WO2018221329A1

WO2018221329A1 - 隣接関係検出装置、システム、方法および記録媒体

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Publication number: WO2018221329A1
Application number: PCT/JP2018/019741
Authority: WO
Inventors: 邦敏金原
Original assignee: 日本電気株式会社
Priority date: 2017-05-29
Filing date: 2018-05-23
Publication date: 2018-12-06

Abstract

異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することを可能にするため、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。

Description

隣接関係検出装置、システム、方法および記録媒体

　本発明は、通信装置間の隣接関係を検出する、隣接関係検出装置、システム、方法および記録媒体に関する。

　通信装置間の隣接関係を検出する方法には、たとえば、ＬＬＤＰ（Link Layer Discovery Protocol）を利用して隣接する通信装置の情報を取得する方法や、Ｈｅｌｌｏプロトコルを利用して隣接関係を検出する方法がある。

　また、特許文献１に記載の方法では、端末装置が自装置の識別コードをブロードキャストで送信して他の端末装置が識別コードを受信することで、識別コードの送信元の端末装置が近隣に存在することを他の端末装置が把握している。

国際公開第２０１５／００５１５８号

　しかし、ＬＬＤＰやＨｅｌｌｏプロトコルを使う方法では、同一のネットワークレイヤにある通信装置の間の隣接関係を検出することはできるが、異なるネットワークレイヤにある通信装置の間の隣接関係を検出することはできない。たとえば、ＨｅｌｌｏプロトコルではＩＰ（Internet Protocol）層にある通信装置（ルータ）の間の隣接関係を検出することができるが、ＩＰ層の通信機器とデータリンク層の通信機器の間の隣接関係を検出することはできない。

　また、特許文献１に記載の方法では、同一のネットワークレイヤの端末装置間の直接通信のために近隣の端末装置を把握している。しかし、特許文献１には、端末装置が異なるネットワークレイヤに存在する場合の近隣の端末装置の検出方法については記載されていない。

　そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接情報をネットワーク装置等に登録するためには、ネットワーク運用者が手動で隣接関係を登録する必要がある。手動登録の場合、誤った隣接関係を登録する、登録に時間がかかる、等の可能性がある。

　本発明の目的は、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することを可能にする、隣接関係検出装置、システム、方法および記録媒体を提供することにある。

　上述の問題を解決するために、本発明の隣接関係検出装置は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信手段と、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する隣接関係情報出力手段とを備えることを特徴とする。

　また、本発明の通信装置は、出力信号を出力する信号出力手段と、前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする出力制御手段とを備えることを特徴とする。

　また、本発明の通信装置は、入力信号を受信する信号入力手段と、前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する入力パターン情報送信手段とを備えることを特徴とする。

　また、本発明のパターン情報中継装置は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信手段と、前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する入力パターン情報送信手段とを備えることを特徴とする。

　また、本発明の隣接関係検出方法は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力することを特徴とする。

　また、本発明の通信方法は、出力信号を出力し、前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフすることを特徴とする。

　また、本発明の通信方法は、入力信号を受信し、前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信することを特徴とする。

　また、本発明のパターン情報中継方法は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信することを特徴とする。

　また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶された隣接関係検出プログラムは、コンピュータに、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信機能と、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する隣接関係情報出力機能とを実現させることを特徴とする。

　また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶された通信プログラムは、コンピュータに、出力信号を出力する信号出力機能と、前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする出力制御機能とを実現させることを特徴とする。

　また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶された通信プログラムは、コンピュータに、入力信号を受信する信号入力機能と、前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する入力パターン情報送信機能とを実現させることを特徴とする。

　また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されたパターン情報中継プログラムは、コンピュータに、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信機能と、前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する入力パターン情報送信機能とを実現させることを特徴とする。

　本発明の隣接関係検出装置、システム、方法および記録媒体により、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

本発明の第一の実施形態の隣接関係検出装置の構成例を示す図である。本発明の第一の実施形態の隣接関係検出装置の動作例を示す図である。本発明の第二の実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す図である。本発明の第二の実施形態の通信装置（第一の通信装置）の構成例を示す図である。本発明の第二の実施形態の通信装置（第一の通信装置）の構成例を示す図である。本発明の第二の実施形態の通信装置（第二の通信装置）の構成例を示す図である。本発明の第二の実施形態の隣接関係検出システムの動作例を示す図である。本発明の第三の実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す図である。本発明の第三の実施形態の通信装置（第一の通信装置）の構成例を示す図である。本発明の第三の実施形態の隣接関係検出装置の構成例を示す図である。本発明の第三の実施形態の隣接関係検出システムの動作例を示す図である。本発明の第四の実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す図である。本発明の第四の実施形態のパターン情報中継装置の構成例を示す図である。本発明の第四の実施形態の隣接関係検出システムの動作例を示す図である。本発明の第五の実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す図である。本発明の第五の実施形態のパターン情報中継装置の構成例を示す図である。本発明の第五の実施形態の隣接関係検出装置の構成例を示す図である。本発明の第五の実施形態の隣接関係検出システムの動作例を示す図である。本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。

