JP6342224B2 - 制御装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置の通信機能を制限する技術に関する。
従来、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に準拠した通信機器において、必要に応じて機能を制限して、消費電力の削減等を図る技術が提案されている。例えば、特許文献1では、ユーザがモバイル機器群を携帯する場合に、一定の時間間隔でモバイル機器間の近接通信を利用して識別情報をやり取りさせ、例えば携帯電話機において検出されたモバイル機器群の組み合わせと、予め登録されている組み合わせとが一致しなかった場合に、モバイル機器群の所定の機能を制限するという技術が提案されている。
特許文献2では、1人のユーザがスマートフォン等の携帯型電話機を2台使用し、それらを、常に使用するメイン機と、必要に応じて所持するサブ機として使い分けている場合に、近距離通信に係る信号の強度から算出される両機器間の距離が所定距離以上になった場合に、通常モード又はスタンバイモードから超スタンバイモードへ遷移するという技術が提案されている。
特開2008−85786号公報 特開2014−36433号公報
しかし、いずれの特許文献において提案されている技術も、通信機器間の近距離通信の状況のみに基づいて通信機器の機能を制限するものであり、通信状況以外の他の状況については考慮されていない。
本発明は、通信装置間の近距離無線通信の状況に応じて通信装置の機能を制限する構成において、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、第1の通信装置と第2の通信装置との間の近距離無線通信が第1の条件を満たさない第1の場合に、前記第1の通信装置の、第1のネットワークを介した通信の機能を制限する制限部と、第1の期間内に前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信が前記第1の条件を満たす可能性があるか否かについて前記第1の場合に判断する判断部と、前記判断部による判断の結果、前記第1の期間内に前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信が前記第1の条件を満たす可能性がある場合に、前記制限部による制限を猶予する猶予期間を設定する猶予期間設定部とを備える制御装置を提供する。
好ましい態様において、前記第1の条件は、前記第1の通信装置による問い合わせに対して第2の期間内に前記第2の通信装置による応答が前記第1の通信装置により受信された場合に満たされ、前記制限部は、前記第1の場合であって、かつ前記第2の通信装置が前記第1のネットワーク又は第2のネットワークを介した通信を可能な状態である第2の場合に、第1の通信装置の、前記第1のネットワークを介した通信の機能を制限してもよい。
さらに好ましい態様において、前記第1の場合であって、かつ前記第2の場合に、前記第2の通信装置に対して近距離無線通信の機能の有効化を指示するための信号を送信する送信部をさらに備えてもよい。
別のさらに好ましい態様において、前記第1の場合であって、かつ前記第2の場合に、前記第2の通信装置のユーザに対して近距離無線通信の機能の有効化を促すための信号を送信する送信部をさらに備えてもよい。
さらに好ましい態様において、前記猶予期間設定部は、前記第2の通信装置による前記第1又は第2のネットワークを介した通信の可不可と、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の距離と、前記第2の通信装置の電池残量と、前記第1の通信装置による前記第1のネットワークを介した通信の量と、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信の通信環境のうちの少なくともいずれか一に基づいて前記猶予期間を設定してもよい。
さらに好ましい態様において、前記制限部による制限の状況をユーザに通知する通知部をさらに備えてもよい。
さらに好ましい態様において、前記第1の場合であって、かつ前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが同一の基地局の通信圏内に属し、かつ当該通信圏の広さが第2の条件を満たすときには、前記制限部は、前記第1の通信装置の、前記第1のネットワークを介した通信の機能を制限しないようにしてもよい。
さらに好ましい態様において、前記第1の場合であって、かつ前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが同一の基地局の通信圏内に属し、かつ前記第1の通信装置が所定の場所に存在するときには、前記制限部は、前記第1の通信装置の、前記第1のネットワークを介した通信の機能を制限しないようにしてもよい。
また、本発明は、第1の通信装置と第2の通信装置との間の近距離無線通信が第1の条件を満たさない第1の場合に、前記第1の通信装置の、第1のネットワークを介した通信の機能を制限するステップと、第1の期間内に前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信が前記第1の条件を満たす可能性があるか否かについて前記第1の場合に判断するステップと、前記判断の結果、前記第1の期間内に前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信が前記第1の条件を満たす可能性がある場合に、前記制限を猶予する猶予期間を設定するステップとを備える制御方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、第1の通信装置と第2の通信装置との間の近距離無線通信が第1の条件を満たさない第1の場合に、前記第1の通信装置の、第1のネットワークを介した通信の機能を制限するステップと、第1の期間内に前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信が前記第1の条件を満たす可能性があるか否かについて前記第1の場合に判断するステップと、前記判断の結果、前記第1の期間内に前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の近距離無線通信が前記第1の条件を満たす可能性がある場合に、前記制限を猶予する猶予期間を設定するステップとを実行さえるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、通信装置間の近距離無線通信の状況に応じて通信装置の機能を制限する構成において、ユーザの利便性を向上させることができる。
