JP6340020B2 - コイルリフター - Google Patents

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Description

本発明は、圧延コイル等をクレーン等で搬送するためのコイルリフターに係り、特にコイルの中心穴に挿入される爪出入機構を有するコイルリフターに関するものである。
コイルリフターは、圧延コイル等を吊り上げるときに用いられるものであり、クレーンに吊下される。図9(a)に示すように、コイルリフター60には、対向配置された近接離間自在なアーム61に、係合爪部62を起倒自在に設けて形成されるものがある。
この係合爪部62の起倒でコイル3をハンドリングする際には2つの方法がある。第1の方法は、図9(a)に示すように、アーム61を、係合爪部62の起倒時に係合爪部62がコイル3と干渉しないように予めアーム61をコイル3から離すと共に、係合爪部62が倒れたとき、コイル3の中心穴6の上端に係合爪部62が位置する状態とし、アーム61を閉じて吊り上げるものである。第2の方法は、図9(b)に示すように、アーム61とコイル3の端面4との間隔が狭い状態で係合爪部62を起倒させるべく、アーム61及び係合爪部62を下げた状態とし、コイル3の中心穴6内で係合爪部62を倒し、コイルリフターを上昇させて吊り上げるものである。
特開2000−169074号公報
しかし、第1の方法は、図9(a)に示すように、アーム開き幅を大きくし爪出入動作を単独で行う必要がある。その為コイル間隔が大きくなり置場能力所定面積の置場に保管できるコイル数が減少すると共に、爪出入動作後のアーム閉じ時間が長くなるという課題があった。
また、第2の方法は、図9(b)に示すように、コイルを第2の方法で吊り上げる場合、コイル内径に合わせる為にコイルリフターを大きく巻下げ、爪を出入させるクリアランス確保の必要があると共に、爪出入動作後のリフター巻上げ時間が長くなるという課題があった。またさらにこの方法では、前記クリアランスが確保できる程度にコイルの中心穴が大きくなければ用いることができないという問題があった。
本発明の目的は、コイルリフターでコイルをハンドリングする際、置場保管能力を維持しつつ動作時間を短縮できるコイルリフターを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、クレーンに支持されたベース部と、該ベース部に設けられ吊荷するコイルの軸方向両端面に位置して近接離間する一対のアーム部と、これらアーム部の下端部に対向して設けられ、前記コイルの中心穴に挿入されてコイルと係合するための爪出入機構とを備えたコイルリフターにおいて、前記爪出入機構が、前記アーム部に上下回動自在に設けられると共に非係合時及び係合時に回動端が上方又は下方に向くようにされた回動レバーと、前記回動レバーの回動端にピン結合され、前記コイルの中心穴に挿入される係合爪部と、前記アーム部に設けられ、回動レバーが非係合位置から係合位置に回動する際に、前記係合爪部の向きを水平に姿勢変換させると共に前記係合爪部を支持する爪スライド用台座とを備えたものである。
本発明のコイルリフターによれば、置場保管能力を維持しつつ動作時間を短縮できる。
本発明の一実施の形態に係るコイルリフターの正面図である。 (a)は図1のA−A線矢視断面図であり、(b)は(a)のB−B線矢視図である。 図2(a)のC−C線矢視断面を斜め上方から視た斜視図である。 図2(a)の要部拡大図である。 係合爪部の動作を図2(a)のC−C線矢視断面で説明する説明図であり、(a)は回動レバーが非係合位置にある状態を示し、(b)は回動レバーが回動中の状態を示し、(c)は回動レバーが係合位置にある状態を示す。 係合爪部の動作を説明する説明図であり、(a)はコイルが係合爪部上に乗っていない状態を示し、(b)はコイルが係合爪部上に乗った状態を示す。 コイルの中心穴に係合爪部を挿入する動作の断面説明図である。 