　［第一の実施形態］
　本発明の第一の実施の形態について説明する。

　図１に本実施形態の隣接関係検出装置１０の構成例を示す。本実施形態の隣接関係検出装置１０は、入力パターン情報受信部１１および隣接関係情報出力部１２により構成される。

　入力パターン情報受信部１１は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する部分である。

　隣接関係情報出力部１２は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する部分である。

　このように隣接関係検出装置１０を構成することによって、隣接関係検出装置１０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置１０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。

　第一の通信装置と第二の通信装置が異なるネットワークレイヤに存在していても、第二の通信装置と第一の通信装置が隣接している場合、第二の通信装置は第一の通信装置が出力した信号のオンオフのパターンを検出することができる。また、第二の通信装置が第一の通信装置に隣接している場合、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンは、第一の通信装置が出力した出力信号のオンオフの出力パターンと一致する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　次に、図２に本実施形態の隣接関係検出装置１０の動作の例を示す。

　まず、入力パターン情報受信部１１は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する（ステップＳ１０１）。

　そして、隣接関係情報出力部１２は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合（ステップＳ１０２でＹＥＳ）、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する（ステップＳ１０３）。

　このように動作することによって、隣接関係検出装置１０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置１０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、隣接関係検出装置１０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置１０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。

　［第二の実施形態］
　次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、隣接関係検出装置１０についてより具体的に説明する。

　まず、図３に本実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す。本実施形態の隣接関係検出システムは、隣接関係検出装置１０、通信装置４０（第一の通信装置）および通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）（第二の通信装置）により構成される。隣接関係検出システム内の通信装置４０および通信装置６０の数は一つ以上で任意である。

　隣接関係検出装置１０は、ネットワーク内の通信装置間の隣接関係を検出する装置であり、たとえば、ネットワーク制御装置である。通信装置４０および通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）は、隣接関係検出装置１０による隣接関係の検出の対象の装置である。本実施形態では、通信装置４０および通信装置６０ＢはＩＰレイヤに、通信装置６０Ｃおよび通信装置６０Ｄは光レイヤに存在するものとする。

　隣接関係検出装置１０は通信装置４０および通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）の各々と通信可能である。また、通信装置４０および通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）の各々の隣接関係は、図３の点線のようになっているものとする。ただし、隣接関係検出装置１０が隣接関係を検出する前には、隣接関係検出装置１０、通信装置４０、通信装置６０のいずれも、通信装置４０および通信装置６０の隣接関係を把握していないものとする。また、隣接関係検出装置１０、通信装置４０および通信装置６０の間の接続手段は、有線であっても無線であっても良い。また、隣接関係検出装置１０、通信装置４０および通信装置６０の間の通信方法は、装置間の接続を確立した通信であっても良いし、ブロードキャストによる通知であっても良い。

　次に、図４に本実施形態の通信装置４０（第一の通信装置）の構成例を示す。本実施形態の通信装置４０は、出力制御部４１および信号出力部４２により構成される。

　なお、「第一の通信装置」は、隣接関係検出のための出力信号の出力側の通信装置を示すものとする。本実施形態では、第一の通信装置は通信装置４０である。本実施形態では、第一の通信装置が隣接関係検出のための出力信号を出力することで、第一の通信装置に隣接する通信装置６０を検出することができる。また、通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）が通信装置４０の機能を備え、隣接関係検出のための出力信号を出力することも可能である。

　信号出力部４２は、出力信号を出力する部分である。出力制御部４１は出力信号を所定の出力パターンでオンオフする部分である。

　出力制御部４１は、通信装置４０の各々に対して一意に定められた出力パターンで信号出力部４２が出力する出力信号をオンオフする部分である。図３では隣接関係検出システム内に存在する通信装置４０は一つであるが、隣接関係検出システム内に複数の通信装置４０が存在する場合には、通信装置４０の各々が異なる出力パターンで出力信号をオンオフする。なお、本実施形態では、隣接関係検出装置１０および通信装置４０があらかじめ各々の通信装置４０の出力パターンを把握しているものとする。

　信号出力部４２は、たとえば、図５のように、出力信号を通信装置４０の外部へ出力する部分の前にスイッチを備え、出力制御部４１が信号出力部４２のスイッチを制御して出力信号をオンオフする。あるいは、出力制御部４１は、信号出力部４２の動作をオンオフすることで出力信号をオンオフしても良い。

　また、出力信号の出力パターンには、出力信号のオンオフに関する任意のパターンを使用することができる。たとえば、所定時間の間に出力信号を所定の回数オフからオンにする、所定の周期で出力信号のオンとオフを繰り返す、などを出力パターンとすることができる。

　次に、図６に本実施形態の通信装置６０（第二の通信装置）の構成例を示す。本実施形態の通信装置６０は、信号入力部６１および入力パターン情報送信部６２により構成される。

　なお、「第二の通信装置」は、隣接関係検出のための出力信号（第二の通信装置にとっては入力信号）の受信側の通信装置を示すものとする。本実施形態は、第二の通信装置は通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）であるものとする。また、通信装置４０が通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）の機能を備え、隣接関係検出のための出力信号を受信することも可能である。

