似している。
すなわち、図3の導体パターン132は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができ、このときのユニットパターンA、B、C...は、開曲線形状を有することができる。
また、前記導体パターン132は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより図3に示すように折曲状に形成されることができる。
ただし、図3の導体パターン132において、各ユニットパターンA、B、C...は、図2の導体パターン131とは異なり、開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図3では、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を複数個含む場合を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状の一つのサブユニットパターンのみを含んでもよい。
前記のように構成された前記導体パターン132は、図3に示すように、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含むことで、図2の導体パターン131より折り曲がった形状に形成されることができる。
また、前記サブユニットパターンa、b、c...は、例えば、図3に示すように、U字状を有してもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンに含まれることができる形状であれば、いかなる形状のサブユニットパターンであってもよい。
次に、図4に示す導体パターン133の一例について説明すると、前記導体パターン133の基本的な構造は、図3の導体パターン132と類似している。
すなわち、図4の導体パターン133は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができ、このときのユニットパターンA、B、C...は開曲線形状を有することができる。
また、前記導体パターン133は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより図4に示すように折曲状に形成されることができる。
なお、前記導体パターン133の各ユニットパターンA、B、C...は、開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図4では、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を複数個含む場合を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状の一つのサブユニットパターンのみを含んでもよい。
前記のように構成された前記導体パターン133は、図4に示すように、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含むことで、図3と同様に、図2の導体パターン131より折り曲がった形状に形成されることができる。
ただし、前記サブユニットパターンa、b、c...は、U字状の非パターン領域を形成している図3のサブユニットパターンとは異なり、S字状の非パターン領域を形成してもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...に含まれることができる形状であれば、いかなる形状のサブユニットパターンであってもよい。
次に、図5に示す導体パターン134の一例について説明すると、前記導体パターン134の基本的な構造は、図3および図4の導体パターン132、133と類似している。
すなわち、図5の導体パターン134は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができ、このときのユニットパターンA、B、C...は、開曲線形状を有することができる。
また、前記導体パターン134は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより図5に示すように折曲状に形成されることができる。
なお、前記導体パターン134の各ユニットパターンA、B、C...は、開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図5では、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を複数個含む場合を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状の一つのサブユニットパターンのみを含んでもよい。
前記のように構成された前記導体パターン134は、図5に示すように、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含むことで、図3および図4と同様に、図2の導体パターン131より折り曲がった形状に形成されることができる。
ただし、前記導体パターン134のサブユニットパターンa、b、c...は、図3および図4とは異なり、L字状または┐状の非パターン領域を形成してもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...に含まれることができる形状であれば、いかなる形状のサブユニットパターンであってもよい。
次に、図6に示す導体パターン135の一例について説明すると、前記導体パターン135の基本的な構造は、図3から図5の導体パターン132〜134と類似している。
すなわち、図6の導体パターン135は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができ、このときのユニットパターンA、B、C...は開曲線形状を有することができる。
また、前記導体パターン135は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより図6に示すように折曲状に形成されることができる。
なお、前記導体パターン135の各ユニットパターンA、B、C...は、開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図6では、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を複数個含む場合を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状の一つのサブユニットパターンのみを含んでもよい。
前記のように構成された前記導体パターン135は、図6に示すように、前記ユニットパターンA、B、C...が開曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含むことで、図3から図5と同様に、図2の導体パターン131より折り曲がった形状に形成されることができる。
ただし、前記導体パターン135のサブユニットパターンa、b、c...は、図3から図5とは異なり、⊥状またはT字状の非パターン領域を形成してもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...に含まれることができる形状であれば、いかなる形状のサブユニットパターンであってもよい。
一方、図7は開曲線形状の複数個ユニットパターンそれぞれに含まれるサブユニットパターンが閉曲線形状を有する導体パターンの一例を示すものである。
図7に示す導体パターン136の一例について説明すると、前記導体パターン136の基本的な構造は、図2から図6の導体パターン131〜135と類似している。
すなわち、図7の導体パターン136は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができ、このときのユニットパターンA、B、C...は開曲線形状を有することができる。
また、前記導体パターン136は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより図7に示すように折曲状に形成されることができる。
ただし、図7の導体パターン136において、各ユニットパターンA、B、C...は、図2から図6の導体パターン131〜135とは異なり、閉曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図7では、前記ユニットパターンA、B、C...が閉曲線形状の一つのサブユニットパターンa、b、c...のみを含む場合を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...が閉曲線形状のサブユニットパターンを複数個含んでもよい。
前記のように構成された前記導体パターン136は、図7に示すように、前記ユニットパターンA、B、C...が閉曲線形状のサブユニットパターンa、b、c...を少なくとも一つ含むことで、図2の導体パターン131より折り曲がった形状に形成されることができる。
一方、インピーダンス調整部130−1として前記接地部130に含まれる導体パターンは、図8に示すように、開曲線形状の複数個ユニットパターンA、B、C...の間に閉曲線形状のユニットパターンA−1、B−1...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図8に示す導体パターン137の一例について説明すると、前記導体パターン137の基本的な構造は、図2から図7の導体パターン131〜136と類似している。
すなわち、図8の導体パターン137は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができ、このときのユニットパターンA、B、C...は開曲線形状を有することができる。
また、前記導体パターン137は、複数個の前記ユニットパターンA、B、C...が連結されて一つの経路を形成することができ、これにより図8に示すように折曲状に形成されることができる。
ただし、図8の導体パターン137は、図2から図7の導体パターン131〜136とは異なり、各ユニットパターンA、B、C...の間に閉曲線形状のユニットパターンA−1、B−1...を少なくとも一つ含む形態に具現されてもよい。
図8では、前記ユニットパターンA、B、C...の間に閉曲線形状の一つのユニットパターンA−1、B−1...のみを含む場合を例示しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、前記ユニットパターンA、B、C...の間に閉曲線形状のユニットパターンを複数個含んでもよい。
前記のように構成された前記導体パターン137は、図8に示すように、前記ユニットパターンA、B、C...の間に閉曲線形状のユニットパターンA−1、B−1...を少なくとも一つ含むことで、図2の導体パターン131より折り曲がった形状に形成されることができる。
一方、図9は閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンの一例を示すものである。
図9を参照すると、インピーダンス調整部130−1として前記接地部130に含まれる導体パターン138は、上述した信号ライン121、122と交差するように形成されたユニットパターンA、B、C...を複数個含むことができるという点では、図2から図8における導体パターン131〜137と類似している。
ただし、図9の導体パターン138において、各ユニットパターンA、B、C...は、図2から図8の導体パターン131〜137とは異なり、閉曲線形状に具現されてもよい。
