JP6337278B1 - ガードル一体型ストッキング - Google Patents

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【課題】着用感がよく、内転筋を引きあげることによって転倒防止につながり、更に腹部の膨出抑制効果及びヒップアップ効果に優れているガードル一体型ストッキングを得るものを提供する。【解決手段】伸縮糸により、レッグ部、ガードル部、ウエスト部が一体的に連続編成されたストッキングであって、レッグ部は上部レッグ部と下部レッグ部に分かれており、上部レッグ部下方部分からガードル部前側部分にかけて延びるライン状の編み目をスパイラルに構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、パンティストッキングに関し、更に詳しくは、転倒防止機能及び体型補整機能を付与したガードル一体型ストッキング関するものである。
従来、パンティ部前側部分とパンティ部後側のヒップライン以下の部分とをメッシュ編等、編み目の密な締付力の大きい組織にて編成し、パンティ部後側のヒップライン以上の部分をプレーン編等締付力の小さい伸縮性に富んだ組織にて編成することにより、パンティ部の前後の締付に変化をもたせ、人体腹部の膨出を抑制すると共に、後側では緩めてヒップの膨らみが潰れないようにしたパンティストッキングが公知であるが、このようなパンティストッキングにおいては、パンティ部前側全体が一様に編成されているため、締付力を強化して腹部膨出の抑制効果を高めようとすれば、大腿付け根等、不要な部分にも締付力が作用し、着用感が悪くなるという問題があった。
パンティ部が、人体ヒップの左右の膨らみに対応した左右一対からなる丸形状部分、パンティ部の腹部のウエストバンドからマチ部分にかけてのダイヤ形状部分、当該ダイヤ形状部分の脚上部付近を起点とし、パンティ部の後部ではヒップラインの上側に位置するヒップ補整ラインとレッグ部との上レッグ帯状部分、前記ヒップ補整ラインとウエストバンドとの間の前記丸形状部分を除いたヒップ周辺部分から構成され、上記各部分の編組織を異ならせることによって、ダイヤ形状部分が最も締付力を強く、以下順に上レッグ帯状部分、ヒップ周辺部分、丸形状部分と締付力を小さくすることによって着用感が改善されたものはあった。
しかし、上記のパンティストッキングにおいては、腹部の膨出感抑制効果及びヒップアップ効果に優れたガードルタイプのストッキングであって、内転筋を引きあげることに着目した技術はなかった。
本発明は、従来の技術の上記の点に鑑みて、内転筋を引きあげることによって転倒防止につながり、更に腹部の膨出抑制効果及びヒップアップ効果に優れ、着用感が良いガードル一体型ストッキングを得ることを目的とするものである。
伸縮糸により、レッグ部、ガードル部及びウエスト部が一体的に連続編成されたストッキングであって、レッグ部は上部レッグ部と下部レッグ部に分かれており、上部レッグ部下方部分からガードル部前側部分にかけて延びるライン状の編み目をスパイラルに構成して、上部レッグ部は主にリブ組織により編成し、下部レッグ部はプレーン組織により編成したため、上部レッグ部は下部レッグ部より厚手のものに構成したことを特徴とするガードル一体型ストッキング。
スパイラル部及びガードル部を1×1のリブ組織により編成し、スパイラルの隙間部をメッシュ組織により編成し、腹部V字部分を1×3のリブ組織により編成し、ウエスト部を2×2のリブ組織により編成したことで不要な部分に締付力が作用することがない構成が好適である。
本発明においては、上部レッグ部下側部分からガードル部前側部分にかけて延びるラインの編み目をスパイラル状にしたことによって、内転筋を引きあげることができるため、下がりがちな重たいヒップが上がり、脚全体が上がるようになり、すり足歩行の改善が期待でき、つまづきが軽減され転倒防止になる。
下部レッグ部は、プレーン組織によって編成し、従来のストッキングよりコース数を増やしたため縦方向の編み目がつまり、伸縮性がよくなり、膝が伸び歩きやすくなる。更に程よい圧がかかるため、下部レッグ部からの引き上げ力も加わり、更に内転筋が引きあがりやすくなりスパイラル部の効果が得られやすくなる。
