JP6337450B2 - フロントコンバータレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、水中でも用いることができるフロントコンバータレンズと、これを有する撮像装置、およびフロントコンバータレンズの製造方法に関し、特に、ワイドコンバータとしてのフロントコンバータレンズに関する。
従来、水中での撮影は、例えば水陸両用のレンズを使用していた(例えば特許文献1参照)。
特開平6−242369号公報
しかしながら、従来の水陸両用のレンズは、水中での光学性能が充分ではなく、水中で発生する収差を充分に補正していない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、水中での高い光学性能を備えたフロントコンバータレンズ、該フロントコンバータレンズを備えた撮像装置、および該フロントコンバータレンズの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るフロントコンバータレンズは、マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズであって、最も物体側に配置された負レンズと最も像側に配置された正レンズとを有し、以下の条件を満足することを特徴とする。
1.00≦ν2−ν1≦20.00
2.00≦|fCn/fM|≦5.00
−0.15≦TL/fC≦0.15
ただし、
ν1:前記負レンズの硝材の分散値
ν2:前記正レンズの硝材の分散値
fCn:空気中における前記負レンズの焦点距離
fM:空気中における前記マスターレンズの焦点距離(ただし、前記マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)
TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
fC:水中における前記フロントコンバータレンズの焦点距離
また、本発明に係る撮像装置は、上記フロントコンバータレンズを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るフロントコンバータレンズの製造方法は、マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズの製造方法であって、最も物体側に負レンズを配置し最も像側に正レンズを配置し、以下の条件を満足するように構成することを特徴とする。
1.00≦ν2−ν1≦20.00
2.00≦|fCn/fM|≦5.00
−0.15≦TL/fC≦0.15
ただし、
ν1:前記負レンズの硝材の分散値
ν2:前記正レンズの硝材の分散値
fCn:空気中における前記負レンズの焦点距離
fM:空気中における前記マスターレンズの焦点距離(ただし、前記マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)
TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
fC:水中における前記フロントコンバータレンズの焦点距離
本発明によれば、水中での高い光学性能を備えたフロントコンバータレンズ、該フロントコンバータレンズを備えた撮像装置、および該フロントコンバータレンズの製造方法を提供することができる。
第1実施例に係るマスターレンズの構成を示す断面図である。 水中において図1のマスターレンズに第1実施例に係るフロントコンバータレンズを装着した状態のレンズ構成を示す断面図である。 図1のマスターレンズの諸収差であり、(a)は陸上使用時、(b)は水中使用時を示している。 図2の光学系の諸収差図である。 第2実施例に係るマスターレンズの構成を示す断面図である。 水中において図5のマスターレンズに第2実施例に係るフロントコンバータレンズを装着した状態のレンズ構成を示す断面図である。 図5のマスターレンズの陸上使用時の諸収差図である。 図6の光学系の諸収差図である。 第3実施例に係るマスターレンズの構成を示す断面図である。 水中において図9のマスターレンズに第3実施例に係るフロントコンバータレンズを装着した状態のレンズ構成を示す断面図である。 図9のマスターレンズの陸上使用時の諸収差図である。 図10の光学系の諸収差図である。 第4実施例に係るマスターレンズの構成を示す断面図である。 水中において図13のマスターレンズに第4実施例に係るフロントコンバータレンズを装着した状態のレンズ構成を示す断面図である。 図13のマスターレンズの諸収差であり、(a)は陸上使用時、(b)は水中使用時を示している。 図14の光学系の諸収差図である。 第5実施例に係るマスターレンズの構成を示す断面図である。 水中において図17のマスターレンズに第5実施例に係るフロントコンバータレンズを装着した状態のレンズ構成を示す断面図である。 図17のマスターレンズの陸上使用時の諸収差図である。 図18の光学系の諸収差図である。 本発明に係るフロントコンバータレンズを装着した撮像装置の構成を示す図である。 本発明に係るフロントコンバータレンズの製造方法の概略を示すフロー図である。
以下、本発明に係るフロントコンバータレンズ、撮像装置、およびフロントコンバータレンズの製造方法について説明する。なお、本明細書において「陸上」とは、空気中のことをいう。
まず、本発明に係るフロントコンバータレンズについて説明する。本発明に係るフロントコンバータレンズは、マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズであって、最も物体側に配置された負レンズと最も像側に配置された正レンズとを有している。
このように最も物体側に負レンズを配置することにより、歪曲収差を良好に補正することができる。特に本発明に係るフロントコンバータレンズを水中で用いた場合に、水中で発生する歪曲収差を良好に補正することができる。
また、このような構成のもと、本発明に係るフロントコンバータレンズは、以下の条件式(1)を満足することにより、水中での高い光学性能を実現できる。
(1)1.00≦ν2−ν1≦20.00
ただし、
ν1:前記負レンズの硝材の分散値
ν2:前記正レンズの硝材の分散値
条件式(1)は、前記負レンズの硝材の分散値と前記正レンズの硝材の分散値との差を規定する条件式である。条件式(1)を満足することにより、色収差を良好に補正することができる。特に、フロントコンバータレンズを水中で用いた場合に、水中での分散によって発生する色収差を良好に補正することができる。
条件式(1)の対応値が上限値を上回ると、陸上での使用および水中での使用の何れにおいても色収差の補正が困難になり、好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(1)の上限値を10.00にすることが好ましい。