　信号入力部６１は入力信号を受信する部分である。入力パターン情報送信部６２は、入力信号のオンオフの入力パターンを検出し、その入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する部分である。本実施形態では、入力パターン情報送信部６２は、隣接関係検出装置１０へ入力パターン情報を送信する。

　入力パターン情報は、たとえば、所定時間の間に入力信号がオフからオンになった回数、入力信号がオンオフを繰り返す場合のオンオフの周期やオン（オフ）の時間、入力パターンを特定可能な識別番号など、入力パターンを特定できる情報である。

　次に、図１を用いて本実施形態の隣接関係検出装置１０の構成例について説明する。

　入力パターン情報受信部１１は、第二の通信装置（通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ））から入力パターン情報を受信する部分である。

　隣接関係情報出力部１２は、第一の通信装置（通信装置４０）と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する部分である。

　隣接関係情報出力部１２は、第一の通信装置の出力パターンと第二の通信装置から受信した入力パターン情報が示す入力パターンを比較する。次に、隣接関係情報出力部１２は、第一の通信装置の出力パターンと第二の通信装置の入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を生成する。そして、隣接関係情報出力部１２は、所定のタイミングで隣接関係情報を出力する。

　なお、本実施形態では、隣接関係情報出力部１２があらかじめ第一の通信装置の各々の出力パターンを把握しているため、第二の通信装置の入力パターンがどの第一の通信装置の出力パターンと一致するかを把握することが可能である。

　次に、図７および図２を用いて、本実施形態の隣接関係検出装置１０、通信装置４０および通信装置６０Ｃの動作例について説明する。

　隣接関係検出装置１０および通信装置４０は、あらかじめ、通信装置４０の出力パターンを把握しているものとする。

　まず、第一の通信装置（通信装置４０）は、電源オン等の所定のタイミングで、所定の出力パターンで出力信号をオンオフする（図７のステップＳ２０１）。通信装置６０Ｂおよび通信装置６０Ｃは、通信装置４０と隣接しているため、通信装置４０が出力した出力信号を受信できる。一方、通信装置６０Ｄは、通信装置４０と隣接していないため、通信装置４０が出力した出力信号を受信できない。

　通信装置４０が出力した出力信号（通信装置６０にとっては入力信号）を受信した第二の通信装置（通信装置６０Ｂおよび通信装置６０Ｃ）は、入力信号のオンオフの入力パターンを検出する。そして、第二の通信装置は、入力パターンを特定する入力パターン情報を隣接関係検出装置１０へ送信する（ステップＳ２０２）。

　隣接関係検出装置１０は、第二の通信装置（通信装置６０Ｂおよび通信装置６０Ｃ）から入力パターン情報を受信する（図２のステップＳ１０１）。そして、隣接関係検出装置１０は、第一の通信装置（通信装置４０）の出力パターンと受信した入力パターン情報が示す入力パターンを比較する。

　次に、隣接関係検出装置１０は、第一の通信装置の出力パターンと第二の通信装置の入力パターンが一致する場合（ステップＳ１０２でＹＥＳ）、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を生成する。本実施形態の場合、通信装置４０と通信装置６０Ｂ、および、通信装置４０と通信装置６０Ｃが隣接していることを示す隣接関係情報を生成する。そして、隣接関係検出装置１０は、所定のタイミングで隣接関係情報を出力する（ステップＳ１０３、図７のステップＳ２０３）。

　以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、隣接関係検出装置１０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置１０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　また、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になることにより、隣接情報の手動登録に関する運用費用の削減や、隣接情報の登録を誤るオペレーションミスの低減が可能になる。

　［第三の実施形態］
　次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態では、隣接関係検出装置２０から第一の通信装置（通信装置５０）に対して出力パターンを通知する形態について説明する。

　まず、図８に本実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す。この構成例は、第二の実施形態の隣接関係検出システムの構成例（図３）に対して、隣接関係検出装置１０を隣接関係検出装置２０に、通信装置４０を通信装置５０に置き換えた構成である。

　次に、図９に本実施形態の通信装置５０の構成例を示す。本実施形態の通信装置５０は、出力制御部４１、信号出力部４２および出力パターン情報受信部５３により構成される。この構成例は、第二の実施形態の通信装置４０（図４）に対して出力パターン情報受信部５３を追加した構成である。

　出力パターン情報受信部５３は出力パターンを特定する出力パターン情報を隣接関係検出装置２０から受信する部分である。本実施形態の出力制御部４１は、隣接関係検出装置２０から受信した出力パターン情報が示す出力パターンで、信号出力部４２が出力する出力信号をオンオフする。

　なお、本実施形態の通信装置６０の構成例については、第二の実施形態（図６）と同様のため、説明を省略する。

　次に、図１０に本実施形態の隣接関係検出装置２０の構成例を示す。本実施形態の隣接関係検出装置２０は、入力パターン情報受信部１１、隣接関係情報出力部１２および出力パターン情報送信部２３により構成される。この構成例は、第二の実施形態の隣接関係検出装置１０の構成例（図１）に出力パターン情報送信部２３を追加した構成である。

