JP6340950B2 - 発泡ポリスチレンの減容方法及び発泡ポリスチレンの減容装置 - Google Patents

発泡ポリスチレンの減容方法及び発泡ポリスチレンの減容装置 Download PDF

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Description

本発明は、発泡ポリスチレンの減容方法及び発泡ポリスチレンの減容装置に関する。
家庭、家電量販店、大型ショッピングセンター等の事業所、店舗から、大量の廃棄物が排出されている。特に、発泡ポリスチレンは、軽量性、緩衝性、断熱性、コスト等の理由から、流通容器や断熱性建材として、頻繁に利用されている。このため、発泡ポリスチレンをリサイクルすることが強く望まれている。
一般に、廃棄された発泡ポリスチレンは、地域単位のリサイクルセンターに一括回収して処理される。ここで、発泡ポリスチレンは、密度が極めて小さい。このため、廃棄された発泡ポリスチレンをリサイクルセンターに運搬するコストが高くなるという問題がある。
そこで、大量に発泡ポリスチレンが廃棄される場所毎に、発泡ポリスチレンの減容装置が設置されている。
特許文献1に、ポリスチレン発泡プラスチック廃棄物を回収する方法として、ポリスチレン発泡プラスチック廃棄物をゲル化混合溶剤に混合して、脱泡されたゲル物質を生成する工程と、溶剤除去装置によって、脱泡されたゲル物質からゲル化混合溶剤を回収する工程と、ポリスチレンを得る工程を包含する方法が開示されている。ここで、ゲル化混合溶剤は、ポリスチレン発泡プラスチック廃棄物を脱泡およびゲル化するために充分な量で添加される。また、ゲル化混合溶剤は、実質上、ポリスチレン可溶性溶剤及びポリスチレン不溶性溶剤を含む。さらに、ポリスチレン可溶性溶剤及びポリスチレン不溶性溶剤は、沸点が100℃よりも高く、ゲル化混合溶剤中のポリスチレン可溶性溶剤の含量が5〜50容量%の範囲である。
しかしながら、ポリスチレン発泡プラスチック廃棄物をゲル化混合溶剤に混合した後、溶剤除去装置を用いて、脱泡されたゲル物質からゲル化混合溶剤を回収する必要がある。
本発明の一態様は、上記従来技術が有する問題に鑑み、発泡ポリスチレンを減容した後、発泡ポリスチレン用減容剤を簡便に除去することが可能な発泡ポリスチレンの減容方法及び発泡ポリスチレンの減容装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、発泡ポリスチレンの減容方法において、発泡ポリスチレン用減容剤を発泡ポリスチレンに付与して減容する工程と、該減容された発泡ポリスチレンを水に浸漬して前記発泡ポリスチレン用減容剤を除去する工程を有し、前記発泡ポリスチレン用減容剤は、ポリスチレンを溶解又は膨潤させることが可能な水溶性有機化合物及び水を含む。
本発明の他の一態様は、発泡ポリスチレンの減容装置において、発泡ポリスチレン用減容剤を発泡ポリスチレンに付与して減容する手段と、該減容された発泡ポリスチレンを水に浸漬して前記発泡ポリスチレン用減容剤を除去する手段を有し、前記発泡ポリスチレン用減容剤は、ポリスチレンを溶解又は膨潤させることが可能な水溶性有機化合物及び水を含む。
本発明の一態様によれば、発泡ポリスチレンを減容した後、発泡ポリスチレン用減容剤を簡便に除去することが可能な発泡ポリスチレンの減容方法及び発泡ポリスチレンの減容装置を提供することができる。
発泡ポリスチレンの減容装置の一例を示す模式図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面と共に説明する。
発泡ポリスチレンの減容方法は、発泡ポリスチレンに減容剤を付与して減容する工程と、減容された発泡ポリスチレンを水に浸漬して発泡ポリスチレン用減容剤を除去する工程を有する。このとき、減容剤は、ポリスチレンを溶解又は膨潤させることが可能な水溶性有機化合物及び水を含む。
発泡ポリスチレンとしては、特に限定されないが、梱包材として利用されている発泡スチロール、スタイロフォーム等の断熱材等が挙げられる。
発泡ポリスチレンに減容剤を付与すると、発泡ポリスチレンは、減容剤により軟化し、泡立ちながら減容する。このとき、減容剤により軟化した発泡ポリスチレンは、減容剤中に溶出していない。このため、発泡ポリスチレンの減容装置の各種機械部品に減容された発泡ポリスチレンが固着しにくい。これは、各種機械部品の表面に、減容剤中の水の薄層が形成されるためであると考えられる。また、減容されたポリスチレンを水に浸漬すると、減容されたポリスチレン内の水溶性有機化合物が水に拡散する。このため、減容された発泡ポリスチレンから減容剤を簡便に除去することができる。
なお、発泡ポリスチレンと減容剤の界面においては、水溶性有機化合物が発泡ポリスチレンに拡散するため、発泡ポリスチレンを軟化させることができる。一方、水は、ポリスチレンの貧溶媒であるため、減容された発泡ポリスチレンは、水に溶出することができない。また、減容されたポリスチレンを水に浸漬すると、水と減容されたポリスチレンの間で水溶性有機化合物の濃度勾配が発生するため、水溶性有機化合物が水に拡散する。
一方、水溶性有機化合物を単独で発泡ポリスチレンに付与すると、発泡ポリスチレンは、泡立ちながら水溶性有機化合物に溶出し、減容する。このとき、減容された発泡ポリスチレンは、粘調なペースト状となる。このため、発泡ポリスチレンの減容装置の各種機械部品に減容された発泡ポリスチレンが固着しやすい。ここで、水溶性有機化合物の質量の2倍程度の発泡ポリスチレンが溶解できる限界といわれており、発泡ポリスチレンを減容するためには、大量の水溶性有機化合物を必要とする。また、減容された発泡ポリスチレンから水溶性有機化合物を除去するのに、長時間を要する。
