JP6301766B2 - 通信制御装置および通信制御システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、通信制御装置および通信制御システムに関する。
移動通信システム等の通信制御システムにおいては、通信品質を確保するために、基地局が端末との無線通信に用いるパラメータ(以下、基地局パラメータと言う)を適切に設定して、基地局と端末との無線通信を制御する必要がある。これにより、移動通信システムは、基地局と端末間の無線通信の通信品質を低下させることなく、基地局における消費電力を抑えることができる。移動通信システムにおいては、基地局パラメータを変更するための基準として、基地局と端末間でやりとりする電波の品質情報(例えば、受信電力、FER:Frame Error Rate、SINR:Signal to Interference and Noise Ratioなど)を使用している。
特開2011−188184号公報
しかしながら、上述した移動通信システムにおいて、基地局パラメータを変更する基準として用いる品質情報は、端末が基地局と無線通信を行っていることを前提として得られる情報であるため、端末が基地局と無線通信を行っていない待受け状態においては、品質情報を収集することができず、基地局パラメータを変更することができない。
実施形態の通信制御装置は、受信部と、制御部と、を備える。受信部は、基地局が端末と無線通信可能な通信範囲を撮像可能に設けられた撮像部の撮像により得られた画像を用いて通信範囲内に存在する人の数に関する第1情報を求める外部機器から、第1情報を受信する。制御部は、受信部により受信した第1情報と、基地局が無線通信を行っている端末の数に関する第2情報とに基づいて、基地局による端末との無線通信を制御する。また、制御部は、第1情報に基づいて通信範囲内に1以上の人が存在すると判定した場合または第2情報に基づいて基地局が1以上の端末と無線通信を行っていると判定した場合、基地局を端末と無線通信可能な状態に維持する。さらに、制御部は、第1情報に基づいて通信範囲内に人が存在しないと判定しかつ第2情報に基づいて基地局が端末と無線通信を行っていないと判定した場合、基地局が無線通信可能な通信範囲にある端末が基地局と無線通信できない状態とする。
図1は、第1の実施形態にかかる通信制御システムの構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかる通信制御システムを構成する各部の機能構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態にかかる通信制御システムによる基地局と端末間の無線通信の制御処理を説明するための図である。 図4は、第1の実施形態にかかる通信制御システムによる基地局と端末間の無線通信の制御処理を説明するための図である。 図5は、第2の実施形態にかかる通信制御システムによる基地局と端末間の無線通信の制御処理を説明するための図である。 図6は、第2の実施形態にかかる通信制御システムによる基地局と端末間の無線通信の制御処理を説明するための図である。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる通信制御装置および通信制御システムについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる通信制御システムの構成を示す図である。本実施形態にかかる通信制御システムは、図1に示すように、携帯電話やスマートフォンやタブレット端末やノートPC(Personal Computer)等で構成され無線通信可能な端末PSと、当該端末PSと無線通信可能な複数の基地局BS1,BS2,...,BSn(以下、基地局BS1,BS2,...,BSnを区別する必要がない場合には、単に基地局BSと記載する)と、基地局BSが無線通信可能な範囲である通信範囲を撮像可能に設けられた撮像部の一例であるカメラを有する画像監視装置2(外部機器または第1機器の一例)と、端末PSと基地局BSとの無線通信を制御する基地局制御装置1(通信制御装置の一例)と、を有する。
