JP6333110B2 - 換気装置 - Google Patents

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本発明は、換気装置に関する。詳しくは、熱交換器を備えた換気装置に関する。
従来、屋内環境を改善するための換気装置として、熱交換器を備えた換気装置が知られている。通常、屋内環境は屋外環境よりも良いため、この換気装置により給気と排気との間で熱交換が行われることで、屋内環境が改善される。
ところで、屋内環境が屋外環境よりも悪い場合には、上記換気装置により給気と排気との間で熱交換が行われると、屋内環境が悪化する。そこで、例えば、夏期の夜間等に屋内よりも低温の外気を導入して屋内を冷房する外気冷房運転を、屋外温度と屋内温度の温度差に応じて規制する換気装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5517729号公報
しかしながら、特許文献1の換気装置では、屋外温度と屋内温度の温度差が所定値よりも大きい場合には、給気経路及び排気経路の少なくとも一方を熱交換器を介さないバイパス経路に切り替え、上記温度差が所定値より小さい場合には、給気送風機及び排気送風機を停止する。そのため、給気及び排気が熱交換器内を流通しない状態を招く結果、熱交換器内にカビが発生する等の不具合が生じていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱交換器を保護しつつ屋内環境を改善できる換気装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、屋外側に配置される屋外側給気口(例えば、後述の屋外側給気口21)と屋内側に配置される屋内側給気口(例えば、後述の屋内側給気口22)とを結ぶ給気経路(例えば、後述の給気経路20)と、前記給気経路に配置され且つ外気を屋内側に送る給気送風機(例えば、後述の給気送風機2)と、屋内側に配置される屋内側排気口(例えば、後述の屋内側排気口31)と屋外側に配置される屋外側排気口(例えば、後述の屋外側排気口32)とを結ぶ排気経路(例えば、後述の排気経路30)と、前記排気経路に配置され且つ屋内側の空気を屋外側に送る排気送風機(例えば、後述の排気送風機3)と、前記給気経路及び前記排気経路に配置され且つ前記給気経路を流通する給気と前記排気経路を流通する排気との間で熱交換させる熱交換器(例えば、後述の熱交換器5)と、前記給気送風機の回転数及び前記排気送風機の回転数を制御する制御手段(例えば、後述の制御部7)と、を備える換気装置(例えば、後述の換気装置1)を提供する。
本発明の換気装置において、前記制御手段は、前記給気送風機の回転数を通常の回転数とするとともに、前記排気送風機の回転数を通常の回転数とする通常運転モード(例えば、後述の通常運転モード部71)と、前記給気送風機の回転数を前記通常運転モード時と比べて微小にするとともに、前記排気送風機の回転数を通常の回転数とする排気運転モード(例えば、後述の排気運転モード部72)と、前記給気送風機の回転数を通常の回転数とするとともに、前記排気送風機の回転数を前記通常運転モード時と比べて微小にする給気運転モード(例えば、後述の給気運転モード部73)と、屋外温度及び屋内温度に応じて、前記各運転モードを切り替える切替手段(例えば、後述の切替部78)と、を有する。
前記切替手段は、屋内温度が14℃以下で且つ屋外温度が屋内温度よりも高いときには、前記給気運転モードに切り替えることが好ましい。
前記切替手段は、屋内温度が26℃以上で且つ屋外温度が屋内温度よりも低いときには、前記排気運転モードに切り替えることが好ましい。
前記切替手段は、前記排気送風機の回転数を前記通常運転モード時と比べて大きくする強排気運転モード(例えば、後述の強排気運転モード部74)をさらに有することが好ましい。
前記換気装置は、屋外に配置された屋外温度センサ(例えば、後述の屋外温度センサ701)と、屋内に配置された屋内温度センサ(例えば、後述の屋内温度センサ703)と、をさらに備え、前記切替手段は、前記屋外温度センサ及び前記屋内温度センサにより検出された屋外温度及び屋内温度に応じて、前記各運転モードを切り替えることが好ましい。
前記換気装置は、屋外に配置された屋外湿度センサ(例えば、後述の屋外湿度センサ702)と、屋内に配置された屋内湿度センサ(例えば、後述の屋内湿度センサ704)と、をさらに備え、前記切替手段は、前記屋外温度センサ、前記屋内温度センサ、前記屋外湿度センサ及び前記屋内湿度センサにより検出された屋外温湿度及び屋内温湿度に応じて、前記各運転モードを切り替えることが好ましい。
本発明によれば、熱交換器を保護しつつ屋内環境を改善できる換気装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る換気装置の使用状態を示す図である。 上記実施形態に係る換気装置の斜視図である。 上記実施形態に係る換気装置が備える制御部の機能ブロック図である。 上記実施形態に係る換気装置の運転モードの切り替えの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る換気装置1の使用状態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る換気装置1は、室内の壁面の上部等に取り付けられ、建物の屋外と屋内の間で空気を給排気して換気を行うダクトレス式の換気装置である。
換気装置1のハウジング10には、屋外からの外気を屋内に送り込む屋内側給気口22と、屋内の内気を屋外に送り出す屋内側排気口31が設けられている。
図2は、換気装置1の斜視図である。図2に示すように、換気装置1は、ハウジング10と、給気経路20と、給気送風機2と、排気経路30と、排気送風機3と、熱交換器5と、バイパス経路9と、を備える。
また、換気装置1は、給気フィルタ41と、排気フィルタ42と、静電圧印加装置6と、給気フィルタ移動装置8と、ダンパ100と、制御部(図示せず)と、を備える。
ハウジング10は、略直方体状に形成されている。ハウジング10の背面は平坦に形成され、室内の壁面等に当接する。ハウジング10は、背面の一端側において、屋外から屋内に通じる配管11と接続される。ハウジング10は、後述する各経路及び部材をその内部に収容する。
給気経路20は、屋外側に配置される屋外側給気口21と、屋内側に配置される屋内側給気口22と、を結ぶ。屋外側給気口21は、配管11に配置され、屋内側給気口22は、ハウジング10の正面側の上端部に配置される。
排気経路30は、屋内側に配置される屋内側排気口31と、屋外側に配置される屋外側排気口32と、を結ぶ。屋内側排気口31は、ハウジング10の正面側の下端部に配置され、屋外側排気口32は、配管11に配置される。
ここで、屋外側給気口21及び屋外側排気口32は、配管11の内部が上下に仕切られることで形成されている。即ち、円管の配管11の断面視における下側の半円部分により屋外側給気口21が構成され、上側の半円部分により屋外側排気口32が構成される。
給気送風機2は、給気経路20の終端側に配置されて、屋外から外気を屋内側に送る。給気送風機2は、給気経路20の熱交換器5よりも下流側に配置される。給気送風機2は、モータ2aと、モータ2aに接続され且つ熱交換器5に対向して配置される多翼羽根車2bと、を備える遠心送風機である。
排気送風機3は、排気経路30の終端側に配置されて、屋内から内気を屋外側に送る。排気送風機3は、排気経路30の熱交換器5よりも下流側に配置される。排気送風機3は、モータ3aと、モータ3aに接続され且つ熱交換器5に対向して配置される多翼羽根車3bと、を備える遠心送風機である。
熱交換器5は、給気経路20及び排気経路30に配置される。熱交換器5は、給気経路20を流通する給気と排気経路30を流通する排気との間で熱交換を行う。熱交換器5は、全熱(顕熱及び潜熱)を交換することが可能な長方形の全熱交換シートが、当該全熱交換シートの短手方向に延びる複数のリブ(図示せず)を介在させて積層されることで、直方体状に形成される。この全熱交換シートは、例えば紙からなる。熱交換器5の内部において、給気経路20及び排気経路30は、全熱交換シートを介して、全熱交換シートの積層方向に交互に独立して形成される。
また、熱交換器5は、長手方向の一端側の上部に形成される給気流入口51と、他端側の側面に形成される給気流出口52と、他端側の下部に形成される排気流入口53と、一端側の側面に形成される排気流出口54と、を有する。熱交換器5内における給気流入口51と給気流出口52とを結ぶ流路は、給気経路20の一部を構成する。同様に、熱交換器5内における排気流入口53と排気流出口54とを結ぶ流路は、排気経路30の一部を構成する。これにより、給気経路20における給気の流れと排気経路30における排気の流れとは、対向流となる。
