JP6339950B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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本発明は、空気調和機の室外機に係り、特に、プロペラファンを備える送風装置の異常検出技術に関する。
空気調和機の室外機の送風装置で多く採用されているプロペラファンは、高効率、低騒音且つ低コスト化が望まれている。また、樹脂材料の射出成形品としてのプロペラファンは、板金製のプロペラファンよりも、形状自由度が高く且つ大量生産に有利であるため、多く用いられている。
冬期において、室外機のプロペラファンは、その回転中に、氷塊などの落下物やつらら等と接触することがある。この場合、樹脂材料で製作されたプロペラファンは、その翼(ブレード或いは羽根ともいう)が破損し易い。業務用の空気調和機等で多く採用されている比較的大型のプロペラファンになると、翼の外周は100km/hを超える速度で回転する。したがって、プロペラファンの強度については十分な配慮がなされているものの、樹脂材料で製作されたプロペラファンは、その破損防止に限界がある。
プロペラファンは、正常な状態ではバランスの取れた状態で回転する。しかし、翼が破損すると大きなアンバランスが発生し、プロペラファンとこれを駆動するファンモータとを支える支持板等が破損することがある。すなわち、翼の破損状態にもよるが生じたアンバランスによって、支持板等に発生する応力や振動は、翼が正常な状態の場合の数十倍から数百倍に達することもある一方で、支持板の強度アップには限界があるため、支持板が破損に至ってしまう場合がある。また、支持板まで破損してしまうと、プロペラファンが脱落したり、ファンモータが室外機の熱交換器や冷媒配管を破損して冷媒の漏洩が発生したりするおそれもある。
送風装置の故障診断装置としては、特開2010−65594号公報(特許文献1)や特開2014−214642号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
特許文献1に記載のものは、電動送風機(送風装置)から発生する振動及び騒音の少なくとも1つを検出する検出装置を有し、この検出装置で検出された振動及び騒音の少なくとも1つの周波数成分を、正常な電動送風機に特有な周波数成分と比較することで、電動送風機の故障検知及び故障モード判定を実行するようにしている。
また、特許文献2に記載のものは、プロペラファンを駆動するファンモータの出力電流の脈動成分の大きさに基づいて、送風装置のプロペラファンの異常検知を行っている。
特開2010−65594号公報 特開2014−214642号公報
特許文献1に記載の故障診断装置は、電動送風機から発生する振動または騒音を検出するセンサと、検出された振動または騒音の周波数分析を行ない、故障の診断を行う演算装置と、これらを駆動するための電源ユニット等が必要である。したがって、特許文献1に記載の故障診断装置を空気調和機の室外機における送風装置の故障診断(異常判定)に採用すると、大幅なコスト増加を招いてしまう。このため、特許文献1に記載の故障診断装置を量産の空気調和機に標準機能として採用することは、現実的に難しい。
さらに言えば、プロペラファンの翼の破損によるアンバランスによって振動や騒音が発生することが想定されているが、例えば、プロペラファンに降り積もった雪や氷結によるアンバランスによっても同様に振動や騒音が発生する。このアンバランス力の大きさは、(アンバランス質量)×(半径)×(角速度)で表されるため、例えば翼端が10g欠損したときのアンバランス力と、翼端に10gの付加質量(例えば雪)が付着したときのアンバランス力とは、原理的には同じ大きさである。したがって、プロペラファンが破損していなくても、積雪等によるアンバランスによって生じる振動を検知して、異常と誤って診断してしまうおそれがある。
一方、特許文献2に記載のものは、特許文献1に記載の故障診断装置を採用した場合のようなコストの増加はないと考えられる。しかし、特許文献2に記載のものは、アンバランス力に起因した出力電流の脈動を利用してプロペラファンの異常を検知しているため、翼の破損によるアンバランスと積雪等によるアンバランスとを区別することができないという課題が依然として存在する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、プロペラファンを備える送風装置の異常検知を安価に実現すると共に、プロペラファンへの雪や氷の付着によるアンバランスによって送風装置の異常と誤診断してしまうことを防止できる空気調和機の室外機を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る空気調和機の室外機は、室外側熱交換器と、前記室外側熱交換器に送風するプロペラファン、および該プロペラファンを駆動するファンモータを備える送風装置と、前記ファンモータへの出力電流を検出する電流検出部と、前記出力電流の脈動値を検出する脈動検出部と、前記出力電流の脈動値が予め設定された閾値よりも大きいことの第1条件を満たすか否かを判定する第1判定部と、所定の第1時間長さにおける前記出力電流の脈動値の変化量を前記第1時間長さで除した変化速度が所定値よりも大きいことの第2条件を満たすか否かを判定する第2判定部と、前記第1条件および前記第2条件が満たされたと判断した場合、前記送風装置の異常と診断する異常判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、プロペラファンを備える送風装置の異常検知を安価に実現すると共に、プロペラファンへの雪や氷の付着によるアンバランスによって送風装置の異常と誤診断してしまうことを防止できる空気調和機の室外機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の室外機の筐体内の構成を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る空気調和機の室外機の筐体内の構成を示す右側面図である。 空気調和機の室外機における制御系の構成を模式的に示す図である。 送風装置の異常を検知する制御構成を模式的に示すブロック図である。 送風装置のファンモータへの出力電流の正常時と異常時との違いを説明するための図である。 プロペラファンの破損によるアンバランスが生じたときの脈動値の推移を示す図である。 プロペラファンへの雪や氷の付着によるアンバランスが生じたときの脈動値の推移を示す図である。 送風装置の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る送風装置の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る送風装置の異常を検知する制御構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る送風装置の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。 送風装置が長時間停止中にプロペラファンに積雪した後に始動した場合の脈動値の推移を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る送風装置の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る送風装置の異常を検知する制御構成を模式的に示すブロック図である。 通信部を利用して室外機と外部装置とを接続した一例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一符号を付した部分は同一または相当する部分を示している。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気調和機の室外機20の筐体2内の構成を示す正面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る空気調和機の室外機20の筐体2内の構成を示す右側面図である。
本実施形態においては、上吹き出しタイプの室外機に本発明を適用した例を説明する。
なお、本実施形態の空気調和機は、室外機20(図1参照)と室内機21(図3参照)とが冷媒配管22(図15参照)によって接続されて冷凍サイクルを構成し、空気調和を行うものである。
図1〜図2に示すように、空気調和機の室外機20の筐体2内の上部には、送風装置10が設けられている。送風装置10は、室外側熱交換器(以下、単に「熱交換器」とも称する)301に送風するプロペラファン100、プロペラファン100を駆動するファンモータ101、およびファンモータ101を支持する支持板102等を備えている。
筐体2は、送風装置10の周囲に設けられている上面カバー201、室外機20の側面を覆う側面カバー202、室外機20の底面を成す底板203、底板203を支持する脚部204、正面側上部に設けられる正面カバー205、正面側下部に取り外し自在に設けられ筐体2内に設置されている機器類のメンテナンス等を可能にするサービスカバー206、筐体2の正面側を支持する正面ステー207等を備えて構成されている。上面カバー201には、上方に開口する吹出口200が形成されている。
筐体2内の底板203上には、平面視して略コの字状に形成される熱交換器301が配置されている。熱交換器301は、筐体2の背面から両側面の側面カバー202の部分(以下、「吸込口199」と称する)まで延伸して配置されている。
送風装置10のプロペラファン100が回転することによって、熱交換器301の外側に位置する吸込口199から外気が吸込まれる。この吸い込まれた空気は、熱交換器301で熱交換器301の管内を通過する冷媒と熱交換された後、筐体2上部の吹出口200から上方へ吹き出されるようになっている。
底板203上には、圧縮機300、アキュームレータ、レシーバ等の冷凍サイクル部品が設置されている。底板203の下面には、脚部204が固定されており、脚部204の下面側には、筐体2を固定するための固定用のアンカ穴(図示せず)が形成されている。このアンカ穴を利用して、現地に設けられる基礎部や架台等に室外機20を固定することが可能となっている。ユーザによっては、建物などへの振動の伝播を防ぐために、振動を吸収できる防振架台等の上に室外機20を設置することもある。
筐体2の正面側に設けられているサービスカバー206の内側には、電気品等を収納する電気品箱302が設置されている。電気品箱302の内部には、送風装置10や圧縮機300等を制御するメイン制御装置500が収納されている。メイン制御装置500にはマイコン(マイクロプロセッサ)が設けられている。メイン制御装置500は、各部位に設けられた複数の温度センサ104や圧力センサ105(図3参照)、さらには伝送線504(図3参照)によって接続された室内機21(図3参照)からの情報に基づいて、圧縮機300や送風装置10、四方弁や電磁弁(図示せず)等、室外機20内の様々な構成要素の制御を行う。温度センサ104(図3参照)の一つとして、例えば、吸込口199に外気温度センサ104aが備えられている。
電気品箱302の内部にはさらに、ファンモータ101を制御するファンコントローラ106と、圧縮機300を制御する圧縮機コントローラ108とが設けられている。メイン制御装置500、ファンコントローラ106、および圧縮機コントローラ108には、商用電源502から電力が供給される。
次に、空気調和機の室外機20における制御系について説明する。
図3は、空気調和機の室外機20における制御系の構成を模式的に示す図である。
図3に示すように、送風装置10は、プロペラファン100、ファンモータ101、支持板102、ファンコントローラ106等を備えて構成されている。
ファンコントローラ106は、メイン制御装置500からの回転速度(単位時間当たりの回転数)指令に従い、ファンモータ101の回転速度を回転速度指令に合わせるように制御を行う。ファンコントローラ106は、過電流等の何らかの異常を検知した場合、異常を示す信号をメイン制御装置500に送信する。この場合、メイン制御装置500は、圧縮機300や室内機21を含め、空気調和機の冷凍サイクルのシステム全体を停止させる。
メイン制御装置500には、ファンコントローラ106や圧縮機コントローラ108等のコントローラが接続されている。各コントローラ106,108は、メイン制御装置500からの指示に従い、送風装置10および圧縮機300をそれぞれ制御する。
このように送風装置10を制御するファンコントローラ106を、メイン制御装置500とは独立させてモジュール化している理由は、ファンモータ101の駆動制御を、製品固有のメイン制御装置500に組み込むことを避けるためである。これを具体的に説明する。メイン制御装置500による冷凍サイクルの制御は、非常に複雑であり、しかも多種多様な製品毎に仕様が異なる。仮にメイン制御装置500の制御プログラムの中に送風装置10の制御プログラムを組み込んでしまうと、送風装置10の制御プログラムに設計変更が生じた場合、全ての製品の制御プログラムを見直す必要が生じる。これを回避するために、ファンコントローラ106をメイン制御装置500から独立させて、複数の製品に対して共通のモジュール構成としている。
次に、送風装置10の異常を検知する制御構成について説明する。
図4は、送風装置10の異常を検知する制御構成を模式的に示すブロック図である。図5は、送風装置10のファンモータ101への出力電流Iの正常時と異常時との違いを説明するための図である。
ファンコントローラ106は、メイン制御装置500からの回転速度指令等の情報に従って、ファンモータ101への出力電流を制御する(図3参照)。
図4に示すように、ファンコントローラ106は、電流検出部4、位相検出部5、および脈動検出部6を含んでいる。
電流検出部4は、ファンモータ101への出力電流Iを検出する。位相検出部5は、出力電流Iの位相を検出する。脈動検出部6は、電流検出部4および位相検出部5による検出値に基づいて、出力電流Iの脈動成分を抽出して、例えば図5に示すような脈動値Ia(トルク脈動成分)を検出する。
メイン制御装置500は、送風装置10の異常に関する判定を行う判定部70を含んでいる。ここでは、脈動値Iaがファンコントローラ106からメイン制御装置500へ送信され、メイン制御装置500上の判定部70が送風装置10の異常に関する判定を行う。ただし、判定部70がファンコントローラ106に含まれるように構成することも可能である。