本実施形態では、画像監視装置2は、例えばBEMS(Building Energy Management System)連携装置等により構成され、基地局BS毎に設けられている。本実施形態では、画像監視装置2は、基地局BS毎に設けられているが、これに限定するものではなく、複数の基地局BSに対して1つの画像監視装置2を設けても良い。
本実施形態では、基地局BSおよび画像監視装置2は、基地局制御装置1を介して通信ネットワークNWに接続されている。通信ネットワークNWは、例えばIP(Internet Protocol)網やISDN(Integrated Services Digital Network)網等のデジタル回線網である。本実施形態では、通信ネットワークNWは、IP網やISDN網等のデジタル回線網であるが、基地局BS、画像監視装置2および基地局制御装置1を、外部機器と通信可能に接続するものであれば、通信プロトコルは限定されない。
図2は、第1の実施形態にかかる通信制御システムを構成する各部の機能構成を示すブロック図である。端末PSは、図2に示すように、基地局BSと無線通信可能な無線制御部101を有している。
基地局BSは、図2に示すように、無線制御部102と、端末接続情報記憶部103と、ネットワーク制御部104と、電源制御部105と、を有する。無線制御部102は、基地局BSの通信範囲内に存在する端末PSと無線通信を行う。さらに、無線制御部102は、予め設定された時間毎に、無線通信を行っている端末PS(本実施形態では、基地局BSの通信範囲内に存在するが、待受状態にある端末PSを含まない)の数を示す情報である端末接続情報(第2情報の一例)を求める。そして、無線制御部102は、端末接続情報を求める毎に、当該端末接続情報によって、後述する端末接続情報記憶部103に記憶された端末接続情報を更新する。
本実施形態では、端末接続情報は、無線制御部102が無線通信を行っている端末PSの数を示す情報であるが、無線制御部102が無線通信を行っている端末PSの数に関する情報であれば、これに限定するものではなく、例えば、無線制御部102が無線通信を行っている端末PSの数が予め設定された数より多いか否かを示す情報であっても良い。
端末接続情報記憶部103は、無線制御部102によって求められた端末接続情報を記憶する。ネットワーク制御部104は、基地局制御装置1と有線により通信可能である。本実施形態では、ネットワーク制御部104は、端末接続情報記憶部103に記憶された端末接続情報(言い換えると、無線制御部102によって求められた最新の端末接続情報)を基地局制御装置1に送信する。電源制御部105は、基地局制御装置1により制御されて、基地局BSの電源をオンまたはオフしたり、基地局BSからの電波の送信または当該電波の送信を停止したりする。
画像監視装置2は、図2に示すように、画像センサ制御部106と、エリア内ユーザ数情報記憶部107と、ネットワーク制御部108と、を有する。画像センサ制御部106は、予め設定された時間毎に、基地局BSの通信範囲をカメラにより撮像して得られた画像に基づいて、基地局BSの通信範囲内に存在する人の数を示すユーザ数情報(第1情報の一例)を求める。そして、画像センサ制御部106は、ユーザ数情報を求める度に、当該求めたユーザ数情報によって、エリア内ユーザ数情報記憶部107に記憶されたユーザ数情報を更新する。本実施形態では、ユーザ数情報は、通信範囲に存在する人の数を示す情報であるが、通信範囲に存在する人の数に関する情報であれば、これに限定するものではなく、例えば、通信範囲に存在する人の数が予め設定された数以上であるか否かを示す情報であっても良い。
エリア内ユーザ数情報記憶部107は、画像センサ制御部106により求めたユーザ数情報を記憶する。ネットワーク制御部108は、基地局制御装置1と有線により通信可能である。本実施形態では、ネットワーク制御部108は、エリア内ユーザ数情報記憶部107に記憶されたユーザ数情報(言い換えると、画像センサ制御部106によって求められた最新のユーザ数情報)を基地局制御装置1に送信する。
基地局制御装置1は、図2に示すように、ネットワーク制御部109と、呼制御部110と、電力制御部111と、通信ネットワーク制御部112と、端末接続数管理部113と、エリア内ユーザ数管理部114と、端末接続情報記憶部115と、エリア内ユーザ数情報記憶部116と、関係情報記憶部117と、を有している。
