JP2002368831A - データ通信装置管理装置及びデータ通信装置管理方法 - Google Patents

データ通信装置管理装置及びデータ通信装置管理方法

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JP2002368831A
JP2002368831A JP2001171854A JP2001171854A JP2002368831A JP 2002368831 A JP2002368831 A JP 2002368831A JP 2001171854 A JP2001171854 A JP 2001171854A JP 2001171854 A JP2001171854 A JP 2001171854A JP 2002368831 A JP2002368831 A JP 2002368831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信方式の異なる複数の電力線モデム
が同一の電力線上に存在する場合に、各電力線モデムの
データ送信を制御する。 【解決手段】 管理プロセッサ6内の選択部61が、例
えば、方式Bの電力線モデム4a〜4mを送信許可電力
線モデムに選択し、メッセージ生成部62が方式Bの電
力線モデム4a〜4mに送信許可を指示する送信許可電
文を、方式Aの電力線モデム3a〜3mに送信禁止を指
示する送信禁止電文を生成し、方式Aの電力線モデム3
nが送信禁止電文を方式Aの電力線モデム3a〜3mに
送信し、方式Bの電力線モデム4nが送信許可電文を方
式Bの電力線モデム4a〜4mに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伝送媒体に電力
線を用いる電力線モデムに関するものであり、複数の通
信方式による電力線モデムを、同一電力線上で互いに妨
害や混信させることなく通信する方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電力線を伝送媒体とする電力線モデムに
は、様々な方式が提案されている。例えば、特開平11
−136203号公報に示すように複数の狭帯域変調信
号を利用する方式がある。あるいは拡散スペクトラム方
式によるものなどがある。いずれの方式も、同一電力線
上には、それぞれの方式の電力線モデムのみが接続され
ている事を前提にしている。
【0003】しかしながら、家電機器の制御用に電力線
モデムを利用することが増えて来たため、同一家屋内で
複数の方式の電力線モデムが使われる事が起きて来た。
異なる方式の電力線モデムを同一家屋内で利用すると、
一方の方式の電力線モデムからは、他方の方式の電力線
モデムが伝送路に送信している信号はノイズとして見え
る。そのため同時に通信をすると、互いにノイズとして
見えるため、互いの通信を妨害し、双方の通信共に通信
不可となったり、大幅に伝送誤りが増える事がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の電
力線モデムでは、複数のデータ通信方式のモデムが同一
の電力線上に存在した場合に、通信不能となったり、大
幅に伝送誤りが増えるといる問題点があった。そこで、
本発明は、このような問題点を解消することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ通信
装置管理装置は、共通のデータ通信路を用いるデータ通
信形式の異なる複数種のデータ通信装置を管理するデー
タ通信装置管理装置であって、前記複数種のデータ通信
装置の中から特定の種類のデータ通信装置を通信許可デ
ータ通信装置として選択する選択部と、前記選択部によ
り選択された前記通信許可データ通信装置に対して前記
共通のデータ通信路を用いたデータ通信を許可する通信
許可メッセージを生成し、前記通信許可データ通信装置
以外のデータ通信装置に対して前記共通のデータ通信路
を用いたデータ通信を禁止する通信禁止メッセージを生
成するメッセージ生成部と、前記メッセージ生成部によ
り生成された前記通信許可メッセージを前記通信許可デ
ータ通信装置へ送信し、前記メッセージ生成部により生