通信システム1の構成の一例を示す図である。 中継装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 中継装置10において実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信端末20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 携帯型PC30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 契約状況管理サーバ40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 契約状況管理サーバ40において実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信制限処理の一例を示すフローチャートである。 中継装置10Aにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 契約状況管理サーバ40Aにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信制限処理Aを示すフローチャートである。 通信制限処理Aを示すフローチャートである。 中継装置10Bにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信制限処理Bを示すフローチャートである。 中継装置10Cにおいて現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 契約状況管理サーバ40Bにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信制限処理Cを示すフローチャートである。 通信制限処理Cを示すフローチャートである。 通信制限処理Dを示すフローチャートである。 通信制限処理Dを示すフローチャートである。 中継装置10Eにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信制限処理Eを示すフローチャートである。 通信制限処理Eを示すフローチャートである。 通信制限処理Eを示すフローチャートである。 中継装置10Fにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 契約状況管理サーバ40Dにおいて実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。 通信制限処理Fを示すフローチャートである。 通信制限処理Fを示すフローチャートである。
1.第1実施形態
1−1.構成
1−1−1.通信システム1
図1は、本実施形態に係る通信システム1の構成の一例を示す図である。通信システム1は、同図に示されるように、中継装置10と、通信端末20と、携帯型PC(Personal Computer)30と、契約状況管理サーバ40と、無線LAN(Local Area Network)50と、インターネット60と、移動体通信網70とにより構成される。
なお、本実施形態においては、中継装置10と通信端末20と携帯型PC30とは、いずれも同一のユーザにより所有されているものとする。
1−1−2.中継装置10
中継装置10は、無線LAN50とインターネット60との間でデータを中継する通信装置である。具体的には、無線LANルータである。中継装置10は、可搬型であっても据え置き型であってもよい。この中継装置10は、本発明に係る「第1の通信装置」の一例である。
図2は、中継装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。中継装置10は、同図に示されるように、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、タッチパネル13と、LAN側I/F(Interface)14と、WAN(Wide Area Network)側I/F15と、近距離通信I/F16とを備える。
CPU11は、メモリ12に記憶されているプログラムを実行することにより、中継装置10の各構成要素を制御する。このCPU11は、本発明に係る「制御装置」の一例である。メモリ12は、フラッシュメモリ等の記憶装置である。メモリ12は、CPU11により実行されるプログラムを記憶する。メモリ12は中継装置10から着脱可能であってもよい。
タッチパネル13は、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイ上に配置されたタッチセンサとを備え、画面を表示するとともに、ユーザからの入力操作を受け付ける。LAN側I/F14は、無線LAN50を介して携帯型PC30との間で無線通信を行う。WAN側I/F15は、有線又は無線によりインターネット60に対して接続を行う。ここで、インターネット60は、本発明に係る「第1のネットワーク」の一例である。
近距離通信I/F16は、通信端末20との間で近距離無線通信を行う。ここで、近距離無線通信とは、例えば、Bluetooth(登録商標)や、ZigBee(登録商標)や、UWB(Ultra Wide Band)等の通信規格に準拠した通信である。近距離無線通信とは、例えば、間に他の装置を介さずに、通信を行う装置間で直接データをやり取りする通信である。
図3は、CPU11により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。CPU11は、メモリ12に記憶されるプログラムを実行することにより、第1送信部111と、第1受信部112と、第1判断部113と、第2送信部114と、第2受信部115と、第2判断部116と、機能制限部117という機能群を実現する。
第1送信部111は、WAN側I/F15を制御して契約状況管理サーバ40に対して信号を送信する。第1受信部112は、WAN側I/F15を制御して契約状況管理サーバ40から信号を受信する。第1判断部113は、第1受信部112により受信された信号に基づいて、中継装置10のユーザが、後述する1人2台契約を締結しているか否かを判断する。
第2送信部114は、近距離通信I/F16を制御して通信端末20に対して信号を送信する。第2受信部115は、近距離通信I/F16を制御して通信端末20から信号を受信する。
第2判断部116は、中継装置10と通信端末20との間の近距離無線通信が所定の条件を満たしたか否かについて判断する。具体的には、第2判断部116は、第2送信部114により通信端末20に対して送信された問合せ信号に対して、通信端末20による応答信号が所定時間内に第2受信部115により受信されたか否かについて判断する。
機能制限部117は、第2判断部116による判断の結果、応答信号が所定時間内に受信された場合には、中継装置10のデータ中継機能の制限を行わない。すなわち、携帯型PC30によるデータ中継機能の利用を許可する。一方、第2判断部116による判断の結果、応答信号が所定時間内に受信されなかった場合には、機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う。具体的には、機能制限部117は、携帯型PC30によるデータ中継機能の利用を禁止する。または、携帯型PC30によりデータ中継機能が利用される際の通信速度を所定の速度に制限する。この機能制限部117は、本発明に係る「制限部」の一例である。
1−1−3.通信端末20
通信端末20は、移動体通信網70に接続可能な携帯型のコンピュータである。具体的には、スマートフォンや、携帯電話機や、タブレットPCである。この通信端末20は、本発明に係る「第2の通信装置」の一例である。
図4は、通信端末20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。通信端末20は、同図に示されるように、CPU21と、メモリ22と、タッチパネル23と、移動体通信I/F24と、近距離通信I/F25とを備える。
CPU21は、メモリ22に記憶されているプログラムを実行することにより、通信端末20の各構成要素を制御する。メモリ22は、フラッシュメモリ等の記憶装置である。メモリ22は、CPU21により実行されるプログラムを記憶する。タッチパネル23は、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイ上に配置されたタッチセンサとを備え、画面を表示するとともに、ユーザからの入力操作を受け付ける。
