JP6332732B2 - 電極、電極の製造方法、電気化学還元方法及び電気化学還元生成物の製造方法 - Google Patents
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Description
<1>基体と、前記基体の表面の少なくとも一部に存在し、粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部と、を有する電極。
本発明の電極は、基体と、前記基体の表面の少なくとも一部に存在し、粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部と、を有する。本発明の電極は、電気化学還元に使用した場合の触媒過電圧が、触媒部を有しない銅板を作用電極として使用した場合の触媒過電圧よりも低い。従って、本発明の電極は、触媒部を有しない銅板を作用電極として使用した場合よりもエネルギー効率に優れている。
本発明の電極は、粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部を有する。触媒部が「銅含有粒子を含む」とは、触媒部が、粒子径が50nm〜500nmの範囲内であり、部分的に他の銅含有粒子と結合している銅含有粒子を含むことを意味する。結合の態様としては、銅含有粒子を加熱することにより生じる融着が挙げられる。
本発明の電極は、基体を有する。基体の材質は特に制限されず、導電性を有していても有していなくてもよい。例えば、Cu、Au、Pt、Pd,Ag、Zn、Ni、Co、Fe、Al、Sn等の金属、前記金属の合金、ITO、ZnO、SnO、Si等の半導体、ガラス、黒鉛やグラファイト等のカーボン材料、樹脂などを挙げることができる。銅含有粒子の基体への付着性の観点からは、基体は銅を含むことが好ましい。基体が銅を含む場合の銅の含有率は特に制限されない。基体の導電性の観点からは50物質量(モル)%以上であることが好ましく、70物質量(モル)%以上であることがより好ましく、90物質量(モル)%以上であることがさらに好ましい。
本発明の電極の製造方法は、基体の表面の少なくとも一部に粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子を配置する工程(以下、銅含有粒子配置工程ともいう)と、前記銅含有粒子が表面の少なくとも一部に配置された基体を熱処理して粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部を形成する工程(以下、触媒部形成工程ともいう)と、を有する。本発明の電極の製造方法によれば、電気化学還元のエネルギー効率に優れる電極を製造することができる。また、蒸着等の比較的高価な装置を用いる方法によらずに簡便かつ経済的に大面積で電極を製造することができる。本発明の電極の製造方法は、必要に応じてその他の工程を含んでもよい。
銅含有粒子配置工程では、基体の表面の少なくとも一部に粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子を配置する。配置の方法は特に制限されない。例えば、銅含有粒子を含む組成物(以下、触媒形成組成物ともいう)を基体の表面の少なくとも一部に付与する方法、電解により銅含有粒子を基体の表面に析出させる方法、電解研磨により基体の表面に銅含有粒子を形成させる方法、イオン化傾向を利用して銅含有粒子を基体の表面に析出させる方法等を挙げることができる。
触媒部形成工程では、粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子が表面の少なくとも一部に配置された基体を熱処理して粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部を形成する。熱処理の条件は、所望の構造を有する触媒部が形成されるように選択できる。熱処理の際の温度、時間、圧力、雰囲気等の条件を制御することで、銅含有粒子の融着の度合いを制御することができ、所望の構造を有する(例えば、所望の粒子径の銅含有粒子を含む)触媒部を形成することができる。熱処理は、銅の酸化を抑制できる雰囲気中で行うことが好ましい。例えば、水素と窒素の混合気体、アルゴン等の雰囲気中で行うことが好ましい。
本発明の電気化学還元方法は、本発明の電極を用いて水及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも一方を分解する工程を有する。本発明の方法によれば、平滑な銅板を電極として用いる場合よりも低い触媒過電圧で水又は二酸化炭素の電気化学還元を行うことができ、エネルギー効率に優れている。また、銅を含む電極を用いることにより、他の金属を用いる場合よりも多種類の物質を生成することができる。生成可能な物質としては、水素の他に、一酸化炭素、メタン、ホルムアルデヒド、ギ酸、メタノール等の炭素原子数が1個である化合物、エタン、エチレン、エタノール、アセトアルデヒド、酢酸、エチレングリコール、グリコールアルデヒド、グリコール酸、グリオキサール、シュウ酸等の炭素原子数が2個である化合物、アセトン、アリルアルコール、ヒドロキシアセトン、プロパノール、プロピオンアルデヒド等の炭素原子数が3個である化合物などを挙げることができる。もっとも、本発明の電気化学還元方法により得られる物質はこれらに制限されない。
