JP2020024507A - 文書ファイル移行装置 - Google Patents

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佳奈 宮前
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Abstract

【課題】移行元と移行先の文書ファイルの属性情報に相違がある場合であっても、移行作業の効率化を図り、移管後の属性情報に間違いがあるリスクを低減する。【解決手段】該当文書の旧属性項目と、新属性項目を対応付ける属性項目対応表と、該当文書の旧属性項目、新属性項目と、その属性項目が取りうる属性値とを対応付けた属性項目値詳細リストとを保持し、旧文書管理システムの該当文書と、該当文書の属性情報をダウンロードし、属性項目対応表を参照し、属性項目値詳細リストに、属性項目と属性値を書込む。そして、属性項目値詳細リストに基づいて、新文書管理システムにアップロードする属性項目と属性値を対応付けたデータを生成する。【選択図】 図9

Description

本発明は、文書ファイル移行装置に係り、特に、移行元の文書管理システムと移行先の旧文書管理システムの文書ファイルの属性情報の相違がある場合に、エラーを発生させることなく速やかに移行するのに好適な文書ファイル移行装置に関する。
近年の情報処理技術の発達に伴い、企業、公共団体、病院などの組織で文書管理をおこなう場合には、コンピュータなどの情報処理装置を中核とした文書管理システムにより、文書管理をおこなうことが一般的になっている。このような文書管理システムにおいては、システムの老朽化や新機能の登場により旧文書管理システムから新文書管理システムへの移行がしばしば行われることがある。その際には、旧文書管理システムで利用され、保管されているデータを新文書管理システムに移管する必要がある。そのとき、システム保守者は、旧文書管理システムと新文書管理システムのデータフォーマットが同じである場合は、データの値を正しく移管することのみを検討すればよい。しかしながら、旧文書管理システムと新文書管理システムが別の企業が開発した場合など、旧文書管理システムと新文書管理システムのデータのフォーマットは変更されることが多く、移管とフォーマット変更の検討を同時に行わなければならない。
この点に関しては、例えば、特許文献1に開示がある。特許文献1に記載されたデータ移行方法によれば、データ変換を、移行元システム側の抽出データのフォーマットと移行先システム側のデータフォーマットの各項目をマッピングして行い、その後、変換されたデータの名寄せ処理(データの統合化)を行った後で、移行先システムに移行する。それにより、移行先システムのデータのフォーマットが変更されても容易に移行作業の設定変更を行うことができるとしている。
特開2015−90550号公報
文書管理システムにおけるデータ移管においては、文書本体の移管とともに属性情報を移管する必要がある。属性情報とは、文書の固有の属性であり、文書タイトル、作成者、作成日付などのデータ項目により表現される。この属性情報のデータ項目(以下、単に「属性項目」ともいう)は、各文書管理システムによって異なり、属性情報のデータ項目のデータ形式も、文書ファイルを文書管理システムに登録する際に、自由入力できるものや、定められた選択肢から選ぶものなど多様である。旧文書管理システムと新文書管理システムが同じ属性情報を有する場合には、システム保守者は、属性情報の差異について検討しなくても何ら問題はないが、旧文書管理システムと新文書管理システムの文書ファイルの属性情報のデータ項目のデータ形式やデータ項目の取りうる値が相違する場合がある。
このような場合には、システムが提供するユーザインタフェースとしては、属性情報の取りうる値の選択肢が変更されたり、自由入力形式から選択肢形式に変更されたりする。そして、そのようなときには、文書ファイルの属性情報のデータ項目のデータ形式や属性情報のデータ項目の値が適切に変更されず、データ移管が正しく行われないため移管後の検証時にエラーとして発見される可能性がある。上記特許文献1の従来技術の仕組みでは、データフォーマットの変更に関しては言及しているが、属性項目の名称の変更やその属性項目の値の変更に関しては考慮されていない。
本発明の目的は、移行元の文書管理システムと移行先の旧文書管理システムの文書ファイルの属性情報に相違がある場合であっても、移行作業の効率化を図り、移管後の属性情報に間違いがあるリスクを低減することのできる文書ファイル移行装置を提供することにある。