条件式(1)の対応値が下限値を下回ると、陸上での使用および水中での使用の何れにおいても色収差の補正が困難になり、好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(1)の下限値を2.00にすることが好ましい。
また、本発明に係るフロントコンバータレンズは、次の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2)|fCn/fM|≦5.00
ただし、
fCn:空気中における前記負レンズの焦点距離
fM:空気中における前記マスターレンズの焦点距離(ただし、前記マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)
条件式(2)は、前記負レンズの焦点距離と前記マスターレンズの焦点距離(ただし、前記マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)の比の適切な範囲を規定する条件式である。条件式(2)を満足することにより、前記負レンズおよび前記マスターレンズの焦点距離を適正化でき、水中における画角を陸上での画角以上に広げることができる。
条件式(2)の対応値が上限値を上回ると、ワイドコンバータレンズとしての働きが弱くなってしまい、好ましくない。
また、条件式(2)の下限値を2.00とすることにより、歪曲収差を良好に補正することができる。条件式(2)の対応値が下限値を下回ると、前記負レンズのパワーが強くなり、特に歪曲収差や像面湾曲に悪影響を及ぼし、好ましくない。
また、本発明に係るフロントコンバータレンズは、物体の周囲媒質は水であり、前記負レンズの物体側の面および前記正レンズの像側の面が水に接して用いられることが望ましい。このような状態で使用されることにより、高い光学性能を発揮することができる。
また、本発明に係るフロントコンバータレンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)−0.15≦TL/fC≦0.15
ただし、
TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
fC:水中における前記フロントコンバータレンズの焦点距離
条件式(3)は、フロントコンバータレンズの全長、すなわちフロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、水中におけるフロントコンバータレンズの焦点距離の比の適切な範囲を規定し、水中におけるフロントコンバータレンズ全系の焦点距離が略アフォーカル系であることを規定する条件式である。条件式(3)を満足することにより、マスターレンズへの諸収差の影響を最小限に抑え、水中での高い光学性能を実現できる。
条件式(3)の対応値が上限値を上回ると、マスターレンズへの諸収差の影響が大きくなり、好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(3)の上限値を0.10にすることが好ましい。
また、条件式(3)の対応値が下限値を下回ると、マスターレンズへの諸収差の影響が大きくなり、好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(3)の下限値を−0.10にすることが好ましい。
また、本発明に係るフロントコンバータレンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)0.4<Dair/TL<0.7
ただし、
TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
Dair:前記フロントコンバータレンズを構成するレンズ間の光軸上の空気間隔の合計
条件式(4)は、フロントコンバータレンズを構成するレンズ間の光軸上の空気間隔の合計と、フロントコンバータレンズの全長、すなわちフロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離の比の適切な範囲を規定する条件式である。水中では正の歪曲収差が大きく発生するので、最も物体側に配置された負レンズと最も像側に配置された正レンズとにある程度の間隔を持たせることにより、負の歪曲収差を発生させる最も物体側に配置された前記負レンズの効果を有効に発揮させることができる。
条件式(4)の対応値が上限値を上回ると、フロントコンバータレンズを構成するレンズの厚さが薄くなりすぎ、水圧に耐えられなくなってしまい、好ましくない。あるいは、フロントコンバータレンズを構成するレンズの厚さを確保すると、フロントコンバータレンズが大型化してしまい、好ましくない。
また、条件式(4)の対応値が下限値を下回ると、フロントコンバータレンズを構成するレンズ同士の間隔が詰まってしまう。その結果、前記負レンズの効果が小さくなり、歪曲収差の補正が困難になってしまい、好ましくない。
また、本発明に係る撮像装置は、上述した構成のフロントコンバータレンズを有することを特徴とする。これにより、水中においても高い光学性能を備えた光学装置を実現することができる。
また、本発明に係るフロントコンバータレンズの製造方法は、マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズでの製造方法あって、最も物体側に負レンズを配置し最も像側に正レンズを配置し、以下の条件式(1)を満足するように構成することを特徴とする。
(1)1.00≦ν2−ν1≦20.00
ただし、
ν1:前記負レンズの硝材の分散値
ν2:前記正レンズの硝材の分散値
斯かるフロントコンバータレンズの製造方法により、水中での高い光学性能を備えたフロントコンバータレンズを製造することができる。
(数値実施例)
以下、本発明に係るフロントコンバータレンズの数値実施例を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係るフロントコンバータレンズFC1が装着されるマスターレンズML1のレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るマスターレンズML1は、単焦点レンズである。
図1に示すように、フロントコンバータレンズFC1が装着されるマスターレンズML1は、光軸に沿って物体側から順に、像側に凸面を向けた平凸レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、フレアカット絞りFSと、開口絞りSと、フレアカット絞りFSと、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6と、像面Iの近傍に配置されたフィルタ群FLとから構成されている。