ネットワーク制御部109は、基地局BSおよび画像監視装置2と有線により通信可能である。呼制御部110は、通信ネットワークNWを介して接続された外部端末に対する端末PSからの発呼、および通信ネットワークNWを介して接続された外部端末からの端末PSに対する着呼を制御する。通信ネットワーク制御部112は、通信ネットワークNWと通信可能である。端末接続数管理部113(受信部の一例)は、ネットワーク制御部109を介して、所定時間毎に、基地局BSから端末接続情報を受信する。そして、端末接続数管理部113は、基地局BSから受信した端末接続情報を基地局BS毎に端末接続情報記憶部115に記憶させる。
エリア内ユーザ数管理部114(受信部の一例)は、ネットワーク制御部109を介して、所定時間毎に、画像監視装置2からユーザ数情報を受信する。そして、エリア内ユーザ数管理部114は、画像監視装置2毎に、当該画像監視装置2から受信したユーザ数情報をエリア内ユーザ数情報記憶部116に記憶させる。関係情報記憶部117は、基地局BSと、当該基地局BSに設けられた画像監視装置2とを対応付ける関係情報を記憶する。本実施形態では、関係情報記憶部117には、関係情報が予め記憶されているものとする。
電力制御部111(制御部の一例)は、エリア内ユーザ数管理部114により受信したユーザ数情報に基づいて、基地局BSの電源のオンまたはオフを指示する指示情報(または、基地局BSからの電波の送信または当該電波の送信停止を指示する指示情報)の送信等を行うことにより、基地局BSによる端末PSとの無線通信を制御する。これにより、端末PSが基地局BSと無線通信を行っていない場合でも、基地局BSと無線通信を行っていない待受状態にある端末PSが基地局BSの通信範囲内に存在するかを予測することができるので、基地局BSと端末PS間の無線通信の制御に要する時間を短縮することができる。また、基地局BSの無線通信を停止させて良いかを早期に判断することができるので、基地局BSにおける消費電力をより削減することができる。
本実施形態では、電力制御部111は、関係情報記憶部117に記憶された関係情報に基づいて、無線通信の制御対象の基地局BSに対応する画像監視装置2を特定する。そして、電力制御部111は、エリア内ユーザ数情報記憶部116に記憶されたユーザ数情報のうち当該特定した画像監視装置2のユーザ数情報と、端末接続情報記憶部115に記憶された端末接続情報のうち無線通信の制御対象の基地局BSの端末接続情報とに基づいて、基地局BSによる端末PSとの無線通信を制御する。
次に、図3および図4を用いて、本実施形態にかかる通信制御システムによる基地局BSと端末PS間の無線通信の制御処理について説明する。図3および図4は、第1の実施形態にかかる通信制御システムによる基地局と端末間の無線通信の制御処理を説明するための図である。
まず、基地局BSと端末PS間の無線通信を制御する前の初期状態において、基地局BS1,BS2,BS3,BS4は、図3および図4に示すように、電源制御部105によって電源がオンされて、端末PSと無線通信可能な状態にあるものとする。
また、初期状態において、基地局BS1,BS2は、図3に示すように、1以上の端末PSと無線通信を行っているものとする。すなわち、基地局BS1,BS2から受信した当該基地局BS1,BS2それぞれの端末接続情報が、図4に示すように、基地局BS1,BS2が1以上の端末PSと無線通信を行っていることを示している。さらに、初期状態において、基地局BS3,BS4は、図3に示すように、端末PSと無線通信を行っていないものとする。すなわち、基地局BS3,BS4から受信した当該基地局BS3,BS4それぞれの端末接続情報が、図4に示すように、基地局BS3,BS4が無線通信を行っていないことを示している。
また、各基地局BSに設けられた画像監視装置2は、上述したように、当該各基地局BSの通信範囲をカメラにより撮像して得られた画像から通信範囲内にいる人の数を求めている。初期状態において、基地局BS1,BS3の通信範囲には、図3に示すように、1以上の人が存在するものとする。すなわち、画像監視装置2から受信した基地局BS1,BS3それぞれのユーザ数情報が、図4に示すように、基地局BS1,BS3それぞれの通信範囲に1以上の人が存在することを示している。また、初期状態において、基地局BS2,BS4の通信範囲には、図3に示すように、人が存在しないものとする。すなわち、画像監視装置2から受信した基地局BS3,BS4それぞれのユーザ数情報が、図4に示すように、基地局BS2,BS4それぞれの通信範囲に人が存在しないことを示している。