本発明の文書ファイル移行装置の構成は、好ましくは、該当文書を旧文書管理システムから新文書管理システムに移行させる文書ファイル移行装置であって、文書ファイル移行装置は、該当文書の旧文書管理システムにおける属性項目と、新文書管理システムにおける属性項目を対応付ける属性項目対応表と、該当文書の旧文書管理システムにおける属性項目、新文書管理システムにおける属性項目と、その属性項目が新文書管理システムにおいて取りうる属性値とを対応付けた文書属性詳細リストとを保持し、文書ファイル移行装置は、旧文書管理システムの該当文書と、該当文書の属性情報をダウンロードし、属性項目対応表を参照し、文書属性詳細リストに、属性項目と属性値を書込み、文書属性詳細リストに基づいて、新文書管理システムにアップロードする属性項目と属性値を対応付けた新文書属性データを生成するようにしたものである。
本発明によれば、移行元の文書管理システムと移行先の旧文書管理システムの文書ファイルの属性情報に相違がある場合であっても、移行作業の効率化を図り、移管後の属性情報に間違いがあるリスクを低減することのできる文書ファイル移行装置を提供することができる。
文書ファイル移管システムの全体構成図である。 文書ファイル移行装置10のハードウェア・ソフトウェア構成図である。 属性項目対応表200の一例を示す図である(その一)。 属性項目対応表200の一例を示す図である(その二)。 移管対象文書リスト300の一例を示す図である。 文書属性詳細リスト400の一例を示す図である(その一)。 文書属性詳細リスト400の一例を示す図である(その二)。 文書属性詳細リスト400の一例を示す図である(その三)。 旧文書属性データ700の一例を示す図である。 新文書属性データ800の一例を示す図である。 文書属性値変換規則表900の一例を示す図である。 文書ファイル移行処理を示すフローチャートである。 文書属性詳細リストの属性項目値書込み処理を示すフローチャートである。 属性変換問合せ画面を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図11を用いて説明する。
先ず、図1および図2を用いて一実施形態に係る文書ファイル移管システムの構成について説明する。
本実施形態では、A社環境100の下で、旧文書管理システム101から新文書管理システム102に移行する例について説明する。
本実施形態の文書ファイル移管システムは、図1に示されるように、A社環境100の下にある旧文書管理システム101、新文書管理システム102、文書ファイル移行装置10、FTPサーバ5からなり、それらがネットワーク4により接続された構成である。
文書ファイル移行装置10は、旧文書管理システム101の文書の属性情報を新文書管理システム102に適合するように変換して、文書移行の仲介の役割をする装置である。FTPサーバ5は、文書を文書ファイル移行装置10から新文書管理システム102にアップロードするときのFTP(File Transfer Protocol)機能を提供するサーバである。また、文書ファイル移行装置10は、文書移行のためのデータベースを格納する文書移行作業DB(Data Base)80を保持する。
文書ファイル移行装置10は、機能構成として、文書属性詳細リスト作成部20、文書属性値変換部30、ユーザ問合せ部40、新文書属性データ作成部50、文書属性入出力部60、文書入出力部70からなる。
文書属性詳細リスト作成部20は、文書属性詳細リストを作成する機能部である。文書属性値変換部30は、旧文書管理システム101と新文書管理システム102の対応する属性情報の値を変換する機能部である。ユーザ問合せ部40は、ユーザに対して文書属性に関する情報を問い合わせて、その答えを得る機能部である。新文書属性データ作成部50は、新文書管理システム102に入力する文書属性情報のデータを作成する機能部である。文書属性入出力部60は、旧文書管理システム101から文書属性をダウンロードし、新文書管理システム102用の文書属性情報のデータをアップロードする機能部である。文書入出力部70は、旧文書管理システム101から文書をダウンロードし、新文書管理システム102に文書をアップロードする機能部である。
文書移行作業DB80は、属性項目対応表200、移管対象文書リスト300、文書属性詳細リスト400、旧文書属性データ700、新文書属性データ800、文書属性値変換規則表900、文書データ1000を保持する。
