JP6337641B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、スマートメータなどの通信端末に関する。
電力線を通信線としても利用して通信を行う電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)が知られている。PLCは、例えば、スマートメータの通信等に用いられる。
特開平11−17770号公報
通信方式の変更(バージョンアップ等)により、従来の通信方式を用いた通信システムと、上記従来の通信方式と通信できない新しい通信方式を用いた通信システムとが並存する場合がある。このような場合、並存する通信システムのいずれの通信システムにも参入できる通信端末が有用である(例えば、特許文献1参照)。
例えば、通信制御用のファームウェアの切り替え等を行うことにより通信方式(通信モード)を変更し、いずれの通信システムにも参入できる通信端末が実現可能である。このような通信端末の通信方式は、参入先の通信システムで用いられている通信方式に容易に変更できるほうがよい。
本発明は、参入先の通信システムで用いられている通信方式に容易に変更できる通信端末を提供する。
本発明の一態様に係る通信端末は、第一通信方式、および、前記第一通信方式とは異なる第二通信方式の一方を選択的に用いて通信する通信部と、前記通信部において前記第一通信方式が用いられている場合に、前記通信部における、前記第一通信方式以外の通信方式のパケットである他モードパケットの受信有無を判定する判定部と、前記通信部において前記第一通信方式が用いられている場合に、(i)前記第一通信方式が用いられる通信システムに参入するためのアドレスが割り当てられたときは、前記通信部の通信方式を前記第一通信方式に確定し、(ii)前記アドレスが割り当てられず、かつ、前記他モードパケットの受信有りと判定されたときは、前記通信部の通信方式を前記第二通信方式に移行する、通信制御を行う制御部とを備える。
本発明の一態様に係る通信端末は、参入先の通信システムで用いられている通信方式に容易に変更できる。
図1は、実施の形態1に係る通信端末の機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係る通信端末の通信モード判定処理のフローチャートである。 図3は、実施の形態1に係る通信端末が第一通信システムに参入する場合のシーケンス図である。 図4は、実施の形態1に係る通信端末が第二通信システムに参入する場合のシーケンス図である。 図5は、判定部の判定方法の変形例1を示すフローチャートである。 図6は、判定部の判定方法の変形例2を示すフローチャートである。 図7は、判定部の判定方法の変形例3を示すフローチャートである。 図8は、判定部の判定方法の変形例4を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係る通信モード判定処理のフローチャートである。 図10は、通信モードの確定後、再度、通信モードの判定処理が行われる場合のフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[構成]
以下、実施の形態1に係る通信端末について説明する。なお、以下の実施の形態1では、第一通信方式が用いられる通信システムを第一通信システムと記載し、第一通信方式と異なる第二通信方式が用いられる通信システムを第二通信システムと記載する。
まず、実施の形態1に係る通信端末の機能構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る通信端末の機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る通信端末10は、通信部11と、判定部12と、制御部13と、記憶部14とを備える。
通信端末10は、PLCを行うスマートメータ(電力計測用の通信端末)であり、第一通信方式および第二通信方式の両方の通信方式に対応した端末である。
PLCを用いたスマートメータシステムにおいては、従来は、PHYにおけるビットレートが数kbps程度の通信方式(旧通信方式)が用いられてきた。しかしながら、近年、下位層(PHYおよびDLL(MAC))の性能改善により、PHYにおけるビットレートが最大数100kbpsの通信方式(新通信方式)が知られている。
通信端末10は、このような旧通信方式および新通信方式の両方に対応した端末である。つまり、第一通信方式は、例えば、上記旧通信方式および上記新通信方式のいずれか一方であり、第二通信方式は、例えば、上記旧通信方式および上記新通信方式の他方である。
なお、上記のような旧通信方式と新通信方式は、実施の形態1では、互換性の無い方式である。つまり、第一通信システムにおいては第二通信方式を用いて通信することはできず、第二通信システムにおいては、第一通信方式を用いて通信をすることはできない。
通信部11は、第一通信方式で通信を行う第一通信モード、および、第一通信方式とは異なる第二通信方式で通信を行う第二通信モードのいずれかに設定されるPLC用の通信モジュールである。言い換えれば、通信部11は、第一通信方式、および、第一通信方式とは異なる第二通信方式の一方を選択的に用いて通信する。
通信部11には、具体的には、制御部13が実行する記憶部14内のファームウェアの切り替えによって通信モードが設定される。例えば、制御部13が第一通信方式のファームウェア(F/W)15を実行する場合は、通信部11は、第一通信モードに設定される。また、制御部13が第二通信方式のF/W16を実行する場合は、通信部11は、第二通信モードに設定される。
判定部12は、通信部11のパケットの受信を検出(検知)し、パケットの有無を判定する。特に、判定部12は、通信部11に現在設定されている通信モードとは異なる通信モードのパケットである他モードパケットの受信を検出する検出手段を有し、他モードパケットの受信有無を判定する点が特徴である。通信端末がスマートメータである場合、他モードパケットは、例えば他モードで動作しているスマートメータシステムが行う定期的な検針データ収集のパケット等である。
判定部12は、具体的には、通信部11において第一通信モード(第一通信方式)が用いられている場合に、通信部11における、他モードパケットの受信有無を判定する。判定部12は、例えば、マイクロコンピュータ、プロセッサ、または専用回路によって実現されるが、通信部11の機能の一部として実現されてもよいし、制御部13の機能の一部として実現されてもよい。
制御部13は、通信モード判定処理(通信制御)を行う。制御部13は、具体的には、通信部11が第一通信モードに設定されている場合に、第一通信方式が用いられる通信システムに参入するためのアドレスが通信端末10(通信部11)に割り当てられたときは、通信部11の設定を第一通信モードに確定(固定)する。つまり、制御部13は、通信部11の通信方式を第一通信方式に確定する。また、制御部13は、通信部11が第一通信モードに設定されている場合に、アドレスが割り当てられず、かつ、他モードパケットの受信有りと判定されたときは、通信部11の設定を第二通信モードに移行する。つまり、制御部13は、通信部11の通信方式を第二通信方式に移行する。制御部13は、例えば、マイクロコンピュータ、プロセッサ、または専用回路によって実現される。
なお、制御部13の上記のような通信モード判定処理は、例えば、通信端末10を建物に設置した後、当該建物において既に構築されている通信システムに新たに参入する場合に行われる。そして制御部13が確定した通信モードは、原則的には変更されない。
記憶部14は、第一通信方式のF/W15および第二通信方式のF/W16が記憶される記憶部である。記憶部14としては、例えばフラッシュメモリまたはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などの半導体メモリが採用される。なお、記憶部14は、通信部11または制御部13内に設けられてもよい。
[通信モード判定処理]
次に、通信端末10の特徴構成である通信モード判定処理について説明する。図2は、通信端末10の通信モード判定処理のフローチャートである。なお、図2は、通信端末10が第一通信モードに設定されている場合のフローチャートであるが、通信端末10が第二通信モードに設定されている場合も同様である。
図2に示されるように制御部13は、初期設定として、通信部11を第一通信モードに設定する(S11)。具体的には、制御部13は、記憶部14内の第一通信方式のF/W15を読み出して実行する。
次に、通信部11は、制御部13の制御に基づいて、通信部11を通じて参入対象の通信システムに属する他の通信端末(親機)にアドレス取得要求を送信する(S12)。なお、ここでのアドレスは、通信に用いられるアプリケーション上のアドレス(ソフトウェア的に割り当てられるアドレス)を意味する。
一方で、判定部12は、通信部11によって受信されるパケットの検出を行う(S13)。
制御部13は、ステップS12におけるアドレス取得要求の送信の結果、通信端末10(通信部11)にアドレスが割り当てられた場合(S14でYes)、制御部13は、通信部11の通信モードを第一通信モードに確定する(S16)。具体的には、制御部13は、例えば、記憶部14(制御部13)において確定フラグを立ち上げ、通信モード判定処理の実行(通信方式の変更)を禁止する。確定フラグは、例えば、通信方式が第一通信モードに確定しているときは「1」、第二通信モードに確定しているときは「2」、いずれのモードにも確定していないときは「0」に設定される。
ステップS12におけるアドレス取得要求の送信の結果、通信端末10(通信部11)にアドレスが割り当てられなかった場合(S14でNo)、制御部13は、判定部12が所定期間内において他モードパケットの受信有りと判定したかどうかを確認する(S15)。
所定期間内において他モードパケットの受信有りと判定された場合(S15でYes)、制御部13は、所定期間の経過後に、通信部11の設定を第二通信モードに移行する(S17)。具体的には、制御部13は、記憶部14内の第二通信方式のF/W16を読み出して実行する。
また、所定期間内において他モードパケットの受信有りと判定されなかった場合(S15でNo)、所定期間の経過後も第一通信モードが維持され(S21)、例えば、ステップS12〜ステップS15の処理が再度行われる。
なお、以上説明した通信モード判定処理では、所定期間内にアドレス割り当てが行われず、かつ、上記所定期間内に少なくとも1回他モードパケットの受信有りと判定された場合に、上記所定期間の経過後に通信部11は第二通信モードに設定される。
例えば、PLCにおいてはノイズ等が他モードパケットとして誤検出されることが想定される。アドレスが割り当てられる前に他モードパケットの受信有りと判定された場合に、所定期間の経過を待たずに第二通信モードに移行する場合、誤検出に基づいて第二通信モードに移行してしまう可能性がある。これに対し、所定期間の経過を待って第二通信モードに移行することで、誤検出に基づいて第二通信モードに移行してしまう可能性を低減することができる。
なお、通信部11に予め第一通信モードおよび第二通信モードのパケットのプリアンブルを記憶しておき、受信したパケットのプリアンブルにより、他モードパケットかノイズかの判定が行われてもよい。この場合、通信部11でノイズと判定した場合には、他モードパケットの受信として取り扱わないようにしてもよい。
次に、通信端末10のさらに具体的な動作についてシーケンス図を用いて説明する。まず、通信端末10が第一通信システムに参入する場合について説明する。図3は、通信端末10が第一通信システムに参入する場合のシーケンス図である。
図3では、複数の第一通信端末21により構成される第一通信システムがシステム動作中(S21)であり、複数の第二通信端末22により構成される第二通信システムがシステム動作中(S22)である。
このように2つの通信システムが混在する状況において、通信端末10は、第一通信システムが用いられるエリアに設置され、起動される(S23)。起動された通信端末10の通信部11は、初期設定として第一通信モードに設定され、制御部13は、通信モード判定処理を行う(S24)。具体的には、制御部13は、通信部11に、複数の第一通信端末21のうちの親機に対してアドレス取得要求を送信させて(S25)応答を待ち、かつ、判定部12は、他モードパケットの受信有無を判定する。
ここで、上述のように、通信端末10は、第一通信システムが用いられるエリアに設置されているため、アドレス取得応答を受信する(S26)。この結果、通信端末10(通信部11)へのアドレス割り当てが行われ(S27)、制御部13は、通信部11の通信モードを第一通信モードに確定する。
次に、通信端末10が第二通信システムに参入する場合について説明する。図4は、通信端末10が第二通信システムに参入する場合のシーケンス図である。
図4においても、図3と同様に、複数の第一通信端末21により構成される第一通信システムが、システム動作中(S21)であり、複数の第二通信端末22により構成される第二通信システムがシステム動作中(S22)である。
このように2つの通信システムが混在する状況において、通信端末10は、第二通信システムが用いられるエリアに設置され、起動される(S23)。起動された通信端末10の通信部11は、初期設定として第一通信モードに設定され、通信モード判定処理を行う(S24)。具体的には、制御部13は、通信部11にアドレス取得要求を送信させて(S25)応答を待ち、かつ、判定部12は、他モードパケットの受信有無を判定する。
ここで、上述のように、通信端末10は、第二通信システムが用いられるエリアに設置されている。このため、第一通信モードに設定された通信部11が送信するアドレス取得要求は、相手先の通信端末に届かない、または、相手先の通信端末においては認識できない等の理由により、アドレス取得応答が得られない。
一方で、通信部11は、第一通信モードに設定されている状態であっても、第二通信システム内の第二通信端末22が送信する他モードパケットを受信する(S28)。そして、判定部12は、通信部11の他モードパケットの受信を検出し、他モードパケットの受信有りと判定する。
したがって、制御部13は、通信部11の設定を第二通信モードに移行(変更)し(S29)、通信部が第二通信モードに設定された状態で通信モードの判定処理を行う(S30)。具体的には、制御部13は、通信部11に、複数の第二通信端末22のうちの親機に対してアドレス取得要求を送信させて(S31)応答を待ち、かつ、判定部12は、他モードパケット(ここでは、第一通信方式のパケット)の受信有無を判定する。
通信端末10は、第二通信システムが用いられるエリアに設置されているため、アドレス取得応答を受信する(S32)。この結果、通信端末10(通信部11)へのアドレス割り当てが行われ(S33)、制御部13は、通信部11の通信モードを第二通信モードに確定する。
[効果等]
以上説明したような通信端末10の通信モード判定処理は、例えば、設置後の起動をトリガとして自動的に実施される。このため、通信端末10の設置者により手動で通信方式を設定するよりも設定が手間でない。つまり、通信端末10は、予め参入先の通信システムで用いられている通信方式を手動で設定することなく、参入先の通信システムで用いられている通信方式に容易に変更できる。
また、通信端末10は、上記通信モード判定処理により通信部が1つで済むため、第一通信方式に対応する通信部と第二通信方式に対応する通信部との両方を備える通信端末よりも低コストである。
また、1つの通信部を用いて複数の通信方式に対応する通信端末として、一定期間ごとに通信方式(F/W)を切り替える通信端末が考えられる。このような通信端末においては、誤って意図しない通信モードに設定されてしまう可能性がある。これに対し、通信端末10においては、アドレスの割り当てが通信モードの確定の要件となるため、このような可能性は低い。
[他モードパケット受信有無の判定の変形例]
判定部12の他モードパケット受信有無の判定方法については、様々な方法が考えられる。以下、判定部12の他モードパケット受信有無の判定方法の変形例について説明する。
例えば、判定部12は、通信部11が他モードパケットを所定数以上受信した場合に、他モードパケットの受信有りと判定してもよい。図5は、判定部12の判定方法の変形例1を示すフローチャートである。
図5に示されるように、判定部12は、通信部11が受信した他モードパケットを検出する(S41)。検出の結果、他モードパケットの受信数(検出数)が所定数以上となった場合(S42でYes)、判定部12は、他モードパケットの受信有りと判定する(S43)。他モードパケットの受信数が所定数未満である場合(S42でNo)、判定部12は、他モードパケットの受信無しと判定する(S44)。
このように、複数回の他モードパケットの受信を、他モードパケットの受信有りの判定の要件とすることで、受信品質が安定した第一通信モードではなく、受信品質が不安定な第二通信モードに移行してしまう可能性を低減することができる。
また、判定部12は、他モードパケットの受信品質が所定の閾値以上の良好な受信品質であった場合に、他モードパケットの受信有りと判定してもよい。図6は、判定部12の判定方法の変形例2を示すフローチャートである。
図6に示されるように、判定部12は、通信部11が受信した他モードパケットを検出し(S51)、他モードパケットの受信品質を測定する。ここでの受信品質は、信号強度(S/N比またはS/N比から換算される値)である。測定の結果、受信品質が閾値以上となった場合(S53でYes)、判定部12は、他モードパケットの受信有りと判定する(S54)。受信品質が閾値未満である場合(S53でNo)、判定部12は、他モードパケットの受信無しと判定する(S55)。なお、受信品質は、信号強度に限定されるものではなく、受信品質を示す他のパラメータなど、どのような態様であってもよい。
このように、受信品質が閾値以上であることを、他モードパケットの受信有りの判定の要件とすることで、ノイズなどの信号強度の低い信号の受信は、他モードパケットの受信として取り扱われない。つまり、このような構成によれば、受信品質が安定した第一通信モードではなく、受信品質が不安定な第二通信モードに移行してしまう可能性を低減することができる。
また、判定部12は、通信部11による他モードパケットの受信を所定の判定期間ごとに確認し、他モードパケットの受信が確認された判定期間の数が所定数に達した場合に、他モードパケットの受信有りと判定してもよい。図7は、判定部12の判定方法の変形例3を示すフローチャートである。
図7に示されるように、判定部12は、所定の判定期間ごとに通信部11による他モードパケットの受信を検出する(S61)。そして、他モードパケットが検出された(他モードパケットの受信が確認された)判定期間が所定数以上に達した場合(S62でYes)、判定部12は、他モードパケットの受信有りと判定する(S63)。他モードパケットが検出された判定期間が所定数以上に達しなかった場合(S62でNo)、判定部12は、他モードパケットの受信無しと判定する(S64)。
このように、他モードパケットの継続的な受信を、他モードパケットの受信有りの判定の要件とすることで、他モードパケットの受信有りの判定の精度を高めることができる。
また、通信部11が他モードパケットと自モードパケット(通信部11が第一通信モードに設定されている場合は第一通信方式のパケット)とを受信しているような場合が考えられる。このような場合、判定部12は、他モードパケットの受信品質と、自モードパケットの受信品質とを比較して、他モードパケットの受信有無を判定してもよい。具体的には、例えば、判定部12は、他モードパケットの受信品質が自モードパケットの受信品質よりも良好である場合に、他モードパケットの受信有りと判定してもよい。図8は、判定部12の判定方法の変形例4を示すフローチャートである。
図8に示されるように、判定部12は、他モードパケットおよび自モードパケットを検出し(S71)、検出した他モードパケットの受信品質および検出した自モードパケットの受信品質を測定する(S72)。測定の結果、他モードパケットの受信品質のほうが自モードパケットの受信品質よりも良好である場合(S73でYes)、判定部12は、他モードパケットの受信有りと判定する(S74)。他モードパケットの受信品質のほうが自モードパケットの受信品質よりも良好でない場合(S73でNo)、判定部12は、他モードパケットの受信無しと判定する(S75)。
このように、他モードパケットの受信品質が自モードパケットの受信品質よりも良好であることを、他モードパケットの受信有りの判定の要件とすることで、他モードパケットの受信有りの判定の信頼性を高めることができる。このような構成によれば、誤って第二通信モードに移行してしまう可能性を低減することができる。
以上、判定部12の他モードパケット受信有無の判定方法の変形例について説明したが、判定部12の他モードパケット受信有無の判定方法はこのような例に限定されるものではない。例えば、上述した互いに異なる判定方法が複数組み合わされた別の判定方法が用いられてもよい。
[通信モード判定処理の変形例]
以下、通信モードの判定処理の変形例について説明する。例えば、制御部13は、通信部11が自モードパケット(通信部11が第一通信モードに設定されている場合は第一通信方式のパケット)を受信し、かつ、自モードパケットの受信品質が閾値以上の良好な受信品質である場合、通信部11の設定を第一通信モードに確定してもよい。図9は、このような変形例に係る通信モード判定処理のフローチャートである。なお、以下の図9の説明では、図2のフローチャートとの相違点を中心に説明する。
図9のフローチャートにおいては、ステップS13において検出されたパケットに自モードパケットが含まれ、判定部12は自モードパケットの受信品質を算出する。
ステップS14においてアドレスが割り当てられない場合(S14でNo)であっても、自モードパケットの受信品質が閾値以上の良好な受信品質である場合(S101でYes)、制御部13は、通信部11の設定を第一通信モードに確定する(S16)。なお、自モードパケットの受信品質が閾値未満である場合(S101でNo)、制御部13は、ステップS15の処理を行う。
このように、自モードパケットの受信品質が閾値以上の良好な受信品質である場合は、アドレス割り当ておよび他モードパケットの受信有無の判定に関係なく通信部11の設定が第一通信モードに確定される。
このような動作によれば、参入先の通信システムが現在の通信モードに対応した通信システムである可能性が高いと判断される場合に、通信モードの判定処理を高速化できる。
なお、自モードパケットの受信品質が閾値以上の良好な受信品質である場合に、他の処理が行われてもよい。例えば、上記所定期間が延長されてもよい。
この場合、制御部13は、延長された所定期間内にアドレスが割り当てられたときは通信部11の設定を第一通信モードに確定する。延長された所定期間内にアドレスが割り当てられず、かつ、延長された所定期間内に他モードパケットの受信有りと判定されたときは、制御部13は、延長された所定期間の経過後に通信部の設定を第二通信モードに移行する。
このように参入先の通信システムが現在の通信モードに対応した通信システムである可能性が高いと判断される場合に、所定期間(言い換えれば、アドレスが割り当てられるまでの待機時間)が延長されることによって、誤った通信モードに移行する確率を下げることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態1について説明したが本発明は、上記実施の形態1に限定されるものではない。
上記実施の形態1では、通信モードの判定処理は、通信端末10の設置時に行われることを想定しているため、通信モードが確定した後は原則的には通信モードの変更は行われない。しかしながら、通信部11が誤った通信モードに確定されてしまった場合等に、制御部13が通信モードの確定を解除し、再度通信モードの判定処理を行ってもよい。図10は、再度通信モードの判定処理が行われる場合のフローチャートである。なお、図10は、図2または図9のフローチャートのステップS18以降のみを図示したものである。
図10に示されるように、制御部13が通信部11の設定を第一通信モードに確定した後(S16)、一定期間以上、通信端末10と通信端末以外の通信端末(第一通信端末21)との通信が行われない場合(S19でYes)が想定される。このような場合、制御部13は、通信部11の第一通信モードの確定を解除し、再度、通信モードの判定処理(図2、図9、または図10で示される処理)を行ってもよい(S20)。なお、通信端末10と通信端末以外の通信端末(第一通信端末21)との通信が行われている場合(S19でNo)、通信部11は、第一通信モードに確定されたまま維持される(S21)。
これにより、通信部11が誤った通信モードに確定されてしまった場合等に、通信モードの変更が自動的になされるため、設定変更の手間が軽減される。なお、ステップS20においては、制御部13は、通信部11の設定を第二通信モードに移行してもよい。
また、上記実施の形態1では、所定期間の始期は、パケットの検出の開始時点としたが、通信端末10の起動時点が所定期間の始期とされてもよい。つまり、所定期間の始期(および終期)は、どのように定められてもよい。
