JP6341058B2 - 引き形式の建具の自動外れ止め装置、及び引き形式の建具 - Google Patents

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Description

本発明は、引き形式の建具の上框に取り付けて使用される自動外れ止め装置に関する。
網戸や引き違いサッシ等の引き形式の建具の上框に取り付けて使用され、前記建具を上下のレール間にケンドン式(倹飩式)に建て込む作業により自動的に作動し、前記建具の建て込みが完了した状態では外れ止め機能を有する自動外れ止め装置がある(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1の自動外れ止め装置は、網戸(1)の上框(5)に取り付けられる、網戸(1)のスライド方向(左右方向)に長い本体(12)と、上部を本体(12)の上面より突出させて上下動自在に取付けられ、網戸(1)の建込み時に枠(7)の上レール(9)に上端が接触して押し下げられるストッパ(17)と、本体(12)に対して左右方向へ移動可能に収容された操作体(20)と、本体(12)に設けられて操作体(20)を一方向に付勢するコイルばね(25)と、本体(12)に形成され、ストッパ(17)の一部で下方へ押された際にたわむ弾性係止片(16)と、操作体(20)に形成され、操作体(20)をコイルばね(25)の弾性力に抗して移動させることにより弾性係止片(16)に係止させる係止部(29)とからなり、操作体(20)の係止部(29)が弾性係止片(16)に係止された状態でストッパ(17)を押し下げられることにより弾性係止片(16)がたわんで操作体(20)の係止部(29)との係合が解除されると共に、コイルばね(25)の力で移動する操作体(20)がストッパ(17)を押し上げる構造を有する。
特許文献1の自動外れ止め装置において、網戸(1)を取り付ける際には、自動外れ止め装置が解除状態になっていない場合は、先ず、網戸(1)の上框(5)の小口面から、操作体(20)に設けたロッド部(21)を操作して操作体(20)を網戸(1)がスライドする方向へ押し込む解除操作を行い、ストッパ(17)を上レール(9)に対して下降させて操作体(20)の係止部(29)が弾性係止片(16)に係止された解除状態にする。次に、網戸(1)をケンドン式に建て込むことにより、上レール(9)によりストッパ(17)が押し下げられることにより自動外れ止め装置が作動し、コイルばね(25)の弾性復元力により移動する操作体(20)によりストッパ(17)が押し上げられ、その押し上げられた位置が保持されるため、網戸(1)が外れ止めされる。
また、網戸(1)を取り外す際には、前記解除操作により自動外れ止め装置を解除状態にすれば、網戸(1)をケンドン式に取り外しできる。
また、特許文献2の自動外れ止め装置(1)は、障子(2)の上框(3)の上溝(4)の底部に設ける、障子(2)のスライド方向(左右方向)に長い底基部(5)と、底基部(5)の側部に一体に立設される側基部(6)と、底基部(5)の側部よりに設けた縦軸(7)を中心として水平方向に回動自在に設けられた外れ止め片(8)と、外れ止め片(8)を上溝(4)の縦軸(7)と反対側の側壁側に回動するように付勢するばね(9)と、底基部(5)より延設され、かつ上溝(4)の底部(4a)から浮かせて設けられ、外れ止め片(8)を係止する弾性片であるストッパー(5a)とで構成され、ストッパー(5a)が障子(2)の枠体(15)の上レール(16)に押し下げられることにより、外れ止め片(8)がストッパー(5a)より外れてばね(9)により回動し、外れ止め片(8)が障子(2)の上レール(16)と上溝底部(4a)との間に介在する構成を有する。
特許文献2の自動外れ止め装置(1)において、障子(2)を取り付ける際には、自動外れ止め装置が解除状態になっていない場合は、先ず、図5に示されるように、障子(2)の上框(3)の小口面から、障子(2)の竪框(20)の上溝(4)に対向する部分に設けた穴または切込み(21)からドライバ等の棒状体(22)を挿入して矢印eのようにこねる解除操作を行い、外れ止め片(8)を上レール(16)の下方から移動させて係止部(12)に係止された解除状態にする。次に、障子(2)をケンドン式に建て込むことにより、上レール(16)によりストッパ(5a)が押し下げられることにより自動外れ止め装置が作動し、ばね(9)の弾性復元力により外れ止め片(8)が縦軸(7)まわり回動して上レール(16)の下方へ移動し、その移動した位置が保持されるため、障子(2)が外れ止めされる。
また、障子(2)を取り外す際には、前記解除操作により自動外れ止め装置(1)を解除状態にすれば、障子(2)をケンドン式に取り外しできる。