移動体通信I/F24は、移動体通信網70に対して無線接続を行う。ここで、移動体通信網70は、例えば、3G(第3世代移動通信システム)や、LTE(Long Term Evolution)の通信回線網である。近距離通信I/F25は、中継装置10との間で近距離無線通信を行う。
1−1−4.携帯型PC30
携帯型PC30は、中継装置10を介してインターネット60に接続する携帯型のコンピュータである。具体的には、ラップトップ型PCや、タブレットPCである。
図5は、携帯型PC30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。携帯型PC30は、同図に示されるように、CPU31と、メモリ32と、入力装置33と、表示装置34と、LAN側I/F35とを備える。
CPU31は、メモリ32に記憶されているプログラムを実行することにより、携帯型PC30の各構成要素を制御する。メモリ32は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。メモリ32は、CPU31により実行されるプログラムを記憶する。入力装置33は、例えば、キーボードや、マウスや、タッチセンサ等である。表示装置34は、例えば液晶ディスプレイである。LAN側I/F35は、無線LAN50を介して中継装置10との間で無線通信を行う。
1−1−5.契約状況管理サーバ40
契約状況管理サーバ40は、移動体通信網70を利用した移動体通信サービスをユーザに提供する通信事業者(以下、単に「通信事業者」という。)により管理されるサーバである。この契約状況管理サーバ40は、移動体通信サービスを利用する各ユーザについて、当該サービスの利用契約に関する情報を管理している。
図6は、契約状況管理サーバ40のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。契約状況管理サーバ40は、同図に示されるように、CPU41と、メモリ42と、WAN側I/F43と、移動体通信I/F44とを備える。
CPU41は、メモリ42に記憶されているプログラムを実行することにより、契約状況管理サーバ40の各構成要素を制御する。メモリ42は、HDD等の記憶装置である。メモリ42は、CPU41により実行されるプログラムを記憶する。また、メモリ42は、移動体通信サービスを利用する各ユーザについて、当該サービスの利用契約に関する情報を記憶している。
特に本実施形態に係るメモリ42は、各ユーザのユーザIDと対応づけて、当該ユーザが「1人2台契約」を締結しているか否かを示す情報を記憶している。ここで、1人2台契約とは、1人で2台以上の通信装置を利用するユーザに対して通信料金の面の優遇を与える契約である。本実施形態の説明では、通信端末20のユーザは通信事業者との間でこの1人2台契約を締結した上で、通信端末20と中継装置10とを利用しているものとする。
次に、WAN側I/F43は、有線又は無線によりインターネット60に対して接続を行う。移動体通信I/F44は、有線又は無線により移動体通信網70に対して接続を行う。
図7は、CPU41により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。CPU41は、メモリ42に記憶されるプログラムを実行することにより、受信部411と送信部412という機能群を実現する。
受信部411は、WAN側I/F43を制御して中継装置10から信号を受信する。送信部412は、WAN側I/F43を制御して中継装置10に対して信号を送信する。
1−2.動作
次に、通信システム1の動作について説明する。具体的には、中継装置10と通信端末20との間の近距離無線通信の状況に応じて、中継装置10によるデータ中継機能を制限する通信制限処理について説明する。
図8は、この通信制限処理の一例を示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理は、例えば、中継装置10の電源が投入されると実行される。
この通信制限処理のステップSa1において中継装置10の第1送信部111は、契約状況管理サーバ40に対して、中継装置10のユーザが通信事業者との間で締結している契約の内容について問い合わせを行う。より具体的には、第1送信部111は、契約状況管理サーバ40に対して、当該ユーザが通信事業者との間で1人2台契約を締結しているか否かを問い合わせる問合せ信号を送信する。この問合せ信号には、例えば当該ユーザのユーザIDが含まれる。
契約状況管理サーバ40の受信部411がこの問合せ信号を受信すると、契約状況管理サーバ40の送信部412は、中継装置10のユーザが通信事業者との間で締結している契約の内容について中継装置10に対して回答する(ステップSa2)。より具体的には、送信部412は、当該ユーザが通信事業者との間で1人2台契約を締結しているか否かを示す応答信号を送信する。
中継装置10の第1受信部112がこの応答信号を受信すると、中継装置10の第1判断部113は、この応答信号に基づいて、中継装置10のユーザが1人2台契約を締結しているか否かを判断する(ステップSa3)。この判断の結果、当該ユーザが1人2台契約を締結していない場合には(ステップSa3:NO)、本通信制限処理は終了する。一方、当該ユーザが1人2台契約を締結している場合には(ステップSa3:YES)、中継装置10の第2送信部114は、通信端末20に対して問合せ信号を送信する(ステップSa4)。この処理は、中継装置10の稼動中、周期的に実行される。
その後、中継装置10の第2判断部116は、この問合せ信号に対する通信端末20からの応答信号が所定時間内に第2受信部115により受信されたか否かについて判断する(ステップSa5)。この判断の結果、応答信号が所定時間内に受信された場合には(ステップSa5:YES)、中継装置10の機能制限部117は、データ中継機能の制限を行わない(ステップSa6)。
その後、中継装置10の第1送信部111は、契約状況管理サーバ40に対して、通信端末20との間で近距離無線通信が成立したことを通知し(ステップSa7)、契約状況管理サーバ40の受信部411はこの通知を受信する(ステップSa8)。その後、ステップSa4が再び実行される。
一方、この判断の結果、応答信号が所定時間内に受信されなかった場合には(ステップSa5:NO)、中継装置10の機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSa9)。その後、ステップSa4が再び実行される。
以上が通信制限処理の説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1によれば、中継装置10と通信端末20との間で近距離無線通信が成立する状況では、すなわち中継装置10と通信端末20とが近くに位置する状況では、中継装置10のデータ中継機能が制限されない一方で、中継装置10と通信端末20との間で近距離無線通信が成立しない状況では、すなわち中継装置10と通信端末20とが近くに位置しない状況では、中継装置10のデータ中継機能が制限される。よって、中継装置10の利用シーンは、1人のユーザにより通信端末20と一緒に携帯されて利用されるシーンに限定されることになる。