水溶性有機化合物の溶解度パラメーターは、通常、8.0〜9.5cal1/2/cm2/3である。
なお、水溶性有機化合物とは、25℃における水に対する溶解度が1g/100g−HO以上である有機化合物を意味する。ここで、有機化合物が水に溶解しているとは、有機化合物及び水を混合した後、1日静置した場合に、均一で透明な状態を維持していることを意味する。
減容剤の水溶性有機化合物に対する水の質量比は、通常、5/95〜25/85であり、10/90〜20/80であることが好ましい。減容剤の水溶性有機化合物に対する水の質量比が10/90以上であることにより、減容された発泡ポリスチレンを水に浸漬する時間を短縮することができる。一方、減容剤の水溶性有機化合物に対する水の質量比が20/80以下であることにより、発泡ポリスチレンを減容する時間を短縮することができる。
水溶性有機化合物は、揮発性であってもよいが、回収しやすいことから、不揮発性であることが好ましい。
水溶性有機化合物は、ジアルキルグリコールエーテルであることが好ましい。
ジアルキルグリコールエーテルとしては、特に限定されないが、一般式
Figure 0006340950
(式中、R及びRは、それぞれ独立に、アルキル基、アルケニル基又はアラルキル基であり、nは、3〜10である。)
で表される化合物、一般式
Figure 0006340950
(式中、R及びRは、それぞれ独立に、アルキル基、アルケニル基又はアラルキル基であり、nは、3〜10であり、mは、1〜3である。)
で表される化合物等が挙げられる。
及びRにおけるアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基等が挙げられる。
及びRにおけるアルケニル基としては、アリル基等が挙げられる。
及びRにおけるアラルキル基としては、ベンジル基等が挙げられる。
nが3又は4であると、水溶性有機化合物及び水を含み、水溶性有機化合物に対する水の質量比が4である混合液が曇点を有する。この場合、減容された発泡ポリスチレンを浸漬する水の温度を混合液の曇点以上にすることにより、水溶性有機化合物及び水が相分離するため、水溶性有機化合物を回収しやすくなる。
図1に、発泡ポリスチレンの減容装置の一例を示す。
発泡ポリスチレンの減容装置10は、発泡ポリスチレンFを投入する投入口11と、投入された発泡ポリスチレンFに減容剤(不図示)を塗布して減容するスプレーガン12と、投入口11に対して、鉛直方向下側に設置されており、発泡ポリスチレンの減容物F1'を加圧して板状に変形させる加圧ローラ対13と、加圧ローラ対13に対して、鉛直方向下側に設置されており、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水に浸漬して減容剤を除去する水槽14と、減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'を装置外に搬送する搬送ベルト15から構成される。
ここで、発泡ポリスチレンFの表面に減容剤が付着すると、水溶性有機化合物が直ちに発泡ポリスチレンFの内部に拡散するため、発泡ポリスチレンFが軟化して減容する。また、発泡ポリスチレンの減容物F1'は、加圧ローラ対13により加圧されると、内部の気体が抜けて、板状に変形する。さらに、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、水槽14に自由落下して水に浸漬される。その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'からの水溶性有機化合物が水に拡散して除去される。また、減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'は、搬送ベルト15により装置外に搬送された後、積み重ねられ、再生ポリスチレン原料となる。
再生ポリスチレン原料は、減容剤が除去されているため、機械的強度を向上させることができる。
このとき、板状に圧縮された発泡ポリスチレンの減容物F2'を水に浸漬すると、水槽14中の水溶性有機化合物の濃度が上昇する。このため、水槽14に水溶性有機化合物の濃度を検知するセンサを設置して、所定の水溶性有機化合物の濃度で、水槽14の水を交換してもよい。
センサとしては、特に限定されないが、粘度センサ、導電率センサ等が挙げられる。
また、例えば、25℃における水に対する溶解度が10g/100g−HOである水溶性有機化合物を用いてもよい。この場合、板状に圧縮された発泡ポリスチレンの減容物F2'を水に浸漬すると、水槽14内で、溶解度を超える水溶性有機化合物の相が水相と分離する。このため、水槽14内で、板状に圧縮された発泡ポリスチレンの減容物F2'を水相に浸漬するようにしておけば、水を交換しなくてもよい。また、水溶性有機化合物の相から水溶性有機化合物を回収する機構を設置して、水溶性有機化合物を再利用してもよい。
さらに、水溶性有機化合物及び水を含み、水溶性有機化合物に対する水の質量比が4である混合液が曇点を有する水溶性有機化合物を用いてもよい。この場合、水槽14を混合液の曇点以上に加熱すると、水及び水溶性有機化合物が相分離するため、水溶性有機化合物を回収しやすくなる。
このとき、混合液に含まれる水及び水槽14中の水に同一の濃度でアルカリ金属塩が溶解していることが好ましい。ここで、混合液において、水の代わりに、アルカリ金属塩の水溶液を用いると、曇点を低下させることができる。このため、水槽14を加熱する温度を低下させることができる。
