JP2007019668A - 電力線通信システム、宅内系plcモデム、アクセス系plcモデムおよび電力線通信方法 - Google Patents

電力線通信システム、宅内系plcモデム、アクセス系plcモデムおよび電力線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異種のPLCネットワークを共存させることが可能な電力線通信システムを得ること。
【解決手段】本発明にかかる電力線通信システムにおいては、宅内系PLCモデム間で全周波数帯域を利用した通信が行われている状態で、アクセス系PLCモデム(102)がアクセス系用周波数帯域を用いて通信を開始した場合に、当該アクセス系PLCモデム(102)が、スループットの低下を検出すると、その原因が全周波数帯域を使用した通信であると判断し、ジャム信号をアクセス系用周波数帯域を用いて送信し、その後、宅内系PLCモデムが、スループットの低下を検出すると、その原因がジャム信号の影響であると判断し、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信に切り替える。
【選択図】 図1−1

Description

本発明は、電力線を用いてデータ通信を行う電力線通信(PLC:Power Line Communication)システムに関するものであり、特に、宅内における異種PLCネットワークを共存させることが可能な電力線通信システムに関するものである。
電力線(PLC)ネットワークには、たとえば、広域アクセス(インターネットアクセス)を目的とした「アクセス系PLCネットワーク」と、ユーザ宅内の機器間通信を目的とした「宅内系PLCネットワーク」と、の2種類のネットワークが存在する。しかしながら、上記各PLCネットワークは、同一の伝送媒体(電力線)および周波数帯を使用して通信を行うため、同時に通信を行うと、互いに混信し、正常な通信が阻害される場合がある。
一方で、上記アクセス系PLCネットワークと宅内系PLCネットワークとを共存させるための技術が、たとえば、ETSI(European Telecommunications Standards Institute)による下記非特許文献1において提案されている。この文献では、利用する周波数帯をPLCネットワーク毎に固定的に割り当てる方式(静的周波数分割による混信回避方式)、が記載されている。図10は、従来の電力線通信方法の一例、すなわち、静的周波数分割による混信回避方式の概要を示す図である。
さらに、下記非特許文献1においては、どちらか一方のPLCネットワークでしか通信が行われていない場合には、全周波数帯域を利用してより高速な通信を実現し、その後、共通制御信号により他のPLCネットワークによる通信を検出した場合には、予め自ネットワークに割り当てられた周波数帯のみを使用して通信を行う方式(動的周波数分割による混信回避方式)、が記載されている。図11は、従来の電力線通信方法の一例、すなわち、動的周波数分割による混信回避方式の概要を示す図である。
なお、電力線通信において、データ通信を行う帯域以外に上記「共通制御信号」専用の帯域を設けて通信制御を行う従来技術が、下記特許文献1および下記特許文献2に記載されている。具体的にいうと、下記特許文献1には、共通制御信号として、「上り」方向の送信タイミング情報を送信するための「ポーリングトーン」が用いられている。また、下記特許文献2には、共通制御信号として、割り当て周波数の通知や接続確認を行う場合に用いられる割り当て周波数帯域制御のための「制御パケット」が用いられている。
特開2001−197146号公報 特開2004−364147号公報 ETSI TS 101 867 V1.1.1(2000-11)
しかしながら、上記「静的周波数分割による混信回避方式」においては、異種のPLCネットワーク毎に、利用可能な周波数帯が固定的に割り当てられているので、特定のPLCネットワークにおいて通信が行われていない場合に、リソースの無駄(使用されていない帯域)が発生する、という問題があった。
また、上記「動的周波数分割による混信回避方式」においては、特定のPLCネットワークが全周波数帯域を独占して通信を行う場合と、PLCネットワーク毎に周波数帯域を分割して通信を行う場合があり、それらを動的に切り替える必要があるため、お互いの存在を伝えるための共通制御信号が必要となり(図11参照)、それに伴って、通信帯域中に共通制御信号用の特定の帯域を設ける必要がある、という問題があった。また、共通制御信号を用いる場合には、当該共通制御信号を送受信するための機能や、当該共通制御信号を解析および生成する機能等、現在のPLCモデムに特殊な機能を追加する必要がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、PLCネットワーク毎に利用可能な周波数帯を固定的に割り当てることなく、かつ、共通制御信号を用いることなく、異種のPLCネットワークを共存させることが可能な電力線通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電力線通信システムは、宅内の機器間のデータ通信を目的とした宅内系PLCネットワークと、広域アクセスを目的としたアクセス系PLCネットワークと、が共存する電力線通信システムであって、前記アクセス系PLCネットワークに存在し、宅内に配置される単一または複数のアクセス系PLCモデムと、前記宅内系PLCネットワークに存在し、宅内に配置される複数の宅内系PLCモデムと、を備え、前記アクセス系PLCモデムは、前記宅内でアクセス系用周波数帯域を用いて通信を行った際に、スループットの低下を検出すると、自モデムの存在を認識させるためのジャム信号を前記アクセス系用周波数帯域を用いて送信し、前記宅内系PLCモデムは、前記ジャム信号の受信前にはアクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を行い、スループットの低下を検出すると、前記アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信に切り替えることを特徴とする。