そのため、この通信システム1によれば、例えば通信事業者により上記の1人2台契約が提案されている場合において、その2台の通信装置を別々のユーザにより利用されることにより、1台しか利用しないユーザに対して実質的に料金面の優遇を与えてしまうといった事態の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態において中継装置10が有する第1判断部113と第2判断部116の機能は契約状況管理サーバ40が有してもよい。具体的には、契約状況管理サーバ40は、中継装置10からの問合せ信号を受けて、当該装置のユーザが1人2台契約を締結しているか否かを判断し、この判断結果が肯定的であったときに、中継装置10にステップSa4の実行を指示するようにしてもよい。また、契約状況管理サーバ40は、中継装置10から所定時間内に近距離無線通信が成立しなかった旨の通知を受けて、中継装置10に対してステップSa4の実行を指示するようにしてもよい。本変形例に係る契約状況管理サーバ40のCPU41は、本発明に係る「制御装置」の一例である。
2.第2実施形態
上記の第1実施形態に係る通信システム1では、中継装置10と通信端末20との間の近距離無線通信が成立しない場合に中継装置10のデータ中継機能の利用が制限されているが、当該場合であって、かつ通信端末20が圏内である場合に、データ中継機能の利用を制限するようにしてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。
2−1.構成
本実施形態に係る通信システム1Aは、上記の第1実施形態に係る通信システム1の変形例であるため、以下の説明では通信システム1と重複する構成についてはその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図9は、本実施形態に係る中継装置10AのCPU11により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第1実施形態と比較して、第3判断部118がさらに含まれている。
この第3判断部118は、第1受信部112により受信された信号に基づいて、通信端末20が圏内であるかそれとも圏外であるかについて判断する。ここで、通信端末20が圏内であるとは、例えば、通信端末20が移動体通信網70を介した通信を可能な状態であることをいう。
逆に、通信端末20が圏外であるとは、例えば、通信端末20が移動体通信網70を介した通信を行えない状態であることをいう。より具体的には、通信端末20の電源が切断されている状態や、基地局からの電波が通信を行うために十分な程度に強くない場合や、移動体通信機能が無効にされている場合等である。
図10は、本実施形態に係る契約状況管理サーバ40AのCPU41により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第1実施形態と比較して、第1判断部413がさらに含まれている。
第1判断部413は、通信端末20が在圏しているかどうかについて判断する。具体的には、第1判断部413は、例えば、移動体通信網70の基地局を介して通信端末20に対して問い合わせを行い、この問い合わせに対して所定の時間内に応答があった場合には通信端末20は在圏していると判断する。
2−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム1Aの動作について説明する。具体的には、上記の第1実施形態と同様に、通信制限処理(以下、「通信制限処理A」という。)について説明する。この通信制限処理Aは、上記の第1実施形態に係る通信制限処理の変形例であるため、以下の説明では第1実施形態に係る通信制限処理と重複する処理についてはその説明を省略する。
図11及び12は、通信制限処理Aを示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理Aでは、ステップSa5における中継装置10Aの第2判断部116による判断の結果、通信端末20からの応答信号が所定時間内に受信されなかった場合には(ステップSa5:NO)、中継装置10Aの第1送信部111は、契約状況管理サーバ40Aに対して、通信端末20との間で近距離無線通信が成立しなかったことを通知する(ステップSb1)。
契約状況管理サーバ40Aの受信部411がこの通知を受信すると、契約状況管理サーバ40Aの第1判断部413は、通信端末20が在圏しているかどうかについて判断する(ステップSb2)。そして、契約状況管理サーバ40Aの送信部412は、この第1判断部413による判断結果を応答信号として中継装置10Aに対して送信する(ステップSb3)。
中継装置10Aの第1受信部112がこの応答信号を受信すると、中継装置10Aの第3判断部118は、この応答信号に基づいて通信端末20が圏外であるか否かについて判断する(ステップSb4)。この判断の結果、通信端末20が圏外である場合には(ステップSb4:YES)、中継装置10Aの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行わない(ステップSb5)。そして、ステップSa4が再び実行される。
なお、この際、機能制限部117は、ステップSa6と比較して通信速度を制限してもよい。
一方、この判断の結果、通信端末20が圏内である場合には(ステップSb4:NO)、中継装置10Aの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSb6)。その後、ステップSa4が再び実行される。
以上が通信制限処理Aの説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1Aによれば、中継装置10Aと通信端末20との間で近距離無線通信が成立しない状況であっても、通信端末20が圏外である場合には、中継装置10Aのデータ中継機能は制限されない。よって、例えば通信端末20の電池が切れている結果、近距離無線通信が成立しないという事情があるにもかかわらず中継装置10Aのデータ中継機能が制限されてしまうといった不都合を解消することができる。
なお、本実施形態において中継装置10Aが有する第3判断部118の機能は契約状況管理サーバ40Aが有してもよい。具体的には、契約状況管理サーバ40Aは、通信端末20が圏外であるか否かについて判断し、この判断結果が否定的であった場合には、中継装置10Aに対してステップSb6の実行を指示するようにしてもよい。本変形例に係る契約状況管理サーバ40AのCPU41は、本発明に係る「制御装置」の一例である。
3.第3実施形態
上記の第1実施形態に係る通信システム1では、中継装置10と通信端末20との間の近距離無線通信が成立しない場合に中継装置10のデータ中継機能の利用が制限されているが、当該場合であって、かつ通信端末20がショートメールを受信できる状態である場合に、中継装置10のデータ中継機能の利用を制限するようにしてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。
3−1.構成
本実施形態に係る通信システム1Bは、上記の第1実施形態に係る通信システム1の変形例であるため、以下の説明では通信システム1と重複する構成についてはその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図13は、本実施形態に係る中継装置10BのCPU11により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第1実施形態と比較して、第4判断部119がさらに含まれている。
この第4判断部119は、第1送信部111により通信端末20に対して送信されたメッセージに対する通信端末20からの送達確認が所定時間内に第1受信部112により受信されたか否かについて判断する。ここで、メッセージとは、例えば、SMS(Short Message Service)のショートメールである。
3−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム1Bの動作について説明する。具体的には、上記の第1実施形態と同様に、通信制限処理(以下、「通信制限処理B」という。)について説明する。この通信制限処理Bは、上記の第1実施形態に係る通信制限処理の変形例であるため、以下の説明では第1実施形態に係る通信制限処理と重複する処理についてはその説明を省略する。
図14は、通信制限処理Bを示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理Bでは、ステップSa5における中継装置10Bの第2判断部116による判断の結果、通信端末20からの応答信号が所定時間内に受信されなかった場合に(ステップSa5:NO)、中継装置10Bの第1送信部111は、通信端末20に対してショートメールを送信する(ステップSc1)。
その後、中継装置10Bの第4判断部119は、このショートメールに対する通信端末20からの送達確認が所定時間内に第1受信部112により受信されたか否かについて判断する(ステップSc2)。この判断の結果、送達確認が所定時間内に受信されなかった場合には(ステップSc2:NO)、中継装置10Bの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行わない(ステップSc3)。そして、ステップSa4が再び実行される。
一方、この判断の結果、送達確認が所定時間内に受信された場合には(ステップSc2:YES)、中継装置10Bの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSc4)。その後、ステップSa4が再び実行される。
以上が通信制限処理Bの説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1Bによれば、中継装置10Bと通信端末20との間で近距離無線通信が成立しない状況であっても、通信端末20がショートメールを受信することができない場合には、中継装置10Bのデータ中継機能は制限されない。よって、例えば通信端末20の電池が切れている場合に中継装置10Bのデータ中継機能が制限されてしまうといった不都合を解消することができる。
また、第2実施形態に係る通信システム1Aと比較して、契約状況管理サーバ40に対して第1判断部413の機能を付加する必要がないという利点がある。本実施形態の構成は、第2実施形態において契約状況管理サーバ40Aからの応答信号が得られない場合のフェイルセーフとして利用することも考えられる。
なお、本実施形態において中継装置10Bが有する第4判断部119の機能は契約状況管理サーバ40が有してもよい。具体的には、契約状況管理サーバ40は、中継装置10Bから、所定時間内に送達確認が受信されなかった旨の通知を受けて、中継装置10Bに対してステップSc4の実行を指示するようにしてもよい。本変形例に係る契約状況管理サーバ40のCPU41は、本発明に係る「制御装置」の一例である。
4.第4実施形態
上記の第2実施形態に係る通信システム1Aでは、中継装置10Aと通信端末20との間の近距離無線通信が成立せず、通信端末20が圏内である場合に、中継装置10Aのデータ中継機能の利用が制限されているが、当該場合であって、かつ中継装置10Aと通信端末20とが位置情報に基づいて判断されたときに離れている場合に、中継装置10Aのデータ中継機能の利用を制限するようにしてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。
4−1.構成
本実施形態に係る通信システム1Cは、上記の第2実施形態に係る通信システム1Aの変形例であるため、以下の説明では通信システム1Aと重複する構成についてはその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図15は、本実施形態に係る中継装置10CのCPU11により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第2実施形態と比較して、第5判断部120がさらに含まれている。
この第5判断部120は、中継装置10Cと通信端末20との間の距離が所定の範囲内であるか否かについて判断する。例えば、第5判断部120は、第1受信部112により受信された通信端末20の位置情報と、中継装置10Cにおいて取得された当該装置の位置情報とを比較して、両者の距離が所定の範囲内であるか否かについて判断する。ここで、位置情報とは、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)を使って測位される緯度経度情報や、基地局IDである。
図16は、本実施形態に係る契約状況管理サーバ40BのCPU41により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第2実施形態と比較して、位置情報取得部414がさらに含まれている。
この位置情報取得部414は、通信端末20の位置情報を取得する。
4−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム1Cの動作について説明する。具体的には、上記の第2実施形態と同様に、通信制限処理(以下、「通信制限処理C」という。)について説明する。この通信制限処理Cは、上記の第2実施形態に係る通信制限処理Aの変形例であるため、以下の説明ではこの通信制限処理Aと重複する処理についてはその説明を省略する。
図17及び18は、通信制限処理Cを示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理Cでは、中継装置10Cの第3判断部118による判断の結果、通信端末20が圏内である場合には(ステップSb4:NO)、中継装置10Cの第1送信部111は、契約状況管理サーバ40Bに対して通信端末20の位置情報を要求する(ステップSd1)。
契約状況管理サーバ40Bの受信部411がこの要求を受信すると、契約状況管理サーバ40Bの位置情報取得部414は、通信端末20の位置情報を取得する(ステップSd2)。そして、契約状況管理サーバ40Bの送信部412は、この位置情報取得部414により取得された位置情報を応答信号として中継装置10Cに対して送信する(ステップSd3)。
中継装置10Cの第1受信部112がこの応答信号を受信すると、中継装置10Cの第5判断部120は、通信端末20の位置と自装置の位置とを比較し、両者が所定の範囲内に属しているか否かについて判断する(ステップSd4)。この判断の結果、両者が所定の範囲内に属している場合には(ステップSd4:YES)、中継装置10Cの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行わない(ステップSd5)。そして、ステップSa4が再び実行される。
一方、この判断の結果、両者が所定の範囲内に属していない場合には(ステップSd4:NO)、中継装置10Cの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSd6)。その後、ステップSa4が再び実行される。
以上が通信制限処理Cの説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1Cによれば、中継装置10Cと通信端末20との間で近距離無線通信が成立せず、通信端末20が圏内である場合であって、かつ中継装置10Cと通信端末20とが所定の範囲内に属していない場合に限り、中継装置10Cのデータ中継機能を制限することができる。よって、中継装置10Cと通信端末20とが別々のユーザによって利用されている蓋然性がより高い場合に、中継装置10Cのデータ中継機能を制限することができる。