本実施形態では、基地局制御装置1の電力制御部111は、上述したように、各基地局BSの通信範囲に存在する人の数に関するユーザ数情報と、各基地局BSが無線通信を行っている端末PSの数に関する端末接続情報とに基づいて、各基地局BSの電源をオフまたはオンすることにより、各基地局BSと端末PS間の無線通信を制御する。
まず、基地局BS1,BS2と端末PS間の無線通信の制御について説明する。基地局BS1,BS2の端末接続情報は、図4に示すように、当該基地局BS1,BS2それぞれが1以上の端末PSと無線通信を行っていることを示している。この場合、基地局制御装置1の電力制御部111は、基地局BS1,BS2の電源をオフしてしまうと、基地局BS1,BS2と端末PS間の無線通信が切断されてしまう。
そのため、電力制御部111は、端末接続情報が1以上の端末PSと無線通信を行っていることを示している場合、図4に示すように、基地局BS1,BS2の電源をオフさせることはできないと判断して、基地局BS1,BS2に対して電源のオンを維持すること(若しくは、基地局BS1,BS2からの電波の送信を継続すること)を指示する指示情報を送信する。すなわち、電力制御部111は、端末接続情報に基づいて基地局BSが1以上の端末PSと無線通信を行っていると判定した場合、ユーザ数情報を用いずに(すなわち、ユーザ数情報が1以上の人が通信範囲に存在することを示しているか否かに関わらず)、基地局BSを端末PSと無線通信可能な状態に維持する。これにより、基地局BS1,BS2が端末PSとの無線通信の途中で、当該無線通信が切断されることを防止できる。
次に、基地局BS3と端末PS間の無線通信の制御について説明する。基地局BS3の端末接続情報は、図4に示すように、当該基地局BS3が端末PSと無線通信を行っていないことを示している。この場合、基地局制御装置1の電力制御部111は、端末接続情報のみに基づいて、基地局BS3の電源をオフすることを判断してしまうと、基地局BS3の通信範囲に存在する人が保持する端末PS(すなわち、基地局BS3と無線通信を行っておらず待受状態にある端末PS)が、基地局BS3と無線通信を行えなくなる。
そのため、電力制御部111は、基地局BS3から受信した端末接続情報が当該基地局BS3が端末PSと無線通信を行っていないことを示していても、基地局BS3について設けられた画像監視装置2から受信したユーザ数情報が1以上の人が通信範囲に存在することを示している場合には、図4に示すように、基地局BS3に対して電源のオンを維持すること(基地局BS3からの電波の送信を継続すること)を指示する指示情報を送信する。すなわち、電力制御部111は、ユーザ数情報に基づいて基地局BSの通信範囲内に1以上の人が存在すると判定した場合、基地局BSを端末PSと無線通信可能な状態に維持する。これにより、基地局BS3の通信範囲内に存在する人が保持する端末PSが無線通信を行う可能性がある場合には、基地局BS3を端末PSと無線通信可能な状態とすることができるので、待受状態にある端末PSが、基地局BS3と無線通信を行えなくなることを防止できる。
ただし、電力制御部111は、ユーザ数情報に基づいて基地局BS3の通信範囲内に1以上の人が存在すると判定してから所定時間以内に、基地局BS3から受信した端末接続情報に基づいて基地局BS3が1以上の端末PSと無線通信を行っていると判定されなかった場合には、基地局BS3と無線通信を行う端末PSは存在しないと判定する。そして、電力制御部111は、基地局BS3に対して電源のオフ(若しくは、基地局BS3からの電波の送信停止)を指示する指示情報を送信して、基地局BS3を端末PSと無線通信できない状態とする。これにより、基地局BS3の通信範囲内に存在する人が保持する端末PSが無線通信を行う可能性が低い場合には、基地局BS3を無線通信できない状態とすることができるので、基地局BS3の消費電力を削減することができる。