アルカリ金属塩としては、特に限定されないが、塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム、硫酸ナトリウム等が挙げられる。
水に対するアルカリ金属塩の質量比は、通常、0.10〜0.20程度である。
本実施例中、部は、質量部を意味する。
(実施例1)
溶解度パラメーターが8.49cal1/2/cm2/3のトリエチレングリコールアリルメチルエーテル(一般式(1)において、R=アリル基、R=メチル基、n=3)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
発泡ポリスチレンの減容装置10(図1参照)を用いて、発泡ポリスチレンFを減容した。このとき、発泡ポリスチレンFとして、15mm×15mm×15mm程度の大きさに裁断した密度が0.015g/cmの発泡ポリスチレンの断片を用いた。また、加圧ローラとして、直径が40mmの鋳造金属ローラを用い、2個の加圧ローラ間の距離を1mmに設定した。このとき、加圧ローラ対13を鉛直方向に2段設置し、2回加圧した。さらに、水槽14は、水1Lで満たした。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例2)
溶解度パラメーターが8.57cal1/2/cm2/3のテトラエチレングリコールアリルメチルエーテル(一般式(1)において、R=アリル基、R=メチル基、n=4)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例3)
溶解度パラメーターが8.90cal1/2/cm2/3のヘキサエチレングリコールアリルメチルエーテル(一般式(1)において、R=アリル基、R=メチル基、n=6)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例4)
溶解度パラメーターが8.51cal1/2/cm2/3のテトラエチレングリコールジアリルエーテル(一般式(1)において、R=R=アリル基、n=4)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例5)
溶解度パラメーターが9.20cal1/2/cm2/3のノナエチレングリコールジアリルエーテル(一般式(1)において、R=R=アリル基、n=9)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例6)
溶解度パラメーターが8.48cal1/2/cm2/3のテトラエチレングリコールジメチルエーテル(一般式(1)において、R=R=メチル基、n=4)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例7)
溶解度パラメーターが8.49cal1/2/cm2/3のテトラエチレングリコールジエチルエーテル(一般式(1)において、R=R=エチル基、n=4)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例8)
溶解度パラメーターが8.45cal1/2/cm2/3のテトラエチレングリコールイソブチルメチルエーテル(一般式(1)において、R=イソブチル基、R=メチル基、n=4)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例9)
溶解度パラメーターが9.33cal1/2/cm2/3のペンタエチレングリコールベンジルメチルエーテル(一般式(1)において、R=ベンジル基、R=メチル基、n=5)90部及び水10部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(比較例1)
減容剤として、トリエチレングリコールアリルメチルエーテルを単独で用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、発泡ポリスチレンFが減容剤に溶出し、発泡ポリスチレンの減容物F1'が粘調なペースト状となって、加圧ローラ対13に巻きつき、水槽14に落下しなかった。
なお、加圧ローラ対13に巻きついた発泡ポリスチレンの減容物F1'を剥がして水槽14中の水に浸漬したところ、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物を得るのに1日を要した。
(実施例10)
トリエチレングリコールアリルメチルエーテル95部及び水5部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に半日浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例11)
トリエチレングリコールアリルメチルエーテル85部及び水15部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから10秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例12)
トリエチレングリコールアリルメチルエーテル80部及び水20部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから20秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に30分間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例13)