成された前記通信禁止メッセージを前記通信許可データ
通信装置以外のデータ通信装置へ送信する送信部とを有
することを特徴とする。
【0006】前記選択部は、一定期間ごとに通信許可デ
ータ通信装置の選択を行い、前記メッセージ生成部は、
前記選択部により選択された通信許可データ通信装置に
対して前記共通のデータ通信路を用いたデータ通信を一
定期間許可する通信許可メッセージを生成し、前記通信
許可データ通信装置以外のデータ通信装置に対して前記
共通のデータ通信路を用いたデータ通信を一定期間禁止
する通信禁止メッセージを生成することを特徴とする。
【0007】本発明に係るデータ通信装置管理装置は、
共通のデータ通信路を用いるデータ通信形式の異なる複
数種のデータ通信装置を管理するデータ通信装置管理装
置であって、前記複数種のデータ通信装置の中から特定
の種類のデータ通信装置を通信制限データ通信装置とし
て選択する選択部と、前記選択部により選択された前記
通信制限データ通信装置が検出可能な信号であって、他
のデータ通信装置により前記共通のデータ通信路が占有
されていると前記通信制限データ通信装置に判断させる
特定の信号をデータ通信制限信号として生成するデータ
通信制限信号生成部と、前記データ通信制限信号生成部
により生成された前記データ通信制限信号を前記通信制
限データ通信装置に対して送信する送信部とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】前記データ通信制限信号生成部は、前記通
信制限データ通信装置が検出可能な周波数の信号であっ
て、他のデータ通信装置により前記共通のデータ通信路
が占有されていると前記通信制限データ通信装置に判断
させる特定の周波数の信号をデータ通信制限信号として
生成することを特徴とする。
【0009】前記データ通信装置管理装置は、共通の電
力線を用いるデータ通信形式の異なる複数種の電力線モ
デムを、前記複数種のデータ通信装置として管理するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明に係るデータ通信装置管理方法は、
共通のデータ通信路を用いるデータ通信形式の異なる複
数種のデータ通信装置を管理するデータ通信装置管理方
法であって、前記複数種のデータ通信装置の中から特定
の種類のデータ通信装置を通信許可データ通信装置とし
て選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選
択された前記通信許可データ通信装置に対して前記共通
のデータ通信路を用いたデータ通信を許可する通信許可
メッセージを生成し、前記通信許可データ通信装置以外
のデータ通信装置に対して前記共通のデータ通信路を用
いたデータ通信を禁止する通信禁止メッセージを生成す
るメッセージ生成ステップと、前記メッセージ生成ステ
ップにより生成された前記通信許可メッセージを前記通
信許可データ通信装置へ送信し、前記メッセージ生成ス
テップにより生成された前記通信禁止メッセージを前記
通信許可データ通信装置以外のデータ通信装置へ送信す
る送信ステップとを有することを特徴とする。
【0011】前記選択ステップは、一定期間ごとに通信
許可データ通信装置の選択を行い、前記メッセージ生成
ステップは、前記選択ステップにより選択された通信許
可データ通信装置に対して前記共通のデータ通信路を用
いたデータ通信を一定期間許可する通信許可メッセージ
を生成し、前記通信許可データ通信装置以外のデータ通
信装置に対して前記共通のデータ通信路を用いたデータ
通信を一定期間禁止する通信禁止メッセージを生成する
ことを特徴とする。
【0012】本発明に係るデータ通信装置管理方法は、
共通のデータ通信路を用いるデータ通信形式の異なる複
数種のデータ通信装置を管理するデータ通信装置管理方
法であって、前記複数種のデータ通信装置の中から特定
の種類のデータ通信装置を通信制限データ通信装置とし
て選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選
択された前記通信制限データ通信装置が検出可能な信号
であって、他のデータ通信装置により前記共通のデータ
通信路が占有されていると前記通信制限データ通信装置
