JP6339841B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、長時間の使用が求められる椅子に関する。
生活の中で人が椅子に座って過ごす時間は長く、長時間椅子に座ったままでいると肩や腰に負担がかかり、肩こりや腰痛の原因となる。特に、長時間同一の着座姿勢を取る場合には、椎間板の変質のおそれが高まることとなる。また、長時間の同一着座姿勢によって筋肉の血流が悪くなり、その結果、老廃物や痛みを感じる物質がたまりやすくなる。したがって、長時間の同一の着座姿勢を避けることが好ましい。
このような座位における長時間の同一姿勢を回避するために、オフィス家具の分野においては着座者の上体の動きにあわせて背もたれ部を着座者上体の後方に揺動又は傾動可能とした椅子が製品化されている。しかし、家庭で使用される椅子においては、椅子の背後スペースの確保のニーズがあり、背もたれ部を後方に移動させる構成をとらずに上記同一の着座姿勢を回避する椅子の開発が求められている。
かかるニーズを満たしつつ、座位における長時間の同一姿勢を回避する椅子が、特許文献1及び2において提案されている。
特許文献1の椅子においては、その図1に示すように、座部20と座部20を支持する支持板30との間に、前後方向に伸長する軸53及び左右方向に伸長する軸55が連結部材51を介して連結されたユニバーサルジョイント50を設けている。このユニバーサルジョイント50により、座部20を支持板30に対して軸53回りに左右に傾動(ローリング)させ、且つ軸55回りに前後に傾動(ピッチング)させることができる。
特許文献2の椅子においては、その図2に示すように、シート部3が、シート部3の外周全体にわたって分布するように設けられた環状枝9を介して複数の帯状バネ24によって中間部材2の上方円筒部22に対して連結されている。よって、帯状バネ24の撓み変形によりシート部3の前後左右方向への傾動が可能となる。
特開2006−068223号公報 特表平7−506502号公報
しかしながら、特許文献1の椅子によれば、ユニバーサルジョイントにより座部が支持板に対して前後左右に傾動可能であるが、ユニバーサルジョイントのみによっては上下方向の荷重を弾性的に受け止めることができず、上下方向の荷重を弾性的に受け止めるためには別途クッション性を有する部材を付加する必要がある。また、ユニバーサルジョイントを用いることで部品点数が増加し、構造が複雑となる。
特許文献2の椅子によれば、複数の帯状バネによってシート部が中間部材の上方円筒部に対して前後左右に傾動し、且つ帯状バネによる上下方向の所定のクッション力も期待できる。しかしながら、帯状バネは、シート部の環状枝の外周全体及び上方円筒部の外周全体にわたってそれぞれ等間隔に分布する構成となるため、帯状バネの必要本数は多く、したがって帯状バネと環状枝及び上方円筒部との接合箇所も多くなり、構造が複雑化する。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成によって、同一着座姿勢が長時間継続することを解消することができる椅子を提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、着座者が着座する着座部と、該着座部を下方から支える着座受け部と、を備え、前記着座部が前記着座受け部によって傾動可能に支持された椅子において、前記着座部の支持は、前記着座受け部上に設けられ、前記着座部を前記着座受け部から離間させる方向の付勢力で且つ着座者の荷重を単独で受け止めることのできる抗力を有する1つの圧縮コイルばねによって行われ、前記着座部及び前記着座受け部に設けられ、前記着座部が前記支持状態で所定角度の傾動動作を行ったときに互いに係止状態となり該着座部の前記所定角度以上の傾動動作を規制する傾動範囲規制手段を有し、前記着座受け部に設けられる前記傾動範囲規制手段は、拡径した頭部と、該頭部下側周面に設けられた凸球面部と、を有し、前記着座受け部上面の前記圧縮コイルばね設置位置の略中央位置に立設固定された軸体として構成され、前記着座部に設けられる前記傾動範囲規制手段は、上部開口部と、凹球面状の底部と、該底部中央位置に設けられた下部開口部と、該下部開口の周囲から下方に延在する延在部と、を有し、前記着座部の下面に前記上部開口を対向させて固定された受け体として構成され、前記着座部の前記着座受け部への設置状態で、前記軸体は前記受け体の下部及び延在部を貫通し、前記圧縮コイルばねの付勢力によって前記凸球面部が凹球面状の底部に押圧された状態となっていることを特徴とする。
