JP6747128B2 - 配電盤 - Google Patents

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本発明は、配電盤に関するものである。
従来、配電盤には、配電機器を有する配電盤本体と、この配電盤本体を収納する配電盤筐体とを備えたものがある。この配電盤においては、配電盤筐体内でアークが発生すると、配電盤筐体内で高温高圧のガスが発生する。この高温高圧のガスを配電盤筐体内にそのまま滞留させておくと、配電機器を故障させる原因となるので、配電盤筐体外に排出するようにしている。配電盤筐体には、この高温高圧のガスを外に排出するための排気口が設けられている。また、高温のガスをそのまま排気した場合、排気口の周りの機器に損傷を与える等の恐れがあるので、高温のガスを冷却して排気するようにしている。高温のガスを冷却するために、排気口には、金網フィルタ、パンチングメタルなどが嵌め込まれている(たとえば特許文献1参照)。高温のガスは、金網フィルタ、パンチングメタルなどと接触することにより、熱交換を行い冷却される。
特開2000−228803号公報
しかし、排気口に単に金網フィルタ、パンチングメタルを嵌め込んだだけでは、高温ガスを冷却するための冷却性能が低いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排気口から配電盤の外に排出される高温ガスを冷却する性能がより高い配電盤を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る配電盤は、配電機器を有する配電盤本体と、前記配電盤本体を収納する配電盤筐体と、を備えた配電盤であって、前記配電盤筐体には、内部と外部とを連通するように排気口が設けられており、前記排気口には、その延在方向に沿って2つの冷却板が互いに間隔をもって並設され、前記2つの冷却板にはそれぞれ複数の孔部が形成されており、前記配電盤筐体の内部に近接して配置された第1の冷却板の孔部は、前記配電盤筐体の外部に向けて漸次内径が減少するテーパ状に形成され、前記配電盤筐体の外部に近接して配置された第2の冷却板の閉塞した部分と対向するように配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る配電盤において、前記第2の冷却板の前記閉塞した部分には、前記第1の冷却板の前記孔部と対向する部分に凹部が形成されているとよい。
また、本発明に係る配電盤において、前記第1の冷却板の前記閉塞した部分の縁部が、前記第2の冷却板の前記閉塞した部分の縁部と対向しているとよい。
また、本発明に係る配電盤において、前記第1の冷却板の前記孔部は、前記第2の冷却板の前記孔部と同じ形状であり、前記第1の冷却板の前記閉塞した部分は、前記第2の冷却板の前記閉塞した部分と同じ形状であるとよい。
これらの構成によれば、配電盤筐体内で発生した高温高圧のガスが冷却板を通る際には、漸次内径が減少するテーパ状の孔部により、流速を加速され、噴流として冷却板の閉塞された部分に衝突する。従って、ガスと冷却板が好適に熱交換を行うことができ、冷却効果が高い。
図1は、本発明の実施形態に係る配電盤を示した斜視断面図である。 図2は、図1に示した配電盤における排気口を示す断面図である。 図3は、図1に示した配電盤に使用される冷却板の要部を示す斜視断面図である。 図4は、図1に示した配電盤における冷却板の要部を示す断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る配電盤の好適な実施形態について詳細に説明する。配電盤1は、図1に示すように、配電盤本体2と、配電盤筐体3とを備えている。配電盤本体2は、開閉器や、電力の計測・監視等に必要な機器等である配電機器を有している。配電盤筐体3は、配電盤本体2を収納するものであり、直方体形状に形成されている。配電盤筐体3の内部には、配電盤本体2を収容する本体収容室4と、放圧室5とが画成されている。放圧室5は、本体収容室4の上部に画成されている。本体収容室4と放圧室5の間には、両者を互いに連通する開口6が形成され、さらに開口6に放圧板7が設置されている。放圧板7は、通常時は、本体収容室4と放圧室5の間の開口6を塞ぎ、本体収容室4内の圧力が高まった際には、本体収容室4と放圧室5の間の開口6を開放するように配設されている。放圧室5の上部には、配電盤筐体3の内部と外部とを連通するように排気口10が形成されている。