他の実施の形態に係るコイルリフターの説明図であり、(a)は回動レバーが非係合位置にある状態を示し、(b)は回動レバーが回動中の状態を示し、(c)は回動レバーが係合位置にある状態を示す。 従来のコイルリフターに係り、(a)は第1の方法でコイルを吊り上げる状態を示し、(b)は第2の方法でコイルを吊り上げる状態を示す。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1に示すように、コイルリフター1は、図示しないクレーンに支持されたベース部2と、ベース部2に設けられ吊荷するコイル3の軸方向両端面4に位置して近接離間する一対のアーム部5と、これらアーム部5の下端部に対向して設けられ、コイル3の中心穴6に挿入されてコイル3と係合するための爪出入機構7と、爪出入機構7がコイル3の中心穴6に挿入されたとき爪出入機構7の動作をロックするロック機構8とを備える。
ベース部2は、クレーンに吊下される上部ブロック9と、上部ブロック9に旋回自在に設けられる下部ブロック10とを備える。下部ブロック10は、アーム部5の近接離間方向に長く形成されている。下部ブロック10は、一対のアーム部5をスライド自在に支持する。また、下部ブロック10には、アーム部5を駆動するアーム用駆動装置11が設けられている。アーム用駆動装置11は、後述するアーム部5の下延部14を互いに近接又は離間させる方向に駆動する。また、アーム用駆動装置11は制御装置12と電気的に接続されており、制御装置12からの命令で駆動するように形成されている。
アーム部5は、下部ブロック10の長手方向に延びて形成され下部ブロック10にスライド自在に支持されるスライド部13と、スライド部13の先端から下方に延びて形成された下延部14とを備える。図2(a)に示すように、下延部14は、スライド部13の先端から二股に分かれて形成された一対の縦フレーム15と、これら縦フレーム15の下端間に掛け渡して設けられた横フレーム16とを有する。
図2(b)に示すように、一方の縦フレーム15には、コイル3を検出するコイル検出装置17が設けられている。コイル検出装置17は、縦フレーム15にリンク18を介して設けられコイル3と当接される当接バー19と、リンク18の回動を検出するリミットスイッチ20とを備える。当接バー19は、縦フレーム15よりコイル3の方向に突出して配置されている。リンク18は、当接バー19がコイル3に当接したとき回動して当接バー19の後退を許容するように形成されている。リミットスイッチ20は制御装置12に電気的に接続されており、リンク18の回動を検出したか否かの信号を制御装置12に出力する。
図2(a)、図3及び図5に示すように、爪出入機構7は、下延部14に上下回動自在に設けられた回動レバー21と、回動レバー21の回動端に回動自在にピン結合されコイル3の中心穴6に挿入される係合爪部22と、下延部14の横フレーム16に設けられ係合爪部22を下方から支持すると共に回動レバー21の回動に応じて係合爪部22をスライドさせる爪スライド用台座23とを備える。
回動レバー21は、下延部14を構成する一対の縦フレーム15に同軸上に回動自在に設けられている。回動レバー21は、係合爪部22がコイル3に係合されないとき回動端が上方に向き、係合爪部22がコイル3に係合されるときアーム部5に対して外側に約180度回動されて回動端が下方に向くように設定されている。
図2(a)、(b)に示すように、一方の縦フレーム15には、回動レバー21を駆動するレバー駆動装置24が設けられている。レバー駆動装置24は、制御装置12からの命令で駆動されるアクチュエータ25と、アクチュエータ25で回転駆動される第1スプロケット26と、回動レバー21のシャフト27に一体に設けられた第2スプロケット28と、第1スプロケット26と第2スプロケット28に掛け回された無端チェーン29とを備える。アクチュエータ25は、電動モータからなる。なお、アクチュエータ25は、電動モータに限るものではなく、油圧モータ等であってもよい。