本発明の電気化学還元生成物の製造方法は、本発明の電極を用いて水及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも一方を分解する工程を有する。本発明の方法によれば、平滑な銅板を電極として用いる場合よりも低い触媒過電圧で水又は二酸化炭素の電気化学還元生成物を製造することができ、エネルギー効率に優れている。また、銅を含む電極を用いることにより、他の金属を用いる場合よりも多種類の電気化学還元生成物を製造することができる。製造可能な電気化学還元生成物としては水素の他に、一酸化炭素、メタン、ホルムアルデヒド、ギ酸、メタノール等の炭素原子数が1個である化合物、エタン、エチレン、エタノール、アセトアルデヒド、酢酸、エチレングリコール、グリコールアルデヒド、グリコール酸、グリオキサール、シュウ酸等の炭素原子数が2個である化合物、アセトン、アリルアルコール、ヒドロキシアセトン、プロパノール、プロピオンアルデヒド等の炭素原子数が3個である化合物などを挙げることができる。もっとも、本発明の電気化学還元生成物の製造方法により得られる物質はこれらに制限されない。
ノナン酸(関東化学株式会社、純度90%以上)1.00g(6.35mmol)及び酢酸(関東化学株式会社、特級)0.381g(6.35mmol)を1−プロパノール(関東化学株式会社、特級)0.8mLと混合した溶液を、水酸化銅(II)(和光純薬工業株式会社、一級)0.620g(6.35mmol)に加え、110℃で10分間加熱撹拌した。得られた青色溶液を水冷しながら、ヘキシルアミン(東京化成工業株式会社、特級)2.57g(25.4mmol)及びヒドラジン一水和物(関東化学株式会社、特級)0.631mL(12.7mmol)を加え、110℃で6分間加熱撹拌した。その際、窒素の発生を伴いながら、青色溶液が赤褐色の懸濁液に変化した。加熱撹拌後、常温まで放冷し、ヘキサン(関東化学株式会社、特級)5mLを加えてさらに撹拌した。その後、遠心分離により銅光沢を有する銅粒子の固体物(0.400g、ヘキシルアミン、ノナン酸等に由来する保護分子の重量を差し引いた銅基準の収率は物質量比で98.8%)を得た。
得られた銅光沢を有する固体物を粉末X線回折装置(株式会社リガク、MiniFlex II)により解析を行ったところ、その粉末X線回折パターン(図1)から金属銅が生成していることが確認された。また、得られた銅粒子をカーボン製水平試料載台に付着させて電界放出型走査電子顕微鏡像(日本電子株式会社、JEM−7600F)で観察した。粒子径が10nm〜100nmの範囲内である銅粒子が観察された(図2)。
得られた銅粒子をトルエン(関東化学株式会社、特級)に分散させ、50質量%の分散液を調製した。
2.0cm×2.5cm(厚み0.3mm)の銅板(株式会社ニラコ、純度99.96%)の片面に、バーコーターを用いて銅粒子のトルエン分散液を塗布し、トルエンが揮発するまで放置した。銅板上に存在する銅粒子を、電界放出型走査電子顕微鏡で観察した。粒子径が10nm〜100nmの範囲内である銅粒子が積層及び凝集している様子が観察された(図3)。
(銀コア粒子の合成)
N,N−ジメチル−1,3−ジアミノプロパン(東京化成工業株式会社、特級)0.620g(6.07mmol)、n−ヘキシルアミン0.420g(4.15mmol)、n−ドデシルアミン(関東化学株式会社、特級)0.120g(0.647mmol)及びオレイン酸(東京化成工業株式会社、>85.0%)0.100g(0.354mmol)を混合して溶液を得た。この混合溶液にシュウ酸銀(硝酸銀(関東化学株式会社、一級)とシュウ酸・二水和物(関東化学株式会社、特級)とから合成したもの)1.00g(3.29mmol)を加え、室温で1時間撹拌した。撹拌している間に、シュウ酸イオン・アルキルアミン・アルキルジアミン・銀錯化合物が生成し、粘性のある固体物へと変化した。これを110℃で10分間加熱撹拌すると、二酸化炭素の発泡を伴う反応が完結し、青色光沢を呈する懸濁液へと変化した。これにメタノール(関東化学株式会社、一級)5mLを加え、遠心分離により得られた沈殿物を分離した。さらにもう一度、メタノール5mLを加え、沈殿物を撹拌し、遠心分離により銀コア粒子の固形物(0.743g、保護分子等の重量を差し引いた銀基準の収率は物質量比で94.0%)を得た。