次に、基地局BS4と端末PS間の無線通信の制御について説明する。基地局BS4の端末接続情報は、図4に示すように、当該基地局BS4が端末PSと無線通信を行っていないことを示している。また、基地局BS4について設けられた画像監視装置2から受信したユーザ数情報は、図4に示すように、通信範囲に人が存在しないことを示している。この場合、基地局制御装置1の電力制御部111は、基地局BS4について設けた画像監視装置2から受信したユーザ数情報に基づいて、基地局BS4の通信範囲に人が存在しないことを特定でき、基地局BS4の電源をオフしても、基地局BS4と無線通信を行う端末PSに対する影響は少ないと判断する。
そこで、電力制御部111は、基地局BS4に対して電源のオフ(若しくは、基地局BS4からの電波の送信停止)を指示する指示情報を送信する。すなわち、電力制御部111は、ユーザ数情報に基づいて基地局BS4の通信範囲内に人が存在しないと判定しかつ端末接続情報に基づいて基地局BS4が端末PSと無線通信を行っていないと判定した場合、基地局BS4を端末PSと無線通信できない状態とする。これにより、基地局BS4が端末PSと無線通信を行う可能性が低い場合には、基地局BS4を端末PSと無線通信できない状態とすることができるので、基地局BS4の消費電力を削減することができる。
若しくは、電力制御部111は、ユーザ数情報に基づいて基地局BS4の通信範囲内に人が存在しないと判定しかつ端末接続情報に基づいて基地局BS4が端末PSと無線通信を行っていないと判定してから所定時間後、再度、画像監視装置2から新たに受信したユーザ数情報に基づいて基地局BS4の通信範囲内に人が存在するか否か、および基地局BS4から新たに受信した端末接続情報に基づいて基地局BS4が端末PSと無線通信を行っているか否かを判定する。そして、電力制御部111は、再び、ユーザ数情報に基づいて基地局BS4の通信範囲内に人が存在しないと判定しかつ端末接続情報に基づいて基地局BS4が端末PSと無線通信を行っていないと判定した場合に、基地局BS4を端末PSと無線通信できない状態としても良い。
このように、第1の実施形態にかかる通信制御システムによれば、端末PSが基地局BSと無線通信を行っていない場合でも、基地局BSと無線通信を行っていない待受状態にある端末PSが基地局BSの通信範囲内に存在するかを予測することができるので、基地局BSと端末PS間の無線通信の制御に要する時間を短縮することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、基地局の通信範囲内に存在する人の増加数に基づいて、基地局の通信範囲および他の基地局の無線通信の状態を制御する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図5および図6は、第2の実施形態にかかる通信制御システムによる基地局と端末間の無線通信の制御処理を説明するための図である。まず、基地局BSと端末PS間の無線通信を制御する前の初期状態において、無線通信の制御対象となっている基地局BS1,BS2は、電源制御部105によって電源がオフされて(若しくは、基地局BSからの電波の送信が停止されて)、端末PSと無線通信ができない状態にあるものとする。また、本実施形態では、画像監視装置2の画像センサ制御部106は、所定の単位時間毎に、基地局BSの通信範囲内に存在する人の増加数を含むユーザ数情報を求める。そして、画像監視装置2のネットワーク制御部108は、求めたユーザ数情報を基地局制御装置1に送信する。
基地局制御装置1の電力制御部111は、エリア内ユーザ数情報管理部114により受信したユーザ数情報が含む増加数が所定数以下である場合(例えば、基地局BS1の通信範囲内に入った人の数が数名程度である場合)、図5に示すように、基地局BS1に対して電源のオン(若しくは、基地局BS1からの電波の送信)を指示する指示情報を送信して、当該基地局BS1を無線通信可能な状態とする。
次いで、電力制御部111は、基地局BS1と端末PS間の無線通信に用いられる通信パラメータを変更して(本実施形態では、送信電力を上げて若しくはHO(Hand Over)パラメータを下げて)、基地局BS1の通信範囲を拡大する。さらに、電力制御部111は、基地局BS1の通信範囲の少なくとも一部において無線通信可能な基地局BS2(他の基地局の一例)に対して、基地局BS2の電源のオン(若しくは、基地局BS2からの電波の送信)を指示する指示情報を送信せず、当該基地局BS2を端末PSと無線通信ができない状態とする。これにより、基地局BS1の通信範囲内に存在する端末PSの数が少ないことが予測される場合には、基地局BS1の通信範囲を拡大しかつ基地局BS2の電源をオフすることで、通信制御システム全体の消費電力を下げることができる。
