JP6333435B1 - 管理装置及び管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイルを複製することなく、当該ファイルを管理可能とする。【解決手段】ファイルの物理アドレスを示す情報を取得するファイル情報取得部14と、ファイル情報取得部14による取得結果に基づいて、ファイルの論理アドレスに関する情報及び当該ファイルの物理アドレスに関する情報を含む管理データを作成する管理データ作成部15とを備えた。【選択図】図1

Description

この発明は、ファイルを管理する管理装置及び管理方法に関する。
従来から、ファイル(電子データ)を管理する管理装置が知られている。ファイルとしては、情報、文字又は図面等が示すデータが挙げられる。また、管理装置は、ファイルを1つ又は複数まとまった単位で管理する。
以下では、管理装置として文書管理装置を用い、文書管理装置が、文字を示すデータであるファイルを、1つ又は複数まとまった単位である文書として、管理する場合を示す。
文書管理装置でファイルを管理する場合、まず、ユーザは、該当するファイルを文書管理装置に転送して、文書の登録を要求する。そして、文書管理装置では、転送されたファイルを自身が有するファイルシステムに格納し、その格納先を示す情報(ファイル格納情報)を含む管理データを作成して記憶している。
特開2010−134963号公報
このように、従来の文書管理装置では、管理対象であるファイルを自身が有するファイルシステムに格納する必要がある。
そのため、文書管理装置で、他の装置(文書管理装置と同一の管理体系化に属する装置)に格納されているファイルを管理する場合にも、当該ファイルを自身が有するファイルシステムに格納する必要がある。すなわち、この場合、まず、ユーザは、他の装置から該当するファイルを取得し、当該ファイルを文書管理装置に転送して、文書の登録を要求する。そして、文書管理装置では、転送されたファイルを自身が有するファイルシステムに格納し、その格納先を示す情報を含む管理データを作成して記憶する。
また、文書管理装置自身で管理しているファイルであっても、当該ファイルを他の文書として管理する場合には、当該ファイルを複製する必要がある。
また、ファイルの格納先の拡張、分散、変更又は名称変更を行う場合等には、管理データの書換えを個々に行う、又は別の管理データとして再度登録を行う必要がある。
このように、従来の文書管理装置では、ファイルを管理する際に、当該ファイルを複製して自身のファイルシステムに格納する必要があるという課題があった。そのため、文書管理装置での格納容量が増大する。また、ファイルを複製する必要があるため、マスタデータが拡散する。
なお、特許文献1では、文書に対するプロパティを管理することで、情報と操作(サービス)を関連付ける技術が開示されているが、ファイルの格納については記載がない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ファイルを複製することなく、当該ファイルを管理可能な管理装置を提供することを目的としている。
この発明に係る管理装置は、ファイルの格納先である装置の物理アドレスを示す物理所在情報と、ファイルの装置上での階層を示す階層情報とを含むファイルの物理アドレスを示す情報を取得するファイル情報取得部と、ファイル情報取得部によるファイルの物理アドレスを示す情報の取得結果に基づいて、ファイルに対応した独自の仮想パスを示す情報と、ファイルの表示名を示す情報とを含むファイルの論理アドレスに関する情報及びファイル情報取得部が取得したファイルの物理アドレスに関する情報を含む管理データを作成する管理データ作成部とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る管理装置によれば、上記のように構成したので、ファイルを複製することなく、当該ファイルを管理可能である。