特開平4−052391号公報 特開平4−281978号公報
以上のとおり、引き形式の建具の自動外れ止め装置においては、引き形式の建具を取り外す際に、及び、引き形式の建具を取り付ける際に自動外れ止め装置が解除状態になっていない場合は、引き形式の建具を取り付ける際にも、自動外れ止め装置を解除状態にする解除操作を行う必要がある。
従来の引き形式の建具の自動外れ止め装置における前記解除操作は、特許文献1では、操作体(20)に設けたロッド部(21)を操作して操作体(20)を網戸(1)がスライドする方向へ押し込む操作を、特許文献2では、穴または切込み(21)からドライバ等の棒状体(22)を挿入してこねる操作を、いずれも上框(5,3)の小口面から行う必要がある。
よって、従来の引き形式の建具の自動外れ止め装置の構成では、前記解除操作が面倒であるため操作性が悪いという問題点がある。
その上、自動外れ止め装置の形状が引き形式の建具のスライド方向に長く比較的大きいものであるとともに、複雑な形状であること、及び部品点数が比較的多いこと等から、製造コストが増大するという問題点がある。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、自動外れ止め装置を解除状態にする解除操作の操作性を向上できるとともに製造コストを低減できる、引き形式の建具の自動外れ止め装置を提供する点にある。
本発明に係る引き形式の建具の自動外れ止め装置は、前記課題解決のために、枠体の上レールと下レールとの間にケンドン式に建て込まれる引き形式の建具の上框に取り付けて使用される自動外れ止め装置であって、前記上框に取り付けられる基体と、前記基体の室外側の壁から室内方向へ突出する片持ち板状であり、室内側端部の上面に係止部が形成された弾性片と、前記基体に対して室内外方向へスライド可能に支持され、前記弾性片の上方に位置する板状部が設けられるとともに、前記板状部の室内側端部の下面に係止部が形成された操作体と、前記操作体を室内方向へ付勢する弾性体とを備え、前記操作体が前記弾性体の付勢力に抗して室外方向へ押し込まれた解除状態では、前記弾性片の係止部に前記操作体の係止部が係止されるとともに、室外方向へスライドした前記板状部の室内側端から前記弾性片の先端部が前記上レールの下方位置に露出し、前記解除状態で前記建具を前記上レールと前記下レールとの間にケンドン式に建て込む作業を行うと、前記上レールにより前記弾性片の先端部が下方へ押されるため、前記弾性片の係止部及び前記操作体の係止部の係止が外れ、前記弾性体の付勢力により前記操作体が室内方向へ移動して前記板状部が前記上レールの下方に位置する作動状態になることを特徴とする。
このような構成によれば、自動外れ止め装置を解除状態として引き形式の建具を枠体の上レールと下レールとの間にケンドン式に建て込むと、上レールにより弾性片の先端部が下方へ押されて弾性片の係止部及び操作体の係止部の係止が外れ、弾性体の付勢力により操作体が室内方向へ移動して板状部が上レールの下方に位置する作動状態になるので、上レールの下方の隙間が小さくなるため、引き形式の建具の外れ止めがされる。
その上、引き形式の建具を取り外す際には、操作体を室外方向へ押し込んで解除状態にすれば、上レールの下方から操作体が退いた状態が保持されるので、上レールの下方の隙間が大きくなるため、前記建具をケンドン式に取り外しできる。
そして、前記解除状態にするための解除操作を、特許文献1及び2のような上框の小口面からではなく、上框の室内面に向かって行う操作体の押込み操作により行うことができるので、前記解除操作が非常に簡単になるため、前記解除操作の操作性を向上できる。
その上さらに、操作体のスライド方向が室内外方向(見込み方向)であるので、自動外れ止め装置の形状が、特許文献1及び2のような引き形式の建具のスライド方向に長く比較的大きく複雑なものではなく、非常にコンパクトで簡素なものになるとともに、部品点数が少なくなるため、製造コストを低減できる。
ここで、前記操作体の室内側端部に、前記基体の下面よりも下方へ突出する操作摘みを設けてなると好ましい。
このような構成によれば、室外方向への操作体の押込み操作を、基体の下面よりも下方へ突出する操作摘みにより行うことができるので、前記解除操作の操作性がさらに向上する。
また、前記上框の室内面に形成した切欠部から前記基体を挿入することにより、前記基体に設けた掛止片が前記上框に掛止されて取付けが完了すると好ましい。
このような構成によれば、引き形式の建具の上框の室内面に向かって、上框の室内面に形成した切欠部から挿入することにより、基体に設けた掛止片が上框に掛止されて自動外れ止め装置の取付けが完了するので、上框の室内面に向かって行うワンタッチ押込み操作により取付けが完了するため、引き形式の建具への自動外れ止め装置の取付け作業が非常に容易になる。