この構成によれば、1つの圧縮コイルばねによって着座部の実質的な支持が行われることとなり、弾力性等のばね特有の性能によって着座部は柔軟に着座受け部に支持される。
これにより、簡単な構成によって長時間の同一の着座姿勢による身体への悪影響の低減が図られる。また、柔軟に支持された着座部は圧縮コイルばねの特性、性能によって傾動可能であるが、傾動範囲規制手段によって、傾動の範囲は所定の角度範囲に規制される。着座部の傾動範囲も必ずしも常に広範囲であることが求められるものではないので、本件発明の機能を損なわない範囲で規制をすることで座り心地を確保しつつ本件発明の椅子の機能を達成することができる。さらに、着座受け部に設けられた受け体と着座部に設けられた軸体とによって傾動範囲規制手段が構成され、常態において軸体の凸球面部と受け体の凹球面部とが押圧された状態となる。そして、着座部の着座受け部に対する傾動は、凸球面部と凹球面状の底部の摺動によって可能であり、また、上記延在部の内側面と軸体の外側面との接触によって傾動が規制される。したがって、延在部と軸体の外側面との隙間の大きさによって着座受け部の傾動範囲が決定され規制される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の椅子において、前記着座部及び前記着座受け部に設けられ、前記着座部が所定の角度の略水平方向の回転動作を行ったときに互いに係止状態となり該着座部の前記所定角度以上の前記回転動作を規制する着座部回転規制手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、実質的に一つの圧縮コイルばねによって柔軟に支持された着座部は、ばね特性に従って水平方向の回転、傾動等の動作をもって揺動可能であるが、水平方向の回転は必ずしも常に広範囲の角度が求められるわけではない。そこで、着座部回転規制手段によって所定角度範囲の回転動作に規制することで、座り心地を確保すると共に本件発明に係る椅子の機能を発揮させることが可能である。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の椅子において、前記延在部の内側面は、前記着座部の前記着座受け部への設置状態で、周方向の位置によって前記軸体の外側面との間の隙間間隔が異なるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、着座部の傾動の角度範囲は、前記延在部の内側面と前記軸体の外側面との間の隙間間隔によって決まるので、その隙間間隔の異なる方向毎に傾動の角度規制も異なる範囲となる。したがって、例えば、許容傾動角度を前後左右方向で異ならしめることが可能であり、着座者の希望に添う傾動範囲の設定も可能となる。これにより、利用者の座り心地、腰への負担軽減などの作用を個別に設定することも可能となり、利用者への対応性が向上する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の椅子において、前記着座部及び前記着座受け部にそれぞれ設けられ、互いに係合可能な係合部と、該係合状態の変更により前記着座部と前記着座受け部との離間距離を調整可能な付勢力調整手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、前記着座部と前記着座受け部との離間距離を調整することが可能となる。すなわち、当該離間距離が大きくなれば圧縮コイルばねの強さは低減され、小さくなれば強化される。これにより、常用する着座者の体重などに応じてばね力を調整することが可能である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の椅子において、前記請求項に記載の傾動範囲規制手段を備えるとともに、前記付勢力調整手段は、前記軸体の頭部の前記着座受け部上面からの高さを調整可能とする軸体高さ調節機構によって構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、傾動範囲規制手段の構成に修正を加えることで簡単に付勢力調整手段を構成することができる。例えば、上記軸体を長く構成して下端部にネジ部を設け、該ネジの着座受け部への螺入量や着座受け部の外側への突出量の調整によって、軸体の頭部の着座受け部の上面からの高さを調整することができる。