この際、図9の場合、菱形の閉曲線形状を有する複数個のユニットパターンA、B、C...を例示しているが、本発明のユニットパターンA、B、C...の形状が図9のような形態に限定されるものではなく、閉曲線形状を有するものであればいかなる形態のユニットパターンであってもよい。
上述したように本実施形態によるプリント回路基板100は、接地部130に含まれる導体パターン(接地パターン)の形状として図2から図9に例示された形状を採択することができる。
したがって、本実施形態によるプリント回路基板100は、前記のような接地パターンの形状を用いて接地部130での信号帰還経路の長さを調整することができ、これによってインピーダンスを調節することができるが、これについては後述する。
一方、図10Aは本実施形態による信号伝送部120の例示平面図であり、図10Bは本実施形態による接地部130の例示平面図である。ここで、ハッチングされた部分は、導体パターンが占める部分を示すものであり、ハッチングされていない部分は、導体パターンが占めない部分を示すものである。
図10Aおよび図10Bに示すように、導体パターンの比率が比較的高い信号伝送部領域Aに対応する接地部領域A’には、導体パターンの比率が比較的低いように導体パターンを形成することができる。
また、導体パターンの比率が比較的低い信号伝送部領域Bに対応する接地部領域B’には、導体パターンの比率が比較的高いように導体パターンを形成することができる。
前記のような構成で接地部130に導体パターンを含むことで、信号伝送部120および接地部130の第1対応領域A−A’と、信号伝送部120および接地部130の第2対応領域B−B’との各対応領域に形成される導体パターンの比率偏差が最小化する。これと同様に、前記第1および第2対応領域A−A’およびB−B’以外の他の各対応領域に形成される導体パターンの比率偏差も最小化することができることは言うまでもない。
すなわち、本実施形態の導体パターンを、図10Bと同じ構成で前記接地部130に含むことで、前記導体パターンは、信号伝送部120および接地部130の対応領域において、各対応領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されることができる。
換言すれば、本実施形態では、基板に具現された接地パターンの導体の比率を信号パターンとの関係においてその偏差が最小となるように形成することができる。
したがって、本実施形態の導体パターンを、図10Bと同じ構成で前記接地部130に含む場合、信号伝送部120と接地部130との導体の比率のバラツキ、すなわち、本実施形態では、プリント回路基板100上下層間の導体の比率のバラツキを改善することができる。
これにより、前記のようなバラツキによるプリント回路基板100の反り発生を著しく低減することができ、反り防止特性もまた著しく改善することができるが、これについては後述する。
図11は、図10Bの接地部130において、各領域ごとに導体パターンの比率を調整したことを示す図である。ここで、図10Aおよび図10Bと同様に、ハッチングされた部分は導体パターンが占める部分を示すものであり、ハッチングされていない部分は、導体パターンが占めない部分を示すものである。
図10Bおよび図11に示すように、導体パターンの比率が比較的高い図10Bの接地部領域(図10Bのa、b)には、導体パターンの比率が比較的低いように導体パターンを形成することができる(図11のa’、b’)。
また、導体パターンの比率が比較的低い図10Bの接地部領域(図10Bのc)には、導体パターンの比率が比較的高いように導体パターンを形成することができる(図11のc’)。
図10Bの接地部130に、図11と同じ構成で導体パターンを含むことで、接地部130の各領域に形成される導体パターンの比率偏差も最小化することができる。
すなわち、図10Bの接地部130に、図11と同じ構成で導体パターンを含むことで、前記導体パターンは、信号伝送部120および接地部130の各対応領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されることができることは言うまでもなく、前記接地部130の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されることもできる。
換言すれば、本実施形態では、基板に具現された接地パターンの導体の比率を信号パターンとの関係においてその偏差が最小となるようにすることができることは言うまでもなく、隣接した接地パターンとの関係においてもその偏差が最小となるようにすることができる。
したがって、図10Bの接地部130に、図11と同じ構成で導体パターンを含む場合、信号伝送部120と接地部130との導体の比率のバラツキだけでなく、接地部130各領域ごとの導体の比率のバラツキをも改善することができる。
これにより、前記のようなバラツキによるプリント回路基板100の反り発生を、図10Bの場合より低減することができ、これにより、反り防止特性もまた図10Bの場合より著しく改善することができるが、これについても後述する。
<第2実施形態>
図12Aおよび図12Bは本実施形態によるプリント回路基板の断面図である。
本実施形態によるプリント回路基板200は、絶縁層を挟んで信号伝送部と接地部が配置されることができる。
例えば、図12Aに示すように、第1絶縁層210を挟んで信号伝送部220と第1接地部230が配置されるとともに、第2絶縁層240を挟んで信号伝送部220と第2接地部250が配置されてもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、絶縁層を挟んで信号伝送部と接地部が配置されることができる構造であれば、いかなる構造であってもよい。
本実施形態の第1絶縁層210は、誘電定数εr1を有する媒質からなることができ、適用される製品のサイズに応じて所定高さh1を有することができる。
また、本実施形態の第2絶縁層240は、誘電定数εr2を有する媒質からなることができ、適用される製品のサイズに応じて所定高さh2を有することができる。