判定部70は、ファンモータ101への出力電流Iの脈動値Iaが予め設定された閾値A(図6参照)よりも大きいことの第1条件を満たすか否かを判定する第1判定部71を有している。
ここで、プロペラファン100の異常判定に脈動値Iaを用いる理由について、図5を用いて説明する。プロペラファン100の一部が破損しただけでも過大なアンバランスが発生することは前述した通りである。しかし、プロペラファン100の翼が大破しない限り、プロペラファン100の一部が破損しただけでは、風量自体は正常時とそれほど変わらない。したがって、破損時のファンモータ101の仕事量(トルク)の大きさも正常時と殆ど変わらない。結果として、図5に示すように、破損時(異常時)の出力電流Iの大きさ(平均値)Imも正常時と殆ど変わらない。むしろ、運転環境や負荷、熱交換器301の着霜状態等、送風装置10への流体的な負荷変化の方が異常時の変化よりも大きく、単純に出力電流Iの大きさImでは、破損したのか或いは負荷が変化しただけなのか、判別することができない。
ところで、プロペラファン100のアンバランスが発生すると、ファンモータ101内の軸受等に作用する荷重が変動する。これによって、ファンモータ101の発生トルクにわずかな変動が生じ、結果として出力電流Iに脈動が発生する。この脈動は、アンバランス量が大きい程大きくなる傾向がある。したがって、脈動値Iaを用いて、プロペラファン100のアンバランスを検知することができる。
しかしながら、何らかの外乱により脈動値Iaが増加し、プロペラファン100が異常と誤判定されてしまう場合が考えられる。ここで、地震や突風といった過渡的な外乱の場合には、一定時間経過後に再診断する等の冗長性を持たせることによって精度を確保できる。しかし、例えば、冬期の凍結や積雪によってプロペラファン100に雪や氷が付着して、プロペラファン100がアンバランス状態になることがある。このような状態は定常的な外乱によるものであるため、突風等の過渡的な外乱の場合のような対処ができない。
そこで、本実施形態は、脈動値Iaの推移に基づいて、プロペラファン100の破損によるアンバランスか、積雪や凍結によるアンバランスかを判別する手段を設けたことを特徴とするものである。
図6は、プロペラファン100の破損によるアンバランスが生じたときの脈動値Iaの推移を示す図であり、図7は、プロペラファン100への雪や氷の付着によるアンバランスが生じたときの脈動値Iaの推移を示す図である。
図6に示すように、プロペラファン100の破損によるアンバランスが生じた場合には、送風装置10の始動時taから破損の瞬間tbまでは脈動値Iaは小さく、破損の瞬間tbを境に脈動値Iaが急増する。つまり、前記した第1条件を満たすか否かの判定の閾値Aを超える前後で、急激な脈動値Iaの変化が生じる。
一方、図7に示すように、プロペラファン100への雪や氷の付着によるアンバランスが生じた場合には、脈動値Iaの推移は、プロペラファン100の破損の場合に比べて、極めて緩やかに推移する。例えば外気温度が氷点下での降雨条件においては、送風装置10の運転中でもプロペラファン100上に付着した氷が成長するため、それに伴い脈動値Iaが徐々に増加していき、いずれは前記した第1条件を満たすか否かの判定の閾値Aに達してしまう。したがって、前記した第1条件を満たすとの判定のみでプロペラファン100の異常と判定してしまうと、誤診断となるおそれがある。
このようにプロペラファン100の破損の場合には、脈動値Iaは瞬間的に増加するのに対し、プロペラファン100への雪や氷の付着の場合には、脈動値Iaは数十分〜数時間かけて少しずつ増加していく。そこで、脈動値Iaの変化速度を調べれば、両者の違いを容易に判別することができる。例えば、所定の第1時間長さΔt1における脈動値Iaの変化量をΔIaとすれば、その変化速度(傾きK)はK=ΔIa/Δt1となる。この傾きKは、プロペラファン100への雪や氷の付着の場合には極めて小さくなるため、脈動値Iaの大きさによる判定(第1条件)に加え、脈動値Iaの変化速度(傾きK)の大きさによる判定(第2条件)を加味することで、誤診断を防止できる。
すなわち、図4に示すように、判定部70は、第1時間長さΔt1における出力電流Iの脈動値Iaの変化量ΔIaを第1時間長さΔt1で除した変化速度が所定値Ka(図8のステップS3参照)よりも大きいことの第2条件を満たすか否かを判定する第2判定部72を有している。そして、判定部70は、前記した第1条件および第2条件が満たされたと判断した場合、送風装置10の異常と診断する異常判定部74を有している。
次に、送風装置10の異常を検知する処理について説明する。
図8は、送風装置10の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、送風装置10の運転が開始されると、メイン制御装置500の判定部70の第1判定部71は、ファンモータ101への出力電流Iの脈動値Iaが閾値Aよりも大きいことの第1条件を満たすか否かを判定する(ステップS1)。脈動値Iaが閾値A以下の場合(ステップS1でNo)、送風装置10の運転がそのまま継続される。
ステップS1において脈動値Iaが閾値Aよりも大きいことの第1条件を満たすと判定された場合(ステップS1でYes)、判定部70の第2判定部72は、脈動値Iaの変化速度K(=ΔIa/Δt1)が所定値Kaよりも大きいことの第2条件を満たすか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3において脈動値Iaの変化速度Kが所定値Kaよりも大きいことの第2条件を満たすと判定された場合(ステップS3でYes)、判定部70の異常判定部74は、プロペラファン100の破損(異常)、すなわち送風装置10の異常と診断して(ステップS5)、処理がステップS6に進む。
ステップS6では、メイン制御装置500は、ファンモータ101への通電を遮断させて、送風装置10の運転を停止させる。そして、メイン制御装置500は、例えば、表示装置(図示せず)に所定の警告を表示する。これにより、室外機20におけるプロペラファン100以外の部分である支持板102等の部材の破損を防止することができる。
一方、ステップS3において脈動値Iaの変化速度Kが所定値Ka以下と判定された場合(ステップS3でNo)、メイン制御装置500は、送風装置10が一定時間以上継続運転中であるか否かを判断する(ステップS9)。ここで、脈動値Iaの変化速度Kが所定値Ka以下の場合(ステップS3でNo)には、プロペラファン100の破損(異常)ではなく、プロペラファン100への雪や氷の付着によって脈動値Iaが閾値Aよりも大きくなってしまったものと推定できる。したがって、ステップS9において送風装置10の継続運転時間が未だ一定時間に達していないと判断された場合(ステップS9でNo)、送風装置10の運転がそのまま継続される。
ただし、プロペラファン100への雪や氷の付着によって脈動値Iaが閾値Aよりも大きくなった場合には、プロペラファン100が破損していなくても、支持板102には、やはり過大なアンバランス力がかかる。このため、このまま長時間運転を継続すると、支持板102が疲労破壊し、結局、大きな事故に発展してしまうおそれもある。そこで、本実施形態では、ステップS9において送風装置10の継続運転時間が一定時間に達していると判断された場合(ステップS9でYes)、処理がステップS6に進み、メイン制御装置500は、送風装置10の運転を停止させる。これにより、支持板102等の破損を予防することが可能となる。
このように本実施形態では、ファンモータ101への出力電流Iの脈動値Iaが閾値Aよりも大きいことの第1条件、および脈動値Iaの変化速度Kが所定値Kaよりも大きいことの第2条件を満たす場合に(ステップS1,S3でYes)、プロペラファン100の破損(異常)、すなわち送風装置10の異常と診断される(ステップS5)。
したがって本実施形態によれば、プロペラファン100の翼の破損によるアンバランスと積雪等によるアンバランスとを明確に区別することが可能となる。しかも、振動または騒音の周波数分析を行う従来の故障診断装置のような大きなコストの増加はない。
すなわち、プロペラファン100を備える送風装置10の異常検知を安価に実現すると共に、プロペラファン100への雪や氷の付着によるアンバランスによって送風装置10の異常と誤診断してしまうことを防止できる空気調和機の室外機20を提供することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図9を参照して、第2実施形態について、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る送風装置10の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、第2実施形態は、ステップS1とステップS3との間にステップS2が追加されている点で、図8に示す第1実施形態と相違している。図9におけるステップS2以外のステップは、図8におけるステップと同様である。
第2実施形態では、ステップS2において、外気温度T(℃)が所定温度B(℃)以下か否かが判断される。ここで、第1実施形態で示した技術は、積雪や凍結を考慮した技術である。したがって、第2実施形態では、メイン制御装置500の判定部70の第2判定部72は、積雪や凍結が起こり得る外気温度Tが所定温度B以下のときに(ステップS2でYes)、前記した第2条件を満たすか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS2では、メイン制御装置500は、基本的には、プロペラファン100の周囲温度、すなわち、吹出口200(図1参照)付近の外気温度Tが所定温度B℃(例えば0℃)以下であるか否かを判断する。外気温度Tが熱交換器301(図2参照)の吸込口199に備えられた外気温度センサ104a(図2参照)を用いて検出される場合、暖房時の吹出口200付近の外気温度は、熱交換する前の外気温度よりも低下する。このため、吸込口199に備えられた外気温度センサ104aを用いる場合、外気温度センサ104aによって検出される外気温度Tが例えば5℃以下であるか否かが判断される。これは、外気温度センサ104aによって検出される外気温度が例えば5℃以下の場合に、暖房時の吹出口200付近の外気温度が例えば0℃以下になると推定できるからである。
一方、外気温度Tが所定温度B(℃)よりも高い場合(ステップS2でNo)、処理がステップS5に進み、判定部70の異常判定部74は、プロペラファン100の破損(異常)、すなわち送風装置10の異常と診断する。積雪や凍結が起こり得ないからである。
このような第2実施形態によれば、プロペラファン100への雪や氷の付着によるアンバランスが起こる可能性のある外気温度の場合にのみ、前記した第2条件を満たすか否かを判定することができる。したがって、プロペラファン100を備える送風装置10の異常検知を迅速かつ確実に行うことが可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、図10〜図12を参照して、第3実施形態について、第2実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図10は、本発明の第3実施形態に係る送風装置10の異常を検知する制御構成を模式的に示すブロック図である。図11は、本発明の第3実施形態に係る送風装置10の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。図12は、送風装置10が長時間停止中にプロペラファン100に積雪した後に始動した場合の脈動値Iaの推移を示す図である。
図10に示すように、第3実施形態では、メイン制御装置500の判定部70は、送風装置10が長時間停止後の始動時から所定時間経過前の時間的範囲の外にあることの第3条件を満たすか否かを判定する第3判定部73をさらに備えている。より具体的には、第3条件は、送風装置10が所定の第2時間長さΔt2(図12参照)よりも長く運転を停止した後の始動時ta(図12参照)から所定の第3時間長さΔt3(図12参照)経過前の時間的範囲の外にあることである。そして、判定部70の異常判定部74は、前記した第1条件、第2条件および第3条件が満たされたと判断した場合、送風装置10の異常と診断する。
図11に示すように、第3実施形態は、ステップS3の直後にステップS4が追加されている点で、図9に示す第2実施形態と相違している。図11におけるステップS4以外のステップは、図9におけるステップと同様である。
第3実施形態では、ステップS4において、メイン制御装置500の判定部70の第3判定部73は、送風装置10が長時間停止後の始動時から所定時間経過前の時間的範囲の外か否かを判定する。
通常、送風装置10の運転中の積雪は、プロペラファン100の吹出風により吹き飛ばされるため、アンバランス状態にはなり難い。一方、送風装置10の停止中にはプロペラファン100上に直接積雪するため、アンバランスの原因になる。短時間の停止であればプロペラファン100への積雪量もそれほど多くないため問題はないが、送風装置10の長時間停止状態が継続すると積雪量も多くなる。このような状態で送風装置10が長時間停止後に始動した場合には、脈動値Iaの変化速度Kが所定値Kaよりも大きいことの第2条件を満たしてしまい、誤診断のおそれが生じる。
そこで、第3実施形態では、送風装置10が所定の第2時間長さΔt2(図12参照)よりも長く運転を停止した後の始動時ta(図12参照)から所定の第3時間長さΔt3(図12参照)経過前であれば(ステップS4でNo)、前記した第1条件および第2条件を満たしたとしても、プロペラファン100の破損(異常)と診断されず、処理がステップS9に進む。
ステップS9において送風装置10の継続運転時間が未だ一定時間Δt4(図12参照)に達していないと判断された場合(ステップS9でNo)、送風装置10の運転がそのまま継続される。一方、ステップS9において送風装置10の継続運転時間が一定時間Δt4(図12参照)に達していると判断された場合(ステップS9でYes)、処理がステップS6に進み、メイン制御装置500は、送風装置10の運転を停止させる。これは、前記したように積雪等によっても支持板102に過大なアンバランス力がかかり、このまま長時間運転を継続するのは好ましくないからである。