得られた銀コア粒子0.770gにn−オクタン(関東化学株式会社、特級)とn−ブタノール(関東化学株式会社、特級)の混合溶媒(体積比4:1v/v)5.0mL、酢酸銅・一水和物(和光純薬工業株式会社、特級)1.31g(6.56mmol)、オレイルアミン(アクロスオルガニクス株式会社、80%〜90%)5.30g(19.8mmol)及びオレイン酸0.100g(0.354mmol)を加え、80℃で30分間加熱撹拌した。ここに、2−ヒドラジノエタノール(東京化成株式会社、特級)671μL(9.90mmol)を滴下し、さらに80℃で1時間加熱撹拌した。室温まで放冷した反応混合物に、ヘキサン2mLを加え、遠心分離により得られた沈殿物を分離した。さらにもう一度、ヘキサン2mLを加え、沈殿物を攪拌し、遠心分離によりコアシェル型銅銀粒子を得た(1.16g、オレイルアミン等に由来する保護分子の重量を差し引いた銅基準の収率は物質量比で96.2%)。得られたコアシェル型銅銀粒子の銅と銀の組成比(物質量(モル)比)は1:1である。
得られたコアシェル型銅銀粒子をトルエン(関東化学株式会社、特級)に分散させ、40質量%の分散液を調製した。
得られたコアシェル型銅銀粒子のトルエン分散液を電子顕微鏡用カーボン支持膜(イーエムジャパン株式会社、モリブデン200メッシュ)に塗布し、コアシェル型銅銀粒子の電界放出型透過電子顕微鏡像(日本電子株式会社、JEM−2100F)で観察した。その結果、粒子の表面と中心部分でコントラストの異なる、コアシェル型の構造が確認された(図4A)。また、粒子径は10nmから30nmであった。エネルギー分散型蛍光X線測定分析(EDS)により、明るいコントラストのコアには銀が多く含まれることが確認され(図4B)、暗いコントラストのシェルには銅が多く含まれることが確認された(図4C)。
2.0cm×2.5cm(厚み0.3mm)の銅板(株式会社ニラコ、純度99.96%)の片面に、スピンコーター(株式会社共和理研、K−359S1)を用いてコアシェル型銅銀粒子のトルエン分散液を塗布し、トルエンが揮発するまで放置した。
合成例1で得た銅粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を赤外炉(アルバック理工株式会社、MILA−5000)で熱処理した。熱処理は、220℃で45分間行った。銅粒子の酸化を抑制するため、炉内に水素発生機(YMCテクノス株式会社、YH−500)から発生した水素を体積換算で4.8%となるように窒素と混合した気流を導入した。
合成例1で得た銅粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を熱処理した。熱処理は、加熱温度を300℃とした以外は実施例1と同じ条件で行った。
合成例1で得た銅粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を熱処理した。熱処理は、加熱温度を400℃とした以外は実施例1と同じ条件で行った。
合成例1で得た銅粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を熱処理した。熱処理は、銅粒子の酸化を抑制するための雰囲気をアルゴン気流とした以外は実施例1と同じ条件で行った。
合成例1で得た銅粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を熱処理した。熱処理は、加熱温度を300℃とした以外は実施例4と同じ条件で行った。
合成例2で得たコアシェル型銅銀粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を赤外炉(アルバック理工株式会社、MILA−5000)で熱処理した。熱処理は、220℃で45分間行った。銅シェル層の酸化を抑制するため、炉内に水素発生機(YMCテクノス株式会社、YH−500)から発生した水素を体積換算で4.8%となるように窒素と混合した気流を導入した。
合成例1で得た銅粒子のトルエン分散液を塗布し、乾燥した後の銅板を熱処理した。熱処理は、加熱温度を400℃とした以外は実施例4と同じ条件で行った。
2.0cm×2.5cm(厚み0.3mm)の銅板(株式会社ニラコ、純度99.96%)の片面に、真空蒸着装置(株式会社アルバック、VPC−260F)を用いて銅の蒸着膜を形成した。
実施例1〜6及び比較例1、2で得た銅板の表面を電界放出型走査電子顕微鏡で観察した。銅粒子等のトルエン分散液の塗布及び熱処理を行っていない銅板の表面(図5)と比較すると、実施例1〜6及び比較例1で得た銅板の表面には銅粒子又は銅含有粒子が部分的に他の粒子と結合した構造が確認された。
実施例1〜6及び比較例1、2で得た銅板を作用電極として触媒過電圧の測定を行った。測定は、電解セルとしてECフロンティア製のH型セル、参照電極としてAg/AgCl電極、対極として白金メッシュ電極、隔膜としてガラスフィルター、電解液として二酸化炭素をバブリングし飽和させた0.5Mの KHCO3水溶液(pH 7.2)をそれぞれ使用した。ポテンショスタットとして北斗電工製のHSV−110を用い、作用電極に印加する電位幅を−0.3V〜−2.0V(対 Ag/AgCl電極)、掃引速度は10mV/秒で制御し、流れる電流値を調べた。測定温度は20℃〜23℃とした。評価を1cm2の面積で実施するため、カプトンテープと瞬間接着剤を用いて作用電極に対してマスキングを行った。