また、縦フレーム15には、回動レバー21の位置を検出するレバー位置検出装置30が設けられている。レバー位置検出装置30は、回動レバー21のシャフト27に設けられたセンサーターゲット31と、縦フレーム15に設けられセンサーターゲット31を検出する近接センサ32とを備える。センサーターゲット31は、円盤状に形成されると共に周方向の一部が拡径した形状に形成されている。近接センサ32は、回動レバー21が上下の停止位置に至ったときセンサーターゲット31の拡径部を検出するように配置されている。近接センサ32は、制御装置12に電気的に接続されており、センサーターゲット31の拡径部を検出したか否かの情報を制御装置12に出力する。
図2(a)及び図3に示すように、係合爪部22は、対向する一対の回動レバー21のそれぞれに回動自在にピン結合された側板部33と、これら側板部33に掛け渡して設けられた底板部34と、底板部34とは反対側の側板部33に掛け渡して設けられた上板部35と、上板部35上に設けられコイル3の内周面と当接される当接パッド36とを備える。
側板部33は、ピン結合位置から延びる長板状に形成されている。また、側板部33は、回動レバー21の回動端が上方に向いたとき回動レバー21より下方に延びると共に先端が爪スライド用台座23に当接し、かつ、若干傾斜する長さに形成されている。具体的には、側板部33は回動レバー21の約2倍の長さに形成されている。また、爪スライド用台座23と摺接する側板部33の摺接部37は、船底状に屈曲して形成されており、容易に姿勢変換できるようになっている。
底板部34は、側板部33が爪スライド用台座23上でスライドされて姿勢変換されるとき爪スライド用台座23とは当接しないように摺接部37より上方に位置をずらして配置されている。
当接パッド36は、コイル3を傷つけないようFRP等の樹脂を用いた複合材や樹脂、金属からなる。
図5(b)に示すように、爪スライド用台座23は、ブロック状に形成されており、上面が係合爪部22と摺接するようになっている。爪スライド用台座23の上面は、前側(コイル3側)が後側より低くなるように傾斜されており、係合爪部22を円滑に摺動させる。また、爪スライド用台座23は、回動レバー21の回動端が下方に向いて停止されたとき係合爪部22の回動中心より前方に位置し、係合爪部22の回動端側を下方から支持する。
また、図7に示すように、回動レバー21と爪スライド用台座23には、コイル3の中心穴6を検出する穴検出センサ38、39が設けられている。回動レバー21に設けられる上部穴検出センサ38は、係合爪部22を水平な姿勢に変換したとき係合爪部22の上端がコイル3に当接しないか否かを制御装置12で判定すべく中心穴6を検出するものであり、水平な姿勢にされた係合爪部22の上端の高さに配置されている。爪スライド用台座23に設けられる下部穴検出センサ39は、係合爪部22を水平な姿勢に変換したとき係合爪部22の下端がコイル3に当接しないか否かを制御装置12で判定すべく中心穴6を検出するものであり、水平な姿勢にされた係合爪部22の下端の高さに配置されている。
図4及び図6に示すように、ロック機構8には、回動レバー21の回動端が下方に向いて停止されたとき回動レバー21の回動をロックするメインロック機構40と、係合爪部22上にコイル3が乗ったとき係合爪部22の後退をロックするサブロック機構41とがある。
メインロック機構40は、回動レバー21に係合爪部22をピン結合するピン21aに形成された凹部42と、縦フレーム15に凹部42に向けて出没自在に設けられ凹部42に挿入されることで回動レバー21の回動を規制するロックピン43と、縦フレーム15に設けられロックピン43を凹部42に向けて付勢するスプリング44と、縦フレーム15に設けられロックピン43を駆動するロック駆動部45とを備える。ロック駆動部45は、ソレノイド46と、ソレノイド46の駆動力をロックピン43に伝達するリンク機構47とを備える。ソレノイド46は制御装置12からの命令で駆動するように形成されている。なお、ソレノイド46は油圧シリンダ等の他のアクチュエータであってもよい。
サブロック機構41は、係合爪部22の側板部33及び爪スライド用台座23に形成され互いに嵌り合う段部48、49と、係合爪部22の底板部34に下方に突出して設けられ係合爪部22上にコイル3が乗っていないとき爪スライド用台座23と干渉して爪スライド用台座23から係合爪部22を浮上させ、係合爪部22上にコイル3が乗ったとき縮退するスプリングプランジャ50とを備える。
次に本実施の形態の作用を述べる。
コイルリフター1でコイル3を吊り上げる場合、クレーンでコイルリフター1をコイル3の鉛直上方に移動させ、降下させる。このとき、一対のアーム部5は、コイル検出装置17の当接バー19がコイル3と当接しない程度の間隔にされていればよく、図9(a)に示す従来のコイルリフター60のようにコイル3の端面の周囲に十分な空間を必要としない。
この後、上下の穴検出センサ38、39が中心穴6を検出すると、制御装置12は、コイルリフター1の降下を停止させ、レバー駆動装置24を作動させる。これにより回動レバー21は、後方(コイル3とは反対側)に回動する。回動レバー21の回動端にピン結合された係合爪部22は、回動レバー21によって前方に押され、爪スライド用台座23上で前方にスライドしながら水平な姿勢に姿勢変換される。このとき、爪スライド用台座23と摺接する係合爪部22の側板部33は船底状に形成されており、側板部33が爪スライド用台座23と当接する位置は姿勢変換に伴ってピン21a側に移動するため、係合爪部22は先端側が爪スライド用台座23との接触位置を中心として上方に回動しつつ水平な姿勢に近づく。すなわち、係合爪部22の先端は、爪スライド用台座23上に当接した状態から徐々に上昇しつつコイル3の中心穴6に挿入されることとなり、中心穴6の内周面下端及び上端に当接することはない。
レバー位置検出装置30の近接センサ32がセンサーターゲット31の拡径部を検出すると、制御装置12はレバー駆動装置24を停止させ、メインロック機構40のロック駆動部45のソレノイド46を縮動させる。ソレノイド46からの駆動力はリンク機構47を介してロックピン43に伝達され、ロックピン43が凹部42から外れ、また同様に制御装置12はソレノイド46を解放するとロックピン43はスプリング44に押されピン21aの凹部42に挿入され、回動レバー21の回動がロックされる。
同時に、制御装置12はアーム部5をコイル3に接近させるべくアーム用駆動装置11を駆動させる。コイル検出装置17の当接バー19がコイル3の端面に当接し、リミットスイッチ20がリンク18の回動を検出すると、制御装置12がアーム部5を停止させる。図9(a)に示す従来のコイルリフター62よりアーム部5が十分コイル3に近接されているため、極めて短い時間でアーム部5は停止される。この後、コイルリフター1がクレーンで上昇されることで係合爪部22上にコイル3が乗る。このとき、コイルリフター1の上昇はコイル3を傷めないようにゆっくりと行われるが、係合爪部22はコイル内周面の上端と十分近接されているため極めて短い時間で係合爪部22上にコイル3が乗る。
また、図6(b)に示すように、係合爪部22上にコイル3が乗ることにより、スプリングプランジャ50の弾性力に抗して係合爪部22がピン21aを中心として下方に回動し、サブロック機構41の段部48、4同士が嵌る。これにより、係合爪部22の後方(コイル3から離間する方向)への移動がロックされる。
このように、爪出入機構7が、アーム部5に上下回動自在に設けられると共に非係合時に回動端が上方に向くよう、係合時に下方に向くようにされた回動レバー21と、回動レバー21の回動端にピン結合され、コイル3の中心穴6に挿入される係合爪部22と、アーム部5に設けられ、回動レバー21が非係合位置から係合位置に回動する際に、係合爪部22の向きを水平に姿勢変換させると共に係合爪部22を支持する爪スライド用台座23とを備えるものとしたため、コイル3の端面とアーム部5とのクリアランスを最小にした状態で係合爪部22をコイル3側に出入りさせることができ、従来の置場保管能力を維持できると共に、係合爪部22をコイル3側に出入りさせるときの係合爪部22と中心穴6上端とのクリアランスを最小にでき、コイルリフター1でコイル3を吊り上げるために必要な動作時間を大幅に短縮できる。また、係合爪部22を略水平に出入りさせることができることから内径の小さいコイル3も余裕を持ってハンドリングでき、コイル3に係合爪部22が衝突するリスクも軽減でき、作業品質の向上が期待できる。
係合爪部22は、回動レバー21の長さより長く形成され、回動レバー21が非係合位置のときに、先端が下向きになるよう保持されると共に爪スライド用台座23に接し、回動レバー21が係合位置に回動するときに、爪スライド用台座23でスライドされて水平に姿勢変換されるものとしたため、係合爪部22を簡易な構造で安定して水平方向に出入りさせることができる。
また、爪出入機構7がコイル3の中心穴6に挿入されたとき爪出入り機構の動作をロックするロック機構8を備えるものとしたため、係合爪部22が予期しない外力を受けた場合でもコイル3から抜けるのを防ぐことができ、コイル3が傷むのを防ぐことができ、コイル3を確実に移動できる。
なお、爪出入機構7及びメインロック機構40の駆動が制御装置12で行われるものについて説明したが、これに限るものではない。爪出入機構7及びメインロック機構40は、ボタン操作などの手動操作で行うものであってもよく、自動制御と手動操作とが併用されるものであってもよい。
また、回動レバー21は、非係合時に回動端が上方に向き、係合時に下方に向くものとしたが、非係合時に回動端が下方に向き、係合時に上方に向くものであってもよい。この場合、例えば図8(a)、(b)、(c)に示すように、爪スライド用台座51は、係合爪部52との接点が回動レバー21の回動中心より前方(コイル側)かつ上方に位置するように下延部14に設けられるとよい。また、下延部14には、起立された係合爪部52が後方(コイル3とは反対側)に回動しないように係合爪部52の回動方向を規制するガイド部53が設けられるとよい。
図8(a)、(b)に示すように下方に向いた回動レバー21が後方(コイル3とは反対側)に回動することにより、係合爪部52は、前端側が爪スライド用台座51上に乗り上げながら後端側が回動レバー21によって上方に押される。図8(b)、(c)に示すように、係合爪部52は、回動レバー21が更に回動することにより前方に押されながら水平な姿勢に姿勢変換され、下延部14の前方に突出される。
1 コイルリフター
2 ベース部
3 コイル
4 端面
5 アーム部
6 中心穴
7 爪出入機構
21 回動レバー
22 係合爪部
23 爪スライド用台座

Claims (4)

  1. クレーンに支持されたベース部と、該ベース部に設けられ吊荷するコイルの軸方向両端面に位置して近接離間する一対のアーム部と、これらアーム部の下端部に対向して設けられ、前記コイルの中心穴に挿入されてコイルと係合するための爪出入機構とを備えたコイルリフターにおいて、
    前記爪出入機構が、前記アーム部に上下回動自在に設けられると共に非係合時及び係合時に回動端が上方又は下方に向くようにされた回動レバーと、前記回動レバーの回動端にピン結合され、前記コイルの中心穴に挿入される係合爪部と、前記アーム部に設けられ、回動レバーが非係合位置から係合位置に回動する際に、前記係合爪部の向きを水平に姿勢変換させると共に前記係合爪部を支持する爪スライド用台座とを備えたことを特徴とするコイルリフター。
  2. 前記回動レバーは、駆動装置で、前記アーム部に対して外側に回動される請求項1に記載のコイルリフター。
  3. 前記係合爪部は、前記回動レバーの長さより長く形成され、前記回動レバーが非係合位置のときに、先端が下向きになるよう保持されると共に前記爪スライド用台座に接し、前記回動レバーが係合位置に回動するときに、前記爪スライド用台座でスライドされて水平に姿勢変換される請求項2に記載のコイルリフター。
  4. 前記爪出入機構が前記コイルの中心穴に挿入されたとき前記爪出入り機構の動作をロックするロック機構を備えた請求項1から3のいずれかに記載のコイルリフター。
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