腹部V字部を1×3のリブ組織により編成したことによって腹部の膨出抑制効果が得られる。ウエスト部は均一に伸びがでるように2×2の柔らかなリブ組織により編成したことによって、締付力が弱まり、腰回りのぜい肉に食い込みにくく、着用感がよくなる。また、圧迫よりおこる腰部周辺の皮膚のかゆみも軽減される。
レッグ先端部は、プレーン組織により編成し、圧をかけずに親指の部分を長くした足指の形にそった構成にしたたことにより、締付がなく、つま先が窮屈にならず、自由に動かすことができるため、つまずきが軽減され、転倒防止効果が得られる。
スパイラル部の巾を広くすることによって、大腿部の締付が拡散され、血行障害がおきにくくなり、長時間着用しても脚が浮腫みにくく、疲労感が軽減されるという効果が得られる。
ヒップ中央部は、柔らかなプレーン組織により編成し、ヒップ上部は1×3のリブ組織による編成にしたことによって、ヒップ中央部の上放部分にギャザーができ立体的な形となり、ヒップの丸みをつぶさず、ヒップアップ効果が得られる。
上部レッグ部の後側から延びるスパイラル隙間部がヒップ部中央の下部を通る設計にしたことにより、下からもヒップをもちあげ、ヒップアップの効果が得られる。
本発明に係るパンティストッキングを示す要部正面図である。 本発明に係るパンティストッキングを示す要部背面図である。
図1、図2は本発明の実施形態のガードル一体型ストッキングを示す。
図において、ウエスト部1からガードル部2、レッグ部5及びレッグ先端部6まで伸縮系糸により一体的に編成されたガードル一体型ストッキングである。
スパイラル部8は、上部レッグ部3の下側部分からガードル部2の前側部分にかけて延びるラインを1×1のリブ組織により編成し、内転筋が引きあがるようにスパイラル状に構成されている。スパイラル部8の始点は、下部レッグ部4と上部レッグ部3の境い目、編組織が異なる部分からとし、終点は、ガードル部2と腹部V字部7の境い目、編組織が異なる部分とした。スパイラルの形状は、人体大腿部に対応するようにガードル部2の前側部分になるに従い巾広になり、スパイラル回数は3.5周とし、長さの最大数値は90センチメートルとし、スパイラル部8の始点部分の巾は0.5センチメートル以下設けるものとし、終点部分の巾は最大20センチメートルとし、大腿部へ巻き付ける巾は3センチメートルから4センチメートルとするのが好適である。スパイラル部8の始点は、大腿内側からとすると更に内転筋引き上げ効果が得られる。尚、この数値に限定されるものではない。
また、スパイラル部の巾を広くすることによって、大腿部への締付が拡散され、血行障害がおきにくくなり、長時間着用しても脚の浮腫みにくく、疲労感が軽減されるという効果が得られる。
スパイラルの回数は、2周から6周であれば、内転筋引き上げ効果を達成できるが、より大きな効果を得るためには、2.5〜4.5周が適当である。尚、この範囲に限定されるものではない。
上部レッグ部3の範囲は、股下20センチメートル以下を好適とする。スパイラルの長さは、股下15センチメートル以内に納まるとがより効果が得られる。
スパイラル部8によって引き上げられた内転筋は、下がりがちな重たいヒップが上がり、脚全体が上がるようになり、歩行が楽になり、すり足歩行の改善も期待でき、つまづきが軽減され転倒防止につながる。
スパイラル隙間部9は、メッシュ組織による編成としたことによって、通気性がよくなる。また、ヒップ中央部10の下部を通るよう設計したので、下からヒップを持ち上げてヒップアップ効果が得られ、スパイラル部8の効果を助けることができる。
ガードル部2は、編組織を異ならせることによってなる腹部V字部7、マチ部12、スパイラル部8、スパイラル隙間部9、レッグ部5、レッグ先端部6、ヒップ中央部10及びヒップ上部11から構成されている。
腹部V字部7は、1×3のしっかりしたリブ組織により編成したので、腹部の膨出を体型に即して効果的に抑制できる。
ウエスト部1は、従来のストッキングウエスト巾の1.5倍広くし4センチメートルから5センチメートルとし、均一に伸びるように2×2の柔らかなリブ組織により編成したので、腰回りにぜい肉が食い込まず、はみ出さないためスタイルアップが期待できるばかりでなく、圧迫されたことによりおこる腰部周辺の皮膚のかゆみも軽減される。