　入力パターン情報受信部１１と隣接関係情報出力部１２については第二の実施形態と同様のため説明を省略する。

　出力パターン情報送信部２３は、出力パターンを特定する出力パターン情報を通信装置５０へ送信する部分である。出力パターン情報送信部２３は、通信装置５０の各々についてあらかじめ定められた出力パターン情報を通信装置５０へ送信する。あるいは、出力パターン情報送信部２３は、複数の候補の中から他の通信装置５０で使用されていない出力パターン情報を選択して通信装置５０に送信しても良い。

　このように隣接関係検出装置２０を構成することによって、隣接関係検出装置２０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置２０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　また、本実施形態の隣接関係検出装置２０は、通信装置５０へ出力パターン情報を送信する。そのため、通信装置５０が出力する出力信号の出力パターンを状況に応じて変更することが可能になる。

　次に、図１１に本実施形態の隣接関係検出装置２０、通信装置５０および通信装置６０Ｃの動作例を示す。

　まず、隣接関係検出装置２０は、出力パターン情報を第一の通信装置（通信装置５０）へ送信する（ステップＳ３０１）。そして、通信装置５０は、出力パターン情報が示す出力パターンで出力信号をオンオフする（ステップＳ３０２）。

　以降のステップＳ３０３からステップＳ３０４については、第二の実施形態（図７のステップＳ２０２からステップＳ２０３）と同様のため、説明を省略する。

　このように動作することによって、隣接関係検出装置２０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置２０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、隣接関係検出装置２０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置２０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　［第四の実施形態］
　次に、本発明の第四の実施の形態について説明する。本実施形態では、各ネットワークレイヤのネットワーク制御装置が異なる場合の実施形態について説明する。

　まず、図１２に本実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す。本実施形態の隣接関係検出システムは、隣接関係検出装置２０、パターン情報中継装置８０（８０Ａ、８０Ｂ）、通信装置５０および通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）により構成される。隣接関係検出システム内のパターン情報中継装置８０、通信装置５０および通信装置６０の数は一つ以上で任意である。

　なお、本実施形態の通信装置５０は第二の実施形態の通信装置４０に、隣接関係検出装置２０は第二の実施形態の隣接関係検出装置１０に置き換えることも可能である。

　本実施形態の隣接関係検出システムの構成例は、第三の実施形態の隣接関係検出システムの構成例（図８）にパターン情報中継装置８０（８０Ａ、８０Ｂ）を追加した構成である。なお、本実施形態では、通信装置５０および通信装置６０Ｂは電気レイヤに、通信装置６０Ｃおよび通信装置６０ＤはＩＰレイヤに存在するものとする。

　パターン情報中継装置８０（８０Ａ、８０Ｂ）は、各々のネットワークレイヤの通信装置を制御するネットワーク制御装置である。パターン情報中継装置８０Ａは電気レイヤの通信装置５０および通信装置６０Ｂを制御する。また、パターン情報中継装置８０ＢはＩＰレイヤの通信装置６０Ｃおよび通信装置６０Ｄを制御する。

　隣接関係検出装置２０は、本実施形態では、パターン情報中継装置８０Ａを介して通信装置５０へ出力パターン情報を送信する。また、隣接関係検出装置２０は、パターン情報中継装置８０Ａを介して通信装置６０Ｂから、パターン情報中継装置８０Ｂを介して通信装置６０Ｃおよび通信装置６０Ｄから入力パターン情報を受信する。

　次に、本実施形態の通信装置５０（第一の通信装置）の構成例について説明する。本実施形態の通信装置５０の構成例は、第三の実施形態の通信装置５０の構成例（図９）と同様である。

　本実施形態の出力パターン情報受信部５３は、パターン情報中継装置８０Ａを介して隣接関係検出装置２０から出力パターン情報を受信する。そして、出力制御部４１は受信した出力パターン情報が示す出力パターンで信号出力部４２が出力する出力信号をオンオフする。

　次に、本実施形態の通信装置６０の構成例について説明する。本実施形態の通信装置６０の構成例は、第二および第三の実施形態の通信装置６０の構成例（図６）と同様である。

　本実施形態の場合、通信装置６０Ｂの入力パターン情報送信部６２は、パターン情報中継装置８０Ａ経由で隣接関係検出装置２０へ入力パターン情報を送信する。また、通信装置６０Ｃおよび通信装置６０Ｄの入力パターン情報送信部６２は、パターン情報中継装置８０Ｂ経由で隣接関係検出装置２０へ入力パターン情報を送信する。

　その他の部分については第二および第三の実施形態と同様のため説明を省略する。

　次に、図１３に本実施形態のパターン情報中継装置８０の構成例を示す。本実施形態のパターン情報中継装置８０は、入力パターン情報受信部７１、入力パターン情報送信部７２、出力パターン情報受信部８３および出力パターン情報送信部８４により構成される。

　入力パターン情報受信部７１は、第二の通信装置（通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ））が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する部分である。入力パターン情報送信部７２は、入力パターン情報を隣接関係検出装置２０へ送信する部分である。