に判断させる特定の信号をデータ通信制限信号として生
成するデータ通信制限信号生成ステップと、前記データ
通信制限信号生成ステップにより生成された前記データ
通信制限信号を前記通信制限データ通信装置に対して送
信する送信ステップとを有することを特徴とする。
【0013】前記データ通信制限信号生成ステップは、
前記通信制限データ通信装置が検出可能な周波数の信号
であって、他のデータ通信装置により前記共通のデータ
通信路が占有されていると前記通信制限データ通信装置
に判断させる特定の周波数の信号をデータ通信制限信号
として生成することを特徴とする。
【0014】前記データ通信装置管理方法は、共通の電
力線を用いるデータ通信形式の異なる複数種の電力線モ
デムを、前記複数種のデータ通信装置として管理するこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は電力線モデ
ム及び本発明に係る電力線搬送通信管理装置(データ通
信装置管理装置)を含むシステムの構成図、図2は電力
線搬送通信管理装置の処理の流れを示すフローチャー
ト、図3は本発明によるネットワーク上の通信の状態を
示す図である。
【0016】図1において、1は電力線搬送通信管理装
置、2は伝送路である電力線、3a〜3mおよび3nは
通信方式Aによる電力線モデム(データ通信装置)、4
a〜4mおよび4nは通信方式Bによる電力線モデム
(データ通信装置)、5は電力線モデムに接続される端
末機器、6は電力線搬送通信管理装置内の管理プロセッ
サである。
【0017】なお、図1に示すように、電力線搬送通信
管理装置1は、通信方式Aによる電力線モデム3n、通
信方式Bによる電力線モデム4n、及び管理プロセッサ
6から構成される。更に、管理プロセッサ6は、選択部
61及びメッセージ生成部62から構成される。ここ
で、選択部61は、通信方式Aによる電力線モデム3a
〜3m又は通信方式Bによる電力線モデム4a〜4mの
いずれかを送信許可電力線モデム(通信許可データ通信
装置)として選択する。また、メッセージ生成部62
は、選択部61により選択された送信許可電力線モデム
に対してデータ送信の許可を指示する送信許可電文(通
信許可メッセージ)を生成し、送信許可電力線モデム以
外の電力線モデムに対してデータ送信の禁止を指示する
送信禁止電文(通信禁止メッセージ)を生成する。ま
た、通信方式Aによる電力線モデム3n、通信方式Bに
よる電力線モデム4nは、メッセージ生成部62で生成
された送信許可電文又は送信禁止電文のいずれかをそれ
ぞれ方式Aによる電力線モデム3a〜3m又は通信方式
Bによる電力線モデム4a〜4mに対して送信する。こ
のため、方式Aによる電力線モデム3n及び方式Bによ
る電力線モデム4nは、それぞれ送信部として機能す
る。
【0018】また、図1において、方式Aの電力線モデ
ム3同士は、方式Aの伝送方式により互いに通信が可能
である。同様に方式Bの電力線モデム4同士も、方式B
の伝送方式により互いに通信が可能である。しかし、方
式Aの電力線モデム3と方式Bの電力線モデム4の間で
は方式が異なるため通信ができない。さらに、方式Aの
電力線モデム3が電力線上に送信する信号は、方式Bの
電力線モデム4にとってはノイズとなる。同様に方式B
の電力線モデム4が電力線上に送信する信号は、方式A
の電力線モデムにとってはノイズとなる。
【0019】次に電力線搬送通信管理装置1の動作につ
いて説明する。前述のように、電力線搬送通信管理装置
1には、方式Aの電力線モデム3nと方式Bの電力線モ
デム4nが内蔵されているため、方式Aの電力線モデム
3n経由で他のすべての方式Aの電力線モデム3a〜3
mとの通信が可能であり、また方式Bの電力線モデム4
n経由で他のすべての方式Bの電力線モデム4a〜4m
との通信も可能である。
【0020】図2は、電力線搬送通信管理装置1の処理
を示すフローチャートである。はじめに、管理プロセッ
サ6内の選択部61が送信許可電力線モデムを選択す
る。ここでは、例えば、方式Bの電力線モデムを送信許
可電力線モデムとして選択する(S11)。次に、管理
プロセッサ6内のメッセージ生成部62が送信許可電文