この発明によれば、電力線通信において、PLCネットワーク毎に利用可能な周波数帯を固定的に割り当てることなく、また、共通制御信号専用の帯域を設けて通信制御を行うことなく、宅内系PLCネットワークとアクセス系PLCネットワークとを共存させることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる電力線通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態においては、ユーザ宅内(家庭内,ビル,工場,および店舗等の電気製品間)のデータ通信を目的とした「宅内系PLCネットワーク」と、広域アクセス(宅外のデータ通信)を目的とした「アクセス系PLCネットワーク」が、混在する電力線通信システムを想定し、この電力線通信システムにおいて、上記宅内系PLCネットワークを構成する宅内系PLCモデムと上記アクセス系PLCネットワークを構成するアクセス系PLCモデムとを電力線上で共存させるための技術について説明する。
図1−1は、屋内のアクセス系PLCネットワークの構成例を示す図であり、図1−2は、宅内系PLCネットワークの構成例を示す図である。図1−1に示す屋内のアクセス系PLCネットワークは、一例として集合住宅を想定した場合を示しており、たとえば、アクセス系PLCモデム(親機)101と、各住宅内に存在する単一または複数のアクセス系PLCモデム(子機)102で構成されている。また、図1−2に示す宅内系PLCネットワークは、図1−1に示す集合住宅における各住宅(家庭)内のネットワークを示しており、たとえば、宅内系PLCモデム103を搭載する電気製品(パソコン,電話機,テレビ,そのほかコンセントからの電源を必要とする家庭電化製品)で構成されている。
また、上記電気製品は、図1−2に示すように、それぞれ宅内系PLCモデム103を搭載していることを前提とし、さらに、パソコン等いくつかの電気製品(すべての電気製品を含む)については、宅内系PLCモデム103に加えてアクセス系PLCモデム102も搭載し、両方のネットワークに対応している。なお、アクセス系PLCモデム102のみを搭載する電気製品があってもよい。
以降、上記宅内系PLCネットワークとアクセス系PLCネットワークとを共存させるための処理を、図面にしたがって詳細に説明する。なお、ここでは、屋内(戸建住宅,集合住宅,ビル等)に、宅内系PLCモデムとアクセス系PLCモデムが混在する状況を前提とする。
図2−1は、上記宅内系PLCモデム103の内部構成例を示す図であり、送信データを変調する機能と受信信号を復調する機能とを備えた変復調部1と、データ通信に使用する帯域を切り替えるためのスイッチ2,4と、データ通信に使用する帯域を制限するための帯域制限フィルタ3と、受信信号を監視してスループットの劣化(低下)を検出するスループット劣化検出部5と、を備えている。
また、図2−2は、上記アクセス系PLCモデム102の内部構成例を示す図であり、送信データを変調する機能と受信信号を復調する機能とを備えた変復調部11と、自モデムの存在を宅内系PLCモデム103に認識させるためのジャム信号を出力するジャム信号発生回路12と、ジャム信号の送信処理と通常のデータ送受信処理とを切り替えるためのスイッチ13と、アクセス系の通信帯域のみを通過させるための帯域制限フィルタ14と、受信信号を監視してスループットの劣化(低下)を検出するスループット劣化検出部15と、を備えている。
ここで、上記電力線通信システムを構成する宅内系PLCモデム103およびアクセス系PLCモデム102の動作について説明する。図3は、宅内系PLCモデム103およびアクセス系PLCモデム102の動作を示す図である。
まず、宅内系PLCモデム103は、図3に示すようにt0の時点で、全周波数帯域を利用した、より高速な通信を開始する。その際、宅内系PLCモデム103では、スループット劣化検出部5が「帯域制限フィルタ3を経由しないルート」を指示するスイッチ切替信号をスイッチ2,4に対して出力することによって、全周波数帯域を利用した通信を実現する。なお、スループット劣化検出部5では、宅内系PLCモデム103が全周波数帯域を利用した通信を継続している間、復調データのスループットを監視する。
一方、アクセス系PLCモデム102は、たとえば、t1の時点(宅内系PLCモデム103が全周波数帯域を利用した通信を継続中)で、予めアクセス系PLCネットワークに割り当てられた周波数帯域(全周波数帯域の一部:アクセス系用周波数帯域と呼ぶ)を用いてデータ送受信を開始する。その際、アクセス系PLCモデム102では、スループット劣化検出部15が「データ送受信用のルート」を指示するスイッチ切替信号をスイッチ13に対して出力することによって、上記アクセス系用周波数帯域を利用した通信を実現する。
また、アクセス系PLCモデム102のスループット劣化検出部15では、データ通信開始と同時に、復調データのスループットの監視を開始する。一般的に、アクセス系PLCネットワークは、宅外からの信号が減衰して宅内に到達するため、信号衝突による通信の阻害の程度は宅内系PLCネットワークよりも大きいことがわかっている。したがって、上記監視により、たとえば、正常な通信が阻害されるほど大きくスループットが低下していると判断した場合、スループット劣化検出部15では、スループット低下の原因が、宅内系PLCモデム103が全周波数帯域を使用して通信を行っているためであると判断し、スイッチ13の切り替え制御を行う。そして、スイッチ切り替え完了後、直ちに、ジャム信号発生回路12が、アクセス系用周波数帯域を使用して、自モデムの存在を認識させるためのジャム信号を送信する。
なお、本実施の形態においては、上記スループットの低下を判断するための判断基準として、スループットのしきい値を予め規定しておく。たとえば、このしきい値は、アクセス系PLCモデム102が仕様上許容するスループットを満たしていればよく、固定値でもよいし、また、可変値であってもよい。したがって、アクセス系PLCモデム102は、宅内系PLCモデムの通信状態にかかわらず、スループットがしきい値を下回るまで通常通りデータ送受信を継続し、スループットがしきい値を下回った時点ではじめてスループット低下を認識しジャム信号を送信する。ただし、本実施の形態においては、上記しきい値に基づく判断に限らず、たとえば、過去のスループットを継続的に測定しておき、その平均値と現在のスループットとの比較結果に基づいて、スループットの低下を検出することとしてもよい。また、本実施の形態においては、スイッチを用いた切り替え処理を一例として説明したが、これに限らず、たとえば、変復調部がマルチキャリア方式のようにSW制御でスイッチ機能を実現する場合は、当該スイッチ機能を変復調部に含むこととしてもよい。
本実施の形態においては、たとえば、t2の時点で、宅内系PLCモデム103の通信により正常な通信が阻害されていると判断し、ジャム信号を送信している。なお、図3に示すt1〜t2間は、アクセス系用周波数帯域において、宅内系PLCモデム103による通信とアクセス系PLCモデム102による通信が混在し、信号の衝突が発生している。
その後、スループット劣化検出部5により復調データのスループットの監視を継続中の宅内系PLCモデム103は、スループットの低下を検出し(一例として、スループットが予め規定されたしきい値以下になった場合)、かつアクセス系用周波数帯域のCNR(Carrier to Noise Ratio)が劣化した場合に、その原因がジャム信号の影響であると判断し、この時点で、アクセス系PLCモデム102による通信が存在していることを認識する。本実施の形態では、たとえば、t3の時点で、アクセス系PLCモデム102の存在を認識する。そして、宅内系PLCモデム103では、スループット劣化検出部5が直ちに「帯域制限フィルタ3を経由するルート」にスイッチ2,4を切り替える制御を行い、この時点で、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始する。
なお、本実施の形態においては、アクセス系PLCモデム(子機)102が、正常な通信が阻害されるほど大きくスループットが低下していると判断した場合に、その原因が宅内系PLCモデム103が全周波数帯域を使用して通信を行っているためであると判断し、アクセス系用周波数帯域を使用してジャム信号を送信しているが、これに限らず、たとえば、アクセス系PLCモデム(親機)101が、上記のようにスループットが低下していると判断している場合には、親機101が子機102に対してジャム信号の送信を依頼し、この依頼に応じて、子機102がジャム信号を送信することとしてもよい。
このように、本実施の形態においては、宅内系PLCモデム間で全周波数帯域を利用した通信が行われている状態で、アクセス系PLCモデムがアクセス系用周波数帯域を用いて通信を開始した場合に、アクセス系PLCモデムが、正常な通信が阻害されるほどのスループットの低下を検出すると、その原因が全周波数帯域を使用した通信であると判断し、ジャム信号をアクセス系用周波数帯域を用いて送信することとした。また、その後、宅内系PLCモデムが、スループットの低下(CNRの劣化も含む)を検出すると、その原因がジャム信号の影響であると判断し、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始することとした。これにより、PLCネットワーク毎に利用可能な周波数帯を固定的に割り当てることなく、また、共通制御信号専用の帯域を設けて通信制御を行うことなく、宅内系PLCネットワークとアクセス系PLCネットワークを共存させることができる。