請求項6に記載の発明は、着座者が着座する着座部と、該着座部を下方から支える着座受け部と、を備え、前記着座部が前記着座受け部によって傾動可能に支持された椅子において、前記着座部及び前記着座受け部に設けられ、前記着座部が前記支持状態で所定角度の傾動動作を行ったときに互いに係止状態となり該着座部の前記所定角度以上の傾動動作を規制する傾動範囲規制手段を有し、前記着座部の支持は、前記着座受け部上に設けられ、前記着座部を前記着座受け部から離間させる方向の付勢力で且つ着座者の荷重を単独で受け止めることのできる抗力を有する1つの圧縮コイルばねによって行われ、前記圧縮コイルばねが、帯状のばね鋼をコイル状に巻き回すとともに、ばね鋼の長さ方向に連続する波型を形成したコイルドウェーブスプリングであることを特徴とする。

本発明によれば、長時間の同一着座姿勢の解消が簡単な構成によって実現されるので、複雑な構造や部品点数の増加が回避される。また、簡単な構成であることから、様々なデザインや用途の椅子に簡単に適応可能である。
本発明の実施の形態に係る椅子10の全体構成を示す斜視図である。 傾動機構30を斜め上方からみた分解斜視図である。 傾動機構30を斜め下方から見た分解斜視図である。 (A)は図2(A)のIV−IV線断面図及び(B)は図2(A)のIV−IV線断面図である。 (A)は図2(B)のV−V線断面図及び(B)は図2(B)のV−V線断面図である。 着座部16が前方に傾動した状態における傾動機構30の図5(A)に対応する前後方向縦断面図である。 着座部16が後方に傾動した状態における傾動機構30の図5(A)に対応する前後方向縦断面図である。 着座部16が左方向に傾動した状態における傾動機構30の図5(B)に対応する左右方向縦断面図である。 着座部16が右方向に傾動した状態における傾動機構30の図5(B)に対応する左右方向縦断面図である。 本実施の形態の変形例に係る傾動機構60を斜め上方から見た分解斜視図である。 本実施の形態の変形例に係る傾動機構60を斜め下方から見た分解斜視図である。 (A)は本実施の形態の変形例に係る傾動機構60の側面図及び(B)は軸体高さが調整された後の傾動機構60の側面図である。 軸体及び受け体を有さない傾動機構の一部を示す概略分解斜視図である。
次に、本発明の実施の形態について図に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る椅子10の全体構成を示す斜視図、図2は傾動機構30を斜め上方からみた分解斜視図、図3は傾動機構30を斜め下方から見た分解斜視図である。なお、矢印Fは椅子10の前方向、矢印Bは椅子10の後方向、矢印Rは椅子10の着座者から見て右方向及び矢印Lは椅子10の着座者から見て左方向をそれぞれ示している。
図1に示すように、本実施の形態に係る椅子10は、高さ方向に延在する4本の棒状の脚部12(それぞれ、前脚12a、前脚12b、後脚12c及び後脚12d)を有し、脚部12の高さ方向途中位置において平面視略長矩形の枠板14a、14b及び14cが、それぞれ、前脚12a及び後脚12d間、後脚12d及び後脚12c間並びに前脚12b及び後脚12c間に架け渡されている。
枠板14a及び枠板14cの間には、後述する傾動機構30を介して平面視略矩形の着座部16を下方から支持する平面視略長矩形の平板である着座受け部18が枠板14a及び枠板14cの前後方向略中間位置において架け渡されている。
後脚12c及び後脚12dの上端間には背もたれ部となる背板20が架け渡されており、背板20の直下位置において前脚12a上端及び後脚12d間並びに前脚12b及び後脚12c間にそれぞれ肘掛け22a及び22bが架け渡されている。
次に、本発明の特徴的構成である、着座部16の傾動機構30について説明する。傾動機構30は、図2及び図3に示すように、着座受け部18上面に取付けられる下部台座32と着座部16の下面に固定される着座部支持板52との間に圧縮コイルばね36を挟み込んだ基本構成を有する。この傾動機構30は、着座部16を着座受け部18によって傾動可能に支持するための中核的構成であり、本発明そのものともいうべきものである。