上記実施の形態1では、有線通信の一例としてPLCにおける通信モードの判定処理について説明されたが、本発明は、無線通信にも適用できる。また、上記実施の形態1において、通信モードの判定処理は、主としてPHYにおけるビットレートが異なる通信方式に適用される例について説明したが、変調方式等が異なる通信方式に適用されてもよい。
上記実施の形態1では、制御部13は、2つの通信モードに対して通信モード判定処理を行ったが、3つ以上の通信モードに対して通信モード判定処理が行われてもよい。
なお、上記実施の形態1において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態1において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。例えば、判定部12は、通信部11または制御部13の一機能として実現されてもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
なお、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、通信端末の通信モード判定処理方法(通信制御方法)として実現されてもよい。
なお、本発明は、これらの実施の形態またはその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態またはその変形例に施したもの、あるいは異なる実施の形態またはその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
10 通信端末
11 通信部
12 判定部
13 制御部

Claims (9)

  1. 第一通信方式、および、前記第一通信方式とは異なる第二通信方式の一方を選択的に用いて通信する通信部と、
    前記通信部において前記第一通信方式が用いられている場合に、前記通信部における、前記第一通信方式以外の通信方式のパケットである他モードパケットの受信有無を判定する判定部と、
    前記通信部において前記第一通信方式が用いられている場合に、(i)前記第一通信方式が用いられる通信システムに参入するためのアドレスが割り当てられたときは、前記通信部の通信方式を前記第一通信方式に確定し、(ii)前記アドレスが割り当てられず、かつ、前記他モードパケットの受信有りと判定されたときは、前記通信部の通信方式を前記第二通信方式に移行する、通信制御を行う制御部とを備える
    通信端末。
  2. 前記制御部は、所定期間内に前記アドレスが割り当てられたときは前記通信部の通信方式を前記第一通信方式に確定し、前記所定期間内に前記アドレスが割り当てられず、かつ、前記所定期間内に前記他モードパケットの受信有りと判定されたときは、前記所定期間の経過後に前記通信部の通信方式を前記第二通信方式に移行する
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記判定部は、前記通信部が前記他モードパケットを所定数以上受信した場合に、前記他モードパケットの受信有りと判定する
    請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記判定部は、前記他モードパケットの受信品質が所定の閾値以上の良好な受信品質であった場合に、前記他モードパケットの受信有りと判定する
    請求項1に記載の通信端末。
  5. 前記判定部は、前記通信部による前記他モードパケットの受信を所定の判定期間ごとに検出し、前記他モードパケットの受信が検出された前記判定期間の数が所定数に達した場合に、前記他モードパケットの受信有りと判定する
    請求項1に記載の通信端末。
  6. 前記判定部は、前記通信部が前記他モードパケットと前記第一通信方式のパケットである自モードパケットとを受信した場合、前記他モードパケットの受信品質と、前記自モードパケットの受信品質とを比較して、前記他モードパケットの受信有無を判定する
    請求項1に記載の通信端末。
  7. 前記判定部は、前記他モードパケットの受信品質が前記自モードパケットの受信品質よりも良好である場合に、前記他モードパケットの受信有りと判定する
    請求項6に記載の通信端末。
  8. 前記制御部は、前記通信部が前記第一通信方式のパケットである自モードパケットを受信し、かつ前記自モードパケットの受信品質が閾値以上の良好な受信品質である場合、前記通信部の通信方式を前記第一通信方式に確定する、または、前記所定期間を延長する
    請求項2に記載の通信端末。
  9. 前記制御部は、前記通信部の通信方式を前記第一通信方式に確定した後、一定期間以上、前記通信端末と前記通信端末以外の通信端末との通信が行われなかった場合、前記通信部の前記第一通信方式の確定を解除し、かつ、前記通信制御を行う
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信端末。
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