なお、本実施形態において中継装置10Cが有する第5判断部120の機能は契約状況管理サーバ40Bが有してもよい。具体的には、契約状況管理サーバ40Bは、通信端末20と中継装置10Cとが所定の範囲内に属しているか否かについて判断し、その判断結果が否定的であった場合に、中継装置10Cに対してステップSd6の実行を指示するようにしてもよい。本変形例に係る契約状況管理サーバ40BのCPU41は、本発明に係る「制御装置」の一例である。
5.第5実施形態
上記の第2実施形態に係る通信システム1Aにおいて、中継装置10Aと通信端末20との間の近距離無線通信が成立せず、通信端末20が圏内である結果、中継装置10Aのデータ中継機能の利用が制限される場合に、通信端末20を携帯するユーザに対して中継装置10Aとの近距離無線通信を可能とするよう促すようにしてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。
5−1.構成
本実施形態に係る通信システム1Dは、上記の第2実施形態に係る通信システム1Aの変形例であり、その構成は通信システム1Aと共通するため説明を省略する。
5−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム1Dの動作について説明する。具体的には、上記の第2実施形態と同様に、通信制限処理(以下、「通信制限処理D」という。)について説明する。この通信制限処理Dは、上記の第2実施形態に係る通信制限処理Aの変形例であるため、以下の説明ではこの通信制限処理Aと重複する処理についてはその説明を省略する。
図19及び20は、通信制限処理Dを示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理Dでは、本実施形態に係る中継装置10Dの機能制限部117によりデータ中継機能の制限が行われると(ステップSb6)、中継装置10Dの第1送信部111は、通信端末20のユーザに対して近距離無線通信機能の有効化を促すための信号を契約状況管理サーバ40Cに対して送信する(ステップSe1)。この第1送信部111は、本発明に係る「送信部」の一例である。
契約状況管理サーバ40Cの受信部411がこの信号を受信すると、契約状況管理サーバ40Cの送信部412は、通信端末20に対して、そのユーザに近距離無線通信機能の有効化の促すメッセージを送信する(ステップSe2)。その後、ステップSa4が再び実行される。
以上が通信制限処理Dの説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1Dによれば、例えば、通信端末20の近距離無線通信機能が無効化されていた結果、中継装置10Aと通信端末20との間の近距離無線通信が成立しなかった場合に、通信端末20を携帯するユーザに対して当該機能の有効化を促すことによって、データ中継機能の制限をより迅速に解除可能となる。
なお、上記の通信制限処理DのステップSe1において、中継装置10Dの第1送信部111は、通信端末20に対して近距離無線通信機能の有効化を指示するための信号を契約状況管理サーバ40Cに対して送信してもよい。この場合、契約状況管理サーバ40Cの送信部412は、ステップSe2において、通信端末20に対してその近距離無線通信機能の有効化を指示する信号を送信する。この場合も、データ中継機能の制限をより迅速に解除可能となる。
6.第6実施形態
上記の第4実施形態に係る通信システム1Cにおいて、中継装置10Cと通信端末20との間の近距離無線通信が成立せず、通信端末20が圏内であり、かつ中継装置10Cと通信端末20との間の距離が離れている場合に、中継装置10Cのデータ中継機能を制限する前に猶予期間を設けてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。
6−1.構成
本実施形態に係る通信システム1Eは、上記の第4実施形態に係る通信システム1Cの変形例であるため、以下の説明では通信システム1Cと重複する構成についてはその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図21は、本実施形態に係る中継装置10EのCPU11により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第4実施形態と比較して、猶予期間設定部121がさらに含まれている。
この猶予期間設定部121は、機能制限部117によるデータ中継機能の制限を猶予する猶予期間を設定する。具体的には、猶予期間設定部121は、第5判断部120が、通信端末20が中継装置10Eとの間で所定の期間内に近距離無線通信を行うことが可能であると判断した場合に、当該猶予期間を設定する。ここで、当該場合とは、例えば、中継装置10Eと通信端末20とが所定の範囲内に属している場合である。この第5判断部120は、本発明に係る「判断部」の一例である。
猶予期間設定部121は、猶予期間を設定する際、中継装置10Eと通信端末20との間の距離に基づいて猶予期間を設定する。例えば、猶予期間設定部121は、両者の距離が遠いほど猶予期間を長めに設定する。
6−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム1Eの動作について説明する。具体的には、上記の第4実施形態と同様に、通信制限処理(以下、「通信制限処理E」という。)について説明する。この通信制限処理Eは、上記の第4実施形態に係る通信制限処理Cの変形例であるため、以下の説明ではこの通信制限処理Cと重複する処理についてはその説明を省略する。
図22乃至24は、通信制限処理Eを示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理Eでは、ステップSd4における中継装置10Eの第5判断部120の判断の結果、中継装置10Eと通信端末20とが所定の範囲内に属している場合には(ステップSd4:YES)、中継装置10Eの猶予期間設定部121は、機能制限部117によるデータ中継機能の制限を猶予する猶予期間を設定する(ステップSf1)。
猶予期間が設定されると、中継装置10Eの第2送信部114は、通信端末20に対して問合せ信号を送信する(ステップSf2)。中継装置10Eの第2判断部116は、この問合せ信号に対する通信端末20からの応答信号が所定時間内に第2受信部115により受信されたか否かについて判断し(ステップSf3)、この判断の結果、応答信号が所定時間内に受信された場合には(ステップSf3:YES)、中継装置10Eの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行わない(ステップSf5)。その後、ステップSa4が再び実行される。
第2送信部114による通信端末20に対する問い合わせは猶予期間が経過するまで繰り返され(ステップSf4:NO)、通信端末20からの応答信号が受信されないまま猶予期間が経過した場合には(ステップSf4:YES)、機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSf6)。その後、ステップSa4が再び実行される。
以上が通信制限処理Eの説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1Eによれば、中継装置10Eと通信端末20との間の近距離無線通信が成立せず、通信端末20が圏内であっても、中継装置10Eと通信端末20とが比較的近くに位置する場合には、短い時間で近距離無線通信が成立し得る可能性が考慮されて、猶予期間が設定される。この結果、中継装置10Eを利用するユーザの利便性が向上する。