すなわち、例えば、この発明に係る管理装置とは別の他の装置に格納されているファイルを、この発明に係る管理装置にて文書1として管理する場合、ファイル情報取得部が、ファイルの格納先である管理装置の物理アドレスを示す物理所在情報と、ファイルの管理装置上での階層を示す階層情報とを含むファイルの物理アドレスを示す情報を取得し、この取得したファイルの物理アドレスを示す情報に基づき、管理データ作成部が、ファイルに対応した独自の仮想パスを示す情報と、ファイルの表示名を示す情報とを含むファイルの論理アドレスに関する情報を作成し、取得したファイルの物理アドレスを示す情報とファイルの論理アドレスに関する情報を含む管理データを作成するため、他の装置に格納されているファイルを、この発明に係る管理装置が複製することなく、管理できるという効果を奏する。
また、例えば、複数のファイルを、この発明に係る管理装置にて文書1として管理する場合、管理データ作成部が、ファイル情報取得部が取得したファイルの物理アドレスを示す情報に基づき、ファイルに対応した独自の仮想パスを示す情報と、ファイルの表示名を示す情報とを含むファイルの論理アドレスに関する情報を作成し、取得したファイルの物理アドレスを示す情報とファイルの論理アドレスに関する情報を含む管理データを作成するため、文書1として管理する複数のファイルを、ファイル情報取得部が取得した文書1に対応した同じファイルの物理アドレスを示す情報にて管理できるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る文書管理装置の構成例を示す図である。 従来の文書管理装置の動作例を説明する図である。 従来の文書管理装置において、他の装置に格納されているファイルを管理する場合の動作例を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る文書管理装置の動作例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る文書管理装置において、他の装置に格納されているファイルを管理する場合の動作例を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る文書管理装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る文書管理装置を備えた文書管理システムの構成例を示す図である。 図8A、図8Bは、この発明の実施の形態2における連携データを説明する図であって、図8Aは連携データの登録画面の一例を示す図であり、図8Bは連携データ管理部に管理される連携データの一例を示す図である。 図9A、図9Bは、この発明の実施の形態2に係る文書管理装置による管理を説明する図であって、図9Aは文書管理装置で管理されているファイルの管理階層、ファイル表示名、論理アドレス及び物理アドレスを示す図であり、図9Bは図9Aの例での管理データを示す図である。 図10A〜図10Dは、この発明の実施の形態2に係る文書管理装置に対する文書の登録要求動作例を示す図である。 図11A、図11Bは、この発明の実施の形態1におけるファイル登録処理部のハードウェア構成例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る文書管理装置1の構成例を示す図である。以下では、管理装置として文書管理装置1を用いた場合を示す。
文書管理装置1は、文字を示すデータであるファイル(電子データ)を管理(採番、登録及び公開等)する。この際、文書管理装置1は、上記ファイルを、1つ又は複数まとまった単位である文書として管理する。この文書管理装置1は、図1に示すように、ファイルシステム11、管理データ記憶部12及びファイル登録処理部13を備えている。また、ファイル登録処理部13は、ファイル情報取得部14及び管理データ作成部15を有している。
ファイルシステム11は、ファイル情報取得部14によりファイルが取得された場合に、当該ファイルを格納する。
管理データ記憶部12は、管理データ作成部15により作成された管理データを記憶する。
ファイルシステム11及び管理データ記憶部12としては、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
なお図1では、文書管理装置1内に、ファイルシステム11及び管理データ記憶部12が設けられた場合を示している。しかしながら、これに限らず、文書管理装置1外に、ファイルシステム11及び管理データ記憶部12が設けられてもよい。