バイパス経路9は、排気経路30の排気フィルタ42よりも上流側に位置するバイパス入口91と、排気経路30の熱交換器5よりも下流側に位置するバイパス出口92と、を結ぶ。バイパス経路9は、排気フィルタ42表面に堆積した塵埃を除去する際に、排気を熱交換器5に流通させることなくバイパスする。バイパス入口91は、排気フィルタ42の周縁に位置し、排気フィルタ42の面方向に向かって開口する。バイパス出口92は、排気流出口54と多翼羽根車3bとの間に位置し、多翼羽根車3bの軸と直交する方向に向かって開口する。
ダンパ100には、ダンパ100を駆動するアクチュエータとしてのモータ62が設けられている。ダンパ100は、後述する制御部からの制御信号に応動するモータ62によって、熱交換器5を介した流路を通しての排気と、熱交換器5を介さないバイパス経路9を通しての排気と、を切り替える。
給気フィルタ41は、給気経路20の熱交換器5よりも上流側の屋外側給気口21近傍に配置される。給気フィルタ41は、給気に含まれる塵埃を捕集する。給気フィルタ41は、環状であり、半円状に分割される。分割された一方の半円側にのみ網部410が設けられ、所謂フィルタお掃除モード以外の後述の運転モード時においては、この網部410は屋外側給気口21に対応した位置に配置される。これにより、給気フィルタ41は、この網部410によって屋外からの外気に含まれる塵埃の通過を防止する。
また、給気フィルタ41は、その外周に被動ギア43が設けられ、給気フィルタ移動装置8の駆動ギア82とギア結合している。給気フィルタ41は、後述する制御部からの制御信号に応動する給気フィルタ移動装置8によって、所謂フィルタお掃除モードが実行される都度、回転駆動される。このとき、網部410が屋外側排気口32に対応した位置に配置されることで、捕集された塵埃が排気とともに除去される。
排気フィルタ42は、排気経路30の熱交換器5よりも上流側の屋内側排気口31近傍に配置される。排気フィルタ42は、排気に含まれる塵埃を捕集する。排気フィルタ42は、環状であり、モータ61によって回転可能に構成される。排気フィルタ42は、後述する制御部からの制御信号に応動するモータ61によって、所謂フィルタお掃除モードが実行される都度、回転駆動される。このとき、排気フィルタ42の表面近傍に配置された図示しないヘラやブラシによって、排気フィルタ42の表面に堆積した塵埃が除去される。除去された塵埃は、上述のバイパス経路を介して、屋外に排出される。
図3は、本実施形態に係る換気装置1が備える制御部7の機能ブロック図である。制御部7は、後述する各種センサ等からの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定のレベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路と、中央演算処理ユニットCPUと、を備える。また、制御部7は、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路と、給気送風機2や排気送風機3に制御信号を出力する出力回路と、を備える。
以上のハードウェア構成からなる制御部7は、屋外温度及び屋内温度に応じて、各運転モードを切り替える運転モード切替制御を実行するとともに、各運転モードを実行する。図3に示すように、制御部7は、運転モード切替制御を実行するためのモジュールとして、通常運転モード部71と、排気運転モード部72と、給気運転モード部73と、強排気運転モード部74と、第1切替運転モード部75と、第2切替運転モード部76と、給気制限運転モード部77と、切替部78と、を備える。
また、この制御部7には、屋外温度センサ701、屋外湿度センサ702、屋内温度センサ703及び屋内湿度センサ704から出力された各検出信号が送信される。制御部7は、これらの検出信号に基づいて、運転モード切替制御を実行する。
以下、制御部7の各モジュールの機能について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態に係る換気装置1の運転モードの切り替えの一例を示す図である。図4中、横軸は屋外温度を表しており、縦軸は屋内温度を表している。即ち、図4では、屋外温度及び屋内温度に応じた運転モードの切り替えの一例を示している。また、図4中の直線Xは、屋外温度と屋内温度が等しい状態を表している。
先ず、通常運転モード部71は、給気送風機2の回転数を通常の回転数とするとともに、排気送風機3の回転数を通常の回転数とする通常運転モードを実行する。この通常運転モードは、図4に示すように屋内環境が屋外環境よりも良いときに通常よく実行される運転モードである。この通常運転モードでは、給気と排気が積極的に行われ、両者間で積極的に熱交換が行われる結果、屋内環境が改善される。
