JP6337814B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
燃料供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6337814B2 JP6337814B2 JP2015055767A JP2015055767A JP6337814B2 JP 6337814 B2 JP6337814 B2 JP 6337814B2 JP 2015055767 A JP2015055767 A JP 2015055767A JP 2015055767 A JP2015055767 A JP 2015055767A JP 6337814 B2 JP6337814 B2 JP 6337814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- filler neck
- supply device
- fuel supply
- nozzle guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
[形態1]燃料供給装置であって、供給される燃料が通過する燃料通路を形成する中空の燃料通路形成部と、供給された燃料を燃料タンクへと燃料を導くためのチューブと嵌合する嵌合部と、を有するフィラーネック本体と、前記燃料通路形成部の内側に配置され、燃料を供給する給油ノズルを導くノズルガイドと、前記ノズルガイドと一体であり、前記嵌合部に対向する位置において、前記フィラーネック本体と前記ノズルガイドとの間に配置され、前記ノズルガイドの外周面から突出するリブを有し、前記嵌合部は、前記フィラーネック本体の外周面に波状に形成され、前記リブの少なくとも一部は、前記嵌合部に対向する位置において、前記フィラーネック本体(110)の内周面と接触している、燃料供給装置。この形態の燃料供給装置によれば、リブによってフィラーネックにおける内周への外力に対しての嵌合部の強度が向上する。また、リブがあることで、燃料通路形成部とノズルガイドの外周面とのクリアランスを小さくでき、ノズルガイドに挿入される給油ノズルの径に合わせてノズルガイドの内径を設定できる。これにより、ノズルガイドに挿入された給油ノズルとノズルガイドとのがたつきを少なくできる。また、リブによって、同じ肉厚であっても、燃料供給装置の軸方向の長さを減らしても、燃料供給装置の容積を確保できるため、燃料供給装置を小型化できる。またこの形態の燃料供給装置によれば、ノズルガイドに対するリブの位置を設計値の通りに製造しやすい。また、フィラーネック本体とノズルガイドと異なる別部材としてリブを配置する必要がなく、燃料供給装置を構成する部品点数が少なくなり、燃料供給装置を製造しやすい。
(1)燃料供給装置FSの概略構成
図1は、本実施形態における燃料供給装置FSを備える自動車の給油口の斜視図である。図1には、供給された燃料を導く燃料通路を自動車の内部にある燃料タンク(図示せず)へと有する燃料供給装置FS、および、燃料供給装置FSの周辺に配置される部材が示されている。自動車の車体には、給油蓋FLが開閉可能に支持されている。給油蓋FLは、車体の外板に倣った蓋本体FLaを備えている。蓋本体FLaは、ヒンジFLbを介して車体の外板に開閉可能に支持されている。給油蓋FLを開いたときに表われるスペースは、給油室FRになっている。給油室FR内には、基板BPに支持された燃料タンクの開閉装置10が配置されている。燃料タンクの開閉装置10は、燃料キャップを用いないで、燃料供給装置FSを介して燃料タンクに燃料を導くための機構である。燃料タンクの開閉装置10は、給油蓋FLを開いた後に、給油ノズルからの外力で燃料通路を開閉する機構である。
図4は、フィラーチューブ40が接続されたフィラーネック100の外観図である。図4(A)には、フィラーチューブ40が接続されたフィラーネック100の正面図が示されている。図4(B)には、フィラーチューブ40が接続されたフィラーネック100の右側面図が示されている。フィラーネック100は、フィラーネック本体110と、フィラーネック本体110の上流側を覆う口金180と、図4に図示していないフィラーネック本体110の内側に配置されるノズルガイド150と、を有している。なお、本実施形態では、フィラーネック100において燃料が供給される側(図4における上側)を上流側と呼び、フィラーネック100においてフィラーチューブ40が接続される側(図4における下側)を下流側と呼ぶ。
上記実施形態の構成により、以下の効果を奏する。
図10は、燃料FUがフィラーネック100に供給された状態の一例を示す断面図である。図10には、フィラーネック100に挿入された給油ノズルNZによって液面LLまで供給された燃料FU(ハッチング)が示されている。一般に、給油ノズルNZの先端NZaには、供給された液面LLを検知するガスセンサーGSが備えられている。ガスセンサーGSは、外気を吸い込み、液体である燃料FUを吸い込まないことで、燃料FUの液面LLを検知する。図10に示すように、ガスセンサーGSが供給された燃料FUの液面を検知して燃料FUの供給を止める信号が発信されても、給油ノズルNZの内部などに残った燃料FUがフィラーネック100に供給され続けるため、ガスセンサーGSの位置よりも高い位置まで燃料FUの液面LLは上昇する。それゆえ、供給された燃料FUがフィラーネック100から溢れ出すことを防止するために、フィラーネックの容積を大きくしたい。そのため、フィラーネック100の軸方向の長さを小さくし、かつ、フィラーネック100の断面積を大きくすることで、ガスセンサーGSが燃料FUを検知した後に供給される燃料FUの液面LLを低くできる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
30…逆止弁
40…フィラーチューブ
40a…フィラーチューブの圧入部
40b…フィラーチューブの中間部
40c…フィラーチューブの流入部
50…ブリーザパイプ
60…流量制御弁
100…フィラーネック
100P…燃料通路
100Pa…合流部
110…フィラーネック本体
110Pa…開口部
110a…フィラーネック本体の内周面
111…波状部
115…ブリーザポート
115P…導入路
150…ノズルガイド
150y…ノズルガイドの下端
151…補強リブ
151e1…第1補強リブ
151e2…第2補強リブ
152…蒸気ガイド部
152a…蒸気ガイド部の第1下流端
152b…蒸気ガイド部の第2下流端
153a…第1整流リブ
153b…第2整流リブ
154a…対応孔第1リブ
154b…対応孔第2リブ
155…センサー対応孔
155a…拡大対応孔
156a…第1連通孔
156b…第2連通孔
158a,158b,158c…空間
180…口金
BP…基板
FL…給油蓋
FLa…蓋本体
FLb…ヒンジ
FR…給油室
FS…燃料供給装置
FT…燃料タンク
FU…燃料
GS…ガスセンサー
LL…液面
NZ…給油ノズル
NZP…ノズル案内路
NZa…給油ノズルの先端
OL1,OL2,OL3…軸
Claims (3)
- 燃料供給装置(FS)であって、