なお、本実施の形態においては、一例として、ジャム信号を用いて、宅内系PLCモデム103に対してアクセス系PLCモデム102の存在を認識させているが、これに限らず、アクセス系PLCモデム102の存在を認識させることができる信号であれば、ジャム信号以外の信号を用いることとしてもよい。たとえば、図4に示すように、宅内系PLCモデム103が、アクセス系PLCネットワークの信号の特徴、すなわち、「一定周期で同一信号が出力される」等の特徴、を検出することによって、アクセス系PLCモデム102の存在を認識することとしてもよい。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2の電力線通信システムについて説明する。本実施の形態では、前述した実施の形態1において、宅内系PLCモデム103がアクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した後の処理、について説明する。なお、アクセス系PLCネットワークの構成および宅内系PLCネットワークの構成については、前述した実施の形態1の図1−1および図1−2と同様である。
図5は、実施の形態2の宅内系PLCモデム103の内部構成例を示す図である。本実施の形態の宅内系PLCモデム103は、実施の形態1のスループット劣化検出部5の機能に加えて、さらに、時間情報に基づいて上記「アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信」を「全周波数帯域を利用した通信」に切り替える(復帰させる)機能を追加したスループット劣化検出部5aと、スループット劣化検出部5aに対して時間情報を通知する時間監視部6と、を備えている。なお、前述した実施の形態1の図2−1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、アクセス系PLCモデム102の構成については、前述した実施の形態1の図2−2と同様である。
ここで、本実施の形態の宅内系PLCモデム103の動作を、図6および図7を用いて説明する。たとえば、宅内系PLCモデム103が、t3の時点で、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した場合、時間監視部6では、同時にタイマーを起動して時間監視を開始する。そして、予め規定された一定時間が経過後、その旨を時間情報としてスループット劣化検出部5aに対して通知する。
その後、上記時間情報を受け取ったスループット劣化検出部5aでは、直ちに「帯域制限フィルタ3を経由しないルート」にスイッチ2,4を切り替える制御を行い、この時点(t4の時点)で、宅内系PLCモデム103は、強制的に全周波数帯域を利用した通信に復帰する。なお、図6は、t4の時点において、アクセス系PLCモデム102の通信が継続している場合を表し、図7は、t4の時点において、アクセス系PLCモデム102の通信が終了している場合を表している。たとえば、t4の時点において、アクセス系PLCモデム102の通信が継続している場合には、図6に示すように、アクセス系用周波数帯域において、再度、信号の衝突が発生するので、この場合は、前述した実施の形態1と同様の処理を再度実行する。
このように、本実施の形態においては、宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した時点から一定時間が経過した後、強制的に全周波数帯域を利用した通信を再開することとした。これにより、前述した実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、宅内系PLCネットワークにおいてスループットを向上させることができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3の電力線通信システムについて説明する。本実施の形態においても、前述した実施の形態2と同様に、宅内系PLCモデム103がアクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した後の処理、について説明する。ここでは、上記処理を、実施の形態2と異なる処理で実現する。なお、アクセス系PLCネットワークの構成および宅内系PLCネットワークの構成については、前述した実施の形態1の図1−1および図1−2と同様である。
図8は、実施の形態3の宅内系PLCモデム103の内部構成例を示す図である。本実施の形態の宅内系PLCモデム103は、実施の形態1のスループット劣化検出部5の機能に加えて、さらに、リセット信号により上記「アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信」を「全周波数帯域を利用した通信」に切り替える(復帰させる)機能を追加したスループット劣化検出部5bと、ユーザがリセットボタンを押下した場合にリセット信号を生成し出力するリセット信号生成部7と、を備えている。なお、前述した実施の形態1の図2−1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、アクセス系PLCモデム102の構成については、前述した実施の形態1の図2−2と同様である。
ここで、本実施の形態の宅内系PLCモデム103の動作を、図8および図9を用いて説明する。たとえば、宅内系PLCモデム103が、t3の時点で、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した場合、スループット劣化検出部5では、リセット信号を受信後、直ちに「帯域制限フィルタ3を経由しないルート」にスイッチ2,4を切り替える制御を行う。そして、この時点(t4の時点)で、宅内系PLCモデム103は、強制的に全周波数帯域を利用した通信に復帰する。なお、図9は、t4の時点において、アクセス系PLCモデム102の通信が終了している場合を表している。また、リセット信号出力時に、アクセス系PLCモデム102の通信が継続している場合には、前述した実施の形態2の図6と同様に、アクセス系用周波数帯域において、再度、信号の衝突が発生するので、この場合は、前述した実施の形態1と同様の処理を再度実行する。