このときの絶縁層210、240は、第1実施形態と同様に、樹脂絶縁層が使用されてもよく、前記樹脂絶縁層としては、エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂、ポリイミドのような熱可塑性樹脂、またはこれらにガラス繊維または無機フィラーのような補強材が含浸された樹脂、例えば、プリプレグが使用されてもよく、また、熱硬化性樹脂および/または光硬化性樹脂などが使用されてもよい。しかし、本発明は、特にこれに限定されるものではない。
また、本実施形態の絶縁層210、240は、同一の物質からなるが、本発明は、これに限定されるものではなく、互いに異なる物質からなってもよい。
なお、前記のような絶縁層210、240が適用される本実施形態のプリント回路基板200は、第1実施形態と同様に、絶縁層からなる単層基板であってもよく、多数の絶縁層と多数の回路層が交互に積層された多層基板であってもよい。
一方、本実施形態の信号伝送部220は、少なくとも一つの信号ライン221、222を含むことができるが、例えば、図12Aに示すように、所定幅Wを有するとともに所定間隔Sに配置されて長さ方向に沿って延長する一対の信号ライン221、222を含んでもよい。かかる一対の信号ライン221、222はMIPIインターフェース(MIPI;Mobile Industry Processor Interface)を支援する2レーン(lane)であってもよい。
ここで、MIPIインターフェースは、モバイルデバイスにおいてプロセッサと周辺装置との間に制御信号を連結するシリアルインターフェースの新たな規格を意味し、本実施形態では、モバイル用カメラモジュールとメインプロセッサとのデータ送受信のために使用されることができる。
特に、カメラモジュールのMIPIインターフェースに使用される信号ラインは、差動ペアライン(Differential pair line)であって、インピーダンスがマッチしない場合に信号伝送特性が低下して映像ノイズなどの問題が生じうる。
しかし、本発明は、図12Aに示す信号ライン(すなわち、一対の信号ライン)構成にのみ限定されるものではなく、少なくとも一つの信号ラインを含む信号伝送部220であれば、いかなる構成であってもよい。したがって、本実施形態による信号伝送部220は、一対以上の信号ラインを含んでもよく、図12Bに示すように一つの信号ライン221のみを含んでもよい。
また、前記信号ライン221、222は、制御信号などを伝送するためのものであって、電気伝導性に優れた銀(Ag)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、銅(Cu)または白金(Pt)から選択される少なくとも一つの物質または少なくとも二つの物質の混合物からなる導体パターンで形成されることができる。
一方、本実施形態のプリント回路基板200において、信号ライン221、222と接地部230、250との間に絶縁層210、240が存在するようになり、高周波で交流エネルギーの集中によって発生する電磁場から信号の干渉を防止することができる。
本実施形態のような信号ライン221、222構造においてインピーダンス特性は、信号ライン221、222の線幅W、信号ライン221、222と接地部230、250との高さh1、h2および絶縁層210、240を構成する媒質の誘電率εr1、εr2から影響を受けるが、高周波になれば信号ライン221、222と接地部230、250との間で信号のほぼすべてのエネルギー成分が交流電流場の形態をなして進む。
したがって、絶縁層210、240の高さh1、h2/誘電率εr1、εr2条件により、前記信号ライン221、222は、所定の線幅Wを有して絶縁層210、240の上面に配置されて回路を構成する。
また、前記信号ライン221、222は、フォトエッチング法などで形成されることができ、周波数が高くなれば信号ライン221、222の線幅による影響を無視できなくなるため、インピーダンスが低い場合、前記信号ライン221、222の線幅Wが細く具現されるように形成することが有利である。
一方、本実施形態の接地部230、250は、前記信号ライン221、222に接地を提供できるものであり、前記信号ライン221、222と同様に、電気伝導性に優れた銀(Ag)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、銅(Cu)または白金(Pt)から選択される少なくとも一つの物質または少なくとも二つの物質の混合物からなる導体パターンを含むことができる。
このときの前記接地部230、250は、前記プリント回路基板200のインピーダンスを調節できるインピーダンス調整部を含むことができるが、かかるインピーダンス調整部は、第1実施形態と同様に、前記信号ライン221、222より長い経路を有する導体パターンを含むことができる。
前記のようにインピーダンス調整部として接地部230、250に含まれる導体パターンは、図2から図11に例示された導体パターンとその構成および機能が同様に適用されることができ、これに関する具体的な説明は、その重複を避けるために省略する。
上述したように本実施形態のプリント回路基板200は、第1実施形態と同様に、接地部230、250に含まれる接地パターンの形状として図2から図9に例示された形状を採択することができる。
したがって、本実施形態のプリント回路基板200は、前記のような接地パターンの形状を用いて接地部230、250における信号帰還経路の長さを調整することができ、これによりインピーダンスを調節することができるが、これについては後述する。
なお、本実施形態のプリント回路基板200は、第1実施形態と同様に、図2から図9の例示された形状の接地パターンを、図10Bまたは図11と同じ構成で接地部230、250に含むことができ、これにより、信号伝送部220と接地部230、250との導体の比率のバラツキだけでなく、接地部230、250各領域ごとの導体の比率のバラツキをも改善することができる。