属性項目対応表200は、旧文書管理システム101の属性項目と新文書管理システム102を対応付ける表である。移管対象文書リスト300は、旧文書管理システム101から新文書管理システム102に移行する対象とする文書のリストである。文書属性詳細リスト400は、旧文書管理システム101の属性項目と新文書管理システム102を対応付けと、その属性項目の値も保持するリストである。旧文書属性データ700は、旧文書管理システム101の属性情報のデータである。新文書属性データ800は、新文書管理システム102の属性情報のデータである。文書属性値変換規則表900は、旧文書管理システム101から新文書管理システム102に移行するときの旧文書管理システム101の属性項目のデータ値と、新文書管理システム102の属性項目のデータ値を対応付ける表である。文書データ1000は、文書のデータである。なお、各データ構造の詳細は、後に説明する。
文書ファイル移行装置10のハードウェア構成としては、例えば、図2に示されるような一般的なパーソナルコンピュータのような情報処理装置で実現される。
文書ファイル移行装置10は、CPU(Central Processing Unit)1202、主記憶装置1204、ネットワークI/F1206、表示I/F1208、入出力I/F1210、補助記憶I/F1212が、バスにより結合された形態になっている。
CPU1202は、文書ファイル移行装置10の各部を制御し、主記憶装置1204に必要なプログラムをロードして実行する。主記憶装置1204は、通常、RAMなどの揮発メモリで構成され、CPU1202が実行するプログラム、参照するデータが記憶される。ネットワークI/F1206は、ネットワーク4と接続するためのインタフェースである。表示I/F1208は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置1220を接続するためのインタフェースである。入出力I/F1210は、入出力装置を接続するためのインタフェースである。図2の例では、キーボード1230とポインティングデバイスのマウス1232が接続されている。補助記憶I/F12112は、HDD(Hard Disk Drive)1250やSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置を接続するためのインタフェースである。
HDD1250は、大容量の記憶容量を有しており、本実施形態を実行するためのプログラムが格納されている。文書ファイル移行装置10には、文書属性詳細リスト作成プログラム1301、文書属性値変換プログラム1302、ユーザ問合せプログラム1303、新文書属性データ作成プログラム1304、文書属性入出力プログラム1305、文書入出力プログラム1306がインストールされている。文書属性詳細リスト作成プログラム1301、文書属性値変換プログラム1302、ユーザ問合せプログラム1303、新文書属性データ作成プログラム1304、文書属性入出力プログラム1305、文書入出力プログラム1306は、それぞれ、文書属性詳細リスト作成部20、文書属性値変換部30、ユーザ問合せ部40、新文書属性データ作成部50、文書属性入出力部60、文書入出力部70の各機能を実行するプログラムである。
また、HDD1250には、属性項目対応表200、移管対象文書リスト300、文書属性詳細リスト400、旧文書属性データ700、新文書属性データ800、文書属性値変換規則表900、文書データ1000が格納されている。
次に、図3Aないし図8を用いて文書ファイル移管システムに使用されるデータ構造について説明する。
属性項目対応表200は、旧文書管理システム101の属性項目と新文書管理システム102を対応付ける表であり、図3A、図3Bに示されるように、文書タイプ列201、旧文書管理システム列202、新文書管理システム203の項目からなる。これは、文書タイプ列201の文書タイプごとに、旧文書管理システム列204の示す旧文書管理システム101の属性項目と、新文書管理システム列203の示す新文書管理システム102の属性項目が対応することを示している。旧文書管理システム列202、新文書管理システム列203に記述される前提条件は、その属性項目が「必須」である、「選択」である、「テキスト形式」であるなどの条件を表す値を保持する。
以下、文書タイプの概念について説明する。本実施形態で説明する文書には「文書タイプ」と呼ばれる概念がある。文書タイプとは、例えば、最大で3階層のレベルを用いて文書の種類を表すことができる属性項目の一つであり、文書タイプ毎に有する属性情報が決まっている。例えば、階層レベル1として「規制文書」という文書がある。次に、階層レベル1の中に階層レベル2として「管理文書」と「品質文書」などが存在する。さらに階層レベル2「管理文書」の中に階層レベル3として「会議文書」や「添付文書」などが存在する。全ての文書タイプを表せるように、3階層のレベルの種類をそれぞれ階層レベル1列2011、階層レベル2列2012、階層レベル3列2013に記載する。そして、対応するレコードの旧文書管理システム列202には旧文書管理システム101の属性情報、新文書管理システム列203には新文書管理システム102の属性情報を、階層レベル1列2011、階層レベル2列2012、階層レベル3列2013で規定した文書タイプに対して、見出しを除く表の一行目から記載する。
そして、旧文書管理システム列202と新文書管理システム列203に記載された属性情報は、階層レベルが深くなるごとに継承される。図3Bを用いて、「継承」の例を説明すると、旧文書管理システム101の一属性項目情報例206「文書名」と新文書管理システムの一属性情報項目例207「文書名」は、階層レベル1「規制文書」に含まれる属性情報であり、かつ、階層レベル2「規制文書−管理文書」に含まれる属性情報でもあり、かつ、階層レベル3「規制文書−管理文書−会議文書」に含まれる属性情報でもある。
移管対象文書リスト300は、旧文書管理システム101から新文書管理システム102に移行する対象とする文書のリストであり、図4に示されように、見出し行301には、移行する対象の文書の属性項目(文書名、文書状態、…)が記載されており、見出し行を除いた移管対象文書リスト300の一行目から移管対象文書の属性値がそれぞれ記載されている。文書ファイル移行装置10は、申請文書階層列303に記載された属性項目「申請文書階層」を用いて該当の文書を検索し、各文書について属性項目を調べてどの文書タイプか調査することができる。
文書属性詳細リスト400は、旧文書管理システム101の属性項目と新文書管理システム102の属性項目を対応付け、その属性項目の値も保持するリストであり、図5Aないし図5Cに示されるように、旧文書管理システム101の属性項目を並べた第一行目401、新文書管理システム102の属性項目を並べた第二行目402と、それぞれの属性項目の値が格納されるそれ以降の行(第三行目403〜)からなる構造である。なお、属性項目の値を書き込む前の初期状態では、第三行目403以降は、空欄である。
ここで、図5Aは、文書タイプが、規制文書−臨床学術文書の文書属性詳細リスト400であり、図5Bは、文書タイプが、規制文書−管理文書の文書属性詳細リスト400であり、図5Cは、文書タイプ:規制文書−管理文書−添付文書であり、各々の属性項目は、その文書タイプに従って異なったものになる。
なお、文書格納パス列410は、文書を格納するパスの情報を保持する欄である。なお、文書版列413に文書の版数を意味する属性項目「文書版」(旧文書管理システム)、「版」(新文書管理システム)を記載しているが、このように文書の版数を記載することにより、同じ文書であっても過去版、最新版を区別して移管することができる。
旧文書属性データ700は、旧文書管理システム101の属性情報のデータであり、図6に示されるように、テキスト形式の文書で、一行毎に「属性項目:属性値」の情報が記載される。例えば、「種別:RRRR」は、属性項目の「種別」の値が「RRRR」であることを表している。
新文書属性データ800は、新文書管理システム102の属性情報のデータであり、図7に示されるように、属性項目を記載する第一行目801と、それぞれの属性項目の値が格納されるそれ以降の行(第二行目802〜)からなる構造である。新文書属性データ800は、例えば、CSV形式のデータ構造として、新文書管理システム102から取り込みやすいデータ構造とする。
新文書属性データ800は、図5Aの文書属性詳細リスト400をコピーし、旧文書管理システムの属性項目を記載した第一行目401を削除し、新文書管理システムの属性項目を記載した第二行目402の内容をそのまま流用する。これが新文書属性データ800の第一行目801となる。第二行目802以降は、文書属性詳細リスト400で、属性値を記載した第三行403以降の値をコピーする。本実施形態の新文書属性データ800は、作成済みの文書属性詳細リスト400をほぼ流用して作成するため、作成時間が短縮され移管作業を効率化することが可能である。