ここで、通常の回転数とは、換気装置1が設置される屋内の広さ等に応じて予め設定される。
排気運転モード部72は、給気送風機2の回転数を通常運転モード時と比べて微小にするとともに、排気送風機3の回転数を通常の回転数とする排気運転モードを実行する。この排気運転モードは、屋内温度が26℃以上で且つ屋外温度が屋内温度よりも低いときに実行される。例えば図4に示すように、屋外温度が約18℃〜22℃で屋内温度が約26℃以上のときに実行される。この排気運転モードでは、微弱な給気が行われるとともに排気が積極的に行われる結果、排気(排熱)が優先されて屋内環境が改善される。同時に、給気を停止しないため、熱交換器5内におけるカビの発生が抑制される。
給気運転モード部73は、給気送風機2の回転数を通常の回転数とするとともに、排気送風機3の回転数を通常運転モード時と比べて微小にする給気運転モードを実行する。この給気運転モードは、屋内温度が14℃以下で且つ屋外温度が屋内温度よりも高いときに実行される。例えば図4に示すように、屋外温度が約20℃〜27℃で屋内温度が14℃以下のときに実行される。この給気運転モードでは、微弱な排気が行われるとともに給気が積極的に行われる結果、給気(給熱)が優先されて屋内環境が改善される。同時に、排気を停止しないため、熱交換器5内におけるカビの発生が抑制される。
強排気運転モード部74は、排気送風機3の回転数を通常運転モード時と比べて大きくする強排気運転モードを実行する。例えば図4に示すように、この強排気運転モードは、屋外温度が約28℃〜32℃で屋内温度が屋外温度よりも高いときに実行される。例えばこの強排気運転モードでは、微弱な給気が行われるとともに、強力な排気が行われる結果、排気(排熱)が促進されて屋内環境が改善される。同時に、給気を停止しないため、熱交換器5内におけるカビの発生が抑制される。
第1切替運転モード部75は、上述の給気運転モードと排気運転モードとを交互に切り替える第1切替運転モードを実行する。例えば図4に示すように、この第1切替運転モードは、屋外温度が約23℃〜27℃で屋内温度が約27℃以上のときに実行される。この第1切替運転モードでは、熱交換しない状態で換気が積極的に行われて屋内環境が改善される。同時に、給気や排気を停止しないため、熱交換器5内におけるカビの発生が抑制される。
第2切替運転モード部76は、上述の給気運転モードと排気運転モードとを交互に切り替える第2切替運転モードを実行する。例えば図4に示すように、この第2切替運転モードは、屋外温度が約18℃〜24℃で屋内温度が約15℃〜25℃のとき、即ち屋外温度と屋内温度の差がほとんど無く、給気と排気の熱交換が不要なときに実行される。この第2切替運転モードでは、給気運転モードと排気運転モードが交互に実行されることで、不要な給排気が抑制されて電力コストが削減される。同時に、給気や排気を停止しないため、熱交換器5内におけるカビの発生が抑制される。
給気制限運転モード部77は、上述の給気運転モードと同様に、給気送風機2の回転数を通常の回転数とするとともに、排気送風機3の回転数を通常運転モード時と比べて微小にする給気制限運転モードを実行する。例えば図4に示すように、この給気制限運転モードは、屋外温度が−16℃以下のときに実行される。この給気制限運転モードでは、屋外温度が低すぎて機器が故障するのを防止する観点から給気を行うべきでないときに、給気のみが制限されることで、屋内環境が維持される。同時に、給気や排気を停止しないため、熱交換器5内におけるカビの発生が抑制される。
切替部78は、上述の各運転モードを切り替える運転モード切替制御を実行する。具体的には、屋外温度センサ701、屋外湿度センサ702、屋内温度センサ703及び屋内湿度センサ704により検出された屋外温度及び屋内温度に応じて、各運転モードを切り替える。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、上述の通常運転モードと、排気運転モードと、給気運転モードと、強排気運転モードと、第1切替運転モードと、第2切替運転モードと、給気制限運転モードと、を、屋外温度及び屋内温度に応じて切り替える構成とした。これにより、屋外温度及び屋内温度に応じて、最も効果的な換気方式を実行できるため、屋内環境を改善できる。また、給気や排気を停止することがなく、熱交換器5内に常に給気及び排気が流通するため、熱交換器5内におけるカビの発生を抑制できる。
