JP6262098B2 - 換気装置 - Google Patents

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本発明は、換気装置に関する。具体的には、給気経路及び排気経路を有する換気装置に関する。
従来、屋外から外気を室内へ取り込むとともに、室内の空気を屋外へ排気する換気装置が知られている。また、この換気装置にフィルタを配置して、屋外から取り込まれる空気に含まれる塵埃を除去することが知られている。
フィルタに塵埃が付着すると、換気風量が低下するため、フィルタの塵埃を除去する必要が生じる。そこで、フィルタに塵埃を除去する可動式のブラシを設ける等、様々な手段により塵埃を除去する技術が提案されている。特許文献1の技術は、ブラシに摺接する突起を排気経路に設け、ブラシが突起に当たって反発し、振動する力により、塵埃をブラシから除去している。
特開2012−166182号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、塵埃がより細かくなった場合、ブラシに摺接する突起に当たってもブラシから細かい塵埃が離れず、塵埃の除去が十分に行われにくいという問題があった。また、ブラシから除去されきれない細かな塵埃が、吸気ダクトを通過する際に室内に取り込まれてしまい、細かい塵埃が室内に入りやすいという問題があった。
本発明は、塵埃をフィルタから確実に除去することのできる換気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、屋外側に配置される屋外側給気口(例えば、後述の屋外側給気口21)と、屋内側に配置される屋内側給気口(例えば、後述の屋内側給気口22)と、を結ぶ給気経路(例えば、後述の給気経路20)と、前記給気経路に配置され、外気を屋内側に送る給気送風機(例えば、後述の給気送風機2)と、屋内側に配置される屋内側排気口(例えば、後述の屋内側排気口31)と、屋外側に配置される屋外側排気口(例えば、後述の屋外側排気口32)と、を結ぶ排気経路(例えば、後述の排気経路30)と、前記排気経路に配置され、屋内側の空気を屋外側に送る排気送風機(例えば、後述の排気送風機3)と、を備える換気装置(例えば、後述の換気装置1)であって、前記給気経路の前記屋外側給気口側に配置され、前記給気経路に流入する外気に含まれる塵埃を捕集するフィルタ(例えば、後述の給気フィルタ41)と、前記フィルタを前記排気経路の前記屋外側排気口側に移動させるフィルタ移動装置(例えば、後述のフィルタ移動装置8)と、前記フィルタに静電圧を付加する静電圧印加装置(例えば、後述の静電圧印加装置6)と、前記給気送風機、前記排気送風機、前記フィルタ移動装置及び前記静電圧印加装置を制御する制御手段(例えば、後述の制御部7)と、を備え、前記制御手段は、前記フィルタ移動装置により前記フィルタを前記排気経路の前記屋外側排気口側に移動させ、前記静電圧印加装置による前記フィルタへの静電圧の印加を停止し、少なくとも前記排気送風機を駆動させることで、前記フィルタに捕集された塵埃を除去するフィルタ清掃制御を実行する換気装置を提供する。
前記フィルタ移動装置は、駆動源としてモータ(例えば、後述のモータ81)を備え、前記制御手段は、前記フィルタ清掃制御の実行中において、前記モータを制御して前記フィルタを振動させることで、前記フィルタに捕集された塵埃を除去することが好ましい。
前記制御手段は、前記フィルタ清掃制御を所定時間ごとに実行することが好ましい。
本発明によれば、塵埃をフィルタから確実に除去することのできる換気装置を提供することができる。
本実施形態の換気装置の使用状態を示す図である。 本実施形態の換気装置を示す斜視図である。 本実施形態の換気装置の給気フィルタの斜視図である。 本実施形態の換気装置における制御部の構成を表す機能ブロック図である。 本実施形態の換気装置における運転モードの模式図である。 本実施形態の換気装置における清掃モードの模式図である。 本実施形態の換気装置の使用手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る換気装置1の使用状態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る換気装置1は、室内の壁面の上部等に取り付けられ、建物の屋外と屋内の間で空気を給排気して換気を行うダクトレス式の換気装置である。