ファイル情報取得部14は、外部から転送されたファイル又はファイルの物理アドレスを示す情報(ファイルアクセス情報)を取得する。
管理データ作成部15は、ファイル情報取得部14による取得結果に基づいて、外部から転送されたファイルに対する管理データを作成する。管理データには、ファイル自体に関する情報(ファイル情報)、ファイルの論理アドレスに関する情報(論理ファイル情報)、及び、ファイルの物理アドレスに関する情報(物理ファイル情報)が含まれる。ファイル情報には、文書の識別情報(文書識別情報)及びファイルの識別情報(ファイル識別情報)が含まれる。また、論理ファイル情報には、仮想パスを示す情報及びファイルの表示名を示す情報が含まれる。また、物理ファイル情報には、ファイル名を示す情報、ファイルの格納先である装置の物理アドレスを示す情報(物理所在情報)、及び、ファイルの当該装置上での階層情報が含まれる。
次に、文書管理装置1の動作例について説明する。なお、文書管理装置1における文書登録では、ファイル登録以外にも属性の登録、権限の登録及びワークフローの登録等が存在するが、以下ではファイル登録についてのみ説明を行う。
まず、従来の文書管理装置101の動作例について、図2,3を参照しながら説明する。図2では、2つのファイル(ファイルA.txt及びファイルB.txt)を、文書管理装置101で文書1として管理する場合を示している。
この場合、まず、ユーザは、上記2つのファイルを文書管理装置101に転送して、文書1の登録を要求する。
次いで、文書管理装置101では、ファイルシステム1011が、上記2つのファイルを格納する。また、ファイル登録処理部1013が、上記2つのファイルに基づいて、ファイル情報(文書識別情報及びファイル識別情報)及びファイル格納情報を含む管理データを作成し、管理データ記憶部1012がこの管理データを記憶する。なお、ファイル格納情報は、ファイルの物理アドレスを示す情報である。
また図3では、他の装置(文書管理装置101と同一の管理体系化に属する装置)に格納されている1つのファイル(ファイルA.txt)を、文書管理装置101で文書1として管理する場合を示している。
この場合、まず、ユーザは、他の装置から上記1つのファイルを取得し、当該1つのファイルを文書管理装置101に転送して、文書1の登録を要求する。
次いで、文書管理装置101では、ファイルシステム1011が、上記1つのファイルを格納する。また、ファイル登録処理部1013が、上記1つのファイルに基づいて、ファイル情報及びファイル格納情報を含む管理データを作成し、管理データ記憶部1012がこの管理データを記憶する。
このように、従来の文書管理装置101では、他の装置に格納されているファイルを管理する場合でも、当該ファイルを複製して自身が有するファイルシステム1011に格納する必要がある。
次に、実施の形態1に係る文書管理装置1の動作例について、図4,5を参照しながら説明する。図4では、図2と同様に、2つのファイル(ファイルA.txt及びファイルB.txt)を、文書管理装置1で文書1として管理する場合を示している。
この場合、まず、ユーザは、上記2つのファイルを文書管理装置1に転送して、文書1の登録を要求する。
次いで、文書管理装置1では、ファイル登録処理部13のファイル情報取得部14が上記2つのファイルを取得し、ファイルシステム11がファイル情報取得部14により取得された2つのファイルを格納する。また、ファイル登録処理部13の管理データ作成部15が、ファイル情報取得部14により取得された2つのファイルに基づいて、ファイル情報、論理ファイル情報及び物理ファイル情報を含む管理データを作成し、管理データ記憶部12がこの管理データを記憶する。