したがって、本実施形態のプリント回路基板200は、前記のようなバラツキによるプリント回路基板200の反り発生を著しく低減することができ、これにより反り防止特性も著しく改善することができるが、これについても後述する。
[カメラモジュール用プリント回路基板]
図13は本実施形態によるカメラモジュール用プリント回路基板300の分解斜視図である。
本実施形態によるカメラモジュール用プリント回路基板300は、図13に示すように、レンズアセンブリ1と、VCMアセンブリ2と、IRフィルター3と、センサー4の下部に位置することができ、また、ISPモジュール5の上部に位置することができる。
かかる本実施形態のプリント回路基板300は、信号伝送部320と、接地部330と、を含むことができる。
信号伝送部320は、VCMアセンブリ2またはセンサー4およびISPモジュール5などに制御信号を提供するためのものであり、少なくとも一つの信号ライン321を含むことができる。
本実施形態による信号ライン321は、MIPIインターフェースを支援するためのものであって、4対のレーン(lane)と一つのクロックラインからなってもよく、本発明は、これに限定されるものではなく、一つの信号ラインのみからなってもよい。
また、接地部330は、信号伝送部320の信号ライン321に接地を提供するためのものであって、第1〜第3導体パターン331〜333を含むことができる。
この際、前記第1〜第3導体パターン331〜333は、前記信号ライン321より長い経路を有する導体パターンを含むことで第1インピーダンス調整部を構成することができる。
図14は前記接地部330の詳細構成図であり、特に、前記第1〜第3接地パターン331〜333についてより詳細に示している。
前記接地部330の第1導体パターン331は、図13および図14に示すように、前記信号ライン321がVCMアセンブリ2と接する部位に形成されることができる。
また、前記接地部330の第2導体パターン332は、図13および図14に示すように、前記信号ライン321の中間点の下部に形成されることができる。
なお、前記接地部330の第3導体パターン333は、図13および図14に示すように、前記信号ライン321が、後述するセンサー実装部310の制御信号ライン313と連結される部分に形成されることができる。
前記のように第1インピーダンス調整部として接地部330に含まれる第1〜第3導体パターン331〜333は、図2から図11に例示された構成および機能と同様に適用されることができるため、これに関する具体的な説明は省略する。
また、本実施形態によるカメラモジュール用プリント回路基板300は、図13に示すように、センサー4を実装するためのセンサー実装部310をさらに含んでもよい。
センサー実装部310は、図13に示すように、センサー実装部位311と、第4導体パターン312と、制御信号ライン313と、を含むことができる。
この際、前記第4導体パターン312は、接地部330の第1〜第3導体パターン331〜333と同様に、前記信号ライン321より長い経路を有する導体パターンを含むことで第2インピーダンス調整部を構成することができる。また、前記信号ライン321が通過する部位の上部に位置するようにすることでインピーダンスのマッチを可能とすることができる。
一方、前記のような第2インピーダンス調整部としてセンサー実装部310に含まれる第4導体パターン312は、図2から図11に例示された構成および機能と同様に適用されることができるため、これに関する具体的な説明は省略する。
なお、本実施形態によるカメラモジュール用プリント回路基板300は、図13に示すように、コネクター部340をさらに含んでもよい。
前記コネクター部340は、外部とのコネクティング(接続)を提供するためのものであって、リジッド(rigid)に形成されることができる。
本実施形態によるカメラモジュール用プリント回路基板300は、上述したように構成されることで、センサー実装部310、信号伝送部320および接地部330などによりインピーダンスのマッチが可能となる。
特に、センサー実装部310と接地部330に含まれる接地パターンの形状として図2から図9に例示された形状を採択することができる。
したがって、本実施形態のカメラモジュール用プリント回路基板300は、前記のような接地パターンの形状を用いてセンサー実装部310および接地部330における信号帰還経路の長さを調整することができ、これによってインピーダンスを調節することができるが、これについては後述する。
なお、本実施形態によるカメラモジュール用プリント回路基板300は、図2から図9に例示された形状の接地パターンを、図10Bまたは図11のような構成でセンサー実装部310および接地部330に含むことができるため、信号伝送部320と接地部330との間または信号伝送部320とセンサー実装部310との間の導体の比率のバラツキだけでなく、センサー実装部310および接地部330の各領域ごとの導体の比率のバラツキをも改善することができる。
したがって、本実施形態のカメラモジュール用プリント回路基板300は、前記のようなバラツキによるプリント回路基板の反り発生を著しく低減することができ、これにより反り防止特性をも著しく改善することができるが、これについても後述する。
[本実施形態のプリント回路基板(カメラモジュール用プリント回路基板を含む)による特性]
<インピーダンス特性>
図15は通常の構造の接地部における信号帰還経路を示す図である。
また、図16は本実施形態の接地部における信号帰還経路を示す図であって、より詳細には、図16Aは、図2の導体パターンを含む接地部における信号帰還経路を示すものであり、図16Bは、図9の導体パターンを含む接地部における信号帰還経路を示すものである。