及び送信禁止電文を生成する(S12)。次に、方式A
の電力線モデム3n経由ですべての方式Aの電力線モデ
ム3a〜3mに対して送信禁止電文を送信する(S1
3)。同時に方式Bの電力線モデム4n経由で、すべて
の方式Bの電力線モデム4a〜4mに対して送信許可電
文を送信する(S14)。
【0021】ここで、送信禁止電文を受け取った方式A
の電力線モデム3a〜3mは、以後は電文の送信を中止
する。一方、送信許可電文を受け取った方式Bの電力線
モデム4a〜4mは、以後は必要に応じて電文を送信で
きるため、方式Bの電力線モデム4a〜4mの通信が方
式Aの電力線モデム3a〜3mの通信に妨害されること
なく通信が可能となる。
【0022】一方、電力線搬送通信管理装置1では、一
定時間を待ち(S15)、一定期間経過後は、選択部6
1が方式Aの電力線モデムを送信許可電力線モデムとし
て選択し(S16)、メッセージ生成部62が送信許可
電文及び送信禁止電文を生成する(S17)。その後、
方式Bの電力線モデム4n経由ですべての方式Bの電力
線モデム4a〜4mに対し送信禁止電文を送信する(S
18)。同時に、方式Aの電力線モデム3n経由ですべ
ての方式Aの電力線モデム3a〜3mに送信許可電文を
送信する。以後は、方式Aの電力線モデム3a〜3mは
必要に応じて送信を行うことができ、方式Bの電力線モ
デム4a〜4mは送信ができなくなるので、方式Aの電
力線モデム3a〜3mと方式Bの電力線モデム4a〜4
mの送信が同時に発生することが回避され、互いを妨害
することが無くなる。
【0023】この後、電力線搬送通信管理装置1は、一
定期間を待った後(S20)、ステップS11に戻り、
以降同様の処理を繰り返す。
【0024】図3は、以上の処理が行われた場合の伝送
路上の電文の流れを示した図である。一方の方式への送
信禁止電文の送信と、他方の方式への送信許可電文の送
信は同時としたが、実際は送信禁止電文の送信後、ただ
ちに送信が止められない場合もあり、その場合は送信禁
止電文の送信後に一定時間を待ってから、送信許可電文
を送信しなければならない。
【0025】また、送信禁止電文、送信許可電文による
制御の例について説明したが、一定時間だけ送信を許可
する電文や、一定時間だけ送信を禁止する電文を使って
も同様の効果を奏する。また、説明の簡単のために方式
Aと方式Bの2つの方式が混在するシステムを例とした
が、3つ以上の方式が混在するシステムでも同様の構成
で実現可能である。
【0026】実施の形態2.実施の形態1では、送信禁
止の指示に、送信禁止電文を使っていた。しかしなが
ら、単純な電力線モデムでは、電文による禁止指示を解
釈できないようなものも存在する。この場合は、そのモ
デムの方式で定められている送受信切り替え機能を利用
する。
【0027】電力線モデムには単独の方式の電力線モデ
ム同士でも、同時に送信することが無いように送信を制
御する機能がある。特開平8−242195では、電力
線上に他のモデムが送信しているかどうかを検知する機
能の例が示されている。特開平8−242195によれ
ば、電力線モデムは、送信する直前にこの機能により他
のモデムが送信しているかどうかをチェックし、他の電
力線モデムが送信していると検知した場合は、その通信
が終了するまで、送信を中止する。
【0028】この機能を用い、電力線上に適当な信号を
出力し続けることで、他の電力線モデムの送信を抑止で
きる。例えば、電力線搬送通信管理装置1は、方式Aの
電力線モデム3が他の電力線モデムが送信中と判断する
ような信号(電力線が他の電力線モデムにより占有され
ていると判断する信号)で、且つ方式Bの電力線モデム
4にとって通信を妨害しないような信号を電力線上に出
力し続ければよい。なお、この信号をデータ通信制限信
号と呼ぶ。また、このデータ通信制限信号は、例えば、
一方の方式の電力線モデムのみが検出可能な周波数の信
号とすることができる。これにより、方式Aの電力線モ
デム3は他の方式Aの電力線モデム3が送信中と判断
し、以後の送信は行わない。
【0029】図4は、本実施の形態2に係るシステム構
成を示した図であり、図1に示されたメッセージ生成部
62を、データ通信制限信号生成部63に置き換えた以