排気口10は、排気口本体部11と、天板部12とを有している。排気口本体部11は、角筒状に形成され、配電盤筐体3の上部から上方へ突出するように配設されている。排気口本体部11の上端部四隅には、柱部13が突設されている。天板部12は、矩形状の板状部12aと、板状部12aの四辺から下方に向けて形成された側壁部12bとを有している。天板部12は、排気口本体部11の上部を覆うように配置され、板状部12aが柱部13に支持されている。排気口本体部11と天板部12との間は、開口しており、本体収容室4内のガスが放圧室5を通り、排気口10を通り、外部へと排気可能となっている。排気口本体部11には、2枚の冷却板21,22が設置されている。
2枚の冷却板21,22は、図2に示すように、排気口10において、延在方向に沿って所定の間隔を空けて配設されている。冷却板21,22は、図3に示すように、金属製の板に孔(孔部23)を複数設けて形成されている。冷却板21,22には、孔部23と、孔部23と同程度の面積を持つ閉塞した部分(以下、閉塞部24という)とが交互に形成され、碁盤目状に配列されている。第1の冷却板21の孔部23は、第2の冷却板22の孔部23と形が同じであり、第1の冷却板21の閉塞部24は、第2の冷却板22の閉塞部24と形が同じである。孔部23は、冷却板21,22の表裏を貫通するように設けられている。孔部23は、冷却板21,22の配電盤筐体3の外部に向けて漸次内径が減少するテーパ状に形成され、円形状の開口形状に形成されている。配電盤筐体3の内部に近接して配置された第1の冷却板21の孔部23は、図4に示すように、配電盤筐体3の外部に近接して配置された第2の冷却板22の閉塞部24と対向するように配置されている。第2の冷却板22の孔部23は、第1の冷却板21の閉塞部24と対向するように配置されている。孔部23の直径の最大の部分と、冷却板21,22同士の間隔は、同程度の大きさに形成されている。
冷却板21,22の孔部23の周囲は、閉塞部24の縁部である平板部25であり、冷却板21,22の配電盤筐体3の外部に近接する面側からみて凹状に形成されている。第1の冷却板21の平板部25は、第2の冷却板22の平板部25と略平行に配設され、第2の冷却板22の平板部25と対向するように配設されている。
冷却板21,22の配電盤筐体3の外部に近接する面の閉塞部24には凸部26が形成されている。凸部26は、平面視略円形状に形成されている。凸部26は、断面が円弧状となるように形成されている。第1の冷却板21の凸部26は、その凸部26の中心軸が第2の冷却板22の孔部23の中心軸と同一軸上となるように第1の冷却板21に配設されている。第2の冷却板22の凸部26は、その凸部26の中心軸が第1の冷却板21の孔部23の中心軸と同一軸上となるように第2の冷却板22に配設されている。第1の冷却板21の凸部26は、第2の冷却板22の孔部23と対向している。
冷却板21,22の配電盤筐体3の内部に近接する面の閉塞部24には凹部27が形成されている。凹部27は、開口が円形状に形成され、冷却板21,22と直交する中心軸を中心として対称に形成されている。凹部27は、断面が円弧状となるように形成されている。第2の冷却板22に形成されている凹部27は、第2の冷却板22の配電盤筐体3の内部に近接する面において、第1の冷却板21の孔部23の配電盤筐体3の外部に近接する面側の開口面積よりも大きな占有面積で形成されている。第2の冷却板22の凹部27は、その中心軸が第1の冷却板21の孔部23の中心軸と略同一軸上に存在するように配設されている。第2の冷却板22の凹部27は、第1の冷却板21の孔部23と対向している。それぞれの冷却板21,22において凹部27と凸部26は、表裏一体に形成されている。
上述のように構成された配電盤1においては、配電盤筐体3の本体収容室4内でアークが発生し、高温高圧のガスが発生した場合、このガスは、放圧板7を跳ね上げ放圧室5に流れ込む。放圧室5に流れ込んだガスは、排気口10から外部へ排出される。ガスが排気口10から外部へ排出される際には、排気口10に設置された冷却板21,22を通って排出される。ガスが冷却板21,22を通る際には、まず第1の冷却板21の孔部23を通過する。この孔部23は、漸次内径が減少するテーパ状に形成されているため、通過するガスは加速される。加速されたガスは、噴流となり第2の冷却板22の凹部27に衝突する。この際に、衝突噴流の効果により、効果的にガスと冷却板22との熱交換が行われる。凹部27に衝突したガスは、その後、平板部25に沿って冷却板21,22と平行な方向に流れる。この際にも、ガスは、冷却板21,22と熱交換を行い、冷却される。平板部25に沿って流れたガスは、第2の冷却板22の孔部23から配電盤筐体3の外部へ排出される。
冷却板21,22の孔部23が、テーパ状に形成されているので、ガスが冷却板21,22に触れる面積が増え、冷却板21,22による冷却効果が高まる。冷却板21,22には平板部25が形成されているので、ガスが冷却板21,22に触れる面積が増え、冷却板22による冷却効果が高まる。冷却板21,22の配電盤筐体3の内部に近接する面の閉塞部24に凹部27が形成されているので、ガスが冷却板21,22に触れる面積が増え、冷却板22による冷却効果が高まる。
第1の冷却板21の配電盤筐体3の外部に近接する面の閉塞部24に凸部26が形成されているので、ガスが冷却板22に触れる面積が増え、冷却板22による冷却効果が高まる。
冷却板21,22は、パンチングメタルと同様の加工方法で製造できるので製造コストが安く済む。2枚の冷却板21,22は、孔部23及び閉塞部24の位置が互いに一つずつずれている以外は同一の形状に形成されている。従って、1枚目の冷却板21と2枚目の冷却板22とを同じ金型で製造でき、安価に製造することができる。
排気口10は、配電盤筐体3の上部に設けられているが、側部に設けられていてもよい。冷却板は、2枚設けられているが、複数枚であればよい。2枚の冷却板21,22は、孔部23と閉塞部24の形が同じであるが、孔部23と閉塞部24の形状が互いに異なっていてもよい。第2の冷却板22の孔部23はテーパ状でなくともよい。第1の冷却板21の閉塞部24には、凹部27が形成されてなくともよい。第2の冷却板22の閉塞部24には、凸部26が形成されてなくともよい。
1 配電盤
2 配電盤本体
3 配電盤筐体
4 本体収容室
5 放圧室
6 開口
7 放圧板
10 排気口
11 排気口本体部
12 天板部
12a 板状部
12b 側壁部
13 柱部
21 第1の冷却板
22 第2の冷却板
23 孔部
24 閉塞部
25 平板部
26 凸部
27 凹部

Claims (4)

  1. 配電機器を有する配電盤本体と、前記配電盤本体を収納する配電盤筐体と、を備えた配電盤であって、
    前記配電盤筐体には、内部と外部とを連通するように排気口が設けられており、
    前記排気口には、その延在方向に沿って2つの冷却板が互いに間隔をもって並設され、前記2つの冷却板にはそれぞれ複数の孔部が形成されており、
    前記配電盤筐体の内部に近接して配置された第1の冷却板の孔部は、前記配電盤筐体の外部に向けて漸次内径が減少するテーパ状に形成され、前記配電盤筐体の外部に近接して配置された第2の冷却板の閉塞した部分と対向するように配置されていることを特徴とする配電盤。
  2. 前記第2の冷却板の前記閉塞した部分には、前記第1の冷却板の前記孔部と対向する部分に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配電盤。
  3. 前記第1の冷却板の閉塞した部分の縁部が、前記第2の冷却板の前記閉塞した部分の縁部と対向していることを特徴とする請求項1又は2に記載の配電盤。
  4. 前記第1の冷却板の前記孔部は、前記第2の冷却板の前記孔部と同じ形状であり、前記第1の冷却板の閉塞した部分は、前記第2の冷却板の前記閉塞した部分と同じ形状であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の配電盤。
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