図15および図16を参照すると、接地部に含まれる導体パターンの形状として本実施形態による形状を採択する場合、接地部における信号帰還経路の長さを調整できることを確実に確認することができる。
すなわち、図15に示す通常の構造(導体パターンの比率が100%であるフィル(fill)構造)の接地部とは異なり、本実施形態による形状の導体パターンを接地部に含む場合には、図16Aおよび図16Bに示すように、接地部に含まれる導体パターンの形状に応じて信号帰還経路の長さを多様に調整することができる。
したがって、本実施形態によると、図15および図16に示す内容から確実に確認することができるように、接地部に含まれた導体パターン(接地パターン)の形状に応じて接地部における信号帰還経路の長さを調整することができ、これにより、結局、インピーダンスを調節できるという有利な利点を有する。
一方、インピーダンス特性は、信号ラインと接地パターンとの高さ(即ち、第1実施形態では、h、第2実施形態では、h1、h2)から影響を受けるため、前記のような高さが低くなるとインピーダンス特性もまた低下するしかなく、これは、インピーダンスのマッチにおいて非常に大きい障害として作用することがある。
しかし、本実施形態によると、小型化、薄型化などの最近の技術動向を理由に前記のような高さが徐々に低くなるとしても、本実施形態による形状の導体パターンを接地部に含むことで、低下するインピーダンス特性を増加させることができ、これは後述する図17および図18を参照しても確実に確認することができる。
図17は通常の構造のプリント回路基板によるインピーダンス特性(図17A)と、本実施形態のプリント回路基板によるインピーダンス特性(図17B)を時間経過に応じてシミュレートした結果を示す図である。
また、図18は、通常の構造の接地部を適用したプリント回路基板のインピーダンス特性と、図2から図8に例示された導体パターンを接地部に含むプリント回路基板のインピーダンス特性と、図9に例示された導体パターンを接地部に含むプリント回路基板のインピーダンス特性を時間経過に応じてシミュレートした結果を示すものである。
図17および図18を参照すると、接地部に形成される導体パターンの形状として本実施形態による形状を採択する場合、インピーダンス特性を増加させることができることを確実に確認することができる。
すなわち、図17のシミュレーション結果によると、プリント回路基板内の様々な信号ライン(D0〜D4、CLK)の時間経過に対するインピーダンス特性において、図17Aの最小インピーダンスより図17Bの最小インピーダンスが増加していることを確認することができる。
また、図18のシミュレーション結果によると、本実施形態による形状の導体パターンを接地部に含む場合、通常の構造の接地部を適用したプリント回路基板に比べて約26%〜35%程度増加したインピーダンスを具現することができることを確認することができる。
つまり、本実施形態によると、図17および図18のシミュレーション結果から確実に確認することができるように、最近の技術動向によって低下するしかないインピーダンス特性を増加させることができ、これによりインピーダンスのマッチを容易にすることができるため、インピーダンスのマッチがまともに行われないことで発生する問題点(ICの損傷、エネルギー損失など)を簡単に解決することができる。
一方、図18を参照すると、図2から図8に例示された導体パターン(すなわち、開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターン)と、図9に例示された導体パターン(すなわち、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターン)とも接地部における導体パターンの比率が一致する場合には、図2から図8に例示された導体パターンにより形成されるインピーダンスが、図9に例示された導体パターンにより形成されるインピーダンスより大きいことを確認することができる。
すなわち、図18のシミュレーション結果によると、図2から図8に例示された導体パターンと、図9に例示された導体パターンが接地部における導体パターンとの比率が一致する場合(本実施形態では、50%と同一)には、図2から図8に例示された導体パターンを接地部に含む場合が、図9に例示された導体パターンを接地部に含む場合より大きいインピーダンス特性を具現できることを確認することができる。
したがって、接地部における導体パターンの比率が一致すると、開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターン(図2から図8に例示する導体パターン)を接地部に含むことが、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターン(図9に例示された導体パターン)を接地部に含むことよりインピーダンス特性においてより有利である。
<反り防止特性>
図19は通常の構造のプリント回路基板の反り防止特性に対するシミュレーション結果を示す図である。また、図20および図21は本実施形態によるプリント回路基板の反り防止特性に対するシミュレーション結果を示す図であって、より詳細には、図20は、図10Bの接地部を適用したプリント回路基板の反り防止特性を示すものであり、図21は、図11の接地部を適用したプリント回路基板の反り防止特性を示すものである。
この際、図19から図21のシミュレーション結果には、赤色(Re)、黄色(Ye)、青色(Bl1〜Bl4)、緑色(Gr1〜Gr4)などが現れているが、赤色(Re)に向かって反り発生が容易な状態を示し、緑色(Gr1〜Gr4)に向かって反り発生が困難な状態を示す。これにより、シミュレーション結果に赤色(Re)および黄色(Ye)の領域が現れる場合には反り防止特性に劣る部分が発生することを示す。
先ず図19を参照すると、通常の構造のプリント回路基板の場合、赤色(Re)および黄色(Ye)の領域が中心部および右側上端にわたり比較的広く占めていることを確認することができ、これにより高い数値の反りが発生していることを確認することができる。