　出力パターン情報受信部８３は、第一の通信装置（通信装置５０）が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を隣接関係検出装置２０から受信する部分である。出力パターン情報送信部８４は、出力パターン情報を第一の通信装置へ送信する部分である。

　次に、本実施形態の隣接関係検出装置２０の構成例について説明する。本実施形態の隣接関係検出装置２０の構成例は、第三の実施形態の隣接関係検出装置２０の構成例（図１０）と同様である。

　本実施形態の場合、入力パターン情報受信部１１は、パターン情報中継装置８０Ａを介して通信装置６０Ｂから、パターン情報中継装置８０Ｂを介して通信装置６０Ｃおよび通信装置６０Ｄから入力パターン情報を受信する。

　また、出力パターン情報送信部２３は、パターン情報中継装置８０Ａを介して通信装置５０へ出力パターン情報を送信する。

　その他の部分については第三の実施形態と同様のため、説明を省略する。

　また、本実施形態の隣接関係検出装置２０は、パターン情報中継装置８０を介してパターン情報を通信装置（５０、６０）と送受信する。これにより、システム内の通信装置（５０、６０）が複数のネットワーク制御装置（パターン情報中継装置８０）で制御されている場合でも、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を把握することが可能になる。

　次に、図１４に本実施形態の隣接関係検出装置２０、パターン情報中継装置８０（８０Ａ、８０Ｂ）、通信装置５０および通信装置６０Ｃの動作例を示す。

　まず、隣接関係検出装置２０は、パターン情報中継装置８０Ａを介して通信装置５０へ出力パターン情報を送信する（ステップＳ４０１、ステップＳ４０２）。

　出力パターン情報を受信した通信装置５０は、出力パターン情報が示す出力パターンで出力信号をオンオフする（ステップＳ４０３）。

　通信装置６０Ｃは、通信装置５０に隣接しているため、通信装置５０の出力信号を受信できる（ステップＳ４０３）。そのため、通信装置６０Ｃは、通信装置５０からの入力信号のオンオフの入力パターンを検出し、入力パターンを特定する入力パターン情報をパターン情報中継装置８０Ｂ経由で隣接関係検出装置２０へ送信する（ステップＳ４０４、ステップＳ４０５）。同様に、通信装置６０Ｂもパターン情報中継装置８０Ａ経由で隣接関係検出装置２０へ入力パターン情報を送信する。通信装置６０Ｄは通信装置５０に隣接していないため、通信装置５０の出力信号を受信することができない。

　そして、入力パターン情報を受信した隣接関係検出装置２０は、通信装置５０と通信装置６０Ｂ、および、通信装置５０と通信装置６０Ｃが隣接していることを示す隣接関係情報を生成する。そして、隣接関係検出装置２０は、所定のタイミングで隣接関係情報を出力する（ステップＳ４０６）。隣接関係情報の生成方法については第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。

　以上で説明したように、本発明の第四の実施形態では、隣接関係検出装置２０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置２０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　また、本実施形態の隣接関係検出装置２０は、パターン情報中継装置８０を介してパターン情報を通信装置（５０、６０）と送受信する。これにより、システム内の通信装置（５０、６０）が複数のネットワーク制御装置（パターン情報中継装置８０）で制御されている場合でも、異なるレットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を把握することが可能になる。

　［第五の実施形態］
　次に、本発明の第五の実施の形態について説明する。本実施形態では、第一の通信装置が自装置に隣接する通信装置を検出する形態について説明する。

　まず、図１５に本実施形態の隣接関係検出システムの構成例を示す。本実施形態の隣接関係検出システムは、パターン情報中継装置７０、隣接関係検出装置３０および通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）により構成される。

　本実施形態の隣接関係検出装置３０は、ネットワーク制御装置ではなく、ネットワークを構成する通信装置（第一の通信装置）である。本実施形態の場合、隣接関係検出装置３０は、自装置に隣接する通信装置を検出する装置である。隣接関係検出システム内の隣接関係検出装置３０および通信装置６０の数は一つ以上で任意である。

　パターン情報中継装置７０は、通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）の入力パターン情報を受信して隣接関係検出装置３０へ送信する装置、たとえば、ネットワーク制御装置である。

　次に、図１６に本実施形態のパターン情報中継装置７０の構成例を示す。本実施形態のパターン情報中継装置７０の構成例は、第四の実施形態のパターン情報中継装置８０の構成例（図１３）から出力パターン情報受信部８３および出力パターン情報送信部８４を除いた構成である。

　本実施形態の入力パターン情報受信部７１は、通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ）から入力パターン情報を受信する。また、入力パターン情報送信部７２は、入力パターン情報を隣接関係検出装置３０へ送信する。

　次に、図１７に本実施形態の隣接関係検出装置３０の構成例を示す。本実施形態の隣接関係検出装置３０の構成例は、第二の実施形態の隣接関係検出装置１０の構成例（図１）に出力制御部３４および信号出力部３５を追加した形態である。