マスターレンズML1は、負メニスカスレンズL2の像側の面および両凸レンズL6の像側の面が非球面形状となっている。また、負メニスカスレンズL2と、正メニスカスレンズL3と、フレアカット絞りFSと、開口絞りSと、フレアカット絞りFSと、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6とが一体となって光軸方向に移動することにより、無限遠物体から近距離物体に合焦する。
図2は、水中においてマスターレンズML1に第1実施例に係るフロントコンバータレンズFC1が装着された状態の光学系全系のレンズ構成を示す断面図である。
図2に示すように、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC1は、光軸に沿って物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズG1と、両凸レンズG2とから構成されている。
また、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC1は、図2に示すように、水中使用時においては、負メニスカスレンズG1の物体側の面および両凸レンズG2の像側の面が、何れも周囲媒質である水に接している。すなわち、水中使用時においては、両凸レンズG2の像側の面とマスターレンズML1の平凸レンズL1の物体側の面との間には、水が介在している。
本実施例に係るフロントコンバータレンズFC1は、陸上においてでも水中においてでもマスターレンズML1に着脱することができるようになっている。フロントコンバータレンズFC1を陸上でマスターレンズML1に装着し、フロントコンバータレンズFC1が装着されたマスターレンズML1を水中に入れると、両凸レンズG2とマスターレンズML1の平凸レンズL1との間に水が入るようになっている。なお、負メニスカスレンズG1の像側の面と両凸レンズG2の物体側の面との間には水は入らず、空気が介在している。
以下の表1にマスターレンズML1に本実施例に係るフロントコンバータレンズFC1を装着した状態の光学系全系の諸元値を掲げる。
表1中の[面データ]において、面番号は物体側から数えたレンズ面の順番、rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ面の間隔、ndはd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率、νdはd線(波長λ=587.6nm)に対するアッベ数をそれぞれ示している。また、物面は物体面、(S)は開口絞りS、(FS)はフレアカット絞りFS、像面は像面Iをそれぞれ示している。なお、曲率半径r=∞は平面を示し、空気の屈折率d=1.00000の記載は省略している。また、レンズ面が非球面である場合には面番号に*印を付して曲率半径rの欄には近軸曲率半径を示している。
[非球面データ]には、[面データ]に示した非球面について、その形状を次式で表した場合の近軸曲率半径r、円錐定数κ、および非球面係数A4〜A10を示す。
x=(h2/r)/[1+{1−κ(h/r)21/2]+A4h4+A6h6+A8y8+A10h10
ここで、xは、面の頂点を基準としたときの光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位である。また、「E−n」は「×10−n」を示し、例えば、「1.234E−05」は、「1.234×10−5」を示す。
[各種データ]において、fはフロントコンバータレンズFC1をマスターレンズML1に装着した状態の水中における光学系全系の合成焦点距離、fCは水中におけるフロントコンバータレンズFC1の焦点距離、TLはフロントコンバータレンズの全長すなわちフロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離、fCnはフロントコンバータレンズFC1の最も物体側に配置された負レンズの空気中における焦点距離、fMは空気中におけるマスターレンズML1の焦点距離(ただし、マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)、FNOはフロントコンバータレンズFC1をマスターレンズMLに装着した状態の水中における光学系全系のFナンバー、2ωは画角(単位:「°」)、ν1はフロントコンバータレンズFC1の最も物体側に配置された負レンズの硝材の分散値、ν2はフロントコンバータレンズFC1の最も像側に配置された正レンズの硝材の分散値、BFは空気換算バックフォーカス、DairはフロントコンバータレンズFC1を構成するレンズ間の光軸上の空気間隔の合計をそれぞれ示す。
[可変間隔データ]において、fmは空気中におけるマスターレンズ系の焦点距離、diは面番号iでの可変間隔の値をそれぞれ示す。
[条件式対応値]は各条件式の対応値をそれぞれ示す。
ここで、表1に記載されている焦点距離fや曲率半径r、およびその他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかしながら光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、これに限られるものではない。
なお、以上に述べた表1の符号は、後述する各実施例の表においても同様に用いるものとする。
(表1)第1実施例
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 1.333060 53.98
1) 275.0000 5.0000 1.834000 37.18
2) 35.0000 15.0000
3) 38.7000 8.0000 1.548140 45.51
4) −91.6224 3.0000 1.333060 53.98
5) ∞ 5.0000 1.516800 63.88
6) −178.0000 3.5700
7) 24.2548 1.2000 1.583126 59.38
*8) 4.6949 3.7000
9) 9.3610 2.9000 1.749500 35.27
10) 307.8348 0.3000
11) (FS) ∞ 1.7000
12) (絞り) ∞ 1.3700
13) (FS) ∞ 0.9000
14) −9.2376 1.0000 1.808090 22.79
15) 70.0310 2.7000 1.755000 52.29
16) −10.9860 0.4000
17) 25.6611 2.9500 1.592010 67.05
*18) −12.9991 10.7544
19) ∞ 0.5000 1.516330 64.14
20) ∞ 1.1100
21) ∞ 1.5900 1.516330 64.14
22) ∞ 0.3000
23) ∞ 0.7000 1.516330 64.14
24) ∞ 0.7000
像面 ∞