一方、電力制御部111は、エリア内ユーザ数情報管理部114により受信したユーザ数情報が含む増加数が所定数より多い場合(例えば、基地局BS1の通信範囲に大人数の人が入ってきた場合)、図6に示すように、基地局BS1に対して電源のオン(若しくは、基地局BS1からの電波の送信)を指示する指示情報を送信して、当該基地局BS1を無線通信可能な状態とする。
次いで、電力制御部111は、基地局BS1と端末PS間の無線通信に用いられる通信パラメータを変更して(本実施形態では、基地局BS1の送信電力を下げて若しくはHOパラメータを上げて)、基地局BS1の通信範囲を縮小する。さらに、電力制御部111は、基地局BS2に対して、基地局BS2の電源のオン(若しくは、基地局BS2からの電波の送信)を指示する指示情報を送信して、当該基地局BS2を端末PSと無線通信可能な状態とする。これにより、基地局BS1の通信範囲内に存在する端末PSの数が多くなることが予測される場合には、基地局BS1の通信範囲を縮小しかつ基地局BS2を無線通信可能な状態とすることで、各基地局BSと無線通信する端末PSの数を分散させることができるので、各基地局BSの負荷を減らして通信品質を維持することができる。
このように第2の実施形態にかかる通信制御システムによれば、基地局BSの通信範囲内に存在する人の数の増加数に合わせて、基地局BSの通信範囲を変更することができるので、基地局BSと端末PS間の無線通信を効率化することができる。
以上説明したとおり、第1,2の実施形態によれば、端末PSが基地局BSと無線通信を行っていない場合でも、基地局BSと無線通信を行っていない待受状態にある端末PSが基地局BSの通信範囲内に存在するかを予測することができるので、基地局BSと端末PS間の無線通信の制御に要する時間を短縮することができる。
なお、本実施形態の基地局制御装置1で実行されるプログラムは、ROM(Read Only Memory)等に予め組み込まれて提供される。または、本実施形態の基地局制御装置1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
さらに、本実施形態の基地局制御装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の基地局制御装置1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の基地局制御装置1で実行されるプログラムは、上述した各部(ネットワーク制御部109、呼制御部110、電力制御部111、通信ネットワーク制御部112、端末接続数管理部113、エリア内ユーザ数管理部114)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(Central Processing Unit)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、ネットワーク制御部109、呼制御部110、電力制御部111、通信ネットワーク制御部112、端末接続数管理部113、エリア内ユーザ数管理部114が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 基地局制御装置
2 画像監視装置
PS 端末
BS 基地局
NW 通信ネットワーク
101,102 無線制御部
103,115 端末接続情報記憶部
104,108,109 ネットワーク制御部
105 電源制御部
106 画像センサ制御部
107,116 エリア内ユーザ数情報記憶部
110 呼制御部
111 電力制御部
112 通信ネットワーク制御部
113 端末接続数管理部
114 エリア内ユーザ数管理部
115 端末接続情報記憶部
117 関係情報記憶部

Claims (8)