図2は、換気装置1の斜視図である。図2に示すように、換気装置1は、ハウジング10と、給気経路20と、給気送風機2と、排気経路30と、排気送風機3と、熱交換器5と、バイパス経路9と、を備える。
また、換気装置1は、給気フィルタ41と、排気フィルタ42と、静電圧印加装置6(図示せず)と、フィルタ移動装置8と、ダンパ100と、制御装置(図示せず)と、を備える。
ハウジング10は、略直方体状に形成されている。ハウジング10の背面は平坦に形成され、室内の壁面等に当接する。ハウジング10は、背面の一端側において、屋外から屋内に通じる配管11と接続される。ハウジング10は、後述する各経路及び部材をその内部に収容する。
給気経路20は、屋外側に配置される屋外側給気口21と、屋内側に配置される屋内側給気口22と、を結ぶ。屋外側給気口21は、配管11に位置し、屋内側給気口22は、ハウジング10の正面側の上端部に位置する。
排気経路30は、屋内側に配置される屋内側排気口31と、屋外側に配置される屋外側排気口32と、を結ぶ。屋内側排気口31は、ハウジング10の正面側の下端部に位置し、屋外側排気口32は、配管11に位置する。
ここで、屋外側給気口21及び屋外側排気口32は、配管11の内部が上下に仕切られることで形成されている。即ち、円管の配管11の断面視における下側の半円部分により屋外側給気口21が構成され、上側の半円部分により屋外側排気口32が構成される。
給気送風機2は、給気経路20の終端側に配置されて、外気を屋内側に送る。給気送風機2は、給気経路20の熱交換器5よりも下流側に配置される。給気送風機2は、モータ2aと、モータ2aに接続され且つ熱交換器5に対向して配置される多翼羽根車2bと、を備える遠心送風機である。
排気送風機3は、排気経路30の終端側に配置されて、屋内側の空気を屋外側に送る。排気送風機3は、排気経路30の熱交換器5よりも下流側に配置される。排気送風機3は、モータ3aと、モータ3aに接続され且つ熱交換器5に対向して配置される多翼羽根車3bと、を備える遠心送風機である。
熱交換器5は、給気経路20及び排気経路30に配置される。熱交換器5は、給気経路20を流通する給気SAと排気経路30を流通する排気EAとの間で熱交換を行う。熱交換器5は、全熱(顕熱及び潜熱)を交換することが可能な長方形の全熱交換シートが、当該全熱交換シートの短手方向に延びる複数のリブを介在させて積層されることで、直方体状に形成される。この全熱交換シートは、例えば紙からなる。熱交換器5の内部において、給気経路20及び排気経路30は、全熱交換シートを介して、全熱交換シートの積層方向に交互に独立して形成される。
また、熱交換器5は、長手方向の一端側の上部に形成される給気流入口51と、他端側の側面に形成される給気流出口52と、他端側の下部に形成される排気流入口53と、一端側の側面に形成される排気流出口54と、を有する。熱交換器5内における給気流入口51と給気流出口52とを結ぶ流路は、給気経路20の一部を構成する。同様に、熱交換器5内における排気流入口53と排気流出口54とを結ぶ流路は、排気経路30の一部を構成する。これにより、給気経路20における給気の流れと排気経路30における排気の流れとは、対向流となる。
バイパス経路9は、排気経路30の排気フィルタ42よりも上流側に位置するバイパス入口91と、排気経路30の熱交換器5よりも下流側に位置するバイパス出口92と、を結ぶ。バイパス経路9は、排気フィルタ42の捕集された塵埃を除去する際に、排気を熱交換器5に流通させることなくバイパスする。バイパス入口91は、排気フィルタ42の周縁に位置し、排気フィルタ42の面方向に向かって開口する。バイパス出口92は、排気流出口54と多翼羽根車3bとの間に位置し、多翼羽根車3bの軸と直交する方向に向かって開口する。
給気フィルタ41は、給気経路20の熱交換器5よりも上流側の屋外側給気口21近傍に配置される。給気フィルタ41は、給気される外気OAに含まれる塵埃を捕集する。
ここで、図3は、給気フィルタ41の斜視図である。給気フィルタ41は、略円形の枠部410と、網部412とを有し、半径方向に延びる軸部411により半分に分割されている。網部412は、軸部411により分割された一方の半円側に配置され、半円形である。網部412は、目の粗い金網により構成される。給気フィルタ41は、網部412により塵埃の通過を防止する。