トリエチレングリコールアリルメチルエーテル75部及び水25部を混合攪拌して減容剤を得た。
得られた減容剤を用いた以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから1分後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に30分間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
(実施例14)
投げ込み式のヒーターを用いて、水槽14を60℃に加熱した以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。ここで、トリエチレングリコールアリルメチルエーテル及び水からなり、質量比が20:80の混合液は、曇点が40℃であった。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
さらに、発泡ポリスチレンの減容を繰り返すと、水槽14中の水が濁り始め、トリエチレングリコールアリルメチルエーテル及び水が相分離した。このとき、相分離したトリエチレングリコールアリルメチルエーテルをポンプで回収し、減容剤の原料として再利用した。
(実施例15)
水槽14を20質量%酢酸ナトリウム水溶液1Lで満たした以外は、実施例1と同様にして、発泡ポリスチレンFを減容した。ここで、トリエチレングリコールアリルメチルエーテル及び20質量%酢酸ナトリウム水溶液からなり、質量比が20:80の混合液は、曇点が25℃であった。
その結果、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'は、厚さが1mmであり、手で容易に曲がる程度の硬さであった。このとき、発泡ポリスチレンFに減容剤を塗布してから3秒後に、発泡ポリスチレンの減容物F1'が加圧されるように、加圧ローラ対13を設置した。また、板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物F2'を水槽14中の水に1時間浸漬すると、手では変形しない程度の硬さの減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物F3'が得られ、減容剤を簡便に除去することができた。
さらに、発泡ポリスチレンの減容を繰り返すと、水槽14中の水が濁り始め、トリエチレングリコールアリルメチルエーテル及び水が相分離した。このとき、相分離したトリエチレングリコールアリルメチルエーテルをポンプで回収し、減容剤の原料として再利用した。
10 発泡ポリスチレンの減容装置
11 投入口
12 スプレーガン
13 加圧ローラ対
14 水槽
15 搬送ベルト
F 発泡ポリスチレン
F1' 発泡ポリスチレンの減容物
F2' 板状に変形した発泡ポリスチレンの減容物
F3' 減容剤が除去された発泡ポリスチレンの減容物
特表平9−503235号公報

Claims (8)

  1. 泡ポリスチレン用減容剤を発泡ポリスチレンに付与して減容する工程と、
    該減容された発泡ポリスチレンを水に浸漬して前記発泡ポリスチレン用減容剤を除去する工程を有し、
    前記発泡ポリスチレン用減容剤は、ポリスチレンを溶解又は膨潤させることが可能な水溶性有機化合物及び水を含むことを特徴とする発泡ポリスチレンの減容方法。
  2. 前記発泡ポリスチレン用減容剤は、前記水溶性有機化合物に対する水の質量比が10/90以上20/80以下であることを特徴とする請求項1に記載の発泡ポリスチレンの減容方法。
  3. 前記水溶性有機化合物がジアルキルグリコールエーテルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡ポリスチレンの減容方法。
  4. 前記ジアルキルグリコールエーテルは、一般式
    Figure 0006340950
    (式中、R 及びR は、それぞれ独立に、アルキル基、アルケニル基又はアラルキル基であり、nは、3以上10以下である。)
    で表される化合物又は一般式
    Figure 0006340950
    (式中、R 及びR は、それぞれ独立に、アルキル基、アルケニル基又はアラルキル基であり、nは、3以上10以下であり、mは、1以上3以下である。)
    で表される化合物であることを特徴とする請求項3に記載の発泡ポリスチレンの減容方法。
  5. 前記nは、3又は4であることを特徴とする請求項4に記載の発泡ポリスチレンの減容方法。
  6. 前記水溶性有機化合物及び水を含み、前記水溶性有機化合物に対する水の質量比が4である混合液が曇点を有し、
    前記減容された発泡ポリスチレンが浸漬される水の温度が該混合液の曇点以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発泡ポリスチレンの減容方法。
  7. 前記混合液に含まれる水及び前記減容された発泡ポリスチレンが浸漬される水に、同一の濃度でアルカリ金属塩が溶解していることを特徴とする請求項に記載の発泡ポリスチレンの減容方法。
  8. 泡ポリスチレン用減容剤を発泡ポリスチレンに付与して減容する手段と、
    該減容された発泡ポリスチレンを水に浸漬して前記発泡ポリスチレン用減容剤を除去する手段を有し、
    前記発泡ポリスチレン用減容剤は、ポリスチレンを溶解又は膨潤させることが可能な水溶性有機化合物及び水を含むことを特徴とする発泡ポリスチレンの減容装置。
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