このように、本実施の形態においては、宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した後、リセット信号の受信により、強制的に全周波数帯域を利用した通信を再開することとした。これにより、時間経過を待たずに、アクセス系PLCネットワークの通信状態に応じて早期に「全周波数帯域を利用した通信」に復帰できるので、実施の形態2よりもさらにスループットを向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる電力線通信システムは、屋内において宅内系PLCネットワークとアクセス系PLCネットワークとを共存させる場合に有用である。
屋内のアクセス系PLCネットワークの構成例を示す図である。 宅内系PLCネットワークの構成例を示す図である。 宅内系PLCモデムの内部構成例を示す図である。 アクセス系PLCモデムの内部構成例を示す図である。 宅内系PLCモデムおよびアクセス系PLCモデムの動作を示す図である。 宅内系PLCモデムおよびアクセス系PLCモデムの動作を示す図である。 宅内系PLCモデムの内部構成例を示す図である。 宅内系PLCモデムおよびアクセス系PLCモデムの動作を示す図である。 宅内系PLCモデムおよびアクセス系PLCモデムの動作を示す図である。 宅内系PLCモデムの内部構成例を示す図である。 宅内系PLCモデムおよびアクセス系PLCモデムの動作を示す図である。 従来の電力線通信方法の一例を示す図である。 従来の電力線通信方法の一例を示す図である。
符号の説明
1,11 変復調部
2,4,13 スイッチ
3,14 帯域制限フィルタ
5,15 スループット劣化検出部
12 ジャム信号発生回路
101,102 アクセス系PLCモデム
103 宅内系PLCモデム

Claims (18)

  1. 宅内の機器間のデータ通信を目的とした宅内系PLC(Power Line Communication)ネットワークと、広域アクセスを目的としたアクセス系PLCネットワークと、が共存する電力線通信システムであって、
    前記アクセス系PLCネットワークに存在し、宅内に配置される単一または複数のアクセス系PLCモデムと、
    前記宅内系PLCネットワークに存在し、宅内に配置される複数の宅内系PLCモデムと、
    を備え、
    前記アクセス系PLCモデムは、前記宅内でアクセス系用周波数帯域を用いて通信を行った際に、スループットの低下を検出すると、自モデムの存在を認識させるためのジャム信号を前記アクセス系用周波数帯域を用いて送信し、
    前記宅内系PLCモデムは、アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を行い、スループットの低下を検出すると、前記アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信に切り替えることを特徴とする電力線通信システム。
  2. 前記宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した時点から一定時間が経過した後、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を再開することを特徴とする請求項1に記載の電力線通信システム。
  3. 前記宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した後、リセット信号の受信により、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を再開することを特徴とする請求項1に記載の電力線通信システム。
  4. 前記アクセス系PLCモデムは、正常な通信が阻害されるスループットの低下を検出すると、前記ジャム信号を送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の電力線通信システム。
  5. 前記アクセス系PLCモデムは、スループット低下の原因が前記宅内系PLCモデムによるものと判断した場合に、前記ジャム信号を送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の電力線通信システム。
  6. 前記宅内系PLCモデムは、スループット低下の原因が前記ジャム信号の影響であると判断した場合に、通信の切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の電力線通信システム。
  7. 広域アクセスを目的とした屋内のアクセス系PLC(Power Line Communication)ネットワークに存在し、かつ、宅内の機器間のデータ通信を目的とした宅内系PLCネットワークに存在する複数の宅内系PLCモデムとともに電力線通信システムを構成する、アクセス系PLCモデムであって、