外は、図1と同じである。本実施の形態では、選択部6
1は、データ通信を制限する電力線モデムを通信制限電
力線モデム(通信制限データ通信装置)として選択し、
データ通信制限信号生成部63は、選択部61により選
択された通信制限電力線モデムのデータ通信を制限する
データ通信制限信号を生成する。
【0030】次に、電力線搬送通信管理装置1の動作
を、図5を用いて説明する。まず、管理プロセッサ6内
の選択部61が通信制限電力線モデムを選択する。ここ
では、方式Aの電力線モデムを通信制限電力線モデムに
選択する(S21)。次に、管理プロセッサ6内のデー
タ通信制限信号生成部63が方式Aの電力線モデム3a
〜3m向けのデータ通信制限信号を生成する(S2
2)。その後、方式Aの電力線モデム3n経由で方式A
の電力線モデム向けのデータ通信制限信号を送信する
(S23)。これにより、方式Aの電力線モデムは方式
Aの他の電力線モデムが送信中と判断し、以後の送信は
行わない。次に、電力線搬送通信管理装置1は、一定期
間を待ち(S24)、一定期間の経過後、選択部61が
方式Bの電力線モデムを通信制限電力線モデムに選択し
(S25)、データ通信制限信号生成部63が方式Bの
電力線モデム4a〜4m向けのデータ通信制限信号を生
成し(S26)、方式Bの電力線モデム4n経由で方式
Bの電力線モデム向けのデータ通信制限信号を送信する
(S27)。これにより、方式Bの電力線モデムは方式
Bの他の電力線モデムが送信中と判断し、以後の送信は
行わない。その後、電力線搬送通信管理装置1は、一定
期間待機した後(S28)、ステップS21に戻り、以
降同様の処理を繰り返す。
【0031】このように、電力線搬送通信管理装置1
は、上述のようなデータ通信制限信号の出力により電力
線モデムの送信を抑止し、あるいは送信禁止電文の送信
により送信の禁止を他の電力線モデムに指示する事によ
り、データ通信形式の異なる電力線モデムの送信が衝突
しないように制御できる。
【0032】なお、実施の形態1及び2では、本発明に
係るデータ通信装置管理装置について説明したが、実施
の形態1及び2に示した動作手順により本発明に係るデ
ータ通信装置管理方法も実現することができる。
【0033】ここで、本発明の特徴をまとめると以下の
ようになる。
【0034】本発明は、同一の電力線上に複数の方式の
電力線モデムを使うネットワークにおいて、使用するす
べての方式の電力線モデムを内蔵する電力線搬送通信管
理装置と、前記電力線搬送通信管理装置がそれぞれの方
式の電力線モデムのネットワークシステムに通信の許可
を与える手段を備えて、それぞれの方式の電力線モデム
が同時に電力線を使用しない様にして、互いの妨害を避
けるものである。
【0035】即ち、本発明による電力線搬送通信管理装
置は、電力線に信号を重畳させデータ通信を行う電力線
モデムにより構成されるネットワークを管理する電力線
搬送通信管理装置において、他の電力線モデムの送信を
禁止する電文を送信する手段と、一旦禁止した送信を許
可する電文を送信する手段とを備え、他の電力線モデム
の送信を一定期間禁止することを特徴とする。
【0036】また、前記電力線搬送通信管理装置は、他
の電力線モデムの送信を一定期間禁止する電文を送信す
る手段を備え、他の電力線モデムの送信を一定期間禁止
することを特徴とする。
【0037】前記電力線搬送通信管理装置は、他の電力
線モデムの送信を一定期間許可する電文を送信する手段
を備え、他の電力線モデムの送信を一定期間のみ許可す
ることを特徴とする。
【0038】また、本発明による電力線搬送通信管理装
置は、前記ネットワークが複数の方式の電力線モデムに
より構成されるネットワークで、該ネットワーク上に存
在するすべての方式の電力線モデムと通信する手段を備
え、該通信手段により任意の方式の電力線モデムの送信
を一定期間禁止する電文を送信することにより、任意の
電力線モデムの送信を一定期間禁止することを特徴とす
る。
【0039】また、前記電力線搬送通信管理装置は、前
記ネットワークにおいて、特定の電力線モデムだけを送
信抑止する信号を一定期間送信し続ける信号送信手段を
備え、該信号を一定期間送信しつづけることで、特定の
電力線モデムだけを一定期間送信抑止することを特徴と