なお、着座受け部18は、着座受け部18上面に取付けられる下部台座32を含む概念であり、着座部16は、着座部16の下面に固定される着座部支持板52を含む概念である。
下部台座32は、平面視略矩形の金属製平板であって、四隅を着座受け部18の上面にビス等によって固定して取り付けられている。下部台座32の中央には、後述する軸体50の基端50aを嵌合させて固定する孔部32aが設けられている。孔部32aの後方における座板32の端縁近傍には、略矩形の平板を中央位置で略直角に折曲してなる断面視略くの字型の板材33及び34が、それぞれ一方の面33a及び34aを後方に向け、且つ他方の面33b及び34bを対向させて下部台座32上に立設している。対向する面33b及び34bの間は、同様の厚さを有する板材を4〜5枚挿入可能な溝部35(着座部回転規制手段)となっている。下部台座32上には、円筒型に巻回された圧縮コイルばね36が載置される。
圧縮コイルばね36は、本実施の形態においては、帯状のばね鋼をコイル状に巻き回すとともに、ばね鋼の長さ方向に連続する波型(ウェーブ)36aを形成したコイルドウェーブスプリングである。コイルドウェーブスプリングを用いることで、波型36aに起因する安定した撓みを得ることができるので、通常の圧縮コイルばねと比較して自由高さを小さくしつつ限られた空間で強力なばね力を発揮させることができる。
なお、圧縮コイルばね36としては、椅子10に着座する着座者の荷重を単独で受け止めることのできる抗力を有するものであればよい。したがって、その抗力を有していれば、圧縮コイルばね36として、波型を付けることなく断面円形の線材を略円筒型の螺旋に巻いた通常の圧縮コイルばねを用いることも可能である。圧縮コイルばね36の上部には、上部台座38が配置される。
上部台座38は、平面視略円形且つ断面視で下方に凸の略ハット状であって、中央部に円形の孔部39aを有する平面視略円形の底面部39、底面部39の周縁部から上方且つ径方向外方に折曲して同方向に延在する円錐台形の筒状部40、及び筒状部40の上端から径方向外方に折曲してなる平面視円形リング状のフランジ部41を有する。筒状部40の高さ方向途中位置には、円形の板部材42が、その外周縁を筒状部40の内周面に固着させて取り付けられている。この板部材42は、中央に略正方形の孔部42aを有する。
上部台座38のフランジ部41の下面には、平面視略矩形の平板部材を、その一辺がフランジ部41の径方向外方から径方向内方へと延在するように該フランジ部41の下面に対して取り付けられて下方に延在してなる板状突起43(着座部回転規制手段)が設けられている。上部台座38の上部には受け体45(傾動範囲規制手段)が配置される。
受け体45は、図2及び図3に示すように、略正方形の孔部42aに嵌まる平面視略矩形形状且つ側面視略矩形形状の、筒状部40内に収まる高さを有するブロック体であって、該ブロック体の底面から円柱状の突起が下方に延出した外観形状を有する。
そして、図4に示すように、この受け体45の天面が上方から半球状にくり抜かれて凹球面状の底部46が設けられ、さらに該底部46の平面視中央位置が下方に筒状にくり抜かれてなる下部開口部47が設けられている。この下部開口部47によって円柱状の突起も筒状にくり抜かれ、残った筒状部分によって下部開口の周囲が下方に延在する延在部48を構成している。また、受け体45の天面には、天面が半球状にくり抜かれることによって生じた平面視円形の上部開口49が存在する。
なお、上述の通り、底部46の平面視中央位置が下方に筒状にくり抜かれているが、このくりぬかれた筒状形状は、下方に移行するにつれて平面視略円形の下部開口部47の形状が次第に拡径するような形状となっている。具体的には、図4に示すように、前方側が最も拡径幅が大きく、後方側の拡径幅が最も小さい。また、左右方向の拡径幅は同等であり、前方側と後方側の拡径幅の中間ぐらいの拡径幅である。すなわち、開口部47の平面視形状は、下方に移行するにつれて前方が最も径が大きくなり、左右方向の径が前方の径と後方の径の中間ぐらいの大きさとなる歪んだ円形状となる。受け体45の上部開口部49から、軸体50(傾動範囲規制手段)が下方に挿通される。