なお、上記の通信制限処理Eでは、猶予期間設定部121は、猶予期間を設定する際、中継装置10Eと通信端末20との間の距離に基づいて猶予期間を設定しているが、通信端末20が圏内であるか否かや、通信端末20の電池残量や、中継装置10Eにより中継されるデータ量や、通信端末20と中継装置10Eとの間の近距離無線通信の通信環境等のいずれか又は組み合わせに基づいて猶予期間を設定するようにしてもよい。
なお、本実施形態において中継装置10Eが有する猶予期間設定部121の機能は契約状況管理サーバ40Bが有してもよい。具体的には、契約状況管理サーバ40Bは、通信端末20と中継装置10Eとが所定の範囲内に属しているか否かについて判断し、その判断結果が肯定的であった場合に、ステップSf1を実行してもよい。また、契約状況管理サーバ40Bは、通信端末20から応答信号が受信された旨の通知を中継装置10Eから受けないまま、設定した猶予期間が経過したときには、中継装置10Eに対してステップSf6の実行を指示するようにしてもよい。本変形例に係る契約状況管理サーバ40BのCPU41は、本発明に係る「制御装置」の一例である。
7.第7実施形態
上記の第1実施形態に係る通信システム1では、中継装置10と通信端末20との間の近距離無線通信が成立しない場合に中継装置10のデータ中継機能の利用が制限されているが、当該場合であっても、中継装置10と通信端末20とが同一の基地局の通信圏に属する場合には、中継装置10のデータ中継機能の利用を制限しないようにしてもよい。以下、このような実施の形態について説明する。
7−1.構成
本実施形態に係る通信システム1Fは、上記の第1実施形態に係る通信システム1の変形例であるため、以下の説明では通信システム1と重複する構成についてはその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図25は、本実施形態に係る中継装置10FのCPU11により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第1実施形態と比較して、第6判断部122と、第7判断部123とがさらに含まれている。
第6判断部122は、通信端末20が属する基地局の通信圏の広さが所定の条件を満たすか否かについて判断する。例えば、第6判断部122は、通信端末20が属する基地局のIDが、予め用意された基地局IDのリストに登録されているか否かについて判断する。
第7判断部123は、通信端末20と中継装置10Fとが同一の基地局の通信圏に属しているかどうかについて判断する。具体的には、第7判断部123は、通信端末20が属する通信圏の基地局のIDと、通信端末20が属する通信圏の基地局のIDとを比較して、両者が一致するか否かについて判断する。
図26は、本実施形態に係る契約状況管理サーバ40DのCPU41により実現される機能群の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る機能群では第1実施形態と比較して、位置情報取得部414がさらに含まれている。
この位置情報取得部414は、通信端末20の位置情報を取得する。ここで、位置情報とは通信端末20が属する通信圏の基地局のIDである。
7−2.動作
次に、本実施形態に係る通信システム1Fの動作について説明する。具体的には、上記の第1実施形態と同様に、通信制限処理(以下、「通信制限処理F」という。)について説明する。この通信制限処理Fは、第1実施形態に係る通信制限処理の変形例であるため、以下の説明では第1実施形態に係る通信制限処理と重複する処理についてはその説明を省略する。
図27及び28は、通信制限処理Fを示すフローチャートである。同図に示される通信制限処理Fでは、ステップSa5における中継装置10Fの第2判断部116による判断の結果、通信端末20からの応答信号が所定時間内に受信されなかった場合には(ステップSa5:NO)、中継装置10Fの第1送信部111は、契約状況管理サーバ40Dに対して通信端末20の位置情報を要求する(ステップSg1)。
契約状況管理サーバ40Dの受信部411がこの要求を受信すると、契約状況管理サーバ40Dの位置情報取得部414は、通信端末20の位置情報を取得する(ステップSg2)。具体的には、通信端末20が通信中の基地局の基地局IDを取得する。そして、契約状況管理サーバ40Dの送信部412は、この位置情報取得部414により取得された位置情報を応答信号として中継装置10Fに対して送信する(ステップSg3)。
中継装置10Fの第1受信部112がこの応答信号を受信すると、中継装置10Fの第6判断部122は、受信した基地局IDにより示される基地局が、所定の広さ以上の通信圏を有する基地局であるか否かについて判断する(ステップSg4)。
この判断の結果、当該基地局が所定の広さ以上の通信圏を有する基地局である場合には(ステップSg4:YES)、中継装置10Fの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSg7)。そして、ステップSa4が再び実行される。
一方、この判断の結果、当該基地局が所定の広さ以上の通信圏を有する基地局でない場合には(ステップSg4:NO)、中継装置10Fの第7判断部123は、受信した基地局IDと、自装置が基地局から受信した基地局IDとを比較して、自装置と通信端末20とが同一の基地局の通信圏に属しているかどうかについて判断する(ステップSg5)。この判断の結果、両者が同一の基地局の通信圏に属している場合には(ステップSg5:YES)、中継装置10Fの機能制限部117は、データ中継機能の制限を行わない(ステップSg6)。そして、ステップSa4が再び実行される。
一方、この判断の結果、両者が同一の基地局の通信圏に属していない場合には(ステップSg5:NO)、機能制限部117は、データ中継機能の制限を行う(ステップSg7)。
以上が通信制限処理Fの説明である。
以上説明した本実施形態に係る通信システム1Fによれば、中継装置10Fと通信端末20との間で近距離無線通信が成立せず、かつ中継装置10Fと通信端末20とが同一の基地局の通信圏に属していない場合に限り、中継装置10Fのデータ中継機能を制限することができる。よって、中継装置10Fと通信端末20とが別々のユーザによって利用されている蓋然性がより高い場合に、中継装置10Fのデータ中継機能を制限することができる。
なお、上記の通信制限処理Fにおいて、中継装置10Fのデータ中継機能を制限するか否かを判断するにあたり、中継装置10Fが存在する場所を考慮してもよい。具体的には、上記の通信制限処理Fの、例えばステップSg1の直前において、中継装置10Fが所定の場所(例えば、ユーザの自宅)に存在するか否かを位置情報に基づいて判断し、この判断結果が否定的であった場合には、ステップSg1に進み、この判断結果が肯定的であった場合には、ステップSg7に進むようにしてもよい。
なお、本実施形態において中継装置10Fが有する第6判断部122と第7判断部123の機能は契約状況管理サーバ40Dが有してもよい。具体的には、契約状況管理サーバ40Dは、通信端末20が属する基地局の通信圏の広さが所定の条件を満たすか否かについて判断し、その判断結果が肯定的であった場合に、中継装置10Fに対してステップSg7の実行を指示するようにしてもよい。また、契約状況管理サーバ40Dは、通信端末20と中継装置10Fとが同一の基地局の通信圏に属しているかどうかについて判断し、その判断結果が否定的であった場合に、中継装置10Fに対してステップSg7の実行を指示するようにしてもよい。本変形例に係る契約状況管理サーバ40DのCPU41は、本発明に係る「制御装置」の一例である。