管理データ記憶部12が記憶する管理データは、つまり、管理データ作成部15が作成する管理データは、図4に示すように、「文書1」として示す文書識別情報と、2つのファイル(ファイルA.txt及びファイルB.txt)毎に対応した「ファイル1」及び「ファイル2」として示すファイル識別情報を含むファイル情報、2つのファイル毎に対応し、ファイルそれぞれに対応した独自の内容を示す「/123/A1」及び「/126/B2」として示す仮想パスを示す情報と、2つのファイル毎に対応した「ファイルA」及び「ファイルB」として示すファイルの表示名を示す情報を含むファイルの論理アドレスに関する情報、及び、2つのファイル毎に対応した「ファイルA.txt」及び「ファイルB.txt」として示すファイル名を示す情報と、2つのファイルを管理する文書1に対応した「¥2¥3¥」及び「¥2¥3¥」と同じ情報にて示すファイルの管理装置上での階層を示す階層情報と、文書1に対応した「C:¥1」及び「C:¥1」と同じ情報にて示すファイルの格納先である管理装置の物理アドレスを示す物理所在情報を含むファイルの物理アドレスに関する情報を含む。
また図5では、図3と同様に、他の装置(文書管理装置1と同一の管理体系化に属する装置)に格納されている1つのファイル(ファイルA.txt)を、文書管理装置1で文書1として管理する場合を示している。
この場合、まず、ユーザは、他の装置から上記1つのファイルのファイルアクセス情報(図5に示す「http://T.co.jp/V/ファイルA」)を取得し、当該ファイルアクセス情報を文書管理装置1に転送して、文書1の登録を要求する。
次いで、文書管理装置1では、ファイル登録処理部13のファイル情報取得部14が上記ファイルアクセス情報を取得する。なお、ファイルシステム11では、ファイル情報取得部14によりファイルが取得されないため、格納処理は行わない。また、ファイル登録処理部13の管理データ作成部15が、ファイル情報取得部14により取得されたファイルアクセス情報に基づいて、ファイル情報、論理ファイル情報及び物理ファイル情報を含む管理データを作成し、管理データ記憶部12がこの管理データを記憶する。
管理データ記憶部12が記憶する管理データは、つまり、管理データ作成部15が作成する管理データは、図5に示すように、「文書1」として示す文書識別情報と、ファイル(ファイルA.txt)に対応した「ファイル1」として示すファイル識別情報を含むファイル情報、ファイルに対応し、ファイルに対応した独自の内容を示す「/123/A1」として示す仮想パスを示す情報と、ファイルに対応した「ファイルA」として示すファイルの表示名を示す情報を含むファイルの論理アドレスに関する情報、及び、ファイルを管理する文書1に対応した「/V/ファイルA」として示すファイルの管理装置上での階層を示す階層情報と、文書1に対応した「http://T.co.jp」として示すファイルの格納先である管理装置の物理アドレスを示す物理所在情報を含むファイルの物理アドレスに関する情報を含む。
このように、実施の形態1に係る文書管理装置1では、管理データにおいて、ファイル格納情報ではなく、論理ファイル情報及び物理ファイル情報を用いている。これにより、他の装置に格納されているファイルについては複製が不要となる。よって、文書管理装置1での格納容量の増大を回避でき、また、マスタデータの拡散を回避できる。また、マスタデータが更新されることで、文書管理装置1で管理されている該当するファイルも更新される。
なお図3では、他の装置に格納されているファイルを文書管理装置101で管理する場合を示した。これに対し、文書管理装置101自身で管理しているファイルであっても、当該ファイルを他の文書として管理する場合には、当該ファイルを複製する必要があり、上記と同様の課題がある。
これに対し、実施の形態1に係る文書管理装置1では、管理データにおいて、ファイル格納情報ではなく、論理ファイル情報及び物理ファイル情報を用いている。これにより、文書管理装置1自身で管理しているファイルを他の文書として管理する場合には、当該ファイルを複製する必要はなくなる。よって、上記と同様の効果が得られる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ファイルの物理アドレスを示す情報を取得するファイル情報取得部14と、ファイル情報取得部14による取得結果に基づいて、ファイルの論理アドレスに関する情報及び当該ファイルの物理アドレスに関する情報を含む管理データを作成する管理データ作成部15とを備えたので、ファイルを複製することなく、当該ファイルを管理可能である。
実施の形態2.