[非球面データ]
面番号:8
κ = 0.1122
A4 = 5.52910E−04
A6 = 3.73730E−06
A8 = 3.27460E−07
A10=−7.20750E−10

面番号:18
κ =−10.5680
A4 = −3.93180E−04
A6 = 1.42680E−05
A8 = −2.39470E−07
A10= 1.98280E−09

[各種データ]
f = 7.69
fC = ∞
TL = 28.00
fCn=−48.55
fM = 10.29
FNO= 2.94
2ω = 74.87
ν1 = 37.18
ν2 = 45.51
BF = 15.65
Dair = 15.00

[条件式対応値]
(1)ν2−ν1=8.33
(2)|fCn/fM|=4.72
(3)TL/fC=0.00
(4)Dair/TL=0.54
図3は図1に示すマスターレンズML1の諸収差図であり、(a)は陸上使用時の諸収差を、(b)は水中使用時の諸収差をそれぞれ示している。また、図4は図2に示す光学系、すなわちフロントコンバータレンズFC1がマスターレンズML1に装着された状態の光学系全系の水中使用時の諸収差図である。
各収差図において、FNOはFナンバーを、Aは半画角(単位:度)を、NAは開口数を、HOは物体高をそれぞれ示している。また、図中のdはd線(波長λ=587.6nm)での収差曲線を示し、gはg線(波長λ=435.8nm)での収差曲線を示し、記載のないものはd線での収差曲線を示す。非点収差を示す収差図において実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。コマ収差を示す収差図は、マスターレンズMLに関しては、各半画角において、d線およびg線に対するメリディオナルコマ収差を表し、フロントコンバータレンズFC1をマスターレンズML1に装着した状態の光学系全系に関しては、各物体高において、d線およびg線に対するメリディオナルコマ収差を表している。なお、以下に示す各実施例の諸収差図においても、本実施例と同様の符号を用いる。
マスターレンズML1は、図3(a)に示すように、陸上において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。しかし、水中においては、図3(b)に示すように、諸収差が大きく変動し劣化することがわかる。
しかし、図4に示すように、フロントコンバータレンズFC1をマスターレンズML1に装着することにより、フロントコンバータレンズFC1がマスターレンズML1に装着された状態の光学系全系は、水中において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。図5は、本発明の第2実施例に係るフロントコンバータレンズFC2が装着されるマスターレンズML2のレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るマスターレンズML2は、単焦点レンズである。
図5に示すように、フロントコンバータレンズFC2が装着されるマスターレンズML2は、光軸に沿って物体側から順に、平行平板PFと、両凸レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、フレアカット絞りFSと、開口絞りSと、フレアカット絞りFSと、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6と、像面Iの近傍に配置されたフィルタ群FLとから構成されている。
マスターレンズML2は、負メニスカスレンズL2の像側の面および両凸レンズL6の像側の面が非球面形状となっている。また、負メニスカスレンズL2と、正メニスカスレンズL3と、フレアカット絞りFSと、開口絞りSと、フレアカット絞りFSと、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6とが一体となって光軸方向に移動することにより、無限遠物体から近距離物体に合焦する。
図6は、水中においてマスターレンズML2に第2実施例に係るフロントコンバータレンズFC2が装着された状態の光学系全系のレンズ構成を示す断面図である。
図6に示すように、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC2は、光軸に沿って物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズG1と、両凸レンズG2とから構成されている。
また、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC2は、図6に示すように、水中使用時においては、負メニスカスレンズG1の物体側の面および両凸レンズG2の像側の面が、何れも周囲媒質である水に接している。すなわち、水中使用時においては、両凸レンズG2の像側の面とマスターレンズML2の平行平板PFの物体側の面との間には、水が介在している。
本実施例に係るフロントコンバータレンズFC2は、第1実施例と同様に、陸上においてでも水中においてでもマスターレンズML2に着脱することができるようになっている。フロントコンバータレンズFC2を陸上でマスターレンズML2に装着し、フロントコンバータレンズFC2が装着されたマスターレンズML2を水中に入れると、両凸レンズG2とマスターレンズML2の平行平板PFとの間に水が入るようになっている。なお、負メニスカスレンズG1の像側の面と両凸レンズG2の物体側の面との間には水は入らず、空気が介在している。
以下の表2にマスターレンズML2に本実施例に係るフロントコンバータレンズFC2を装着した状態の光学系全系の諸元値を掲げる。
(表2)第2実施例
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 1.333060 53.98
1) 285.6000 5.0000 1.834810 42.73
2) 35.1304 15.0000
3) 36.2800 9.0000 1.517420 52.20
4) −82.0149 5.0000 1.333060 53.98
5) ∞ 2.0000 1.522160 58.80
6) ∞ 1.2000
7) 345.8009 1.2000 1.603000 65.47
8) −345.8009 2.3084
9) 24.2548 1.2000 1.583126 59.38
*10) 4.6949 3.7000
11) 9.3610 2.9000 1.749500 35.27
12) 307.8348 0.3000
13) (FS) ∞ 1.7000
14) (絞り) ∞ 1.4000
15) (FS) ∞ 0.9000
16) −9.2376 1.0000 1.808090 22.79
17) 70.0310 2.7000 1.755000 52.29
18) −10.9860 0.4000
19) 25.6611 2.9500 1.592010 67.05
*20) −12.9991 10.7049
21) ∞ 0.5000 1.516330 64.14
22) ∞ 1.1100
23) ∞ 1.5900 1.516330 64.14
24) ∞ 0.3000
25) ∞ 0.7000 1.516330 64.14
26) ∞ 0.7000
像面 ∞

[非球面データ]
面番号:10
κ = 0.1122
A4 = 5.52910E−04
A6 = 3.73730E−06
A8 = 3.27460E−07
A10=−7.20750E−10

面番号:20
κ =−10.5680
A4 = −3.93180E−04
A6 = 1.42680E−05
A8 = −2.39470E−07
A10= 1.98280E−09

[各種データ]
f = 7.68
fC = ∞
TL = 29.00
fCn=−48.42
fM = 10.29
FNO= 2.93
2ω = 75.12
ν1 = 42.73
ν2 = 52.20
BF = 15.60
Dair = 15.00