一方、ステップS4において送風装置10が長時間停止後の始動時から所定時間経過前の時間的範囲の外にあると判定された場合(ステップS4でYes)、判定部70の異常判定部74は、プロペラファン100の破損(異常)、すなわち送風装置10の異常と診断する。
このような第3実施形態によれば、プロペラファン100への雪や氷の付着によるアンバランスによって送風装置10の異常と誤診断してしまうことを、より確実に防止することができる。
〔第4実施形態〕
次に、図13を参照して、第4実施形態について、第3実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図13は、本発明の第4実施形態に係る送風装置10の異常を検知する処理の手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、第4実施形態は、ステップS3,S4とステップS9との間にステップS7,S8が追加されている点で、図11に示す第3実施形態と相違している。図13におけるステップS7,S8以外のステップは、図11におけるステップと同様である。
第4実施形態では、第1条件が満たされ(ステップS1でYes)且つ第2条件が満たされない(ステップS3でNo)と判断された場合、異常判定部74は、停止後再開動作がN回済んでいるか否かを判断する(ステップS7)。N回は例えば1回であるが、複数回とされてもよい。
停止後再開動作がN回済んでいないと判断された場合には(ステップS7でNo)、異常判定部74は、送風装置10の運転を一旦停止させた後に再開させ(ステップS8)、処理がステップS1に戻る。つまり、異常判定部74は、送風装置10の運転を一旦停止させた後に再開させてから(ステップS7でNo、ステップS8)、第1条件および第2条件が満たされたか否かの判断を再度行う(ステップS1〜S3)。一方、停止後再開動作が既にN回済んでいると判断された場合には(ステップS7でYes)、処理がステップS9に進む。
また、第1条件および第2条件が満たされ(ステップS1,S3でYes、)且つ第3条件が満たされない(ステップS4でNo)と判断された場合も、処理がステップS7に進む。ステップS7,S8での処理は前記した通りである。つまり、異常判定部74は、送風装置10の運転を一旦停止させた後に再開させてから(ステップS7でNo、ステップS8)、第1条件、第2条件および第3条件が満たされたか否かの判断を再度行う(ステップS1〜S4)。
送風装置10の始動時には、プロペラファン100の回転加速度が最も大きくなるため、プロペラファン100に付着した雪や氷が吹き飛ばされる確率が最も高くなる。したがって、プロペラファン100への雪や氷の付着によって脈動値Iaが閾値Aよりも大きくなった場合、送風装置10の停止および始動を繰り返すことでプロペラファン100に付着した雪や氷が除去されて、脈動値Iaが閾値A以下となる場合がある。
このような第4実施形態によれば、プロペラファン100への雪や氷の付着によるアンバランスによって送風装置10の異常と誤診断してしまうことを、より確実に防止できると同時に、付着した雪や氷によるアンバランスに伴う支持板102等の破損もより防止することが可能となる。
なお、送風装置10の運転を一旦停止させた後に再開させる動作に加えて、熱交換器301の除霜運転が行われるように構成されてもよい。熱交換器301の除霜時には、プロペラファン100の周囲温度が上昇するため、雪が融けたり、氷が剥離したりする等、付着した雪や氷が始動時に吹き飛ばされる確率が飛躍的に高くなるからである。
〔第5実施形態〕
次に、図14〜図15を参照して、第5実施形態について、第4実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図14は、本発明の第5実施形態に係る送風装置10の異常を検知する制御構成を模式的に示すブロック図である。図15は、通信部80を利用して室外機20と外部装置とを接続した一例を示す図である。
図14〜図15に示すように、第5実施形態では、メイン制御装置500が、ファンモータ101への出力電流Iの大きさIm、出力電流Iの脈動値Ia、脈動値Iaの変化量ΔIa、および脈動値Iaに関する演算値の少なくとも一つを外部装置に出力する通信部80を備えている点で、第4実施形態と相違している。
室外機20は、室内機21と伝送線504を介して接続され、様々な運転情報を送受信している。本実施形態は、各種の診断情報を外部装置を利用して処理するために、通信媒体505を介して外部装置と通信可能な通信部80を備えている。通信媒体505は、有線であるか無線であるかを問わない。外部装置の例としては、例えば遠隔監視装置や集中管理装置(以下、遠隔監視システム25と称する)が挙げられる。
このような第5実施形態によれば、外部装置としての遠隔監視システム25を利用することによって、室外機20単独では不可能な、より高度な診断や分析を行うことができるとともに、過去の運転データを蓄積して参照することができる。