  1. 基地局が端末と無線通信可能な通信範囲を撮像可能に設けられた撮像部の撮像により得られた画像を用いて前記通信範囲内に存在する人の数に関する第1情報を求める外部機器から、前記第1情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記第1情報と、前記基地局が無線通信を行っている端末の数に関する第2情報とに基づいて、前記基地局による端末との無線通信を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1情報に基づいて前記通信範囲内に1以上の人が存在すると判定した場合または前記第2情報に基づいて前記基地局が1以上の端末と無線通信を行っていると判定した場合、前記基地局を端末と無線通信可能な状態に維持し、
    前記第1情報に基づいて前記通信範囲内に人が存在しないと判定しかつ前記第2情報に基づいて前記基地局が端末と無線通信を行っていないと判定した場合、前記基地局が無線通信可能な前記通信範囲にある端末が前記基地局と無線通信できない状態とする、通信制御装置。
  2. 前記制御部は、前記第1情報に基づいて前記通信範囲内に1以上の人が存在すると判定してから所定時間以内に、前記第2情報に基づいて前記基地局が1以上の端末と無線通信を行っていると判定されなかった場合、前記基地局を端末と無線通信できない状態とする請求項に記載の通信制御装置。
  3. 前記第1情報は、所定の単位時間内における前記通信範囲内に存在する人の増加数を含み、
    前記制御部は、前記第1情報が含む前記増加数が所定数以下である場合、前記通信範囲を拡大し、かつ前記通信範囲の少なくとも一部において端末と無線通信可能な他の基地局を、端末との無線通信ができない状態とする請求項1に記載の通信制御装置。
  4. 前記第1情報は、所定の単位時間内における前記通信範囲内に存在する人の増加数を含み、
    前記制御部は、前記第1情報が含む前記増加数が所定数より多い場合、前記通信範囲を縮小し、かつ前記通信範囲の少なくとも一部において端末と無線通信可能な他の基地局を、端末との無線通信可能な状態とする請求項に記載の通信制御装置。
  5. 基地局が端末と無線通信可能な通信範囲を撮像可能に設けられた撮像部の撮像により得られた画像を用いて前記通信範囲内に存在する人の数に関する第1情報を求める第1機器と、
    前記第1機器から前記第1情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記第1情報と、前記基地局が無線通信を行っている端末の数に関する第2情報とに基づいて、前記基地局による端末との無線通信を制御する制御部と、を有する通信制御装置と、
    前記制御部は、
    前記第1情報に基づいて前記通信範囲内に1以上の人が存在すると判定した場合または前記第2情報に基づいて前記基地局が1以上の端末と無線通信を行っていると判定した場合、前記基地局を端末と無線通信可能な状態に維持し、
    前記第1情報に基づいて前記通信範囲内に人が存在しないと判定しかつ前記第2情報に基づいて前記基地局が端末と無線通信を行っていないと判定した場合、前記基地局が無線通信可能な前記通信範囲にある端末が前記基地局と無線通信できない状態とする、通信制御システム。
  6. 前記制御部は、前記第1情報に基づいて前記通信範囲内に1以上の人が存在すると判定してから所定時間以内に、前記第2情報に基づいて前記基地局が1以上の端末と無線通信を行っていると判定されなかった場合、前記基地局を端末と無線通信できない状態とする請求項5に記載の通信制御システム。
  7. 前記第1情報は、所定の単位時間内における前記通信範囲内に存在する人の増加数を含み、
    前記制御部は、前記第1情報が含む前記増加数が所定数以下である場合、前記通信範囲を拡大し、かつ前記通信範囲の少なくとも一部において端末と無線通信可能な他の基地局を、端末との無線通信ができない状態とする請求項5に記載の通信制御システム。
  8. 前記第1情報は、所定の単位時間内における前記通信範囲内に存在する人の増加数を含み、
    前記制御部は、前記第1情報が含む前記増加数が所定数より多い場合、前記通信範囲を縮小し、かつ前記通信範囲の少なくとも一部において端末と無線通信可能な他の基地局を、端末との無線通信可能な状態とする請求項5に記載の通信制御システム。
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