給気フィルタ41では、枠部410が屋外側給気口21及び屋外側排気口32に跨って配置される。給気フィルタ41は、枠部410の外周に沿って溝43が形成されている。給気フィルタ41は、以下に述べるフィルタ移動装置8により回転する。また、給気フィルタ41は、フィルタ移動装置8を振動させることで、連動して振動する。
排気フィルタ42は、排気経路30の熱交換器5よりも上流側の屋内側排気口31近傍に配置される。排気フィルタ42は、室内からの還気RAに含まれる塵埃を捕集する。
排気フィルタ42は、屋内側排気口31に配置される。排気フィルタ42は、略円形の枠に細かな網を設けて形成される。
フィルタ移動装置8は、図示しない駆動源としてのモータ81と、ギア82と、を有する。
モータ81は、ギア82に電気的に接続されてギア82を駆動する。
ギア82は、給気フィルタ41の枠部410に形成される溝43に噛みあって給気フィルタ41を回転させる歯車である。ギア82は、給気フィルタ41を給気経路20の屋外側給気口21から排気経路30の屋外側排気口32側に移動させる。また、ギア82は、回転方向の前後に短い時間で小刻みに移動することにより、給気フィルタ41を振動させる。
ダンパ100は、熱交換器5を介した排気と、バイパス経路9を介した排気と、を切り替える。
静電圧印加装置6は、電源(図示せず)と、複数の電線61と、により構成される。電線61は、屋外側給気口21に配置される給気フィルタ41の網部412に対向する位置に配置される。電線61は、網部412の手前に配置される長方形の枠内に、熱交換器5の長手方向に沿い、網部412の幅方向における一方から他方に延びるように複数配置される。静電圧印加装置6は、電源から電気を供給され、電線61に静電圧を印加することにより、電線61に対向している給気フィルタ41の網部412を帯電させる。
図4は、本実施形態の換気装置1における制御手段としての制御部7を示すブロック図である。
図4に示すように、制御部7は、運転モード部71と、清掃モード部72と、を有し、換気装置1を運転モードと清掃モードとに切り替える。また、制御部7は、運転モード部71及び清掃モード部72に応じて、給気送風機2及び排気送風機3、静電圧印加装置6、モータ81及びギア82を制御する。
具体的には、制御部7は、静電圧印加装置6に接続されており、運転モードでは、静電圧印加装置6を制御して電線61に静電圧を印加し、給気フィルタ41に帯電させるように指令する。
制御部7は、運転モードの積算時間を監視する。そして、制御部7は、換気装置1の運転モードを、運転モードの積算時間に応じて所定時間ごとに清掃モードに切り替え、給気フィルタ41の清掃制御を実行する。
制御部7は、清掃モードでは、給気送風機2を停止し、排気送風機3を駆動した状態で、給気フィルタ41を屋外側給気口21から屋外側排気口32へ移動させる。
制御部7は、清掃モードでは、静電圧印加装置6による静電圧の印加を停止し、給気フィルタ41の帯電を解除する。
制御部7は、清掃モードでは、フィルタ移動装置8のギア82を短い期間で前後に小刻みに移動させ、ギア82の振動により給気フィルタ41を振動させる。
図5は、本実施形態の換気装置1における運転モードの模式図である。
図6は、本実施形態の換気装置1における清掃モードの模式図である。図7は、本実施形態の換気装置の使用手順を説明するフローチャートである。
図5〜7を参照して、本実施形態1の換気装置1の使用の状態について説明する。
図5に示すように、運転モードでは、外気OAは、給気SAとなって屋外側給気口21からハウジング10の内部に流入する。給気フィルタ41は、屋外側給気口21及び屋外側排気口32に跨って配置されている。この給気フィルタ41には、静電圧印加装置6により静電気が帯電されている。給気フィルタ41の半円の網部412は、屋外側給気口21側に配置されている。このため。外気OAに含まれる塵埃は、網部412で捕集され、給気経路20へは通過しない。
ハウジング10に流入した外気OAは、給気送風機2により吸引されて、熱交換器5内の給気経路20を通過する。熱交換器5の内部では、排気EAとなる室内側からの還気RAが、外気OAから流入する給気SAとは混じり合わない状態で流通し、給気SAと排気EAで熱と湿度のみを交換している。このため、屋外から流入する給気SAの温度が、室内の空気の温度に近くなる。
外気OAは、給気経路20を通過し、屋内側給気口22から給気される給気SAとなって、室内へ流入する。
一方、室内側の還気RAは、屋内側排気口31からハウジング10の内部に流入する。屋内側排気口31には、排気フィルタ42が配置されており、室内に浮遊する塵は、排気フィルタ42で捕集され、排気経路30へは通過しない。