    自モデムの存在を宅内系PLCモデムに認識させるためのジャム信号を出力するジャム信号発生手段と、
    前記ジャム信号の送信処理とデータ送受信処理とを切り替えるスイッチ手段と、
    受信信号を監視してスループットの劣化を検出するスループット劣化検出手段と、
    を備え、
    前記スループット劣化検出手段が、スループットの低下を検出すると、前記スイッチ手段の切り替え制御を行い、
    前記スイッチ手段の切り替えが完了後、前記ジャム信号発生手段が、前記ジャム信号をアクセス系用周波数帯域を用いて送信することを特徴とするアクセス系PLCモデム。
  8. 前記スループット低下の原因が前記宅内系PLCモデムによるものと判断した場合に、前記ジャム信号を送信することを特徴とする請求項7に記載のアクセス系PLCモデム。
  9. 宅内の機器間のデータ通信を目的とした宅内系PLC(Power Line Communication)ネットワークに存在し、かつ、広域アクセスを目的とした屋内のアクセス系PLCネットワークに存在するアクセス系PLCモデムとともに電力線通信システムを構成する、宅内系PLCモデムであって、
    データ通信に使用する帯域を切り替えるスイッチ手段と、
    受信信号を監視してスループットの劣化を検出するスループット劣化検出手段と、
    を備え、
    アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を行っている状態で、前記スループット劣化検出手段がスループットの低下を検出した場合に、前記スイッチ手段の切り替えにより、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を、前記アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信に切り替えることを特徴とする宅内系PLCモデム。
  10. さらに、前記アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した時点から時間監視を開始し、一定時間経過後、前記スイッチ手段の切り替えにより、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を再開することを特徴とする請求項9に記載の宅内系PLCモデム。
  11. さらに、前記アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した後、リセット信号を受信した場合に、前記スイッチ手段の切り替えにより、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を再開することを特徴とする請求項9に記載の宅内系PLCモデム。
  12. 前記スループット低下の原因がジャム信号の影響であると判断した場合に、通信の切り替えを行うことを特徴とする請求項9、10または11に記載の宅内系PLCモデム。
  13. 宅内の機器間のデータ通信を目的とした宅内系PLC(Power Line Communication)ネットワークと、広域アクセスを目的としたアクセス系PLCネットワークと、が共存する電力線通信方法であって、
    前記アクセス系PLCネットワークに存在する宅内のアクセス系PLCモデムが、前記宅内でアクセス系用周波数帯域を用いて通信を行った際に、スループットの低下を検出すると、自モデムの存在を認識させるためのジャム信号を前記アクセス系用周波数帯域を用いて送信するジャム信号送信ステップと、
    前記宅内系PLCネットワークに存在する宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を行い、スループットの低下を検出すると、前記アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信に切り替える通信制御ステップと、
    を含むことを特徴とする電力線通信方法。
  14. 前記宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した時点から一定時間が経過した後、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を再開することを特徴とする請求項13に記載の電力線通信方法。
  15. 前記宅内系PLCモデムが、アクセス系用周波数帯域以外の帯域を利用した通信を開始した後、リセット信号の受信により、前記アクセス系用周波数帯域を含めた周波数帯域を利用した通信を再開することを特徴とする請求項13に記載の電力線通信方法。
  16. 前記アクセス系PLCモデムは、正常な通信が阻害されるスループットの低下を検出すると、前記ジャム信号を送信することを特徴とする請求項13、14または15に記載の電力線通信方法。
  17. 前記アクセス系PLCモデムは、スループット低下の原因が前記宅内系PLCモデムによるものと判断した場合に、前記ジャム信号を送信することを特徴とする請求項13、14または15に記載の電力線通信方法。
  18. 前記宅内系PLCモデムは、スループット低下の原因が前記ジャム信号の影響であると判断した場合に、通信の切り替えを行うことを特徴とする請求項13に記載の電力線通信方法。


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