軸体50は、受け体45の下部開口部47よりも小さい直径を有する円柱形状であって、基端50aには下部台座32の孔部32aに嵌合固定されるネジ部を有し、先端には拡径した頭部51を有する。頭部51の下側周面には、受け体45の凹球面状の底部46と略同径であって該底部46に対して摺接可能な凸球面部51aが設けられている。軸体50の上方には、着座部支持板52が位置する。
次に、上記各部材からなる傾動機構30の組立てを、図2及び図3を参照して説明する。まず、上部台座38における底面部39の孔部39aに受け体45の延在部48を嵌め込み、且つ上部台座38の板部材42の略正方形の孔部42aに受け体45の側面45aを嵌め込むことで、上部台座38の底面部39上に受け体45が固定されて載置される。
この状態で、軸体50をその基端50a側から受け体45の上部開口部49〜下部開口部47へと挿通させ、頭部51の凸球面部51aを受け体45の凹球面状の底部46に当接させて軸体50を受け体45上に載置する。
軸体50及び受け体45が載置された状態で、上部台座38のフランジ部41と着座部支持板52を当接させ、図2(A)及び図3(A)に示すように、両者の四か所のボルト孔位置を合わせてボルト54及び図示しないナットによって上部台座38及び着座部支持板52をネジ固定する。
その後、下部台座32上に圧縮コイルばね36を載置し、上部台座38の板状突起43(図3(A)参照)が下部台座32の板材33の面33b及び板材34の面34bの間の溝部35(図2(A)参照)に挿入されるように両者の位置合わせを行い、軸体50を圧縮コイルばね36に、圧縮コイルばね36の設置位置の略中央位置で挿通させ、さらに軸体50の基端50aを下部台座32の孔部32aに螺入させて両者を嵌合固定する。
以上のように組み立てられた傾動機構30を、図1、図2(B)、図3(B)及び図5に示す。なお、図5において圧縮コイルばね36の記載は省略している。図示のように、傾動機構30が組み立てられた状態で、すなわち、着座部16の着座受け部18への設置状態で、軸体50は受け体45の下部開口部47及び延在部48を貫通し、圧縮コイルばね36の付勢力によって凸球面部51aが凹球面状の底部46に押圧された状態となっている。
換言すれば、圧縮コイルばね36の付勢力によって着座部16は着座受け部18に対して離間する方向に移動しようとするが、受け体45の凹球面状の底部46の上方移動が軸体50の頭部51によって係止され、着座部16の上方移動が妨げられている。すなわち、受け体45と軸体50は、着座部16及び着座受け部18にそれぞれ設けられ、互いに係合可能な係合部を構成している。
この両者の係合関係により、圧縮コイルばね36の付勢力によって上部台座38及び上部台座38に固定された着座部支持板52は、下部台座32及び着座受け部18に対して常態において水平に維持される。
また、着座部16の着座受け部18への設置状態では、延在部48の内側面は周方向の位置によって軸体50の外側面との間の隙間間隔が異なるように形成されている。具体的には、図5(A)に示すように、前方向において延在部48の内周面と軸体50の周面との隙間は最も大きく、後ろ方向においてその隙間は最も小さい。そして、図5(B)に示すように、左右方向においては延在部48の内周面と軸体50の周面との隙間は同等であり、且つ前方向の隙間より小さく、後ろ方向の隙間より大きい。
次に、着座者が着座部16に着座した状態における傾動機構30の動作について説明する。まず、着座者が着座部16に対して自然に着座した状態(以下、自然着座時と記す)においても、上記水平維持状態は圧縮コイルばね36の抗力によって維持されている。
ここで、着座者が、パーソナルコンピュータ等の事務作業を行う場合に上体を前傾させると、図6に示すように、着座者の荷重移動に伴って軸体50の凸球面部51aに対して受け体40の凹球面状の底部46が摺動して着座部16が着座受け部18に対して前傾する。この前傾は、軸体50の周面が受け体45の延在部48の内周面の前方側に当接する位置で停止する。前傾角度は、延在部48の内周面の前方側の拡径幅によって調整可能であるが、本実施の形態においては前傾が7°までとなるように前方側の拡径幅は調整されている。