実施例1で得た銅板と、比較対象としての銅板及び白金板を作用電極として用いた場合の触媒過電圧の測定結果を図14に示す。いずれの場合も、−0.3V〜−2.0Vの電位幅で電圧を印加すると、負の印加電圧が小さい場合は、二酸化炭素又は水の電気化学還元に伴う電流は流れないが、ある一定の負電位を超えると、急激に電流(触媒電流)が流れることが分かる。この急激な電流が流れ始める開始電圧を比較すると、例えば、比較対象の銅板に比べて、実施例1で得た銅板を作用電極とした場合の開始電圧(絶対値)が小さいことが分かる。
実施例1で得た銅板を作用電極として用いて、その開始電圧に近い電位である−1.2V(対 Ag/AgCl電極)で電気分解を行った。電気分解は、対極として白金メッシュ電極、隔膜としてナフィオン膜、電解液として0.5MのKHCO3水溶液を使用し、二酸化炭素(5mL/分)でバブリングしながら行った。作用電極から発生した気体は、ガスクロマトグラフ(島津製作所、Tracera)で分析カラム(信和加工株式会社、マイクロパックドST)を用いて分析した。また、電解質水溶液中の還元生成物は、同じガスクロマトグラフで分析カラム(アジレントテクノロジー株式会社、DB−WAXETR)を用いて分析した。その結果、発生した気体は、主として水素及び一酸化炭素であった。電解質水溶液中の還元生成物は、主としてメタノール、エタノール及び酢酸であった。
Claims (12)
- 基体と、前記基体の表面の少なくとも一部に存在し、顕微鏡法により測定される粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部と、を有する電極。
- 前記銅含有粒子が部分的に他の銅含有粒子と結合している、請求項1に記載の電極。
- 前記銅含有粒子は、顕微鏡法により測定される粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子が融着して得られたものである請求項1又は請求項2に記載の電極。
- 前記基体が銅を含む、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電極。
- 基体の表面の少なくとも一部に顕微鏡法により測定される粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子を配置する工程と、前記銅含有粒子が表面の少なくとも一部に配置された基体を熱処理して顕微鏡法により測定される粒子径が50nm〜500nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒部を形成する工程と、を有する電極の製造方法。
- 前記銅含有粒子を配置する工程が、顕微鏡法により測定される粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子を含む触媒形成組成物を前記基体の表面の少なくとも一部に付与する工程である、請求項5に記載の電極の製造方法。
- 前記銅含有粒子を配置する工程が、顕微鏡法により測定される粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子を含む分散液又はペーストを前記基体の表面の少なくとも一部に塗布する工程である、請求項5又は請求項6に記載の電極の製造方法。
- 前記顕微鏡法により測定される粒子径が5nm〜200nmの範囲内である銅含有粒子が、銅を含む化合物、還元性化合物及びアルキルアミンを含む組成物を加熱する工程を含む方法によって製造される、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の電極の製造方法。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電極を用いて水及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも一方を分解する工程を有する、電気化学還元方法。
- 前記分解により水素及び炭素原子数が1個〜3個である化合物からなる群より選択される少なくとも一つが生成される、請求項9に記載の電気化学還元方法。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電極を用いて水及び二酸化炭素からなる群より選択される少なくとも一方を分解する工程を有する、電気化学還元生成物の製造方法。
- 前記電気化学還元生成物が水素及び炭素原子数が1個〜3個である化合物からなる群より選択される少なくとも一つである、請求項11に記載の電気化学還元生成物の製造方法。
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