JP6333663B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Description
以下、本発明の一実施形態に係る携帯端末(情報処理装置)1について、図1〜図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。但し、本実施形態およびその他の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本発明に係る携帯端末1は、三次元空間の直交座標系を示す方向軸(X軸、YおよびZ軸)の軸方向(複数方向)ごとに加速度を測定可能な3軸加速度センサを備えている。そして、軸方向ごとに測定した加速度(以下、測定加速度とも呼ぶ)のうち、所定の値よりも大きい測定加速度と他の軸方向の測定加速度との差分値を算出する。そして、携帯端末1は当該差分値の大きさを判定して、タップがあったか否かを判定する。
まず、タップされた携帯端末における、三次元空間の直交座標系を示す方向軸の軸方向の測定加速度について説明する。図2は、本実施形態に係る携帯端末1の外観を示す図である。図2の(a)は、携帯端末1の前面の外観を示している。図2の(b)は、携帯端末1の背面の外観を示している。また、図2の(c)は、携帯端末1におけるタップ操作の方向L1および各方向軸の方向を示している。
次に、本実施形態に係る携帯端末1の外観の一例について、図2の(a)および(b)を用いて説明する。携帯端末1は、例えば、スマートフォンである。また、携帯端末1は携帯電話機、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カーナビゲーションシステム、PC(Personal computer)、PDA(Personal Digital Assistant)携帯ゲーム機、ウェアラブル機器などであってもよい。
次に、図1を参照して、本実施形態に係る携帯端末1の要部構成について説明する。図1は、携帯端末1の構成の概略を示す機能ブロック図である。図1に示すように、携帯端末1は、タッチパネル2、加速度センサ3、制御部4、記憶部5、カメラ6、マイク7、スピーカ8、通信部9を備えて構成されている。タッチパネル2、カメラ6、マイク7およびスピーカ8については上述したのでここでの説明を省略する。また、通信部9は、例えば、アンテナを介して外部の機器と通信するものである。
次に、本実施形態に係る携帯端末1の制御部4の処理の流れについて、図5および図6を用いて説明する。
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態における携帯端末1cは、測定加速度がノイズ(タップ操作以外を原因として生じた加速度)であるか否かを判定する。
本実施形態に係るタップ処理の流れを、図7を用いて説明する。図7は本実施形態に係る制御部4cの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の他の実施形態について、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係る携帯端末1aの制御部4aは、加速度取得部41、加速度判定部42aおよびタップ判定部43aを備えている。なお、本実施形態に係る制御部4aは、実施形態1にて説明した方向決定部42の代わりに加速度判定部42aを備えている。
次に、本実施形態に係る制御部4aの処理の流れについて、図8を用いて説明する。
加速度判定部42aが、所定の軸方向の測定加速度が加速度閾値Th1よりも大きいと判定した場合(ステップS21においてYES)、当該判定結果をタップ判定部43aに送信する。
本発明の他の実施形態について、図9〜図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図9を参照して、ダブルタップ操作を確定するための構成について説明する。図9は、本実施形態に係る携帯端末1bの構成の概略を示す機能ブロック図である。本実施形態に係る携帯端末1bは、実施形態1にて説明した携帯端末1が備える制御部4に代わり、制御部4bを備えている。
次に、本実施形態に係る携帯端末1bの制御部4bの処理の流れについて、図10を用いて説明する。
携帯端末1、1a、1b、1cの制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る情報処理装置(携帯端末1)は、複数方向の加速度を測定可能な加速度センサを備え、自装置に対するタップを検出する情報処理装置であって、上記加速度センサが測定した各方向の測定加速度のうち、少なくとも何れかの測定加速度が第1閾値(加速度閾値Th1)を超えたか否かを判定する加速度判定手段(方向決定部42)と、上記加速度センサが測定した上記測定加速度のうち最大の測定加速度とそれ以外の測定加速度との差分が第2閾値(タップ判定値Th2)を超えたか否かを判定する差分判定手段(タップ判定部43)と、上記加速度判定手段が上記測定加速度の何れかが上記第1閾値を超えたと判定し、かつ、上記差分判定手段が上記差分が上記第2閾値を超えたと判定したとき、タップがあったと判定するタップ判定手段(タップ判定部43)と、を備えていることを特徴とている。
Claims (7)
- 複数方向の加速度を測定可能な加速度センサを備え、自装置に対するタップを検出する情報処理装置であって、
上記加速度センサが測定した各方向の測定加速度のうち、少なくとも何れかの測定加速度が第1閾値を超えたか否かを判定する加速度判定手段と、
上記加速度センサが測定した上記測定加速度のうち最大の測定加速度とそれ以外の測定加速度との差分が第2閾値を超えたか否かを判定する差分判定手段と、
上記加速度判定手段が上記測定加速度の複数が上記第1閾値を超えたと判定し、かつ、上記差分判定手段が上記差分が上記第2閾値を超えたと判定したとき、タップがあったと判定するタップ判定手段と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 複数方向の加速度を測定可能な加速度センサを備え、自装置に対するタップを検出する情報処理装置であって、
上記加速度センサが測定した各方向の測定加速度のうち、少なくとも何れかの測定加速度が第1閾値を超えたか否かを判定する加速度判定手段と、
上記加速度センサが測定した上記測定加速度のうち最大の測定加速度とそれ以外の測定加速度との差分が第2閾値を超えたか否かを判定する差分判定手段と、
上記測定加速度の何れかが上記第1閾値を超え、かつ、上記差分が上記第2閾値を超えたと判定され、当該判定されたときから第2所定時間内に、上記加速度センサが第3閾値を超える上記加速度を測定しない場合、タップがあったと判定するタップ判定手段と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 上記加速度判定手段は、上記加速度センサが加速度を測定した方向のうち、上記測定加速度が最大である方向をタップ方向と判定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 上記タップ判定手段が、第1所定時間内にタップがあったと2回判定し、かつ、該2回のタップについて特定したタップ方向が同じであったとき、ダブルタップ操作を確定するダブルタップ確定手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 複数方向の加速度を測定可能な加速度センサを備え、自装置に対するタップを検出する情報処理装置の制御方法であって、
上記加速度センサが測定した各方向の測定加速度のうち、少なくとも何れかの測定加速度が第1閾値を超えたか否かを判定する加速度判定ステップと、
上記加速度センサが測定した上記測定加速度のうち最大の測定加速度とそれ以外の測定加速度との差分が第2閾値を超えたか否かを判定する差分判定ステップと、
上記加速度判定ステップで上記測定加速度の複数が上記第1閾値を超えたと判定し、かつ、上記差分判定ステップで上記差分が上記第2閾値を超えたと判定したとき、タップがあったと判定するタップ判定ステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 複数方向の加速度を測定可能な加速度センサを備え、自装置に対するタップを検出する情報処理装置の制御方法であって、
上記加速度センサが測定した各方向の測定加速度のうち、少なくとも何れかの測定加速度が第1閾値を超えたか否かを判定する加速度判定ステップと、
上記加速度センサが測定した上記測定加速度のうち最大の測定加速度とそれ以外の測定加速度との差分が第2閾値を超えたか否かを判定する差分判定ステップと、
上記測定加速度の何れかが上記第1閾値を超え、かつ、上記差分が上記第2閾値を超えたと判定され、当該判定されたときから第2所定時間内に、上記加速度センサが第3閾値を超える上記加速度を測定しない場合、タップがあったと判定するタップ判定ステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
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