[条件式対応値]
(1)ν2−ν1=9.47
(2)|fCn/fM|=4.71
(3)TL/fC=0.00
(4)Dair/TL=0.52
図7は図5に示すマスターレンズML2の陸上使用時の諸収差を示している。また、図8は図6に示す光学系、すなわちフロントコンバータレンズFC2がマスターレンズML2に装着された状態の光学系全系の水中使用時の諸収差図である。
マスターレンズML2は、図7に示すように、陸上において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。しかし、水中においては、第1実施例のマスターレンズML1と同様に、諸収差が大きく変動し劣化する。
しかし、図8に示すように、フロントコンバータレンズFC2をマスターレンズML2に装着することにより、フロントコンバータレンズFC2がマスターレンズML2に装着された状態の光学系全系は、水中において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例について説明する。図9は、本発明の第3実施例に係るフロントコンバータレンズFC3が装着されるマスターレンズML3のレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るマスターレンズML3は、ズームレンズである。
図9に示すように、フロントコンバータレンズFC3が装着されるマスターレンズML3は、光軸に沿って物体側から順に、平行平板PFと、複数のレンズを有する前群GFと、複数のレンズを有する後群GRと、像面Iの近傍に配置されたフィルタ群FLとから構成されている。
前群GFは、光軸に沿って物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3とから構成されている。
後群GRは、開口絞りSと、両凸レンズL4と、両凸レンズL5と両凹レンズL6との接合レンズと、フレアカット絞りFSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と両凸レンズL8との接合レンズとから構成されている。
マスターレンズML3は、負メニスカスレンズL1の像側の面が非球面形状となっている。また、前群GFが光軸方向に移動することにより、無限遠物体から近距離物体に合焦する。
また、マスターレンズML3は、変倍の際、前群GFと後群GRとの間隔が変化するように、前群GFと後群GRとが光軸に沿って移動する。なお、図9は、広角端状態を示している。
図10は、水中においてマスターレンズML3に第3実施例に係るフロントコンバータレンズFC3が装着された状態の光学系全系のレンズ構成を示す断面図である。
図10に示すように、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC3は、光軸に沿って物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズG1と、両凸レンズG2とから構成されている。
また、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC3は、図10に示すように、水中使用時においては、負メニスカスレンズG1の物体側の面および両凸レンズG2の像側の面が、何れも周囲媒質である水に接している。すなわち、水中使用時においては、両凸レンズG2の像側の面とマスターレンズML3の平行平板PFの物体側の面との間には、水が介在している。
本実施例に係るフロントコンバータレンズFC3は、第1実施例と同様に、陸上においてでも水中においてでもマスターレンズML3に着脱することができるようになっている。フロントコンバータレンズFC3を陸上でマスターレンズML3に装着し、フロントコンバータレンズFC3が装着されたマスターレンズML3を水中に入れると、両凸レンズG2とマスターレンズML3の平行平板PFとの間に水が入るようになっている。なお、負メニスカスレンズG1の像側の面と両凸レンズG2の物体側の面との間には水は入らず、空気が介在している。
以下の表3にマスターレンズML3に本実施例に係るフロントコンバータレンズFC3を装着した状態の光学系全系の諸元値を掲げる。
(表3)第3実施例
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 1.333060 53.98
1) 275.0000 5.0000 1.834000 37.18
2) 35.0000 15.0000
3) 38.7000 8.0000 1.548140 45.51
4) −91.6224 3.0000 1.333060 53.98
5) ∞ 5.0000 1.516800 63.88
6) ∞ 3.9159
7) 21.1989 1.1000 1.851350 40.10
*8) 7.5975 4.4100
9) −52.6643 0.8000 1.497820 82.57
10) 42.3237 0.8400
11) 15.6071 1.6800 1.846660 23.78
12) 32.7790 可変
13) (絞り) ∞ 0.6500
14) 37.1408 1.4700 1.658440 50.84
15) −29.0801 0.1000
16) 9.6037 2.7600 1.593190 67.90
17) −14.5302 3.1600 1.744000 44.81
18) 9.7023 0.9380
19) (FS) ∞ 0.8920
20) 31.5814 0.8000 1.902650 35.73
21) 9.1997 2.7500 1.589130 61.22
22) −15.6188 可変
23) ∞ 0.5000 1.516800 63.88
24) ∞ 1.1100
25) ∞ 1.5900 1.516800 63.88
26) ∞ 0.3000
27) ∞ 0.7000 1.516800 63.88
28) ∞ 0.7000
像面 ∞

[非球面データ]
面番号:8
κ = 0.7566
A4 =−3.95310E−07
A6 =−6.33270E−08
A8 = 1.17320E−09
A10=−1.39090E−11

[各種データ]
f = 8.39
fC = ∞
TL = 28.00
fCn=−48.55
fM = 11.35
FNO= 3.63
2ω = 70.73
ν1 = 37.18
ν2 = 45.51
BF = 20.04
Dair = 15.00

[可変間隔データ]
最短焦点距離状態 最長焦点距離状態
fm 11.35 26.71
d12 17.42 2.33
d22 15.14 30.22

[条件式対応値]
(1)ν2−ν1=8.33
(2)|fCn/fM|=4.28
(3)TL/fC=0.00
(4)Dair/TL=0.54
図11は図9に示すマスターレンズML3の陸上使用時の諸収差を示している。また、図12は図10に示す光学系、すなわちフロントコンバータレンズFC3がマスターレンズML3に装着された状態の光学系全系の水中使用時の諸収差図である。
マスターレンズML3は、図11に示すように、陸上において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。しかし、水中においては、第1実施例のマスターレンズML1と同様に、諸収差が大きく変動し劣化する。
しかし、図12に示すように、フロントコンバータレンズFC3をマスターレンズML3に装着することにより、フロントコンバータレンズFC3がマスターレンズML3に装着された状態の光学系全系は、水中において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第4実施例)
次に、本発明の第4実施例について説明する。図13は、本発明の第4実施例に係るフロントコンバータレンズFC4が装着されるマスターレンズML4のレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るマスターレンズML4は、ズームレンズである。
図13に示すように、フロントコンバータレンズFC4が装着されるマスターレンズML4は、光軸に沿って物体側から順に、平行平板PFと、複数のレンズを有する前群GFと、複数のレンズを有する後群GRと、像面Iの近傍に配置されたフィルタ群FLとから構成されている。
前群GFは、光軸に沿って物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3とから構成されている。
後群GRは、開口絞りSと、両凸レンズL4と、両凸レンズL5と両凹レンズL6との接合レンズと、フレアカット絞りFSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と両凸レンズL8との接合レンズとから構成されている。
マスターレンズML4は、負メニスカスレンズL1の像側の面が非球面形状となっている。また、前群GFが光軸方向に移動することにより、無限遠物体から近距離物体に合焦する。
また、マスターレンズML4は、変倍の際、前群GFと後群GRとの間隔が変化するように、前群GFと後群GRとが光軸に沿って移動する。なお、図13は、広角端状態を示している。
図14は、水中においてマスターレンズML4に第4実施例に係るフロントコンバータレンズFC4が装着された状態の光学系全系のレンズ構成を示す断面図である。
図14に示すように、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC4は、光軸に沿って物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズG1と両凸レンズG2とから構成されている。
また、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC4は、図14に示すように、水中使用時においては、負メニスカスレンズG1の物体側の面および両凸レンズG2の像側の面が、何れも周囲媒質である水に接している。すなわち、水中使用時においては、両凸レンズG2の像側の面とマスターレンズML4の平行平板PFの物体側の面との間には、水が介在している。
本実施例に係るフロントコンバータレンズFC4は、第1実施例と同様に、陸上においてでも水中においてでもマスターレンズML4に着脱することができるようになっている。フロントコンバータレンズFC4を陸上でマスターレンズML4に装着し、フロントコンバータレンズFC4が装着されたマスターレンズML4を水中に入れると、両凸レンズG2とマスターレンズML4の平行平板PFとの間に水が入るようになっている。なお、負メニスカスレンズG1の像側の面と両凸レンズG2の物体側の面との間には水は入らず、空気が介在している。
以下の表4にマスターレンズML4に本実施例に係るフロントコンバータレンズFC4を装着した状態の光学系全系の諸元値を掲げる。
(表4)第4実施例
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 1.333060 53.98
1) 285.6000 5.0000 1.834810 42.73
2) 35.1304 15.0000
3) 36.2800 9.0000 1.517420 52.20
4) −82.0149 5.0000 1.333060 53.98
5) ∞ 2.0000 1.516800 63.88
6) ∞ 3.9293
7) 21.1989 1.1000 1.851350 40.10
*8) 7.5975 4.4100
9) −52.6643 0.8000 1.497820 82.57
10) 42.3237 0.8400
11) 15.6071 1.6800 1.846660 23.78
12) 32.7790 可変
13) (絞り) ∞ 0.6500
14) 37.1408 1.4700 1.658440 50.84
15) −29.0801 0.1000
16) 9.6037 2.7600 1.593190 67.90
17) −14.5302 3.1600 1.744000 44.81
18) 9.7023 0.9380
19) (FS) ∞ 0.8920
20) 31.5814 0.8000 1.902650 35.73
21) 9.1997 2.7500 1.589130 61.22
22) −15.6188 可変
23) ∞ 0.5000 1.516800 63.88
24) ∞ 1.1100
25) ∞ 1.5900 1.516800 63.88
26) ∞ 0.3000
27) ∞ 0.7000 1.516800 63.88
28) ∞ 0.7000
像面 ∞

[非球面データ]
面番号:8
κ = 0.7566
A4 =−3.95310E−07
A6 =−6.33270E−08
A8 = 1.17320E−09
A10=−1.39090E−10

[各種データ]
f = 8.38
fC = ∞
TL = 29.00
fCn=−48.42
fM = 11.35
FNO= 3.63
2ω = 72.13
ν1 = 42.73
ν2 = 52.20
BF = 20.04
Dair = 15.00