ハウジング10に流入した還気RAは、排気EAとなって排気送風機3により吸引されて、熱交換器5内の排気経路30を通過する。
還気RAは、排気経路30を通過し、屋外側排気口32から屋外へ排出される。
運転モードで運転を続けていると、給気フィルタ41の網部412に付着する塵埃が増加する。塵埃が増加すると、空気が屋外側給気口21を通過しにくくなり、給気経路20を通過する際の圧力損失も増加する。
制御部7は、運転モードによる運転の積算時間を監視する(ステップS1)。制御部7は、前回清掃モードから運転モードに切り替えた時点から積算して、予め設定されている積算時間を経過すると、運転モードを清掃モードに切り替える。例えば、運転モードで運転する積算時間が5時間又は6時間を経過すると、1分間運転モードを清掃モードに切り替える。予め設定されている積算時間を経過していない場合は、運転モードを継続する(ステップS2)。
図7に示すように、清掃モードでは、排気送風機3を駆動させた状態で、給気送風機2の運転を停止する(ステップS3)。また、制御部7は、モータ81及びギア82を制御し、給気フィルタ41を180度回転させる。この回転により、網部412は排気経路30の屋外側排気口32に移動する(ステップS4)。排気経路30には、排気送風機3の回転により、室内側から屋外側へ向かって空気が流れている。このため、塵埃の付着した網部412が排気経路30に位置するのみで、塵埃は屋外へ排出される。
さらに、制御部7は、静電圧印加装置6を制御して、給気フィルタ41への静電圧の印加を停止する(ステップS5)。このため、塵埃は網部412からより剥離しやすくなる。
さらに、制御部7は、モータ81を駆動してギア82を振動させる(ステップS6)。給気フィルタ41は、ギア82の振動により振動する。給気フィルタ41の振動により、塵埃は網部412からより剥離しやすくなる。
清掃モードで給気フィルタ41に付着した塵埃を除去した後、制御部7は、ギア82を制御して、給気フィルタ41の振動を止める(ステップS7)。また、制御部7は、給気フィルタ41をさらに180度回転させて、網部412を屋外側給気口21へ戻す(ステップ8)。また、制御部7は、静電圧印加装置6を起動して、給気フィルタ41に静電圧を印加し、給気フィルタ41を帯電させる(ステップS9)。そして、給気送風機2の運転を開始する(ステップS10)
以上の構成を備える換気装置1は、以下のような効果を奏する。
本実施形態では、換気装置1を、屋外側に配置される屋外側給気口21と、屋内側に配置される屋内側給気口22と、を結ぶ給気経路20と、給気経路20に配置され、外気を屋内側に送る給気送風機2と、を含んで構成した。また、換気装置1を、屋内側に配置される屋内側排気口31と、屋外側に配置される屋外側排気口32と、を結ぶ排気経路30と、排気経路30に配置され、屋内側の空気を屋外側に送る排気送風機3と、を含んで構成した。また、換気装置1を、給気経路20の屋外側給気口21側に配置され、給気経路20に流入する外気に含まれる塵埃を捕集する給気フィルタ41と、給気フィルタ41を排気経路30の屋外側排気口32側に移動させるフィルタ移動装置8と、給気フィルタ41に静電圧を付加する静電圧印加装置6と、給気送風機2、排気送風機3、フィルタ移動装置8及び静電圧印加装置6を制御する制御部7と、を含んで構成した。そして、制御部7に、フィルタ移動装置8により給気フィルタ41を排気経路30の屋外側排気口32側に移動させ、静電圧印加装置6による給気フィルタ41への静電圧の印加を停止し、少なくとも排気送風機3を駆動させることで、給気フィルタ41に捕集された塵埃を除去するフィルタ清掃制御を実行させた。
本実施形態によれば、換気装置1の給気フィルタ41に静電圧を付加するため、細かい塵埃であってもより確実に捕集することができる。また、掃除モードで、排気送風機3を駆動させた状態で、塵埃の付着した給気フィルタ41を、排気経路30に移動させ、静電圧の印加を停止する。このため、静電圧の印加が停止された状態で、排気EAにより塵埃が屋外へ排出される。よって塵埃が給気フィルタ41から離れやすくなり、給気フィルタ41から塵埃を、確実に除去することができる。以上より、本実施形態の換気装置1によれば、より細かい塵埃の捕集及び除去が可能となる。