反面、図20のプリント回路基板の場合、上述したように信号伝送部と接地部との導体の比率のバラツキを改善することができるため、図20に示すように、図19のプリント回路基板より反り防止特性を改善できることを確認することができる。
すなわち、図20のシミュレーション結果によると、青色(Bl1〜Bl4)および緑色(Gr1〜Gr3)の領域のみが現れるだけであって、赤色(Re)および黄色(Ye)の領域が現れない点、図19のプリント回路基板より著しく低い数値の反りが発生している点等を確認することができる。これにより、図20のプリント回路基板は、図19のプリント回路基板より反り防止特性を著しく改善することができることを確実に確認することができる。
一方、図21を参照すると、上述したように、信号伝送部と接地部との導体の比率のバラツキだけでなく、接地部の各領域ごとの導体の比率のバラツキをも改善することができるため、図21に示すように、図19のプリント回路基板に比べて反り防止特性を改善できることは言うまでもなく、図20のプリント回路基板よりも反り防止特性を改善できることを確認することができる。
すなわち、図21のシミュレーション結果によると、青色(Bl1〜Bl3)および緑色(Gr1〜Gr4)の領域のみが現れるだけであって、赤色(Re)および黄色(Ye)の領域が現れない点、図19のプリント回路基板より著しく低い数値の反りが発生している点、図20のプリント回路基板より緑色(Gr1〜Gr4)の領域が著しく広くなった点、図20のプリント回路基板より低い数値の反りが発生している点等を確認することができる。これにより、図21のプリント回路基板は、図19のプリント回路基板より反り防止特性を著しく改善できることは言うまでもなく、図20のプリント回路基板よりも反り防止特性を改善することができることを確認することができる。
本明細書において、本発明の原理の「一実施形態」とかかる表現の様々な変形は、この実施形態に係り特定の特徴、構造、特性などが本発明の原理の少なくとも一つの実施形態に含まれるということを意味する。したがって、「一実施形態において」という表現と、本明細書の全体にわたり開示されている任意の他の変形例は、必ずしもすべて同じ実施形態を指すものではない。
本明細書において、「AとBの少なくとも一つ」の場合において、「〜の少なくとも一つ」の表現は、第一のオプション(A)の選択だけ、または第二に挙げられたオプション(B)の選択だけ、または両方のオプション(AとB)の選択を包括するために使用される。追加の例として、「A、B、およびCの少なくとも一つ」の場合は、第一に挙げられたオプション(A)の選択だけ、または第二に挙げられたオプション(B)の選択だけ、または第三に挙げられたオプション(C)の選択だけ、または第一と第二に挙げられたオプション(AとB)の選択だけ、または第二と第三に挙げられたオプション(BとC)の選択だけ、またはすべての三つのオプションの選択(AとBとC)を包括することができる。より多い項目が挙げられた場合にも当業者であれば確実に拡張して解釈することができる。
以上、本発明についてその好ましい実施形態を中心に説明した。本明細書により開示されたすべての実施形態と条件付きの例示は、本発明の技術分野における通常の知識を有する当業者が、本発明の原理と概念を理解するようにするための意図で記述されたものであって、当業者であれば、本発明が、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形した形態に具現されてもよいことを理解することができる。そのため、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく説明的な観点で考慮すべきである。本発明の範囲は、上述の説明ではなく、特許請求の範囲に現れており、それと同等な範囲内に存在するすべての差異は本発明に含まれたものと解釈すべきである。
100、200 プリント回路基板
110、210、240 絶縁層
120、220、320 信号伝送部
130、230、250、330 接地部
130−1 インピーダンス調整部
131〜138 導体パターン
300 カメラモジュール用プリント回路基板
310 センサー実装部
312 第4導体パターン(第2インピーダンス調整部)
331〜333 第1〜第3導体パターン(第1インピーダンス調整部)

Claims (28)

  1. プリント回路基板であって、
    絶縁層を挟んで配置された信号伝送部と、接地部と、を含み、
    前記接地部は、インピーダンス調整部を含
    前記信号伝送部は、少なくとも一つの信号ラインを含み、
    前記インピーダンス調整部は、前記信号ラインより長い経路を有する導体パターンを含み、
    前記導体パターンは、前記信号伝送部および接地部の対応領域において、各対応領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、プリント回路基板。
  2. 前記導体パターンは、開曲線形状のユニットパターンを複数個含む、請求項に記載のプリント回路基板。
  3. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項に記載のプリント回路基板。
  4. 前記開曲線は、U字状である、請求項に記載のプリント回路基板。
  5. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項に記載のプリント回路基板。
  6. 前記開曲線形状のユニットパターンは、少なくとも一つのサブユニットパターンを含む、請求項に記載のプリント回路基板。
  7. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項に記載のプリント回路基板。
  8. 前記サブユニットパターンは、開曲線形状を有する、請求項に記載のプリント回路基板。