[可変間隔データ]
最短焦点距離状態 最長焦点距離状態
fm 11.35 26.71
d12 17.42 2.33
d22 15.14 30.22

[条件式対応値]
(1)ν2−ν1=9.47
(2)|fCn/fM|=4.27
(3)TL/fC=0.00
(4)Dair/TL=0.52
図15は図3に示すマスターレンズML4の諸収差図であり、(a)は陸上使用時の諸収差を、(b)は水中使用時の諸収差をそれぞれ示している。また、図16は図14に示す光学系、すなわちフロントコンバータレンズFC4がマスターレンズML4に装着された状態の光学系全系の水中使用時の諸収差図である。
マスターレンズML4は、図15(a)に示すように、陸上において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。しかし、水中においては、図15(b)に示すように、諸収差が大きく変動し劣化することがわかる。
さらに、図16に示すように、フロントコンバータレンズFC4をマスターレンズML4に装着することにより、フロントコンバータレンズFC4がマスターレンズML4に装着された状態の光学系全系は、水中において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
(第5実施例)
次に、本発明の第5実施例について説明する。図17は、本発明の第5実施例に係るフロントコンバータレンズFC5が装着されるマスターレンズML5のレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るマスターレンズML5は、単焦点レンズである。
図17に示すように、フロントコンバータレンズFC5が装着されるマスターレンズML5は、光軸に沿って物体側から順に、平行平板PFと、両凸レンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、フレアカット絞りFSと、開口絞りSと、フレアカット絞りFSと、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6と、像面Iの近傍に配置されたフィルタ群FLとから構成されている。
マスターレンズML5は、負メニスカスレンズL2の像側の面および両凸レンズL6の像側の面が非球面形状となっている。また、負メニスカスレンズL2と、正メニスカスレンズL3と、フレアカット絞りFSと、開口絞りSと、フレアカット絞りFSと、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6とが一体となって光軸方向に移動することにより、無限遠物体から近距離物体に合焦する。
図18は、水中においてマスターレンズML5に第5実施例に係るフロントコンバータレンズFC5が装着された状態の光学系全系のレンズ構成を示す断面図である。
図18に示すように、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC5は、光軸に沿って物体側から順に、両凹レンズG1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズG2と、両凸レンズG3とから構成されている。
また、本実施例に係るフロントコンバータレンズFC5は、図18に示すように、水中使用時においては、両凹レンズG1の物体側の面および両凸レンズG3の像側の面が、何れも周囲媒質である水に接している。すなわち、水中使用時においては、両凸レンズG3の像側の面とマスターレンズML5の平行平板PFの物体側の面との間には、水が介在している。
本実施例に係るフロントコンバータレンズFC5は、第1実施例と同様に、陸上においてでも水中においてでもマスターレンズML5に着脱することができるようになっている。フロントコンバータレンズFC5を陸上でマスターレンズML5に装着し、フロントコンバータレンズFC5が装着されたマスターレンズML5を水中に入れると、両凸レンズG3とマスターレンズML5の平行平板PFとの間に水が入るようになっている。なお、両凹レンズG1の像側の面と負メニスカスレンズG2の物体側の面と間、および負メニスカスレンズG2の像側の面と両凸レンズG3の物体側の面との間には水は入らず、空気が介在している。
以下の表5にマスターレンズML5に本実施例に係るフロントコンバータレンズFC5を装着した状態の光学系全系の諸元値を掲げる。
(表5)第5実施例
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ 1.333060 53.98
1) −350.0000 5.0000 1.795000 45.31
2) 46.5675 8.5000
3) 107.0000 2.5000 1.804000 46.60
4) 34.4539 8.5000
5) 33.1900 8.5000 1.788000 47.35
6) −386.8224 5.0000 1.333060 53.98
7) ∞ 2.0000 1.522160 58.80
8) ∞ 1.1910
9) 345.8009 1.2000 1.603000 65.47
10) −345.8009 2.3540
11) 24.2548 1.2000 1.583126 59.38
*12) 4.6949 3.7000
13) 9.3610 2.9000 1.749500 35.27
14) 307.8348 0.3000
15) ∞ 1.7000
16) (絞り) ∞ 1.4000
17) ∞ 0.9000
18) −9.2376 1.0000 1.808090 22.79
19) 70.0310 2.7000 1.755000 52.29
20) −10.9860 0.4000
21) 25.6611 2.9500 1.592010 67.05
*22) −12.9991 10.6683
23) ∞ 0.5000 1.516330 64.14
24) ∞ 1.1100
25) ∞ 1.5900 1.516330 64.14
26) ∞ 0.3000
27) ∞ 0.7000 1.516330 64.14
28) ∞ 0.7001
像面 ∞

[非球面データ]
面番号:12
κ = 0.1122
A4 = 5.52910E−04
A6 = 3.73733E−06
A8 = 3.27460E−07
A10=−7.20750E−10

面番号:22
κ =−10.5680
A4 = −3.93180E−04
A6 = 1.42680E−05
A8 = −2.39470E−07
A10= 1.98280E−09

[各種データ]
f = 6.88
fC = ∞
TL = 33.00
fCn=−26.09
fM = 10.29
FNO= 2.93
2ω = 88.88
ν1 = 45.31
ν2 = 47.35
BF = 15.57
Dair = 17.00