する。
【0040】
【発明の効果】このように、本発明によれば、データ通
信方式の異なる電力線モデムが同一電力線上に存在して
も、それぞれの電力線モデムの送信がぶつからない様に
制御するので、互いの通信がじゃまされず通信が可能と
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るシステム構成
を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の電力線搬送通信管
理装置の処理のフローチャートを示す図。
【図3】 ネットワーク上の通信の状態を示す図。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るシステム構成
を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の電力線搬送通信管
理装置の処理のフローチャートを示す図。
【符号の説明】
1 電力線搬送通信管理装置、2 電力線、3 電力線
モデム、4 電力線モデム、5 端末機器、6 管理プ
ロセッサ、61 選択部、62 メッセージ生成部、6
3 データ通信制限信号生成部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のデータ通信路を用いるデータ通信
    形式の異なる複数種のデータ通信装置を管理するデータ
    通信装置管理装置であって、 前記複数種のデータ通信装置の中から特定の種類のデー
    タ通信装置を通信許可データ通信装置として選択する選
    択部と、 前記選択部により選択された前記通信許可データ通信装
    置に対して前記共通のデータ通信路を用いたデータ通信
    を許可する通信許可メッセージを生成し、前記通信許可
    データ通信装置以外のデータ通信装置に対して前記共通
    のデータ通信路を用いたデータ通信を禁止する通信禁止
    メッセージを生成するメッセージ生成部と、 前記メッセージ生成部により生成された前記通信許可メ
    ッセージを前記通信許可データ通信装置へ送信し、前記
    メッセージ生成部により生成された前記通信禁止メッセ
    ージを前記通信許可データ通信装置以外のデータ通信装
    置へ送信する送信部とを有することを特徴とするデータ
    通信装置管理装置。
  2. 【請求項2】 前記選択部は、一定期間ごとに通信許可
    データ通信装置の選択を行い、 前記メッセージ生成部は、前記選択部により選択された
    通信許可データ通信装置に対して前記共通のデータ通信
    路を用いたデータ通信を一定期間許可する通信許可メッ
    セージを生成し、前記通信許可データ通信装置以外のデ
    ータ通信装置に対して前記共通のデータ通信路を用いた
    データ通信を一定期間禁止する通信禁止メッセージを生
    成することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装
    置管理装置。
  3. 【請求項3】 共通のデータ通信路を用いるデータ通信
    形式の異なる複数種のデータ通信装置を管理するデータ
    通信装置管理装置であって、 前記複数種のデータ通信装置の中から特定の種類のデー
    タ通信装置を通信制限データ通信装置として選択する選
    択部と、 前記選択部により選択された前記通信制限データ通信装
    置が検出可能な信号であって、他のデータ通信装置によ
    り前記共通のデータ通信路が占有されていると前記通信
    制限データ通信装置に判断させる特定の信号をデータ通
    信制限信号として生成するデータ通信制限信号生成部
    と、 前記データ通信制限信号生成部により生成された前記デ
    ータ通信制限信号を前記通信制限データ通信装置に対し
    て送信する送信部とを有することを特徴とするデータ通
    信装置管理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ通信制限信号生成部は、前記
    通信制限データ通信装置が検出可能な周波数の信号であ