　出力制御部３４および信号出力部３５は、第二の実施形態の通信装置４０（図４）の出力制御部４１および信号出力部４２と同様の部分である。

　信号出力部３５は、隣接情報検出のための出力信号を出力する部分である。また、出力制御部３４は、出力信号を所定の出力パターンでオンオフする部分である。本実施形態では、出力パターンは第一の通信装置（隣接関係検出装置３０）ごとにあらかじめ定められているものとする。あるいは、隣接関係検出装置３０は、ネットワーク制御装置（パターン情報中継装置７０）等から出力パターン情報を受信しても良い。

　入力パターン情報受信部１１は、パターン情報中継装置７０経由で入力パターン情報を第二の通信装置（通信装置６０（６０Ｂ、６０Ｃ、６０Ｄ））から受信する。

　隣接関係情報出力部１２は、第二の実施形態と同様に、隣接関係情報を出力する部分である。本実施形態の場合、第一の通信装置が自装置に隣接する通信装置を検出する。

　このように隣接関係検出装置３０を構成することによって、隣接関係検出装置３０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置３０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　次に、図１８に本実施形態のパターン情報中継装置７０、隣接関係検出装置３０および通信装置６０Ｃの動作例を示す。

　まず、隣接関係検出装置３０は、所定の出力パターンで出力信号をオンオフする（ステップＳ５０１）。通信装置６０Ｃは隣接関係検出装置３０に隣接しているため、隣接関係検出装置３０の出力信号を受信できる。そのため、通信装置６０Ｃは、隣接関係検出装置３０からの入力信号のオンオフの入力パターンを検出し、入力パターンを特定する入力パターン情報をパターン情報中継装置７０経由で隣接関係検出装置３０へ送信する（ステップＳ５０２、ステップＳ５０３）。同様に、通信装置６０Ｂも入力パターン情報をパターン情報中継装置７０経由で隣接関係検出装置３０へ送信することが可能である。

　通信装置６０Ｃから入力パターン情報を受信した隣接関係検出装置３０は、第二の実施形態と同様に、隣接関係検出装置３０と通信装置６０Ｃが隣接していることを把握する。そして、隣接関係検出装置３０と通信装置６０Ｃが隣接していることを示す隣接関係情報を出力する（ステップＳ５０４）。

　このように動作することによって、隣接関係検出装置３０は、第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置３０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　以上で説明したように、本発明の第五の実施形態では、隣接関係検出装置３０は、第二の通信装置（通信装置６０）が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を第二の通信装置から受信する。そして、隣接関係検出装置３０は、第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと第二の通信装置の入力パターン情報が示す入力パターンが一致する場合、第一の通信装置と第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する。そのため、異なるネットワークレイヤにある通信装置間の隣接関係を自動的に把握することが可能になる。

　［ハードウェア構成例］
　上述した本発明の各実施形態における隣接関係検出装置（１０、２０、３０）、通信装置（４０、５０、６０）あるいはパターン情報中継装置（７０、８０）（以降、隣接関係検出装置等）を、一つの情報処理装置（コンピュータ）を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、隣接関係検出装置等は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、隣接関係検出装置等は、専用の装置として実現してもよい。また、隣接関係検出装置等の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。

　図１９は、本発明の各実施形態の隣接関係検出装置等を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置９０は、通信インタフェース９１、入出力インタフェース９２、演算装置９３、記憶装置９４、不揮発性記憶装置９５およびドライブ装置９６を備える。

　通信インタフェース９１は、各実施形態の隣接関係検出装置等が、有線あるいは／および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、隣接関係検出装置等を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース９１経由で相互に通信可能なように接続しても良い。

　入出力インタフェース９２は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。

　演算装置９３は、汎用のＣＰＵ（Central Processing Unit）やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置９３は、たとえば、不揮発性記憶装置９５に記憶された各種プログラムを記憶装置９４に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。

　記憶装置９４は、演算装置９３から参照可能な、ＲＡＭ（Random Access Memory）等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置９４は、揮発性のメモリ装置であっても良い。

　不揮発性記憶装置９５は、たとえば、ＲＯＭ（Read Only Memory）、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。

　ドライブ装置９６は、たとえば、後述する記録媒体９７に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。

　記録媒体９７は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。

　本発明の各実施形態は、たとえば、図１９に例示した情報処理装置９０により隣接関係検出装置等を構成し、この隣接関係検出装置等に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。

　この場合、隣接関係検出装置等に対して供給したプログラムを、演算装置９３が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、隣接関係検出装置等のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置９０で構成することも可能である。

　さらに、上記プログラムを記録媒体９７に記録しておき、隣接関係検出装置等の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置９５に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して隣接関係検出装置等内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。

　上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。

　　（付記１）
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信手段と、
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する隣接関係情報出力手段と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出装置。

　　（付記２）
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信手段
　をさらに備えることを特徴とする付記１に記載の隣接関係検出装置。

　　（付記３）
　前記第一の通信装置
　をさらに備えることを特徴とする付記１に記載の隣接関係検出装置。

　　（付記４）
　出力信号を出力する信号出力手段と、
　前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする出力制御手段と
　を備えることを特徴とする通信装置。

　　（付記５）
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を受信する出力パターン情報受信手段
　をさらに備えることを特徴とする付記４に記載の通信装置。