また本実施形態では、屋内温度が14℃以下で且つ屋外温度が屋内温度よりも高いときに、給気運転モードに切り替える構成とした。また、屋内温度が26℃以上で且つ屋外温度が屋内温度よりも低いときには、排気運転モードに切り替える構成とした。これらにより、上述の効果をより確実に得ることができる。
また本実施形態では、屋外温度センサ701と屋内温度センサ703を設け、これら屋外温度センサ701及び屋内温度センサ703により検出された屋外温度及び屋内温度に応じて、各運転モードを切り替える構成とした。これにより、検出温度に応じた各運転モードへの切り替えを自動制御でき、上述の効果をより確実に得ることができる。
また本実施形態では、屋外湿度センサ702と屋内湿度センサ704を設けた。上述の一例では屋外温度と屋内温度に応じて各運転モードへの切り替えを実行したが、屋外温度センサ701、屋外湿度センサ702、屋内温度センサ703及び屋内湿度センサ704により検出された屋外温湿度及び屋内温湿度に応じて、各運転モードを切り替えることもできる。これにより、検出温湿度に応じた各運転モードへの切り替えを自動制御でき、上述の効果をより確実に得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1…換気装置
2…給気送風機
3…排気送風機
5…熱交換器
7…制御部(制御手段)
20…給気経路
21…屋外側給気口
22…屋内側給気口
30…排気経路
31…屋内側排気口
32…屋外側排気口
71…通常運転モード部
72…排気運転モード部
73…給気運転モード部
78…切替部(切替手段)
701…屋外温度センサ
702…屋外湿度センサ
703…屋内温度センサ
704…屋内湿度センサ

Claims (6)

  1. 屋外側に配置される屋外側給気口と、屋内側に配置される屋内側給気口と、を結ぶ給気経路と、
    前記給気経路に配置され、外気を屋内側に送る給気送風機と、
    屋内側に配置される屋内側排気口と、屋外側に配置される屋外側排気口と、を結ぶ排気経路と、
    前記排気経路に配置され、屋内側の空気を屋外側に送る排気送風機と、
    前記給気経路及び前記排気経路に配置され、前記給気経路を流通する給気と前記排気経路を流通する排気との間で熱交換させ、全熱を交換することが可能な熱交換器と、
    前記給気送風機の回転数及び前記排気送風機の回転数を制御する制御手段と、を備える換気装置であって、
    前記制御手段は、
    前記給気送風機の回転数を通常の回転数とするとともに、前記排気送風機の回転数を通常の回転数とする通常運転モードと、
    前記給気送風機の回転数を前記通常運転モード時と比べて微小にするとともに、前記排気送風機の回転数を通常の回転数とする排気運転モードと、
    前記給気送風機の回転数を通常の回転数とするとともに、前記排気送風機の回転数を前記通常運転モード時と比べて微小にする給気運転モードと、
    屋外温度及び屋内温度に応じて、前記各運転モードを切り替える切替手段と、を有する換気装置。
  2. 前記切替手段は、屋内温度が14℃以下で且つ屋外温度が屋内温度よりも高いときには、前記給気運転モードに切り替える請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記切替手段は、屋内温度が26℃以上で且つ屋外温度が屋内温度よりも低いときには、前記排気運転モードに切り替える請求項1又は2に記載の換気装置。
  4. 前記切替手段は、前記排気送風機の回転数を前記通常運転モード時と比べて大きくする強排気運転モードをさらに有する請求項1から3いずれかに記載の換気装置。
  5. 前記換気装置は、屋外に配置された屋外温度センサと、屋内に配置された屋内温度センサと、をさらに備え、
    前記切替手段は、前記屋外温度センサ及び前記屋内温度センサにより検出された屋外温度及び屋内温度に応じて、前記各運転モードを切り替える請求項1から4いずれかに記載の換気装置。
  6. 前記換気装置は、屋外に配置された屋外湿度センサと、屋内に配置された屋内湿度センサと、をさらに備え、
    前記切替手段は、前記屋外温度センサ、前記屋内温度センサ、前記屋外湿度センサ及び前記屋内湿度センサにより検出された屋外温湿度及び屋内温湿度に応じて、前記各運転モードを切り替える請求項5に記載の換気装置。
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