さらに、着座者の上体が後方に傾いて背板20に上体を預けたような場合には、図7に示すように着座者の荷重移動に伴って軸体50の凸球面部51aに対して受け体40の凹球面状の底部46が摺動して着座部16が後傾する。この後傾は、軸体50の周面が受け体45の延在部48の内周面の後方側に当接する位置で停止する。後傾角度は、延在部48の内周面の後方側の拡径幅によって調整可能であるが、本実施の形態においては後傾が3°までとなるように後方側の拡径幅は調整されている。
また、着座者が左右方向を向きその向きに伴って上体が左右方向に傾く場合には、図8及び図9に示すように、上記前傾及び後傾の作用機序と同様にして着座部16は着座受け部18に対して左右方向にそれぞれ5°まで傾斜する。
したがって、本実施の形態にかかる椅子10によれば、1つの圧縮コイルばね36によって着座部16の実質的な支持が行われることとなり、弾力性等のばね特有の性能によって着座部16は柔軟に着座受け部18に支持される。これにより、簡単な構成によって長時間の同一着座姿勢が解消されるので、身体への悪影響の低減を期待できる。同時に、同一着座姿勢の解消が背もたれ部(背板20)の後方移動によらずに実現できるので、椅子10の背後スペースを確保することが可能となる。
さらに、着座部16側に設けられた板状突起43(着座部回転規制手段)が、着座受け部18側に設けられた板材33、34間の溝部35(着座部回転規制手段)に挿入されていることで、着座部16が所定の角度の略水平方向の回転動作を行ったときに互いに係止状態となり、着座部16の所定角度以上の回転動作が規制される。
すなわち、実質的に一つの圧縮コイルばね36によって柔軟に支持された着座部16は、ばね特性に従って水平方向の回転、傾動等の動作をもって揺動可能であるが、水平方向の回転は必ずしも常に広範囲の角度が求められるわけではない。そこで、着座部回転規制手段によって所定角度範囲の回転動作に規制することで、座り心地を確保すると共に本件発明に係る椅子の機能(同一着座姿勢の解消等)を発揮させることが可能である。
また、着座部16に設けられた受け体45と着座受け部18に設けられた軸体50によって傾動範囲規制手段が構成され、常態において軸体50の凸球面部51aと受け体45の凹球面状の底部46とが押圧された状態となる。そして、着座部16の軸体50に対する傾動は、凸球面部51aと凹球面状の底部46の摺動によって可能であり、また、延在部48の内周面と軸体50の外周面との接触によって傾動が規制される。したがって、延在部48の内周面と軸体50の外周面との隙間の大きさによって着座部16の着座受け部18に対する傾動範囲を決定し、規制することができる。
そして、着座部16の傾動の角度範囲は、延在部48の内周面と軸体50の外周面との間の隙間間隔によって決まるので、その隙間間隔の異なる方向毎に傾動の角度規制も異なる範囲となる。したがって、本実施の形態によれば、許容傾動角度を前後左右方向で異ならしめることが可能となっており、着座者の希望に添う傾動範囲の設定も可能となる。これにより、利用者の座り心地、腰への負担軽減などの作用を個別に設定することも可能となり、利用者への対応性が向上している。
なお、本実施の形態に係る傾動機構30によれば、受け体45を、下方に移行するにつれて次第に拡径する平面視略円形の下部開口部47の形状における拡径幅を変更させたものに取り換えることで、速やかに着座部16の着座受け部18に対する許容傾動角度を変更させることが可能となっている。
また、上記実施の形態においては軸体50の基端50aを下部台座32の孔部32aに嵌合させて軸体50を下部台座32に固定しているが、これに限られるものではない。以下、上記実施の形態に係る椅子10の変形例を、図10〜12を参照して説明する。本変形例においては、軸体50の下部台座32に固定する構成以外に上記実施の形態と変更された点はなく、上記実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
図10及び図11は、本実施の形態の変形例に係る傾動機構60の斜視図である。図示のように、軸体62(付勢力調整手段)は、受け体45の下部開口部47よりも小さい直径を有する円柱形状であって、基端62a側から先端側へと軸体62の長さの約1/3までの領域に亘って雄ネジが切られた雄ネジ部63が設けられている。雄ネジ部63部分の軸体62の直径は下部台座32の孔部32aの径よりも小さく、雄ネジ部63部分は孔部32aを挿通可能である。
軸体62はその先端に拡径した頭部64を有し、頭部64の下側周面には、受け体45の凹球面状の底部46と略同径であって該底部46に対して摺接可能な凸球面部64aが設けられている。
また、下部台座32の下方には、軸体62の雌ネジ部63が螺着可能な雌ネジが切られたネジ孔66aを有する反力調整ツマミ66(付勢力調整手段)が配置される。
次に、本変形例に係る傾動機構60の組立について、軸体62及び受け体45が載置された上部台座38が着座部支持板52にネジ固定される工程以降の、軸体62が下部台座32への取付けられる工程を説明する。
すなわち、下部台座32上に圧縮コイルばね36を載置した後、上部台座38の板状突起43(図3(A)参照)が下部台座32の板材33の面33a及び板材34の面34aの間の溝部35(図2(A)参照)に挿入されるように両者の位置合わせを行い、軸体62を圧縮コイルばね36に挿通させ、さらに軸体62の雄ネジ部63を完全に下部台座32の孔部32aに挿通させる。
次に、図12(a)に示すように、着座受け部18のさらに下方に配置される反力調整ツマミ66のネジ孔66aに雄ネジ部63を螺入することで軸体62が反力調整ツマミ66に螺着し、軸体62が下部台座32に固定される。
ここで、反力調整ツマミ66は軸体62を下部台座32に固定する機能を有するだけではなく、軸体62とともに軸体高さ調節機構を構成している。すなわち、反力調整ツマミ66を、雄ネジ部63がネジ孔66aに螺入する方向に回転させることで図12(A)の高さh1と図12(B)の高さh2の比較から理解されるように、軸体62の高さを低くする調節が可能であり、逆に反力調整ツマミ66を雄ネジ部63がネジ孔66aから離脱する方向に回転させることで軸体62の高さを高くする調節が可能である。
したがって、本変形例によれば、反力調整ツマミ66及び軸体62(軸体高さ調節機構)によって着座部16と前記着座受け部18との離間距離を調整することが可能となる。両者の離間距離が大きくなれば圧縮コイルばね36の強さは低減され(図12(A)参照)、小さくなれば強化される(図12(B)参照)。これにより、椅子10を常用する着座者の体重などに応じてばね力を調整することが可能である。
さらに、反力調整ツマミ66を図12(B)に示される状態からさらに雄ネジ部63がネジ孔66aに螺入する方向に回転させて軸体62の高さを圧縮コイルばね36がそれ以上圧縮できない状態となるまで低くすることで、着座部16を着座受け部18に対して傾動不能に固定することができる。これにより、傾動機構60の動作の要否を反力調整ツマミ66の回転動作により簡単に選択できる、より汎用性の高い椅子10が提供される。
また、反力調整ツマミ66と軸体62(傾動範囲規制手段)よりなる付勢力調整手段によれば、上記の通り傾動範囲規制手段である軸体62の構成に修正を加えることで簡単に付勢力調整手段を構成することが可能となっている。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施の形態において、軸体50と受け体45よりなる傾動範囲規制手段を設けているが、図13に示すように、軸体及び受け体を有しない構成、すなわち、傾動範囲規制手段が存在しない構成としてもよい。この構成によれば、さらに簡単な構成で長時間の同一着座姿勢の解消を図ることが可能となる。
なお、この場合、軸体の頭部と受け体の凹球面状の底部とによる係合関係を有しないこととなるので、圧縮コイルばね36の上端及び下端は、それぞれ、上部台座38のフランジ部41下面及び下部台座32の上面に係止されることが好ましい。
さらに、上記変形例において、付勢力調整手段として軸体高さ調節機構である軸体62及び反力調整ツマミ66を採用しているが、他の構成を採用することも可能である。例えば、圧縮コイルばねとして圧縮方向に隣り合う波型部分の凸状頂部と凹状頂部とが接触するコイルドウェーブスプリングを採用し、このコイルドウェーブスプリングの一端を上部台座38の下面に固定し、他端を下部台座32側からコイルドウェーブスプリングの巻き回し方向に引っ張り可能な構成(付勢力調整手段)としても良い。
この構成によれば、他端をコイルドウェーブスプリングの巻き回し方向に引っ張ることで圧縮方向に隣り合う凸状頂部と凹状頂部の位置にずれが生じ、圧縮コイルばねの自由高さを低くしてばね特性を変更させる、すなわち、付勢力を弱める方向に調整することが可能となる。