　　（付記６）
　入力信号を受信する信号入力手段と、
　前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する入力パターン情報送信手段と
　を備えることを特徴とする通信装置。

　　（付記７）
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信手段と、
　前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する入力パターン情報送信手段と
　を備えることを特徴とするパターン情報中継装置。

　　（付記８）
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信する出力パターン情報受信手段と、
　前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信手段と
　をさらに備えることを特徴とする付記７に記載のパターン情報中継装置。

　　（付記９）
　付記２に記載の隣接関係検出装置と、
　前記第一の通信装置と、
　前記第二の通信装置と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出システム。

　　（付記１０）
　前記第一の通信装置は、付記５に記載の通信装置である
　ことを特徴とする付記９に記載の隣接関係検出システム。

　　（付記１１）
　付記８に記載のパターン情報中継装置
　をさらに備え、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報受信手段は、前記入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報送信手段は、前記入力パターン情報を前記隣接関係検出装置へ送信し、
　前記パターン情報中継装置の前記出力パターン情報受信手段は、前記出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記出力パターン情報送信手段は、前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する
　ことを特徴とする付記９あるいは付記１０に記載の隣接関係検出システム。

　　（付記１２）
　付記１に記載の隣接関係検出装置と、
　前記第一の通信装置と、
　前記第二の通信装置と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出システム。

　　（付記１３）
　前記第一の通信装置は、付記４に記載の通信装置である
　ことを特徴とする付記１２に記載の隣接関係検出システム。

　　（付記１４）
　付記７に記載のパターン情報中継装置
　をさらに備え、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報受信手段は、前記入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報送信手段は、前記入力パターン情報を前記隣接関係検出装置へ送信する
　ことを特徴とする付記１２あるいは付記１３に記載の隣接関係検出システム。

　　（付記１５）
　付記３に記載の隣接関係検出装置と、
　前記第二の通信装置と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出システム。

　　（付記１６）
　付記７に記載のパターン情報中継装置
　をさらに備え、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報受信手段は、前記入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報送信手段は、前記入力パターン情報を前記隣接関係検出装置へ送信する
　ことを特徴とする付記１５に記載の隣接関係検出システム。

　　（付記１７）
　前記第二の通信装置は、付記６に記載の通信装置である
　ことを特徴とする付記９から付記１６のいずれかに記載の隣接関係検出システム。

　　（付記１８）
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する
　ことを特徴とする隣接関係検出方法。

　　（付記１９）
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する
　をことを特徴とする付記１８に記載の隣接関係検出方法。

　　（付記２０）
　前記第一の通信装置は自装置であり、
　前記出力信号を出力し、
　前記出力信号を前記出力パターンでオンオフする
　ことを特徴とする付記１８に記載の隣接関係検出方法。

　　（付記２１）
　出力信号を出力し、
　前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする
　ことを特徴とする通信方法。

　　（付記２２）
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を受信する
　ことを特徴とする付記２１に記載の通信方法。

　　（付記２３）
　入力信号を受信し、
　前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する
　ことを特徴とする通信方法。

　　（付記２４）
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する
　ことを特徴とするパターン情報中継方法。

　　（付記２５）
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信し、
　前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する
　ことを特徴とする付記２４に記載のパターン情報中継方法。

　　（付記２６）
　コンピュータに、
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信機能と、
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する隣接関係情報出力機能と
　を実現させることを特徴とする隣接関係検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記２７）
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信機能
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記２６に記載の隣接関係検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記２８）
　前記第一の通信装置は自装置であり、
　前記出力信号を出力する信号出力機能と、
　前記出力信号を前記出力パターンでオンオフする出力制御機能と
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記２６に記載の隣接関係検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記２９）
　コンピュータに、
　出力信号を出力する信号出力機能と、
　前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする出力制御機能と
　を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記３０）
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を受信する出力パターン情報受信機能
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記２９に記載の通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記３１）
　コンピュータに、
　入力信号を受信する信号入力機能と、
　前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する入力パターン情報送信機能と
　を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記３２）
　コンピュータに、
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信機能と、
　前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する入力パターン情報送信機能と
　を実現させることを特徴とするパターン情報中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　　（付記３３）
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信する出力パターン情報受信機能と、
　前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信機能と
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記３２に記載のパターン情報中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

　以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

　この出願は、２０１７年５月２９日に出願された日本出願特願２０１７－１０５１９７を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

　１０、２０、３０　　隣接関係検出装置
　１１　　入力パターン情報受信部
　１２　　隣接関係情報出力部
　２３　　出力パターン情報送信部
　３４　　出力制御部
　３５　　信号出力部
　４０、５０、６０　　通信装置
　４１　　出力制御部
　４２　　信号出力部
　５３　　出力パターン情報受信部
　６１　　信号入力部
　６２　　入力パターン情報送信部
　７０、８０　　パターン情報中継装置
　７１　　入力パターン情報受信部
　７２　　入力パターン情報送信部
　８３　　出力パターン情報受信部
　８４　　出力パターン情報送信部
　９０　　情報処理装置
　９１　　通信インタフェース
　９２　　入出力インタフェース
　９３　　演算装置
　９４　　記憶装置
　９５　　不揮発性記憶装置
　９６　　ドライブ装置
　９７　　記録媒体