また、本実施形態によれば、フィルタ移動装置8を、駆動源としてモータ81を含んで構成した。また制御部7に、フィルタ清掃制御実行中において、モータ81を制御して給気フィルタ41を振動させることで、給気フィルタ41に捕集された塵埃を除去させた。これにより、給気フィルタ41に付着した塵埃の除去をより確実に行うことができる。
また、本実施形態によれば、制御部7に、フィルタ清掃制御を所定時間ごとに実行させた。これにより、自動で給気フィルタ41に付着した塵埃を取り除くことができ、使用者が忘れても、給気フィルタ41の清掃を継続的に行うことできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、給気フィルタ41は、フィルタ移動装置8のモータ81によって振動することで塵埃を除去しやすくしているが、これに限られない。例えば、給気フィルタにフィン等の物理的な塵埃除去部材を取り付けて、この部材により塵埃を除去するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、給気フィルタ41は、目の粗い金網により構成される網部412を有するが、これに限られない。給気フィルタ41は、塵埃の通過を防止することができれば、構成は限定されず、また、給気フィルタ41の円形の枠に対して着脱可能に構成されてもよい。
また、上記実施形態では、清掃モードでは、排気送風機3を駆動させた状態で、給気送風機2の運転を停止しているが、これに限られない。一度排気送風機3を停止してから給気フィルタ41を移動させ、再び排気送風機3を動かしてもよい。
1 換気装置
2 給気送風機
3 排気送風機
6 静電圧印加装置
7 制御部(制御手段)
8 フィルタ移動装置
20 給気経路
21 屋外側給気口
22 屋内側給気口
30 排気経路
31 屋内側排気口
32 屋外側排気口
41 給気フィルタ(フィルタ)
81 モータ

Claims (6)

  1. 屋外側に配置される屋外側給気口と、屋内側に配置される屋内側給気口と、を結ぶ給気経路と、
    前記給気経路に配置され、外気を屋内側に送る給気送風機と、
    屋内側に配置される屋内側排気口と、屋外側に配置される屋外側排気口と、を結ぶ排気経路と、
    前記排気経路に配置され、屋内側の空気を屋外側に送る排気送風機と、を備える換気装置であって、
    前記屋外側給気口及び前記屋外側排気口に跨って配置され、前記給気経路に流入する外気に含まれる塵埃を捕集するフィルタと、
    前記フィルタを回転させることにより、前記フィルタ内に設けられた網部を前記屋外側給気口と前記屋外側排気口との間で移動させるフィルタ移動装置と、
    前記給気送風機、前記排気送風機及び前記フィルタ移動装置を制御する制御手段と、を備え、
    前記屋外側給気口と前記屋外側排気口とが一つの管の内部を分割して形成されており、
    前記制御手段は、前記フィルタ移動装置により前記フィルタを回転させて前記網部を前記屋外側給気口側から前記屋外側排気口側に移動させ、前記排気送風機を駆動させることで、前記フィルタに捕集された塵埃を除去するフィルタ清掃制御を実行する換気装置。
  2. 前記フィルタは、前記排気送風機よりも屋外側に配置される請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記フィルタに静電圧を付加する静電圧印加装置を更に備え、前記フィルタに塵埃を捕集する際は静電圧を前記フィルタに印加し、前記フィルタに捕集された塵埃を除去する際は静電圧の印加を停止するよう前記制御手段により前記静電圧印加装置を制御する請求項1又は2に記載の換気装置。
  4. 前記フィルタ移動装置は、駆動源としてモータを備え、
    前記制御手段は、前記フィルタ清掃制御の実行中において、前記モータを制御して前記フィルタを振動させることで、前記フィルタに捕集された塵埃を除去する請求項1〜3のいずれか1項に記載の換気装置。
  5. 前記制御手段は、前記フィルタ清掃制御を所定時間ごとに実行する請求項1〜4のいずれか1項に記載の換気装置。
  6. 前記フィルタは、ほぼ円形の枠部を有し、前記網部がほぼ円形断面の半面に設けられており、
    前記網部は、前記制御手段により前記フィルタ移動装置を介して180度回転することにより、前記屋外側給気口と前記屋外側排気口との間を交互に移動する請求項1から5いずれか1項に記載の換気装置。
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