実施の形態1では、管理データ作成部15が、物理ファイル情報において、ファイルの格納先である装置の物理アドレスを直接指定する場合を示した。それに対し、実施の形態2では、管理データ作成部15bが、物理ファイル情報において、上記物理アドレスを間接的に指定可能とする場合を示す。
図6はこの発明の実施の形態2に係る文書管理装置1の構成例を示す図である。この図6に示す実施の形態2に係る文書管理装置1は、図1に示す実施の形態1に係る文書管理装置1に対し、連携データ記憶部16を追加し、管理データ作成部15を管理データ作成部15bに変更している。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。なお、文書管理装置1は、例えば図7に示すように、予め定められた同一の管理体系化に、ファイルの管理又は格納を行う他の装置2と共に属している。なお図7におけるユーザ端末3は、ユーザが使用する端末である。また図7では、文書管理装置1及び他の装置2の物理アドレスを示している。
連携データ記憶部16は、上記管理体系化に属する複数の装置(文書管理装置1及び他の装置2)に関する情報(連携データ)を記憶する。連携データには、装置の識別情報(装置識別情報)、装置名を示す情報、及び装置の物理アドレスを示す情報(物理所在情報)が含まれる。この連携データは、ユーザによりユーザ端末3を介して登録される。
図8Aはユーザが連携データの登録を行う際に、ユーザ端末3に表示される登録画面801の一例を示している。この図8Aに示す登録画面801では、同一の管理体系化に属する装置の装置名及び物理所在情報を入力するための項目802,803が示されている。そして、ユーザは、登録画面801において、上記項目802,803の入力を行うことで、連携データの登録を行う。これにより、文書管理装置1の連携データ記憶部16には、例えば図8Bに示すような連携データが記憶される。
なお図6では、文書管理装置1内に、連携データ記憶部16が設けられた場合を示している。しかしながら、これに限らず、文書管理装置1外に、連携データ記憶部16が設けられてもよい。
管理データ作成部15bは、ファイル情報取得部14による取得結果及び連携データ記憶部16に記憶された連携データに基づいて、外部から転送されたファイルに対する管理データを作成する。管理データには、実施の形態1における管理データと同様に、ファイル情報、論理ファイル情報及び物理ファイル情報が含まれる。ファイル情報には、文書識別情報及びファイル識別情報が含まれる。また、論理ファイル情報には、仮想パスを示す情報及びファイルの表示名を示す情報が含まれる。一方、物理ファイル情報には、ファイル名を示す情報、ファイルの格納先である装置の装置識別情報、及び、ファイルの当該装置上での階層情報が含まれる。
図9はこの発明の実施の形態2に係る文書管理装置1による管理を説明する図である。図9Aは文書管理装置1で管理されている文書に含まれるファイルの管理階層、ファイル表示名、論理アドレス及び物理アドレスを示す図であり、図9Bは図9Aの例での管理データを示す図である。なお図9では、連携データとして、図8Bに示す連携データを用いている。
この図9に示すように、実施の形態2に係る文書管理装置1では、管理データ作成部15bが、物理ファイル情報において、装置識別情報を用いることで、ファイルの格納先である装置の物理アドレスを間接的に指定している。これにより、ファイルの格納先の拡張、分散、変更又は名称変更を行う場合等に、連携データのみを変更することで、管理データを一括で変更可能となる。よって、管理データの書換えを個々に行う、又は別の管理データとして再度登録を行う必要がなくなる。
また、連携データを用いることで、ユーザは、文書管理装置1に対して文書の登録を要求する際に、例えば図10に示すように、処理が容易となる。なお図10では、連携データとして、図8Bに示すデータを用いた場合を示している。
ユーザが文書の登録を要求する場合、図10Aに示すように、ユーザ端末3には、登録対象であるファイルを指定するための指定画面1001が表示される。この図10Aに示す指定画面1001では、ファイルを直接入力で指定可能な項目1002と、ファイルを参照により指定可能な参照ボタン1003が示されている。ここで、ファイルを直接入力する場合には、上記項目1002にユーザがファイルの格納先を直接入力する。
一方、ユーザが参照ボタン1003を押した場合には、図10Bに示すように、連携データに基づいて、ユーザ端末3にファイルを選択するための選択画面1004が表示される。そして、選択画面1004においてユーザが該当するファイルが格納された装置を選択すると、図10Cに示すように、指定画面1001に、選択した装置の物理アドレスが表示される。図10B、図10Cの例では、ユーザが、選択画面1004において該当するファイルが格納された装置として「装置A」を選択し、指定画面1001上に「装置A」の物理アドレスである「http://T.co.jp」が表示された場合を示している。その後、図10Dに示すように、ユーザは、必要な残りのアドレスを直接入力することで、ファイルを指定できる。
以上のように、この実施の形態2によれば、管理データ作成部15bは、同一の管理体系化に属する複数の装置の識別情報及び物理アドレスを示す情報を含む連携データに基づいて、ファイルの物理アドレスに関する情報において、当該ファイルの格納先である装置の識別情報及び当該ファイルの当該装置上での階層情報を作成するように構成したので、実施の形態1における効果に加え、ファイルの格納先の拡張、分散、変更又は名称変更を行う場合等に、連携データを変更することで、管理データを一括で変更可能となる。