    って、他のデータ通信装置により前記共通のデータ通信
    路が占有されていると前記通信制限データ通信装置に判
    断させる特定の周波数の信号をデータ通信制限信号とし
    て生成することを特徴とする請求項3に記載のデータ通
    信装置管理装置。
  5. 【請求項5】 前記データ通信装置管理装置は、共通の
    電力線を用いるデータ通信形式の異なる複数種の電力線
    モデムを、前記複数種のデータ通信装置として管理する
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のデータ通信装
    置管理装置。
  6. 【請求項6】 共通のデータ通信路を用いるデータ通信
    形式の異なる複数種のデータ通信装置を管理するデータ
    通信装置管理方法であって、 前記複数種のデータ通信装置の中から特定の種類のデー
    タ通信装置を通信許可データ通信装置として選択する選
    択ステップと、 前記選択ステップにより選択された前記通信許可データ
    通信装置に対して前記共通のデータ通信路を用いたデー
    タ通信を許可する通信許可メッセージを生成し、前記通
    信許可データ通信装置以外のデータ通信装置に対して前
    記共通のデータ通信路を用いたデータ通信を禁止する通
    信禁止メッセージを生成するメッセージ生成ステップ
    と、 前記メッセージ生成ステップにより生成された前記通信
    許可メッセージを前記通信許可データ通信装置へ送信
    し、前記メッセージ生成ステップにより生成された前記
    通信禁止メッセージを前記通信許可データ通信装置以外
    のデータ通信装置へ送信する送信ステップとを有するこ
    とを特徴とするデータ通信装置管理方法。
  7. 【請求項7】 前記選択ステップは、一定期間ごとに通
    信許可データ通信装置の選択を行い、 前記メッセージ生成ステップは、前記選択ステップによ
    り選択された通信許可データ通信装置に対して前記共通
    のデータ通信路を用いたデータ通信を一定期間許可する
    通信許可メッセージを生成し、前記通信許可データ通信
    装置以外のデータ通信装置に対して前記共通のデータ通
    信路を用いたデータ通信を一定期間禁止する通信禁止メ
    ッセージを生成することを特徴とする請求項6に記載の
    データ通信装置管理方法。
  8. 【請求項8】 共通のデータ通信路を用いるデータ通信
    形式の異なる複数種のデータ通信装置を管理するデータ
    通信装置管理方法であって、 前記複数種のデータ通信装置の中から特定の種類のデー
    タ通信装置を通信制限データ通信装置として選択する選
    択ステップと、 前記選択ステップにより選択された前記通信制限データ
    通信装置が検出可能な信号であって、他のデータ通信装
    置により前記共通のデータ通信路が占有されていると前
    記通信制限データ通信装置に判断させる特定の信号をデ
    ータ通信制限信号として生成するデータ通信制限信号生
    成ステップと、 前記データ通信制限信号生成ステップにより生成された
    前記データ通信制限信号を前記通信制限データ通信装置
    に対して送信する送信ステップとを有することを特徴と
    するデータ通信装置管理方法。
  9. 【請求項9】 前記データ通信制限信号生成ステップ
    は、前記通信制限データ通信装置が検出可能な周波数の
    信号であって、他のデータ通信装置により前記共通のデ
    ータ通信路が占有されていると前記通信制限データ通信
    装置に判断させる特定の周波数の信号をデータ通信制限
    信号として生成することを特徴とする請求項8に記載の
    データ通信装置管理方法。
  10. 【請求項10】 前記データ通信装置管理方法は、共通
    の電力線を用いるデータ通信形式の異なる複数種の電力
    線モデムを、前記複数種のデータ通信装置として管理す
    ることを特徴とする請求項6又は8に記載のデータ通信
    装置管理方法。
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