8.変形例
上記の各実施形態は互いに組み合わせてもよい。また、上記の各実施形態は以下のように変形してもよい。
8−1.変形例1
上記の各実施形態において、中継装置に代えて他の通信装置が採用されてもよい。例えば、通信端末20と同様のハードウェア構成を有する通信装置であってもよい。具体的には、ウェアラブルコンピュータであってもよい。
8−2.変形例2
上記の第6実施形態に係る中継装置10E又は通信端末20は、機能制限部117による機能の制限の状況を通知する通知部という機能を有してもよい。この通知部は、例えば、以下の3つの状態をそれぞれ青、黄、赤の3色の光で示して、ユーザに通知してもよい。
(1)中継装置10Eと通信端末20との間で近距離無線通信が成立している状態
(2)猶予期間が設定されている状態
(3)中継装置10Eのデータ中継機能が制限されている状態
8−3.変形例3
上記の各実施形態において中継装置や契約状況管理サーバのCPUにより実行される各プログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリ等の記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。また、当該プログラムは、インターネット等の通信回線を介してダウンロードされてもよい。
1…通信システム、10…中継装置、11…CPU、12…メモリ、13…タッチパネル、14…LAN側I/F、15…WAN側I/F、16…近距離通信I/F、20…通信端末、21…CPU、22…メモリ、23…タッチパネル、24…移動体通信I/F、25…近距離通信I/F、30…携帯型PC、31…CPU、32…メモリ、33…入力装置、33…タッチパネル、34…表示装置、35…LAN側I/F、40…契約状況管理サーバ、41…CPU、42…メモリ、43…WAN側I/F、44…移動体通信I/F、50…無線LAN、60…インターネット、70…移動体通信網、111…第1送信部、112…第1受信部、113…第1判断部、114…第2送信部、115…第2受信部、116…第2判断部、117…機能制限部、118…第3判断部、119…第4判断部、120…第5判断部、121…猶予期間設定部、122…第6判断部、123…第7判断部、411…受信部、412…送信部、413…第1判断部、414…位置情報取得部

Claims (10)

  1. 第1の通信装置と第2の通信装置との間の近距離無線通信が第1の条件を満たさない第1の場合に、前記第1の通信装置の、第1のネットワークを介した通信の機能を制限する制限部と、
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが所定の範囲内に属しているか否かについて前記第1の場合に判断する判断部と、
    前記判断部による判断の結果、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが前記所定の範囲内に属している場合に、前記制限部による制限を猶予する猶予期間を設定する猶予期間設定部と
    を備え
    前記第1の通信装置を構成するか、または前記第1のネットワークを介して前記第1の通信装置と接続される制御装置。
  2. 前記第1の条件は、前記第1の通信装置による問い合わせに対して第2の期間内に前記第2の通信装置による応答が前記第1の通信装置により受信された場合に満たされ、
    前記制限部は、前記第1の場合であって、かつ前記第2の通信装置が移動体通信網を介した通信を可能な状態である第2の場合に、前記第1の通信装置の、前記第1のネットワークを介した通信の機能を制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1の場合であって、かつ前記第2の場合に、前記第2の通信装置に対して近距離無線通信の機能の有効化を指示するための信号を送信する送信部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の場合であって、かつ前記第2の場合に、前記第2の通信装置のユーザに対して近距離無線通信の機能の有効化を促すための信号を送信する送信部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記猶予期間設定部は、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の距離に基づいて前記猶予期間を設定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記制限部による制限の状況をユーザに通知する通知部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記第1の場合であって、かつ前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが同一の基地局の通信圏内に属し、かつ当該通信圏が所定の広さ以上でないときには、前記制限部は、前記第1の通信装置の、前記第1のネットワークを介した通信の機能を制限しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記第1の場合であって、かつ前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが同一の基地局の通信圏内に属し、かつ前記第1の通信装置が所定の場所に存在するときには、前記制限部は、前記第1の通信装置の、前記第1のネットワークを介した通信の機能を制限しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 制御装置により実行される制御方法であって、
    第1の通信装置と第2の通信装置との間の近距離無線通信が第1の条件を満たさない第1の場合に、前記第1の通信装置の、第1のネットワークを介した通信の機能を制限するステップと、
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが所定の範囲内に属しているか否かについて前記第1の場合に判断するステップと、
    前記判断の結果、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが前記所定の範囲内に属している場合に、前記制限を猶予する猶予期間を設定するステップと
    を備え
    前記制御装置は、前記第1の通信装置を構成するか、または前記第1のネットワークを介して前記第1の通信装置と接続される制御方法。
  10. コンピュータに、
    第1の通信装置と第2の通信装置との間の近距離無線通信が第1の条件を満たさない第1の場合に、前記第1の通信装置の、第1のネットワークを介した通信の機能を制限するステップと、
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが所定の範囲内に属しているか否かについて前記第1の場合に判断するステップと、
    前記判断の結果、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが前記所定の範囲内に属している場合に、前記制限を猶予する猶予期間を設定するステップと
    を実行さえるためのプログラムであって、
    前記コンピュータは、前記第1の通信装置であるか、または前記第1のネットワークを介して前記第1の通信装置と接続されるプログラム。
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