なお上記では、管理装置として文書管理装置1を用いた場合を示した。しかしながら、これに限らず、管理装置として、文字以外の情報又は図面等を示すデータであるファイルを、1つ又は複数有する単位で管理する管理装置を用いてもよい。
最後に、図11を参照して、実施の形態1,2におけるファイル登録処理部13のハードウェア構成例を説明する。なお以下では、実施の形態1におけるファイル登録処理部13のハードウェア構成例について説明するが、実施の形態2におけるファイル登録処理部13についても同様である。
ファイル登録処理部13におけるファイル情報取得部14及び管理データ作成部15の各機能は、処理回路51により実現される。処理回路51は、図11Aに示すように、専用のハードウェアであっても、図11Bに示すように、メモリ53に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)52であってもよい。
処理回路51が専用のハードウェアである場合、処理回路51は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。ファイル情報取得部14及び管理データ作成部15の各部の機能それぞれを処理回路51で実現してもよいし、各部の機能をまとめて処理回路51で実現してもよい。
処理回路51がCPU52の場合、ファイル情報取得部14及び管理データ作成部15の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ53に格納される。処理回路51は、メモリ53に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ファイル登録処理部13は、処理回路51により実行されるときに、例えば図4,5に示した処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ53を備える。また、これらのプログラムは、ファイル情報取得部14及び管理データ作成部15の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ53としては、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
なお、ファイル情報取得部14及び管理データ作成部15の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、ファイル情報取得部14については専用のハードウェアとしての処理回路51でその機能を実現し、管理データ作成部15については処理回路51がメモリ53に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路51は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 文書管理装置、2 他の装置、3 ユーザ端末、11 ファイルシステム、12 管理データ記憶部、13 ファイル登録処理部、14 ファイル情報取得部、15,15b 管理データ作成部、16 連携データ記憶部、51 処理回路、52 CPU、53 メモリ。

Claims (4)

  1. ファイルの格納先である装置の物理アドレスを示す物理所在情報と、前記ファイルの前記装置上での階層を示す階層情報とを含む前記ファイルの物理アドレスを示す情報を取得するファイル情報取得部と、
    前記ファイル情報取得部による前記ファイルの物理アドレスを示す情報の取得結果に基づいて、前記ファイルに対応した独自の仮想パスを示す情報と、前記ファイルの表示名を示す情報とを含む前記ファイルの論理アドレスに関する情報及び前記ファイル情報取得部が取得した前記ファイルの物理アドレスに関する情報を含む管理データを作成する管理データ作成部と
    を備えた管理装置。
  2. 前記ファイル情報取得部は、前記ファイルを取得し、
    前記ファイル情報取得部により前記ファイルが取得された場合に、当該ファイルを格納するファイルシステムを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  3. 前記管理データ作成部は、同一の管理体系化に属する前記管理装置を含む複数の装置の識別情報及び物理アドレスを示す情報を含む連携データに基づいて、前記ファイルの物理アドレスに関する情報において、当該ファイルの格納先である前記装置の識別情報及び当該ファイルの当該装置上での階層情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の管理装置。
  4. ファイル情報取得部が、ファイル名を示す情報と、ファイルの格納先である装置の物理アドレスを示す物理所在情報と、前記ファイルの前記装置上での階層を示す階層情報とを含む前記ファイルの物理アドレスを示す情報を取得し、
    管理データ作成部が、前記ファイル情報取得部による前記ファイルの物理アドレスを示す情報の取得結果に基づいて、前記ファイルに対応した独自の仮想パスを示す情報と、前記ファイルの表示名を示す情報とを含む前記ファイルの論理アドレスに関する情報及び前記ファイル情報取得部が取得した前記ファイルの物理アドレスに関する情報を含む管理データを作成する
    ことを特徴とする管理方法。
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