Claims

　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信手段と、
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する隣接関係情報出力手段と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出装置。
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信手段
　をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の隣接関係検出装置。
　前記第一の通信装置
　をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の隣接関係検出装置。
　出力信号を出力する信号出力手段と、
　前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする出力制御手段と
　を備えることを特徴とする通信装置。
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を受信する出力パターン情報受信手段
　をさらに備えることを特徴とする請求項４に記載の通信装置。
　入力信号を受信する信号入力手段と、
　前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する入力パターン情報送信手段と
　を備えることを特徴とする通信装置。
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信手段と、
　前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する入力パターン情報送信手段と
　を備えることを特徴とするパターン情報中継装置。
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信する出力パターン情報受信手段と、
　前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信手段と
　をさらに備えることを特徴とする請求項７に記載のパターン情報中継装置。
　請求項２に記載の隣接関係検出装置と、
　前記第一の通信装置と、
　前記第二の通信装置と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出システム。
　前記第一の通信装置は、請求項５に記載の通信装置である
　ことを特徴とする請求項９に記載の隣接関係検出システム。
　請求項８に記載のパターン情報中継装置
　をさらに備え、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報受信手段は、前記入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報送信手段は、前記入力パターン情報を前記隣接関係検出装置へ送信し、
　前記パターン情報中継装置の前記出力パターン情報受信手段は、前記出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記出力パターン情報送信手段は、前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する
　ことを特徴とする請求項９あるいは請求項１０に記載の隣接関係検出システム。
　請求項１に記載の隣接関係検出装置と、
　前記第一の通信装置と、
　前記第二の通信装置と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出システム。
　前記第一の通信装置は、請求項４に記載の通信装置である
　ことを特徴とする請求項１２に記載の隣接関係検出システム。
　請求項７に記載のパターン情報中継装置
　をさらに備え、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報受信手段は、前記入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報送信手段は、前記入力パターン情報を前記隣接関係検出装置へ送信する
　ことを特徴とする請求項１２あるいは請求項１３に記載の隣接関係検出システム。
　請求項３に記載の隣接関係検出装置と、
　前記第二の通信装置と
　を備えることを特徴とする隣接関係検出システム。
　請求項７に記載のパターン情報中継装置
　をさらに備え、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報受信手段は、前記入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記パターン情報中継装置の前記入力パターン情報送信手段は、前記入力パターン情報を前記隣接関係検出装置へ送信する
　ことを特徴とする請求項１５に記載の隣接関係検出システム。
　前記第二の通信装置は、請求項６に記載の通信装置である
　ことを特徴とする請求項９から請求項１６のいずれかに記載の隣接関係検出システム。
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する
　ことを特徴とする隣接関係検出方法。
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する
　をことを特徴とする請求項１８に記載の隣接関係検出方法。
　前記第一の通信装置は自装置であり、
　前記出力信号を出力し、
　前記出力信号を前記出力パターンでオンオフする
　ことを特徴とする請求項１８に記載の隣接関係検出方法。
　出力信号を出力し、
　前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする
　ことを特徴とする通信方法。
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を受信する
　ことを特徴とする請求項２１に記載の通信方法。
　入力信号を受信し、
　前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する
　ことを特徴とする通信方法。
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信し、
　前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する
　ことを特徴とするパターン情報中継方法。
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信し、
　前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する
　ことを特徴とする請求項２４に記載のパターン情報中継方法。
　コンピュータに、
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンに関する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信機能と、
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンと前記第二の通信装置の前記入力パターン情報が示す前記入力パターンが一致する場合、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置が隣接していることを示す隣接関係情報を出力する隣接関係情報出力機能と
　を実現させることを特徴とする隣接関係検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信機能
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項２６に記載の隣接関係検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　前記第一の通信装置は自装置であり、
　前記出力信号を出力する信号出力機能と、
　前記出力信号を前記出力パターンでオンオフする出力制御機能と
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項２６に記載の隣接関係検出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　コンピュータに、
　出力信号を出力する信号出力機能と、
　前記出力信号を所定の出力パターンでオンオフする出力制御機能と
　を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　前記出力パターンを特定する出力パターン情報を受信する出力パターン情報受信機能
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項２９に記載の通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　コンピュータに、
　入力信号を受信する信号入力機能と、
　前記入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を送信する入力パターン情報送信機能と
　を実現させることを特徴とする通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　コンピュータに、
　第二の通信装置が受信した入力信号のオンオフの入力パターンを特定する入力パターン情報を前記第二の通信装置から受信する入力パターン情報受信機能と、
　前記入力パターン情報を隣接関係検出装置へ送信する入力パターン情報送信機能と
　を実現させることを特徴とするパターン情報中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
　第一の通信装置が出力する出力信号のオンオフの出力パターンを特定する出力パターン情報を前記隣接関係検出装置から受信する出力パターン情報受信機能と、
　前記出力パターン情報を前記第一の通信装置へ送信する出力パターン情報送信機能と
　をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項３２に記載のパターン情報中継プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。