例えば、室外機20の熱交換器301の吸込口199の近傍に障害物(壁等)となるものが後から設置された場合や、熱交換器301の劣化(腐食、ゴミ・油などの目詰まり)が発生した場合等に、遠隔監視システム25が利用され得る。このような場合、プロペラファン100の負荷が変化する。これに対応するために、正常状態の運転情報等を蓄積し、蓄積された情報に基づいて、例えばモータ寿命等の状況判断の閾値を定期的に更新するのが望ましい。しかし、データの蓄積を個々の室外機20で行うためには、高価な演算装置と記憶装置とが必要になってしまう。そこで、遠隔監視システム25を用いてデータの蓄積を行うことで、個々の室外機20に高価な装置を備える必要がなくなる。遠隔監視システム25には、長期間(数ヶ月〜数年間以上)の情報の時間変化(推移)を記録することができるため、プロペラファン100、ファンモータ101、熱交換器301等の劣化といった、非常に緩やかに進行する変化を捉えることができ、保守や予防保全などへの応用も可能である。
以上、本発明について実施形態に基づいて説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
4 電流検出部
5 位相検出部
6 脈動検出部
10 送風装置
20 室外機
25 遠隔監視システム(外部装置)
70 判定部
71 第1判定部
72 第2判定部
73 第3判定部
74 異常判定部
80 通信部
100 プロペラファン
101 ファンモータ
102 支持板
104a 外気温度センサ
106 ファンコントローラ
301 熱交換器
500 メイン制御装置

Claims (7)

  1. 室外側熱交換器と、
    前記室外側熱交換器に送風するプロペラファン、および該プロペラファンを駆動するファンモータを備える送風装置と、
    前記ファンモータへの出力電流を検出する電流検出部と、
    前記出力電流の脈動値を検出する脈動検出部と、
    前記出力電流の脈動値が予め設定された閾値よりも大きいことの第1条件を満たすか否かを判定する第1判定部と、
    所定の第1時間長さにおける前記出力電流の脈動値の変化量を前記第1時間長さで除した変化速度が所定値よりも大きいことの第2条件を満たすか否かを判定する第2判定部と、
    前記第1条件および前記第2条件が満たされたと判断した場合、前記送風装置の異常と診断する異常判定部と、
    を備えることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記送風装置が所定の第2時間長さよりも長く運転を停止した後の始動時から所定の第3時間長さ経過前の時間的範囲の外にあることの第3条件を満たすか否かを判定する第3判定部をさらに備え、
    前記異常判定部は、前記第1条件、前記第2条件および前記第3条件が満たされたと判断した場合、前記送風装置の異常と診断することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記第2判定部は、外気温度が所定温度以下のときに前記第2条件を満たすか否かを判定し、
    前記異常判定部は、前記第1条件が満たされ且つ外気温度が前記所定温度よりも高い場合にも、前記送風装置の異常と診断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記異常判定部は、前記第1条件が満たされ且つ前記第2条件が満たされないと判断した場合、前記送風装置の運転を一旦停止させた後に再開させてから、前記第1条件および前記第2条件が満たされたか否かの判断を再度行うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記異常判定部は、前記第1条件および前記第2条件が満たされ且つ前記第3条件が満たされないと判断した場合、前記送風装置の運転を一旦停止させた後に再開させてから、前記第1条件、前記第2条件および前記第3条件が満たされたか否かの判断を再度行うことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記送風装置の運転を一旦停止させた後に再開させる動作に加えて、前記室外側熱交換器の除霜運転が行われることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記出力電流の大きさ、前記出力電流の前記脈動値、前記脈動値の前記変化量、および前記脈動値に関する演算値の少なくとも一つを外部装置に出力する通信部を備えることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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