文書属性値変換規則表900は、旧文書管理システム101から新文書管理システム102に移行するときの旧文書管理システム101の属性項目のデータ値と、新文書管理システム102の属性項目のデータ値を対応付ける表であり、図に示されるように、属性項目列901、旧文書管理システム列902、新文書管理システム列903からなる。
属性項目列901には、旧文書管理システム101における属性項目が作成され、旧文書管理システム列902、新文書管理システム列903には、それぞれ対応する属性項目の値が格納される。
旧文書管理システム101と新文書管理システム102では、属性項目が対応していても、その取りうる値が異なるため、移管した後に同じ情報を表せるように変換規則を決める必要がある。この変換規則によると、例えば、旧文書管理システム上で「確認」と表されていた属性項目「文書状態」は、新文書管理システムで「作成中」と表されるように移管する。このようにすると、規則的に変換するだけでは対応できない場合の値の変換に対しても事前にユーザが柔軟に変更規則を設定することができる。
次に、図9および図11を用いて文書ファイル移管システムの文書ファイル移行処理について説明する。
先ず、文書ファイル移行装置10は、旧文書管理システム101の文書属性、文書をダウンロードして、それぞれ図6に示される旧文書属性データ700、文書データ1000として格納する(S01)。
次に、図4に示される移管対象文書リスト300を読み込む(S02)。
次に、移管対象文書リスト300の中の未処理の移管対象文書があるか否かを判定し(S03)、未処理の移管対象文書があるときには(S03:YES)、S04に行き、未処理の移管対象文書がないときには(S03:NO)、S05に行く。
未処理の移管対象文書があるときには、その移管対象文書の文書タイプを検索して、属性項目に従って、図3A、図3Bに示される属性項目対照表200を参照して、図5A、図5B、図5Cに示される文書属性詳細リスト400の第一行目401(旧文書属性項目)と、第二行目402(新文書属性項目)を作成する(S04)。
未処理の移管対象文書がないときには、文書属性詳細リスト400の属性項目値書込み処理をおこなう(S05)。文書属性詳細リスト400の属性項目値書込み処理の詳細は、後に説明する。
次に、S03のステップで作成された文書属性詳細リスト400に基づいて、図7に示される新文書属性データ800を作成する(S06)。
次に、S04で作成された新文書属性データ800を、新文書管理システム102にアップロードする(S07)。
次に、文書データ100を、新文書管理システム102にアップロードする(S08)。
最後に、新文書管理システム102において、新文書属性データ800と、文書データ1000の取り込みをおこなう(S09)。
次に、図10を用いて文書属性詳細リスト400の属性項目値書込み処理の詳細について説明する。
これは、図9のS05に該当する処理である。
先ず、未処理の文書属性詳細リスト400があるか否かを判定し(S101)、未処理の文書属性詳細リスト400があるときには(S101:YES)、S102に行き、未処理の文書属性詳細リスト400がないときには(S101:NO)、処理を終了する。
未処理の文書属性詳細リスト400があるときには、その文書属性詳細リスト400の中で、未処理の属性項目があるか否かを判定し(S102)、未処理の属性項目があるときには(S102:YES)、S103に行き、未処理の文書項目がないときには(S102:NO)、S101に戻る。
未処理の属性項目があるときには、第一行目401(旧文書属性項目)の属性項目が、文書属性値変換規則表900にあるか否かを判定し(S103)、文書属性値変換規則表900にあるときには(S103:YES)、その属性値を取得し(S104)、対応する属性項目の値の欄に書き込む(S108)。
文書属性値変換規則表900にないときには(S103:NO)、旧文書属性データの属性値を使用すると矛盾するか否かを判定し(S105)、第一行目(旧文書属性項目)の属性項目を使用しても矛盾がないときには(S105:NO)、対応する旧文書属性データ700の属性値を取得し(S106)、対応する属性項目の値の欄に書き込む(S108)。第一行目(旧文書属性項目)の属性項目の値を使用しても矛盾があるときには(S105:YES)、属性問合せ画面を表示し、ユーザの入力する属性値を取得し(S107)、対応する属性項目の値の欄に書き込む(S108)。