供給される燃料が通過する燃料通路(100P)を形成する中空の燃料通路形成部(110a)と、供給された燃料を燃料タンク(FT)へと燃料を導くためのチューブ(40)と嵌合する嵌合部(111)と、を有するフィラーネック本体(110)と、
前記燃料通路形成部(110a)の内側に配置され、燃料を供給する給油ノズル(NZ)を導くノズルガイド(150)と、
前記ノズルガイド(150)と一体であり、前記嵌合部(111)に対向する位置において、前記フィラーネック本体(110)と前記ノズルガイド(150)との間に配置され、前記ノズルガイド(150)の外周面から突出するリブ(151)と、を備え、
前記嵌合部(111)は、前記フィラーネック本体(110)の外周面に波状に形成され、
前記リブ(151)の少なくとも一部は、前記嵌合部(111)に対向する位置において、前記フィラーネック本体(110)の内周面と接触している、燃料供給装置(FS)。 - 請求項1に記載の燃料供給装置(FS)であって、
前記燃料タンク(FT)側における前記ノズルガイド(150)の端部(150y)と前記リブ(151)の端部とは、前記フィラーネック本体(110)の燃料タンク(FT)側の端部よりも燃料タンク(FT)側に位置している、燃料供給装置(FS)。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置(FS)であって、
前記燃料タンク(FT)側の端部における前記リブ(151)の径方向への突出量は、前記燃料タンク(FT)に近づくにつれて小さくなる、燃料供給装置(FS)。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015055767A JP6337814B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | 燃料供給装置 |
US15/067,654 US9694675B2 (en) | 2015-03-19 | 2016-03-11 | Fuel supply apparatus |
DE102016003221.9A DE102016003221A1 (de) | 2015-03-19 | 2016-03-16 | Kraftstoffzuführungsvorrichtung |
CN201610154022.2A CN105986943B (zh) | 2015-03-19 | 2016-03-17 | 燃料供给装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015055767A JP6337814B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | 燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016175463A JP2016175463A (ja) | 2016-10-06 |
JP6337814B2 true JP6337814B2 (ja) | 2018-06-06 |
Family
ID=57070819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015055767A Active JP6337814B2 (ja) | 2015-03-19 | 2015-03-19 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6337814B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6432227U (ja) * | 1987-08-23 | 1989-02-28 | ||
JPH0472023U (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-25 | ||
JP5581191B2 (ja) * | 2010-12-02 | 2014-08-27 | 株式会社ニフコ | 給油ノズル用ガイド装置 |
-
2015
- 2015-03-19 JP JP2015055767A patent/JP6337814B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016175463A (ja) | 2016-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9694675B2 (en) | Fuel supply apparatus | |
US10029560B2 (en) | Fuel supply apparatus | |
JP6500726B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6154115B2 (ja) | フューエルインレット | |
JP2002283855A (ja) | 自動車の燃料給油口構造 | |
US9931928B2 (en) | Filler pipe and vehicle fuel filler port structure | |
CN107953771B (zh) | 供油装置 | |
US10421353B2 (en) | Fuel supply apparatus | |
JP6337814B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP4928135B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置および吸気マニホルド | |
JP2015202702A (ja) | 燃料供給系 | |
JP6337813B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6159355B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6159356B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
US7082964B1 (en) | Attachment structure of a component in a fuel tank made of resin | |
JP5125929B2 (ja) | 燃料遮断弁 | |
JP4501809B2 (ja) | リザーブタンク | |
JP4406830B2 (ja) | フィラーパイプ | |
JP6398784B2 (ja) | 燃料タンクの開閉装置 | |
JP2021160447A (ja) | 燃料供給装置 | |
WO2017042988A1 (ja) | 燃料タンク用バルブ | |
WO2024069893A1 (ja) | キャップレス給油アッセンブリ | |
JP2018203154A (ja) | 燃料供給装置 | |
JP6406055B2 (ja) | フラップ弁機構 | |
JP2014051187A (ja) | 燃料給油装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6337814 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |