JP6330214B2 - 開閉部材制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉部材制御装置に関するものである。
従来、開閉部材、例えば車両用の開閉部材としてウインドガラスや、ルーフガラス等がある。そして、ウインドガラスは、パワーウインド装置(開閉部材制御装置)にて自動的にウインドガラスが開閉されるようになっている。また、ルーフガラスは、サンルーフ装置(開閉部材制御装置)にて自動的にルーフガラスが開閉されるようになっている。
具体的には、パワーウインド装置は、車室に設けた開スイッチ及び閉スィッチを適宜オンオフ操作することによって、モータを正逆回転させてウインドガラスを開閉移動させるようになっている。同様に、サンルーフ装置も、車室に設けた開スイッチ及び閉スィッチを適宜オンオフ操作することによって、モータを正逆回転させてルーフガラスを開閉移動させるようになっている。
また、サンルーフ装置には、プリセレクトスイッチを有し、プリセレクトスイッチで選択した位置にルーフガラスを移動配置させる機能を持ったものも提案されている(特許文献1)。これは、プリセレクトスイッチの選択操作に基づいて出力される選択電圧信号から複数の設定位置の中の選択した設定位置を判定し、その判定結果に基づいてプリセレクトスイッチにて選択した設定位置にルーフガラスを移動配置するものである。
また、特許文献1では、プリセレクトスイッチを操作していないにもかかわらず、何らかの原因で誤った選択電圧信号が出力される場合があっても、その誤った選択電圧信号に基づいてルーフガラスを移動させないようにしている。
特開2004−84211号公報
ところで、サンルーフ装置(パワーウインド装置も同様)において、開スイッチ及び閉スィッチを適宜オンオフ操作したときに出力されるオンオフ信号についても、何らかの原因で誤ったオンオフ信号が出力される場合の対策が同様に望まれていた。
サンルーフ装置(パワーウインド装置も同様)は、開スイッチがオン操作されたとき、Lレベル(低電位)の信号(オン信号)を生成し、信号線を介して同オン信号を制御回路に出力する。反対に、開スイッチがオフ操作されたとき、Hレベル(高電位)の信号(オフ信号)を生成し、信号線を介して同オフ信号を制御回路に出力する。
そして、制御回路は、オン信号に応答して同オン信号が出力されている間、モータに駆動電源を印加し続け、ルーフガラスを全開方向に移動させる。また、制御回路は、オン信号からオフ信号を入力したとき、オフ信号に応答してモータへの駆動電源を遮断しルーフガラスの移動を停止させる。
一方、閉スイッチも同様、オン操作されたとき、Lレベルのオン信号を生成し、信号線を介して同オン信号を制御回路に出力する。反対に、閉スイッチがオフ操作されたとき、Hレベルのオフ信号を生成し、信号線を介して同オフ信号を制御回路に出力する。
そして、制御回路は、オン信号に応答して同オン信号が出力されている間、モータに駆動電源を印加し続け、ルーフガラスを全閉方向に移動させる。また、制御回路は、オン信号からオフ信号を入力したとき、オフ信号に応答してモータへの駆動電源を遮断しルーフガラスの移動を停止させる。
しかしながら、例えば開スイッチが、操作されていない(オフ操作状態)にも拘わらず、何らかの原因(例えば電磁波等)で信号線に短時間に誤ったオン信号が発生して制御回路に出力されることがある。
詳述すると、サンルーフ装置の制御回路は、他の制御装置と間でのデータの授受が行うために専用のデータ信号線で接続されている。そして、サンルーフ装置の制御回路と他の制御装置との間を繋ぐデータ信号線と開スイッチ及び閉スイッチのオンオフ信号をサンルーフ装置の制御回路に送信する開閉信号線は、隣接して配線される。従って、開閉信号線がデータ信号線と隣接していることから、電磁波等によってデータ信号線と開閉信号線が短時間ショートする虞がある。この短時間のショートによって開スイッチ及び閉スイッチの開閉信号線から誤ったオン信号が制御回路に出力される虞があった。
そして、制御回路は、この短時間の誤ったオン信号に応答して、モータに駆動電源を短時間供給してルーフガラスを作動させてしまうことから、使用者に違和感を与えるといった問題が生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、開閉スイッチを操作していないのに、何らかの原因で誤ったオン信号が生成された場合に開閉部材の誤動作を防止することができる開閉部材制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するための開閉部材制御装置は、開閉部材を開閉移動させる駆動モータと、開閉部材の開閉を指令する開スイッチ及び閉スイッチと、前記開スイッチのオン操作に基づいて発生するオン信号を入力し、そのオン操作に伴って発生するオン信号の過渡時に発生するノイズを考慮しなくてもよくなるスイッチフィルタ時間経過後の前記オン信号に基づいて前記開閉部材を全開方向に移動させるために前記駆動モータを正転駆させ、前記閉スイッチのオン操作に基づいて発生するオン信号を入力し、そのオン操作に伴って発生するオン信号の過渡時に発生するノイズを考慮しなくてもよくなるスイッチフィルタ時間経過後の前記オン信号に基づいて前記開閉部材を全閉方向に移動させるために前記駆動モータを逆転駆させる制御回路を備えた開閉部材制御装置であって、前記制御回路は、前記オン信号が、前記スイッチフィルタ時間と操作者の操作でオン操作からオフ操作に切り換えるのに要する予め定めた規定時間の間で消失する時、該オン信号を異常信号として判定する判定部と、前記判定部の前記異常信号の判定に基づいて前記駆動モータの駆動を制限する制御部とを備えており、前記制御部は、前記異常信号の発生回数に応じて前記スイッチフィルタ時間を増加して前記規定時間に近づけるようにした。
上記構成によれば、オン操作をしないのに、スイッチフィルタ時間より長く、規定時間より短い異常信号が発生した場合、駆動モータの駆動を制限した。従って、異常信号によって開閉部材が移動するのを防止できる。
記構成によれば、異常信号の発生回数に応じてスイッチフィルタ時間が長くなり、過渡時に発生するノイズと同様に、異常信号が検出されない状態になる。その結果、異常信号に応答して駆動モータが駆動するのを制限できる。
上記構成において、前記制御部は、前記異常信号の発生回数が予め定めた発生回数に達する毎に、前記スイッチフィルタ時間を段階的に増加して前記規定時間に近づけるようにしたことが好ましい。
上記構成によれば、異常信号の発生回数に応じてスイッチフィルタ時間が段階的に長くなり、過渡時に発生するノイズと同様に、異常信号が検出されない状態になる。その結果、異常信号に応答して駆動モータが駆動するのを制限できる。
上記構成において、制御部は、前記異常信号の発生回数が、予め定めた回数に達したとき駆動モータを停止させることが好ましい。
上記構成によれば、異常信号の発生回数が予め定めた回数に達したとき駆動モータを停止されることから、以後、異常信号によって開閉部材が移動することはない。
本発明によれば、開閉部材の誤動作を防止することができる。
実施形態のサンルーフ装置を装備した自動車の要部斜視図。 同じく、サンルーフ装置の電気的構成を説明する電気ブロック回路図。 同じく、(a)は開スイッチのオンオフ信号の波形図、(b)は閉スイッチのオンオフ信号波形図。 同じく、駆動回路の作用を説明するための信号波形図。 同じく、駆動制御回路の動作を示すフローチャート図。
以下、開閉部材制御装置の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、自動車1のルーフパネル2には、天窓3が形成されている。その天窓3には、開閉部材としてのルーフガラス4が設けられている。ルーフガラス4は、前後方向に往復スライド移動(スライド開閉作動)可能に設けられている。そして、ルーフガラス4は、図1に破線で示す駆動モータ5の駆動に基づいて図示しない駆動伝達機構を介して開閉作動が行われる。
図2は、駆動モータ5を駆動制御してルーフガラス4を開閉移動制御する開閉部材制御装置としてのサンルーフ装置10の電気的構成を説明するための電気ブロック図を示す。サンルーフ装置10は、開スイッチSW1、閉スイッチSW2、プリセレクトスイッチSW3、駆動制御回路11を有している。
(開スイッチSW1)
開スイッチSW1は、自動復帰型のスイッチであって、操作者が操作(オン操作)している間、図3(a)に示すLベルのオン信号OS1(開信号)を生成する。また、開スイッチSW1は、操作者が操作しない状態(オフ操作)では、図3(a)に示すHベルのオフ信号OS2を生成する。
つまり、開スイッチSW1は、ルーフガラス4を通常開作動(マニュアル開作動)させる時にオン操作され、ルーフガラス4を全開方向に移動させるべく駆動モータ5に駆動電源を供給し、駆動モータ5を正転駆動させる。そして、開スイッチSW1をオフ操作させると、駆動モータ5への駆動電源が遮断され、駆動モータ5が停止され全開方向に移動中のルーフガラスが移動停止するようになっている。
なお、ルーフガラス4が全開位置まで移動したにも拘わらず開スイッチSW1がオン操作され続けられている場合には、駆動モータ5への駆動電源が遮断され駆動モータ5の駆動は停止するようになっている。
(閉スイッチSW2)
閉スイッチSW2は、同じく自動復帰型のスイッチであって、操作者が操作(オン操作)している間、図3(b)に示すLベルのオン信号CS1(閉信号)を生成する。また、閉スイッチSW2は、操作者が操作しない状態(オフ操作)では、図3(b)に示すHベルのオフ信号CS2を生成する。
つまり、閉スイッチSW2は、ルーフガラス4を通常閉作動(マニュアル閉作動)させる時にオン操作され、ルーフガラス4を全閉方向に移動させるべく駆動モータ5に駆動電源を供給し、駆動モータ5を逆転駆動させる。そして、閉スイッチSW2をオフ操作させると、駆動モータ5への駆動電源が遮断され、駆動モータ5が停止され全閉方向に移動中のルーフガラス4が移動停止するようになっている。
なお、ルーフガラス4が全閉位置まで移動したにも拘わらず閉スイッチSW2がオン操作され続けられている場合には、駆動モータ5への駆動電源が遮断され駆動モータ5の駆動は停止するようになっている。
(プリセレクトスイッチSW3)
プリセレクトスイッチSW3は、ロータリスイッチよりなり、各選択位置で保持されるように構成され、各選択位置に応じてその選択位置に相対した電圧レベルの出力電圧信号を生成する。プリセレクトスイッチSW3は、全閉位置及び全開位置を含む予め定めた複数の位置の中から適宜選択してルーフガラス4を移動配置させる場合に使用される。
(駆動制御回路11)
駆動制御回路11は、開スイッチSW1及び閉スイッチSW2からオン信号OS1,CS1及びオフ信号OS2,CS2をそれぞれ入力するとともに、プリセレクトスイッチSW3から出力電圧信号を入力する。また、駆動制御回路11は、バッテリ(図示略)に接続され、バッテリから直流電源Vddが供給されるとともに、イグニッションスイッチSW4からイグニッション信号を入力する。
駆動制御回路11は、電源供給回路12、外部信号入力回路13、クロック信号生成回路14、制御部15、モータ駆動回路16を有している。
(電源供給回路12)
電源供給回路12は、バッテリから直流電源Vddを入力し、外部信号入力回路13、クロック信号生成回路14、制御部15、駆動回路16を駆動させるための動作電源電圧をそれぞれ生成し、それら動作電源電圧を各回路13,14,16及び制御部15にそれぞれ出力する。
(外部信号入力回路13)
外部信号入力回路13は、開スイッチSW1からオン信号OS1及びオフ信号OS2を入力し、制御部15に出力する。また、外部信号入力回路13は、閉スイッチSW2からオン信号CS1及びオフ信号CS2を入力し、制御部15に出力する。さらに、外部信号入力回路13は、プリセレクトスイッチSW3から出力電圧信号を入力し、制御部15に出力する。
さらにまた、外部信号入力回路13は、イグニッションスイッチSW4が接続され、イグニッションスイッチSW4から操作に基づくイグニッション信号を入力し、制御部15に出力する。
(クロック信号生成回路14)
クロック信号生成回路14は、電源供給回路12からの動作電源を入力して制御部15の動作に必要な基準クロック信号を生成し、制御部15に出力する。
(制御部15)
制御部15は、ワンチップマイコンを有し、そのワンチップ上にはCPU21、ROM22、RAM23、SRAM24、タイマ25、各種入出力インターフェース等が形成されている。そして、制御部15(CPU21)は、ROM22に記憶されたプログラムに基づいて、駆動モータ5を駆動制御するための各種演算処理を実行する。
CPU21は、開スイッチSW1からオン信号OS1及びオフ信号OS2を、外部信号入力回路13を介して入力する。そして、CPU21は、開スイッチSW1からオン信号OS1を入力している時には、ルーフガラス4を全開方向に移動させるべく駆動モータ5を正転駆動させるための駆動信号CTをモータ駆動回路16に出力する。また、オン信号OS1を出力していた開スイッチSW1からオフ信号OS2を入力した時には、CPU21は、駆動モータ5の正転駆動を停止させるための駆動信号CTをモータ駆動回路に出力する。
同様に、CPU21は、閉スイッチSW2からオン信号CS1及びオフ信号CS2を、外部信号入力回路13を介して入力する。そして、CPU21は、閉スイッチSW2からオン信号CS1を入力している時には、ルーフガラス4を全閉方向に移動させるべく駆動モータ5を逆転駆動させるための駆動信号CTをモータ駆動回路16に出力する。また、オン信号CS1を出力していた閉スイッチSW2からオフ信号CS2を入力した時には、CPU21は、駆動モータ5の逆転駆動を停止させるための駆動信号CTをモータ駆動回路16に出力する。
また、CPU21は、プリセレクトスイッチSW3から出力電圧信号を、外部信号入力回路13を介して入力する。そして、CPU21は、出力電圧信号に基づいて操作者がプリセレクトスイッチSW3にて選択した位置にルーフガラス4を移動配置させるべく、駆動モータ5を正転又は逆転駆動させるための駆動信号CTをモータ駆動回路16に出力する。
また、駆動制御回路11の制御部15は、外部信号入力回路13を介して、自動車1に搭載された他の電子制御装置(ECU)との間でのデータの授受が行うために専用のデータ信号線Lで接続されている。このデータ信号線Lは、開スイッチSW1及び閉スイッチSW2のオン信号OS1,CS1を外部信号入力回路13に送信する信号線と隣接して配線されている。そのため、電磁波等によってオン信号OS1,CS1を外部信号入力回路13に送信する信号線とデータ信号線Lが、電磁波等によって短時間ショートする虞がある。
この短時間のショートは、開スイッチSW1及び閉スイッチSW2と外部信号入力回路13とを接続する信号線から誤ったオン信号(異常信号AS)として外部信号入力回路13に出力される。
そこで、読み出し専用のメモリであるROM22には、開スイッチSW1及び閉スイッチSW2をオン操作していないのに何らかの原因(例えば電磁波によるショート等)で短時間発生する誤ったオン信号OS1,CS1を異常信号ASと判定し、この異常信号ASにて誤動作しないためのプログラムを有している。
RAM23は、読み出し書き替え可能なメモリであって、CPU21の演算のためのデータ及び演算結果を一時記憶する。SRAM24は、不揮発性メモリであって、スイッチフィルタ時間txを記憶する記憶領域、規定時間tyを記憶する記憶領域、異常信号発生回数Nを記憶する記憶領域(カウンタ)等を有している。
スイッチフィルタ時間txは、オン操作からLレベルに立ち下がるオン信号OS1,CS1と判定に要する時間である。詳述すると、スイッチフィルタ時間txは、開スイッチSW1のオン操作に伴って発生するオン信号OS1の立ち下がりの過渡時のチャタリング等のノイズを考慮しなくてもよくなる時間が経過した後の該オン信号OS1を検出するための待機時間である。
つまり、図3(a)(b)及び図4に示すように、スイッチフィルタ時間tx経過後、モータ駆動回路16に、駆動モータ5を正転させるための駆動信号CTを出力する。
そして、このスイッチフィルタ時間txは、異常信号発生回数Nの値によって段階的に増加するように書き替えられるようになっている。つまり、スイッチフィルタ時間txは、SRAM24に予め記憶した加算時間Δtを加算させていくことによって段階的に増加さされるようになっている。
また、スイッチフィルタ時間txは、オフ操作からHレベルに立ち上がるオフ信号OS2,CS2と判定に要する時間と同じとしている。
規定時間tyは、開スイッチSW1(閉スイッチSW2の場合も同様)のオン操作から開スイッチSW1を離して行うオフ操作において、操作者が最も早い操作でオン操作からオフ操作に切り換えるのに要する時間(最短切換操作時間)である。この規定時間ty(最短切換操作時間)は、予め試験、実験、計算等で求めた時間であって、スイッチフィルタ時間txよりも長い時間である。従って、操作者が最も短かいオンオフ操作しても、開スイッチSW1から発生するLレベルのオン信号OS1は、規定時間tx以上の時間発生することになる。
異常信号発生回数Nは、開スイッチSW1(閉スイッチSW2の場合も同様)からのオン信号OS1が、その発生からスイッチフィルタ時間txを経過する前に消失した場合、そのオン信号OS1を異常信号ASとしてカウントした回数をいう。従って、異常信号発生回数Nは、異常信号ASが発生する毎に「1」ずつ加算される。また、異常信号発生回数Nは、SRAM24に予め定めた記憶した基準発生回数Nkに達するとリセットされ、再び初期値からカウントされるようになっている。
図4に示すように、異常信号ASとは、開スイッチSW1(閉スイッチSW2の場合も同様)と外部信号入力回路13との間に、配線された信号線と何らかの原因(例えば、電磁波)によってデータ信号線Lと間で短絡が起きてスイッチフィルタ時間txより長く、規定時間tyより短いオン信号をいう。この異常信号ASは、開スイッチSW1と外部信号入力回路13との間に配線された信号線に発生し開スイッチSW1をオン操作しないのに発生する誤ったオン信号OS1である。
従って、図4に示すように、開スイッチSW1(閉スイッチSW2の場合も同様)からのオン信号OS1も、スイッチフィルタ時間tx経過後に、オン信号OS1が入力されたものとして判断されることから、開スイッチSW1からのオンオフ操作に基づく信号波形は、スイッチフィルタ時間txだけタイミングを遅延させて制御部15内で信号処理される。
タイマ25は、開スイッチSW1及び閉スイッチSW2からのオン信号OS1,CS1の立下りが入力された時、クロック信号生成回路14からの基本クロック信号を入力して計時動作を開始し、スイッチフィルタ時間txや規定時間tyを計時する。
(モータ駆動回路16)
モータ駆動回路16は、駆動モータ5に対して正転駆動させるための駆動電源や逆転駆動させるための駆動電源を供給する回路である。つまり、モータ駆動回路16は、制御部15(CPU21)からの駆動信号CTに基づいて駆動モータ5への駆動電源を遮断したり、正転駆動させるための駆動電源や逆転駆動させるための駆動電源を供給したりする。
次に、上記のように構成したサンルーフ装置10の作用を制御部15(CPU21)が実行処理する図5に示すフローチャートに従って説明する。
なお、開スイッチSW1に基づくマニュアル開作動処と閉スイッチSW2に基づくマニュアル閉作動処理は、どちらのスイッチからのオン信号かを判定し駆動モータ5を正逆回転させる点が相違するだけなので、説明の便宜上、開スイッチSW1によるマニュアル開作動について説明する。
今、イグニッションスイッチSW4がオン操作されると、CPU21は開スイッチSW1のオン信号OS1を待つ(ステップS1)。開スイッチSW1からのオン信号OS1が入力さると、CPU21は、そのオン信号OS1の立下りに応答してタイマ25の計時動作を開始させる(ステップS2)。
CPU21は、タイマ25がSRAM24に記憶したスイッチフィルタ時間txを計時するのを待つ(ステップS3)。タイマ25がスイッチフィルタ時間txになると(ステップS3でYES)、CPU21は、開スイッチSW1からのオン信号OS1が有るかどうかを判断する(ステップS4)。
そして、開スイッチSW1からのオン信号OS1が有ると判断すると(ステップS4でYES)、CPU21は、正転駆動させるための駆動信号CTをモータ駆動回路16に出力して駆動モータ5を正転駆動させる(ステップS5)。これによって、ルーフガラス4は全開方向に移動を開始する。
なお、開スイッチSW1からのオン信号OS1が消失していると判断すると(ステップS4でNO)、CPU21は、ステップS11にジャンプしてイグニッションスイッチSW4がオフになっていないかどうか判断するようになっている。
次に、CPU21は、駆動モータ5を正転駆動させた後、タイマ25がオン信号OS1の発生からSRAM24に記憶した規定時間tyを計時したどうかを待つ(ステップS6)。
この時点ではいまだ規定時間tyに達していないので規定時間tyが経過していないと判断して(ステップS6でNO)、CPU21は、開スイッチSW1からのオン信号OS1が有るかどうかを判断する(ステップS7)。
そして、開スイッチSW1のオン信号OS1がある場合には(ステップS7でYES)、CPU21は、ステップS5に移り駆動モータ5の正転駆動を続ける。
つまり、ステップS6とステップS7とで、規定時間tyに達するまで開スイッチSW1からオン信号OS1ときには、CPU21は駆動モータ5を駆動し続けるようになっている。
やがて、規定時間tyが経過すると(ステップS6でYES)、CPU21は再びCPU21は、開スイッチSW1からのオン信号OS1が有るかどうかを判断する(ステップS8)。そして、開スイッチSW1のオン信号OS1がある場合には(ステップS8でYES)、CPU21は、ステップS5に移り駆動モータ5の正転駆動を続ける。つまり、CPU21は、以後、開スイッチSW1がオフ操作(オン信号OS1が消失)されるまで駆動モータ5を正転駆動させ、ルーフガラス4を全開方向へ移動させることになる。
やがて、オン信号OS1が消失すると(ステップS8でNO)、CPU21は、オン信号OS1の消失からSRAM24に記憶されているスイッチフィルタ時間txまで待機した後(ステップS9)、駆動モータ5の駆動電源を遮断させるための駆動信号CTをモータ駆動回路16に出力して駆動モータ5を停止させる(ステップS10)。これによって、ルーフガラス4は移動停止する。また、この時、CPU21は、タイマ25をリセットする。
駆動モータ5を駆動停止させた後、CPU21は、イグニッションスイッチSW4がオフになっていないかどうか判断する(ステップS11)。そして、イグニッションスイッチSW4がオフでない場合は(ステップS11でNO)、CPU21は、ステップS1に戻り、次の開スイッチSW1からのオン信号OS1を待つ。反対に、イグニッションスイッチSW4がオフの場合は(ステップS11でYES)、CPU21は、このルーフガラス4のマニュアル開作動処理は終了する。
ところで、前記ステップS7において、開スイッチSW1のオン信号OS1があってから規定時間tyが経過する前に、開スイッチSW1からのオン信号OS1が消失する場合がある。つまり、異常信号ASが出力された場合である。
このような場合、CPU21は、前記ステップS7において、規定時間tyが経過する前に、開スイッチSW1のオン信号OS1が消失したと判断する(ステップS7でNO)。そして、CPU21は、オン信号OS1の消失からSRAM24に記憶したスイッチフィルタ時間txまで待った後(ステップS12)、駆動モータ5の駆動電源を遮断させ、駆動モータ5を停止させる(ステップS13)。これによって、ルーフガラス4は移動停止する。なお、この時、CPU21は、タイマ25をリセットする。
次に、CPU21は、SRAM24に設けたカウンタ、即ち異常信号発生回数Nを「1」加算した後(ステップS14)、その加算した異常信号発生回数Nが予め定めた基準発生回数Nkに以上かどうか判定する(ステップS15)。
そして、異常信号発生回数Nが基準発生回数Nk以上に達していない判断すると(ステップS15でNO)、CPU21は、イグニッションスイッチSW4がオフになっていないかどうか判断しオフでない場合は(ステップS11でNO)、ステップS1に戻り、次の開スイッチSW1からのオン信号OS1を待つ。
一方、異常信号発生回数Nが基準発生回数Nk以上に達したと判断すると(ステップS15でYES)、CPU21は、SRAM24に記憶したスイッチフィルタ時間txに予め定めた加算時間Δtを加算しその新たなスイッチフィルタ時間tx(=tx+Δt)をSRAM24に更新するとともに、異常信号発生回数Nをリセットする(ステップS16)。
続いて、CPU21は、ステップS11に移り、イグニッションスイッチSW4がオフになっていないかどうか判断し、オフでない場合は(ステップS11でNO)、ステップS1に戻り、次の新たな開スイッチSW1からのオン信号OS1を待つ。
従って、以後、CPU21は、ステップS3、ステップS9、ステップS12においてこの更新されたスイッチフィルタ時間txが使われて演算処理が行われることになる。また、異常信号発生回数Nのカウントも新たに始めから行われることになる。
つまり、異常信号発生回数Nのリセット回数が増加すればするほど更新されるスイッチフィルタ時間txが長くなる。スイッチフィルタ時間txが長くなると、ステップS3、ステップS4におけるオン信号OS1の判定開始のタイミング時間が遅くなり、そのタイミング時間に達した時には、異常信号ASはすでに消失する。これによって、CPU21は、ステップS4においてオン信号OS1はないと判断、即ち、異常信号ASは実質的に無効化された状態となってステップS1に戻ってしまうことから、この異常信号ASによって駆動モータ5を駆動させることはない。
換言すれば、開スイッチSW1をオン操作していないのに何らかの原因で、スイッチフィルタ時間txより長く、規定時間tyより短い異常信号ASが誤ったオン信号OS1として発生した時、その異常信号ASがカウントされる。そして、異常信号ASの発生回数が多くなるのに相対してスイッチフィルタ時間txを長くし、規定時間tyより短い異常信号ASの検出を非検出状態にする。
その結果、開スイッチSW1をオン操作していないのにスイッチフィルタ時間txより長く、規定時間tyより短い異常信号ASが誤ったオン信号OS1として発生した場合、駆動モータ5の駆動を制限でき、ルーフガラス4が異常信号ASによって移動することはなくなる。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、開スイッチSW1をオン操作しないのにスイッチフィルタ時間txより長く、規定時間tyより短い異常信号ASが予め定めた回数発生した場合、スイッチフィルタ時間txより長くして異常信号ASを検出できないようにして駆動モータ5の駆動を制限した。従って、ルーフガラス4が異常信号ASによって移動することを防止できる。
(2)本実施形態によれば、異常信号ASが予め定めた基準発生回数Nk発生する毎に、スイッチフィルタ時間txを段階的に長くして、過渡時に発生するノイズと同様に、異常信号ASを検出できないようにしたので、正常に開スイッチSW1がオン操作された場合、直ちに駆動モータ5が駆動されてルーフガラス4を移動させることできる。
(3)本実施形態によれば、スイッチフィルタ時間tx、異常信号発生回数Nは、SRAM24に記憶したので消去されない。従って、過去のデータが継続して異常検出処理に使用でき、異常検出の信頼性及び精度を高めることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、異常信号ASの発生に基づいてスイッチフィルタ時間txを長くして異常信号ASの検出をできないようにしたがこれにあわせて報知装置を設けて操作者に異常信号ASが発生したことを知らせるようにしてもよい。この場合、例えば、異常信号ASの発生回数を表示したり、異常信号ASがカウントされる毎にライトや音で知らせたりする報知装置が考えられる。これによって、操作者は、より早く異常信号ASの発生を知ることができる。
○上記実施形態では、ステップS15、S16において、異常信号発生回数Nが基準発生回数Nkに達する毎に、その異常発生回数Nをリセットしてスイッチフィルタ時間txを段階的に増加させるようにしたが、加算時間Δtを適宜変更してもよい。例えば、加算時間Δtを大きな値にしてリセットを1度だけにしたり、回数の頻度を減らすように実施してもよい。
また、基準発生回数Nkの値を適宜変更して実施してもよい。例えば、異常信号ASが1つ発生する毎に、スイッチフィルタ時間txを増加させるようにして実施してもよい。
さらに、ステップS15、S16を省略し、異常信号発生回数Nが基準発生回数Nkに達した時(ステップS15でYES)、以後開スイッチSW1が正常にオン操作されても駆動モータ5を駆動させないように実施してもよい。
○上記実施形態では、スイッチフィルタ時間txは、規定時間tyまで増加されるが、規定時間tyより短い時間であって予め定めた時間まで増加したらそれ以上スイッチフィルタ時間txを増加させないように実施してもよい。
○上記実施形態では、開閉部材をルーフガラス4としたサンルーフ装置10に実施したが、開閉部材をウインドガラスとしたパワーウインド装置や、開閉部材をスライドドアとしたスライドドア装置等、その他の装置に実施してもよい。
1…自動車、2…ルーフパネル、3…天窓、4…ルーフガラス、5…駆動モータ、10…サンルーフ装置、11…駆動制御回路、12…電源供給回路、13…外部信号入力回路、14…クロック信号生成回路、15…制御部、16…モータ駆動回路、21…CPU(制御回路、判定部、制御部)、22…ROM、23…RAM、24…SRAM、25…タイマ、SW1…開スイッチ、SW2…閉スイッチ、SW3…プリセレクトスイッチ、SW4…イグニッションスイッチ、L…データ信号線、Vdd…直流電源、tx…スイッチフィルタ時間、Δt…加算時間、ty…規定時間、N…異常信号発生回数、Nk…基準発生回数、OS1,CS1…オン信号、OS2,CS2…オフ信号、AS…異常信号、CT…駆動信号。

Claims (3)

  1. 開閉部材を開閉移動させる駆動モータと、
    開閉部材の開閉を指令する開スイッチ及び閉スイッチと、
    前記開スイッチのオン操作に基づいて発生するオン信号を入力し、そのオン操作に伴って発生するオン信号の過渡時に発生するノイズを考慮しなくてもよくなるスイッチフィルタ時間経過後の前記オン信号に基づいて前記開閉部材を全開方向に移動させるために前記駆動モータを正転駆させ、前記閉スイッチのオン操作に基づいて発生するオン信号を入力し、そのオン操作に伴って発生するオン信号の過渡時に発生するノイズを考慮しなくてもよくなるスイッチフィルタ時間経過後の前記オン信号に基づいて前記開閉部材を全閉方向に移動させるために前記駆動モータを逆転駆させる制御回路と
    を備えた開閉部材制御装置であって、
    前記制御回路は、
    前記オン信号が、前記スイッチフィルタ時間と操作者の操作でオン操作からオフ操作に切り換えるのに要する予め定めた規定時間の間で消失する時、該オン信号を異常信号として判定する判定部と、
    前記判定部の前記異常信号の判定に基づいて前記駆動モータの駆動を制限する制御部とを備えており、
    前記制御部は、前記異常信号の発生回数に応じて前記スイッチフィルタ時間を増加して前記規定時間に近づけるようにしたことを特徴とする開閉部材制御装置。
  2. 請求項に記載の開閉部材制御装置において、
    前記制御部は、前記異常信号の発生回数が予め定めた発生回数に達する毎に、前記スイッチフィルタ時間を段階的に増加して前記規定時間に近づけるようにしたことを特徴とする開閉部材制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の開閉部材制御装置において、
    制御部は、前記異常信号の発生回数が、予め定めた回数に達したとき駆動モータを停止させることを特徴とする開閉部材制御装置。
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