次に、図11を用いて属性変換問合せ画面のユーザインタフェースについて説明する。
属性変換問合せ画面2000は、旧文書属性項目の属性項目の値を使用しても矛盾があるときに、システムがユーザに問い合わせる画面である。ここで、矛盾があるとは、属性項目の前提条件が「必須」となっているのに、属性項目の値が存在しない場合などである。
この例では、文書タイプ「規制文書−非臨床学術文書」では、属性項目「非臨床番号」が必須入力項目となっているが、その項目に値が入力されないまま旧文書管理システムに登録されているものが存在している。そのため、値が入力されていない文書を一覧化し、ユーザに入力すべき値を確認する。例の場合は、ユーザが、文書タイプを「規制文書−参照文書」に変更することを要望して(表示欄2001)、システム側が、該当の文書タイプに属しかつ移管対象となる文書を提示し、その文書が持つ属性値の特性を見つけて、それに従って新たな属性値をつける場合である(表示欄2002)。このようにユーザと対話的にデータ修正を受け付けることができ、文書属性変換規則表900のように予め変更規則を定めることは必要最小限に留めることができ、変換規則では対応できないほどの少ない修正情報の場合は、ユーザが直接対応できるため、正確な値を設定できる。
また、変換規則として予め定めていた変換しか受付けない移管作業の場合は、移管作業時に変換規則以外の変換が発生した場合はその対応策を移管作業実施途中に練る必要があり、計画した時間通りに移管作業が終了しない可能性があるが、属性変換問合せ画面2000によりユーザに問い合わせる方法であれば、多様なデータ修正に対応することが可能である。このように、変更規則が予め定められていない場合の変換にも対応できるため、移管作業中にデータを修正でき、定められた変換規則のみ対応可能な移管作業よりも移管後の属性情報に誤りが少なくなると予想できる。
以上述べてきたように、本実施形態によれば、旧文書管理システムと新文書管理システムに移管する場合に、属性項目やその値に乖離があったとしても属性情報を修正して転記することができる。また、旧文書管理システムと新文書管理システムの属性情報両方を表すことができる一覧表を設け、属性情報移行の際に利用するファイル形式と同様の形式の一覧表を作成することにより、作業の効率化を図る事ができ、さらに移管後の属性情報に間違いがあるリスクを少なくすることができる。
4…ネットワーク、5…FTPサーバ、10…文書ファイル移行装置、
100…A社環境、101…旧文書管理システム、102…新文書管理システム

Claims (4)

  1. 該当文書を旧文書管理システムから新文書管理システムに移行させる文書ファイル移行装置であって、
    前記文書ファイル移行装置は、
    該当文書の旧文書管理システムにおける属性項目と、新文書管理システムにおける属性項目を対応付ける属性項目対応表と、
    該当文書の旧文書管理システムにおける属性項目、新文書管理システムにおける属性項目と、その属性項目が新文書管理システムにおいて取りうる属性値とを対応付けた文書属性詳細リストとを保持し、
    前記文書ファイル移行装置は、
    前記旧文書管理システムの該当文書と、該当文書の属性情報をダウンロードし、
    前記属性項目対応表を参照し、前記文書属性詳細リストに、属性項目と属性値を書込み、
    前記文書属性詳細リストに基づいて、新文書管理システムにアップロードする属性項目と属性値を対応付けた新文書属性データを生成することを特徴とする文書ファイル移行装置。
  2. さらに、旧文書管理システムから新文書管理システムの属性値の変換規則を記載する文書属性値変換規則表を保持し、
    前記文書属性詳細リストに、属性項目と属性値を書込むときに、前記文書属性値変換規則表を参照して、前記属性値を書き込むことを特徴とする請求項1記載の文書ファイル移行装置。
  3. さらに、前記文書ファイル移行装置は、
    属性変換問合せ画面を表示し、ユーザから属性項目とその属性値に関する情報を入力させることを特徴とする請求項1記載の文書ファイル移行装置。
  4. 該当文書は、階層構造を有する文書タイプを属性項目として保持し、下位階層の文書タイプの属性値が定義された文書は、上位階層の文書タイプの属性値が定義された文書の属性項目を継承することを特徴とする請求項1記載の文書ファイル移行装置。
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