[条件式対応値]
(1)ν2−ν1=2.04
(2)|fCn/fM|=2.54
(3)TL/fC=0.00
(4)Dair/TL=0.52
図19は図17に示すマスターレンズML5の陸上使用時の諸収差を示している。また、図20は図18に示す光学系、すなわちフロントコンバータレンズFC5がマスターレンズML5に装着された状態の光学系全系の水中使用時の諸収差図である。
マスターレンズML5は、図19に示すように、陸上において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。しかし、水中においては、第1実施例のマスターレンズML1と同様に、諸収差が大きく変動し劣化する。
しかし、図20に示すように、フロントコンバータレンズFC5をマスターレンズML5に装着することにより、フロントコンバータレンズFC5がマスターレンズML5に装着された状態の光学系全系は、水中において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
以上説明したように、上記各実施例によれば、水中での高い光学性能を備えたフロントコンバータレンズを実現することができる。
なお、上記各実施例においては、各実施例に係るフロントコンバータレンズFCを所定のマスターレンズMLに装着した例を示しているが、各実施例に係るフロントコンバータレンズFCは、他の実施例に係るマスターレンズMLに装着することもできる。例えば第1実施例のフロントコンバータレンズFC1を第3実施例に示したマスターレンズML3に装着することもできる。
また、本発明のフロントコンバータレンズが装着されるマスターレンズは、レンズ群または部分レンズ群を光軸に垂直な方向の成分を持つように移動させ、または、光軸を含む面内方向に回転移動(揺動)させて、手ブレによって生じる像ブレを補正する防振レンズ群を有していても良い。なお、レンズ群とは、空気間隔で分離された少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
例えば、単焦点レンズである第1、第2、第5実施例に係るマスターレンズML1、ML2、ML5においては、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6との何れか一方、または、両凹レンズL4と両凸レンズL5との接合レンズと、両凸レンズL6との全体を防振レンズ群としても良い。
また、例えば、ズームレンズである第3、第4実施例に係るマスターレンズML3、ML4においては、後群GRの全体または一部を防振レンズ群としても良い。後群GRの一部を防振レンズ群とする場合は、例えば両凸レンズL4、または負メニスカスレンズL7と両凸レンズL8との接合レンズを防振レンズ群としても良い。
また、以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である。
レンズ面は、球面または平面で形成されても、非球面で形成されても構わない。レンズ面が球面または平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を防げるので好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないので好ましい。
レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、レンズ面は回折面としても良く、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしても良い。
また、各レンズ面には、フレアやゴーストを軽減し高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施しても良い。
次に、本発明のフロントコンバータレンズFCを備えた光学装置について説明する。
図21は、本発明に係るフロントコンバータレンズCLを備えたカメラの構成を示す図である。カメラ1は、図21に示すように撮影レンズ2を備えたレンズ交換式の所謂ミラーレスカメラである。撮影レンズ2は、上述の第1実施例に係るフロントコンバータレンズFC1が装着されたマスターレンズML1である。カメラ1において、不図示の水中の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2で集光されて、不図示の光学ローパスフィルタを介して撮像部3の撮像面上に被写体像を形成する。そして、撮像部3に設けられた光電変換素子により被写体像が光電変換されて被写体の画像が生成される。この画像は、カメラ1に設けられた電子ビューファインダ4に表示される。これにより撮影者は、電子ビューファインダ4を介して被写体を観察することができる。
撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、撮像部3により光電変換された画像が不図示のメモリに記憶される。このようにして、撮影者は本カメラ1による被写体の撮影を行うことができる。
以上の構成により、本発明に係るフロントコンバータレンズFCを備えたカメラ1は、水中での高い光学性能を実現することができる。なお、本実施形態では、ミラーレスカメラの例を説明したが、カメラ本体にクイックリターンミラーを有しファインダー光学系により被写体を観察する一眼レフタイプのカメラに本発明に係るフロントコンバータレンズFCを装着した場合でも、上記カメラ1と同様の効果を奏することができる。また、他の実施例に係るフロントコンバータレンズFCが装着されたものであっても良い。
次に、本発明のフロントコンバータレンズFCの製造方法について説明する。
図22は、本発明のフロントコンバータレンズFCの製造方法の概略を示す図である。本発明のフロントコンバータレンズFCの製造方法は、マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズでの製造方法あって、図22に示すように、以下の各ステップS1〜S2を含むものである。
ステップS1:最も物体側に負レンズを配置し、最も像側に正レンズを配置する。
ステップS2:以下の条件式(1)を満足するように構成する。
(1)1.00≦ν2−ν1≦20.00
ただし、
ν1:前記負レンズの硝材の分散値
ν2:前記正レンズの硝材の分散値
斯かる本発明のフロントコンバータレンズの製造方法によれば、水中での高い光学性能を備えたフロントコンバータレンズを製造することができる。
ML マスターレンズ
FC フロントコンバータレンズ
FS フレアカット絞り
S 開口絞り
GF 前群
GR 後群
I 像面
1 カメラ
2 撮影レンズ
3 撮像部
4 電子ビューファインダ

Claims (5)

  1. マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズであって、
    最も物体側に配置された負レンズと最も像側に配置された正レンズとを有し、
    以下の条件を満足することを特徴とするフロントコンバータレンズ。
    1.00≦ν2−ν1≦20.00
    2.00≦|fCn/fM|≦5.00
    −0.15≦TL/fC≦0.15
    ただし、
    ν1:前記負レンズの硝材の分散値
    ν2:前記正レンズの硝材の分散値
    fCn:空気中における前記負レンズの焦点距離
    fM:空気中における前記マスターレンズの焦点距離(ただし、前記マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)
    TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
    fC:水中における前記フロントコンバータレンズの焦点距離
  2. 前記物体の周囲媒質は水であり、前記負レンズの物体側の面および前記正レンズの像側の面が前記水に接して用いられることを特徴とする請求項に記載のフロントコンバータレンズ。
  3. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のフロントコンバータレンズ。
    0.4<Dair/TL<0.7
    ただし、
    TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
    Dair:前記フロントコンバータレンズを構成するレンズ間の光軸上の空気間隔の合計
  4. 請求項1〜の何れか一項に記載のフロントコンバータレンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. マスターレンズの物体側に装着して用いられ、着脱可能なフロントコンバータレンズの製造方法であって、
    最も物体側に負レンズを配置し最も像側に正レンズを配置し、
    以下の条件を満足するように構成することを特徴とするフロントコンバータレンズの製造方法。
    1.00≦ν2−ν1≦20.00
    2.00≦|fCn/fM|≦5.00
    −0.15≦TL/fC≦0.15
    ただし、
    ν1:前記負レンズの硝材の分散値
    ν2:前記正レンズの硝材の分散値
    fCn:空気中における前記負レンズの焦点距離
    fM:空気中における前記マスターレンズの焦点距離(ただし、前記マスターレンズがズームレンズの場合には、空気中における広角端状態での焦点距離)
    TL:前記フロントコンバータレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
    fC:水中における前記フロントコンバータレンズの焦点距離
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