下部レッグ部4は、サポート糸とナイロン糸を交互に編んでいく交編組織によって編成され、伸縮性をよくし、程よい引き締めを提供できるよう、従来のストッキングより交編組織編成のコース数を増やしたため縦方向の編み目がつまり、伸縮性がよりよくなり、膝が伸び歩きやすくなる。更に下部レッグ部4からの引き上げ力も加わり、更に内転筋が引きあがりやすくなりスパイラル部8の効果が得られやすくなる。
ヒップ中央部10は圧をかけない交編組織により編成し、ヒップ上部11は1×3のリブ組織による編成にすることによって、ヒップ中央部10上方にギャザーができヒップの丸みをつぶさない立体的な構成とななる。更に上部レッグ部3の後側から延びるメッシュ組織により編成されたスパイラル隙間部9がヒップ部中央10の下部を通るように設計したことにより、ヒップの下を持ち上げられ、ヒップアップの効果が得られる。
マチ部12は、ひし形のメッシュ組織により編成し、長時間着用しても快適に過ごすことができる構成とした。
レッグ先端部6は、プレーン組織により編成し、圧をかけずに親指の部分を長くした足指の形にそった構成にしたたことにより、締付がなく、つま先が窮屈にならず、自由に動かすことができるため、つまずきが軽減され、転倒防止効果が得られる。
脚裏部13には、滑り止め効果が得られるシリコンプリントを使用することによって、靴の中で足裏が滑らないため歩きやすくなり、また靴を脱いで室内を歩く時でも足裏が滑らないため、転倒防止効果がある。
上記ガードル一体型ストッキングの編成に使用する伸縮糸は、特に限定されるものではないが、充分なパワーが得られるカバーリング加工糸等を用いることが好ましい。
ウエスト部1は、180デニールのポリウレタン糸と吸放湿性の高いナイロン糸をリブ組織による編成としたことによって、ソフト感が得られるようにすることが好適である。
また、ガードル部2と上部レッグ部3は、70デニールのポリウレタン弾性糸を吸放湿性の高いナイロン糸でS方向、Z方向に二重にカバーリングしたダブルカバーリングヤーン(DCY)をリブ組織による編成とし、下部レッグ部4においては、上記カバーリーングヤーン45デニールとナイロン糸(生糸)を交編し、ガードル部2と上部レッグ部3のガードル機能の効果が期待でき、フィット感と耐久性を良くした。
糸の太さを変えることで、夏用または冬用とすることが可能である。
レッグ先端部6は、吸放湿性の高いナイロン糸をプレーン組織により編成したことによって、脚の蒸れ防止、防臭の効果が期待できる。
ガードル一体型ストッキング全体には、抗菌防止作用のあるプラチナナノコロイドを加工しているため、防臭効果が期待できる。
1 ウエスト部
2 ガードル部
3 上部レッグ部
4 下部レッグ部
5 レッグ部
6 レッグ先端部
7 腹部V字部
8 スパイラル部
9 スパイラル隙間部
10 ヒップ中央部
11 ヒップ上部
12 マチ部
13 脚裏部

Claims (2)

  1. 伸縮糸により、レッグ部、ガードル部及びウエスト部が一体的に連続編成されたストッキングであって、レッグ部は上部レッグ部と下部レッグ部に分かれており、上部レッグ部は、上部レッグ部下方部分からガードル部前側部分にかけて延びるスパイラル部を有し、スパイラル部はリブ組織によって編成し、下部レッグ部の全部をプレーン組織により編成し、上部レッグ部は下部レッグ部より厚手のものに構成したことを特徴とするガードル一体型ストッキング。
  2. 前記スパイラル部及びガードル部を1×1のリブ組織により編成し、スパイラル隙間部をメッシュ組織により編成し、腹部V字を1×3のリブ組織により編成し、ウエスト部を2×2のリブ組織により編成し、下部レッグ部はプレーン組織により編成したことを特徴とする請求項1記載のガードル一体型ストッキング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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