本発明に係る引き形式の建具は、前記自動外れ止め装置を備えたものである。
以上のように、本発明に係る引き形式の建具の自動外れ止め装置によれば、
(1)自動外れ止め装置を解除状態にするための解除操作を、上框の室内面に向かって操作体を押す操作により行うことができるので、前記解除操作が非常に簡単になるため、前記解除操作の操作性を向上できること、
(2)操作体のスライド方向が室内外方向(見込み方向)であるので、自動外れ止め装置の形状が非常にコンパクトで簡素なものになるとともに、部品点数が少なくなるため、製造コストを低減できること、
等の顕著な効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る引き形式の建具を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る引き形式の建具の自動外れ止め装置を示す斜視図であり、作動状態を示している。 同じく分解斜視図である。 自動外れ止め装置の上框への取付けを説明するための斜視図である。 自動外れ止め装置が取り付けられた引き形式の建具を枠体に建て込んだ状態における自動外れ止め装置まわりを示す、部分横断面図である。 同じく縦断面図である。 解除操作を行った状態における自動外れ止め装置まわりを示す縦断面図である。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
本明細書においては、室外へ向いた状態(引き形式の建具を室内側から見た状態)における左右を左右とし、引き形式の建具を室内側から見た図を正面図とする。
図1の正面図に示すように、本発明の実施の形態に係る引き形式の建具である網戸Aは、上框B1の左右に自動外れ止め装置1,1を、下框B2の左右に戸車8,8を備えており、枠体Fの上レールR1と下レールR2との間に、上げ落とし、すなわちケンドン式(倹飩式)に建て込まれる。
枠体Fに網戸Aを建て込んだ状態では、後述する自動外れ止め装置1の動作により、自動外れ止め装置1は作動状態Wになっており、このような作動状態Wを、図5の部分横断面図、及び図6の縦断面図に示す。また、作動状態Wを解除した解除状態Rを、図4の斜視図、及び図7の縦断面図に示す。
図2の斜視図、及び図3の分解斜視図、並びに図6の縦断面図に示すように、本発明の実施の形態に係る引き形式の建具の自動外れ止め装置1は、上框B1に取り付けられる基体2、基体2の室外側の壁2Aから室内方向E1へ突出する片持ち板状であり、室内側端部の上面に係止部3Aが形成された弾性片3、基体2に対して室内外方向へスライド可能に支持され、弾性片3の上方に位置する板状部5が設けられ、板状部5の室内側端部の下面に係止部5Aが形成されるとともに、基体2の下面よりも下方へ突出する操作摘み4Aが室内側端部に設けられた操作体4、及び操作体4を室内方向E1へ付勢する弾性体である圧縮コイルばね6を備える。
また、操作体4は、前後面を開口した略角筒状であり、外面の前後左右が基体2の上下左右の壁面によりガイドされ、内部空間に弾性片3が挿入される。
さらに、弾性片3の下方に配置された圧縮コイルばね6は、室内側の端末が操作体4により支持され、室外側の端末が基体2により支持される。
ここで、自動外れ止め装置1において、圧縮コイルばね6は金属製であり、それ以外(基体2、操作体4)は合成樹脂製である。
次に、自動外れ止め装置1の上框B1への取付けについて説明する。
図4の斜視図に示すように、上框B1の室内面に向かって、上框B1の室内面に形成した切欠部Cから基体2(自動外れ止め装置1)を挿入することにより、基体2の左右に設けた掛止片7,7が、図5の部分横断面図に示すように上框B1に掛止されて取付けが完了する。
このように、上框B1の室内面に向かって行うワンタッチ押込み操作により自動外れ止め装置1の取付けが完了するため、網戸Aへの自動外れ止め装置1の取付け作業が非常に容易になる。
なお、図4の斜視図に示すように、上框B1の下面には、切欠部Cに繋がる切欠部Dが形成されているので、基体2の下面よりも下方へ突出する操作摘み4Aが室外方向E2へ移動した解除状態Rでも自動外れ止め装置1を上框B1に取り付けられるとともに、上框B1に自動外れ止め装置1,1を取り付けた状態における作動状態W及び解除状態Rの切り替えが可能になる。
次に、自動外れ止め装置1の動作について説明する。
図6の縦断面図に示す作動状態Wにおいて、図中矢印のように操作摘み4Aを操作して操作体4を圧縮コイルばね6の付勢力に抗して室外方向E2へ押し込むと、図7の縦断面図に示すように弾性片3の係止部3Aに操作体4の係止部5Aが係止された解除状態Rになる。