10 椅子
16 着座部
18 着座受け部
36 圧縮コイルばね
35 溝部(着座部回転規制手段)
43 板状突起(着座部回転規制手段)
45 受け体(傾動範囲規制手段、係合部)
46 凹球面状の底部
47 下部開口部
48 延在部
49 上部開口部
50 軸体(傾動範囲規制手段、係合部)
51、64 頭部
51a、64a 凸球面部
62 軸体(傾動範囲規制手段、係合部、付勢力調整手段、軸体高さ調節機構)
66 反力調整ツマミ(付勢力調整手段、軸体高さ調節機構)

Claims (6)

  1. 着座者が着座する着座部と、該着座部を下方から支える着座受け部と、を備え、前記着座部が前記着座受け部によって傾動可能に支持された椅子において、
    前記着座部の支持は、
    前記着座受け部上に設けられ、前記着座部を前記着座受け部から離間させる方向の付勢力で且つ着座者の荷重を単独で受け止めることのできる抗力を有する1つの圧縮コイルばねによって行われ、
    前記着座部及び前記着座受け部に設けられ、前記着座部が前記支持状態で所定角度の傾動動作を行ったときに互いに係止状態となり該着座部の前記所定角度以上の傾動動作を規制する傾動範囲規制手段を有し、
    前記着座受け部に設けられる前記傾動範囲規制手段は、
    拡径した頭部と、該頭部下側周面に設けられた凸球面部と、を有し、前記着座受け部上面の前記圧縮コイルばね設置位置の略中央位置に立設固定された軸体として構成され、
    前記着座部に設けられる前記傾動範囲規制手段は、
    上部開口部と、凹球面状の底部と、該底部中央位置に設けられた下部開口部と、該下部開口の周囲から下方に延在する延在部と、を有し、前記着座部の下面に前記上部開口を対向させて固定された受け体として構成され、
    前記着座部の前記着座受け部への設置状態で、前記軸体は前記受け体の下部開口及び延在部を貫通し、前記圧縮コイルばねの付勢力によって前記凸球面部が凹球面状の底部に押圧された状態となっていることを特徴とする椅子。
  2. 前記着座部及び前記着座受け部に設けられ、前記着座部が所定の角度の略水平方向の回転動作を行ったときに互いに係止状態となり該着座部の前記所定角度以上の前記回転動作を規制する着座部回転規制手段を有することを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記延在部の内側面は、前記着座部の前記着座受け部への設置状態で、周方向の位置によって前記軸体の外側面との間の隙間間隔が異なるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子。
  4. 前記着座部及び前記着座受け部にそれぞれ設けられ、互いに係合可能な係合部と、
    該係合状態の変更により前記着座部と前記着座受け部との離間距離を調整可能な付勢力調整手段と
    を有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の椅子。
  5. 前記請求項1に記載の傾動範囲規制手段を備えるとともに、
    前記付勢力調整手段は、
    前記軸体の頭部の前記着座受け部上面からの高さを調整可能とする軸体高さ調節機構によって構成されたことを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  6. 着座者が着座する着座部と、該着座部を下方から支える着座受け部と、を備え、前記着座部が前記着座受け部によって傾動可能に支持された椅子において、
    前記着座部及び前記着座受け部に設けられ、前記着座部が前記支持状態で所定角度の傾動動作を行ったときに互いに係止状態となり該着座部の前記所定角度以上の傾動動作を規制する傾動範囲規制手段を有し、
    前記着座部の支持は、
    前記着座受け部上に設けられ、前記着座部を前記着座受け部から離間させる方向の付勢力で且つ着座者の荷重を単独で受け止めることのできる抗力を有する1つの圧縮コイルばねによって行われ、
    前記圧縮コイルばねが、帯状のばね鋼をコイル状に巻き回すとともに、ばね鋼の長さ方向に連続する波型を形成したコイルドウェーブスプリングであることを特徴とする椅子。
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