JP6340311B2 - 金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、組立方法の改善を図った金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置に関する。
従来、金属閉鎖形スイッチギヤには、正面扉や背面扉などに外気を取り入れる換気口が設けられ、箱体内の換気が行われている(例えば、特許文献1参照)。
この種の換気装置を図5、図6を参照して説明する。図5に示すように、箱体1の正面扉2には、下部側に自然換気を行う換気装置3が設けられている。換気装置3には、図6に示すように、ロ字状の固定枠4の中に、複数枚のルーバー板5が縦配置で設けられ、上部と下部の端部6が溶接で固定されている。ルーバー板5は、複数枚が縦方向に一列配置され、それぞれが奥行き方向に対し、斜めに配置されている。固定枠4には、上下部にL字状の第1の固定板7と第2の固定板8、箱体1側にロ字状の第3の固定板9がボルトなどで固定され、図示しない正面扉2の換気口を囲むように固定されている。
このような換気装置3においては、複数枚のルーバー板5を固定枠4に溶接で固定したり、第1〜第3の固定板7〜9をボルトなどで固定したりしなければならず、製造工程が多く、また、部品点数も多いものであった。このため、溶接工程などを不要とし、簡素な組立方法で部品点数の削減を図れるものが望まれていた。特に、溶接工程では、溶接個所が変色を起こすので、塗装作業などが必要となり、工数が増していた。
特開2011−72146号公報
本発明が解決しようとする課題は、ルーバー板5の固定に溶接工程を不要とし、簡素な組立方法で部品点数の削減を図れることができる金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、実施形態の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置は、中央部に開口部を設けたルーバー係止板と、前記開口部の内側に設けた凹部と、板状の本体部とこの本体部の両端に設けた突出部とで構成され、前記突出部を前記凹部に差し込むルーバー板と、前記突出部を箱体の板面との間で挟持する固定板と、を備えたことを特徴とする。
本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成を示す図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成部品を示す正面図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の動作を説明する上面図。 本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成を示す上面図。 金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置を示す斜視図。 従来の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成を示す斜視図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置を図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成を示す図であり、(a)は、上面図、(b)は、正面図、図2は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成部品を示す正面図であり、(a)は、ルーバー板、(b)は、ルーバー係止板、図3は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の動作を説明する上面図である。なお、従来と同様の構成部分は、同一符号を付した。また、換気装置は、従来と同様に正面扉に設けている。
図1に示すように、換気装置3には、板状のルーバー係止板10に複数枚のルーバー板11が縦配置で固定されている。組立方法は、後述する。ルーバー板11の端部は、正面扉2と、箱体の内側で上部と下部に設けられたL字状の固定板12間に挟持され、図示しないボルトで正面扉2に固定されている。ルーバー係止板10の両側も図示しないボルトで固定されている。図中の丸印は、ボルト貫通孔を示している。複数枚のルーバー板11は、正面扉2の換気口に対向配置されている。
次に、ルーバー係止板10とルーバー板11の組立方法を図2、図3を参照して説明する。
図2(b)に示すように、ルーバー係止板10には、中央部に矩形状に開口した開口部10aが設けられている。開口部10aには、内側の上部と下部に窪みが向かい合った複数の一対の凹部10bが設けられている。凹部10bは、ルーバー板11に対応している。ルーバー板11は、図2(a)に示すように、板状の本体部11aと、本体部11aの両端であって、本体部11aの幅方向に突出した一対の突出部11bで構成されている。突出部11bは、数10度曲折しており、凹部10bに斜めに差し込まれる。そして、図3に示すように、凹部10bの側方向から突出部11bを差し込み、突出部11bを正面扉2とルーバー係止板10を介した固定板12間で挟持し、ルーバー板11を固定するものである。点線で示した状態が通常時であり、本体部11aと突出部11bの境界部で曲折し、本体部11aが斜め配置となり、隣接した本体部11a間に形成された開放部で換気が行われるようになっている。
これにより、ルーバー板11の固定において、従来のような溶接工程が不要となり、短時間で換気装置3を組立てることができる。一対の凹部10b間の距離よりも、一対の突出部11b間の距離を僅かに短く、また、突出部11bの長さを本体部11aの幅程度に製作しておけば、凹部10bに突出部11bを差し込むことが容易で、一旦、差し込むと突出部11bの端部が凹部10bの底部に接触して引掛り抜け難くなり、組立作業を容易とすることができる。
なお、内部アークが発生して圧力上昇が起きた場合には、図3の二点鎖線で示すように、本体部11aが正面扉2方向に押されて曲折部分が平行となって換気口を塞ぎ、高温ガスが外部に噴出することを防ぐことができる。突出部11bの厚さを本体部11aよりも薄くしておけば、圧力上昇時に換気口を塞ぐ反応が早くなる。このようなものは、点検通路が位置する正面扉2の換気装置3において効果が大きいものとなる。
上記実施例1の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置によれば、複数枚のルーバー板11の突出部11bをルーバー係止板10の凹部10bに差し込み、固定板12を介して正面扉2に固定するようにしているので、従来のような溶接工程が不要となり、簡素な組立方法で部品点数の削減を図れることができる。
上記実施例1では、換気装置3を正面扉1に設けて説明したが、背面扉や箱体の側面などの換気口を有する板面に設けることができる。また、ルーバー板11を縦配置で説明したが、横配置や斜め配置で設けることができる。縦配置では、盤幅全体に換気装置を設けることができるので、換気効率を向上させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置を図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置の構成を示す上面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、フィルターを設けたことである。図4において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、ルーバー係止板10の四隅には、スタッド13を固定し、スタッド13にフィルター14を貫通させ、奥行き方向に移動自在に固定している。
上記実施例2の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置によれば、実施例1による効果のほかに、通常時にはフィルター14を介して換気するものの、内部圧力上昇時にはフィルター13全体で応力を受けて速やかにルーバー板11の曲折を戻し、換気口を塞ぐことができるようになる。
以上述べたような実施形態によれば、従来のような溶接工程が不要なり、組立方法が容易で部品点数の削減を図った換気装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 箱体
2 正面扉
3 換気装置
5、11 ルーバー板
11a 本体部
11b 突出部
10 ルーバー係止板
10b 凹部
12 固定板
14 フィルター

Claims (5)

  1. 中央部に開口部を設けたルーバー係止板と、
    前記開口部の内側に設けた凹部と、
    板状の本体部とこの本体部の両端に設けた突出部とで構成され、前記突出部を前記凹部に差し込むルーバー板と、
    前記突出部を箱体の板面との間で挟持する固定板と、
    を備えたことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置。
  2. 前記ルーバー板を縦配置としたことを特徴とする請求項1に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置。
  3. 前記ルーバー板の内側に移動自在のフィルターを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置。
  4. 前記突出部の板厚を前記本体部よりも薄くしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置。
  5. 前記ルーバー板を正面扉に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか1項に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの換気装置。
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