このように解除状態Rとした自動外れ止め装置1を図4の斜視図のように上框B1に取り付けた網戸Aを、図1の正面図のように枠体Fの上レールR1と下レールR2との間にケンドン式に建て込む前の状態において、図7の縦断面図のように、弾性片3の先端部(室内側端部)は、解除状態Rにすることにより室外方向E2へスライドした板状部5の室内側端から上レールR1の下方位置に露出している。
よって、網戸Aを上下レールR1,R2間にケンドン式に建て込む際における網戸Aの上昇により、図7の縦断面図中の矢印のように上昇する上框B1に取り付けられた自動外れ止め装置1の弾性片3の先端部が上レールR1により下方へ押されるため、弾性片3の係止部3A及び操作体4の係止部5Aの係止が外れ、圧縮コイルばね6の付勢力により操作体4が室内方向E1へ移動して、図6の縦断面図に示す作動状態Wになる。
この作動状態Wでは、操作体4の板状部5が上レールR1の下方に位置しているので、図6の縦断面図における上レールR1の下方の隙間L2が図7の縦断面図の隙間L1よりも小さくなるため、網戸Aの外れ止めがされる。
このように外れ止めされた網戸Aを取り外す際には、図6の縦断面図中の矢印のように操作体4の操作摘み4Aを室外方向E2へ押し込んで図7の縦断面図に示す解除状態Rにすれば、上レールR1の下方から操作体4が退いた状態が保持されるので、上レールR1の下方の隙間L1が大きくなるため、網戸Aをケンドン式に取り外しできる。
そして、解除状態Rにするための解除操作を、特許文献1及び2のような上框の小口面からではなく、上框B1の室内面に向かって操作摘み4Aを押す操作により行うことができるので、前記解除操作が非常に簡単になるため、前記解除操作の操作性を向上できる。
また、操作体4のスライド方向が室内外方向(見込み方向)であるので、自動外れ止め装置1の形状が、特許文献1及び2のような左右方向(引き形式の建具のスライド方向)に長く比較的大きく複雑なものではなく、非常にコンパクトで簡素なものになるとともに、部品点数が少なくなるため、製造コストを低減できる。
以上の説明においては、本発明の引き形式の建具が網戸Aである場合を示したが、本発明の引き形式の建具は、引き違いサッシ又は引き違い引戸であってもよい。
1 自動外れ止め装置
2 基体
2A 室外側の壁
3 弾性片
3A 係止部
4 操作体
4A 操作摘み
5 板状部
5A 係止部
6 圧縮コイルばね(弾性体)
7 掛止片
8 戸車
A 網戸(引き形式の建具)
B1 上框
B2 下框
C,D 切欠部
E1 室内方向
E2 室外方向
F 枠体
L1,L2 隙間
R 解除状態
R1 上レール
R2 下レール
W 作動状態

Claims (4)

  1. 枠体の上レールと下レールとの間にケンドン式に建て込まれる引き形式の建具の上框に取り付けて使用される自動外れ止め装置であって、
    前記上框に取り付けられる基体と、
    前記基体の室外側の壁から室内方向へ突出する片持ち板状であり、室内側端部の上面に係止部が形成された弾性片と、
    前記基体に対して室内外方向へスライド可能に支持され、前記弾性片の上方に位置する板状部が設けられるとともに、前記板状部の室内側端部の下面に係止部が形成された操作体と、
    前記操作体を室内方向へ付勢する弾性体とを備え、
    前記操作体が前記弾性体の付勢力に抗して室外方向へ押し込まれた解除状態では、前記弾性片の係止部に前記操作体の係止部が係止されるとともに、室外方向へスライドした前記板状部の室内側端から前記弾性片の先端部が前記上レールの下方位置に露出し、
    前記解除状態で前記建具を前記上レールと前記下レールとの間にケンドン式に建て込む作業を行うと、前記上レールにより前記弾性片の先端部が下方へ押されるため、前記弾性片の係止部及び前記操作体の係止部の係止が外れ、前記弾性体の付勢力により前記操作体が室内方向へ移動して前記板状部が前記上レールの下方に位置する作動状態になることを特徴とする引き形式の建具の自動外れ止め装置。
  2. 前記操作体の室内側端部に、前記基体の下面よりも下方へ突出する操作摘みを設けてなる請求項1記載の引き形式の建具の自動外れ止め装置。
  3. 前記上框の室内面に形成した切欠部から前記基体を挿入することにより、前記基体に設けた掛止片が前記上框に掛止されて取付けが完了する請求項1又は2記載の引き形式の建具の自動外れ止め装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の引き形式の建具の自動外れ止め装置を備えた引き形式の建具。
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