  9. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項に記載のプリント回路基板。
  10. 前記サブユニットパターンは、閉曲線形状を有する、請求項に記載のプリント回路基板。
  11. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項10に記載のプリント回路基板。
  12. 前記開曲線形状のユニットパターンの間に閉曲線形状のユニットパターンが少なくとも一つ含まれる、請求項に記載のプリント回路基板。
  13. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項12に記載のプリント回路基板。
  14. 前記導体パターンは、複数個の前記ユニットパターンが連結されて一つの経路を形成している、請求項から13のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  15. 前記導体パターンは、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む、請求項に記載のプリント回路基板。
  16. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項15に記載のプリント回路基板。
  17. 前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンと、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンとの前記接地部における導体パターンの比率が一致する場合、
    前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスが、前記閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスより大きくなる、請求項14に記載のプリント回路基板。
  18. 制御信号を伝送するための信号伝送部と、
    前記信号伝送部に接地を提供する接地部と、を含み、
    前記接地部は、第1インピーダンス調整部を含
    前記信号伝送部は、少なくとも一つの信号ラインを含み、
    前記第1インピーダンス調整部は、前記信号ラインより長い経路を有する導体パターンを含み、
    前記導体パターンは、前記信号伝送部および接地部の対応領域において、各対応領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、
    カメラモジュール用プリント回路基板。
  19. 前記導体パターンは、開曲線形状のユニットパターンを複数個含む、請求項18に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  20. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項19に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  21. 前記導体パターンは、複数個の前記ユニットパターンが連結されて一つの経路を形成している、請求項19または20に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  22. 前記導体パターンは、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む、請求項18に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  23. 前記導体パターンは、前記接地部の各領域ごとに導体パターンの比率偏差が最小となるように形成されている、請求項22に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  24. 前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンと、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンとの前記接地部における導体パターンの比率が一致する場合、
    前記開曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスが、前記閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む導体パターンにより形成されるインピーダンスより大きくなる、請求項21に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  25. 前記制御信号が提供されるセンサーを実装するためのセンサー実装部をさらに含み、
    前記センサー実装部は、第2インピーダンス調整部を含む、請求項18に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  26. 前記第2インピーダンス調整部は、前記信号ラインより長い経路を有する導体パターンを含む、請求項25に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  27. 前記第2インピーダンス調整部の導体パターンは、開曲線形状のユニットパターンを複数個含む、請求項26に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
  28. 前記第2インピーダンス調整部の導体パターンは、閉曲線形状のユニットパターンを複数個含む、請求項27に記載のカメラモジュール用プリント回路基板。
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